JP5567901B2 - ステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像システム - Google Patents
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Description
(1)複数のレンズを並列する方式
(2)プリズムを用いた視野分割視差光学系を一般撮影用の主レンズに前置する方式
(3)鏡を用いた視野分割視差光学系を一般撮影用の主レンズに前置する方式
など異なるタイプのものが用いられる(これらの組み合わせも可能である)が、例えば、
(1)は基線長を大きくするのが難しい、フォーカスや絞りなどの機構が複雑になる
(2)と(3)は主レンズの光学特性による制約が生じ易い、
(2)は収差が増加し易い
(3)は基線長を小さくするのが難しい
というようにそれぞれに一長一短がある。
また、本発明のある態様による撮像システムは、光電変換素子を備える撮像装置本体と、当該撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能な交換レンズと、を含む撮像システムにおいて、上記交換レンズは、複数のモノキュラ光学系を備え、上記撮像装置本体に配置された上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像させるステレオ光学系と、上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータであって、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含むステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、を具備し、上記撮像装置本体は、上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて通常の平面画像またはステレオ画像を生成させる制御部であって、当該通常の平面撮影を行う際には上記指定データに基づいて使用するモノキュラ光学系を決定する本体側制御部と、を具備している。
a:ステレオであるか否か(デフォルト:Yes(ステレオである))
b:ステレオの場合の画像枚数(デフォルト:2)
c:各モノキュラ画像の配置(縦横画素数を含む存在領域)
が基本情報となる。
配置間隔(基線長)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の間の像間距離を示すデータ(像間距離データ)、即ち、左右2つの光学系201,202の光軸間距離を表すデータであって、本体100の撮像素子102に対しては2光学像の像中心間の距離として定義される。
光軸交差点(輻輳点)距離データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光軸交差点から当該ステレオ光学系までの光軸交差点距離を示すデータ、即ち、左右2つの光学系201,202の光軸が交わる点までのカメラからの距離(被写体距離)を表すデータであって、並行配置の場合(無限遠)を含む。
配置方法(位置、順番)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の配置に関するデータ、即ち、光学像の配置を表すデータであって、左右2眼の場合は2つの光学系201,202によって結像される像が並行配置であるか交差配置であるかを識別する。この実施形態は並行配置である。なお、本実施形態では、左右2眼の場合について説明しているが、これに限られることなく、例えば3眼以上であってもよい。
方向(回転、反転)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の像面内回転方向を示すデータ、即ち、光学像の向きを表すデータであって、光学系によっては像の向きが回転したり反転する場合があるのをデータとして持つ。本実施形態は正立(回転、反転なし)である。
倍率方向特性(縦横相対倍率=像圧縮比)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率方向特性を示すデータ、即ち、シリンドリカルレンズなどのアナモフィック光学系を用いて像圧縮をした場合の圧縮比を表すデータである。本実施形態は1:1(圧縮なし)である。
既述のとおり、ステレオ撮像光学系はその形式によってケラレやオーバーラップを生じ、またその結果としてイメージエリアが一般撮影用レンズとは異なる特殊な形状となることが多い。結像領域範囲に関する有効性データは、ステレオ光学系の結像領域範囲に関するデータである。ケラレ領域については所定光量以下の領域として定義され、オーバーラップ領域については他方の光学系の像光量が所定割合以上となる領域として定義される。いずれも所定光量については目的によって異なる複数の値を取ってもよい。また、イメージエリアは上記ケラレやオーバーラップ領域以外の領域として定義される。
(結像領域範囲に関する有効性データのズームおよび/または絞り依存性データ)
代表光学系(主レンズ)の指定データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の内の何れが代表光学系となるかを示す指定データ、即ち、ステレオ光学系を構成するモノキュラ光学系のうち、代表する光学系を指定するデータである。例えば、レンズ並列方式で一方だけが解像度が高い、あるいは一方だけがズームレンズである、といった優劣があるケースがあり得る。そのような場合は、例えば、このステレオ交換レンズ200をそのまま用いて一般(平面)撮影を行うとすれば優れた方を使うべきである。このため「代表する光学系」を定義したものである。
ステレオ光学系の適正撮影距離を示すデータは、ステレオ光学系の適正撮影距離を示すデータ、即ち、当該ステレオ交換レンズ200を用いて撮影を行う場合の適正被写体距離を示すデータである。
S=f・P・|(1/D)−(1/L)|・・・(1)
と求められるから、このときの撮像素子受光面のモノキュラ水平画枠の大きさをWHとすれば、
S<WH
が最低限被写体が両眼共通視野に入るための絶対的必要条件となる。
S<WH/4
程度の条件を満たす必要がある。
4fPL/(4fP+LWH)<D<4fPL/(4fP−LWH)・・・(2)
(ただし、(2)における右側の不等式は4fP>LWHの場合にのみ生じる条件であり、通常は無視してよい)と求められる。
近距離側使用限界:4fPL/(4fP+LWH)
遠距離側使用限界:4fPL/(4fP−LWH)ただし通常の場合は∞
あるいはこれに多少のマージンを見込んだ値が適正撮影距離の使用限界距離データとして記録される。
ステレオレジストレーションデータは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の位置合わせを行うための補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の位置あわせに関する補正データである。具体例を以下に示す。
ステレオ撮影用ディストーション補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の相対的なディストーションに関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の歪曲(ディストーション)に関する補正データである。
ステレオ撮影用輝度シェーディング補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な輝度シェーディングに関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の照度むら(シェーディング)に関する補正データである。
ステレオ撮影用カラーシェーディング補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的なカラーシェーディングに関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の色むら(カラーシェーディング)に関する補正データである。
ステレオ撮影用倍率色収差補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率色収差に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像に生じる光学系の色収差による色位置ずれに関する補正データである。
ステレオ撮影用倍率補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対倍率に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の倍率に関する補正データである。
ステレオ撮影用光量補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な光量に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の照度(平均照度)差に関する補正データである。
ステレオ撮影用分光透過率補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の相対的な分光透過率に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の色あい(カラーバランス)に関する補正データである。
左右の各光学系201,202の機構(AFやズーム、絞りなど)の動作速度は、各光学系の構成が異なる場合や、同じでも製造誤差などによって異なる動作時間を要する場合がある。そこで、左右の各光学系201,202の機構の動作速度を個別にデータとして記録したものが、ステレオ撮影用動作速度補正データである。即ち、ステレオ撮影用動作速度補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光学系駆動機構の相対的な動作速度に関する補正データである。
