JP5562108B2 - ロック検知コネクタ - Google Patents

ロック検知コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5562108B2
JP5562108B2 JP2010100660A JP2010100660A JP5562108B2 JP 5562108 B2 JP5562108 B2 JP 5562108B2 JP 2010100660 A JP2010100660 A JP 2010100660A JP 2010100660 A JP2010100660 A JP 2010100660A JP 5562108 B2 JP5562108 B2 JP 5562108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
lock
lock detection
detection member
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010100660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011233281A (ja
Inventor
由夫 横溝
巧 長谷部
一輝 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tanshi Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tanshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Tanshi Co Ltd filed Critical Nippon Tanshi Co Ltd
Priority to JP2010100660A priority Critical patent/JP5562108B2/ja
Publication of JP2011233281A publication Critical patent/JP2011233281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5562108B2 publication Critical patent/JP5562108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、第1コネクタに第2コネクタを挿入してコネクタのロック状態となるロック検知コネクタに関するものである。
従来、第1コネクタを第2コネクタに嵌入することにより互いに抜け止め状態にロックされるコネクタであって、第1コネクタに弾性変形可能なロックアームを設け、第2コネクタの内面にロック用受け部を突設し、第1コネクタの上記嵌入量に応じてロックアームに設けたロック突起がロック用受け部を乗り越えるようにロックアームが弾性撓みし、乗り越えた後のロックアームの弾性復帰によりロック突起とロック用受け部との係止により両コネクタが嵌合状態にロックされるものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−63090号公報
上記コネクタでは、ロックアームに沿うように押し込んでロック検知位置までスライドさせる検知部材を設け、上記ロック突起がロック用受け部を乗り越えている間のロックアームが撓んでいる状態では、検知部材を変位させようとしても、ロックアームの撓み部分に突き当たって検知部材をロック検知板まで押し込むことができず、それにより正規のロック状態ではないと検知可能になる。一方、ロック突起がロック用受け部を乗り越えてロックアームが弾性復帰して、ロック突起とロック用受け部との係止により両コネクタが嵌合状態になった場合には検知部材をロック検知位置まで押し込むことができ、それにより正規のロック状態であると検知可能になる。
特許文献1のコネクタでは、上記したように検知部材の位置によりコネクタが正規嵌合(ロック)されたか否かを検知することができるとしているが、コネクタのロックを行うロックアームの撓み状態により検知部材の変位が規制されるようにしている。そのため、ロックアームが撓んでいない状態では検知部材が変位可能であり、ロック突起がロック受け部を乗り越える前の非嵌合状態でも検知部材を押し込むことができてしまい、それにより非嵌合(ロックされていない)状態でも誤検知してしまうという問題が起こり得る。
このような課題を解決して、コネクタのロック状態をより一層確実に検知し得るために、本発明に於いては、第1コネクタ(1)と第2コネクタ(2)とを相対的に所定のロック位置まで嵌合させることにより前記第1コネクタと前記第2コネクタとを互いに抜け止めするべく、前記第1コネクタと前記第2コネクタとに前記ロック位置で互いに係合し得るロック手段(4a・5)が設けられ、前記第1コネクタの前記ロック手段とは異なる位置に、ロック検知位置とアンロック検知位置との2位置間で変位可能なロック検知部材(13)が設けられ、前記第1コネクタは、前記第2コネクタが前記ロック位置より手前にある状態では前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置から前記ロック検知位置への変位を阻止するように前記ロック検知部材と係合するアンロック検知位置用係合部(1c)を有し、前記第2コネクタは、前記第1コネクタに対する前記ロック位置まで嵌合されることにより前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置用係合部との係合を解除して前記ロック検知位置への変位を可能にする係合解除手段(8)を有し、前記ロック検知部材(13)が、前記第1コネクタの前記第2コネクタを挿入する開口の縁(15)に引っ掛けられた状態で前記ロック位置にある前記第2コネクタと当該縁との間に挟まれた状態で変位自在に設けられているものとした。
