JP5567901B2 - ステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像システム - Google Patents

ステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、立体画像を取り扱う技術に係り、特に、ステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像システムに関する。
画像を立体的情報を含んで撮影記録し、これを再生観察する方式には、従来より多種多様な提案がなされている。その中でも2眼式ステレオ方式は、簡単且つ安価に構成でき、しかも大きな効果を得ることが可能である。この2眼式ステレオ方式は、左右両眼の視点に対応する視差を持った2画像を記録し、これを左右両眼に対してそれぞれ提示するものである。
2眼式ステレオ方式においても、その提示方式には種々のものが提案されており、例えば大画面による多人数同時観察を行う場合には、偏光メガネを併用した偏光投影方式や、シャッタメガネを併用した時分割提示方式が使用される。しかしながら、これらはいずれも大がかりで高価なシステムを必要とするため、特殊な業務用途以外には使用されることは少ない。
そのため、パーソナルユースに対しては、同時に1人しか観察できないという制約はあるものの、最も基本的かつ古典的な方法であるステレオペア画像を用いる方式が、極めて安価に且つ鮮明な画像を観察できる方式として、今日なお広く使用されている。
ステレオペア画像による方式では、左眼視点対応画像であるL画像と右眼視点対応画像であるR画像とが、通常僅かな隙間を介して2枚並列に並べられて1つの画像を構成している。このステレオペア画像を得るための最も手軽な撮影装置として、35ミリ1眼レフカメラにステレオアダプタを装着したシステムが知られているが、システム上の制約等のため、LR画像は実際には1つの標準横位置画像(横3:縦2)を縦に2分割した形で構成されている。したがって、各画像ひいては観察される立体画像は、縦位置(横縦比約3:4程度)になっているのが一般的である。本明細書では、このようにLR2画像が空間的に(画像平面上に)併置されて1つの画像を構成しているものをステレオペア画像と称する。
このステレオペア画像は、記録、印画、伝送及び印刷等に際して何ら特殊なシステムを要しないこと、適当な条件を満たせば直接立体視観察できること(特別な装置を用いることなく左右像を融合できること)、といった特長を有しており、特にインターネットやデジタルカメラの普及など、いわゆるメディアミックス化が進めば進むほどその不朽の価値が見直され、利用され続けるものと予想される。
そこで、本出願人は、ステレオアダプタを通常の単眼撮像光学系に装着し、これによって得られる複数の視差画像に基づいて、電子的なステレオペア画像たるSPM(Stereo Pair Multimedia)を生成し、これを所定のフォーマットの電子画像ファイルSGM(Stereo Gram in Multimedia)として記録する撮像装置をすでに提案している(特許文献1参照)。
一方、このようなステレオ撮影を実際に行う撮像系をどのように構成するかというのが大きな関心事である。このステレオ撮像系としては、レンズ及び撮像素子を有する単眼(モノキュラ)の撮像系を複数用いる方式と、撮像素子は1つだけ用いてこれに複数の視点画像を結像させるステレオ光学系を適用する方式とに大別される。特に後者は、低コストに製造できること、ステレオ専用ではない一般撮影と兼用の撮像装置が実現しやすいこと、などの特徴を有している。この場合に適用されるステレオ光学系について見れば、
(1)複数のレンズを並列する方式
(2)プリズムを用いた視野分割視差光学系を一般撮影用の主レンズに前置する方式
(3)鏡を用いた視野分割視差光学系を一般撮影用の主レンズに前置する方式
など異なるタイプのものが用いられる(これらの組み合わせも可能である)が、例えば、
(1)は基線長を大きくするのが難しい、フォーカスや絞りなどの機構が複雑になる
(2)と(3)は主レンズの光学特性による制約が生じ易い、
(2)は収差が増加し易い
(3)は基線長を小さくするのが難しい
というようにそれぞれに一長一短がある。
そこで、このような様々なステレオ光学系をレンズ交換式カメラシステムの交換レンズにそれぞれ適用して、複数種類の交換レンズを実現すれば、これらを目的に応じて使い分けたり、さらに一般撮影用のカメラに適用したりすることができるという大きなメリットがある。
特開2002−77942号公報
ところが、上記したような様々な異なる特性を持った交換レンズを実現したとしても、その交換レンズを単にカメラ本体に取り付けただけでは、その異なる特性ゆえに、全ての場合に適正で高画質なステレオ撮像ができるとは限らなくなってしまう。
そこで、本発明は、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に良好な一般撮影画像を得ることができるステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明のある態様によるステレオ撮影対応型の交換レンズは、光電変換素子を備える撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能なステレオ撮影対応型の交換レンズであって、複数のモノキュラ光学系を備え、上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、を具備し、上記ステレオデータは、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含む
また、本発明のある態様による撮像システムは、光電変換素子を備える撮像装置本体と、当該撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能な交換レンズと、を含む撮像システムにおいて、上記交換レンズは、複数のモノキュラ光学系を備え、上記撮像装置本体に配置された上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像させるステレオ光学系と、上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータであって、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含むステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、を具備し、上記撮像装置本体は、上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて通常の平面画像またはステレオ画像を生成させる制御部であって、当該通常の平面撮影を行う際には上記指定データに基づいて使用するモノキュラ光学系を決定する本体側制御部と、を具備している。
本発明のステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像システムによれば、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に良好な一般撮影画像を得ることができる
本発明の一実施形態に係る電子カメラの回路構成を示すブロック図。 上記実施形態の電子カメラに装着するステレオ交換レンズの構成を示す図。 上記実施形態において、撮像エリアに設定する画枠を示す図。 上記実施形態において、L,R画像を合成してSPM画像を生成し、更に電子画像ファイルSGMを生成する様子を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの回路構成を示すブロック図である。
本実施形態においては、撮像装置として電子カメラを例に挙げて説明するが、これに限るものではなく、撮像機能を有する機器に広く適用することができる。
図1において、100は電子カメラのカメラ本体である撮像装置本体(以下、本体と記載)、101は光学式ローパスフィルタなどのフィルタ、102は光電変換素子であるCCDカラー撮像素子(以下、撮像素子と記載)、103は撮像素子102を駆動するためのCCDドライバ、104はA/D変換器等を含むプリプロセス回路、105は色信号生成処理,マトリックス変換処理,その他各種のデジタル処理を行うためのデジタルプロセス回路、106はカードインターフェース(カードIF)、107はメモリカード、108はLCD画像表示部を示している。なお、メモリカード107は、カードインターフェース106を介して本体100に着脱可能な可搬式の記録媒体であるために、本体100に固有の構成でなくても構わない。
また、本体100において、109は各部を統括的に制御するためのシステムコントローラ(CPU)、110はレリーズスイッチや後述するモード切替スイッチ等の各種のスイッチを含む操作スイッチ(操作SW)、111は電子カメラ100の操作状態及びモード状態等を表示するための操作表示部、112は照明光を被写体へ向けて照射するためのストロボ、113は各種設定情報等を記憶するための不揮発性メモリ(EEPROM)、114は本体側取付部を示している。
本実施形態の電子カメラにおいては、システムコントローラ109が全ての制御を統括的に行っている。例えば、システムコントローラ109の制御に基づいて、CCDドライバ103により撮像素子102を駆動して露光(電荷蓄積)及び画像信号の読み出しを行い、読み出した画像信号をプリプロセス回路104を介してデジタルプロセス回路105に取り込んで、各種信号処理を施した後にカードインターフェース106を介してメモリカード107に記録するようになっている。なお、CCD撮像素子102は、例えば縦型オーバーフロードレイン構造のインターライン型である。
