JP5564338B2 - リチウムイオン電池 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウムイオン電池に関する。
二次電池は、一度だけ使用して廃棄する一次電池と異なり、充電を通じて再び使用することができる電池であり、ノートブックPC、携帯電話及びビデオカメラなどの携帯用通信機器及びコンピューターのほとんど大部分に採用されている核心部品である。
また、内燃機関の排気によって発生される環境汚染問題を解決するための方法の一環として電気自動車の開発が進行している。これら電気自動車に二次電池を装着するため、経済性があって、高速充電が可能であり、安全性が高い高エネルギー密度の二次電池開発が要求されている。
二次電池は、負極材料や正極材料によって鉛蓄電池、ニッケル/カドミウム(Ni/Cd)電池、ニッケル/水素(Ni/MH)電池、リチウムイオン電池などがあり、電極材料の固有特性によって電位とエネルギー密度が決定される。特に、リチウムイオン電池は、リチウムの低い酸化還元電位と分子量によってエネルギー密度が高いために携帯用電子機器及び電気自動車の駆動電源として多く使われている。
ところで、略六面体で形成されたリチウムイオン電池の缶における底面の一対の短辺を缶の中心方向に圧縮するとき(縦圧縮時)の電池の安全性が問題になる。すなわち、従来のリチウムイオン電池では、縦圧縮の結果、リチウムイオン電池が任意の方向に畳まれるだけであり、内部ガスが放出されないだけでなく、電極組立体が電気的にショートされることがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、縦圧縮時の安全性を向上させることが可能な、新規かつ改良されたリチウムイオン電池を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、缶と、缶に収容された電極組立体と、缶を密封するキャップ組立体とを備え、缶は底面に相対的に厚さが薄い予備分離部が形成されることを特徴とするリチウムイオン電池が提供される。
上記予備分離部は、底面の長辺と離隔されて、長辺に平行に形成されてもよい。
上記予備分離部は、底面の長辺自体に形成されてもよい。
上記予備分離部は、連続した直線状の実線形態で形成されてもよい。
上記予備分離部は、不連続的で断続した点線又は破線形態で形成されてもよい。
上記予備分離部は、相互間離隔されつつ、相互間平行な一対であってもよい。
上記予備分離部は、底面の長辺と離隔されて、長辺に平行に形成されたノッチまたはトレンチであってもよい。
上記予備分離部は、底面の長辺自体に形成された段差であってもよい。
上記予備分離部は、底面の厚さに対して20〜90%の深さで形成されてもよい。
上記予備分離部は、底面の厚さが5mmであるとき、0.1〜0.45mmの深さで形成されてもよい。
上記予備分離部は、底面の外部表面に形成されてもよい。
上記缶は、底面の長辺から垂直方向に延長された一対の長側面を有し、予備分離部は、底面及び長側面の境界領域に共通で形成されてもよい。
上記缶は、底面の短辺から垂直方向に延長された一対の短側面を有し、予備分離部は、一対の短側面を圧縮するとき分離されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、缶の底面のうち長辺に予備分離部が形成されることで、電池の縦圧縮安全性が向上される。すなわち、本発明の一実施例によるリチウムイオン電池は、縦圧縮時に缶の底面に形成された予備分離部が迅速で正確に分離されることで、電池の縦圧縮安全性が向上される。
本発明の第一の実施形態に係るリチウムイオン電池を示す上部斜視図である。 同実施形態に係るリチウムイオン電池を示す下部斜視図である。 同実施形態に係るリチウムイオン電池を示す分解斜視図である。 同実施形態に係るリチウムイオン電池を示す正断面図である。 同実施形態に係るリチウムイオン電池を示す底面図である。 図3の4a−4a線で切断した断面図である。 図3の4b−4b線で切断した断面図である。 本発明の第二の実施形態に係るリチウムイオン電池を示す底面図である。 本発明の第三の実施形態に係るリチウムイオン電池を示す下部斜視図である。 同実施形態に係るリチウムイオン電池の缶を示す一部断面図である。 本発明の第四の実施形態に係るリチウムイオン電池を示す底面図である。 予備分離部が形成されたリチウムイオン電池の縦圧縮試験方法を示す説明図である。 予備分離部が形成されたリチウムイオン電池の縦圧縮試験方法及びその結果を示す説明図である。 予備分離部が形成されないリチウムイオン電池の縦圧縮試験方法を示す説明図である。 予備分離部が形成されないリチウムイオン電池の縦圧縮試験方法及びその結果を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第一の実施形態)