これによれば、第1コネクタの第2コネクタとのロックを行う係合手段とは異なる位置にロック検知部材が設けられ、第2コネクタがロック位置より手前にある状態ではロック検知部材の変位が阻止され、第2コネクタがロック位置ある状態でロック検知部材のロック検知位置への変位が可能であることから、第1コネクタと第2コネクタとの所定のロック位置での嵌合状態になるまではロック検知部材が変位できないため、コネクタの嵌合状態を確実に検知し得る。
特に、前記ロック検知部材(13)が、前記第1コネクタの前記第2コネクタを挿入する開口の縁(15)に引っ掛けられた状態で前記ロック位置にある前記第2コネクタと当該縁との間に挟まれた状態で変位自在に設けられていると良い。これによれば、ロック検知部材を変位自在に支持するために第1コネクタにスロット等の孔を設ける必要が無く、例えば基板の表面処理のための液が孔からコネクタ内に入り込むことを防止できる。
あるいは、第1コネクタ(1)と第2コネクタ(2)とを相対的に所定のロック位置まで嵌合させることにより前記第1コネクタと前記第2コネクタとを互いに抜け止めするべく、前記第1コネクタと前記第2コネクタとに前記ロック位置で互いに係合し得るロック手段(4a・5)が設けられ、前記第1コネクタの前記ロック手段とは異なる位置に、ロック検知位置とアンロック検知位置との2位置間で変位可能なロック検知部材(23)が設けられ、前記第1コネクタは、前記第2コネクタが前記ロック位置より手前にある状態では前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置から前記ロック検知位置への変位を阻止するように前記ロック検知部材と係合するアンロック検知位置用係合部(1c)を有し、前記第2コネクタは、前記第1コネクタに対する前記ロック位置まで嵌合されることにより前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置用係合部との係合を解除して前記ロック検知位置への変位を可能にする係合解除手段(8)を有し、前記第1コネクタが、前記第2コネクタを挿入するコネクタ挿入部屋(28)と、前記コネクタ挿入部屋に隣接して前記ロック検知部材を受容するロック検知部材受容部屋(29)を有し、前記ロック検知部材(23)は、前記ロック検知部材受容部屋に受容された状態で前記第2コネクタの挿入方向に直交する軸線回りに回動自在に設けられていると良い。これによれば、第2コネクタに、例えばロック検知部材の回動軸線から離れた部位に係合し得る係合突部を設けることにより、第2コネクタの挿入方向変位に応じてロック検知部材を回動させることができ、第2コネクタの挿入作業でロック検知部材のロック検知位置へ近づける変位を連動させることができるため、第2コネクタの変位に応じてロック検知部材が確実に連動していることを視認でき、その後のロック検知部材のロック検知位置へ変位させる作業において確実なロック状態で行われていると認識し得る。
さらに、前記ロック検知部材と前記第2コネクタとには、前記ロック状態の第2コネクタに対して前記ロック検知部材が前記ロック検知位置まで変位することにより互いに係合して前記第2コネクタを前記ロック手段とは別個にロック状態にする第2のロック手段(3b・7、13b・17、23f・24)が設けられていると良い。これによれば、第1コネクタと第2コネクタとが互いの係合によるロック状態の他に、ロック検知位置に位置するロック検知部材を介してもロック状態になり、より一層確実なロック状態が得られる。
このように本発明によれば、第1コネクタと第2コネクタとの所定のロック位置での嵌合状態になるまではロック検知部材が変位できないため、ロック検知部材の位置を視認することによりコネクタのロック状態を容易かつ確実に検知し得る。
本発明が適用された多ピンコネクタの要部構成を示す分解組立斜視図である。 ロック検知部材を示す斜視図である。 ロック検知部材の組み付け状態を示す図である。 ヘッダとハウジングとのロック状態を示す全体斜視図である。 ロック検知部材がアンロック検知位置に位置する要部破断側面図である。 (a)はロック検知部材のアンロック検知位置での保持を解除した状態を示す要部斜視図であり、(b)は(a)の矢印VIbから見た要部平面図である。 ロック検知部材のロック検知位置を示す要部破断側面図である。 第2の例を示すコネクタの分解組立斜視図である。 第2の例のロック検知部材を示す斜視図である。 第3の例を示すコネクタの分解組立斜視図である。 第3の例のロック検知部材を受容する部分を示す要部断面図である。 第3の例の組み付け要領を示す要部破断側面図である。 第3の例のロック検知部材の組み付け状態を要部を破断して示す図である。 (a)は第3の例のロック検知部材のアンロック検知位置での保持を解除した状態を示す図であり、(b)は(a)に対応して抜け止め用係合状態が解除された状態を示す要部破断図である。 (a)はヘッダとハウジングとのロック状態を示す図であり、(b)はロック検知部材をロック検知位置まで変位させた状態を示す(a)に対応する図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用された多ピンコネクタの要部構成を示す分解組立斜視図である。図に示されるコネクタは、図示されない基板に固定されるものであっても良い矩形筒状の第1コネクタとしてのヘッダ1と、ヘッダ1に挿入されて嵌合する第2コネクタとしてのハウジング2と、ヘッダ1に組み付けられるロック検知部材3とを有し、それぞれ合成樹脂材を成形して形成されている。ヘッダ1には複数の例えばピン型の雄端子が組み付けられかつ並列に配置されており、ハウジング2には同数の筒状端子がピン状端子に対向する位置に組み付けられている(図示省略)。なお、以下の説明では、上下左右及び前後の位置関係を便宜上図1に示される方向とする。