ここまでの基本的な構成は従来の一般的な電子カメラとほぼ同様であるが、本実施形態ではこれに加えて、操作スイッチ110に、通常モードとステレオモードとを切り替えるためのモード切替スイッチが設けられている。さらに、システムコントローラ109には、撮像エリアのトリミング領域を設定するための画枠設定部109a、モノキュラ画像からSPM画像を合成するためのSPM合成部109b、及びSPM画像からJPEG画像データを生成するためのSGM(Stereo Gram in Multimedia)生成部109cが設けられている。
また、図1において、200はステレオ撮影対応型の交換レンズであるステレオ交換レンズ、201,202は左右両眼に対応するレンズ(モノキュラ光学系)である光学系、203は不揮発性メモリであるEEPROM、204はレンズ内マイクロコンピュータ(以下、レンズマイコンと記載)、205は本体側取付部114と着脱可能に結合するためのレンズ側取付部を示している。そして、これら本体100及びステレオ交換レンズ200を組み合わせることにより、本実施形態の撮像装置が構成される。また、ステレオ交換レンズ200において、複数のモノキュラ光学系(本実施形態では、左右両眼に対応する2つの光学系201,202の例を主に説明するが、後述するようにこれに限るものではない)によって、多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系が構成される。
このステレオ交換レンズ200は、レンズ側取付部205及び本体側取付部114を介して本体100に着脱可能な交換レンズである。EEPROM203は、後述するステレオデータ(ステレオ交換レンズ200に係る、非ステレオ撮影時とは異なるステレオ撮影時に固有のパラメータ情報)を記憶する記憶部である。なお、EEPROM203は、ステレオデータ以外のデータについても記憶することができる。
レンズマイコン204は、本体100との情報通信を行うレンズ側通信部であり、本体100のシステムコントローラ109と図示しないレンズマウント接点を介してシリアル通信を行う。なお、本体100とステレオ交換レンズ200との通信は、このような構成により行うに限るものではなく、例えば本体100のシステムコントローラ109を制御するマイクロコンピュータがステレオ交換レンズ200内のEEPROM203にダイレクトアクセスする技術を用いてもよいし、接続はケーブル等を用いた有線通信と無線通信との何れを用いて行っても構わない。
本実施形態の電子カメラにおいては、図2に示すように、本体100に図1のステレオ交換レンズ200が着脱可能となっている。ステレオ交換レンズ200の左側の光学系に入射した光は、ミラー206、208及び撮影レンズ210を介して撮像素子102の左側領域Lに結像され、右側の光学系に入射した光は、ミラー207、209及び撮影レンズ210を介して撮像素子102の右側領域Rに結像されるようになっている。従って、この図2に示す構成例においては、左側のモノキュラ光学系201がミラー206、208及び撮影レンズ210により構成され、右側のモノキュラ光学系202がミラー207、209及び撮影レンズ210により構成されていることになる(つまり、撮影レンズ210は、左右のモノキュラ光学系201,202に共通の光学要素となる)。なお、図2に示す例では複数のミラー206〜209を用いて2眼化を果たしているが、これに限るものではなく、複数のプリズムを用いて2眼化(さらには多眼化)を果たすようにしてもよい。
上述した複数のモードの内の通常モードは、一般用の交換レンズ(すなわち、ステレオ撮影対応型とはなっていない通常の交換レンズ)を取り付けて、通常(単眼)カメラとしての撮像がなされるモードである。なお、通常モードとステレオモードとの切り替えは、上述したように、操作スイッチ110に設けられたモード切替スイッチで行われるが、本体100にステレオ交換レンズ200が取り付けてられているか否かに応じて自動的に切り替えるように構成してもよい。具体的には、システムコントローラ109がレンズ側と通信を行って、例えば後述する「ステレオ光学系のタイプデータ」(ステレオ交換レンズ200内のEEPROM203には記録されている)を読み出すことを試み、読み出すことができれば取り付けられた交換レンズがステレオ交換レンズ200であると判定し、読み出すことができなければ交換レンズが一般用の交換レンズであると判定する例が挙げられる。
以下、ステレオモードでの動作を説明するにあたって、まず撮像から画像のファイル記録までの全体の大まかな動作の流れを説明し、その後に本発明の主要部に関わる内容について詳述する。
ステレオモードでは、ステレオ交換レンズ200を取り付けた状態で操作スイッチ110のレリーズスイッチをトリガー操作することにより、通常のカメラと全く同様の撮像動作(露光制御と画像信号読み出し)を行う。そして、撮像エリアの全領域から読み出した画像信号に対して、以下の処理を行う。
まず、システムコントローラ109に含まれる画枠設定部109aにより設定された撮像エリアのトリミング領域に基づいて、デジタルプロセス回路105において画像のトリミングが行われる。即ち、図3に示すように、画像信号により構成される画面102aを縦に2分割して、左半分をL画像、右半分をR画像と割り当てる(100%トリミング)。なお、この100%トリミングのまま使用することも可能であるが、本実施形態ではL画像やR画像にオーバーラップやケラレが出るのを防ぐために、横幅をX%に制限し、更に(必須ではないが)縦横バランスを整えるために縦幅をY%に制限しトリミングしたものをそれぞれL画像211L,R画像211Rに割り当てる。なお、本実施形態では、例えば横幅の制限率X%及び縦幅の制限率Y%を同一の90%とするが、もちろんこれに限定されるものではない。
次に、システムコントローラ109に含まれるSPM合成部109bの制御に基づき、デジタルプロセス回路105においてSPM画像が生成される。即ち、上記のトリミングにより得られたL画像211L,R画像211Rは、図4に示すように合成されて、2つの画像が左右に隙間無く並列配置された1つの画像(SPM画像)212となる。このとき、L画像211LとR画像211Rとの境界領域に、或いはさらにSPM画像212全体の周囲に、1〜数画素程度の幅の枠線(例えばR=G=B=0の黒)を配して、SPM画像212であることが視覚的にも明確となるようにすることも好適な変形例である。
そして、システムコントローラ109に含まれるSGM生成部109cの制御に基づき、デジタルプロセス回路105においてSPM画像212がJPEG圧縮される。即ち、記録や伝送に際しては画像情報を圧縮しておくことが好適であり、その際に任意の圧縮技術を用いることが可能であるが、ここでは最も標準的な圧縮方式である公知のJPEG圧縮を用いている。さらに、SGM生成部109cの制御に基づき、JPEG圧縮されたSPM画像212に、ステレオ付随データをヘッダ部213として付加することにより、SPMであるJPEG画像データ214が生成される。
その際、例えばヘッダ部213のユーザー情報領域の所定のタグにステレオ付随データを割り当てる。記録するステレオ付随データは、
a:ステレオであるか否か(デフォルト:Yes(ステレオである))
b:ステレオの場合の画像枚数(デフォルト:2)
c:各モノキュラ画像の配置(縦横画素数を含む存在領域)
が基本情報となる。
これらの情報があれば、撮像装置自体、或いは他の装置がこの情報を読み取ることにより、JPEG画像データ214から元の各モノキュラ画像を分離して、各モノキュラ画像の再現(ひいてはステレオ画像としての再現)を行うことができる(画像をJPEG伸張した後に、ステレオデータに含まれる画像枚数や各モノキュラ画像の配置情報に基づいて各モノキュラ画像を切り出せばよい)。このようなSGMは、1つのステレオ画像の全画像データと、この画像データ以外にステレオ画像を再現するために必要なデータであるステレオ付随データとを、1つのファイル、即ち取り扱い単位としたものであるから、構造化ステレオ画像ファイルの一例である。なお、このステレオ付随データは、本体側通信部により受信したステレオ交換レンズ200のステレオデータを含んでいる(例えば、上述したステレオ付随データb,cなど)。そして、この構造化ステレオ画像ファイルは、一般の情報処理を行うに際しての(例えば汎用PC(汎用パーソナルコンピュータ)で使用するに際しての、あるいはインターネット上での伝送を行うに際しての)不可分な取り扱い単位であるから、構造化ステレオ画像ファイルに含まれている情報の一部だけが誤って記録,伝送,あるいは消去されるような不具合が生じないという利点がある。
画像データ生成部であるシステムコントローラ109およびデジタルプロセス回路105により生成された電子画像ファイルSGMを、システムコントローラ109の指令により動作するデジタルプロセス回路105内の記録手段によって、カードインターフェース106を介して記録部としてのメモリカード107に記録する。
なお、電子画像ファイルSGMが記録されたメモリカード107は、本体100から取り出された後に、例えば汎用PC等のカードスロット等に差し込むことで、汎用PC等により読取可能(あるいはさらに書込可能)に使用される。また、既に電子画像ファイルSGMが記録されている他のメモリカード107を本体100のカードインターフェース106と接続することにより、他の電子画像ファイルSGMを本体100内に入力することも可能である。このように、電子画像ファイルSGMは、メモリカード107を介して入出力可能となっている。さらに、本体100は、カードインターフェース106の他にも入出力ポートを備えており、この入出力ポートを介した有線接続又は無線接続により、生成された電子画像ファイルSGMを入出力することが可能となっている。
