JP5570237B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G15/0882Sealing of developer cartridges by a peelable sealing film

Description

本発明は、カートリッジが着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための画像形成装置に関する。
ここで、画像形成装置には、例えば、電子写真方式・静電記録方式・磁気記録方式等の複写機・プリンター(例えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、ファクシミリ装置等が含まれる。像担持体は、現像剤で現像される潜像(静電潜像・電位潜像・抵抗潜像・磁気潜像等)が形成される部材である。例えば、電子写真プロセスにおける電子写真感光体(光導電体)、静電記録プロセスにおける静電記録誘電体、磁気記録プロセスにおける磁気記録磁性体などが挙げられる。
従来、例えば、電子写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジ方式が知られている。これは、像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、ドラムと記す)と、このドラムに作用するプロセス手段のうちの少なくとも現像装置(現像ユニット)と、を一体化したプロセスカートリッジとする。そしてこれを画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着して使用するものである。また、現像カートリッジ方式が知られている。これは、ドラムとは別体で、現像装置のみで構成された現像カートリッジを画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着して使用するものである。上記のプロセスカートリッジ方式と現像カートリッジ方式を含めてカートリッジ方式とする。カートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずに使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そのため、カートリッジ方式は電子写真画像形成装置において広く用いられている。
カートリッジにおける現像装置は、ドラムに形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体としての現像ローラ等を保持する現像枠体(現像器)と、現像剤を収容した現像剤枠体(ホッパー)が結合されている。そして、工場から出荷される使用前の状態の新品のカートリッジにおける現像ユニットは現像枠体と現像剤枠体との結合部に設けられた開口部がシール部材で密封されている。これにより現像剤枠体に収容されている現像剤の現像枠体側への移動が阻止されて、カートリッジの物流過程における現像剤漏れが防止されている。そして、そのプロセスカートリッジや現像カートリッジを使用するときにシール部材を開封(開口部からのシール部材の除去)して、現像剤枠体側から現像枠体側への現像剤の移動を可能にする。上記のシール部材の開封は、新品のプロセスカートリッジや現像カートリッジを画像形成装置本体に装着する前に使用者が行う。そして、シール部材を開封したプロセスカートリッジや現像カートリッジを画像形成装置本体に対して装着して使用する。
近年では、使用者がシール部材の開封を行わずとも、シール部材を自動的に開封するための自動開封装置を備えたカートリッジ及びカートリッジの自動開封装置を駆動可能とした画像形成装置も存在する。自動開封装置を備えていないカートリッジにおいては、使用者がシール部材の開封を忘れたたまま、画像形成装置本体に装着してしまう場合があるので、シール部材が開封されたかどうかを自動的に検知する手段が望まれていた。そこで、特許文献1には、シール部材を開封することでカートリッジに備えられた導電部が切断され、それを画像形成装置本体側で検知してシール部材の開封を検知する技術が提案されている。
自動開封装置を備えたカートリッジにおいては、使用者がシール部材を開封し忘れることはないが、自動開封途中にシール部材が破断してしまうことがありうる。また、シール部材の開封を検知する手段をもたない場合には、既にシール部材の開封が行われたカートリッジを画像形成装置本体に挿入した際にも、自動開封動作を行う必要があり、使用者がプリントを行えるようになるまでに時間がかかってしまう。そこで、特許文献2には、シール部材開封の駆動を専用のモーターで行い、そのモーターに流れる電流値を測定し、シール部材開封の実施、未実施を検知する技術が提案されている。
特開平11−231757号公報 特開2001−159841号公報
本発明は前述した従来の構成を更に発展させたものである。本発明の目的は、カートリッジのシール部材の開封を自動で行う方式の画像形成装置において、シール部材の開封状態を正確かつ低コストで検知することである。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
画像形成装置本体から取り外し可能なカートリッジを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記カートリッジは、像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接する導電性部材と、前記現像剤担持体と前記導電性部材を保持する現像室と、現像剤を収容する現像剤収容室と、前記現像室と前記現像剤収容室とを連通させる、前記現像剤担持体の回転軸線方向を長手方向とする開口部と、前記開口部を封止するシール部材と、を備え、
前記画像形成装置本体は、前記シール部材を前記開口部の長手方向に沿って順次に開封するシール部材開封手段と、前記カートリッジが前記画像形成装置本体に対して装着された状態において前記シール部材の開封と前記現像剤担持体の駆動を同時に行う制御を行い、前記制御の実行時に前記現像剤担持体と前記導電性部材との間に電位差を与え、前記制御が開始されてから、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に流れる電流値が、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に存在する現像剤の量により変化しながら所定の時間内に所定の閾値以下にならないときに、前記シール部材の開封を失敗したことに関する検知信号を発信する制御手段を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の他の代表的な構成は、