図1に示されるように、ハウジング2は前後左右の四面に壁部を有し、その前側の壁部の中央部分に、左右一対の上下方向スリットにより他の壁状部分から分断されて前後方向に弾性変形可能にされた可撓性ロック壁4が設けられている。可撓性ロック壁4は、ハウジング2の下部側を支点として上部が前後方向に変位し得るようにされていると共に、その前面の中央部分に矩形のロック用突部4aを有する。
ヘッダ1は、ハウジング2を外囲する大きさで前後左右の四面に壁部を有し、その前側壁部1aに上記ロック用突部4aが突入しかつ係合し得る大きさの矩形のロック用係合孔5が設けられている。これらロック用突部4aとロック用係合孔5とによりロック手段が構成されている。また、ヘッダ1の右側の壁部の上部には、前側壁部1aに開口しかつ後側壁部近傍に至るように前後方向に延在するスリット1bが設けられている。そのスリット1bに差し込むように組み付けられて、ロック検知部材3がヘッダ1にスライド自在に組み付けられる。
ロック検知部材3は、図2に併せて示されるように、互いに平行な長短の板状部分3a・3bを有し、両板状部分3a・3bは操作部3cとなる長手方向一端部で互いに結合されている。また、両板状部分3a・3bの上下方向中間部間を連結する棚状部分3dが短い板状部分3bの全長に亘って設けられている。ロック検知部材3は、長い板状部分3aを外側にして棚状部分3dをスリット1bに図1の矢印Aに示されるように差し込むように挿入して、ヘッダ1に組み付けられる。なお、短い板状部分3bの長手方向中間部にはスロット3eが形成されており、そのスロット3eの延在する間では棚状部分3dは短い板状部分3bと結合されていない。
また、ロック検知部材3の長い板状部分3aの操作部3cとは相反する延出端部には、上方に突出するロック係合部3fと、ヘッダ1への組み付け状態でヘッダ1の内側へ突入するロック解除用突部3gとがそれぞれ設けられている。短い板状部分3bのスロット3eの延在範囲の中間部には、図3に示されるロック検知部材3の組み付け状態(アンロック検知位置)でヘッダ1からの抜けを防止するための抜け止め係合部3hが上側に突設され、図4に示されるロック検知部材3のロック検知位置において位置決めするための固定用突部3iが下方に突設されている。
このようにして形成されたロック検知部材3は、ハウジング2のヘッダ1への嵌合前に、スリット1bに棚状部分3dを差し込んで図3に示されるアンロック検知位置まで挿入してヘッダ1に組み付けられる。ヘッダ1には、図1・3に示されるように、アンロック検知位置のロック検知部材3のロック係合部3fが係合してそれ以上の変位を阻止するアンロック検知位置用係合部としてのアンロック検知位置用突部1cが設けられている。
図5は、アンロック検知位置のロック検知部材3の組み付け状態を示す要部破断側断面図である。図に示されるようにアンロック検知位置用突部1cにロック係合部3fが挿入方向に係合して、ロック検知部材3のそれ以上の挿入が阻止されており、そのアンロック検知位置では、ヘッダ1の前側壁部1aの内側に抜け止め係合部3hが係合して、ロック検知部材3が抜け止めされている。なお、スリット1bと連通して前側壁部1aに開口する開口部1dの上下方向長さが短い板状部分3bと同じ程度にされているが、上記したように短い板状部分3bにはスロット3eが設けられており、抜け止め係合部3hが設けられている部分が撓むことができるため、ロック検知部材3の挿入において、抜け止め係合部3hは開口部1dを乗り越えるように通過し得る。
なお、図5に示されるように、ヘッダ1の内部には、ロック検知部材3の短い板状部分3bの下面に摺接し得るように設けられた2山間に形成された固定用凹部6が設けられている。固定用凹部6は、ロック検知部材3が図4に示されるロック検知位置まで変位した状態の固定用突部3iの位置に対応する位置に設けられ、かつ固定用突部3iと係合し得る拡開形状の2斜面を有する形状に形成されている。
また、ハウジング2には、ヘッダ1への嵌合状態でロック検知部材3に対応する壁面に、ヘッダ1への挿入方向(上下方向)に延在するロックキー用突条7と、ロック検知部材3のロック検知位置への変位を可能にするための係合解除手段としてのロック解除キー用突条8とが並列に設けられている。ロックキー用突条7は、ハウジング2のヘッダ1への嵌合状態で、ロック検知部材3の挿入方向変位に対して邪魔にならないように、ロック検知部材3の短い板状部分7の下面より下に位置する高さで形成されている。
ロック解除キー用突条8は、ハウジング2のヘッダ1へ嵌合する際の変位により、アンロック検知位置にあるロック検知部材3のロック解除用突部3gに当接する突出量で形成されている。ロック解除キー用突条8の下側角部は面取りされており、ロック解除用突部3gの上側角部も傾斜面に形成されている。ハウジング2がヘッダ1内へ挿入されると、ロック解除キー用突条8の下側角部がロック解除用突部3gの傾斜面に当接する。ロック検知部材3の長い板状部分3aの棚状部分3dより先の延出部分は、棚状部分3aを介して短い板状部分3bとは非連結状態であることから、弾性変形し得る。
このように形成されたコネクタのヘッダ1及びハウジング2の結合要領について説明する。先ず、上記したようにロック検知部材3をヘッダ1に組み付け、図3のアンロック検知位置に位置させる。なお、図1の状態からロック検知部材3をスリット1bに差し込んでスライドさせるが、ロック係合部3fがアンロック検知位置用突部1cに当接するまでスライドさせることにより、上記したように抜け止め係合部3hは開口部1dを乗り越えて前側壁部1aの内側に係合して抜け止めされて図5に示されるアンロック検知位置に位置する状態になる。これにより、ロック検知部材3を一体的に組み付けた1部品としてヘッダ1を取り扱うことができ、その取り扱い性が良い。