まず図1a及び図1bを参照して、本発明の第一の実施形態に係るリチウム電池について説明する。図1a及び図1bは、本発明の第一の実施形態に係るリチウムイオン電池を示した上部斜視図及び下部斜視図である。
図1a及び図1bに示されたところのように、本発明の第一の実施形態に係るリチウムイオン電池100は、おおよそ六面体形態の缶110と、該缶110の上部に結合されたキャップ組立体130を含む。
缶110は、底面111を含んで、底面111には縦圧縮時に迅速で正確に分離される一対の予備分離部117が形成されている。このような予備分離部117の構造及び機能は、下でより詳しく説明する。
キャップ組立体130は、缶110に結合されたキャッププレート131を含む。キャッププレート131には、相対的に厚さが薄い安全ベント131bが形成されることができる。安全ベント131bは、缶110の内部圧力が基準圧力より大きければ分離することで、内部ガスを外部に放出する。また、キャッププレート131には電解液注液口131aを塞ぐプラグ132が結合されることができる。併せて、キャッププレート131には、絶縁ガスケット133が介された電極端子134が結合されている。なお、図1には一つの電極端子134が示されているが、このような電極端子134は複数個が具備されることもできる。
図2a及び図2bは、本発明の第一の実施形態に係るリチウムイオン電池を示した分解斜視図及び正断面図である。
図2a及び図2bに示したように、本発明の第一の実施形態に係るリチウムイオン電池100は、缶110と、該缶110に収容される電極組立体120と、缶110に注入されてリチウムイオンの移動ができるようにする電解液(図示せず)と、缶110を塞いで電極組立体120及び電解液が外部に離脱されないようにするキャップ組立体130を含む。
缶110は、底面111、一対の長側面114及び一対の短側面115を含む。底面111は一対の長辺112と一対の短辺113を有する。また、底面111には、一対の予備分離部117が形成されている。一対の長側面114は、底面111の長辺112からおおよそ垂直方向に延長されている。一対の短側面115は、底面111の短辺113からおおよそ垂直方向に延長されている。そして、長側面114と短側面115はお互いに連結されている。さらに、缶110は、底面111と対向した上部に開口部116が形成されている。すなわち、缶110は、上部が開放されて内部が空いているおおよそ直方体の形態をする。缶110は、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、合金またはこれの等価物で形成されることができるし、ここでその材質を限定するものではない。
電極組立体120は、正極活物質(例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO))(図示せず。)を付着した正極板121、負極活物質(例えば、黒鉛)(図示せず。)を付着した負極板122、及び正極板121と負極板122との間に位置されて電気的ショートを防止してリチウムイオンの移動を可能にさせるセパレーター123で構成される。そして、正極板121、負極板122及びセパレーター123は、おおよそゼリーロール(jelly roll)形態で複数回巻取られて缶110の内部に収容される。正極板121は、例えばアルミニウム(Al)の金属箔、負極板122は例えば銅(Cu)の金属箔、セパレーター123は例えばポリエチレン(PE)、またはポリプロピレン(PP)である。なお、ここでその材質を限定するものではない。また、正極板121には上部方向に延長された正極リード121aが接続されていて、負極板122にも上部方向に延長された負極リード122aが接続されている。正極リード121aは、例えばアルミニウム(Al)、負極リード122aは、例えばニッケル(Al)である。なお、ここでその材質を限定するものではない。
電解液(図示せず)は、缶110の内部に注入されて、電極組立体120の正極板121と負極板122との間に位置する。このような電解液は、充放電時電池内部の正極板121及び負極板122で電気化学的反応によって生成されるリチウムイオンの移動媒体の役割を果たす。電解液は、例えば、リチウム塩と高純度有機溶媒類の混合物である非水質系有機電解液である。また、電解液高分子電解質を利用したポリマーでもよい。