画像形成装置本体から取り外し可能なカートリッジを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記カートリッジは、像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接する導電性部材と、前記現像剤担持体と前記導電性部材を保持する現像室と、現像剤を収容する現像剤収容室と、前記現像室と前記現像剤収容室とを連通させる、前記現像剤担持体の回転軸線方向を長手方向とする開口部と、前記開口部を封止するシール部材と、を備え、
前記画像形成装置本体は、前記シール部材を前記開口部の長手方向に沿って順次に開封するシール部材開封手段と、前記カートリッジが前記画像形成装置本体に対して装着された状態において前記シール部材の開封と前記現像剤担持体の駆動を同時に行う制御を行い、前記制御の実行時に前記現像剤担持体と前記導電性部材との間に電位差を与え、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に流れる電流値が、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に存在する現像剤の量により変化しながら所定の閾値以下になった時に、前記画像形成装置の画像形成動作を可能とする制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、カートリッジのシール部材の開封を自動で行う方式の画像形成装置において、シール部材の開封状態を正確かつ低コストで検知することが可能になる。
実施例1における自動開封シーケンスのフローチャートである。 実施例1における画像形成装置の概略構成図である。 (a)はシール部材開封前のカートリッジの概略の横断面図、(b)ははシール部材開封後のカートリッジの概略の横断面図である。 自動開封装置の説明図であり、(a)はシール部材開封前の状態図、(b)は開封後の状態図である。 現像装置の動作を説明するための図である。 シール部材開封状態検知回路のブロック図である。 シール部材の自動開封過程において、規制ブレードから現像ローラに流れる電流(ブレード電流)の変化を検知した結果を示すグラフである。 自動開封装置を備えていないカートリッジのシール部材の構成を示す図である。 自動開封装置を備えていないカートリッジの開封の実施、未実施の検知を行うシーケンスのフローチャートである。
[実施例1]
(1)画像形成部
図2は、本実施例1に係る画像形成装置100の概略構成図である。本実施例の画像形成装置100は、像担持体としての回転可能な電子写真感光体1に対して、帯電、露光、現像、転写、及びクリーニングの一連の電子写真画像形成プロセスを適用して記録媒体Sに画像を形成する電子写真レーザービームプリンターである。また、自動開封装置を備えたプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)7を画像形成装置本体(以下、装置本体と記す)100A内のカートリッジ装着部100Bに対して取り外し可能に装着して使用するカートリッジ方式のプリンターである。
即ち、パソコン等の外部ホスト装置200から画像形成装置100の制御回路部(制御手段:エンジンコントロ−ラ)101に入力する電気的画像信号に対応した画像を記録媒体に形成する。制御回路部101は外部ホスト装置200との間で各種情報の授受をすると共に、画像形成装置の全ての動作シーケンスを所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。記録媒体Sは、例えば、記録用紙、OHPシート、布などの画像を形成することが可能な物である。また、記録媒体は中間転写ドラムや中間転写ベルト等の中間転写体である場合もある。
本実施例において、上記一連の電子写真画像形成プロセスを実行するプロセス手段には、ドラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)1と、該ドラム1を帯電する帯電手段である接触帯電部材2を含む。また、帯電されたドラム1の表面を像露光して静電潜像を形成する像露光手段である像露光装置3を含む。更に、静電潜像を現像剤で現像して現像剤像(トナー像)として可視像化する現像手段である現像装置(現像ユニット)4と、トナー像を記録媒体Sに転写する転写手段である転写ローラ5を含む。また、転写後のドラム1の表面をクリーニングするクリーニング手段であるクリーニング装置6を含む。
本実施例において、カートリッジ7は、上記のプロセス手段のうち、ドラム1、接触帯電部材2、現像装置4、クリーニング装置6を一括してユニット化している。これらの構成要素はカートリッジ内で所定の相互配置関係をもって組み付けられている。そして、カートリッジ7は装置本体100A内の装着部100Bに対して所定の要領で挿入装着される。また、逆に、カートリッジ7は画像形成装置本体100Aの装着部100Bから所定の要領で抜き外しできるようになっている。カートリッジ7は装着部100Bの所定に装着されている状態においては装置本体100Aに対して位置決め固定されて保持されている。そして、そのカートリッジ7の駆動入力部(不図示)に対して装置本体100A側の駆動出力部(不図示)が接続している。これにより、装置本体100A側の駆動源(不図示)からカートリッジ7側に機械的駆動力が入力可能となっている。また、カートリッジ7の入力電気接点(不図示)に対して装置本体100A側の出力電気接点(不図示)が接続されている。これにより、装置本体100A側の電源部(不図示)からカートリッジ7側に所要のバイアスが印加可能となっている。
ドラム1は画像形成装置の動作シーケンス制御の所定の制御タイミングにて矢印の時計方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。接触帯電部材2はドラム1の表面に接触してドラム表面を帯電させる部材である。本実施例においては、接触帯電部材2はドラム1に当接配置された導電性ローラ(以下、帯電ローラと記す)であり、ドラム1の回転に従動して矢印の反時計方向に回転する。この帯電ローラ2に対して装置本体側の電源部(不図示)から所定の帯電バイアスが印加される。これにより、回転するドラム1の表面が所定の極性・電位(暗部電位)に一様に帯電される。本実施例においては、帯電ローラ2に対して負極性で所定電位の帯電バイアスが印加されて、ドラム表面が負極性の所定電位に一様に帯電される。
像露光装置3は、本実施例においては、レーザー・ポリゴンミラー・レンズ系を含むレーザービームスキャナーである。像露光装置3からは画像信号に応じて変調されたレーザービームLがスキャン出力され、帯電ローラ2によって均一に帯電されているドラム表面がレーザービーム走査露光される。この露光により、ドラム表面の露光部の表面電位が明部電位に減衰(電荷が除去される)して暗部電位との静電コントラストで、ドラム表面に像露光パターンに対応した静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置4により現像剤像(トナー像)として現像される。本実施例においては現像装置4は非磁性一成分接触現像方式である。現像剤として帯電極性が負極性のトナーを用いた反転現像装置であり、ドラム表面の露光部に現像剤が付着して静電潜像の現像がなされる。現像装置4の詳細は後述する。
一方、給紙カセット8内に積載されて収納されている記録媒体としてのシート状の記録材Sが所定の制御タイミングで駆動された給紙ローラ9によって一枚分離給紙されて、シートパス10を通ってレジストローラ対11へ搬送される。レジストローラ対11は記録材Sを所定の制御タイミングで、ドラム1と転写ローラ5との当接部である転写ニップ部Tへ給送する。記録材Sは転写ニップ部Tに進入して挟持搬送されていく。転写ローラ5には、記録材Sが転写ニップ部Tを挟持搬送されている間、電源部(不図示)から所定の転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)で、所定電位の電圧)が印加される。これにより、ドラム表面に形成されているトナー像が記録材Sの表面に順次に静電転写されていく。転写ニップ部Tを出た記録材Sはドラム1の表面から分離されて、シートパス12を通って定着装置13に導入される。定着装置13は例えば熱ローラタイプの定着装置であり、記録材Sは定着ローラ13aと加圧ローラ13bとで形成される定着ニップ部で挟持搬送されることにより、熱と圧力で未定着のトナー像が記録材上に固着像として定着される。
そして、画像定着された記録材Sが装置外の排出部14に排出される。また、記録材分離後にドラム1上に残留した転写残現像剤はクリーニング装置6によって除去される。クリーニング装置6によって表面が清掃されたドラム1は繰り返して画像形成に使用される。クリーニング装置6は、本実施例においては、クリーニング部材として弾性クリーニングブレード6aを用いたブレード式の装置である。ブレード6aは先端エッジ部をドラム1の回転方向に対してカウンターに対向させドラム1に当接させて配設されている。ドラム表面の転写残現像剤はブレード6aにより掻き取られて廃現像剤収容室6bに貯留される。
(2)カートリッジ7
カートリッジ7は画像形成に使用されるにつれて、現像装置4に収容されている現像剤が消費される。そして、カートリッジを購入した使用者にとって満足できる品質の画像を形成することが出来なくなる程度まで現像剤が消費された際に、カートリッジとしての商品価値が喪失する。そこで、例えば、カートリッジの現像剤残量を検知する手段(不図示)を具備させる。そして、制御回路部101において、検知残量値を、予め設定したカートリッジの寿命予告や寿命警告のための閾値と比較させる。検知残量値が閾値よりも少ない残量値となったら、表示部(不図示)にカートリッジの寿命予告あるいは寿命警告を表示させる。これにより、使用者に、交換用のカートリッジの準備を促す、あるいはカートリッジの交換を促して、出力画像の品質を維持するようにしている。
図3の(a)はシール部材−開封前の新品のカートリッジ7の概略の横断面図、(b)はシール部材−開封後のカートリッジ7の概略の横断面図である。本実施例のカートリッジ7は、前記のように、ドラム1、帯電ローラ2、現像装置4、クリーニング装置6を一括してユニット化している。これらの構成要素はカートリッジ内で所定の相互配置関係をもって組み付けられている。より詳しくは、このカートリッジ7は、ドラム1と帯電ローラ2とクリーニング装置6を組み付けたドラムユニット7Aと、現像装置(現像ユニット)4とが揺動可能に結合されている。ドラム1と帯電ローラ2はドラムユニット7Aの枠体に回転可能に設置されている。帯電ローラ2はドラム1に対して並行に、かつ所定の押圧力で接触させて配列されている。そして、ドラム1と、現像装置4側の現像ローラ44とが所定に当接した状態に保持されるように、ドラムユニット7Aと現像装置4とが結合部(不図示)を中心に付勢部材(不図示)により回動付勢されている。
現像装置4は現像枠体(現像器)41と現像剤枠体(ホッパー)42とが結合されている。現像枠体41は現像室43を有する。現像室43には、ドラム1に対向する位置に、ドラム1に形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体としての現像ローラ44が設置されている。また、現像室43には、現像ローラ44の、ドラム1側とは反対側において現像ローラ44に対して現像剤を供給する現像剤供給部材としての供給ローラ45が回転可能に設置されている。また、現像室43には、現像ローラ44に当接して現像ローラ44に担持される現像剤の量を規制する規制部材としての規制ブレード46(導電性部材)が設置されている。規制ブレード46は基部が現像枠体41に固定されている。そして、先端側が、現像ローラ44と供給ローラ45との当接位置よりも現像ローラ回転方向下流側で、ドラム1と現像ローラ44の対向位置よりも現像ローラ回転方向上流側の位置において、現像ローラ44に対して腹当てで弾性的に当接している。規制ブレード46は、本実施例においては、SUS製のものを用いている。規制ブレード46は、その他の金属など、導電性を有するものを用いる。現像ローラ44はドラム1に対して並行に配列されている。供給ローラ45は現像ローラ44に対して並行に、かつ所定の押圧力で接触させて配列されている。規制ブレード46は現像ローラ44の長手に沿って配設されている。
現像剤枠体42は現像剤を収納する現像剤容器であり、現像剤収容室47を有し、所定の初期量現像剤tが収納されている。現像室43と現像剤収容室47は両室を連通させる開口部48を有する区画壁49により区画されている。開口部48は現像ローラ44の軸線方向を長手とする横長のスリット開口部である。
工場から出荷される新品のカートリッジ7の開口部48がシール部材(トナーシール)50により封止(封鎖)されている。図3の(a)は、開口部48がシール部材50で封止されている状態を示している。これにより、現像剤収容室47内に収容されている現像剤tは現像剤収容室47内に密封された状態に保たれ、現像室43には現像剤tが存在していない状態にされている。