アンロック検知位置にロック検知部材3が保持されている状態でハウジング2をヘッダ1に挿入する。そのままではロック用突部4aが前側壁部1aに当たるため、可撓性ロック壁4の上端部を把持して可撓性ロック壁4をハウジング2内側に傾動させる。なお、ハウジング2とヘッダ1とには所定の挿入量で互いに当接する図示されないストッパ手段が設けられている。ハウジング2をヘッダ1に所定量挿入することにより、ロック用突部4aとロック用係合孔5とが整合し、可撓性ロック壁4の把持状態を解除すると、可撓性ロック壁4の弾性復元力によりロック用係合孔5にロック用突部4aが突入して係合し、ハウジング2とヘッダ1とがロック状態となる。
また、ヘッダ1にハウジング2が所定の挿入量となる位置まで挿入されると、上記したようにロック解除キー用突条8とロック解除用突部3gとが当接して、図6に示されるように、ロック解除用突部3gが外側に押し出されるようになる。この押し出し量は、ロック係合部3fがアンロック検知位置用突部1cの突出量より大きく移動して係合状態が解除される大きさである。ロック係合部3fがアンロック検知位置用突部1cから解除されることにより、ロック検知部材3を矢印Bに示されるように押し込むことができる。
ロック検知部材3をアンロック検知位置から押し込むことにより、ロック解除用突部3gがロック解除キー用突条8との係合位置から離れてロック解除キー用突条8による押し出し状態が解除されるため、長い板状部分3aの先端部分は弾性復元力により元の直線状に戻る。その戻った状態は図7に示されるロック検知位置となり、そのロック検知位置では固定用突部3iが固定用凹部6に入り込み、ロック検知部材3はそのロック検知位置で固定され得る。
図4及び図7に示されるように、ロック検知位置に達した状態のロック検知部材3の操作部3cはヘッダ1の前側壁部1aに埋没(略同一面)状態になり、それによりロック検知部材3がロック検知位置に位置することを容易に視認し得る。このロック検知部材3がロック検知位置に位置する状態は、上記したようにヘッダ1にハウジング2が所定の挿入量まで挿入されることにより可能となるため、ヘッダ1とハウジング2とのロック状態の確認に対応する。
また、図7に示されるように、ヘッダ1とハウジング2とのロック状態では、ハウジング2のロックキー用突条7がロック検知部材3の短い板状部分3bの下端に当接しており、ヘッダ1からハウジング2を矢印Cの向きに抜こうとした場合には、ロックキー用突条7が短い板状部分3bに当接してハウジング2を抜くことができないようになっている。このようにして第2のロック手段が構成されており、ハウジング2は、ロック用係合孔5とロック用突部4aとの係合によるロック状態が確保されるばかりでなく、ロック検知部材3を介してのロック状態も確保され、より一層確実なロック状態が得られる。
なお、ヘッダ1とハウジング2とのロックを解除する場合には、ロック検知部材3をアンロック検知位置まで戻す。アンロック検知位置用1cにはロック検知部材3の挿入方向側に斜面が設けられており、操作部3cのヘッダ1における右側壁部に臨む部分に指を掛けて、ロック検知位置からアンロック検知位置に向けてロック検知部材3を引き戻すことにより、ロック係合部3fがアンロック検知位置用突部1cの斜面によりガイドされてアンロック検知位置用突部1cを乗り越えることができる。ロック検知部材3がアンロック検知位置に位置することにより、ロックキー用突条7に対して短い板状部分3が退避し、可撓性ロック壁4を傾動させてロック用突部4aとロック用係合孔5との係合を解除することにより、ハウジング2をヘッダ1から抜くことができるようになる。
このように、ロック検知部材3がロック検知位置に位置する場合には、操作部3cの突出状態(位置)で、ヘッダ1に対してハウジング2がロック状態にあることを視認可能であるばかりでなく、ヘッダ1とハウジング2とのロック状態は、主となるロック機能を実現するロック用突部4aとロック用係合孔5との係合だけでなく、ロック状態視認用のロック検知部材3(3b)とロックキー用突条7との係合でも行われている。これにより、従来の主となるロック機能だけでロック状態とするコネクタに対して2箇所でロックされるため、より一層確実なロック状態が得られる。
また、両ロック部分が互いに離れている別々の部位であることにより、例えばロック用突部4aがロック用係合孔5に完全に係合していないような場合でも、ロック検知部材3をロック検知位置まで移動可能であり、それによりロック状態が確保される。このように、各部品の成形精度をそれ程高精度化しなくても、ロック状態を実現し得るため、製造コストを低廉化し得る。
次に、本発明に基づく第2の例について図8・9を参照して以下に説明する。この第2の例では、ロック検知部材13をヘッダ11の後側壁部11aに沿ってスライドさせるように組み付けている。ヘッダ11及びハウジング12は、上記第1の例と細部で異なる形状ではあるが、同じ機能を有するものであり、例えばヘッダ11が図示されない基板に固定され、そのヘッダにハウジング12が挿入されて、それぞれに予め組み付けられている雌雄端子同士が接続されるものであって良い。また、ハウジング12には、可撓性ロック壁14及びその前面中央のロック用突部(図示省略)が上記第1の例のハウジング可撓性ロック壁4及びロック用突部4aと同じに設けられ、ヘッダ11には対応するロック用係合孔(図示省略)が第1の例のロック用係合孔5と同じに設けられている。
なお、ロック検知部材13がヘッダ11の後側壁部11aに左右対称に一対設けられており、以下の説明では一方について行い、他方については省略する。また、図8では、説明上ハウジング12を左右で分断し、左側はロック状態を、右側は組み付け前の状態を示している。
ロック検知部材13は、図9に併せて示されるように、互いに平行な長短の板状部分13a・13bを有し、両板状部分13a・13bは操作部13cとなる長手方向一端部で互いに結合されている。また、両板状部分13a・13bの上部間を連結する上壁部分13dが長い板状部分13aの全長に亘って設けられており、短い板状部分13bは上壁部分13dの中間部に設けられている。なお、短い板状部分13bにはスリット13eが設けられており、スリット13eの下側部分が可撓性アームとして形成されている。
