JP5570332B2 - 旋回作業機械及び旋回作業機械の制御方法 - Google Patents

旋回作業機械及び旋回作業機械の制御方法 Download PDF

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本発明は、基体に対して旋回するアタッチメントを有する旋回作業機械、及びその制御方法に関する。
走行体(基体)に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントを有する旋回作業機械において、進入禁止領域に進入物が進入したことを検出すると、旋回動作を強制的に停止させる制御が行われる。進入物の種別、例えば特定の作業を行う作業者、一般作業者等によって、進入禁止領域を可変にする技術が提案されている。
特開2003−105807号公報
旋回作業機械の現時点の動作によって、アタッチメントが接触する可能性の高い範囲が異なる。例えば、速い旋回速度で旋回している場合には、停止動作開始後に、アタッチメントが接触する可能性の高い範囲が広く、静止している場合には、アタッチメントが接触する可能性の高い範囲は狭い。このため、現時点の動作に依らず、進入禁止領域の大きさを一律に決定すると、アタッチメントが接触する可能性が低い場合にも、旋回動作が停止する場合がある。逆に、アタッチメントが接触する可能性が高い場合に、旋回動作が停止しない場合もある。
本発明の目的は、アタッチメントが接触する可能性の高さに応じて、適切な制御を行うことが可能な旋回作業機械、及び旋回作業機械の制御方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
基体に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントと、
前記アタッチメントを旋回させる旋回機構と、
前記旋回機構を制御する制御装置と、
作業領域内へ進入した進入物の位置を検出する進入物検出装置と
を有し、
前記制御装置は、前記アタッチメントの現時点の角速度前記アタッチメントの現時点の慣性モーメント及び前記進入物検出装置で検出された進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する旋回作業機械が提供される。
本発明の他の観点によると、
旋回可能なアタッチメントを有する旋回作業機械の作業範囲内へ進入した進入物の位置を検出する工程と、
前記アタッチメントの現時点の角速度前記アタッチメントの現時点の慣性モーメント及び前記進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程と
を有する旋回作業機械の制御方法が提供される。
アタッチメントの旋回動作の制御に、第1の物理量を参酌することにより、アタッチメントが接触する可能性の高さに応じた制御が可能になる。
実施例による旋回作業機械の側面図である。 (2A)は、実施例による旋回作業機械、作業者、ダンプトラックの平面配置を示す平面図であり、(2B)は監視領域を示す斜視図である。 実施例による旋回作業機械、作業者、ダンプトラックの高さ方向及び横方向の位置関係を示す概略図である。 実施例による旋回作業機械のブロック図である。 アタッチメントの模式図である。 実施例による旋回作業機械及び監視領域の平面図である。 (7A)は、角速度と監視角度上限値との関係を示すグラフであり、(7B)は、アタッチメント長と監視角度上限値との関係を示すグラフである。 実施例による旋回作業機械及び監視領域の平面図である。 実施例による旋回作業機械及び監視領域の平面図である。 (9A)は、角速度の時刻暦を示すグラフであり、(9B)は、監視角度上限の時刻暦を示すグラフである。 実施例による旋回作業機械及び監視領域の平面図である。 実施例による制御方法のフローチャートである。
図1に、実施例による掘削機(旋回作業機械)の側面図を示す。下部走行体(基体)1に、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載されている。旋回機構2は、電動機(モータ)を含み、上部旋回体3を時計回り、または反時計周りに旋回させる。上部旋回体3に、ブーム4が取り付けられている。ブーム4は、油圧駆動されるブームシリンダ7により、上部旋回体3に対して上下方向に揺動する。ブーム4の先端に、アーム5が取り付けられている。アーム5は、油圧駆動されるアームシリンダ8により、ブーム4に対して前後方向に揺動する。アーム5の先端にバケット6が取り付けられている。バケット6は、油圧駆動されるバケットシリンダ9により、アーム5に対して揺動する。上部旋回体3には、さらに運転者を収容するキャビン10が搭載されている。本明細書において、ブーム4、アーム5、及びバケット6をまとめて「アタッチメント」15ということとする。