このように本実施形態によれば、通常の単眼式電子カメラの本体とほぼ同様の構成である本体100にステレオ交換レンズ200を取り付け、1つの撮像素子102の撮像エリア上に複数のモノキュラ画枠を設定して得られた複数のモノキュラ画像からステレオ画像ファイルを構成するようにしているために、本体100に複数の撮像素子を設ける必要がない。このために、本体100の小型化及び低価格化を図ることが可能となる。また、画枠を適切に設定することで、オーバーラップやケラレなどの不具合を回避することも可能となる。
以下、本発明の主要部に関わる内容について詳述する。
まず、本体100に電源が入っている状態でステレオ交換レンズ200が取り付けられた場合、あるいはステレオ交換レンズ200が取り付けられた状態で本体100に電源が投入されると、システムコントローラ109はステレオ交換レンズ200に電源を供給するとともに、ステレオ交換レンズ200内のレンズマイコン204と通信を開始する。システムコントローラ109は、必要な初期処理が完了すると、ステレオ交換レンズ200内のEEPROM203に格納されている全てのステレオデータを読み出すためのステレオ情報要求指令であるステレオデータ一括読出コマンドを送信する。レンズマイコン204は、このステレオ情報要求指令であるステレオデータ一括読出コマンドを受信すると、EEPROM203に格納されている全てのステレオデータを読み出し、本体100のシステムコントローラ109に送信する。
このように、レンズマイコン204は、ステレオデータを本体100へ送信するレンズ側通信部と、本体100からのステレオ情報要求指令に応じて、ステレオデータを本体100へ送信させるようにレンズ側通信部を制御するレンズ側制御部とを含む。
また、システムコントローラ109は、レンズマイコン204のレンズ側通信部からステレオデータを受信する本体側通信部と、本体側通信部により受信したステレオデータに基づいて、後述する本体100に係る機能制御を行う本体側制御部とを含む。
なお、ステレオデータの読み出しは、ステレオデータ一括読出コマンドの受信時以外の任意のタイミングで行ってもよいし、一括ではなく各データを個別に読み出してもよい。システムコントローラ109とレンズマイコン204との間には、そのための各データ個別の読み出し指令である(各個別の)ステレオデータ読出コマンドが定義されている。
また、システムコントローラ109は、ステレオ撮像を行って電子画像ファイルSGMを記録する時に、これらのステレオデータ全てまたは一部を必要に応じて図4に示すような当該画像ファイルのヘッダ部213に格納する。これによって、当該画像撮像時の条件が判る。
以下、読み出される各ステレオデータとそれを用いた本体100の動作について説明する。
(配置間隔(基線長)データ)
配置間隔(基線長)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の間の像間距離を示すデータ(像間距離データ)、即ち、左右2つの光学系201,202の光軸間距離を表すデータであって、本体100の撮像素子102に対しては2光学像の像中心間の距離として定義される。
システムコントローラ109は、像間距離を示すデータに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際のトリミング時に、画枠の中心間の距離がこの配置間隔(基線長)データに等しくなるように画像の(基線長方向の)切り出し位置を制御する。本実施形態ではステレオ交換レンズ200の配置間隔(基線長)データとしては実寸(μm単位)で記録されているので、システムコントローラ109は自己のEEPROM113に記憶されている撮像素子102の画素ピッチデータによりステレオ交換レンズ200の配置間隔(基線長)データを画素数に換算することにより設定を行う。
このように設定することで、光軸交差点(輻輳点)距離に位置する被写体を表示装置の表示面上に定位させることができる。
(光軸交差点(輻輳点)距離データ)
光軸交差点(輻輳点)距離データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光軸交差点から当該ステレオ光学系までの光軸交差点距離を示すデータ、即ち、左右2つの光学系201,202の光軸が交わる点までのカメラからの距離(被写体距離)を表すデータであって、並行配置の場合(無限遠)を含む。
システムコントローラ109は、光軸交差点距離を示すデータに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際のトリミング時に、左右の画枠の切り出し範囲の間の距離をこの光軸交差点(輻輳点)距離データを基準に可変調節するように(基線長方向の)切り出し範囲を制御する。本実施形態ではステレオ交換レンズ200の光軸交差点(輻輳点)距離データとしては実寸(m単位)で記録されているので、システムコントローラ109は別途EEPROM203から読み出したステレオ交換レンズ200の光軸交差点(輻輳点)距離データを用いて、ステレオ交換レンズ200の光軸交差点(輻輳点)距離データを画素数に換算することにより設定を行う。
このように設定することで、被写体奥行き定位位置を調節することができる。
(配置方法(位置、順番)データ)
配置方法(位置、順番)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の配置に関するデータ、即ち、光学像の配置を表すデータであって、左右2眼の場合は2つの光学系201,202によって結像される像が並行配置であるか交差配置であるかを識別する。この実施形態は並行配置である。なお、本実施形態では、左右2眼の場合について説明しているが、これに限られることなく、例えば3眼以上であってもよい。
システムコントローラ109は、光学像の配置を示すデータに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の配置を制御する。即ち、システムコントローラ109は、光学像の配置を示すデータに基づいて、SPM合成において、並行配置する場合にはそのまま、交差配置する場合は位置を逆に入れ替えて合成する。
このようにすることで、正しい配置のステレオ画像を得ることができる。
(方向(回転、反転)データ)
方向(回転、反転)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の像面内回転方向を示すデータ、即ち、光学像の向きを表すデータであって、光学系によっては像の向きが回転したり反転する場合があるのをデータとして持つ。本実施形態は正立(回転、反転なし)である。
システムコントローラ109は、像面内回転方向を示すデータに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の回転方向を制御する。即ち、システムコントローラ109は、像面内回転方向を示すデータに基づいて、SPM合成において、像の向きを正しく正立するようにして合成する。
このようにすることで、正しい向きのステレオ画像を得ることができる。
(倍率方向特性(縦横相対倍率=像圧縮比)データ)
倍率方向特性(縦横相対倍率=像圧縮比)データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率方向特性を示すデータ、即ち、シリンドリカルレンズなどのアナモフィック光学系を用いて像圧縮をした場合の圧縮比を表すデータである。本実施形態は1:1(圧縮なし)である。
システムコントローラ109は、倍率方向特性を示すデータに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の縦横相対倍率を制御する。即ち、システムコントローラ109は、倍率方向特性を示すデータに基づいて像の圧縮比の分だけ画像処理で伸張補正してからSPM合成する。なお、記録するファイルフォーマットが像圧縮するものである場合は、その比率に合わせるのはもちろんである。
このようにすることで、正しい比率のステレオ画像を得ることができる。
(結像領域範囲に関する有効性データ)
既述のとおり、ステレオ撮像光学系はその形式によってケラレやオーバーラップを生じ、またその結果としてイメージエリアが一般撮影用レンズとは異なる特殊な形状となることが多い。結像領域範囲に関する有効性データは、ステレオ光学系の結像領域範囲に関するデータである。ケラレ領域については所定光量以下の領域として定義され、オーバーラップ領域については他方の光学系の像光量が所定割合以上となる領域として定義される。いずれも所定光量については目的によって異なる複数の値を取ってもよい。また、イメージエリアは上記ケラレやオーバーラップ領域以外の領域として定義される。
システムコントローラ109は、有効性データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の切り出し範囲を制御する。即ち、システムコントローラ109は、有効性データに基づいて既述のとおりケラレやオーバーラップのないイメージエリアから画像を切り出してからSPM合成する。
このようにすることで、良好なステレオ画像を得ることができる。
(結像領域範囲に関する有効性データのズームおよび/または絞り依存性データ)
結像領域範囲に関する有効性データのズームおよび/または絞り依存性データは、有効性データのズームおよび/または絞りに対する依存性を示すデータである。上記結像領域範囲に関する有効性データは、ズーム・絞りの依存性が高い。そこでズーム値や絞り値に対するテーブルデータとしてこれを定義したものである。
