JP5563431B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5563431B2 JP5563431B2 JP2010258892A JP2010258892A JP5563431B2 JP 5563431 B2 JP5563431 B2 JP 5563431B2 JP 2010258892 A JP2010258892 A JP 2010258892A JP 2010258892 A JP2010258892 A JP 2010258892A JP 5563431 B2 JP5563431 B2 JP 5563431B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- air
- operated
- knob
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
以下、本発明にかかる車両用空調装置の第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。はじめに、図1を参照して、本実施形態にかかる車両用空調装置の概略構成について説明する。
(a1)車両のフロントガラスの内面部分に向けて空調用空気を吹き出すためのデフロスタ吹き出し口12。
(a3)車両の運転者及び助手席の搭乗者の頭部や胸部に向けて空調用空気を吹き出すためのフェイス吹き出し口14。
図2に示すように、ノブ32は、車両のセンターコンソール1に形成された円柱状の凹部90の内周面に当接するかたちで配設されている。このノブ32は、五角形状の部材であって、その上面に、ユーザによって把持される部分となる突起部32aが形成されている。また、このノブ32は、適宜の支持構造を介して、凹部90の内周面に沿って図中の矢印a1,a2で示す方向に略半円弧状に回動可能に支持されている。また、センターコンソール1には、ノブ32の外周に沿って、空調用空気の吹き出し口を模式的に示すマークM1〜M5が矢印a2で示す方向に順に印字されている。そして、図中に実線及び破線で示すように、マークM1〜M5に対応して、ノブ32の操作位置P1〜P5が以下の(b1)〜(b5)に示すように設定されている。
図3に示すように、位置センサ80は、いわゆるロータリスイッチからなるものであって、グランド電位におかれるとともにノブ32の動きに連動して回動する可動接点81と、2つの固定接点82,83とを有している。このうち、可動接点81は、ノブ32が上記操作位置P1〜P7に操作されたときに、図中の軸線m1〜m7の位置に回動する。すなわち、位置センサ80では、ノブ32がフェイス外ポジションP6に操作されたときに可動接点81が固定接点82に接続される。また、ノブ32がデフ外ポジションP7に操作されたときに可動接点81が固定接点83に接続される。
(1)ノブ32を、フェイスポジションP1に隣接するフェイス外ポジションP6に操作可能に設けることとした。そして、ノブ32がフェイス外ポジションP6に操作されたとき、冷却器50を作動させることとした。これにより、ユーザは、ノブ32を操作するだけで、空調用空気の吹き出し口をフェイス吹き出し口14に切り替える操作に併せて冷却器50を作動させることができるため、特にユーザが車室内を短時間で冷却しようとするときに操作性が向上するようになる。
次に、先の図2及び図3を参照して、第1の実施形態の変形例について説明する。
図2に示されるように、この変形例では、ノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作された際にその位置が保持される。また、ノブ32は、フェイス外ポジションP6に位置している状態で矢印a2で示す方向に外力が印加された場合にはフェイスポジションP1に復帰する一方、デフ外ポジションP7に位置している状態で矢印a1で示す方向に外力が印加された場合にはデフポジションP5に復帰する。すなわち、ノブ32は、フェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作された際にステーショナリ動作(オルタネイト動作)する。一方、図3に示されるように、電子制御装置70は、位置センサ80を通じてノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作された旨を検知したとき、電磁クラッチ52aへの通電を行ってコンプレッサ52を作動させる。そして、ノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に位置している旨を検知している期間、コンプレッサ52を作動させた状態を維持する。その後、位置センサ80を通じてノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7からずれた旨を検知したとき、電磁クラッチ52aへの通電を遮断してコンプレッサ52を停止させる。また、例えばノブ32をフェイス外ポジションP6からフェイスポジションP1に戻す操作に連動して、あるいはノブ32をデフ外ポジションP7からデフポジションP5に戻す操作に連動して冷却器50が停止する。このため、ユーザはエアコンスイッチ71を操作することなく冷却器50を停止させることができるため、操作性が向上するようになる。また、上記第1の実施形態の効果に準じた効果が得られるようにもなる。
続いて、本発明にかかる車両用空調装置の第2の実施形態について図4〜図6を参照して説明する。なお、この第2の実施形態も車両用空調装置としての基本構造は先の図1及び図2に示した構造に準ずるものであり、ここでは先の図2に対応する図として、ノブ32の正面構造を図4に示している。また、この図4において、先の図2に示した要素と同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付すことにより重複する説明を割愛し、以下では両者の相違点を中心に説明する。なお、図4では、図中の軸線n1を基準位置として、同基準位置から下方に所定距離だけ移動した位置を軸線n2で示している。
図4に破線で示されるように、例えばいま、ノブ32がフェイスポジションP1に位置しているとするときに、ユーザがノブ32をフェイス外ポジションP6に操作したとする。このとき、エアコンスイッチ71の傾斜面71aがノブ32によって押圧されるため、ノブ32から付与される押圧力によってエアコンスイッチ71が下方に移動する。そして、図6に示すように、ノブ32がフェイス外ポジションP6の位置で保持されると、エアコンスイッチ71は、オフ位置とオン位置との間に設定された半押し位置、すなわち上記ロック機構による保持は行われないがオン状態となる位置に保持される。このため、冷却器50は作動した状態に維持される。また、ユーザがノブ32をフェイスポジションP1に戻すと、エアコンスイッチ71は上記付勢手段によって基準位置まで自動復帰する。したがって、エアコンスイッチ71がオフ状態となるため、冷却器50が停止する。