図2Aに、実施例による旋回作業機械、及びその周囲の作業者、ダンプトラックの平面配置図を示す。基体1に上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3は、旋回中心11を中心として、基体1に対して旋回する。上部旋回体3にアタッチメント15が取り付けられている。アタッチメント15は、上部旋回体3と共に、旋回中心11を中心として旋回する。
旋回角センサ16が、基体1に対する上部旋回体3の、基準方位からの旋回角度を検出する。例えば、基体1の走行方向の前方を基準方位とする。旋回角度αtは、基準方位と、旋回中心11からアタッチメント15が延びる方位とのなす角度で定義される。
基体1を基準水平面の上に載置したときに、基準水平面内において、旋回中心11からアタッチメント15の先端を向く方位をx軸、それに直交する方位をy軸、旋回中心11をz軸とするxyz直交座標系を定義する。図2Aでは、xyz直交座標として左手系を採用している。
旋回中心11(z軸)を中心とする扇形によって監視領域18が画定される。監視領域18は、平面視において、アタッチメント15の中心線に関して線対称である。監視領域18の中心角の1/2を、「監視角度上限値」αdということとする。
旋回中心11(z軸)からアタッチメント15の先端までの距離Rは、ブーム4、アーム5、バケット6を揺動させることにより変動する。ここで、距離Rは、基準水平面(xy面)への投影長さを意味する。この距離Rを、「アタッチメント長」ということとする。監視領域18の半径は、アタッチメント長Rと等しい。
上部旋回体3に、複数、例えば4個の進入物検出装置25が取り付けられている。作業者20のヘルメット、ダンプトラック21等に、発信器26が取り付けられている。例えば、ダンプトラック21が作業現場内に進入する際に、入り口で、ダンプトラック21の所定の場所に発信器26が取り付けられる。作業現場から退出する際に、発信器26がダンプトラック21から取り外される。一例として、ダンプトラック21の荷台の最も後方、かつ旋回作業機械側の角に、発信器26が取り付けられる。なお、ダンプトラック21に複数の発信器26を取り付けてもよい。
発信器26には、例えば全方位マーカ発光器が用いられる。進入物検出装置25には、例えば、発信器26の画像を取得するCCDカメラが用いられる。複数の進入物検出装置25で1つの発信器26を撮像することにより、発信器26の位置を算出することができる。進入物検出装置25は上部旋回体3に取り付けられているため、算出された発信器26の位置は、上部旋回体3に対する相対的な位置として検出される。
図2Bに、監視領域18及び進入物26の3次元斜視図を示す。監視領域18は、扇形の底面を有する直柱体である。監視領域18の高さは、アタッチメント15の最高到達高さH2と等しい。扇形の半径は、アタッチメント長Rと等しい。発信器26の位置は、x軸を基準とした方位角αa、z軸からの距離r、及びxy面からの高さhで表される。
図3に、アタッチメント15、作業者20、及びダンプトラック21の高さ方向及び横方向の位置関係を示す。作業者20が装着するヘルメットに発信器26が取り付けられている。ダンプトラック21の荷台の最も高い位置に発信器26が取り付けられている。
ブーム4が、y軸に平行な揺動中心12を中心として、上下に揺動する。ブーム4の先端にアーム5が取り付けられており、アーム5の先端にバケット6が取り付けられている。ブーム4の基部、ブーム4とアーム5との接続部、及びアーム5とバケット6との接続部に、それぞれ上下角センサ17A、17B、17Cが取り付けられている。上下角センサ17Aは、ブーム4の長手方向と、基準水平面(xy面)とのなす角度β1を測定する。上下角センサ17Bは、ブーム4の長手方向とアーム5の長手方向とのなす角度δ1を測定する。上下角センサ17Cは、アーム5の長手方向とバケット6の長手方向とのなす角度δ2を測定する。ここで、ブーム4の長手方向とは、揺動中心12に垂直な面内(zx面内)において、揺動中心12、及びブーム4とアーム5との接続部を通過する直線の方向を意味する。アーム5の長手方向とは、zx面内において、ブーム4とアーム5との接続部、及びアーム5とバケット6との接続部を通過する直線の方向を意味する。バケット6の長手方向とは、zx面内において、アーム5とバケット6との接続部、及びバケット6の先端を通過する直線の方向を意味する。
