JP5570040B2 - 電気用品 - Google Patents
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Description
配線器具である回路遮断器においては,
例えば特許文献1及び特許文献2のように,外部の導体側に,回路遮断器の端子に接続する導体を選択的に切替える切替装置を設けたものがある。
即ち,可動端子部材を,遮断器本体に対して電気的に脱着自在とした例においては,可動端子部材の装着場所が上段であるときには,遮断器本体の上面に設けた表示孔から可動端子部材の上面の色が見え,可動端子部材の装着場所が中段であるときには,可動端子部材の装着部下部隔壁の上面の色が見えることから,それぞれで区別を行い電圧の表示としているものである。
電気用品における端子装置と外部の導体とを選択的に接続する場合や,端子装置と外部の導体を接続した後であっても,電気用品がどの導体を選択して接続しているのかが直接的に把握しやすく,さらに,接続状態を切替える際に工具を不要として,電気用品が複数存在する状態であっても,それぞれの電気用品に対して接続している導体を直接的に把握しやすく,切替や接続確認における作業性を向上させるとともに,作業をする者にとって誤認を生じさせにくい端子装置を有した電気用品を提供することを目的とする。
前面と,該前面に対向する背面と,該前面と該背面とに相隣り合う側面とを有して形成される略箱体形状の器体を備えるとともに,該器体の側面の表面に電気を受電もしくは給電する端子を備えた電気用品であって,前記端子は,電気用品に接続可能な外部の複数の導体の中から特定の導体を選択して接続できるよう端子の位置をそれぞれの接続位置の間で連続的に移動可能とし,端子の接続位置間の移動方向は,前記前面側からの平面視で前面と略並行に移動されて,位置を違えて配設するよう形成される一方、前記前面側からの平面視で,前記端子に接続される外部の導体並びに接続されない外部の導体を直接的に視認する確認手段を設けたことを特徴として構成するとよい。
器体の前面側から端子部を臨んだ場合に,接続位置の違いを,器体に対して前面と略並行方向の端子の位置の違いとして目視確認することができ,端子装置と外部の導体とを選択的に接続する場合や,端子装置と外部の導体を接続した後であっても,複数の電気用品に対して,どの電気用品がどの導体を選択して接続されているのかが直接的に把握しやすい。また,端子を内包する非充電部を把持し,それぞれの接続位置に移動させることにより,切替の際に工具を不要として,切替や接続確認における作業性を向上させるとともに,作業をする者にとって誤認を生じさせにくい電気用品を提供することができる。
器体の前面側から,端子に接続される外部の導体並びに接続されない外部の導体を直接的に視認することができるため,どの電気用品がどの導体を選択して接続しているのかが直接的に把握しやすく切替や接続確認における作業性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
まず,第1の実施形態に係る電気用品の外観構成について,図1乃至図3を用いて説明する。第1の実施形態に係る電気用品1は,その前面aと,該前面に対向する背面bと,前面と背面とに相隣り合う側面cとを有して形成される略箱体形状の器体101とを備える。前記器体101の側面cの表面には,電気用品1に電気を受電もしくは電気用品1から電気を給電するための端子部102を備えている。また,前面aには,電気用品1を操作するための操作部103が設けられている。端子部102が設けられた側面と対向する他方の側面部には,電気用品から他の機器に電気を給電するための接続線104が設けられている。
次に,第2の実施形態に係る電気用品について図5乃至図7を用いて説明する。第1の実施形態との違いは,前面a側からの平面視で前記端子並びに端子を内包する非充電部で形成される端子部202が移動する方向を器体101の幅方向とした場合に,該端子部202の移動軌跡が,それぞれの接続位置の間で器体101の幅の大きさを超えないよう端子並びに端子を内包する非充電部を形成していることである。
次に,第3の実施形態に係る電気用品について図8乃至図10を用いて説明する。第1,第2の実施形態との違いは,端子部302の配設位置を器体のより前面側とし,端子部302の裏面側に,端子部受け部1012を設けて器体を構成した点である。該端子部受け部1012は,器体101の側面から端子部302の移動軌跡に重なるように一方向に突出形成されており,電気用品の外郭としては,前面側から見て,端子部302が位置しない部分が凹んでいるように構成される。
次に,第4の実施形態に係る電気用品について図12を用いて説明する。本実施形態は,前記器体101の前面側からの平面視で,端子に接続される外部の導体並びに接続されない外部の導体を直接的に視認する確認手段として,導体における前記端子との接続部近傍の表面に,該導体の種類を表わす表示手段を設け,凹み部分に位置する導体の表示手段21a,22aを器体の前面側から視認可能としたものである。
次に,第5の実施形態に係る電気用品について図14を用いて説明する。本実施形態は,前記器体101の前面側からの平面視で,端子に接続される外部の導体並びに接続されない外部の導体を直接的に視認する確認手段として,導体における前記端子との接続部近傍の前面側から見たときの裏面側に,該導体の種類を表わす表示手段を設け,器体の前面側からその表示手段を視認可能とする反射手段を設けて確認手段を形成したものである。
101 器体
102 端子部
103 操作部
104 接続線
1011 スリット
1012 端子受け部
1013 反射手段
1022a 軸
1022b 抜止め部
202 端子部
2011 スリット
302 端子部
21 導体
22 導体
31 導体
32 導体
402 端子部
4011 スリット
4012 スリット
Claims (1)
- 前面と,該前面に対向する背面と,該前面と該背面とに相隣り合う側面とを有して形成される略箱体形状の器体を備えるとともに,
該器体の側面の表面に電気を受電もしくは給電する端子を備えた電気用品であって,
前記端子は,電気用品に接続可能な外部の複数の導体の中から特定の導体を選択して接続できるよう端子の位置をそれぞれの接続位置の間で連続的に移動可能とし,
端子の接続位置間の移動方向は,前記前面側からの平面視で前面と略並行に移動されて,位置を違えて配設するよう形成される一方、
前記前面側からの平面視で,前記端子に接続される外部の導体並びに接続されない外部の導体を直接的に視認する確認手段を設けたことを特徴とする電気用品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013157203A JP5570040B2 (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 電気用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013157203A JP5570040B2 (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 電気用品 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009134781A Division JP5686359B2 (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 電気用品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013243155A JP2013243155A (ja) | 2013-12-05 |
JP5570040B2 true JP5570040B2 (ja) | 2014-08-13 |
Family
ID=49843796
Family Applications (1)
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JP2013157203A Active JP5570040B2 (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 電気用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5570040B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11354003A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 回路遮断器 |
JP2003022741A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Nitto Electric Works Ltd | プラグイン式配線用遮断器 |
-
2013
- 2013-07-29 JP JP2013157203A patent/JP5570040B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013243155A (ja) | 2013-12-05 |
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