JP5564357B2 - 銅合金及び鋳造品 - Google Patents
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しかしながら、前述の洋白は、Niを多く含有することから、金属アレルギー等を引き起こすおそれがあるため、人が直接触れるような用途に使用することは敬遠されていた。
ここで、単にNiの含有量を低減した場合には、色調が黄味や赤味を帯びることになり、美しい銀白色が得られなくなってしまう。
また、この銅合金は、プレス成形性、被削性、ねじり強度、耐変色性、曲げ加工性、耐衝撃性、耐応力腐食割れ性、耐磨耗性に優れており、装飾部材等以外の様々な用途にも適している。
このように、特許文献2及び非特許文献1に記載された銅合金においては、鋳造時に大きな引け巣が発生するため、歩留りが著しく低下してしまうといった問題があった。
また、P;0.001質量%以上0.5質量%以下、Ti及びHfのうち少なくとも1種以上;0.001質量以上0.5質量%以下を含有していることから、晶出するデンドライトが等軸化及び微細化することになる。
これにより、凝固の最終段階においても、溶湯の流動性が確保され、最終凝固部において凝固収縮によって生成された空間に溶湯が十分に供給されることになり、前述した「外引け」のような大きな引け巣の発生が抑制される。したがって、引け巣を除去するために鋳塊を切断除去する部位が少なくなり、鋳造時の歩留りを大幅に向上させることができる。
凝固組織が微細である場合、強度、延性等の機械的特性が向上することになる。よって、鋳塊及び鋳物の加工性が大幅に向上し、熱間加工、冷間加工時において、割れ等の欠陥が発生することを抑制でき、生産効率を大幅に向上させることができる。
また、鋳塊及び鋳物の凝固組織が微細化されていることから、その後の加工においても結晶が粗大化することが抑制され、加工後の製品においても結晶粒径が微細化されることになる。よって、加工後の製品においても、強度、延性等の機械的特性の向上を図ることが可能となるのである。
この場合、Zrを含有し、Zr,Ti及びHfの含有量が0.001質量以上0.5質量%以下の範囲内とされているので、晶出するデンドライトを、確実に等軸化及び微細化することが可能となる。
なお、Zrのみを添加した場合には、デンドライトの微細化効果が不十分であることから、Ti及びHfのいずれか1種とZrとを共添加する必要がある。
さらに、Zrを含有する場合には、Pの含有量[P]とZr,Ti及びHfのうち少なくとも2種以上の含有量[Zr,Ti,Hf]との質量比[P]/[Zr,Ti,Hf]が、0.1以上200以下であることが好ましい。
Pb、Bi、C、Sといった元素は、銅合金の被削性、プレス成形性及び耐磨耗性を向上させる効果を有しており、用途にあわせて選択的に含有させることによって、これらの特性を向上させることが可能となる。
ここで、これらの元素の含有量が下限値より少ない場合には、前述した作用効果を奏功せしめることができない。一方、これらの元素の含有量が上限値よりも多い場合には、前述の効果がさらに向上することはなく、逆に、耐衝撃性、強度、延性、熱間加工性及び冷間加工性に悪影響を及ぼすことになる。
Al、Mgといった元素は、溶湯の流動性をさらに高める効果を有していることから、引け巣の発生をさらに確実に抑制することが可能となる。また、Al、Mgといった元素は、強度、耐変色性を向上させる元素でもある。
ここで、これらの元素の含有量が下限値より少ない場合には、前述した作用効果を奏功せしめることができない。一方、これらの元素の含有量が上限値よりも多い場合には、前述の効果がさらに向上することはなく、逆に、延性、冷間加工性に悪影響を及ぼすことになる。
さらに、晶出するデンドライトが等軸化及び微細化することで、鋳造時の溶湯の流動性が向上し、大きな引け巣の発生が抑制され、鋳造時の歩留りが大幅に向上することになる。
この場合、晶出するデンドライトの等軸化及び微細化が十分に行われていることになり、この鋳造品の強度、延性等の機械的特性が向上することになる。よって、鋳造品の加工性が大幅に向上し、熱間加工、冷間加工時において、割れ等の欠陥が発生することを防止することができる。
本実施形態である銅合金は、Cu;47.5質量%以上50.5質量%以下、Ni;7.8質量%以上9.8質量%以下、Mn;4.7質量%以上6.3質量%以下、P;0.001質量%以上0.5質量%以下、Ti及びHfのうち少なくとも1種以上;0.001質量以上0.5質量%以下、を含み、さらに、Pb;0.001質量%以上0.08質量%以下、Bi;0.001質量%以上0.08質量%以下、C;0.0001質量%以上0.009質量%以下、S;0.0001質量%以上0.007質量%以下、から選択された1種以上の元素、及び、Al;0.01質量%以上0.5質量%以下、Mg;0.001質量%以上0.03質量%以下、から選択された1種以上の元素を含有し、残部がZnと不可避不純物とからなる組成を有する。