揺動中心12は、旋回中心11(z軸)から外れた位置に配置されている。なお、旋回中心11と揺動中心12とが交差するような構造としてもよい。
図4に、旋回作業機械のブロック図を示す。進入物検出装置25が、発信器26を撮像する。進入物検出装置25で撮像された画像データ、旋回角センサ16の測定結果、及び上下角センサ17の測定結果が、制御装置30に入力される。制御装置30は、進入物種類識別ブロック30A、進入物位置演算ブロック30B、角速度演算ブロック30C、バケット高さ演算ブロック30D、アタッチメント長演算ブロック30E、監視領域決定ブロック30F、及び判定ブロック30Gを含む。これらの各ブロックの機能は、コンピュータプログラムで実現される。
進入物種類識別ブロック30Aは、進入物検出装置25から入力された画像データを分析することにより、進入物の種類を特定する。例えば、作業者に取り付けられる発信器26からの光と、ダンプトラックに取り付けられる発信器26からの光の色が異なる。発信器26の画像の色を識別することにより、作業者かダンプトラックかを識別することができる。
進入物位置演算ブロック30Bは、進入物検出装置25から入力された画像データを分析することにより、進入物の位置を算出する。具体的には、図2Bに示した発信器26の座標(αa、r、h)を算出する。
角速度演算ブロック30Cは、旋回角センサ16から入力された旋回角の変動に基づいて、アタッチメント15の角速度ωを算出する。
バケット高さ演算ブロック30Dは、上下角センサ17から入力された測定結果に基づいて、バケット6の先端の高さHbを算出する。アタッチメント長演算ブロック30Eは、上下角センサ17から入力された測定結果に基づいて、アタッチメント長Rを計算する。
図5を参照して、バケット高さHb及びアタッチメント長Rの計算方法について説明する。ブーム4、アーム5、及びバケット6の長さを、それぞれL1、L2、L3とする。基準水平面(xy面)と、ブーム4の長手方向とのなす角度β1が、上下角センサ17A(図3)により測定される。ブーム4とアーム5とのなす角度δ1(図3)、及びアーム5とバケット6とのなす角度δ2(図3)が、それぞれ上下角センサ17B、17Cにより測定される。xy面から揺動中心12までの高さH0は、予め求められている。また、旋回中心11(z軸)から揺動中心12までの距離L0も予め求められている。
角度β1及び角度δ1から、xy面とアーム5の長手方向とのなす角度β2を計算することができる。角度β1、角度δ1、δ2から、xy面とバケット6の長手方向とのなす角度β3を計算することができる。バケット高さHb、及びアタッチメント長Rは、以下の式により計算することができる。
上述のように、上下角センサ17A、17B、17Cで測定された物理量に基づいて、アタッチメント長R、及びバケット高さHbを求めることができる。バケット高さHbは、xy面を高さの基準としたときの、アタッチメント15の先端の高さに相当する。上下角センサ17A、17B、17Cで測定される角度は、アタッチメント15の先端の高さに関わる物理量(第2の物理量)であるといえる。
監視領域決定ブロック30Fは、角速度演算ブロック30Cで求められたアタッチメント15の角速度ω、バケット高さ演算ブロック30Dで求められたバケット高さHb、及びアタッチメント長計算ブロック30Eで求められたアタッチメント長Rに基づいて、監視領域18の大きさを決定する。図2A及び図2Bに示したように、監視領域18は、アタッチメント長R、アタッチメント15の最高到達高さH2、及び監視角度上限値αdに基づいて定義することができる。アタッチメント長Rは、既に求められている。最高到達高さH2は、作業機械固有の値であり、予め求められている。以下、図6、図7A、図7Bを参照して、監視角度上限値αdの求め方について説明する。
図6に示すように、現時点のアタッチメント15の角速度がωであり、アタッチメント長がRであるとする。実施例においては、監視角度上限値αdは、角速度ω及びアタッチメント長Rに依存して変化する。旋回を停止させるためのブレーキを作動させた時点から、アタッチメント15が停止するまでに旋回する角度(制動角度)は、アタッチメント15の角速度ωに依存する。角速度ωが大きくなると、制動角度が大きくなるため、監視角度上限値αdを大きく設定しておくことが好ましい。逆に、角速度ωが小さい場合には、監視角度上限値αdを小さくしてもよい。
制動角度は、アタッチメント15の慣性モーメントにも依存する。慣性モーメントは、アタッチメント長Rに依存し、アタッチメント長Rが長くなるに従って、慣性モーメントが大きくなる。すなわち、アタッチメント長Rは、アタッチメントの慣性モーメントに関わる物理量(第1の物理量)である。従って、アタッチメント長Rが長い場合には、監視角度上限値αdを大きく設定しておくことが好ましい。逆に、アタッチメント長Rが短い場合には、監視角度上限値αdを小さくしてもよい。
図7Aに、角速度ωと監視角度上限値αdとの関係を、アタッチメント長Rをパラメータとして示す。図7Bに、アタッチメント長Rと監視角度上限値αdとの関係を、角速度ωをパラメータとして示す。アタッチメント長Rが一定の場合、角速度ωが大きくなるに従って、監視角度上限値αdが大きくなるように設定される。角速度ωが一定の場合には、アタッチメント長Rが長くなるに従って、監視角度上限値αdが大きくなるように設定される。
角速度ω、アタッチメント長R、及び監視角度上限値αdの関係は、予め決定されており、監視領域決定ブロック30Fに記憶されている。これらの関係は、テーブル形式で記憶しておいてもよいし、関数形式で記憶しておいてもよい。テーブル形式で記憶されている場合には、適当な補間演算を行うことにより、角速度ωとアタッチメント長Rとから、監視角度上限値αdを求めることができる。関数形式で記憶されている場合には、角速度ωとアタッチメント長Rとから、直接、監視角度上限値αdを計算することができる。
図8A〜図9Bを参照して、アタッチメント15が旋回を開始した時点から、停止する時点までの監視角度上限値αdの変動の一例について説明する。
図9Aに、経過時間と角速度ωとの関係を示す。時刻t0で旋回動作が開始され、徐々に角速度ωが上昇する。時刻t1において角速度がω1になり、時刻t2において最大角速度ω2まで到達する。その後は、角速度ωが遅くなり、時刻t3において停止する。
図9Bに、経過時間と監視角度上限値αdとの関係を示す。時刻t0及びt3のとき、すなわち角速度ωが0のとき、監視角度上限値αdはαd0である。時刻t1及び時刻t2のときの監視角度上限値αdは、それぞれαd1、αd2である。これらの監視角度上限値の大小関係は、αd0<αd1<αd2となる。
図8A、図8B、図8C、図8Dに、それぞれ時刻t0、t1、t2、t3の時の旋回作業機械及び監視領域18の平面図を示す。角速度ωが速くなるに従って、監視領域18の中心角が大きくなる。
図10A及び図10Bに、それぞれアタッチメント長RがR8及びR9(R8<R9)のときの監視領域18を示す。アタッチメント長RがR8からR9まで長くなると、監視領域18の扇形の半径もR8からR9まで長くなる。さらに、監視領域18の中心角の半分(監視角度上限値)も、αd8からαd9まで大きくなる。
図4に戻って説明を続ける。判定ブロック30Gは、進入物種類識別ブロック30Aで決定された進入物の種類、進入物位置演算ブロック30Bで決定された進入物の位置、監視領域決定ブロック30Fで決定された監視領域18の大きさに基づいて、接触の可能性が高い状態か否かを判定する。判定方法については、後に、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
接触の可能性が高い状態であると判定された場合には、第1の制御を行い、接触の可能性が低いと判定された場合には、第2の制御を行う。例えば、第1の制御では、旋回機構2に対して、旋回動作の停止を指令する。旋回機構2は、例えばインバータ2Aと電動機2Bとを含む。旋回動作の停止は、インバータ2Aに送信される制御信号により指令される。さらに、警報発出装置28から、警報音や光等の警報を発出する。第2の制御では、アタッチメント15の旋回動作を継続する。
図11に、実施例による旋回作業機械の制御方法のフローチャートを示す。旋回作業機械の運転が開始されると、ステップS1において、進入物が作業域内に進入したか否かを判定する。この判定処理は、判定ブロック30G(図4)で行われる。例えば、図2Bに示した進入物26までの距離rが、アタッチメント長Rの最大値よりも短い場合に、進入物が作業域内に進入したと判定される。作業域内に進入物が進入していない場合には、ステップS1に戻る。