システムコントローラ109は、ズームおよび/または絞り依存性データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の切り出し範囲を所定の範囲内とするためのズームおよび/または絞り制御を行う。即ち、システムコントローラ109は、上記画像信号からの画像切り出しにおいて、このテーブルデータを参照し、そのままでは充分なイメージエリアの領域が確保できない場合には、ステレオ交換レンズ200に指令を出して、(図示しないレンズ内露出制御機構の働きにより)充分なイメージエリアの領域が確保できるようズームや絞りの値を変更してから、処理を行う。
このようにすることで、良好なステレオ画像を得ることができる。
(代表光学系(主レンズ)の指定データ)
代表光学系(主レンズ)の指定データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の内の何れが代表光学系となるかを示す指定データ、即ち、ステレオ光学系を構成するモノキュラ光学系のうち、代表する光学系を指定するデータである。例えば、レンズ並列方式で一方だけが解像度が高い、あるいは一方だけがズームレンズである、といった優劣があるケースがあり得る。そのような場合は、例えば、このステレオ交換レンズ200をそのまま用いて一般(平面)撮影を行うとすれば優れた方を使うべきである。このため「代表する光学系」を定義したものである。
システムコントローラ109は、指定データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の代表画像を決定する。また、システムコントローラ109は、指定データに基づいて画像信号から通常の平面画像のデータを生成する際に使用するモノキュラ光学系を決定する。システムコントローラ109は、一般撮影の場合には、このデータで指定された代表光学系(主レンズ)を用いるよう制御する。また、システムコントローラ109はステレオ撮影の場合には、このデータで指定された画像はそのまま使用し、他方に対しては指定された方の画像情報に基づいて補正(例えばズームでない方の画像の画素補間にズーム主レンズの画像情報を用いた補間を行うなど)を加えるよう制御する。
このように制御することで、良好な一般撮影画像やおよびステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ光学系の適正撮影距離を示すデータ)
ステレオ光学系の適正撮影距離を示すデータは、ステレオ光学系の適正撮影距離を示すデータ、即ち、当該ステレオ交換レンズ200を用いて撮影を行う場合の適正被写体距離を示すデータである。
システムコントローラ109は、適正撮影距離を示すデータに基づいてステレオ撮像を行う際の適正撮影距離範囲を決定する。具体例を以下に示す。
ステレオ光学系を用いて撮影を行った場合、基線長が大きい場合に近距離の被写体を撮影すると視差が大きくなりすぎて融像(3D鑑賞)が困難となったり、基線長が小さい場合に遠距離の被写体を撮影すると視差が小さ過ぎて立体感が得られなくなったりすることがある。また、それ以前に、最低限被写体が左右両画像に写って(両眼共通視野に入って)いなければ撮影は不可能である。
撮像素子102受光面における被写体の視差量(左右画像における位置の相対的なずれ)Sは、輻輳点までの距離をL、被写体距離をD、基線長をP、モノキュラ光学系の焦点距離をfとすれば、近似的に、
S=f・P・|(1/D)−(1/L)|・・・(1)
と求められるから、このときの撮像素子受光面のモノキュラ水平画枠の大きさをWとすれば、
S<W
が最低限被写体が両眼共通視野に入るための絶対的必要条件となる。
この条件は大きさの無い被写体が左右両視線の中点(基準視線)上にぴったり位置する場合であり、わずかでも左右にずれたり大きさがあると少なくとも一方の視野を外れてしまうから、実際上の撮影可能条件を考慮して、大きさのある現実の被写体が多少左右にずれても両眼共通視野に入るためには通常、
S<W/4
程度の条件を満たす必要がある。
すなわち式(1)にこれを適用して
4fPL/(4fP+LW)<D<4fPL/(4fP−LW)・・・(2)
(ただし、(2)における右側の不等式は4fP>LWの場合にのみ生じる条件であり、通常は無視してよい)と求められる。
従って、第1の適正撮影距離範囲として、(2)に基づき、
近距離側使用限界:4fPL/(4fP+LW
遠距離側使用限界:4fPL/(4fP−LW)ただし通常の場合は∞
あるいはこれに多少のマージンを見込んだ値が適正撮影距離の使用限界距離データとして記録される。
ここで、このデータは上述のように被写体が両眼共通視野に入る条件であるが、この範囲でも上述のとおり一般には立体感が強すぎることの多い距離範囲や立体感が少ない距離範囲があり得る。実写評価によってこれを評価し、上記よりも範囲が狭い使用が推奨される撮影距離範囲(第2の適正撮影距離範囲)として設計者が近距離側推奨限界、遠距離側推奨限界を定める。従って、通常この範囲で撮影すれば、画質の良い立体画像を得ることができ易い。
さて、システムコントローラ109は、実際の撮影に先立ち、図示しないシャッタレリーズボタンの半押しに伴って、図示しない被写体測距部により測距(オートフォーカス)を実行する。そして、システムコントローラ109は、その被写体測距結果によって次のような制御を行う。
被写体測距結果が近距離側使用限界以下の場合、撮影を禁止し、ビープ音発音とともに「被写体が近すぎてステレオ撮影できません」と警告表示する。
被写体測距結果が近距離側使用限界より大きく、かつ近距離側推奨限界以下の場合、撮影は禁止しないが、ビープ音発音とともに「被写体が近いので立体感が強すぎる恐れがあります。」と警告表示する。
被写体測距結果が遠距離側使用限界未満、かつ遠距離側推奨限界以上の場合、撮影は禁止しないが、ビープ音発音とともに「被写体が遠いので立体感が得られない恐れがあります。」と警告表示する。
被写体測距結果が遠距離側使用限界以上の場合、撮影を禁止し、ビープ音発音とともに「被写体が遠すぎてステレオ撮影できません」と警告表示する。
このように、システムコントローラ109は、被写体測距部により測定された被写体距離がステレオ撮像を行う際の適正撮影距離範囲内にない場合に、その旨の警告を行うかまたは当該撮影を禁止する制御を行う。
このような制御を行うことで、良好なステレオ画像を得ることができる。特に、無駄な撮影や、再生時に視覚に負担を与えるような撮影を未然に防いだり、あるいは撮影者にそのための判断材料を提供することができる。
(ステレオレジストレーションデータ)
ステレオレジストレーションデータは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の位置合わせを行うための補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の位置あわせに関する補正データである。具体例を以下に示す。
これにはまず所定のレジストレーションチャートが準備されており、工場でのデータ書き込み時に使用される。このチャートは、例えばモノキュラ画枠に対応する縦横比3対4の矩形であり、各4頂点および矩形の中心と4辺の中点の9点が測定点として設けられ、区別のため順に付番されているものとする。チャートに対して正対するように設けられたチェック用基準撮像系にこのステレオ交換レンズ200を取り付けた状態でチャートを撮像し、各測定点ごとに撮像素子102上の左右画像のどの画素位置に撮影されたかの位置データを記録し、この18点の位置データを以ってステレオレジストレーションデータとする。
システムコントローラ109は、レジストレーションデータに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の位置対応関係の補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、左右画像の一方(例えば左画像)に対して他方(例えば右画像)の画像をステレオレジストレーションデータによる位置の対応ずれに相当する分だけ、平行移動や回転を与えて位置ずれを補正して切り出すように制御する。この左右の各像に歪などが含まれている場合には、補正後にもずれがゼロにはならないが、この場合は各点ごとの残存誤差を例えば公知の最小二乗法などで評価し最小とすることで最良の補正結果を得ることができる。
このように制御することで、左右の画像で位置ずれの無い良好なステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ撮影用ディストーション補正データ)
ステレオ撮影用ディストーション補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の相対的なディストーションに関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の歪曲(ディストーション)に関する補正データである。
撮影レンズには一般に歪曲特性があり、一般撮影においてもレンズの歪曲データを用いて、後段の画像処理でこれを補正することが行われている。ただし、この場合は撮像素子102の画面の中心点に対して対称な歪みを前提とし、極座標表現でいえば動径方向の倍率変化であるから、この変化率をデータとして持ちこれを補正している。これに対してステレオ撮影に関する歪曲は、光学系のタイプにもよるが各モノキュラ画像に対しては中心対象ではない非対称歪みとなる場合が多く、そして何より左右画像の相対的な歪みが問題となるから、概念が異なるものである。従って、この歪みデータも左右画像での相対歪みを記録したものであって、従来公知の歪曲データとは異なるものである。これをステレオ撮影用ディストーション補正データと名付ける。具体例を以下に示す。