このロック検知部材13は、長い板状部分13aを外側(ヘッダ11の前側)にして上壁部分13dを後側壁部11aの縁15に載せて両板状部分13a・13bにより後側壁部11aを挟むようにして、図8の矢印Dに示されるようにスライド可能にヘッダ11に組み付けられる。このようにして、ヘッダ11のハウジング12を挿入する開口の縁としての後側壁部11aの縁15にロック検知部材13が引っ掛けられた状態に組み付けられる。
また、ロック検知部材13の長い板状部分13aの操作部13c側とは相反する延出側には、長い板状部分13aの全長の約半分の長さで矩形状のロック係合孔13fが設けられ、上壁部分13dの操作部13c側とは相反する延出方向端部にはヘッダ1への組み付け状態でヘッダ1の内側へ突出するように折り曲げられた形状のロック解除用突部13gとがそれぞれ設けられている。短い板状部分13bのスリット13eの下側の可撓性アームの下面には、図8の左側に示されるロック検知部材3のロック検知位置における位置決めするための固定用突部13iが下方に突設されている。
ヘッダ11の後側壁部11aには、後側壁部11aの縁15から続くように形成された斜面を有する抜け止め用突部11bが突設され、その抜け止め用突部11bより中央寄りにアンロック検知位置用突部11cが突設されている。アンロック検知位置用突部11cは、上記第1の例のアンロック検知位置用突部1cと同じ作用をするものとして設けられており、ロック検知部材13をヘッダ11に組み付けたアンロック検知位置からロック検知位置への移動を阻止するものである。
また、ハウジング12には、ヘッダ11への挿入状態で後側壁部11aに対応する部分に、上記第1の例のロックキー用突条7とロック解除キー用突条8とにそれぞれ相当するロックキー用突条17とロック解除キー用突条18とが並列かつそれぞれ挿入方向に延在して設けられている。
ロック検知部材13を後側壁部11aにアンロック検知位置に組み付けるには、長い板状部分13aの延出方向端部が抜け止め用突部11bとアンロック検知位置用突部11cとの間に位置するようにして、長い板状部分13aを後側壁部11aの外側に、短い板状部分13bを後側壁部11aのヘッダ1内側にそれぞれ位置させて、ロック検知部材3を上方から後側壁部11aに差し込むようにする。長い板状部分13aが弾性変形しつつ抜け止め用突部14の斜面にガイドされて抜け止め用突部14を乗り越え、上壁部分13dが後側壁部11aに載置状態になると、ロック係合孔13fに抜け止め用突部14が入り込む。このアンロック検知位置(図示省略)では、ロック検知部材3をロック検知位置に向けてスライドさせようとしても、長い板状部分13aの延出方向端部がアンロック検知位置用突部11cに当接してスライドできないようになっている。
そして、ハウジング12をヘッダ11に挿入すると、上記第1の例と同様にストッパ手段により規制される位置で可撓性ロック壁14のロック用突部(図示省略)がヘッダ11のロック用係合孔(図示省略)に突入し、ヘッダ11とハウジング12とがロック状態になる。このハウジング12のロック状態では、ハウジング12の一部が後側壁部1aの上側を覆うように形成されており、上記したように後側壁部11aの縁15に載置状態のロック検知部材13は、ハウジング12と縁15との間に挟まれるようになり、外れ防止構造を別個に設けることなく、ヘッダ11とハウジング12との組み付けのみでロック検知部材13の組み付け状態からの外れが防止される。
また、ハウジング12のヘッダ11への挿入により、ロック解除キー用突条18がロック検知部材13のロック解除用突部13gに摺接し、ハウジング12の挿入が進むことによりロック解除用突部13gが外側に押し出される。すると、ロック検知部材13を矢印Dに示されるように押し込むことができ、長い板状部分13aの延出方向端部がアンロック検知位置用突部11cを乗り越えると、ロック解除キー用突条18とロック解除用突部13gとの摺接状態が解除されて長い板状部分13aが弾性復元力により直線状に戻り、ロック係合孔13fにアンロック検知位置用突部11cが入り込む。この状態が図8の左側に示されたロック検知位置にロック検知部材13が位置する状態である。
この第2の例でも、上記第1の例と同様に、ロック検知部材13の操作部13cがヘッダ11の壁面に埋没(略同一面)状態になり、ロック状態を容易に視認可能である。また、ハウジング12を抜こうとした場合には、ロックキー用突条17が短い板状部分13bの下面に当接して、ハウジング12が抜け止めされる。そして、ロック検知部材13をアンロック検知位置に戻すルことにより、ロックキー用突条17から短い板状部分13bが退避し、ハウジング12をヘッダ11から取り外すことが可能になる。これによる作用効果も上記第1の例と同様であるが、この第2の例によれば、ロック検知部材13をスライド支持するためのスリット1bを設ける必要が無く、ヘッダ11の外面に内部と通じる孔が無くなるため、基板の製造工程においてコネクタ内部への異物の混入をできるだけ防止することができる。
次に、図10〜図15を参照して、本発明に基づく第3の例について説明する。なお、上記第1の例と同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
この第3の例では、第1の例ではロック検知部材3をスライドさせる構造にしたのに代えて、ロック検知部材23を回動させる構造にしている。ヘッダ1には、図1における右側壁部1eの近傍内側に、内側壁部1fとの間に所定の間隔をあけて対峙する内壁部1fが設けられており、その内側壁部1fと左側壁部1jとの間にハウジング2が挿入されるコネクタ挿入部屋28が形成され、内側壁部1fと右側壁部1eとの間にロック検知部材23が受容されるロック検知部材受容部屋29が形成されている。