進入物が作業域内に進入していると判定された場合には、ステップS2において、アタッチメント15の延びる方位(x軸)と、進入物の位置を示す方位とのなす角度(角度間隔)を求める。具体的には、図2Bに示した進入物26の位置を示す方位角αaが、角度間隔となる。角度間隔の算出は、判定ブロック30G(図4)で行われる。
ステップS3において、アタッチメント長Rと角速度ωとに基づいて、監視領域18の大きさを決定する。このように、アタッチメント長R及び角速度ωは、監視領域18の大きさを決定するための基礎となる物理量(第1の物理量)として利用される。監視領域18の大きさの決定は、監視領域決定ブロック30F(図4)で行われる。監視領域18の大きさは、監視角度上限値αd及び半径R(図2B)により特定される。
ステップS4において、少なくとも1つの進入物が監視領域18内に進入しているか否かを判定する。この判定、及び以降のステップS5〜S7は、判定ブロック30G(図4)で行われる。具体的には、x軸と進入物との角度間隔(進入物の位置を示す方位角αa)が、監視角度上限値αd以下であり、かつ進入物までの距離rが、アタッチメント長R以下である場合に、進入物が監視領域18内に進入していると判定される。
ステップS5において、進入物がダンプトラックのみであるか否かを判定する。進入物がダンプトラックのみである場合、ステップS6において、バケット高さHbとダンプトラックの高さとを比較する。バケット高さHbがダンプトラックの高さよりも高い場合、ステップS1に戻る。この場合、接触の可能性は低いため、旋回動作を停止させる必要はない。例えば、旋回動作を継続させ、バケット6をダンプトラックの荷台の上方に移動させて、バケット6の保持物をダンプトラックに移し換える作業が行われる。
バケット高さHbがダンプトラックの高さ以下である場合、及びステップS5で進入物がダンプトラックのみではないと判定された場合、ステップS7を実行する。ステップS7においては、アタッチメント15の旋回動作を停止させる。これにより、アタッチメントと進入物との接触を回避することができる。
実施例による方法では、アタッチメント15の角速度ωが速い場合、及び慣性モーメントが大きい場合には、監視領域18が広く設定される。このため、十分な余裕を持って接触を回避することができる。逆に、アタッチメント15の角速度ωが遅い場合、及び慣性モーメントが小さい場合には、監視領域18が狭く設定される。このため、接触の可能性が低い場合の不必要な作業停止を回避することができる。これにより、作業能率の低下を防止できる。
上記実施例では、アタッチメント15の角速度ωと、慣性モーメントに関わるアタッチメント長との両方に基づいて、監視領域18の大きさを変化させた。実際の制御では、いずれか一方、すなわちアタッチメントの角速度及びアタッチメントの慣性モーメントの少なくとも一方に関わる物理量(第1の物理量)に基づいて、監視領域18の大きさを変化させてもよい。
上記実施例では、アタッチメント15の旋回中心からアタッチメント15の先端を向く方位をx軸としたが、xyz直交座標系として他の座標系を用いてもよい。例えば、下部走行体1(図1、図2A)の前方方位をx軸と定義してもよい。進入物検出装置25が下部走行体1に取り付けられている場合に、この座標系が便利である。また、地球基準座標系(経度及び緯度)を用いて、x軸及びy軸を定義してもよい。例えば、北向きをx軸と定義してもよい。進入物の位置をGPSで測定する場合に、この座標系が便利である。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
1 走行体(基体)
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
11 旋回中心
12 揺動中心
15 アタッチメント
16 旋回角センサ
17 上下角センサ
18 監視領域
20 作業者
21 ダンプトラック
25 進入物検出装置(カメラ)
26 送信器(マーカ発光器)
28 警報発出装置

Claims (14)

  1. 基体に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントと、
    前記アタッチメントを旋回させる旋回機構と、
    前記旋回機構を制御する制御装置と、
    作業領域内へ進入した進入物の位置を検出する進入物検出装置と
    を有し、
    前記制御装置は、前記アタッチメントの現時点の角速度前記アタッチメントの現時点の慣性モーメント及び前記進入物検出装置で検出された進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する旋回作業機械。