これにはまず所定のディストーションチャートが準備されており、工場でのデータ書き込み時に使用される。このチャートは、例えばモノキュラ画枠に対応する縦横比3対4の矩形であり、各4頂点および矩形の中心と4辺の中点の9点が測定点として設けられ、区別のため順に付番されているものとする。チャートに対して正対するように設けられたチェック用基準撮像系にこのステレオ交換レンズ200を取り付けた状態でチャートを撮像し、各測定点ごとに撮像素子上左右画像のどの画素位置に撮影されたかの位置データを得るが、このとき対応する9組について左右画像の各点の位置の平均位置の座標を一旦求め、各点の位置座標はこの平均位置に対する差分として記録される。この9組18個の差分データを以ってステレオ撮影用ディストーション補正データとする。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用ディストーション補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的なディストーションの補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子102から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、画像全体に対して(9点以外の点については補間演算することで全画素点個別に)このデータが示す差分の量だけ逆方向に位置をずらす補正を行うように制御する。
このように制御することで、左右の画像での相対的な歪曲が無い良好なステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ撮影用輝度シェーディング補正データ)
ステレオ撮影用輝度シェーディング補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な輝度シェーディングに関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の照度むら(シェーディング)に関する補正データである。
撮像系には一般にシェーディング特性があり、一般撮影においてもシェーディングデータを用いて、後段の画像処理でこれを補正することが行われている。ただし、この場合は撮像素子102の画面の中心点に対して対称なシェーディングを前提とし、極座標表現でいえば動径方向の明るさ変化であるから、この変化率をデータとして持ちこれを補正している。これに対して、ステレオ撮影に関するシェーディングは、光学系のタイプにもよるが各モノキュラ画像に対しては中心対象ではない非対称シェーディングとなる場合が多く、そして何より左右画像の相対的なシェーディングが問題となるから、概念が異なるものである。従って、このシェーディングデータも左右画像での相対シェーディングを記録したものであって、従来公知のシェーディングデータとは異なるものである。これをステレオ撮影用輝度シェーディング補正データと名付ける。具体例を以下に示す。
これにはまず所定のシェーディングチャートが準備されており、工場でのデータ書き込み時に使用される。このチャートは全面が白の等反射率チャートとする。チャートに対して正対するように設けられたチェック用基準撮像系にこのステレオ交換レンズ200を取り付けた状態でチャートを撮像し、測定点として撮像素子画面上で予め定義された各点ごとに輝度情報を得る。(撮像素子に照射する段階では照度むらであるが、光電変換された画像信号においては「輝度」信号のレベルむらとなる。)なお、ここでの測定点としては例えば各モノキュラ画枠に対応する縦横比3対4の矩形に関して各4頂点および矩形の中心と4辺の中点の9×2=18点が測定点として設けられ、区別のため順に付番されているものとする。そしてこのとき対応する9組について左右画像の各点の位置の平均輝度を一旦求め、各点の輝度はこの平均輝度に対する差分として記録される。この9組18個の差分データを以ってステレオ撮影用輝度シェーディング補正データとする。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用輝度シェーディング補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的な輝度シェーディングの補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子102から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、画像全体に対して(9点以外の点については補間演算することで全画素点個別に)このデータが示す差分の量だけ輝度を減じる補正を行うように制御する。
このように制御することで、左右の画像での相対的な輝度差が無い良好なステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ撮影用カラーシェーディング補正データ)
ステレオ撮影用カラーシェーディング補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的なカラーシェーディングに関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の色むら(カラーシェーディング)に関する補正データである。
撮像系には一般にカラーシェーディング特性があり、一般撮影においてもカラーシェーディングデータを用いて、後段の画像処理でこれを補正することが行われている。が、これは単に一枚の画像の中で色むらが目立たないようにするものである。
これに対して、ステレオ撮影に関するカラーシェーディングは、左右画像の相対的なシェーディングが問題となるから、概念が異なるものである。従って、このカラーシェーディングデータも左右画像での相対カラーシェーディングを記録したものであって、従来公知のカラーシェーディングデータとは異なるものである。これをステレオ撮影用カラーシェーディング補正データと名付ける。具体例を以下に示す。
これにはまず所定のシェーディングチャートが準備されており、工場でのデータ書き込み時に使用される。このチャートは全面が白の等反射率チャートとする。チャートに対して正対するように設けられたチェック用基準撮像系にこのステレオ交換レンズ200を取り付けた状態でチャートを撮像し、測定点として撮像素子画面上で予め定義された各点ごとに色度情報を得る。なお、ここでの測定点としては例えば各モノキュラ画枠に対応する縦横比3対4の矩形に関して各4頂点および矩形の中心と4辺の中点の9×2=18点が測定点として設けられ、区別のため順に付番されているものとする。そして、このとき対応する9組について左右画像の各点の位置の平均色度を一旦求め、各点の輝度はこの平均色度に対する差分として記録される。この9組18個の差分データを以ってステレオ撮影用カラーシェーディング補正データとする。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用カラーシェーディング補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的なカラーシェーディングの補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子102から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、画像全体に対して(9点以外の点については補間演算することで全画素点個別に)このデータが示す差分の量だけ色度を減じる補正を行うように制御する。
このように制御することで、左右の画像での相対的な色差が無い良好なステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ撮影用倍率色収差補正データ)
ステレオ撮影用倍率色収差補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率色収差に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像に生じる光学系の色収差による色位置ずれに関する補正データである。
一般撮影用のレンズでは倍率色収差は撮影に問題ない程度に光学設計の段階で補正されている。
これに対して、ステレオ撮影では特にプリズムを用いた場合など、色収差に起因する色ずれが生じ易く、撮像に影響するような程度の残存が避けられない場合があるので、これはステレオ撮影に固有の問題である。
この色ずれは設計で解るので、その設計データに基づくRGB各チャンネルごとの像の位置ずれ量を記録したものがステレオ撮影用倍率色収差補正データである。(白黒のエッジ部を持ったチャートで測定的に求めることも可能である。)
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用倍率色収差補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的色位置ずれの補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子102から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、RGBの各色に分解された状態での各色画像全体に対して(全画素点個別に)このデータが示す位置ずれの分だけ逆方向に各点の位置をずらす補正を行うように制御する。
このように制御することで、色ずれの無い良好なステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ撮影用倍率補正データ)
ステレオ撮影用倍率補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対倍率に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の倍率に関する補正データである。
ステレオ撮影固有の事情として、左右の画像の倍率が一致していないと正しく鑑賞できないという問題がある。左右の光学系の一方だけにズームを用いた場合など倍率が異なるケースでは、その相対倍率のデータを記録しておく。これがステレオ撮影用倍率補正データである。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用倍率補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的倍率の補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子102から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、いわゆる電子ズームの手法を用いて倍率を合わせるように制御する。
このように制御することで、倍率差の無い良好なステレオ画像を得ることができる。
なおズームを可変する場合は、撮影時ごとにその時のズーム値を確認する必要があることは言うまでも無い。また同倍率のモノキュラ光学系の場合の製造誤差等に起因する倍率ずれを対象とする場合には、レジストレーションなどと同様のチャートを用いて測定したデータを用いることもできる。
(ステレオ撮影用光量補正データ)
ステレオ撮影用光量補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な光量に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の照度(平均照度)差に関する補正データである。
ステレオ撮影固有の事情として、左右の画像の明るさが一致していないと正しく鑑賞できないという問題がある。左右の撮像系で異なる露出を与える場合など明るさが異なるケースでは、その相対光量のデータを記録しておく。これがステレオ撮影用光量補正データである。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用光量補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的輝度の補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、いわゆるゲインアップなどの手法を用いて輝度を合わせるように制御する。
このように制御することで、輝度差の無い良好なステレオ画像を得ることができる。
なお露出を可変する場合は、撮影時ごとにその時の露出値を確認する必要があることは言うまでも無い。また同じ光量設定のモノキュラ光学系の場合の製造や制御誤差等に起因する光量差を対象とする場合には、全面白チャートなどを用いて光量測定したデータを用いることもできる。
(ステレオ撮影用分光透過率補正データ)
ステレオ撮影用分光透過率補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の相対的な分光透過率に関する補正データ、即ち、左右の各光学系201,202によって結像される各モノキュラ画像間の色あい(カラーバランス)に関する補正データである。
レンズには分光透過特性があり、一般撮影においても分光透過率データを用いて、後段の画像処理でこれを補正することが行われている。ただし、この場合は一枚の画像に関してただその色合いカラーバランスがどうあるべきかということでこれを補正している。
これに対して、ステレオ撮影に関するカラーバランスは、その色合い自体よりも左右画像の相対的な色合いの差が問題となるから、概念が異なるものである。従って、この分光透過率補正データも左右画像での相対カラーバランスを記録したものであって、従来公知の分光透過率補正データとは異なるものである。これをステレオ撮影用分光透過率補正データと名付ける。具体例を以下に示す。
これにはまず所定のカラーバランスチャートが準備されており、工場でのデータ書き込み時に使用される。このチャートは全面が白の等反射率チャートとする。チャートに対して正対するように設けられたチェック用基準撮像系にこのステレオ交換レンズ200を取り付けた状態でチャートを撮像し各モノキュラ画枠の画像全体に対する左右それぞれのカラーバランス情報を得る。そしてこの差分データまたはこれに対して差をなくすためのカラーバランス制御値のいずれかを以ってステレオ撮影用分光透過率補正データとする。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用分光透過率補正データに基づいて画像信号からステレオ画像データを生成する際の画像の相対的カラーバランスの補正を制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、撮像素子102から得られた左右の各モノキュラ画像に対して後段の画像処理で、左右一方の画像全体に対して(あるいは両方に対して)他の画像と色合い(カラーバランス)を一致させる補正を行うように制御する。
このように制御することで、左右の画像での色合い差が無い良好なステレオ画像を得ることができる。
(ステレオ撮影用動作速度補正データ)
左右の各光学系201,202の機構(AFやズーム、絞りなど)の動作速度は、各光学系の構成が異なる場合や、同じでも製造誤差などによって異なる動作時間を要する場合がある。そこで、左右の各光学系201,202の機構の動作速度を個別にデータとして記録したものが、ステレオ撮影用動作速度補正データである。即ち、ステレオ撮影用動作速度補正データは、ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光学系駆動機構の相対的な動作速度に関する補正データである。
システムコントローラ109は、ステレオ撮影用動作速度補正データに基づいて各モノキュラ光学系の光学系駆動機構が連動して動作し得るように制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、ステレオ交換レンズ200の機構系を制御する際の動作の待ち時間処理などに関して、個別に最適制御を行う。
このように制御することで、全体として無駄の無い高速で安定したなステレオ撮影を行うことができる。
(ステレオ光学系のタイプデータ)
ステレオ光学系のタイプデータは、当該ステレオ交換レンズ200のステレオ光学系を構成する光学系のタイプを表すデータである。具体例を示せば、まずそのレンズがステレオレンズであることを表すデータがある。そしてステレオ光学系については
(1)独立2レンズ並列式
(2)単眼レンズ+付加光学系式
に大別され(2)についての付加光学系の代表的なものに、ミラー式/プリズム式/Integral Photography用マルチレンズ式などがある。
システムコントローラ109は、光学系タイプデータに基づいてカメラの動作モードの切り替えを制御する。即ち、システムコントローラ109は、このデータに基づいて、上述のように本体100の動作モードをステレオモードに自動的に切り替えたり、その他にもそのタイプを撮影者に表示して、その特徴に関する解説文を(予めメモリに格納してあるものを読み出して)表示したりするよう制御する。
以上のように、ステレオ交換レンズ200は、ステレオ交換レンズ200固有のステレオデータを保持し、本体100は、取り付けられたステレオ交換レンズ200に応じて、ステレオ交換レンズ200からステレオデータを読み出し、上述した各制御を行うため、安定したステレオ撮影が可能となる。
よって、本実施形態のステレオ撮影対応型の交換レンズ、撮像装置本体、および撮像装置によれば、交換レンズの種類によることなく適正で高画質なステレオ撮像ができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本実施形態においては、SPMやSGM等は静止画の場合を例示したが、これに限られることなく、例えば動画であっても全く同様に適用可能である。即ち、上記SPMの合成方法、SGM生成に際して付加するステレオデータに関しては、静止画または動画の別によらない要素しか含まれていないから、従来の動画撮像技術をそのまま使用し、例えば代表的な動画圧縮フォーマットの1つであるMPEGを上記JPEGに代えて用いることによって、全く同様に実施して効果を得ることができるものである。
また、実施形態では2眼式撮像および記録であったが、本発明の技術は3眼以上の任意の多眼式立体撮像および記録に応用することができる。
また、2眼の場合もそれ以上の場合も、電子画像ファイルSGMの画像データ部分の構成としては「複数のモノキュラ画像を並列配置して1枚の画像とした」形式に限られるものでは無く、例えば各モノキュラ画像をそれぞれ対応するページとして有するような複数ページから構成された画像データであってもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
(1) レンズ側取付部と、複数のモノキュラ光学系を備え多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、非ステレオ撮影時とは異なるステレオ撮影時に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを送信するレンズ側通信部と、を備えるステレオ撮影対応型の交換レンズを着脱可能に取り付け可能なステレオ撮影対応型の撮像装置本体であって、
上記レンズ側取付部と着脱可能に結合するための本体側取付部と、
上記ステレオ光学系により結像されたステレオ光学像を画像信号に変換する光電変換素子と、
上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、
上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて、当該撮像装置本体に係る機能制御を行う本体側制御部と、
を具備したことを特徴とするステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(2) 上記本体側制御部は、ステレオ情報要求指令を送信させるように上記本体側通信部をさらに制御するものであり、
上記交換レンズは、上記ステレオ情報要求指令に応じて、上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信させるように上記レンズ側通信部を制御するレンズ側制御部をさらに備えるものであり、
上記本体側通信部は、上記ステレオ情報要求指令の応答として上記レンズ側通信部から送信された上記ステレオデータを受信するものであることを特徴とする付記(1)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(3) 上記画像信号から、上記ステレオ光学系の上記複数のモノキュラ光学系に各対応する画像部分を切り出した後に、これらの画像部分を統合して一のステレオ画像データを生成する画像データ生成部と、
上記ステレオ画像データに、該ステレオ画像データに係る画像データ以外の情報であるステレオ付随データを付加して、1つの画像取り扱い単位である構造化ステレオ画像ファイルとして記録する記録部と、
をさらに具備し、
上記ステレオ付随データは、上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータを含むものであることを特徴とする付記(1)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(4) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の間の像間距離データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記像間距離データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の基線長方向の切り出し位置を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(5) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光軸交差点から当該ステレオ光学系までの光軸交差点距離データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記光軸交差点距離データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の基線長方向の切り出し範囲を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(6) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の配置に係る光学像配置データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記光学像配置データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の配置を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(7) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の像面内回転方向データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記像面内回転方向データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の回転方向を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(8) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率方向特性データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記倍率方向特性データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の縦横相対倍率を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(9) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系の結像領域範囲に関する有効性データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記有効性データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の切り出し範囲を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(10) 上記ステレオ光学系は、上記複数のモノキュラ光学系の内の少なくとも1つがズーム光学系および/または絞りを備えたものであり、
上記ステレオデータは、さらに、上記有効性データのズームおよび/または絞りに対する依存性を示すズーム・絞り依存性データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ズーム・絞り依存性データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の切り出し範囲を所定の範囲内とするためのズームおよび/または絞り制御を行うものであることを特徴とする付記(9)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(11) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の内の何れが代表光学系となるかを示す指定データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記指定データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の代表画像を決定するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(12) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の内の何れが代表光学系となるかを示す指定データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記指定データに基づいて上記画像信号から通常の平面画像のデータを生成する際に使用するモノキュラ光学系を決定するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(13) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系の適正撮影距離を示す適正撮影距離データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記適正撮影距離データに基づいてステレオ撮像を行う際の適正撮影距離範囲を決定するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(14) 被写体までの距離を測定する被写体測距部をさらに具備し、
上記被写体測距部により測定された被写体距離が上記ステレオ撮像を行う際の適正撮影距離範囲内にない場合に、その旨の警告を行うかまたは当該撮影を禁止することを特徴とする付記(13)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(15) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の位置合わせを行うためのレジストレーションデータを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記レジストレーションデータに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の位置対応関係の補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(16) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像間の相対的なディストーションに係るステレオ撮影用ディストーション補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用ディストーション補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的なディストーションの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(17) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な輝度シェーディングに係るステレオ撮影用輝度シェーディング補