ロック検知部材23は、概略、方形の図における下側の一辺を半円状に拡げた外形となる板状の本体23aと、本体23aの中間部を切り込み形状により下側から上に延出するように形成された半島部23bと、半島部23bにより片持ち支持状態に支持されるように半島部23bの延出端部に設けられかつ本体23aの半円形の中心と同軸をなす小径の円板部23cと、本体23aの図における上側にて円板部23cに対して半径方向外向きに延出された操作レバー23dとを有する形状に形成されている。また、図11に併せて示されるように、円板部23cは軸線方向に本体23aから突出するようにされ、さらに円板部23cの突出方向端面に軸部23eが同軸に突設されている。
なお、図13に示されるように、右側壁部1eと内側壁部1fとの間隔aは、本体23aの板厚bと円板部23cの板厚cとの和(b+c)略等しくされている。
この第3の例では、ロック検知部材23を図10・11の矢印Eに示されるように上方から両壁部1e・1f間に挿入して組み付けて、ロック検知部材23のアンロック検知位置(図12参照)に位置するようになっており、ヘッダ1の右側壁部1eの内面側にはロック検知部材23の挿入により軸部23eを軸支するべく上下方向に延在する溝からなる軸支部25が設けられている。なお、軸支部25の上端側には軸部23eを抜け止めするべく軸支部25の溝を埋める高さの突状ストッパ26が設けられており、ストッパ26のヘッダ1における上側にはガイド用斜面26aが形成されている。
また、図11・12に示されるように、ロック検知部材23の本体23aの軸部23eとは相反する側の端面には、本体23eの上面に開口するガイド溝23fが形成されている。一方、ハウジング2の右側壁面2aには、アンロック検知位置のロック検知部材23のガイド溝23fの上方開口部に対応する位置に、ガイド溝23fに係合し得る円柱状突部24が突設されている。
また、ロック検知部材23の本体23aの操作レバー23dの下方には、側方に突出する抜け止め係合部23gが設けられており、ヘッダ1には抜け止め用被係合部1gが設けられている。抜け止め係合部23gは、ロック検知部材23の挿入方向側に斜面を有し、抜け止め用被係合部1gはヘッダ1の下方に臨む斜面を有するようにそれぞれ形成されている。
図10の矢印Eに示されるようにロック検知部材23がヘッダ1に組み付けられる場合には、軸部23eの突出端がガイド用斜面26aによりガイドされるようになり、半島部23bが弾性変形することにより軸部23eがストッパ26を乗り越えて軸支部25内に突入し得る。また、抜け止め係合部23gの斜面が抜け止め用被係合部1gに摺接し、抜け止め係合部23gが抜け止め用被係合部1gをかわすようにロック検知部材23が若干回動した場合には、軸部23cが軸支部25に収まった状態で操作レバー23dにより戻す方向に回動させることにより、半島部23bの弾性変形により抜け止め係合部23gと抜け止め用被係合部1gとの斜面同士が摺接しつつ互いにかわして、図12のアンロック検知位置に位置するようにロック検知部材23を戻すことができる。
なお、両壁部1e・1f間に亘って、ロック検知部材23の本体23aの半円部23hを摺動自在に支持するべく半円部23hと同一曲率の円弧状受け部1hが設けられている。これにより、上記した軸支部25による軸部23eの支持状態と、円弧状受け部1hによる半円部23hの支持状態とにより、ロック検知部材23が軸部23eの軸線回りに回動し得るようにヘッダ1に組み付けられる。
次にハウジング2をヘッダ1に挿入するが、図12に示されるように、先ず円柱状突部24がガイド溝23fに突入する。ガイド溝23fには、図14(a)に示されるように、ロック検知部材23の上縁部に開口する入口近傍に突状段差部27が設けられている。半島部23bが弾性変形し得ることから、ハウジング2の挿入につれて円柱状突部24の突出端が突状段差部27の斜面から頂部に至るように、右側壁部1eに当接状態の円板部23cに対して本体部23aが変位する(図14)。この円柱状突部23eが突状段差部27に乗り上げることによる本体23aの変位により、図14(b)に示されるように、抜け止め係合部23gが抜け止め用被係合部1gとの干渉が回避される。
続けてハウジング2を挿入していくと、円柱状突部24とガイド溝23fとの相対的ガイドにより、図15(a)の矢印Fに示されるようにロック検知部材23が軸部23eを軸心として回動し始め、円柱状突部24が突状段差部27を乗り越えて、半島部23bの弾性復元力により本体23aが内側壁部1f側に戻され、その状態では抜け止め係合部23gが抜け止め用被係合部1gをかわすことになる。
この図15(a)の状態で、可撓性ロック壁4の弾性復元力によりロック用係合孔5にロック用突部4aが突入し、ハウジング2とヘッダ1とがロック状態となる。
そして、操作レバー23dを操作してロック検知部材23をさらに矢印Fの向きに回動して、図15(b)に示されるようにロック検知部材23がアンロック検知位置から90度回動した状態にする。
一方、内側壁部1fには、90度回動したロック検知部材23のガイド溝23fの入口(円柱状突部24の突入口)近傍に対応する位置にロック用突部1iが突設されており、ロック検知部材23が90度回動した状態でロック用突部1iがガイド溝23fと係合する。このロック用突部1iとガイド溝23fとの係合により、ロック検知部材23がロック検知位置に保持される。このロック検知位置では操作レバー23dが上方に突出するようになり、ヘッダ1とハウジング2とのロック状態を容易かつ確実に視認し得る。
