JP5569043B2 - 表示板 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車やオートバイに搭載される計器に組み込まれる表示板に関し、特に合成樹脂からなる基板にメタリック印刷を施してなる表示板に関する。
この種の表示板として例えば下記特許文献1、2に記載されたものが知られている。これら特許文献に記載の表示板は、合成樹脂からなる基板と、この基板上に印刷形成され金属粉等のメタリック顔料を混合したメタリック層と、このメタリック層上に形成されたヘアライン層とを備えている。
下記特許文献1に記載されたヘアライン層は、無色透明な感光層からなり、その表面には断面凹凸形状で幅0.1μm〜10μmの微細なヘアライン模様(細かなけがき線を有する金属表面を模した模様)が形成され、下記特許文献1に記載されたヘアライン層は、無色透明または黒やメタリック等の適宜色を有する印刷層からなり、層自体の有無によって断面凸形状で適宜幅の細かなヘアライン模様を形成している。これらヘアライン層で入射光が反射すると、個々に線状発光する複数のヘアライン(条線)の束が融合して特定領域が一斉に発光し、これにより表示板が例えば旭光模様からなる金属光沢を有して視認される。
特開平8−021749(図1) 特開2005−329587(図5)
しかしながら、特許文献1、2に記載の表示板は、ヘアライン層による光反射を利用することで金属質感をより一層、引き出すことができるが、ときにヘアライン層による光反射が眩しく感じられ、表示部あるいは表示板全体の視認性が低下してしまうことがある。またヘアライン層を備えない表示板も知られているが、この場合も平滑面となるメタリック層表面での光反射が眩しいことがあり、対策が望まれていた。
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、外光反射を適切に制御することにより、視認性を向上させることが可能なメタリック調の表示板を提供することを目的とする。
本発明は、合成樹脂からなる基板にメタリック層を設けてなる表示板において、前記メタリック層上に当該メタリック層が視認可能な隙間を空けて隣接する透光性の複数の有色ドットを少なくとも部分的に積層してなる反射抑制層を設けたことを特徴とする。
このように構成することにより、メタリック層の光反射を複数のドットからなる反射抑制層によって適切に制御できるため、反射による眩しさを抑制し、視認性を向上させることができる。
また本発明は、前記反射抑制層を構成する有色ドットは、イエロー、シアン、マゼンダ、ブラックの少なくとも2色からなることを特徴とする。
また本発明は、前記反射抑制層は、前記有色ドット自体の幅、前記複数の有色ドット間の前記メタリック層が視認可能な隙間の間隔、または、前記複数の有色ドットの濃淡のうち、少なくともいずれか一つの対比に差を持つことを特徴とする。
また本発明は、前記反射抑制層が所定の模様あるいは画像からなる意匠パターンを形成することを特徴とする。
このように構成することにより、眩しさを抑制するだけでなく、美観や意匠性を向上させることができる。
前記メタリック層を背景とする表示部を備え、前記反射抑制層は前記表示部と重ならないように形成されることを特徴とする。
このように構成することにより、表示部の視認性を確保することができる。
本発明によれば、外光反射を適切に制御することにより、視認性を向上させることが可能なメタリック調の表示板を提供することができる。
本発明の一実施形態による表示板の正面図。 図1のA−A線に沿った断面を模式的に示す要部断面図。 図1の矢視領域Rの拡大図。
本発明の一実施形態による表示板は、例えば車両用計器に適用されるものであり、基板1と、この基板1の背面に形成された第1の着色層2と、この第1の着色層2の背面に形成された遮光層3と、基板1の前面に形成された第2の着色層4と、この第2の着色層4の前面に形成されたメタリック層5と、このメタリック層5の前方に形成された有色ドット層6とを備えている。
基板1は、例えば透明な合成樹脂からなる。
第1,第2の着色層2,4は、例えばスクリーン印刷によりベタ塗り形成された透光性を有する乳白色層からなり、基板1の背面全面を覆っている。この第1の着色層2は、後述する表示部を透過する光を拡散して均一化すると共に透光性基板1内を進む光の導光効率を高める機能等を有している。
遮光層3は、例えばスクリーン印刷によりベタ塗り形成された遮光性を有する黒色層からなり、光源2からの光の透過領域を規定する。第1の遮光層3の一部は部分的に抜き形成され、第1の抜き部31が形成されている。
メタリック層5は、例えばスクリーン印刷によりベタ塗り形成された、金属粉等のメタリック顔料を混合した青色を基調とするメタリック遮光性メタリック層からなり、第1の抜き部31の形状に対応した第2の抜き部51が形成されている。