また、ノブ32が上記各操作位置P1〜P5のいずれに位置している場合であっても、エアコンスイッチ71をオン位置及びオフ位置に操作すれば冷却器50を作動/停止させることができるため、本実施形態のエアコンスイッチ71は従来と同レベルの操作性を担保することが可能である。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記第1の実施形態では、位置センサ80として、可動接点81及び固定接点82,83を有するロータリスイッチを採用することとしたが、これに代えて、例えば磁気式の位置センサや光学式の位置センサを採用してもよい。要は、ノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作されたか否かを検出することができるものであればよい。
・上記各実施形態では、ノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作されたとき、その時点から所定時間が経過することを条件に冷却器50を停止させてもよい。この場合、第1の実施形態ではまず、電子制御装置70にタイマを設ける。そして、電子制御装置70は、ノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作された旨を検知してコンプレッサ52を作動させたとき、その時点からの経過時間をタイマを通じて計測する。そして、計測された経過時間が所定時間に達したとき、コンプレッサ52を停止させればよい。また、第1の実施形態の変形例、及び第2の実施形態では、例えばノブ32がフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作された時点から所定時間が経過したときにノブ32をフェイスポジションP1あるいはデフポジションP5に自動復帰させるタイマ式の復帰機構を設ければよい。このような構成によれば、ユーザがノブ32をフェイス外ポジションP6あるいはデフ外ポジションP7に操作して冷却器を作動させたときに、その状態が継続することがないため、車室内が冷えすぎるような状況を回避することができる。このため、利便性が向上するようになる。
次に、上記各実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)前記冷却器を作動/停止させる際に操作されるエアコンスイッチを更に備え、前記操作部は、前記第1の操作位置から前記第2の操作位置に操作されたときに前記第1の操作位置に自動復帰可能に設けられ、前記制御手段は、前記位置センサを通じて前記操作部が前記第2の操作位置に操作された旨を検知して前記冷却器を一旦作動させて以降は、前記エアコンスイッチに対する操作を検知するまで前記冷却器を作動させた状態を維持することを特徴とする車両用空調装置。同構成によれば、操作部が第2の操作位置に操作されたときに第1の操作位置に自動復帰するといった動作をするものであるときに、操作部の操作に基づいて冷却器を適切に作動させることができる。このため、操作部がこのような動作をするものであれ、上記の車両用空調装置を容易に実現することができるようになる。
Claims (5)
- 空調ダクト内に配設される冷却器及びヒータを通じて温調される空調用空気をそれらの下流に設けられる複数の吹き出し口から送出して車室内の空調を行うにあたり、前記複数の吹き出し口をそれぞれ開閉させる複数のダンパと、同複数のダンパの開閉状態を選択的に切り替える際に操作される操作部とを備える車両用空調装置において、
前記操作部と独立してユーザによる操作が可能であって、前記冷却器を作動/停止させる際に押圧操作されるエアコンスイッチを備え、
前記操作部は、前記複数のダンパの開閉状態を指定する第1の操作位置とは別の第2の操作位置に操作可能に設けられ、
前記エアコンスイッチは、前記操作部の前記第2の操作位置への操作に伴い同操作部によって押圧されるように配置される
ことを特徴とする車両用空調装置。 - 前記吹き出し口として、車両のフロントガラスの内面に向けて前記空調用空気を吹き出すためのデフロスタ吹き出し口が含まれるとともに、前記ダンパとして、前記デフロスタ吹き出し口を開閉させるデフダンパが含まれて且つ、前記第1の操作位置として、前記デフダンパのみを開状態とするデフポジションが含まれ、前記第2の操作位置が、前記デフポジションに隣接するかたちで設けられている
請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記吹き出し口として、車両の搭乗者の頭部に向けて前記空調用空気を吹き出すためのフェイス吹き出し口が含まれるとともに、前記ダンパとして、前記フェイス吹き出し口を開閉させるフェイスダンパが含まれて且つ、前記第1の操作位置として、前記フェイスダンパのみを開状態とするフェイスポジションが含まれ、前記第2の操作位置が、前記フェイスポジションに隣接するかたちで設けられている
請求項1又は2に記載の車両用空調装置。 - 前記エアコンスイッチは、外力の印加に基づきオフ位置からオン位置に操作されると同オン位置に一旦保持されて、同オン位置に保持されている状態で外力が印加されると前記オフ位置に自動的に復帰するとともに、前記オフ位置と前記オン位置との間に設定される半押し位置に操作されるとオン状態となるものであって且つ、前記操作部の前記第2の操作位置への操作に伴い同操作部により押圧されて前記半押し位置に移動可能に配置されるものであり、
前記操作部は、前記第1の操作位置から前記第2の操作位置に操作されたときに同第2の操作位置に位置した状態を維持するとともに、外力の印加に基づき第2の操作位置から第1の操作位置に復帰可能に設けられている
請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用空調装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用空調装置において、
前記操作部が前記第2の操作位置に操作されたか否かを検出する位置センサと、該位置センサを通じて前記操作部が前記第2の操作位置に操作された旨が検出されるとき、前記冷却器を作動させる制御手段とを更に備える
ことを特徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010258892A JP5563431B2 (ja) | 2010-11-19 | 2010-11-19 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010258892A JP5563431B2 (ja) | 2010-11-19 | 2010-11-19 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012106698A JP2012106698A (ja) | 2012-06-07 |