その新品のカートリッジ7を使用する際にはシール部材50を除去して開口部48を開放した状態にする。図3の(b)は開口部48が開封された状態を示している。これにより、現像室43と現像剤収容室47の両室が開口部48を介して連通して、現像剤収容室47内の現像剤tを現像室43に送り出すことが可能な状態になる。現像剤収容室47内の現像剤tは現像剤収容室47内に配設された攪拌搬送部材51が回転駆動されることで開口部48から現像室43側に逐次に送り出される。本実施例のカートリッジ7はシール部材50を自動的に開封するための自動開封装置(自動開封機構)を備えている。
図4は自動開封装置の説明図であり、(a)はシール部材−自動開封前の状態を示した図、(b)はシール部材−自動開封後の状態を示した図である。(a)を参照して、シール部材50は区画壁49の開口部48に対してホットメルト等により熱溶着されている。シール部材50は図において開口部48の右側から左側に延びる封止部50aが開口部48の周縁に貼り付けられていて、これにより開口部48が封止されている。封止部50aの左側は延長部50cとして延長されており、その延長部50cが封止部50aの左側端部を折り返し部50bとして右側に向けて折り返えされている。そして、その折り返した延長部50cの先端部50dが現像剤枠体42の右側に配設された自動開封装置52(シール部材開封手段)を構成している巻き取り軸53に固定されている。巻き取り軸53は現像剤枠体42の右側に軸受部材(不図示)を介して回転可能に配設された縦軸部材である。巻き取り軸53の上端部には駆動入力ギア54が固着されている。
カートリッジ7は図4の(a)のようにシール部材−未開封の状態のままで装置本体100Aの装着部100Bに装着される。カートリッジ7が装着部100Bに所定に装着された状態において、カートリッジ7側の自動開封装置52の駆動入力ギア54が装置本体100A側の駆動出力ギア55と噛合した状態になる。巻き取り軸53は駆動出力ギア55が駆動されることで駆動入力ギア54を介して回転駆動される。これにより、巻き取り軸53に対してシール部材50の延長部50cが巻き取られていく。この巻き取りに伴ない、開口部48を封止している封止部50aが左側から右側に向かって開口部48から順次に剥がされていく。即ち、開口部48が左側から右側に向かって順次に開封されていく。そして、最終的には、シール部材50の封止部50aも巻き取り軸53に巻き取られて、図4の(b)のように、開口部48が全体に開封された状態になる。即ち、カートリッジ7のシール部材50が自動開封される。巻き取り軸53は、カートリッジ7を駆動する装置本体側の駆動源Mの駆動力が駆動出力ギア55・駆動入力ギア54を介して伝達されて駆動されるようになっていて、シール部材50の開封と現像ローラ44の駆動が同時に行われるようになっている。
カートリッジ7の駆動は、カートリッジ7が装置本体100Aの装着部100Bに装着される状態において、装置本体100A側の駆動出力部からカートリッジ7の駆動入力部に対して駆動力が入力することでなされる。即ち、図5において、ドラム1が矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動される。帯電ローラ2はドラム1の回転に従動して回転する。現像ローラ44は矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。また、供給ローラ45が矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。また、攪拌搬送部材51が矢印の時計方向に回転駆動される。カートリッジ7が新品であった場合には、上記のカートリッジ7の駆動(現像装置4の駆動)と共に巻き取り軸53の回転によりシール部材50の自動巻き取りが行われる。そして、攪拌搬送部材51の回転により、現像剤収容室47内の現像剤tが開封された開口部48から現像室43に供給される。そして、現像室43内の現像剤が供給ローラ45により現像ローラ44の表面に押し付けられて供給される。その供給された現像剤が現像ローラ44と規制ブレード46との接触ニップ部に進入して通過するときに層厚が規制されて均一厚さの薄い現像剤層に整層化される。また、現像剤が所定の帯電極性に摩擦帯電される。そして、引き続く現像ローラ44の回転により現像ローラ44に形成された現像剤層がドラム1と現像ローラ44の対向部(現像部)に搬送される。画像形成時においては、装置本体側の電源部から帯電ローラ2と現像ローラ44に対してそれぞれ所定の帯電バイアスと所定の現像バイアスが印加される。そして、ドラム1上に形成された静電潜像が現像される。
(3)シール部材の開封状態の検知
本実施例においては、上述したように、新品のカートリッジ7のシール部材50の開封は自動的になされる。即ち、カートリッジ7が装置本体100Aの装着部100Bに装着された状態においてカートリッジ7に具備させた自動開封装置52が装置本体側の駆動源で駆動されて自動的になされる。
シール部材の開封状態の検知は、この自動開封装置52によるシール部材50の開封が正常に実行されたか否かを検知するものである。シール部材の開封が正常に実行されたとは、開口部48がその全長域にわたって開封状態になっていることである(シール引き正常終了)。また、シール部材の開封不良とは、開口部48の開封が全然なされていない状態、あるいは開口部48の開封が開口部全長域の途中で終わっている状態のことである(シール巻き取り失敗)。シール部材の開封不良は、自動開封装置52の不作動、シール部材50の延長部50cの先端部50dと巻き取り軸53との解離、シール部材50の延長部50cや封止部50aの断裂などで生じる。
図6はシール部材−未開封の新品のカートリッジ7が装置本体100Aの装着部100Bに装着された状態を示している。この状態において、カートリッジ7と、装置本体100A側のシール部材開封状態検知回路60とが、カートリッジ7側の電気接点7a・7bと、装置本体側の電気接点60a・60bを介して電気的に接続した状態になる。シール部材開封状態検知回路60は、直列に接続された電源装置61と分圧回路62と電流検知回路63を有する。電源装置61は制御回路部101でオン・オフ制御される。電流検知回路63からは制御回路部101に検知電流値に関する電気的情報が入力する。電流検知回路63とカートリッジ7側の現像ローラ44とが電気接点60a・7aを介して電気的に接続されたて状態になっている。また、また、分圧回路62とカートリッジ7側の規制ブレード46とが電気接点60b・7bを介して電気的に接続された状態になっている。
この構成において、現像ローラ44と規制ブレード46には、電源装置61から出力された電圧が分圧回路62によって分圧されて、それぞれ異なる電圧が印加される。本実施例においては現像ローラ44に現像バイアスとして−300V、規制ブレード46に−500Vの電圧が印加されて電位差が与えられる。この電位差によって現像ローラ44と規制ブレード46との間に電流(ブレード電流)が流れ、その電流の値が電流検知回路63によって検知される。
シール部材−開封前の新品のカートリッジ7が装置本体100Aの装着部100Bに装着されると、カートリッジ7の駆動、即ち現像装置4の駆動が開始される。また、これと共に自動開封装置52が駆動されてシール部材50の巻き取り、即ちシール部材50の自動開封が始まる。開口部48の開封は、図4の(a)において、左側端部から始まり右側端部に向かって順に進行する。そして、攪拌搬送部材51の回転駆動により、現像剤収容室47内の現像剤tが開封された開口部48から現像室43内へ送られ、供給ローラ45により現像ローラ44に供給される。したがって、現像ローラ44に対する現像剤のコート領域は、現像ローラ44の左側端部から始まり、徐々にコート領域が右側端部に広がり始め、最終的に全領域まで達する。現像ローラ44に現像剤がコートされると、現像ローラ44と規制ブレード46の間に現像剤の層が入ることになるので、現像ローラ44と規制ブレード46の間に流れる電流値は現像ローラ44に現像剤がコートされる前よりも少なくなる。したがって、開口部48の開封が開始されてから、現像ローラ44の長手に沿う全領域に現像剤がコートされるまでの間に徐々に電流が流れなくなっていくことになる。
図7は、本実施例において、シール部材50の巻き取り開始から、現像ローラ44の長手に沿う全領域に現像剤がコートされるまでの過程において、規制ブレード46から現像ローラ44に流れる電流値の変化を測定(ブレード電流測定)したものである。約30秒の間で電流値が−700μAから−2μAまで変化している。この結果からシール部材50の巻き取りが正常に行われていれば、現像装置4の駆動開始から約30秒でシール部材50の巻き取りは完了していることが分かる。
そこで、本実施例においては、制御回路部101は、現像装置4の駆動開始から35秒(30秒にマージンを見積もった値)の間において規制ブレード46から現像ローラ44に流れる電流の絶対値が2μA以下に低下した場合は、シール引き正常終了と判断する。即ち、シール部材50の巻き取りが正常に行われたと判断する。35秒を経過しても2μA以下に低下しない場合には、シール部材50の巻き取りが完了していないものと判断する。即ち、シール巻き取り失敗と判断する。すでにシール部材50が巻き取られたカートリッジ7が装着された場合には、現像ローラ44の長手に沿う全領域に現像剤がコートされている。そのために、現像ブレード46から現像ローラ44に流れる電流の絶対値は2μAよりも大きくはならない。これにより、装着されたカートリッジ7はすでにシール部材50が巻き取られたカートリッジであると判断する。
本実施例で電流の閾値(判断基準電流値)とした2μAという値は、現像ローラ44や現像剤(トナー)の抵抗値、現像ローラ44と規制ブレード46の間の電位差によって異なる。そのため、カラー画像形成装置においては色ごとに閾値を変える必要がある場合もある。また、経過時間の閾値(判断基準時間)とした35秒という値も現像装置4の容器の形状により変化するので容器の形状が異なる場合にはそれぞれの閾値を設定する必要がある。また、本実施例においては電流の閾値でシール巻き取りの完了を検知したが、電流の変化が一定になったところ(電流値を微分した値が0になるところ)で巻き取りの完了と判断することにしても良い。
図1は上記のシール部材50の開封状態を検知する検知シーケンスのフローチャートである。フローチャートの実行主体は制御手段である制御回路部101のCPU(演算部)である。CPUが記憶部(ROM、RAM)に保存されているプログラムや参照テーブルに基づき各部を制御する。CPUはプログラムによって、順序決定手段として機能する。
カートリッジ7の装置本体100Aに対する着脱は、装置本体の前扉等の開閉部材(不図示)を開けてなされる。開閉部材が開かれるとキルスイッチ(不図示)がオフになって画像形成装置の電源回路がオフになる。開閉部材が閉じられると、キルスイッチがオンになって画像形成装置の電源回路がオン状態になる。
制御回路部101はキルスイッチがオフになり、その後オンになったら、装置本体100Aの装着部100Bにカートリッジ7が装着されているか否かをカートリッジ有無検知手段により検知する(ステップS1)。カートリッジ有無検知手段は図には省略したけれども、カートリッジ7が装着されているときには閉成するスイッチなど適宜な手段を用い得る。装着されていない場合は、表示部103(図6)にその旨を警告表示して使用者にカートリッジの装着を促す。なお、表示部103は、画像形成装置に設けられても良いし、画像形成装置とネットワークでつながったPC等であってもよい。
装着されている場合は、画像形成装置の起動動作(リカバリー動作、ウォーミング動作)を実行する。この起動動作時において、自動開封装置52によるシール部材50の巻き取りのための現像駆動を開始すると同時にシール部材開封状態検知回路60の電源装置61をオンにし、また、タイマー(計時)をオンにする(ステップS3)。現像駆動の開始により現像ローラ44・供給ローラ45・攪拌搬送部材51の回転が開始されると共に、自動開封装置52の駆動が開始される。また、電源装置61のオンにより、現像ローラ44と規制ブレード46に電圧が印加されて、ブレード電流の測定が開始される(ステップS3)。
制御回路部101は、ブレード電流測定開始時点において、電流検知回路63の検知電流値|I|が本実施例における閾値である2μA以下(所定の閾値以下)である場合には、次のように判断する。即ち、装着されているカートリッジ7はすでにシール部材50が巻き取られていると判断する(ステップS4のYES)。そして、自動開封装置52によるシール部材50の巻き取りのための現像駆動をオフ、電源装置61をオフ、タイマーをリセット、ブレード電流測定をオフにする(ステップS5)。そして、制御回路部101は、画像形成装置をプリント可能状態にしてスタンバイさせる(ステップS6)。
ステップS4において、検知電流|I|が2μAよりも大きい電流値である場合には、現像駆動、電源装置61のオン、タイマーによる計時、ブレード電流測定を続行させる(ステップS7)。そして、電流検知回路63の検知電流|I|(ステップS8)とタイマーによる計時閾値T(ステップS9)とのアンドにおいて、シール引き正常終了か、シール巻き取り失敗か、を判断する。
本実施例の場合は、現像駆動の開始から計時閾値35秒の間(所定の時間内)において規制ブレード46から現像ローラ44に流れる電流の絶対値が2μA以下に低下した場合は、シール引き正常終了と判断する。即ち、シール部材50の巻き取りが正常に行われたと判断する(ステップS10)。そして、自動開封装置52によるシール部材50の巻き取りのための現像駆動をオフ、電源装置61をオフ、タイマーをリセット、ブレード電流測定をオフにする(ステップS11)。そして、制御回路部101は、画像形成装置をプリント可能状態にしてスタンバイさせる(ステップS12)。