一方、電極組立体120の上部を構成する部品として、缶110の開口部116には絶縁ケース129がさらに結合されてもよい。そして、絶縁ケース129には、負極リード122aが貫通するようにリード通孔129aが形成される。また、絶縁ケース129には、後述するキャッププレート131を通じて電解液を注入すれば、電極組立体120側に電解液が容易に流れるように電解液通孔129bも形成されることができる。
キャップ組立体130は、キャッププレート131、プラグ132、絶縁ガスケット133、電極端子134、絶縁プレート135及び端子プレート136を含む。キャッププレート131は、缶110の開口部116に結合されて、これは長辺と短辺を有する板形態でなされている。キャッププレート131の一側には電解液注液口131aが形成される。プラグ132は、電解液注液口131aに結合される。また、キャッププレート131の他側には相対的に厚さが薄い安全ベント131bが形成される。絶縁ガスケット133は、キャッププレート131のおおよそ中央に形成されたホール131cに結合される。電極端子134は、絶縁ガスケット133に形成されたホール133cに結合される。ここで、負極リード122aは、電極端子134の底面に接続されることができる。併せて、正極リード121aは、キャッププレート131の底面に接続されることができる。勿論、その反対の接続も可能である。絶縁プレート135は、キャッププレート131の底面に位置される。併せて、このような絶縁プレート135のホール135cには、図2bに示すように、絶縁ガスケット133の中央に形成された突端部が結合される。端子プレート136は、絶縁プレート135の底面に位置される。併せて、このような端子プレート136のホール136cには、電極端子134が結合される。
図3は、本発明の第一の実施形態に係るリチウムイオン電池を示した底面図である。
図3に示したように、缶の底面111は一対の長辺112と、該長辺112の両端部と連結する一対の短辺113を含む。長辺112は例えばおおよそ実線形態、すなわち連続した直線形態であり、短辺113は例えばおおよそラウンド(半円)形態である。なお、このような形態に限定されるものではない。また、缶110の底面111には長辺112と離隔されつつ、長辺112に平行な二つの予備分離部117が形成されている。すなわち、一対の予備分離部117がおおよそ直線形態で形成されている。いずれか一つの予備分離部117とそれに一番近い長辺112の間の離隔距離は一対の予備分離部117がなす離隔距離よりずっと近い。すなわち、予備分離部117は、相対的に長辺112に近く形成されている。したがって、缶110の両側に具備された短側面(短辺113を含む)を缶110の中心方向に圧縮したとき(これを「縦圧縮」で定義する)、予備分離部117にストレスが集中することで、結局予備分離部117が分離されて、また缶110の長側面114が缶110の中心から遠くなる。このように、電池の縦圧縮時に予備分離部117が速かで正確に分離することで、電池の縦圧縮安全性が向上する。
併せて、図面に示されていないが、場合によって予備分離部117は、長辺112だけでなく、短辺113と対応される領域にも共に形成されることができる。
図4aは、図3の4a−4a線で切断した断面図であり、図4bは、図3の4b−4b線で切断した断面図である。
図4a及び図4bに示したように、予備分離部117は長辺112と離隔されて、長辺112に平行に形成されたノッチ(notch)またはトレンチ(trench)であることができる。予備分離部117の断面形状は、図4bを参照すると、例えば四角形態で示されているが、このような形状で限定されるものではない。すなわち、予備分離部117の断面形状は、三角形、四角形、半円形及びその等価形態のうちから選択されたいずれか一つで可能である。また、予備分離部117の断面形状は、予備分離部117の底面が狭く、開口側が底面に比べて広い四角形でもよいし、反対に予備分離部117の底面が広く、開口側が底面に比べて狭い四角形でもよい。
ここで、予備分離部117の深さは、底面111の全体厚さに対しておおよそ20〜90%の深さで形成されることができる。予備分離部117の深さが底面111の厚さに対しておおよそ20%未満であると、縦圧縮時に予備分離部117が比較的遅く分離されることがある。なお、上述の数値で本発明は限定されない。また、予備分離部117の深さが底面111の厚さに対しておおよそ90%を超過すれば、縦圧縮時に予備分離部117が比較的早く分離されることがある。なお、上述の数値で本発明は限定されない。