  2. 基体に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントと、
    前記アタッチメントを旋回させる旋回機構と、
    前記旋回機構を制御する制御装置と、
    作業領域内へ進入した進入物の位置を検出する進入物検出装置と
    を有し、
    前記制御装置は、前記アタッチメントの現時点の角速度、及び前記アタッチメントの現時点の慣性モーメントに基づいて、平面視において前記アタッチメントの中心線に関して線対称の監視領域の中心角を変更する旋回作業機械。
  3. 前記制御装置は、
    前記アタッチメントの現時点の角速度、前記アタッチメントの現時点の慣性モーメント、及び前記進入物検出装置で検出された進入物の位置に基づいて、接触の可能性が高いか否かの判定を行い、接触の可能性が高いと判定された場合には、第1の制御を行い、接触の可能性が低いと判定された場合には、前記第1の制御とは異なる第2の制御を行う請求項1または2に記載の旋回作業機械。
  4. 前記制御装置は、
    監視角度の上限値と、前記アタッチメントの現時点の角速度及び前記アタッチメントの
    現時点の慣性モーメントとの関係を記憶しており、
    前記アタッチメントの旋回中心を基点とした前記アタッチメントの現時点の方位と、前記進入物検出装置で検出された進入物の方位とのなす角度である角度間隔と、前記監視角度の上限値とを比較し、前記角度間隔が前記監視角度の上限値よりも小さい場合には、前記アタッチメントの旋回を停止させる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の旋回作業機械。
  5. 前記制御装置は、さらに、前記アタッチメントの先端の高さに基づいて前記アタッチメントの旋回動作を制御する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の旋回作業機械。
  6. 前記制御装置は、さらに、前記侵入物検出装置で検出された侵入物の種類に応じて前記アタッチメントの旋回動作を制御する請求項5に記載の旋回作業機械。
  7. 基体に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントと、
    前記アタッチメントを旋回させる旋回機構と、
    前記旋回機構を制御する制御装置と、
    作業領域内へ進入した進入物の位置を検出する進入物検出装置と、
    前記アタッチメントの先端の高さに関わる第2の物理量を測定するセンサと
    を有し、
    前記制御装置は、前記アタッチメントの現時点の角速度及び前記アタッチメントの現時点の慣性モーメントの少なくとも一方に関わる第1の物理量、及び前記進入物検出装置で検出された進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御し、
    前記制御装置は、さらに、
    監視角度の上限値と、前記第1の物理量との関係を記憶しており、
    前記アタッチメントの旋回中心を基点とした前記アタッチメントの現時点の方位と、前記進入物検出装置で検出された進入物の方位とのなす角度である角度間隔と、前記監視角度の上限値とを比較し、前記角度間隔が前記監視角度の上限値よりも小さい場合には、前記アタッチメントの旋回を停止させ、
    前記進入物検出装置は、検出された進入物が、ダンプトラックか、その他の進入物かを識別して検出し、
    前記制御装置は、さらに、
    前記進入物検出装置で検出された進入物がダンプトラックのみであり、かつ前記アタッチメントの先端の高さが、検出されたダンプトラックの高さよりも高い場合には、前記角度間隔が前記監視角度の上限値以下であっても、前記アタッチメントの旋回を許容する旋回作業機械。
  8. 旋回可能なアタッチメントを有する旋回作業機械の作業範囲内へ進入した進入物の位置を検出する工程と、
    前記アタッチメントの現時点の角速度前記アタッチメントの現時点の慣性モーメント及び前記進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程と
    を有する旋回作業機械の制御方法。
  9. 旋回可能なアタッチメントを有する旋回作業機械の作業範囲内へ進入した進入物の位置を検出する工程と、