ここで、Pの含有量[P]とTi及びHfのうち少なくとも1種以上の含有量[Ti,Hf]との質量比[P]/[Ti,Hf]が、0.1以上200以下とされている。
以下に、これらの元素の含有量を前述の範囲に設定した理由について説明する。
本実施形態である銅合金は、CuとZnとを主成分としている。
ここで、Cuの含有量が47.5質量%未満である場合、すなわち、Zn等に対してCuの含有量が少ない場合には、β相が多く存在することになり、延性、冷間加工性が低下することになる。また、耐変色性、耐応力腐食割れ性、プレス性についても低下することになる。
一方、Cuの含有量が50.5質量%を超える場合、すなわち、Zn等に対してCuの含有量が多い場合には、β相が少なくなり、強度が低下することになる。また、耐摩耗性、プレス成形性、被削性、熱間加工性、鋳造性が低下する。
このような理由から、Cuの含有量を、47.5質量%以上50.5質量%以下に設定している。
なお、Znは、引張強度、耐力等の機械的特性に影響を与える元素であるが、他の含有元素との関係から、Cu等の他の元素の残部として、含有量を規定している。
Niは、銅合金の色調に大きく影響を与える元素である。また、Niは、耐変色性、耐応力腐食割れを向上させる作用を有する。
ここで、Niの含有量が7.8質量%未満である場合には、色調が白色から黄色に変化してしまい、洋白同等の美しい銀白色を呈することができなくなるとともに、耐変色性、耐応力腐食割れを向上させることができなくなる。
一方、Niの含有量が9.8質量%を超える場合には、鋳造時の溶湯の流動性が低下するため、大きな引け巣が発生するおそれがある。また、熱間加工性、プレス成形性、被削性も低下することになる。さらに、Niを多く含有することで金属アレルギーを誘発するおそれがある。
このような理由から、Niの含有量を、7.8質量%以上9.8質量%以下に設定している。
Mnは、Niと同様に、銅合金の色調に大きく影響を与える元素である。また、Mnは、ねじり強度、耐磨耗性、プレス性、被削性、熱間加工性及び溶湯の流動性を向上させる作用を有する。また、Niに比べて安価な元素であることから、Niの代替として添加することが可能となる。
ここで、Mnの含有量が4.7質量%未満である場合には、色調が変化してしまい、洋白同等の美しい銀白色を呈することができなくなるとともに、耐磨耗性、プレス性、被削性、熱間加工性及び溶湯の流動性を向上させることができなくなる。
一方、Mnの含有量が6.3質量%を超える場合には、前述のような効果の更なる向上は認められず、かえって熱間加工性、冷間加工性が劣化することになる。
このような理由から、Mnの含有量を、4.7質量%以上6.3質量%以下に設定している。
Pと、Ti及びHfの少なくとも1種以上を共添加することにより、晶出するデンドライトが等軸化及び微細化し、凝固組織も微細化することになる。
P量の含有量が0.001質量%未満では、デンドライトの等軸化及び微細化の効果が認められない。一方、P量の含有量が0.5質量%を超える場合には、さらなる微細化の効果が認められず、かえって鋳造性が低下するおそれがある。
このような理由から、Pの含有量を、0.001質量%以上0.5質量%以下に設定している。なお、Pの含有量が0.01質量%以上となると前述の微細化効果が顕著となり、さらに前述の微細化効果を確実に奏功せしめるためには、Pの含有量を0.05質量%以上とすることが好ましい。
このような理由から、Ti及びHfの少なくとも1種以上の含有量を、0.001質量%以上0.5質量%以下に設定している。なお、Ti及びHfの少なくとも1種以上の含有量が0.005質量%以上となると微細化効果が顕著となり、さらに前述の微細化効果を確実に奏功せしめるためには、Ti及びHfの少なくとも1種以上の含有量を0.01質量%以上とすることが好ましい。
Pb,Bi,C,Sといった元素は、これらの元素を含む粒子が微細に析出または晶出することにより、被削性、プレス成形性及び耐磨耗性を向上させる作用を有するものである。
ここで、これらの元素の含有量が下限値より少ない場合には、前述した作用効果を奏功せしめることができない。
一方、これらの元素の含有量が上限値よりも多い場合には、前述の効果がさらに向上することはなく、逆に、これらの元素を含む粒子が必要以上に多く析出または晶出することで、耐衝撃性、強度、延性、熱間加工性及び冷間加工性に悪影響を及ぼすことになる。
以上のような理由により、Pb,Bi,C,Sの含有量をそれぞれ規定しているのである。
Al、Mgといった元素は、溶湯の流動性をさらに高める効果を有している。また、Al、Mgといった元素は、強度、耐変色性を向上させる元素である。
ここで、これらの元素の含有量が下限値より少ない場合には、前述した作用効果を奏功せしめることができない。
一方、これらの元素の含有量が上限値よりも多い場合には、前述の効果がさらに向上することはなく、逆に、延性、冷間加工性に悪影響を及ぼすことになる。
以上のような理由により、Al,Mgの含有量をそれぞれ規定しているのである。
特に、Feは、含有量が0.3質量%を超えるとプレス性、被削性が低下することになるが、0.2質量%以下とすることで特性への悪影響を抑制することが可能となる。
また、Siは、含有量が0.1質量%以上であると、Ni、Mn等と化合物を生成し、プレス性、被削性等の特性が低下することになるが、0.05質量%以下とすることで特性への悪影響を抑制することが可能となる。
なお、粒状結晶が晶出した場合、ミクロ組織の以下の観察により、粒径を測定できる。本実施形態である鋳造品の結晶粒度をJIS H 0501に規定された試験方法(切断法)で測定した場合、その粒状結晶の結晶粒度は0.05mm以下、好ましくは0.01mm以下である。
まず、銅原料を溶解して得られた銅溶湯に、前述の元素を添加して成分調整を行い、銅合金溶湯を製出する。なお、元素の添加には、元素単体や母合金等を用いることができる。また、これらの元素を含む原料を銅原料とともに溶解してもよい。
ここで、銅溶湯は、純度が99.99%以上とされたいわゆる4NCuとすることが好ましい。また、当然ながら、本合金のリサイクル材およびスクラップ材を用いてもよい。
また、溶解工程では、Ti及びHf等の酸化を抑制するために、真空炉、あるいは、不活性ガス雰囲気又は還元性雰囲気とされた雰囲気炉を用いることが好ましい。大気炉の場合は、酸化による減少分を考慮して添加すればよい。
そして、成分調整された銅合金溶湯を鋳型に注入して鋳塊を製出する。なお、量産を考慮した場合には、連続鋳造法または半連続鋳造法を用いることが好ましい。
また、Niの含有量が少ないことから、金属アレルギーの発生を抑制することができ、人が直接触れるような用途であっても使用することができる。
このように、鋳造品において凝固組織が微細であることから、強度、延性等の機械的特性が向上することになる。よって、鋳造品の加工性が大幅に向上し、熱間加工、冷間加工時において、割れ等の欠陥が発生することを防止することができる。
さらに、Al;0.01質量%以上0.5質量%以下、Mg;0.001質量%以上0.03質量%以下、から選択された1種以上の元素を含有しているので、溶湯の流動性をさらに高めることができ、大きな引け巣の発生を確実に防止することができる。また、これらの元素によって強度、耐変色性を向上させることが可能となる。
本実施形態である銅合金は、Cu;47.5質量%以上50.5質量%以下、Ni;7.8質量%以上9.8質量%以下、Mn;4.7質量%以上6.3質量%以下、P;0.001質量%以上0.5質量%以下、Zr,Ti及びHfのうち少なくとも2種以上;0.001質量以上0.5質量%以下、を含み、さらに、Pb;0.001質量%以上0.08質量%以下、Bi;0.001質量%以上0.08質量%以下、C;0.0001質量%以上0.009質量%以下、S;0.0001質量%以上0.007質量%以下、から選択された1種以上の元素、及び、Al;0.01質量%以上0.5質量%以下、Mg;0.001質量%以上0.03質量%以下、から選択された1種以上の元素を含有し、残部がZnと不可避不純物とからなる。
ここで、Pの含有量[P]とZr,Ti及びHfのうち少なくとも1種以上の含有量[Zr,Ti,Hf]との質量比[P]/[Zr,Ti,Hf]が、0.1以上200以下とされている。
Zr,Ti及びHfの少なくとも2種以上と、Pとを共添加することにより、晶出するデンドライトが等軸化及び微細化し、凝固組織も微細化することになる。
Zr,Ti及びHfの少なくとも2種以上の含有量が0.001質量%未満では、デンドライトの等軸化及び微細化の効果が認められない。一方、Zr,Ti及びHfの少なくとも2種以上の含有量が0.5質量%を超える場合には、さらなる微細化の効果が認められず、単に原料コストが増加することになる。
このような理由から、Zr,Ti及びHfの少なくとも2種以上の含有量を、0.001質量%以上0.5質量%以下に設定している。なお、Zr,Ti及びHfの少なくとも2種以上の含有量が0.005質量%以上となると、微細化効果が顕著となり、さらに微細化効果を確実に奏功せしめるためには、Zr,Ti及びHfの少なくとも2種以上の含有量を0.01質量%以上とすることが好ましい。
なお、ZrのみをPとともに共添加した場合には、デンドライトの微細化効果が不十分であることから、Ti及びHfのいずれか1種とZrと、Pとを共添加する必要がある。
また、P;0.001質量%以上0.5質量%以下、Zr,Ti及びHfのうち少なくとも2種以上;0.001質量以上0.5質量%以下、を含有していることから、晶出するデンドライトが等軸化及び微細化することになる。よって、凝固の最終段階においても、溶湯の流動性が確保されることになり、大きな引け巣の発生が抑制され、鋳造時の歩留りが大幅に向上することになる。
例えば、Cu,Zn,Ni,Mn,P,Ti,Hf以外の元素を含有するものとして説明したが、これに限定されることはなく、これら以外の元素(Pb,Bi,C,S,Al,Mg)については必要に応じて添加すればよい。
また、Pb,Bi,C,S,Al,Mgは、不可避不純物として混入することもある。この場合、Pb,Bi,C,S,AL,Mgの含有量は、上述の範囲から逸脱していてもよい。
また、銅合金の製造方法の一例について説明したが、製造方法は本実施形態に限定されることはなく、既存の製造方法を適宜選択して製造してもよい。
純度99.99%以上の無酸素銅からなる銅原料を準備し、これをアルミナ坩堝内に装入して、Arガス雰囲気とされた雰囲気炉内において高周波溶解した。得られた銅溶湯内に、各種添加元素を添加して表1及び表2に示す成分組成に調製し、カーボン鋳型に注湯して鋳塊を製出した。なお、鋳込み温度は1100℃とし、鋳塊の大きさは、厚さ約20mm×幅約20mm×長さ約60〜70mmとした。
得られた鋳塊を長手方向に沿って半分に切断し、図1に示すように、鋳塊頂部の最底部(最も鋳塊長さが短い部分)から、外引けの底部までの長さを測定した。なお、実際の観察結果を図2及び図3に示す。図2に示すように、不連続に孔部が形成されている場合には、最も底部側の孔部の位置を測定した。
図1に示すように、鋳塊の底部から50mmの部分を切断するとともに長手方向に沿って半分に切断した。この縦断面に対して研磨を実施し、硝酸を用いてエッチング処理してマクロ組織を観察した。
また、鋳塊の底部から20mm、側部から10mmの部分から観察試料を採取し、観察面を研磨した。そして、腐食液として硫酸と硝酸の混合液を用いてエッチングを行い、光学顕微鏡にて観察した。
このような図4に示すマクロ組織、ミクロ組織を有するものは、凝固組織の判定を「×」とした。
このような図5から図7に示すマクロ組織、ミクロ組織を有するものは、凝固組織の判定を「○」とした。
また、Pと、Zrとを共添加した比較例6では、凝固組織においても結晶粒の微細化が不十分であった。また、外引け長さは、比較例1−5に比べて改善されたものの、不十分であった。
以上のことから、本発明によれば、鋳造時において大きな引け巣が発生することがなく生産性に優れた銅合金及び鋳造品を提供できることが確認された。
Claims (7)
- Cu;47.5質量%以上50.5質量%以下、Ni;7.8質量%以上9.8質量%以下、Mn;4.7質量%以上6.3質量%以下、P;0.001質量%以上0.5質量%以下、Ti及びHfのうち少なくとも1種以上;0.001質量以上0.5質量%以下、を含み、残部がZnと不可避不純物とからなる組成を有することを特徴とする銅合金。
- 請求項1に記載の銅合金において、
さらに、Zrを含有し、Zr,Ti及びHfの含有量が0.001質量以上0.5質量%以下の範囲内とされていることを特徴とする銅合金。 - 請求項1に記載の銅合金において、
Pの含有量[P]とTi及びHfのうち少なくとも1種以上の含有量[Ti,Hf]との質量比[P]/[Ti,Hf]が、0.1以上200以下であることを特徴とする銅合金。 - 請求項2に記載の銅合金において、
Pの含有量[P]とZr,Ti及びHfのうち少なくとも2種以上の含有量[Zr,Ti,Hf]との質量比[P]/[Zr,Ti,Hf]が、0.1以上200以下であることを特徴とする銅合金。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の銅合金において、
Pb;0.001質量%以上0.08質量%以下、Bi;0.001質量%以上0.08質量%以下、C;0.0001質量%以上0.009質量%以下、S;0.0001質量%以上0.007質量%以下、から選択された1種以上の元素を含有することを特徴とする銅合金。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の銅合金において、
Al;0.01質量%以上0.5質量%以下、Mg;0.001質量%以上0.03質量%以下、から選択された1種以上の元素を含有することを特徴とする銅合金。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の銅合金からなることを特徴とする鋳造品。
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