ステレオ光学系のタイプデータは、当該ステレオ交換レンズ200のステレオ光学系を構成する光学系のタイプを表すデータである。具体例を示せば、まずそのレンズがステレオレンズであることを表すデータがある。そしてステレオ光学系については
(1)独立2レンズ並列式
(2)単眼レンズ+付加光学系式
に大別され(2)についての付加光学系の代表的なものに、ミラー式/プリズム式/Integral Photography用マルチレンズ式などがある。
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
(1) レンズ側取付部と、複数のモノキュラ光学系を備え多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、非ステレオ撮影時とは異なるステレオ撮影時に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを送信するレンズ側通信部と、を備えるステレオ撮影対応型の交換レンズを着脱可能に取り付け可能なステレオ撮影対応型の撮像装置本体であって、
上記レンズ側取付部と着脱可能に結合するための本体側取付部と、
上記ステレオ光学系により結像されたステレオ光学像を画像信号に変換する光電変換素子と、
上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、
上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて、当該撮像装置本体に係る機能制御を行う本体側制御部と、
を具備したことを特徴とするステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(2) 上記本体側制御部は、ステレオ情報要求指令を送信させるように上記本体側通信部をさらに制御するものであり、
上記交換レンズは、上記ステレオ情報要求指令に応じて、上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信させるように上記レンズ側通信部を制御するレンズ側制御部をさらに備えるものであり、
上記本体側通信部は、上記ステレオ情報要求指令の応答として上記レンズ側通信部から送信された上記ステレオデータを受信するものであることを特徴とする付記(1)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(3) 上記画像信号から、上記ステレオ光学系の上記複数のモノキュラ光学系に各対応する画像部分を切り出した後に、これらの画像部分を統合して一のステレオ画像データを生成する画像データ生成部と、
上記ステレオ画像データに、該ステレオ画像データに係る画像データ以外の情報であるステレオ付随データを付加して、1つの画像取り扱い単位である構造化ステレオ画像ファイルとして記録する記録部と、
をさらに具備し、
上記ステレオ付随データは、上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータを含むものであることを特徴とする付記(1)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(4) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の間の像間距離データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記像間距離データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の基線長方向の切り出し位置を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(5) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光軸交差点から当該ステレオ光学系までの光軸交差点距離データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記光軸交差点距離データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の基線長方向の切り出し範囲を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(6) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の配置に係る光学像配置データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記光学像配置データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の配置を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(7) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の像面内回転方向データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記像面内回転方向データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の回転方向を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(8) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率方向特性データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記倍率方向特性データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の縦横相対倍率を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(9) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系の結像領域範囲に関する有効性データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記有効性データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の切り出し範囲を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(10) 上記ステレオ光学系は、上記複数のモノキュラ光学系の内の少なくとも1つがズーム光学系および/または絞りを備えたものであり、
上記ステレオデータは、さらに、上記有効性データのズームおよび/または絞りに対する依存性を示すズーム・絞り依存性データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ズーム・絞り依存性データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の切り出し範囲を所定の範囲内とするためのズームおよび/または絞り制御を行うものであることを特徴とする付記(9)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(11) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の内の何れが代表光学系となるかを示す指定データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記指定データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の代表画像を決定するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(12) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の内の何れが代表光学系となるかを示す指定データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記指定データに基づいて上記画像信号から通常の平面画像のデータを生成する際に使用するモノキュラ光学系を決定するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(13) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系の適正撮影距離を示す適正撮影距離データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記適正撮影距離データに基づいてステレオ撮像を行う際の適正撮影距離範囲を決定するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(14) 被写体までの距離を測定する被写体測距部をさらに具備し、
