JP5566579B2 - 蛇口直結型浄水器 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭の台所や洗面台等に設置され、水道水中に含まれる残留塩素や赤錆等を、水処理材が充填された交換可能な浄水カートリッジで取り除き、浄水とする蛇口直結型浄水器に関するものである。
飲用水としての水道水は、その水質基準により一応の安全性を有しているものの、より安全で美味しい水とするために、さらに浄水器によって浄化される状況が増えている。
通常、浄水器においては、水処理材とする活性炭等の吸着材により、水道水中のカルキ臭、カビ臭、トリハロメタン等が、また、水処理材として併用される多孔質中空糸膜により、水道水中の細菌、汚濁成分等が除去される。そして、浄水器には、水処理材の浄化能力が低下した際の水処理材交換の容易さから、水処理を行う活性炭、中空糸膜等をカートリッジ化した浄水カートリッジが用いられている。
従来から、前記浄水カートリッジの浄化能力低下が予想される時期をあらかじめ浄水器本体等に表示して、使用者が忘れずに浄水カートリッジの交換が行える機能を有した浄水器が知られている。例えば図4に示すような、寿命到達が予期される月を、ダイヤルやリング等の操作部の回動によって表示設定可能な機構を浄水器本体に設けたものがある(特許文献1参照)。
ところで、特許文献1のような従来の浄水器の一例である据置型浄水器50においては、浄水器本体(5)の定位置、例えば1から12の月数字を印刷等により盤上に全て羅列配置し、回動する操作部=操作盤(33)に設けられた矢印等の指示部(38)が数字の内のどれかを指し示すように構成していた。
又、その他には、浄水器本体の定位置に設けられた矢印等の指示部に対して、1から12の月数字が印刷等により全て羅列配置された月表示部を有するリング等が回動し、その月数字の内のどれかを指示部が指し示すような構成も知られている(特許文献2参照)。
これらの浄水器は、使用者には寿命を示す一つの月数字以外の月数字も同時に目に入ってしまうため、見間違えをして誤設定や誤認識を起こしやすく、また遠くから表示を見た時に、複雑で即座には分かり難いという問題があった。また、回動操作を行う操作盤(33)には、手で回した際、滑らずに快適にそれを回すための効果の高い形状工夫が成されておらず、更に、指先の動きの不自由な人等に対しての配慮は何も成されていない。
以上の問題を有する浄水器の中にあって、特に、蛇口の先端に取り付けられて、水仕事等による飛散水のかかりやすい蛇口直結型浄水器では、水が操作部に付着しても滑らずに回すことができる、より一層効果の高い操作部の形状工夫が求められている。
また、このような蛇口直結型浄水器では、飛散水が操作部により付着しづらいようにするため、操作部の本体への配置位置も追加して工夫することが求められており、更に、飛散水が月表示部に付着してしまうと、場合によっては、その部分にカビや雑菌が繁殖して表示が汚れて見えにくくなり、また美観を著しく損ねることにもなり、清掃メンテナンスが頻繁になってしまうため、より飛散水が付着しづらいように月表示部の本体への配置位置までも工夫することが求められている。
実公平6−14869号公報 実公平6−14868号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、浄水カートリッジの交換表示において、見間違えを起こしにくく、かつ遠くから見ても分かりやすく、操作部に水が付着しても回しやすく、かつ水が付着しにくいように操作部及び表示部の本体への配置位置も工夫された、利便性、作業性、メンテナンス性等に優れた蛇口直結型浄水器を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨は、浄水カートリッジと、窓部を有する交換時期表示部と蛇口接続部と該浄水カートリッジの接続部及び操作盤を有する浄水器本体とからなり、該交換時期表示部は水作業場所付近から奥側に離れており、該浄水カートリッジが、浄水器本体を蛇口に接続したときに、蛇口管に対して鉛直下側に来るように配置される蛇口直結型浄水器であって、前記浄水カートリッジが円筒形状であり、該浄水カートリッジの筒中心軸と前記蛇口管の水平方向の中心軸とが直交し、前記浄水カーリッジの接続部が筒状であり、該交換時期表示部の窓部が、前記浄水器本体の前記浄水カーリッジの接続部に、該接続部の筒中心軸方向から見た際に、窓部の中心と筒中心軸とを結ぶ線と、水平面とのなす角度が10〜30°の範囲となるように目視可能に配置され、前記窓部の下に月表示部が位置しており、前記操作盤を回動させることにより、月表示部の選択したいずれか一つの月数字のみを窓部を通して表示する蛇口直結型浄水器、である。
前記複数の月表示部が、回動可能な操作盤の外周に配置されてなると、操作が簡便な上、使用時に見間違えることがないので好ましい。
前記浄水器本体が、前記浄水カートリッジの接続である筒状部と、蛇口接続部とを有すると、浄水カートリッジの交換作業が容易であると共に、浄水器の構成をコンパクトとすることができる。
前記筒状部の筒中心軸が水平方向を向くように配置されると共に、前記筒状部の側面に、前記蛇口接続部を配置すると、浄水器の上下方向の長さを短くできる。
前記操作盤が、前記筒状部の端部に配置されていると、操作盤の回動操作が容易に行えると共に、表示部を容易に目視することができる。 前記操作盤が、筒状部の端部に設けられると共に、前記操作盤の盤面が露出するように配置されていると、操作性に優れるため好ましい。
前記操作盤の盤面に、端面に指をかける窪みを一つ以上配置するか、コイン溝を配置すると、より操作性に優れるため好ましい。 前記交換時期表示部が、前記筒状部の上面に配置されていると、使用者が見やすくなることに加えて、水仕事等による飛散水がかかり難い。
本発明の蛇口直結型浄水器によれば、浄水カートリッジの交換時期を単位で表示する交換時期表示部を設けることにより、見間違えを起こしにくく、かつ遠くから見ても分かりやすくすることができる。
また、操作盤を設け、操作盤に窪み或いはコイン溝を設けることにより、操作性が著しく向上する。
また、水平方向を向く筒状部の側面に蛇口接続部を配置し、筒状部の左側上面に操作盤を設けることにより、水が付着し難く、利便性、作業性、メンテナンス性等に著しく優れた浄水器とすることが可能となる。
以下、本発明の浄水器の実施例を、図面を基に説明する。
図1は、本発明の浄水器の実施例である蛇口直結型浄水器1の上面図である。
図2は、本発明の浄水器の実施例である蛇口直結型浄水器1の左側面図である。
図3は、本発明の浄水器の実施例である蛇口直結型浄水器1の上面から見た水平断面図である。
図1において、浄水器(1)は、浄水器本体(5)の右側方に、水流の切換レバー(4)が配置され、浄水器本体(5)の左側方に、浄水カ−トリッジ(6)の交換時期を表示可能な交換時期表示部(30)と操作盤(33)とが配置され、浄水器本体(5)の右側方には、円筒形の浄水カートリッジ(6)が配置されてなる。浄水器(1)は、蛇口(7)の先端に回転リング(15)を用いてねじ固定される。
なお、ここでいう浄水器本体(5)とは、交換して使用される浄水カートリッジ(6)以外の、継続的に使用される部材をいうものであり、浄水カートリッジ(6)が接続される筒状部(51)と、切換機構を内蔵し、蛇口に接続される蛇口接続部(52)とを有する。
筒状部(51)と蛇口接続部(52)は、別々の部材を接着したり、ねじ止めしたりする等によって固定することもできるが、一体に成型した部材を用いることが好ましい。
浄水器本体(5)は、図1〜図3に示すように、筒状部(51)の筒中心軸が水平方向を向くように配置されると共に、筒状部(51)の側面に、蛇口接続部(52)が配置されるようにすると、使用するにあたって、浄水器の上下方向を小さくしてコンパクトな構成とすることができると共に、後述するように、操作盤(33)の操作がしやすく、しかも交換時期表示部(30)が見やすくて、且つ水仕事等による飛散水がかかり難い位置に配置することが可能となる。
図3において、蛇口接続部(52)には、詳細図示しない切換弁(3)が内蔵されており、切換弁(3)に軸芯で連結された切換レバー(4)の回動操作によって、吐出水を、浄水、原水ストレート、原水シャワーの3段階に切り換えることが可能である。切換弁(3)については、従来使用のローター弁、ボール弁、ディスク弁等を用いることが可能である。
切換レバー(4)を浄水に切り換えた場合、蛇口(7)から流入する原水は図3中の矢印で示すように、原水口(8)、切換弁(3)、原水送水管(2)を通って浄水カートリッジ(6)の通水入口(9)に流入し、内部の水処理材(図示省略)を通って浄水となり、浄水は通水出口(10)から流出した後、原水送水管(2)の下部に配置された浄水送水管(11)を通って浄水出口(12)から下方に向かって吐出される。
本発明の浄水器の主要材質は、耐圧性、成形加工性、コストを考慮し、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリアセタ−ル樹脂、ポリカ−ボネ−ト樹脂、アクリル樹脂等のプラスチックが好ましい。 肉厚は、あまり厚いと成形性が悪くなり、またコストが増し、あまり薄いと耐圧性が悪くなるため、2〜3mm程度に設定するのが好ましい。内部配管構造や全体外観形状については、本実施例に限らず適宜目的に応じて設計し、用いればよい。
浄水カートリッジ(6)は、プラスチック製の円筒形状を有するハウジング内に、活性炭等の吸着材と中空糸膜が長手方向に直列に分離されて充填されている(図示省略)。浄水カートリッジ(6)の、筒状部(51)に接続する側の円筒底部には、筒状部(51)に固定するためのネジ嵌合の取付部(13)、リング状の原水の通水入口(9)、管状の浄水の通水出口(10)、筒状部(51)との通水接続部を水封するための、Oリング等からなる柔軟なパッキン(14)が設けられている。
吸着材としては、残留塩素の除去を目的とした場合、粉状、粒状、固形等の形状を有する、亜硫酸カルシウム、活性炭、ビタミンC等の水処理材を用いればよく、中でも高性能でかつ成形や組立加工性に優れ、フィルターとしての機能も有するブロック状または繊維状の成形活性炭を用いるのが好ましい。
中空糸膜としては、濁質成分の除去を目的とした場合は、細菌の除去まで可能なプラスチック製の多孔質中空糸膜を用いるのが好ましい。
浄水カートリッジ(6)の交換時期到来時の取り外しは、浄水カートリッジ(6)端部に設けられた取付部(13)がねじ固定構造を有しているため、浄水カートリッジ(6)を円筒中心を軸として回転させながら、浄水器本体(5)の筒状部(51)から引き抜けば可能であり、新品の取り付けはその逆を行えばよい。
尚、本実施例では、浄水カートリッジ(6)の端部に設けられる取付部(13)にねじ固定構造のものを用いたが、特にこれに限定されず、バイヨネット固定構造等のものでも適用可能である。
本発明の浄水器において、浄水カートリッジ(6)は、内部の中空糸膜が見え、その汚れ具合が認識できるように、ハウジングの少なくとも一部をアクリル樹脂やクリアABS樹脂等の透明のプラスチック製とするのが好ましい。その理由として、浄水カートリッジの浄化能力低下が予想される時期がはっきり分かり易く表示されると、使用者はそれを見ることによって、つい油断し、その時期まで浄水カートリッジの濾過材性能低下具合、具体的には流量の低下や臭いの漏出等のチェックを怠ってしまう可能性がある。
そのような状況において、濾過材性能低下が原水水質の変動により予想される時期よりも早く到達した場合は、濾過が不十分な浄水を使用する可能性がある。
濾過材の汚れ具合が容易に認識できれば、汚れ具合の観点からも濾過材性能低下が起きていないかを簡単にチェック可能となり、更に、流量低下や臭い漏出等のチェックの喚起にもつながり、安全性が増して非常に効果的である。
次に、本発明の主要点である浄水カ−トリッジ(6)の交換時期を選択表示可能な交換時期表示部(30)及びその表示機構等についてその詳細を説明する。
本発明の交換時期表示部(30)は、浄水器本体(5)に設けた窓部(31)を通し、その中に1〜12の月表示部(32)のうち、いずれか一つの選択した月数字のみを表示するようにしているから(図1中では1月を選択した時を記載)、使用者には寿命到達が予期される一つの月数字以外の月数字が目に入らないため、見間違えをして誤設定や誤認識を起こさず、また遠くから表示を見た時に即座に分かり易いという効果がある。
この交換時期表示部(30)の近傍には、表示を補足してより分かり易くし、機能性を高めるため、「カ−トリッジ交換時期 月」「次回交換時期 月」「交換 月」等の補足文字を印刷やシ−ル等でその付近に設けてもよい。字体や大きさ等については適宜デザインして用いればよい。
窓部(31)の形状については、図1の例では四角を用いたが、丸や三角等でもよい。大きさについては、あまり小さいと中が見づらく、大きすぎると目立ちすぎて目障りとなるので、16〜64mm2が好ましい。
窓部(31)は、浄水器本体(5)の外壁を切り抜くだけでもよいが、ほこりやゴミがたまらないように、アクリル樹脂やポリカ−ボネ−ト樹脂等の透明なプラスチック製の板を接着貼り付けまたは圧入嵌め込みすることが好ましく、更に中が拡大して見える様、レンズ形状とするのが好ましい。
窓部(31)の配置角度は、浄水器本体(5)を蛇口(7)先端に取り付けた際に、使用者から無理なく最も見やすくなるように、水平面から少し起き上がるような角度に設定するのが好ましい。図1に示した構造において、具体的には、筒状部(51)の筒中心軸方向から見た際に、窓部(31)の中心と筒中心軸とを結ぶ線と、水平面とのなす角度が10〜30°の範囲となるように設定するのがよい。
1月〜12月の月表示部(32)のいずれか一つを選択的に表示するにあたっては、外周部に月表示部(32)が配された操作盤(33)を浄水器本体(5)内に配置し、窓部(31)の下に月表示部(32)が位置するようにして、操作盤(33)を回動させることにより、月表示部(32)が順次移動し、選択したいずれか一つの月表示部のみを窓部(31)を通して目視できるようにすると、簡便な構成で表示することが可能となる。
操作盤(33)を配置する場所は、浄水器本体(5)の端部に、操作盤(33)の盤面が露出するように設けると、回動操作が容易となるため好ましい。
操作盤(33)の形状は、筒状部(51)の内部に配置して回動させるためには円盤状が好ましいが、多角形状や星形状とすることもできる。多角形状や星形状とする場合、複数の月表示部(32)の位置が、回動した際に同一円周上に位置するようにすると、窓部(31)からの距離が一定となる。
操作盤(33)の露出する盤面の面積については、あまり大きいと浄水器全体が大型化してしまい、小さすぎると手で動かす際に回動しにくくなるため、12〜28cm2とするのが好ましい。
操作盤(33)は例えば、円盤状の操作盤(33)の周囲に、かかり代となる突起を設け、筒状部(51)の片端部に設けられた開口部にかかり溝を設けて、突起をかかり溝に嵌め込んで外れないようにすることによって、回動を可能とすることができる。
操作盤(33)と筒状部(51)の双方には、希望する月数字を設定した時に「カチッ」という明確な切換の感触を得るため、図3に示すように、凹凸の嵌合部(37)を設けるのが好ましい。嵌合部(37)の嵌め合い構造については、プラスチック製の板バネや、鋼球とバネ等を用いたものを適宜設計して用いればよい。
操作盤(33)の露出する盤面には、手でより回しやすくするために、指をかける窪み(34)を回転中心以外の場所に一つ以上設けるのが好ましい。窪み(34)は、より好ましくは、なるべく外周に近い位置で等間隔に、数は三つ以上がよい。
窪み(34)の面積については、あまり小さいと指がはまりにくく、大きすぎると指がひっかかりにくいので、100〜200mm2が好ましい。深さについては、あまり浅いと指がひっかかりにくく、深すぎると指が抜けにくくなるので、2〜6mmが好ましい。
操作盤(33)の中央には、万一、水が付いて滑りやすい時や、指先の動きの不自由な人等に対しての配慮として、窪み(34)に加えて、コインを持ってそれを差し込んで回せるように、コイン溝(35)を設けることが好ましい。コイン溝(35)の形状、大きさについては、通常流通している十円玉、百円玉、五百円玉等を差し込んで回せるように、適宜設定すればよい。
本発明の浄水器(1)は、図1〜図3に示すように、使用者が浄水器(1)に向かった際に、浄水器本体(5)の前方かつ右側面に切換レバ−(4)が位置するようにし、操作盤(33)と交換時期表示部(30)が、浄水器本体(5)のの後方で、更に左側面に配置するのが好ましい。
その理由は、浄水器(1)は、利き手が右利きの使用者が多いことから、通常は切換レバ−(4)が向かって右前方となるように設計配置するが、それ故、濡れた手で切換レバ−4を操作する際、水がその周辺に最もかかりやすく、逆に水が最もかかりにくい場所は、その場所からなるべく離間した位置、すなわち後方かつ左側面であるからである。この場所に配置することによって、飛散水の付着でカビや雑菌が繁殖して美観を著しく損ねることもなく、清掃メンテナンスが頻繁にならないという効果が更に高まる。
また、操作盤(33)は、例えば食器の洗浄等の作業時に、汚れた水が跳ね返ってきたとしても、操作盤(33)が水作業場所付近から奥側に離れていて、かつ水の飛び散り方向に対して略平行面、すなわち相対壁とならない位置にあるため直接水がかかりにくい特徴を有する。よって水が操作盤に付着しづらくなることから、操作盤を滑らずに回すことが可能となる。また、飛散水でカビや雑菌が繁殖して美観を著しく損ねることもなく、清掃メンテナンスが頻繁にならないという効果がある。
交換時期表示部(30)は、操作盤(33)と同様に水作業場所付近から奥側に離れており、加えて筒状部(51)の上面に位置することから、飛散水は筒状部(51)の下面で遮られるため水が更にかかりにくい特徴を有する。よって飛散水が原因となるカビや雑菌が繁殖して表示が汚れて見えにくくなることや、また美観を著しく損ねることもなく、清掃メンテナンスが頻繁にならないという効果がある。
本発明の浄水器の一例を示す上面図である。 図1の浄水器の左側面図である。 図1の浄水器の上面から見た水平断面図である。 従来の浄水器の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 蛇口直結型浄水器
2 原水送水管
3 切換弁
4 切換レバー
5 本体ボディ
6 浄水カートリッジ
7 蛇口
8 原水口
9 通水入口
10 通水出口
11 浄水送水管
12 浄水出口
13 取付部
14 パッキン
15 回転リング
30 交換時期表示部
31 窓部
32 月表示部
33 操作盤
34 窪み
35 コイン溝
37 勘合部
38 指示部
50 据置型浄水器
51 筒状部
52 蛇口接続部

Claims (5)

  1. 浄水カートリッジと、窓部を有する交換時期表示部と蛇口接続部と該浄水カートリッジの接続部及び操作盤を有する浄水器本体とからなり、
    該交換時期表示部は水作業場所付近から奥側に離れており、
    該浄水カートリッジが、浄水器本体を蛇口に接続したときに、蛇口管に対して鉛直下側に来るように配置される蛇口直結型浄水器であって、前記浄水カートリッジが円筒形状であり、該浄水カートリッジの筒中心軸と前記蛇口管の水平方向の中心軸とが直交し、前記浄水カーリッジの接続部が筒状であり、該交換時期表示部の窓部が、前記浄水器本体の前記浄水カーリッジの接続部に、該接続部の筒中心軸方向から見た際に、窓部の中心と筒中心軸とを結ぶ線と、水平面とのなす角度が10〜30°の範囲となるように目視可能に配置され、前記窓部の下に月表示部が位置しており、前記操作盤を回動させることにより、月表示部の選択したいずれか一つの月数字のみを窓部を通して表示する蛇口直結型浄水器。
  2. 前記操作盤が、前記筒状部の端部に配置されている請求項1に記載の蛇口直結型浄水器。
  3. 前記浄水器本体に対し、切換レバーが浄水器を蛇口に固定したときの使用者から向かって右側方に設けられ、前記交換時期表示部が、該切換レバーに対して左側に設けられている請求項1又は2に記載の蛇口直結型浄水器。
  4. 前記操作盤の盤面に、コイン溝又は指をかける窪みが配されてなる請求項1〜3いずれか一項に記載の蛇口直結型浄水器。
  5. 前記コイン溝又は指をかける窪みは、使用者から向かって前記浄水器本体の左側面に位置している請求項4に記載の蛇口直結型浄水器。
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