なお、ロック用突部1iは、ロック検知部材23の回動による円弧状軌跡の接線方向両側に斜面を有している。図15(a)の状態から図15(b)に至る時に本体23aの角部がロック用突部1iの斜面に摺接し、大きな抵抗を受けることなくロック検知部材23を回動させることができる。そして、半島部23bが弾性変形し、ロック用突部1iのガイド溝23fへの突入が容易に行われる。また、ヘッダ1からハウジング2を外す場合に操作レバー23dを図15(b)の矢印Gの向きに操作するが、その場合にもガイド溝23の角部がロック用突部1iの斜面に摺接し、大きな抵抗を受けることなくロック検知部材23を回動させることができる。
この第3の例によれば、ハウジング2をヘッダ1に組み付ける作業の方向が直線的なのに対して、ロック検知操作部23をロック検知位置まで変位させる方向が円弧となり、各動作方向が異質となり、誤動作を確実に防止し得る。また、ハウジング2が抜ける方向に対してロック検知部材23の回動方向が直交することから、ロック用突部1iとガイド溝23fとの係合による保持力が小さくても、円柱状突部24とガイド溝23fとの係合によるロック状態が確保され、確実な抜け防止を実現でき、ロック検知部材23のロック検知位置に保持させるための構造を簡略化し得る。また、平面視でロック検知部材23はヘッダ1の内側に配設されていることから、例えば他のコネクタをヘッダ1に近接配置しても、その結合作業で誤って操作レバー23dに触れてしまうことを回避し得るため、レイアウト性を向上し得る。
なお、第1の例及び第3の例では、ロック検知部材3・23を左右のいずれか一方に設けた例を示したが、第2の例と同様に左右一対設けるものであっても良い。
1 ヘッダ(第1コネクタ)
1c アンロック検知位置用突部
2 ハウジング(第2コネクタ)
3 ロック検知部材
3b 短い板状部分(第2のロック手段)
4a ロック用突部(ロック手段)
5 ロック用係合孔(ロック手段)
7 ロックキー用突条(第2のロック手段)
8 ロック解除キー用突条(係合解除手段)
13 ロック検知部材
13b 短い板状部分(第2のロック手段)
15 縁
17 ロックキー用突条(第2のロック手段)
23 ロック検知部材
23f ガイド溝(第2のロック手段)
24 円柱状突部(第2のロック手段)
28 コネクタ挿入部屋
29 ロック検知部材受容部屋

Claims (3)

  1. 第1コネクタと第2コネクタとを相対的に所定のロック位置まで嵌合させることにより前記第1コネクタと前記第2コネクタとを互いに抜け止めするべく、前記第1コネクタと前記第2コネクタとに前記ロック位置で互いに係合し得るロック手段が設けられ、
    前記第1コネクタの前記ロック手段とは異なる位置に、ロック検知位置とアンロック検知位置との2位置間で変位可能なロック検知部材が設けられ、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタが前記ロック位置より手前にある状態では前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置から前記ロック検知位置への変位を阻止するように前記ロック検知部材と係合するアンロック検知位置用係合部を有し、
    前記第2コネクタは、前記第1コネクタに対する前記ロック位置まで嵌合されることにより前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置用係合部との係合を解除して前記ロック検知位置への変位を可能にする係合解除手段を有し、
    前記ロック検知部材が、前記第1コネクタの前記第2コネクタを挿入する開口の縁に引っ掛けられた状態で前記ロック位置にある前記第2コネクタと当該縁との間に挟まれた状態で変位自在に設けられていることを特徴とするロック検知コネクタ。
  2. 第1コネクタと第2コネクタとを相対的に所定のロック位置まで嵌合させることにより前記第1コネクタと前記第2コネクタとを互いに抜け止めするべく、前記第1コネクタと前記第2コネクタとに前記ロック位置で互いに係合し得るロック手段が設けられ、
    前記第1コネクタの前記ロック手段とは異なる位置に、ロック検知位置とアンロック検知位置との2位置間で変位可能なロック検知部材が設けられ、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタが前記ロック位置より手前にある状態では前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置から前記ロック検知位置への変位を阻止するように前記ロック検知部材と係合するアンロック検知位置用係合部を有し、
    前記第2コネクタは、前記第1コネクタに対する前記ロック位置まで嵌合されることにより前記ロック検知部材の前記アンロック検知位置用係合部との係合を解除して前記ロック検知位置への変位を可能にする係合解除手段を有し、
    前記第1コネクタが、前記第2コネクタを挿入するコネクタ挿入部屋と、前記コネクタ挿入部屋に隣接して前記ロック検知部材を受容するロック検知部材受容部屋を有し、
    前記ロック検知部材は、前記ロック検知部材受容部屋に受容された状態で前記第2コネクタの挿入方向に直交する軸線回りに回動自在に設けられていることを特徴とするロック検知コネクタ。
  3. 前記ロック検知部材と前記第2コネクタとには、前記ロック状態の第2コネクタに対して前記ロック検知部材が前記ロック検知位置まで変位することにより互いに係合して前記第2コネクタを前記ロック手段とは別個にロック状態にする第2のロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック検知コネクタ。