一例で、底面111の厚さがおおよそ5mmであるとき、予備分離部117の厚さは、0.1〜0.45mmであることがある。なお、このような数値で本発明は限定されない。
また、缶110は、通常深絞り(deep drawing)工程で形成されるので、長側面114及び短側面115と比べて底面111の厚さが相対的にさらに厚い。ところが、上述したように底面111に相対的に厚さが薄い予備分離部117が形成されることで、電池の縦圧縮時に底面111が容易に分離する。
(第二の実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の第二の実施形態に係るリチウムイオン電池について説明する。図5は、本発明の第二の実施形態に係るリチウムイオン電池を示した底面図である。
図5に示されたところのように、予備分離部217は底面111の長辺112と離隔されつつ、長辺112に平行な点線又は破線形態で形成されることができる。すなわち、予備分離部217が連続的な実線形態ではない不連続的な断続した直線形態で形成されることができる。このように構成することによって、リチウムイオン電池200は、縦圧縮時に予備分離部217の分離時期をより精巧に調整することができる。すなわち、点線又は破線形態の予備分離部217のピッチを調整することで、電池特性に合う予備分離部217の分離時期を調整することができる。
(第三の実施形態)
次に、図6a及び図6bを参照して、本発明の第三の実施形態に係るリチウムイオン電池について説明する。図6a及び図6bは、本発明の第三の実施形態に係るリチウムイオン電池を示す下部斜視図及び缶の一部断面図である。
図6a及び図6bに示したように、予備分離部317は、底面111の長辺112に沿って形成されることができる。すなわち、予備分離部317は、底面111の長辺112自体に形成されることができる。ここで、底面111の長辺112は二つであるので、予備分離部317も二つが形成されることができる。
実質的に、底面111の長辺112は、長側面114と連結される境界領域であるので、予備分離部317は底面111と長側面114の境界領域に共通で形成される。このとき、予備分離部317のうちで最も薄い部分は、底面111に形成されるようにすることで、缶110の縦圧縮時に底面111が容易に分離されるようにする。
このようにして、リチウムイオン電池300は、縦圧縮時に底面111と長側面114の境界領域に形成された予備分離部317が分離される。実質的にストレスに最も脆弱な底面111と長側面114の境界領域に予備分離部117が形成されることで、電池の縦圧縮安全性がより向上される。
(第四の実施形態)
次に、図7を参照して、本発明の第四の実施形態に係るリチウムイオン電池について説明する。図7は、本発明の第四の実施形態に係るリチウムイオン電池を示す底面図である。
図7に示したように、予備分離部417は、底面111と長側面114の境界領域に沿って点線又は破線形態で形成されることができる。すなわち、予備分離部417が連続的な実線形態ではなく不連続的な断続した直線形態で形成されることができる。このように構成することによって、リチウムイオン電池400は、縦圧縮時に予備分離部417の分離時期をより精巧に調整することができる。すなわち、点線形態の予備分離部417のピッチを調整することで、電池特性に合う予備分離部417の分離時期を調整することができる。
(リチウムイオン電池の縦圧縮試験方法及び結果)
次に、図8a、図8b、図9a及び図9bを参照して、リチウムイオン電池の縦圧縮試験方法及び結果について説明する。
図8a及び図8bは、予備分離部が形成されたリチウムイオン電池の縦圧縮試験方法及び結果を示したものである。
図8aに示したように、下部ダイ501と上部ダイ502との間に予備分離部117が形成されたリチウムイオン電池100を縦方向に位置させる。すなわち、下部ダイ501と上部ダイ502にそれぞれリチウムイオン電池100の短辺113が接触するようにする。言い換えて説明すれば、缶110の短側面115が下部ダイ501と上部ダイ502にそれぞれ接触されるようにする。
図8bに示したように、下部ダイ501と上部ダイ502は、お互いに近接するように強制に移動される。そうすると、底面111に形成された予備分離部117にストレスが集中しながら、予備分離部117が分離されて、一対の長側面が結局お互いに遠くなる方向に変形される。そして、この変形によって缶110の内部に位置する電極組立体120もお互いに遠くなる方向に変形される。よって、缶110の内部ガスが安定的に外部に放出されるだけでなく、電極組立体120の電気的ショート現象も予防することができる。言い換えて説明すれば、リチウムイオン電池100の縦圧縮安全性が向上される。