また、35秒を経過しても2μA以下に低下しない場合には、シール部材50の巻き取りが完了していないものと判断する(ステップS13)。即ち、現像駆動が開始されてから所定の時間内に、検知電流値が所定の閾値以下にならないときには、シール部材50の開封を失敗したと判断して警告する。そして、自動開封装置52によるシール部材50の巻き取りのための現像駆動をオフ、電源装置61をオフ、タイマーをリセット、ブレード電流測定をオフにする(ステップS14)。また、制御回路部101は、始動動作を中止すると共に、開封を失敗を判断したという検知信号を表示部103(図6)に発信し、表示部103にシール巻き取り失敗である旨を警告表示して使用者に対処を促す。
上記のように、本実施例の場合は、カートリッジ7が装置本体100Aに対して装着された状態においてシール部材50の開封と現像ローラ44の駆動を同時に行う制御を有する。そして、この制御の実行時に現像ローラ44と規制ブレードに電位差を与え、現像ローラ44と規制ブレード46の間に流れる電流値を検知することで、シール部材50の開封状態を検知する。制御回路部101は、当該電流値に基づいてシール部材50の開封状態を判断し、開封状態を判断する検知信号を発信する。また、制御回路部101は、当該電流値に基づいて、カートリッジ7が画像形成装置本体100Aに装着されてから画像形成装置がプリント可能状態(画像形成動作可能)としてスタンバイになるまでの時間を制御している。
以上のような検知手段ならば、電子写真における画像形成プロセスに必要となる現像ローラ44と規制ブレード46を利用してシール部材50の巻き取り検知が可能となる。そのため、カートリッジのコストを上昇させることなく、確実にシール部材50の巻き取りの完了を知ることができる。さらに、巻き取り途中でシール部材50が破断し、シール部材50の一部しか巻き取りができない場合も検知することが可能である。また、既にシール部材50の巻き取りが完了しているカートリッジに対しても、シール部材50が巻き取られていることをすばやく検知することができる。そのため、シール部材50を巻き取りのための現像駆動が不要になり、使用者はすばやくプリントを行うことが可能になる。また、シール部材の巻き取り途中でカートリッジ7を取り出した場合や停電などで装置が停止した場合では、シール部材50の開封が途中までしか終わっていないカートリッジとなる。このようなシール部材50の巻取りが途中までしか終わっていないカートリッジ7を画像形成装置本体に装着した場合でも、巻き取りの終了タイミングをすばやく検知することができる。よって、シール部材50を巻き取りのための現像駆動を最小限に抑え、画像形成装置本体に装着されてから画像形成装置がスタンバイになるまでの時間を短くすることができる。
[実施例2]
本実施例は、シール部材自動巻き取り時に現像ローラ44と規制ブレード46の間に与える電位差を、通常の印刷時(印刷動作実行時)の電位差よりも小さくする制御を行う場合の実施例である。まず、上記の制御を行う理由について説明する。規制ブレード46への現像剤の融着を抑制するために通常印字時においても、現像ローラ44と規制ブレード46に電位差を与えることは有効である。現像剤の融着を抑制する目的においてはこの電位差はできるだけ大きくすることが好ましい。しかしながら、電位差を大きくしてしまうと現像ローラ44と規制ブレード46の間でリークが発生してしまい、現像ローラ44の表面電位が感光体ドラム1の暗部電位に近づくことになる。そうなると、現像ローラ44上にコートされた現像剤が、感光体ドラム1上の暗部電位部にも付着してしまい、地肌汚れや、無駄な現像剤の消費を生じてしまうことになる。現像ローラ44上の現像剤のコート量が少ないときは、規制ブレード46と現像ローラ44の間の抵抗が小さくなるので小さい電位差でもリークをすることになる。したがって、シール部材自動巻き取り動作時と、シール部材巻き取り終了後の印字時とでは、リークが発生する電位差が異なることになる。
本実施例においては、上述した理由により、通常印字時における、規制ブレード46への現像剤の融着の抑制と、シール部材自動巻き取り時のリークを防ぐことを目的としている。本実施例においては、通常印字時よりもシール部材自動巻き取り時のほうが、現像ローラ44と規制ブレード46の間の電位差を小さくなるような制御を行っている。即ち、前記制御の実行時に現像剤担持体と規制部材との間に与える電位差を、印刷動作実行時の電位差よりも小さくすることを特徴とする。
以下に実施例1との違いを説明する。本実施例では、現像ローラ44と規制ブレード46の間の電位差を、通常印字時とシール部材自動巻き取り時で変えているので、現像ローラ44と規制ブレード46にはそれぞれ別の電源装置で電圧を印加する。シール部材自動巻き取り時の印加電圧は、実施例1と同様に現像ローラ44に−300V、規制ブレード46に−500Vを印加する。実施例1と同様の手段でシール部材の巻き取りを完了すると、ユーザーが印刷をすることが可能になる。そして、ユーザーが印刷を行う際には、現像ローラ44に−300V、規制ブレード46に−600Vの電圧を印加するようにする。
以上のような制御を行うことで、通常印刷時には規制ブレード41へのトナー融着を抑制しつつ、シール部材自動巻き取り時の無駄なトナー消費を抑制することが可能になる。なお、本実施例におけるリークの起こらない印加電圧は、トナーの抵抗や現像ローラ44の抵抗により変化するので、トナーの色によって印加電圧を変えることが必要な場合もある。
[参考例]
本参考例は自動開封装置を備えていないカートリッジの場合である。このカートリッジの場合は、図8のように、シール部材50の延長部50cの先端部50dがカートリッジ7の右側面部より外方に飛び出しており、使用者がトナーシール40を開封する際の取っ手となっている。使用者は、新品のカートリッジ7を装置本体に装着する前に、上記シール部材50の先端部50dを摘まんでシール部材50をカートリッジ7の外へ引き抜いて除去する(手動開封)。これにより、開口部48が開封される。そのカートリッジを装置本体100Aの装着部100Bに装着して使用する。即ち、カートリッジ7は、シール部材50の開封が実施された状態において画像形成装置本体100Aに対して取り外し可能に設けられている。