上記被写体測距部により測定された被写体距離が上記ステレオ撮像を行う際の適正撮影距離範囲内にない場合に、その旨の警告を行うかまたは当該撮影を禁止することを特徴とする付記(13)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(15) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の位置合わせを行うためのレジストレーションデータを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記レジストレーションデータに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の位置対応関係の補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(16) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の相対的なディストーションに係るステレオ撮影用ディストーション補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用ディストーション補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的なディストーションの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(17) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な輝度シェーディングに係るステレオ撮影用輝度シェーディング補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用輝度シェーディング補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的な輝度シェーディングの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(18) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的なカラーシェーディングに係るステレオ撮影用カラーシェーディング補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用カラーシェーディング補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的なカラーシェーディングの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(19) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率色収差に係るステレオ撮影用倍率色収差補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用倍率色収差補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的色位置ずれの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(20) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対倍率に係るステレオ撮影用倍率補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用倍率補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的倍率の補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(21) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な光量に係るステレオ撮影用光量補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用光量補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的輝度の補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(22) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の相対的な分光透過率に係るステレオ撮影用分光透過率補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用分光透過率補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的カラーバランスの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(23) 上記ステレオ光学系は、上記複数のモノキュラ光学系の内の2つ以上が光学系駆動機構を含み、
上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光学系駆動機構の相対的な動作速度に係るステレオ撮影用動作速度補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオ撮影用動作速度補正データに基づいて上記各モノキュラ光学系の光学系駆動機構が連動して動作し得るように制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(24) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する光学系のタイプを示す光学系タイプデータを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記光学系タイプデータに基づいてカメラの動作モードの切り替えを制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(25) レンズ側取付部と、複数のモノキュラ光学系を備え多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、非ステレオ撮影時とは異なるステレオ撮影時に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを送信するレンズ側通信部と、を備える交換レンズと、
上記レンズ側取付部と着脱可能に結合するための本体側取付部と、上記ステレオ光学系により結像されたステレオ光学像を画像信号に変換する光電変換素子と、上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて撮像装置本体に係る機能制御を行う本体側制御部と、を備える撮像装置本体と、
を具備したことを特徴とするステレオ撮影対応型の撮像装置。
付記の構成は、交換レンズの種類によることなく適正で高画質なステレオ撮像ができるステレオ撮影対応型の撮像装置本体および撮像装置を提供することを目的としている。
付記のステレオ撮影対応型の撮像装置本体および撮像装置によれば、交換レンズの種類によることなく適正で高画質なステレオ撮像ができる。
Claims (6)
- 光電変換素子を備える撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能なステレオ撮影対応型の交換レンズであって、
複数のモノキュラ光学系を備え、上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、
上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、
上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、
を具備し、
上記ステレオデータは、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含むことを特徴とするステレオ撮影対応型の交換レンズ。 - 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、解像度が高い光学系であることを特徴とする請求項1に記載のステレオ撮影対応型の交換レンズ。
- 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、ズームレンズ光学系であることを特徴とする請求項1に記載のステレオ撮影対応型の交換レンズ。
- 光電変換素子を備える撮像装置本体と、当該撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能な交換レンズと、を含む撮像システムにおいて、
上記交換レンズは、
複数のモノキュラ光学系を備え、上記撮像装置本体に配置された上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像させるステレオ光学系と、
上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータであって、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含むステレオデータを記憶する記憶部と、
上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、
を具備し、
上記撮像装置本体は、
上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、
上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて通常の平面画像またはステレオ画像を生成させる制御部であって、当該通常の平面撮影を行う際には上記指定データに基づいて使用するモノキュラ光学系を決定する本体側制御部と、
を具備していることを特徴とする撮像システム。 - 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、解像度が高い光学系であることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム。
- 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、ズームレンズ光学系であることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム。
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