図9a及び図9bは、予備分離部が形成されないリチウムイオン電池の縦圧縮試験方法及び結果を示したものである。
図9a及び図9bに示したように、予備分離部が形成されないリチウムイオン電池100’を下部ダイ501と上部ダイ502との間において短辺113’を縦圧縮する場合、底面111’が分離されない。言い換えて説明すれば、底面111’をなす長辺112’が分離されない。その結果、図9bに示すようにリチウムイオン電池100’が任意の方向に畳まれるだけである。よって、予備分離部が形成されないリチウムイオン電池100’の場合、内部ガスが放出されないだけでなく、電極組立体が電気的にショートされることがある。すなわち、予備分離部が形成されないリチウムイオン電池は縦圧縮安全性が落ちる。
以上、本発明の第一〜第四の実施形態に係るリチウムイオン電池は、缶の底面のうち長辺に平行に、または長辺自体に予備分離部が形成されることで、電池の縦圧縮安全性が向上される。すなわち、本実施形態によれば、縦圧縮時に缶の底面に形成された予備分離部が迅速で正確に分離されることで、電池の縦圧縮安全性が向上される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100,200,300,400 リチウムイオン電池
110 缶
111 底面
112 長辺
113 短辺
114 長側面
115 短側面
116 開口部
117,217,317,417 予備分離部
120 電極組立体
121 正極板
122 負極板
123 セパレーター
129 絶縁ケース
129a リード通孔
129b 電解液通孔
130 キャップ組立体
131 キャッププレート
131a 注液口
131b 安全ベント
132 プラグ
133 絶縁ガスケット
134 電極端子
135 絶縁プレート
136 端子プレート

Claims (9)

  1. 缶と、
    前記缶に収容された電極組立体と、
    前記缶を密封するキャップ組立体と、
    を備え、
    前記缶は、一対の長辺および前記長辺の両端部と連結する一対の短辺を有する底面と、前記底面の短辺から垂直方向に延長された一対の短側面を備え、
    前記底面に相対的に厚さが薄い予備分離部が形成され、
    前記予備分離部は、前記底面の長辺に沿って、不連続的で断続した点線又は破線形態で形成され、前記一対の短側面を圧縮するときに分離されることを特徴とする、リチウムイオン電池。
  2. 前記予備分離部は、前記底面の長辺と離隔されて、前記長辺に平行に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
  3. 前記予備分離部は、前記底面の長辺自体に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
  4. 前記予備分離部は、相互間離隔されつつ、相互間平行な一対であることを特徴とする、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
  5. 前記予備分離部は、前記底面の長辺自体に形成された段差であることを特徴とする、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
  6. 前記予備分離部は、前記底面の厚さに対して20〜90%の深さで形成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のリチウムイオン電池。
  7. 前記予備分離部は、前記底面の厚さが5mmであるとき、0.1〜0.45mmの深さで形成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のリチウムイオン電池。
  8. 前記予備分離部は、前記底面の外部表面に形成されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のリチウムイオン電池。
  9. 前記缶は、前記底面の長辺から垂直方向に延長された一対の長側面を有し、
    前記予備分離部は、前記底面及び前記長側面の境界領域に共通で形成されることを特徴とする、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
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