JP2010100660A 2010-04-26 2010-04-26 ロック検知コネクタ Active JP5562108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010100660A JP5562108B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 ロック検知コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010100660A JP5562108B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 ロック検知コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011233281A JP2011233281A (ja) 2011-11-17
JP5562108B2 true JP5562108B2 (ja) 2014-07-30

Family

ID=45322431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010100660A Active JP5562108B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 ロック検知コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5562108B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2685570B1 (en) * 2012-07-12 2018-08-29 Tyco Electronics UK Limited Electrical plug-in connector assembly with locking member
US8944844B2 (en) * 2013-01-18 2015-02-03 Tyco Electronics Corporation Connector mating assurance
US9478906B2 (en) * 2014-03-18 2016-10-25 Tyco Electronics Corporation Connector mating assurance
JP2018107018A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 住友電装株式会社 中継コネクタ
CN115663533B (zh) * 2022-09-15 2023-07-21 珩星电子(连云港)股份有限公司 一种具备安全保险锁结构的连接器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619135Y2 (ja) * 1988-03-01 1994-05-18 本田技研工業株式会社 コネクタのロック装置
JP2597395Y2 (ja) * 1993-04-17 1999-07-05 古河電気工業株式会社 二重ロックコネクタ
JP2000138084A (ja) * 1998-11-02 2000-05-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP4826516B2 (ja) * 2007-03-19 2011-11-30 住友電装株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011233281A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5562108B2 (ja) ロック検知コネクタ
EP2249440B1 (en) A connector, connector assembly and connection method
EP2859625B1 (en) Connector assembly and connector product
US7922503B1 (en) Lever-type connector
JP6417369B2 (ja) コネクタ
US6666697B2 (en) Connector assembly
JP6417370B2 (ja) コネクタ
JP5029872B2 (ja) レバー式コネクタ
EP1235310B1 (en) Engagement detecting structure in connector
EP1887664B1 (en) Lever connector
JP3976134B2 (ja) 半嵌合防止コネクタ
WO2012173058A1 (ja) 配管用コネクタ
JP2014512659A (ja) エアバッグコネクターシステム
US8070510B2 (en) Connector
CN110829117B (zh) 连接器
KR100826384B1 (ko) 속결단자장치
US20230105340A1 (en) Connection Assembly and Connector with Rotatable Position Assurance
US20110023274A1 (en) Connector
JP2016225027A (ja) コネクタ
JP4490419B2 (ja) コネクタ位置保証部材を有する電気コネクタ
JP6053743B2 (ja) レバー付きコネクタ
JP2003086301A (ja) レバー式コネクタ
JP4647620B2 (ja) 電気コネクター用コンタクト錠止デバイス及び前記デバイスを含む電気コンテナ
RU2551842C2 (ru) Блокирующее устройство для корпуса штекерного разъема
JP3598940B2 (ja) コネクタのロック検知構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110826

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5562108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250