シール部材50を開封してカートリッジ7を装置本体100Aの装着部100Bに装着すると、前述した画像形成装置の始動動作において、現像装置4の駆動が開始される。そして、攪拌搬送部材51の回転駆動により、現像剤収容室47内の現像剤tが手動開封されている開口部48から現像室43内へ送られ、供給ローラ45により現像ローラ44に供給される。開口部48は長手全域において開封されているので、現像剤は供給ローラ45の長手方向に均一に送られることになる。したがって、現像ローラ44上の現像剤のコートは現像ローラ44の長手方向に均一に始まることになる。本参考例のカートリッジにおいては、実施例1に記載したと同様の方法で現像ローラ44と規制ブレード46に電圧を印加する。そして、規制ブレード46から現像ローラ44に流れる電流の検知を行うと、現像駆動開始から約2秒で−700μAから−2μAに変化している。そこで、本参考例においては、制御回路部101は、現像駆動の開始から2秒以上経過しても絶対値で2μAよりも値が大きい電流が流れる場合には、トナーシール40が未開封のものと判断して、使用者にトナーシール40の開封を行うように警告するものとする。
自動開封装置を備えていないカートリッジにおいては、一般に使用者がシール部材50の開封を行った後、装置本体100Aに装着する前に、現像室43に現像剤を送るため使用者がカートリッジを数回振ることがある。そのために、シール部材50が途中まで開封された後、破断などして正常に開封が行われなかったにもかかわらず、現像室43に十分なトナーが供給されている可能性がある。したがって、シール部材50が途中で破断などして正常に開封されていないか、シール部材が正常に開封されているかどうかまでは厳密に検知することはできない。現像室43に自動開封装置を備えていないカートリッジにおいては、シール部材50の開封が行われたか、行われていないか、を検知することが可能である。
図9は上記のシール部材50の開封状態を検知する検知シーケンスのフローチャートである。制御回路部101は、実施例1の場合と同様に、キルスイッチがオフになり、その後オンになったら、装置本体100Aの装着部100Bにカートリッジ7が装着されているか否かをカートリッジ有無検知手段により検知する(ステップS1)。
装着されていない場合は、制御回路部101は、表示部103(図6)にその旨を警告表示して使用者にカートリッジの装着を促す(ステップS2)。装着されている場合は、画像形成装置の始動動作を実行する。この始動動作において、現像駆動を開始すると同時にシール部材開封状態検知回路60の電源装置61をオンにし、また、タイマー(計時)をオンにする(ステップS3)。現像駆動の開始により現像ローラ44・供給ローラ45・攪拌搬送部材51の回転が開始される。また、電源装置61のオンにより、現像ローラ44と規制ブレード46に電圧が印加されて、ブレード電流の測定が開始される(ステップS3)。そして、電流検知回路63の検知電流(ステップS4)とタイマーによる計時(ステップS5)とのアンドにおいて、シール部材50の開封が行われたか、行われていないか、を判断する。
本参考例の場合は、現像駆動の開始から計時閾値2秒の間において規制ブレード46から現像ローラ44に流れる電流の絶対値が電流閾値2μA以下に低下した場合は、シール部材50の開封が行われたと判断する(ステップS6)。そして、現像駆動をオフ、電源装置61をオフ、タイマーをリセット、ブレード電流測定をオフにする(ステップS7)。そして、制御回路部101は、画像形成装置をプリント可能状態にてスタンバイさせる(ステップS8)。また、計時閾値2秒を経過しても検知電流|I|が電流閾値2μA以下に低下しない場合には、シール部材50の開封が行われていないと判断する(ステップS9)。そして、現像駆動をオフ、電源装置61をオフ、タイマーをリセット、ブレード電流測定をオフにする(ステップS10)。そして、制御回路部101は、始動動作を中止すると共に、開封を失敗を判断したという検知信号を発信し、表示部103(図6)にシール部材50の開封が行われていない旨を警告表示して使用者に対処を促す(ステップS11)。
即ち、現像駆動が開始されてから所定の時間内に、検知電流値が所定の閾値以下にならないときに、シール部材50の開封が未実施と判断して警告する。制御回路部101は、検知電流値に基づいてシール部材50の開封状態を判断し、開封状態を判断する検知信号を発信する。また、制御回路部101は、検知電流値に基づいて、カートリッジが画像形成装置本体に装着されてから画像形成装置がプリント可能状態(画像形成可能)としてスタンバイになるまでの時間を制御している。
上記のように、本参考例の場合は、カートリッジ7が装置本体100Aに対して装着された状態において現像ローラ44の駆動を行う制御を有する。そして、この制御の実行時に現像ローラ44と規制ブレード46に電位差を与え、現像ローラ44と規制ブレードの間に流れる電流値を検知することで、シール部材50の有無を検知する。これにより、電子写真における画像形成プロセスに必要となる現像ローラ44と規制ブレード46でシール部材50の開封検知が可能となるので、カートリッジのコストを上昇させることなく、シール部材50の開封が行われたかを検知することが可能になる。
なお、本参考例においても、実施例2と同様に、通常印刷時と、シール部材の有無の検知の時とで、規制ブレード41と現像ローラ44との間の電位差を変更するように設けても良い。
[その他]
(1)シール部材開封状態検知回路60において、現像ローラ44と規制ブレード46に電圧を印加する電源をそれぞれ別の電源とし、現像ローラ44と規制ブレード46の間に電位差を与える構成にしても良い。
また、実施例では、現像ローラ44と規制ブレード46との間に流れる電流を検知する構成にしたが、現像ローラ44に接触する導電部材であれば規制ブレード46に限られるものではない。例えば、現像ローラ44に接触する導電性部材を、供給ローラ45としてもよい。ここで、導電性部材とは、現像ローラ44と当該導電性部材との間に電圧を印加した際に、検知可能な程度の電流が流れるような抵抗を持つ部材を指す。たとえば、図6の構成で言えば、供給ローラ45と、現像ローラ44に電圧を印加可能な構成とし、供給ローラ45と現像ローラ44との間に流れる電流を検知するようにしてもよい。シール部材50の開封により現像ローラ44の表面にコートされるトナーの状態が変わることにより、現像ローラ44と現像ローラ44に接触する導電性部材との間で検知される電流が変化するものであればよい。従って、現像ローラ44の周辺に、電流を検知するための導電部材を新たに設けるようにしてもよい。しかしながら、規制ブレード46や、供給ローラ45などの、装置構成としてもともとあるものを利用することにより、部品点数を増やすことなく、低コストで発明の効果を得ることができる。