    前記アタッチメントの現時点の角速度、前記アタッチメントの現時点の慣性モーメント、及び前記進入物の位置に基づいて、平面視において前記アタッチメントの中心線に関して線対称の監視領域の中心角を変更する工程と
    を有する旋回作業機械の制御方法。
  10. 前記進入物の位置を検出する工程において、旋回中心を基点とした前記アタッチメント
    の現時点の方位と、検出された進入物の方位とのなす角度を、角度間隔として求め、
    前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程が、
    前記アタッチメントの現時点の角速度、及び前記アタッチメントの現時点の慣性モーメントに基づいて、監視角度の上限値を決定する工程と、
    前記角度間隔と、前記監視角度の上限値とを比較する工程と、
    前記角度間隔と前記監視角度の上限値との比較結果に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程と
    を含む請求項に記載の旋回作業機械の制御方法。
  11. 前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程において、
    前記角度間隔が前記監視角度の上限値以下である場合に、前記アタッチメントの旋回動作を停止させる請求項10に記載の旋回作業機械の制御方法。
  12. 旋回可能なアタッチメントを有する旋回作業機械の作業範囲内へ進入した進入物の位置を検出する工程と、
    前記アタッチメントの現時点の角速度及び前記アタッチメントの現時点の慣性モーメントの少なくとも一方に関わる第1の物理量、及び前記進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程と
    を有し、
    前記進入物の位置を検出する工程において、旋回中心を基点とした前記アタッチメントの現時点の方位と、検出された進入物の方位とのなす角度を、角度間隔として求め、
    前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程が、
    前記第1の物理量に基づいて、監視角度の上限値を決定する工程と、
    前記角度間隔と、前記監視角度の上限値とを比較する工程と、
    前記角度間隔と前記監視角度の上限値との比較結果に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程と
    を含み、
    前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程において、
    前記角度間隔が前記監視角度の上限値以下である場合に、前記アタッチメントの旋回動作を停止させ、
    前記アタッチメントの旋回動作を制御する工程が、さらに、
    前記作業範囲内へ進入した進入物がダンプトラックのみか否かの判定を行う工程と、
    前記アタッチメントの先端の高さを検出する工程と、
    前記アタッチメントの先端の高さが、検出されたダンプトラックの高さよりも高く、かつ前記進入物がダンプトラックのみである場合には、前記角度間隔が前記監視角度の上限値以下であっても、前記アタッチメントの旋回動作を許容する旋回作業機械の制御方法。
  13. 基体に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントと、
    前記アタッチメントを旋回させる旋回機構と、
    前記旋回機構を制御する制御装置と、
    作業領域内へ進入した進入物の位置を検出する進入物検出装置と
    を有し、
    前記制御装置は、前記アタッチメントの現時点の角速度、前記アタッチメントの先端の高さ、及び前記進入物検出装置で検出された進入物の位置に基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する旋回作業機械。
  14. 基体に対して旋回可能に取り付けられたアタッチメントと、
    前記アタッチメントを旋回させる旋回機構と、
    前記旋回機構を制御する制御装置と、
    作業領域内へ進入した進入物の位置を検出する進入物検出装置と
    を有し、
    前記制御装置は、前記アタッチメントの現時点の角速度、及び前記進入物検出装置で検出された進入物の位置と種類とに基づいて、前記アタッチメントの旋回動作を制御する旋回作業機械。
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