有色ドット層6は、例えばY,M,C,K(イエロー,マゼンダ,シアン,ブラック)からなる4色の独立した基本色インク(全ての色が透光性を持つ)の各々を例えばスクリーン印刷によってドット状に印刷することで、各基本色インクのドット(有色ドット)を完全もしくは部分的に重ねてなるもので、第1,第2の抜き部31,51に対応する位置には、これら第1,第2の抜き部31,51と共に透光性の表示部7を形成する第3の抜き部61が形成される他、表示部7の輪郭を形成する縁取り部62と、表示部7の背景となるメタリック層5の光反射を抑制する反射抑制部(反射抑制層)63とを形成している。なお表示部7は、図示しない指針の指示対象となる目盛、数字、文字からなり、本実施形態では目盛付近の断面構造しか示さないが、数字、文字とも目盛と同じ構成である。そして表示部7は、背後に配置された図示しない光源によって白色に透過照明される。
縁取り部62は、表示部7の周囲を例えば黒色に縁取るもので、表示部7に隣接する有色ドット層6領域においてK(ブラック)からなる基本色インクのドットの濃度を高めた箇所によって形成されている。
反射抑制部63は、表示部7を除くメタリック層5上に形成され、図3に示すようにメタリック層5上に形成された4色の独立した複数の基本色インクのドットDは、メタリック層5を視認可能な隙間Sを空けて設けられており、隙間Sにおいてはメタリック層5による光反射を許容し、それ以外のドットにて覆われた領域においては、ドットによってメタリック層5による光反射を防止し、これにより、金属質感を維持しながら反射による眩しさを抑制している。なおドットD自体の幅は、例えば0.1mm〜0.5mmに設定され、隙間Sや各色濃度は、メタリック層5による光反射や下記意匠パターンなどに応じて調整、設定がなされている。
また本実施形態の場合、反射抑制部63は、青色を基調とするメタリック層5上に形成されることで、例えば黒色・紺色基調で階調(グラデーション)を伴った暗色の石目模様(意匠パターン)として視認されるように設定されている。
以上の通り、本実施形態では、合成樹脂からなる基板1にメタリック層5を設けてなる表示板において、メタリック層5上に当該メタリック層5が視認可能な隙間Sを空けて隣接する複数の有色ドットDからなる反射抑制部63を設けたことにより、メタリック層5の光反射を複数のドットからなる反射抑制部63によって微調整することができ、これにより光反射を適切に制御できるため、反射による眩しさを抑制し、視認性を向上させることができる。
なお本実施形態では、反射抑制部63を複数色(4色)の独立した基本色インクにて形成したが、単一色であってもよく、その形成手法もスクリーン印刷以外の手法、例えばインクジェット法等のデジタル印刷法やオフセット印刷法で形成してもよい。
また本実施形態では、反射抑制部63が前記意匠パターンを形成することにより、眩しさを抑制するだけでなく、美観や意匠性を向上させることができる。
なお前記意匠パターンは、模様の他、イラスト、写真等の画像であってもよい。
また本実施形態では、メタリック層5を背景とする表示部7を備え、反射抑制層63は表示部7と重ならない(覆わない)ように形成されることにより、表示部7の視認性を確保することができる。
また有色ドット層6は、メタリック層5上であれば、直に接していなくとも良く、例えば基板1の裏側にメタリック層5、基板1の前面側に有色ドット層6を設けてもよいし、両者の間に他の層を介在させてもよい。
1 基板
2 第1の着色層
3 遮光層
4 第2の着色層
5 メタリック層
6 有色ドット層
7 表示部
31 第1の抜き部
51 第2の抜き部
61 第3の抜き部
62 縁取り部
63 反射抑制部(反射抑制層)
D ドット
S 隙間

Claims (5)

  1. 合成樹脂からなる基板にメタリック層を設けてなる表示板において、前記メタリック層上に当該メタリック層が視認可能な隙間を空けて隣接する透光性の複数の有色ドットを少なくとも部分的に積層してなる反射抑制層を設けたことを特徴とする表示板。
  2. 前記反射抑制層を構成する有色ドットは、イエロー、シアン、マゼンダ、ブラックの少なくとも2色からなることを特徴とする請求項1に記載の表示板。
  3. 前記反射抑制層は、前記有色ドット自体の幅、前記複数の有色ドット間の前記メタリック層が視認可能な隙間の間隔、または、前記複数の有色ドットの濃淡のうち、少なくともいずれか一つの対比に差を持つことを特徴とする請求項1に記載の表示板。
  4. 前記反射抑制層が所定の模様あるいは画像からなる意匠パターンを形成することを特徴とする請求項1記載の表示板。
  5. 前記メタリック層を背景とする表示部を備え、前記反射抑制層は前記表示部と重ならないように形成されることを特徴とする請求項1記載の表示板。
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