なお、規制ブレード46で現像ローラ44の上のトナーの層厚が規制されたあとに、現像部においてドラム1上の静電潜像は現像されることになる。そのため、プリント可能な状態になったか否かは、現像ローラ44と規制ブレード46との間のトナーの状態に大きく影響を受ける。よって、現像ローラ44と規制ブレード46との間の電流を検知することが一番好ましい。
(2)現像装置4は、実施例のように、現像ローラ44をドラム1に接触させた接触式の現像装置に限られない。ジャンピング現像方式のように、現像ローラ44をドラム1に対してスペーサ部材により所定の僅少な隙間を存して非接触に近接して対向配設した構成の現像装置であってもよい。
(3)像担持体1は、現像剤で現像される潜像が形成される部材である。電子写真プオセスにおける電子写真感光体の他、静電記録プロセスにおける静電記録誘電体、磁気記録プロセスにおける磁気記録磁性体等があげられる。ドラム型に限られず、循環移動するエンドレスベルト型、走行するウエブ型などにすることもできる。
(4)カートリッジは、プロセスカートリッジに限られない。現像カートリッジであってもよい。少なくとも、像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体と、現像剤担持体に当接して現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する規制部材と、現像剤を収納する現像剤容器と、を有する。そして、現像剤容器の現像剤を現像剤担持体へ送り出す開口部と、その開口部を開封可能に封止したシール部材と、を有し、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
100‥‥画像形成装置、100A‥‥画像形成装置本体、100B‥‥カートリッジ装着部、101‥‥制御回路部、7‥‥カートリッジ(プロセスカートリッジ)、1‥‥感光体ドラム、2‥‥帯電ローラ、3‥‥像露光装置、4‥‥現像装置、44‥‥現像ローラ、45‥‥供給ローラ、46‥‥規制ブレード、49‥‥区画壁、51‥‥攪拌搬送部材、S‥‥被記録材、5‥‥転写手段、13‥‥定着手段、13a‥‥定着ローラ、13b‥‥加圧ローラ、6‥‥クリーニング手段、42‥‥現像剤容器、t‥‥現像剤(トナー)、48‥‥開口部、50‥‥シール部材(トナーシール)、50a‥‥封止部、50b‥‥折り返し部、50c‥‥延長部、50c‥‥先端部、52‥‥自動開封装置、52‥‥巻き取り軸、60‥‥シール部材開封状態検知回路、61‥‥電源装置、62‥‥分圧回路、電流検知回路

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体から取り外し可能なカートリッジを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記カートリッジは、像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接する導電性部材と、前記現像剤担持体と前記導電性部材を保持する現像室と、現像剤を収容する現像剤収容室と、前記現像室と前記現像剤収容室とを連通させる、前記現像剤担持体の回転軸線方向を長手方向とする開口部と、前記開口部を封止するシール部材と、を備え、
    前記画像形成装置本体は、前記シール部材を前記開口部の長手方向に沿って順次に開封するシール部材開封手段と、前記カートリッジが前記画像形成装置本体に対して装着された状態において前記シール部材の開封と前記現像剤担持体の駆動を同時に行う制御を行い、前記制御の実行時に前記現像剤担持体と前記導電性部材との間に電位差を与え、前記制御が開始されてから、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に流れる電流値が、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に存在する現像剤の量により変化しながら所定の時間内に所定の閾値以下にならないときに、前記シール部材の開封を失敗したことに関する検知信号を発信する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シール部材の開封状態を表示する表示部を備え、前記制御手段は、前記制御が開始されてから所定の時間内に、前記電流値が所定の閾値以下にならないときに前記検知信号を発信し、前記表示部にシール部材の開封を失敗したことを表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置本体から取り外し可能なカートリッジを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記カートリッジは、像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接する導電性部材と、前記現像剤担持体と前記導電性部材を保持する現像室と、現像剤を収容する現像剤収容室と、前記現像室と前記現像剤収容室とを連通させる、前記現像剤担持体の回転軸線方向を長手方向とする開口部と、前記開口部を封止するシール部材と、を備え、
    前記画像形成装置本体は、前記シール部材を前記開口部の長手方向に沿って順次に開封するシール部材開封手段と、前記カートリッジが前記画像形成装置本体に対して装着された状態において前記シール部材の開封と前記現像剤担持体の駆動を同時に行う制御を行い、前記制御の実行時に前記現像剤担持体と前記導電性部材との間に電位差を与え、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に流れる電流値が、前記現像剤担持体と前記導電性部材の間に存在する現像剤の量により変化しながら所定の閾値以下になった時に、前記画像形成装置の画像形成動作を可能とする制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記電位差は、前記現像剤担持体と前記導電部材との少なくとも一つに対してDC電圧を適用することによって与えられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御の実行時に前記現像剤担持体と前記導電性部材との間に与える電位差を、印刷動作実行時の電位差よりも小さくすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記導電性部材は、前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する規制部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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