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用輝度シェーディング補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的な輝度シェーディングの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(18) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的なカラーシェーディングに係るステレオ撮影用カラーシェーディング補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用カラーシェーディング補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的なカラーシェーディングの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(19) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の倍率色収差に係るステレオ撮影用倍率色収差補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用倍率色収差補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的色位置ずれの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(20) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対倍率に係るステレオ撮影用倍率補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用倍率補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的倍率の補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(21) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系が結像する各光学像の相対的な光量に係るステレオ撮影用光量補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用光量補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的輝度の補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(22) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の相対的な分光透過率に係るステレオ撮影用分光透過率補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記ステレオ撮影用分光透過率補正データに基づいて上記画像信号から上記ステレオ画像データを生成する際の画像の相対的カラーバランスの補正を制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(23) 上記ステレオ光学系は、上記複数のモノキュラ光学系の内の2つ以上が光学系駆動機構を含み、
上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する各モノキュラ光学系の光学系駆動機構の相対的な動作速度に係るステレオ撮影用動作速度補正データを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオ撮影用動作速度補正データに基づいて上記各モノキュラ光学系の光学系駆動機構が連動して動作し得るように制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(24) 上記ステレオデータは、上記ステレオ光学系を構成する光学系のタイプを示す光学系タイプデータを含み、
上記本体側制御部は、上記ステレオデータに基づく当該撮像装置本体に係る機能制御として、上記光学系タイプデータに基づいてカメラの動作モードの切り替えを制御するものであることを特徴とする付記(3)に記載のステレオ撮影対応型の撮像装置本体。
(25) レンズ側取付部と、複数のモノキュラ光学系を備え多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、非ステレオ撮影時とは異なるステレオ撮影時に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、上記ステレオデータを送信するレンズ側通信部と、を備える交換レンズと、
上記レンズ側取付部と着脱可能に結合するための本体側取付部と、上記ステレオ光学系により結像されたステレオ光学像を画像信号に変換する光電変換素子と、上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて撮像装置本体に係る機能制御を行う本体側制御部と、を備える撮像装置本体と、
を具備したことを特徴とするステレオ撮影対応型の撮像装置。
付記の構成は、交換レンズの種類によることなく適正で高画質なステレオ撮像ができるステレオ撮影対応型の撮像装置本体および撮像装置を提供することを目的としている。
付記のステレオ撮影対応型の撮像装置本体および撮像装置によれば、交換レンズの種類によることなく適正で高画質なステレオ撮像ができる。
100…本体、101…フィルタ、102…撮像素子、103…CCDドライバ、104…プリプロセス回路、105…デジタルプロセス回路、106…カードインターフェース、107…メモリカード、108…LCD画像表示部、109…システムコントローラ、109a…画枠設定部、109b…SPM合成部、109c…SGM生成部、110…操作スイッチ、111…操作表示部、112…ストロボ、113…EEPROM、114…本体側取付部、200…ステレオ交換レンズ、201,202…光学系、203…EEPROM、204…レンズマイコン、205…レンズ側取付部、211L…L画像、211R…R画像、212…SPM画像、213…ヘッダ部、214…JPEG画像データ。

Claims (6)

  1. 光電変換素子を備える撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能なステレオ撮影対応型の交換レンズであって、
    数のモノキュラ光学系を備え、上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像するステレオ光学系と、
    上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータを記憶する記憶部と、
    上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、
    を具備し
    上記ステレオデータは、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含むことを特徴とするステレオ撮影対応型の交換レンズ。
  2. 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、解像度が高い光学系であることを特徴とする請求項1に記載のステレオ撮影対応型の交換レンズ。
  3. 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、ズームレンズ光学系であることを特徴とする請求項1に記載のステレオ撮影対応型の交換レンズ。
  4. 光電変換素子を備える撮像装置本体と、当該撮像装置本体に着脱可能に取り付け可能な交換レンズと、を含む撮像システムにおいて、
    上記交換レンズは、
    複数のモノキュラ光学系を備え、上記撮像装置本体に配置された上記光電変換素子に多眼式立体光学画像としてのステレオ光学像を結像させるステレオ光学系と、
    上記ステレオ光学系に固有のパラメータ情報であるステレオデータであって、ステレオ撮影でない通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系が上記複数のモノキュラ光学系のうちの何れであるかを示す指定データを含むステレオデータを記憶する記憶部と、
    上記ステレオデータを上記撮像装置本体へ送信するレンズ側通信部と、
    を具備し、
    上記撮像装置本体は、
    上記レンズ側通信部から上記ステレオデータを受信する本体側通信部と、
    上記本体側通信部により受信した上記ステレオデータに基づいて通常の平面画像またはステレオ画像を生成させる制御部であって、当該通常の平面撮影を行う際には上記指定データに基づいて使用するモノキュラ光学系を決定する本体側制御部と、
    を具備していることを特徴とする撮像システム。
  5. 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、解像度が高い光学系であることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム。
  6. 上記複数のモノキュラ光学系のうち、上記通常の平面撮影を行う際に用いるべき光学系は、ズームレンズ光学系であることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム。
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