JP5563431B2 true JP5563431B2 (ja) | 2014-07-30 |
Family
ID=46492811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010258892A Expired - Fee Related JP5563431B2 (ja) | 2010-11-19 | 2010-11-19 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5563431B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6157422A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-24 | Nippon Denso Co Ltd | カ−エアコン制御装置 |
JP3317848B2 (ja) * | 1996-06-14 | 2002-08-26 | アルプス電気株式会社 | 車両用空調制御スイッチ |
JP3834473B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2006-10-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用操作スイッチユニット |
JP2003127644A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-08 | Tokai Rika Co Ltd | 車両用空調スイッチ |
JP4108490B2 (ja) * | 2003-01-22 | 2008-06-25 | カルソニックカンセイ株式会社 | ダイヤル型ポジションスイッチ |
JP2004359102A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Alps Electric Co Ltd | 車載電気機器制御装置 |
JP2006021564A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Tokai Rika Co Ltd | 車両用の空調スイッチ装置 |
JP4636546B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2011-02-23 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用の空調スイッチ装置 |
-
2010
- 2010-11-19 JP JP2010258892A patent/JP5563431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012106698A (ja) | 2012-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3960020B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009292293A (ja) | 車両用空調装置 | |
US6789617B1 (en) | Air mix damper device and vehicle air conditioner | |
JP4274089B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
US20090098817A1 (en) | Air conditioner for vehicle | |
JP2005170302A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009119913A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009035070A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4442015B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5563431B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5563434B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008149757A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6372110B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2006035952A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5563433B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4179046B2 (ja) | リンク機構 | |
JP2004243932A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4450145B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5563432B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2014104901A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2010149566A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009286348A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2005225249A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2007055383A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2019162984A (ja) | 空気吹出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5563431 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |