JP5560604B2 - ストローク再生装置及びプログラム - Google Patents

ストローク再生装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5560604B2
JP5560604B2 JP2009175234A JP2009175234A JP5560604B2 JP 5560604 B2 JP5560604 B2 JP 5560604B2 JP 2009175234 A JP2009175234 A JP 2009175234A JP 2009175234 A JP2009175234 A JP 2009175234A JP 5560604 B2 JP5560604 B2 JP 5560604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stroke
display
line type
information
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009175234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011028619A (ja
Inventor
諒志 今辻
祐太郎 小竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2009175234A priority Critical patent/JP5560604B2/ja
Publication of JP2011028619A publication Critical patent/JP2011028619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5560604B2 publication Critical patent/JP5560604B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子ペンで記入された情報を取得して処理するストローク再生装置に関する。
近年、記入した情報を電子化する電子ペンが開発されており、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto 社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙とともに使用される。アノトペンは、ペン先部に、文字等を書くための通常のインクカートリッジに加えて、専用紙に印刷されたドットパターンを撮像するための小型カメラと、撮像したドットパターンから専用紙における位置座標を演算するプロセッサと、演算された位置座標等を外部機器へ送信するデータ通信ユニットとを搭載している。ユーザが専用紙上にアノトペンで文字等を書いたり、専用紙上に図案化されている画像にチェックマークを記入したりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙に印刷されたドットパターンを撮像し、プロセッサによって演算された連続する位置座標から、ユーザが書き込んだ文字、画像などの記入情報が認識される。そして、この記入情報が、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置に送信される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献2には、通信教育において、受講者ユニット(パーソナル・コンピュータ)が受信した問題の受講者による解答プロセスを動画ファイルとして記録し、この動画ファイルをネットワークを介して指導者ユニット(パーソナル・コンピュータ)に送信し、指導者が再生することができる通信教育システムが記載されており、ディスプレイに受講者の書き込み状況を可視化したグラフを表示し、これを用いて書き込みがある時間帯だけを再生する方法が提案されている。
特許文献3には、複数行にまたがるテキスト内での一行ごとのテキストの表示タイミングと表示形式を細かく設定でき、例えば、「カラオケの台詞の一部(の色や強調部分)を伴奏に合わせて変化させる」など、同時に再生表示する動画や音声の時間進行に同期した表示テキストに対する細かな表示制御が可能な情報記憶媒体、情報記録方法、情報記憶装置、情報再生方法、及び情報再生装置が提案されている。
特許文献4には、回覧文書に対する手書きデータとその承認状態を管理する文書管理システムであって、記入時刻によって承認状態を表す属性を付加させてストロークを管理して、指定時刻における承認状態によって、ストロークを色分けし区別して表示することができる文書管理システムが提案されている。
特表2003−511761号公報 特開2004−145247号公報 特開2008−199415号公報 特開2008−020974号公報
従来技術では、電子ペンで記入された手書きストロークをストローク再生装置が再生表示し、記入過程を再現する際、記入者が用紙への記入位置をあちこちに変えて記入した手書きストロークの場合はストロークの再生位置があちこちに変わって、閲覧者がストロークの最新の再生箇所を探すことが困難な場合があった。また、閲覧者がコンピュータ装置などを操作しながら記入情報を確認する場合にも、ストロークの最新の再生箇所を探すことが困難な場合があった。そこで、本発明は、閲覧者が特別な操作を行うことなく、一目で記入者による最新の記入箇所を把握することができるストローク再生装置を提供する。
本発明に係るストローク再生装置は、電子ペンによって記入された手書きストロークに関する記入情報を取得する取得手段と、入情報に基づいて、手書きストロークを記入された順に表示手段に再生して表示する第1処理手段と、手書きストロークの線種を設定するための線種設定手段と、表示している手書きストロークの線種を変更する表示変更条件として変更時間を設定するための表示変更条件設定手段と、を備え、前記第1処理手段は、手書きストロークを前記線種設定手段によって設定された設定線種によって前記表示手段に表示し、手書きストロークに含まれる座標情報ごとに、前記表示変更条件設定手段によって設定された前記変更時間が経過すると、当該手書きストロークの座標単位で前記設定線種とは異なる線種によって変更して表示する。
上記のストローク再生装置では、第1処理手段は、ユーザが電子ペンによって記入した手書きストロークを記入された順に表示手段に再生表示して記入過程を再現する。このとき、予め閲覧者が表示変更条件設定手段及び線種設定手段によって表示変更条件及び設定線種を設定しておくと、第1処理手段は、取得した記入情報の手書きストロークを設定線種で表示し、手書きストロークに含まれる座標情報ごとに表示している手書きストロークが表示変更条件を満たすと、当該手書きストロークの座標点単位で設定線種とは異なる線種によって変更して表示する。表示変更条件として、手書きストロークに含まれる座標情報ごとに、表示されてから変更時間が経過したか否か判断する。表示されてから変更時間が経過していない新しい手書きストロークだけが設定線種で表示され、変更時間が経過した手書きストロークとは区別して表示される。全ての手書きストロークについて、記入された順に座標点単位でこの変更表示を行うことにより、表示変更条件を満たしていない手書きストロークだけが設定線種で表示され、表示変更条件を満たした手書きストロークとは区別して表示される。これにより、閲覧者は、ストローク再生過程において、設定した表示変更条件を満たしていない再生箇所を一目で把握することができ、利便性が向上する。また、閲覧者が変更時間を自由に設定することができる。
上記のストローク再生装置において、前記記入情報に基づいて、全ての手書きストロークを前記表示手段に表示する第2処理手段と、前記第1処理手段に手書きストロークの再生を指示するための再生指示手段と、をさらに備え、前記第2処理手段は、予め全ての手書きストロークを前記表示手段に表示し、前記第1処理手段は、前記再生指示手段によって再生が指示されると、前記第2処理手段が表示した全ての手書きストロークを消去して、手書きストロークを前記設定線種によって前記表示手段に表示し、前記表示変更条件を満たすと、当該手書きストロークの座標点単位で前記設定線種とは異なる線種によって変更して表示するよう構成するとよい。この態様では、第2処理手段は、まず全ての手書きストロークを表示手段に表示する。次に、再生指示手段が第1処理手段に手書きストロークの再生を指示すると、第1処理手段は、第2処理手段が表示した全ての手書きストロークを消去してから、ユーザが電子ペンによって記入したストロークを表示手段に再生表示して記入過程を再現する。これにより、閲覧者は、最初に手書きストロークの全体を把握することができ、任意のタイミングで手書きストロークの再生を開始させることができる。
また、上記のストローク再生装置において、前記記入情報に基づいて、全ての手書きストロークを前記表示手段に表示する第2処理手段と、前記第1処理手段に手書きストロークの再生を指示するための再生指示手段と、をさらに備え、前記第2処理手段は、前記線種設定手段によって設定された設定線種とは異なる線種によって、予め全ての手書きストロークを前記表示手段に表示し、前記第1処理手段は、前記再生指示手段によって再生が指示されると、前記第2処理手段が表示した手書きストロークを前記設定線種によって前記表示手段に変更して表示し、前記表示変更条件を満たすと、当該手書きストロークの座標点単位で前記設定線種とは異なる線種によってさらに変更して表示するよう構成してもよい。この態様では、第2処理手段は、まず全ての手書きストロークを設定線種とは異なる線種によって表示手段に表示する。次に、再生指示手段が第1処理手段に手書きストロークの再生を指示すると、第1処理手段は、第2処理手段が表示した手書きストロークを記入された順に設定線種によって変更して表示し、記入過程を再現する。これにより、任意のタイミングで手書きストロークを再生させることができ、閲覧者は、手書きストロークの全体を把握しながら記入過程を閲覧することができる。
また、上記ストローク再生装置の他の一態様では、前記表示変更条件設定手段は、前記設定線種とは異なる線種として、線の色または線の太さを設定することができ、前記第1処理手段は、複数のユーザの手書きストロークを、領域を分けて、再生する。
本発明では、上記のストローク再生装置としてコンピュータを機能させるプログラムを提供することができる。このプログラムを実行することにより、上記のストローク再生装置を実現することができる。
本発明によれば、ストローク再生装置が、電子ペンで記入された手書きストロークを取得し、再生表示して記入過程を再現する際、表示変更条件を満たしていないストロークだけが設定線種で表示されることで強調され、閲覧者は特別な操作をしなくても、記入された順を追ったストロークの最新の再生箇所を一目で把握することができ、利便性が向上する。
本実施形態におけるストローク再生システムのシステム構成図である。 ドットパターンにおけるドットの配置と変換される値との関係を示す説明図である。 (a)は、ドットパターンを模式的に示し、(b)は、それに対応する情報の例を示す図である。 電子ペンの構造を示す概略図である。 電子ペンから取得する記入情報のデータ構造を模式的に示す図である。 ストローク再生装置の機能ブロック図である。 第1実施形態において、電子ペン1Aの記入内容を再生アプリにより表示する例である。 第1実施形態の表示変更条件設定画面の例である。 第1実施形態において、設定線種及び変更時間を設定する場合の再生アプリの表示例である。 第1実施形態において、電子ペン1Bの記入内容を再生アプリにより表示する例である。 第1実施形態において、電子ペン1A及び電子ペン1Bの記入内容を同時に表示した場合の再生アプリの表示例である。 第1実施形態において、電子ペン1Aの記入内容を再生表示している再生アプリのある時点での表示例である。 第1実施形態におけるストローク取得処理フローである。 第1実施形態におけるストローク表示処理フローである。 第1実施形態におけるストローク再生表示処理フローである。 第1実施形態におけるストローク変更表示処理フローである。 第2実施形態において、電子ペン1の記入内容を再生表示している再生アプリのある時点での表示例である。 第2実施形態におけるストローク再生表示処理フローである。 第3実施形態において、電子ペン1Aの記入内容を再生表示している再生アプリのある時点での表示例である。 第3実施形態におけるストローク表示処理フローである。 第3実施形態におけるストローク再生表示処理フローである。 第3実施形態におけるストローク変更表示処理フローである。 第4実施形態の表示変更条件設定画面の例である。 第4実施形態において、設定線種及び変更時間を設定する場合の再生アプリの表示例である。 第4実施形態におけるストローク取得処理フローである。 第4実施形態におけるストローク表示処理フローである。 第4実施形態におけるストローク再生表示処理フローである。 第4実施形態におけるストローク変更表示処理フローである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[ストローク再生システムのシステム構成]
図1に示すように、本実施形態におけるストローク再生システム10は、記入用紙4と、ユーザが使用する電子ペン1と、電子ペン1から記入情報等を取得して処理するストローク再生装置2とから構成される。また、ストローク再生装置2のディスプレイ(表示手段)の画像をプロジェクター3がスクリーンに映し出すこととしてもよい。
[記入用紙]
まず、記入用紙4について説明する。記入用紙4A,4B(4)には、その略全面に後述するドットパターン(コード化パターン)が印刷されている。ドットパターンは、赤外線を吸収するカーボンを含んだインキにより印刷される。また、印刷されたアノト方式のドットパターンの上に、赤外域に吸収性を持たないインキにより記入欄などを印刷してもよい。
[ドットパターン]
続いて、記入用紙4に印刷されたドットパターン(コード化パターン)について説明する。図2は、記入用紙4に印刷されたドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、記入用紙4上の位置座標が決定されるよう構成されている。
図3(a)は、あるドットパターンの配列を示している。図3(a)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、記入用紙4上のどの部分から6×6ドットを取ってもユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンが記入用紙4上のどの位置にあるのか)を保持している。図3(b)は、図3(a)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図3に示す規則性に基づいて対応づけられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン1によって行われる。
[電子ペン]
次に電子ペン1について説明する。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103を記入用紙4に当接させて、ストローク(手書きストローク)を記入する。ここで、電子ペン1のペン先部103が記入用紙4に最初に接触することをペンダウンと呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
バッテリー112は電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、ユーザが電子ペン1により記入用紙4に文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からインクカートリッジ104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切替える。即ち、ユーザが電子ペン1で記入用紙4に文字などを書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、ユーザが記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンダウン情報PDと、後述するペンIDとを関連付けて、記入情報としてストローク再生装置2へ送信する。また、ユーザが1つのストロークを記入し終えて電子ペン1を記入用紙4から離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報PUとペンIDとを関連付けて、記入情報としてストローク再生装置2へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、記入用紙4上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照明する。その領域は、ペン先部103が記入用紙4に接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106は、LED105によって照明された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。ここで、カーボンは赤外線を吸収するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットに含まれるカーボンによって吸収される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が多い。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、カーボンを含むドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。したがって、記入用紙4に記入欄などが印刷されていた場合でも、印刷したインクは赤外域に吸収性を持たないため、プロセッサ108は、ドットパターンを認識することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図3(a)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。
プロセッサ108は、ユーザの記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、ユーザが記入するストローク(筆跡)の記入用紙4上におけるX,Y座標(単に「座標データ」、「座標情報」とも呼ぶ)を連続的に演算していく。すなわち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図3(a)に示されるようなドットパターンの画像データを図3(b)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX,Y座標データを演算する。そしてプロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)、筆圧データ及びX,Y座標データとを関連付ける(以上、「座標属性情報」)。なお、記入用紙4における6×6のドットパターンは、記入用紙4内で重複することはないため、ユーザが電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置が記入用紙4のどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、電子ペン1を識別するための「pen01」といったペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンID(電子ペン識別情報)と、時刻情報(タイムスタンプ)と、筆圧データと、X,Y座標データとを関連付けて、記入情報としてストローク再生装置2へ送信する。通信ユニット111によるストローク再生装置2への送信は、Bluetooth(登録商標)などの無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されてストローク再生装置2に送信された1個又は複数個の座標属性情報は、ストローク再生装置2によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX,Y座標(座標点)からなる。
次に、図5を参照して、電子ペン1より送信される記入情報について説明する。ユーザが電子ペン1を用いて記入用紙4にストロークを記入する際、まず、電子ペン1を記入用紙4に接触させる。すると、電子ペン1の圧力センサ107によってペン先部103にかかる筆圧を検出する。電子ペン1のプロセッサ108は、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたと判断すると、電子ペン1の記入用紙4への接触を示すペンダウン情報PDと、電子ペン1の識別情報であるペンID等とを関連付けた記入情報を生成して、通信ユニット111に、その記入情報をストローク再生装置2へ送信させる。ユーザは、電子ペン1のペン先部103の記入用紙4への接触後、ペン先部103を移動させてストロークを描くが、プロセッサ108も引き続き、演算により求めた座標情報(X,Y)と、圧力センサ107により検出される筆圧データ(P)、リアルタイムクロック110により発信された時刻情報(T)とを含む座標属性情報、及びペンIDを関連付けた記入情報を、CMOSカメラ106によるドットパターンの撮影周期に応じて、逐次生成し、通信ユニット111に当該記入情報を順次、ストローク再生装置2へ送信させる。ユーザがストロークを描き終え、電子ペン1を記入用紙4から離すと、圧力センサ107は筆圧を検出しなくなるため、プロセッサ108は、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されなくなったと判断して、電子ペン1の記入用紙4への離脱を示すペンアップ情報PUと、電子ペン1の識別情報であるペンID等とを関連付けた記入情報を生成して、通信ユニット111に、その記入情報をストローク再生装置2へ送信させる。このように、ユーザの一つのストロークの記入により、電子ペン1によって生成される座標属性情報の集合をストローク情報と呼ぶ。
[ストローク再生装置]
次に、ストローク再生装置2について説明する。ストローク再生装置2は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等で構成される、パーソナルコンピュータ等で構成される。図6は、ストローク再生装置2の機能ブロック図である。ストローク再生装置2は、機能的には、マウスやキーボードといった入力手段21、受信手段22、送信手段23、表示手段24、記憶手段25及び処理手段26を備える。そして、ストローク再生装置2は、電子ペン1から受信した記入情報に基づいて所定の処理を行う。
受信手段(取得手段)22は、アンテナ受信回路等により構成され、電子ペン1から記入情報を受信し、処理手段26に伝送する。送信手段23は、処理手段26の指示による映像信号をプロジェクター3に送信する。プロジェクター3へのデータ送信方式は、有線式であっても無線式であってもよい。なお、プロジェクター3と接続しない場合、送信手段23はなくてもよい。表示手段24は、ディスプレイ等によって構成され、処理手段26によって指示された内容を表示する。
記憶手段25は、ROMやRAMといったメモリによって構成される。記憶手段25は、処理手段26の処理命令により、電子ペン1から受信した記入情報をペンIDごとに記憶する。また、記憶手段25は、予め、後述する再生アプリ(再生アプリケーション)5のプログラムを記憶し、処理手段26の指示により、記憶領域を確保して、ストローク情報を記憶する。さらに、記憶手段25は、後述する表示変更条件及び設定線種、初期設定の線種、最新ストロークの代表時間又は最新座標点の時間情報、及び、最新ストローク番号等を記憶する。
処理手段26は、CPU等のプロセッサによって構成され、記憶手段25から記入情報を取得し、当該記入情報に基づいてストロークを再生して表示手段24に表示させたり、表示手段24に表示させる画像と同様の画像をプロジェクター3に投影させるための映像信号を、送信手段23に対してプロジェクター3に送信させたりなどの所定の処理を実行する。具体的に処理手段26は、再生アプリ5を起動して表示手段24に表示させ、記憶手段25からストローク情報を読み込んで再生アプリ5上でストロークを再生する。プロジェクター3は、送信手段23から受信した映像信号に基づいて、表示手段24に表示された画像(映像)と同様の画像をスクリーンに映し出す。なお、本実施形態では、取得手段として受信手段22を構成して、処理手段26が、電子ペン1から受信したストローク情報を含む記入情報を記憶手段25に記憶させることとしているが、ユーザが電子ペン1によって記入したストロークの記入情報(図5参照)を予め記憶した記憶媒体や外部のコンピュータ装置から記憶媒体読取手段やネットワーク接続等を介して記入情報を取得し、記憶手段25に記憶させることとしてもよい。
[再生アプリケーションによる画面表示]
続いて、ストローク再生装置2がストロークの記入情報に基づいて処理する再生アプリ(再生アプリケーション)5の表示形態について説明する。再生アプリ5は、ストローク再生装置2によって実行されるプログラムであって、記憶手段25が記憶した記入情報に基づいて、ユーザが電子ペン1で記入用紙4に記入したストローク(手書きストローク)を再生し、表示手段24の画面上のストローク表示領域501に表示させるようストローク再生装置2を機能させる。処理手段26は、例えば、記憶手段25から読み出した記入情報に含まれるストローク情報を構成する座標属性情報に基づき、その座標点を記入された順(時刻情報順)に逐次、表示しているストロークに追加するように描画して、表示手段24に表示する。再生アプリ5により、処理手段26は、ストローク情報に含まれるすべての座標属性情報あるいは間引いた座標属性情報の座標点について、時系列で隣り合う座標点を直線でつないだストロークを描画する。あるいは、処理手段26は、ストロークを構成する複数の座標点からスプライン曲線、ベジエ曲線等の滑らかな線でストロークを描画するようにしてもよい。
<第1実施形態>
(表示形態1)
図7は、第1実施形態において、電子ペン1A(ペンID「pen01」)の記入内容を表示した再生アプリ5のある時点での表示形態を示している。ストローク再生装置2において、記憶手段25が記憶したユーザの手書きストロークに対応する記入情報は、まず、処理手段26によって、ストロークとして描画され、再生アプリ5のウィンドウのストローク表示領域501上に全ストロークが表示される。表示するストロークが、拡大表示などでストローク表示領域501よりも大きくなる場合、処理手段26は、横スクロールバー及び縦スクロールバーを有効とし、利用者のマウス操作によってストローク表示領域501をスクロールして、ストローク全体を複数回に分けて表示できるようにしてもよい。また、再生アプリ5には、画面右部のユーザ表示リスト502に、電子ペン1で記入用紙4に記入した全ユーザがユーザ別表示ボタン503として表示される。図7の表示例では、ペンID「pen01」の電子ペン1Aを使用するユーザに対応するユーザ別表示ボタン503A及びペンID「pen02」の電子ペン1Bを使用するユーザに対応するユーザ別表示ボタン503Bが表示されている。再生アプリ5には、さらに、画面右上部にアプリ終了ボタン505、画面右下部にオプション表示ボタン504、再生ボタン506及び停止ボタン507が表示される。再生ボタン506は、ストロークを時刻情報に基づいて記入の様子を再現する動画として再生する指示を行う実行ボタンであり、停止ボタン507は、ストロークの再生を停止する指示を行う実行ボタンである。
ここで、閲覧者がペンID「pen01」のユーザ別表示ボタン503Aを選択(マウスのクリック操作)すると、処理手段26は、ユーザ別表示ボタン503Aを選択状態にし、ユーザ別表示ボタン503Aの左側に「●」を表示する。このとき、選択されていないユーザ別表示ボタン503Bの左側には何も表示しない(図7では破線の「○」で表す)。図7の例ではボタンの選択状態を黒丸「●」、非選択状態を破線の「○」の記号で表示しているが、ボタン全体の色を変えたり、ボタンの表現を凹凸にしたりすることにより、選択/非選択の状態を示すようにしてもよい。閲覧者がユーザ別表示ボタン503Aを選択すると、処理手段26は、画面にストローク表示領域501Aを表示し、記憶手段25に記憶されているペンID「pen01」に対応するストローク情報を呼び出し、ストローク表示領域501AにペンID「pen01」の全てのストロークを表示する。ユーザ別表示ボタン503Aが非選択状態で、閲覧者がユーザ表示リスト502に表示されたペンID「pen02」のユーザ別表示ボタン503Bを選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501BとペンID「pen02」の全てのストロークを表示する(図10参照)。ユーザ別表示ボタン503Aが選択状態のときに、閲覧者がユーザ表示リスト502に表示されたペンID「pen02」のユーザ別表示ボタン503Bを選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501AとペンID「pen01」の全てのストローク、及びストローク表示領域501BとペンID「pen02」の全てのストロークを両方表示する(図11参照)。また、閲覧者がオプション表示ボタン504を選択すると、処理手段26は、表示変更条件設定画面(ウィンドウ)60をポップアップ表示する。閲覧者がアプリ終了ボタン505を選択すると、処理手段26は、再生アプリ5を終了する。
なお、ユーザ別表示ボタン503Aを選択した状態で、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501Aに表示されたペンID「pen01」の全てのストロークを一旦消去し、何も表示されていないストローク表示領域501Aに、ペンID「pen01」のストロークを記入された順に再生して表示する。そして、閲覧者が停止ボタン507を選択すると、処理手段26は、ストロークの再生を停止する。
図8は、第1実施形態における表示変更条件設定画面60の例を示している。表示変更条件設定画面60は、再生ストローク色設定リスト601、再生ストロークサイズ設定リスト602、変更時間設定リスト603、確定ボタン604及びキャンセルボタン605で構成されている。次に、表示変更条件設定画面60の各構成要素の機能について説明する。再生ストローク色設定リスト601は、プルダウンメニュー方式になっており、表示を変更する前の再生ストローク色を設定する(表示するストローク色を黒色、赤色、青色などに設定する)。再生ストロークサイズ設定リスト602は、プルダウンメニュー方式になっており、表示を変更する前の再生ストロークサイズ(pt)を設定する(以下、再生ストローク色及び再生ストロークサイズを「設定線種」と呼ぶ)。変更時間設定リスト603は、プルダウンメニュー方式になっており、表示を変更する条件となる変更時間を設定する。確定ボタン604は、表示変更条件設定画面60の設定内容を確定して記憶手段25に記憶し、表示変更条件設定画面60を閉じる。キャンセルボタン605は、表示変更条件設定画面60の設定内容をキャンセルし、表示変更条件設定画面60を閉じる。
(表示形態2)
図9は、第1実施形態において、設定線種及び変更時間を設定する場合の再生アプリ5のある時点での表示形態を示している。閲覧者が、オプション表示ボタン504を選択すると、処理手段26は、表示変更条件設定画面60をポップアップ表示させる。閲覧者は、表示変更条件設定画面60により、ストロークの変更表示に関する設定(設定線種及び変更時間)を行うことができる。具体的に、設定線種の設定を、「あか」色、太さ「24pt」と設定し、変更時間「10秒」と設定する(図8参照)。設定線種及び変更時間の設定は手書きストロークの再生表示中に行ってもよい。図9のように、閲覧者が、ユーザ別表示ボタン503Aを選択した状態で、表示変更条件設定画面60により設定線種及び変更時間の設定を行い、確定ボタン604を選択して表示変更条件設定画面60を閉じた後、再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、設定線種による表示対象となるストローク情報に対応するストロークを「あか」色、太さ「24pt」でストローク表示領域501Aに再生して表示し、表示してから変更時間「10秒」が経過したストロークから順に初期設定の線種で変更表示していく。なお、ここでは初期設定の線種を「くろ」色、太さ「10pt」とする。
ここで、1つのストロークは、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成される1個又は複数個の座標属性情報から構成されるため、1つのストローク情報には、1個又は複数個の時刻情報が含まれることになる。そのため、処理手段26は、ペンダウン直後の座標属性情報に関連付けされた時刻情報(図5のT1)を1つのストロークの代表時間として、変更時間が経過したか否かを判定する。なお、ストロークの代表時間は、ペンアップ直前の座標属性情報に関連付けされた時刻情報(図5のTn)としてもよく、1つのストロークを構成する全ての座標属性情報のそれぞれに関連付けされた時刻情報を平均した時間情報としてもよい。
(表示形態3)
図10は、第1実施形態において、図7の表示例から、電子ペン1B(ペンID「pen02」)の記入内容に表示内容を切り替えた場合の再生アプリ5のある時点での表示形態を示している。閲覧者がペンID「pen01」のユーザ別表示ボタン503Aを再度選択すると、処理手段26は、ユーザ別表示ボタン503Aを非選択状態にし、ユーザ別表示ボタン503Aの左側の「●」の表示を消して(破線の「○」で表す)、ストローク表示領域501Aを画面から消去する。次に、閲覧者がペンID「pen02」のユーザ別表示ボタン503Bを選択すると、処理手段26は、ユーザ別表示ボタン503Bを選択状態にし、ユーザ別表示ボタン503Bの左側に「●」を表示させると共に、ストローク表示領域501Bを画面に表示させ、記憶手段25に記憶されているペンID「pen02」に対応するストローク情報を呼び出し、ストローク表示領域501BにペンID「pen02」の全てのストロークを表示する。
なお、ユーザ別表示ボタン503Bを選択した状態で、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501Bに表示されたペンID「pen02」の全てのストロークを一旦消去し、何も表示されていないストローク表示領域501Bに、ペンID「pen02」のストロークを記入された順に再生して表示する。そして、閲覧者が停止ボタン507を選択すると、処理手段26は、ストロークの再生を停止する。
(表示形態4)
図11は、第1実施形態において、図7の表示例から、電子ペン1A(ペンID「pen01」)及び電子ペン1B(ペンID「pen02」)の記入内容を同時に表示するように切り替えた場合の再生アプリ5のある時点での表示形態を示している。閲覧者が、「pen01」のユーザ別表示ボタン503Aが選択されている状態で、さらに「pen02」のユーザ別表示ボタン503Bを選択すると、処理手段26は、ユーザ別表示ボタン503A及び503Bを両方とも選択状態にし、共に左側に「●」を表示させる。処理手段26は、ストローク表示領域501Aの画面上の表示位置をずらすと共に、ストローク表示領域501Bを表示する。閲覧者がユーザ別表示ボタン503A及び503Bを選択すると、処理手段26は、記憶手段25に記憶されているペンID「pen01」及び「pen02」に対応するストローク情報を呼び出し、ストローク表示領域501AにペンID「pen01」の全てのストロークを、ストローク表示領域501BにペンID「pen02」の全てのストロークを表示する。
なお、ユーザ別表示ボタン503A及び503Bを両方とも選択した状態で、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501A及びストローク表示領域501Bに表示された全てのストロークを一旦消去し、何も表示されていないストローク表示領域501A及びストローク表示領域501BにそれぞれペンID「pen01」及びペンID「pen02」のストロークを同時に再生表示する。そして、閲覧者が停止ボタン507を選択すると、処理手段26は、ストロークの再生を同時に停止する。
(表示形態5)
図12は、第1実施形態において、電子ペン1A(ペンID「pen01」)の記入内容を再生表示している再生アプリ5の表示形態の時間ごとの変化を示している。なお、図11(a),(b),(c)の順に時間が経過しているものとする。
まず、閲覧者が「pen01」のユーザ別表示ボタン503Aを選択すると、処理手段26は、記憶手段25が記憶しているペンID「pen01」のストローク情報に基づいて、初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)で、一行目の「12月(師走、December)」から五行目の「水仙、カトレア」までの全てのストロークをストローク表示領域501Aに表示する(図7参照)。続いて、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501Aに表示されている全てのストロークを消去し、ペンID「pen01」の各ストローク情報に設定されている代表時間を参照して、ストロークを記入用紙4Aに記入された順(代表時間の早い順)にストローク表示領域501Aに再生表示することで、電子ペン1A(ペンID「pen01」)の記入過程を再現する。このとき、処理手段26は、新しく再生するストロークを設定線種(「あか」色、太さ「24pt」)で表示し、各ストローク情報に設定された代表時間から最新のストローク情報に設定された代表時間までに変更時間「10秒」が経過すると、そのストロークを初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)に変更して表示する。
図12(a)の時点では、「12月(師走、December)」を構成する各ストロークは、既に変更時間「10秒」が経過しており、初期設定の線種で変更されて表示されている。「クリスマス」を構成する各ストロークは、変更時間が経過しておらず、設定線種で表示されている。
図12(b)の時点では、「12月(師走、December)」「クリスマス」「大掃除」「天皇誕」を構成する各ストロークは、既に変更時間「10秒」が経過しており、初期設定の線種で変更されて表示されている。「生日」及び「タン」を構成する各ストロークは、変更時間「10秒」が経過しておらず、設定線種で表示されている。
図12(c)の時点では、「12月(師走、December)」「クリスマス」「大掃除」「天皇誕生日」「タンザナイト」を構成する各ストロークは、既に変更時間「10秒」が経過しており、初期設定の線種で変更されて表示されている。「水仙、カトレア」を構成する各ストロークは変更時間「10秒」が経過しておらず、設定線種で表示されている。なお、第1実施形態ではストロークごとに変更表示されるので、実際は、複数のストロークで構成される一つの文字において、一部のストロークが設定線種で表示され、他のストロークが初期設定の線種で変更表示される時点も存在する。
[ストローク取得処理フロー]
本第1実施形態のストローク再生システム10によるストローク取得処理フロー(ストローク記憶処理フロー)を、図13を参照して説明する。
図13は、記入情報ごとに実行されるストローク取得処理フローである。ユーザが、記入用紙4に対し電子ペン1で文字等を記入すると、電子ペン1は、ペンダウン時には、ペンダウン情報PD及びペンIDが関連付けられた記入情報をストローク表示装置2へ送信し、ストロークの記入中は、ストロークに沿ってドットパターンが撮像されて演算された座標情報を含む座標属性情報とペンIDとが関連付けられた記入情報をストローク表示装置2へ送信し、ペンアップ時には、ペンアップ情報PU及びペンIDが関連付けられた記入情報をストローク表示装置2へ送信する(ステップS101)。
ストローク表示装置2では、受信手段22が、電子ペン1から送信された記入情報を受信すると、処理手段26は、記憶手段25に、その記入情報を記憶させる(ステップS201)。次に、処理手段26は、その記入情報にペンダウン情報PDが含まれるか否かを判定する(ステップS202)。ペンダウン情報PDが含まれると判定した場合(ステップS202:Yes)、処理手段26は、新しいストローク情報の記憶領域を記憶手段25に設定させる(ステップS203)。一方、ステップS202でペンダウン情報PDが含まれないと判定した場合(ステップS202:No)、処理手段26は、記入情報にペンアップ情報PUが含まれるか否かを判定する(ステップS204)。ペンアップ情報PUが含まれないと判定した場合(ステップS204:No)、処理手段26は、記入情報に含まれる座標属性情報を新しいストローク情報として、記憶手段25に対してステップS203で設定した記憶領域に記憶させる(ステップS205)。このとき既に記憶されている新しいストローク情報があれば、記憶手段25は、当該座標属性情報をそのストローク情報の一部として追加して記憶する。一方、ステップS204でペンアップ情報PUが識別された場合(ステップS204:Yes)、処理手段26は、ステップS205で記憶手段25に記憶されているストローク情報を構成する座標属性情報のうち、例えば、ペンダウン情報PDの直後に電子ペン1により生成された座標属性情報に含まれる時刻情報(参照図5のT1)をこのストローク情報の代表時間として設定して、記憶手段25に記憶させる(ステップS206)。
[ストローク再生処理]
本第1実施形態のストローク再生システム10によるストローク再生処理を、ストローク表示処理フロー、ストローク再生表示処理フロー及びストローク変更表示処理フローに分けて、図14〜図16を参照して説明する。
[ストローク表示処理フロー]
図14は、ユーザ別表示ボタン503の選択により実行されるストローク表示処理フローである。閲覧者がユーザ別表示ボタン503を選択すると、処理手段26は、選択されたペンIDに対応付けられた全てのストローク情報及び代表時間を記憶手段25から読み込む(ステップS301)。次に、処理手段26は、初期設定の線種を記憶手段25から読み込み(ステップS302)、ストローク情報に基づいて、初期設定の線種でストローク表示領域501に選択されたペンIDに対応する全ての手書きストロークを表示する(ステップS303)。
[ストローク再生表示処理フロー]
図15は、再生ボタン506の選択により実行されるストローク再生表示処理フローである。図14に示されるストローク表示処理が実行された後に、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501に表示した全ての手書きストロークを消去する(ステップS401)。ストローク表示領域501が白紙に戻った状態で、処理手段26は、閲覧者が表示変更条件設定画面60により設定した設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込む(ステップS402)。続いて、処理手段26は、各ストローク情報に設定された代表時間を参照して、時間順で早く記入された手書きストロークに対応するストローク情報を、再生する最新のストローク情報(以下、「最新ストローク情報」と呼ぶ)として描画して設定線種でストローク表示領域501に表示する(ステップS403)。そして、処理手段26は、この最新ストローク情報に設定された代表時間を最新ストロークの代表時間として記憶手段25に記憶する(ステップS404)。続いて、処理手段26は、次に描画するストローク情報があるか否か判定して(ステップS405)、次のストロークがあると判定した場合(ステップS405:Yes)、ステップS402に戻り、設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込む。そして、処理手段26は、時間順で早い次のストローク情報を、再生する最新ストローク情報として描画してストローク表示領域501に表示する(ステップS403)。そして、処理手段26は、この最新ストローク情報に設定されている代表時間を最新ストロークの代表時間として、記憶手段25に記憶されている最新ストロークの代表時間を更新して記憶する(ステップS404)。処理手段26は、ステップS405で次のストロークがあると判定(ステップS405:Yes)している間は、ステップS402〜S405を繰り返し、ストロークを記入順に連続して描画することで記入過程を再現する。そして、処理手段26は、ステップS405で次のストロークがないと判定すると(ステップS405:No)、ストローク再生表示処理を終了する。
[ストローク変更表示処理フロー]
図16は、図15に示されるストローク再生表示処理フローのステップS403でストローク表示領域501に表示された1つのストローク(ストローク情報)毎に実行される、ストローク変更表示処理フローである。処理手段26は、ストローク再生処理と並行して、ストローク変更表示処理を実行する。処理手段26が、ある時点に図15のステップS403でストローク表示領域501に表示したストロークを「対象ストローク」として、図16のストローク変更表示処理フローを説明する。処理手段26は、最新ストロークの代表時間を記憶手段25から読み込み(ステップS501)、対象ストロークに対応するストローク情報に設定されている代表時間と、最新ストローク情報の代表時間とを比較し、対象ストロークが表示されてから変更時間が経過したか否かを判定する(ステップS502)。処理手段26は、変更時間が経過していないと判定した場合(ステップS502:No)、設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込み(ステップS503)、設定線種でストローク表示領域501に対象ストロークを表示して(ステップS504)、ステップS501に戻る。処理手段26は、ステップS502で変更時間が経過したと判定するまで、ステップS501〜S504を繰り返す。処理手段26は、変更時間が経過したと判定した場合(ステップS502:Yes)、初期設定の線種を記憶手段25から読み込み(ステップS505)、対象ストロークを初期設定の線種で変更して表示する(ステップS506)。
ストローク再生装置2は、閲覧者がユーザ別表示ボタン503で選択したペンIDに対応付けられたストローク情報及び各ストローク情報に設定された代表時間に基づいて、記入用紙4に記入された時刻が早いストロークから順に、ストローク情報ごとに上記のストローク再生表示処理を実行する。このように、処理手段26がストロークを記入順に連続して描画してストローク表示領域501に表示することで記入過程を再現する。また、表示して変更時間が経過していない新しいストロークを設定線種で表示し、変更時間が経過したストロークを初期設定の線種で変更して表示することにより、新しく表示されるストロークが強調され、閲覧者は再生過程における最新のストローク表示箇所を一目で把握することができる。さらに、ステップS502で変更時間が経過していないと判定した場合、ステップS503で設定線種及び変更時間を読み込むことにより、ストロークの再生途中に閲覧者が設定線種や変更時間を変更した場合でもその変更を画面上の表示に反映することができる。
(表示形態1)
次に、図7に示す表示形態1におけるストローク再生処理を、図14を参照して説明する。図7は、電子ペン1Aで記入用紙4Aに記入された各文字の各ストローク情報について、図14に示されるストローク表示処理フローが実行された、ストローク表示状態を示すものである。閲覧者によるユーザ別表示ボタン503Aの選択により、処理手段26は、ペンID「pen01」に対応付けられたストローク情報及び代表時間、初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)を記憶手段25から読み込み(ステップS301,S302参照)、ペンID「pen01」のストローク情報に基づいて、選択されたペンIDに対応する全ての手書きストロークを、一行目の「12月(師走、December)」から六行目の「水仙、カトレア」まで全て、初期設定の線種でストローク表示領域501Aに表示させる(ステップS303参照)。
(表示形態3)
次に、図10に示す表示形態3におけるストローク再生処理を、図14を参照して説明する。図10は、電子ペン1Bで記入用紙4Bに記入された各文字の各ストローク情報について、図14に示されるストローク表示処理フローが実行された、ストローク表示状態を示すものである。閲覧者によるペンID「pen02」のユーザ別表示ボタン503Bの選択により、処理手段26は、ペンID「pen02」に対応付けられたストローク情報及び代表時間、初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)を記憶手段25から読み込み(ステップS301,S302参照)、ペンID「pen02」のストローク情報に基づいて、選択されたペンIDに対応する全ての手書きストロークを、一行目の「11月(霜月、November)」から五行目の「七五三」まで全て、初期設定の線種でストローク表示領域501Bに表示させる(ステップS303参照)。
(表示形態4)
次に、図11に示す表示形態4におけるストローク再生処理では、閲覧者によるユーザ別表示ボタン503A及び503Bの選択により、処理手段26は、画面にストローク表示領域501A及び501Bを同時に表示させ、記憶手段25から読み込んだペンID「pen01」及び「pen02」に対応付けられた各ストローク情報及び代表時間を記憶手段25から読み込んで、上述の表示形態1におけるストローク再生処理及び表示形態3におけるストローク再生処理を実行した画面を並列して表示させる。
(表示形態5)
次に、図12に示す表示形態5におけるストローク再生処理を、図15及び図16を参照して説明する。図12は、電子ペン1Aで記入用紙4Aに記入された各文字の各ストローク情報について、図14に示されるストローク表示処理フローが実行された後に、図15に示されるストローク再生表示処理フロー及び図16に示されるストローク変更表示処理フローが実行されている、ある3つ時点でのストローク再生処理状態を図12(a)から図12(c)まで時系列に示すものであり、電子ペン1Aによる記入用紙4Aへの記入過程を再現しており、図15に示されるストローク再生表示処理によって、時間の経過とともに、ストローク表示領域501Aに表示される文字も増えていく。ストローク表示領域501Aに、図12(a)では二行にわたって「12月(師走、December)」、「クリスマス」と表示されている。図12(b)では図12(a)の状態からさらに三行「大掃除」、「天皇誕生日」、「タン」と追加され五行にわたってストロークが表示されている。図12(c)では図12(b)の状態から五行目が4文字追加され「タンザナイト」と、及びさらに一行「水仙、カトレア」と追加され六行にわたって、ストロークが表示されている。また、図12(a)では、「12月(師走、December)」の各文字におけるすべてのストローク情報については、その代表時間(図13:ステップS206参照)から最新ストローク情報(「ス」の最後のストローク)に対応付けられた代表時間までに変更時間(10秒)を経過しており(ステップS502参照)、既に初期設定の線種に変更されて表示されている(ステップS506参照)。その一方、「クリスマス」の各文字におけるすべてのストローク情報は、その代表時間から最新ストローク情報(「ス」の最後のストローク)に対応付けられた代表時間までに変更時間を経過しておらず(ステップS502参照)、設定線種でストロークが表示されている状態である(ステップS504参照)。
図12(a)の状態から時間の経過した図12(b)の状態では、「12月(師走、December)」、「クリスマス」、「大掃除」、「天皇誕」の各文字におけるすべてのストローク情報については、その代表時間から最新ストローク情報(「ン」の最後のストローク)に対応付けられた代表時間までに変更時間を経過しており(ステップS502参照)、既に初期設定の線種に変更されて表示されている(ステップS506参照)。その一方、「生日」、「タン」の各文字におけるすべてのストローク情報は、その代表時間から最新ストローク情報に対応付けられた代表時間までに変更時間を経過しておらず(ステップS502参照)、設定線種でストロークが表示されている状態である(ステップS504参照)。さらに時間の経過した図12(c)の状態では、「12月(師走、December)」、「クリスマス」、「大掃除」、「天皇誕生日」、「タンザナイト」の各文字におけるすべてのストローク情報については、その代表時間から最新ストローク情報(「ア」の最後のストローク)に対応付けられた代表時間までに変更時間を経過しており(ステップS502参照)、既に初期設定の線種に変更されて表示されている(ステップS506参照)。その一方、「水仙、カトレア」の各文字におけるすべてのストローク情報は、その代表時間から最新ストローク情報に対応付けられた代表時間までに変更時間を経過しておらず(ステップS502参照)、設定線種でストロークが表示されている状態である(ステップS504参照)。
具体的に、図12(a)の表示状態では、ストローク「 )」に対して実行されるストローク変更表示処理において、例えば、ストローク「 )」の記入時刻(代表時間)が14時10分45秒であって、「ス」の2画目のストロークに対応する最新ストローク情報の代表時間が14時10分55秒であった場合、処理手段26は、ストローク「 )」が表示されてから「10秒」が経過したと判定し(ステップS502:Yes)、ストローク「 )」を初期設定の線種で変更して表示する(ステップS506)。一方このとき、「クリスマス」を構成する各ストロークの代表時間には、ストローク「 )」の代表時間よりも遅い代表時間が設定されているため、処理手段26は、ストロークが表示されてから「10秒」が経過していないと判定し(ステップS502:No)、設定線種で表示する(ステップS504)。
図12(b)の表示状態では、「誕」の15画目(最後)のストロークに対して実行されるストローク変更表示処理において、例えば、「誕」の15画目のストロークの代表時間が14時11分40秒であって、「ン」の2画目のストロークに対応する最新ストローク情報の代表時間が14時11分50秒であった場合、処理手段26は、「誕」の15画目のストロークが表示されてから「10秒」が経過したと判定し(ステップS502:Yes)、「誕」の15画目のストロークを初期設定の線種で変更表示する(ステップS506)。一方このとき、「生日タン」の各ストロークには、
「誕」の15画目のストロークの代表時間よりも遅い代表時間が設定されているため、処理手段26は、ストロークが表示されてから「10秒」が経過していないと判定し(ステップS502:No)、設定線種で表示する(ステップS504)。
図12(c)の表示状態では、「ト」の2画目のストロークに対して実行されるストローク変更表示処理において、例えば、「ト」の2画目のストロークの代表時間が14時12分30秒であって、「ア」の2画目のストロークに対応する最新ストローク情報の代表時間が14時12分40秒であった場合、処理手段26は、「ト」の2画目のストロークが表示されてから「10秒」が経過したと判定し(ステップS502:Yes)、「ト」の2画目のストロークを初期設定の線種で変更表示する(ステップS506)。一方このとき、「水仙、カトレア」の各ストロークには、「ト」の2画目のストロークの代表時間よりも遅い代表時間設定されているため、処理手段26は、ストロークが表示されてから「10秒」が経過していないと判定し(ステップS502:No)、設定線種で表示する(ステップS504)。
[本第1実施形態のストローク再生システムによる作用効果]
このストローク再生システム10によれば、閲覧者は、ユーザが電子ペン1で記入用紙4に記入した記入内容を、手書きストロークとしてストローク再生装置2の表示手段24の画面に再生して表示することができ、ユーザの記入過程を再現することができる。また、再生表示する際、新しく再生されるストロークは設定線種である「あか」色、太さ「24pt」で表示され、変更時間を経過したストロークは初期設定の線種である「くろ」色、太さ「10pt」で表示されて、新しく再生されるストロークが強調されることで、頻繁に記入位置が変わったり、PC装置などを操作しながら記入情報を確認したりする場合であっても、閲覧者は特別な操作をすることなく、記入過程における最新の記入箇所を一目で把握することができる。また、新しいストロークを強調するための設定線種は閲覧者が表示変更条件設定画面60によって設定することができ、例えば、再生途中で設定を変更したとしても、変更した設定線種をストローク再生に反映することが可能である。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の部分については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。第1実施形態のストローク再生システム10では、ストローク表示領域501に表示した全ての手書きストロークを一旦消去し、ストロークが表示されていないストローク表示領域501にストロークを再生して設定線種で表示するのに対し、本第2実施形態のストローク再生システム11では、ストローク表示領域501に表示した全てのストロークに対し、全てのストロークを表示したまま、記入された順に新しく再生するストロークを設定線種に変更して表示する。換言すると、本第2実施形態では、ストローク再生表示処理フロー(図18参照)が、第1実施形態のストローク再生表示処理フロー(図15参照)と相違する。
(表示形態6)
図17は、第2実施形態において、電子ペン1A(ペンID「pen01」)の記入内容を再生表示している再生アプリ5の表示形態の時間ごとの変化を示している。なお、図17(a),(b),(c)の順に時間が経過しているものとする。
まず、閲覧者が「pen01」のユーザ別表示ボタン503Aを選択すると、処理手段26は、記憶手段25が記憶しているペンID「pen01」のストローク情報に基づいて、初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)で、一行目の「12月(師走、December)」から五行目の「水仙、カトレア」までの全てのストロークをストローク表示領域501Aに表示する(図7参照)。次に、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ペンID「pen01」の各ストローク情報に設定されている代表時間を参照して、ストローク表示領域501Aに初期設定の線種で表示されているストロークを記入用紙4Aに記入された順に設定線種(「あか」色、太さ「24pt」)に変更して表示することで、電子ペン1A(ペンID「pen01」)の記入過程を再現する。さらに、処理手段26は、ストロークを設定線種(「あか」色、太さ「24pt」)で変更して表示した後、変更時間「10秒」が経過したときに、当該ストロークを再び初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)に変更して表示する。
図17(a)の時点では、「12月(師走、December)」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示されてから既に変更時間「10秒」が経過しており、再び初期設定の線種で変更表示されている。「クリスマス」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示されてから変更時間「10秒」が経過しておらず、設定線種で表示されている。「大掃除」「天皇誕生日」「タンザナイト」「水仙、カトレア」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示される前の状態なので、初期設定の線種で表示されている。
図17(b)の時点では、「12月(師走、December)」「クリスマス」「大掃除」「天皇誕」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示されてから既に変更時間「10秒」が経過しており、再び初期設定の線種で変更表示されている。「生日」及び「タン」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示されてから変更時間「10秒」が経過しておらず、設定線種で表示されている。「ザナイト」「水仙、カトレア」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示される前の状態なので、初期設定の線種で表示されている。
図17(c)の時点では、「12月(師走、December)」「クリスマス」「大掃除」「天皇誕生日」「タンザナイト」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示されてから既に変更時間「10秒」が経過しており、再び初期設定の線種で変更表示されている。「水仙、カトレア」を構成する各ストロークは、設定線種で変更表示されてから変更時間「10秒」が経過しておらず、設定線種で表示されている。なお、第1実施形態と同様に、第2実施形態においても、ストロークごとに変更表示されるので、実際は、複数のストロークで構成される一つの文字において、一部のストロークが設定線種で表示され、他のストロークが初期設定の線種で変更表示される時点も存在する。
[ストローク再生処理]
本第2実施形態のストローク再生システム11によるストローク再生処理について、第1実施形態と相違する部分を、図18を参照して説明する。
閲覧者によるユーザ別表示ボタン503の選択により実行されるストローク表示処理フロー(図14参照)は、第1実施形態と同様である。
[ストローク再生表示処理フロー]
図18は、再生ボタン506の選択により実行されるストローク再生表示処理フローである。図14に示すストローク表示処理が実行された後に、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、閲覧者が表示変更条件設定画面60により設定した設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込む(ステップS411)。続いて、処理手段26は、各ストローク情報に設定されている代表時間を参照して、時間順で最初に記入された手書きストロークに対応するストローク情報を、再生する最新のストローク情報(最新ストローク)として、ストローク表示領域501に表示している対応するストロークを、設定線種に変更して表示する(ステップS412)。そして、処理手段26は、この最新ストローク情報に設定されている代表時間を最新ストロークの代表時間として記憶手段25に記憶する(ステップS413)。続いて、処理手段26は、次に再生するストローク情報があるか否か判定して(ステップS414)、次のストロークがあると判定した場合(ステップS414:Yes)、ステップS411に戻り、設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込む。そして、処理手段26は、時間順で早い次のストローク情報を、再生する最新ストローク情報としてストローク表示領域501に表示している対応するストロークを、設定線種に変更して表示する(ステップS412)。そして、処理手段26は、この最新ストローク情報に設定されている代表時間を最新ストロークの代表時間として記憶手段25に記憶されている最新ストロークの代表時間を更新して記憶する(ステップS413)。処理手段26は、ステップS414で次のストロークがあると判定(ステップS414:Yes)している間は、ステップS411〜S414を繰り返し、ストロークを記入順に連続して描画することで記入過程を再現する。そして、処理手段26は、ステップS414で次のストロークがないと判定すると(ステップS414:No)、ストローク再生表示処理を終了する。
[ストローク変更表示処理フロー]
図18に示すストローク再生表示処理フローのステップS412でストローク表示領域501に表示された1つのストローク(ストローク情報)毎に実行される、ストローク変更表示処理フローは第1実施形態と同様である(図16参照)。処理手段26は、ストローク再生表示処理と並行して、ストローク変更表示処理を実行する。処理手段26が、ある時点に図18のステップS412でストローク表示領域501に変更表示したストロークを「対象ストローク」とすると、処理手段26は、第1実施形態のストローク変更表示処理フローと同様の手順でストローク変更処理を実行する。
(表示形態6)
次に、図17に示す表示形態6におけるストローク再生処理を、図14、図16及び図18を参照して説明する。図17は、電子ペン1Aで記入用紙4Aに記入された各文字の各ストローク情報について、図14に示されるストローク表示処理フローが実行された後に、図18に示されるストローク再生表示処理フロー及び図16に示されるストローク変更表示処理フローが実行されている、ある3つ時点でのストローク再生処理状態を図17(a)から図17(c)まで時系列に示すものであり、電子ペン1Aによる記入用紙4Aへの記入過程を再現しており、図18に示されるストローク再生表示処理によって、時間の経過とともに、ストローク表示領域501A上で設定線種で表示される文字が移行していく。ストローク表示領域501Aに、図17(a)〜(c)では六行にわたって「12月(師走、December)」、「クリスマス」、「大掃除」、「天皇誕生日」、「タンザナイト」、「水仙、カトレア」と表示されている。また、図17(a)では、「クリスマス」を構成する各ストロークのみが設定線種に変更されて表示されている。図17(b)では、「生日」、「タン」を構成する各ストロークのみが設定線種で変更されて表示されている。図17(c)では、「水仙、カトレア」を構成する各ストロークのみが設定線種で変更されて表示されている。
図17(a)では、「12月(師走、December)」の各文字におけるすべてのストローク情報については、その代表時間(図13:ステップS206参照)から最新ストローク情報(「ス」の最後のストローク)に対応付けられた代表時間までに変更時間(10秒)を経過しており(ステップS502参照)、既に初期設定の線種に変更されて表示されている(ステップS506参照)。その一方、「クリスマス」の各文字におけるすべてのストローク情報は、ストローク表示領域501Aに表示されている対応するストロークが設定線種で変更されて表示されてから(ステップS412参照)、その代表時間から最新ストローク情報に設定された代表時間までに変更時間を経過しておらず(ステップS502参照)、設定線種でストロークが表示されている状態である(ステップS504参照)。また、「大掃除」、「天皇誕生日」、「タンザナイト」、「水仙、カトレア」の各文字におけるすべてのストローク情報に対しては、まだストローク再生処理が実行されておらず、初期設定の線種でストロークが表示されている状態である(ステップS303参照)。
図17(a)の状態から時間の経過した図17(b)の状態では、「12月(師走、December)」、「クリスマス」、「大掃除」、「天皇誕」の各文字におけるすべてのストローク情報については、その代表時間から最新ストローク情報(「ン」の最後のストローク)に設定された代表時間までに変更時間を経過しており(ステップS502参照)、既に初期設定の線種に変更されて表示されている(ステップS506参照)。その一方、「生日」、「タン」の各文字におけるすべてのストローク情報は、ストローク表示領域501Aに表示されている対応するストロークが設定線種で変更されて表示されてから(ステップS412参照)、その代表時間から最新ストローク情報に設定された代表時間までに変更時間を経過しておらず(ステップS502参照)、設定線種でストロークが表示されている状態である(ステップS504参照)。また、「ザナイト」、「水仙、カトレア」の各文字におけるすべてのストローク情報に対しては、まだストローク再生処理が実行されておらず、初期設定の線種でストロークが表示されている状態である(ステップS303参照)。
さらに時間の経過した図17(c)の状態では、「12月(師走、December)」、「クリスマス」、「大掃除」、「天皇誕生日」、「タンザナイト」の各文字におけるすべてのストローク情報については、その代表時間から最新ストローク情報(「ア」の最後のストローク)に対応付けられた代表時間までに変更時間を経過しており(ステップS502参照)、既に初期設定の線種に変更されて表示されている(ステップS506参照)。その一方、「水仙、カトレア」の各文字におけるすべてのストローク情報は、ストローク表示領域501Aに表示されている対応するストロークが設定線種で変更されて表示されてから(ステップS502参照)、その代表時間(ステップS206参照)から最新ストローク情報に設定された代表時間までに変更時間を経過しておらず(ステップS502参照)、設定線種でストロークが表示されている状態である(ステップS504参照)。
[本第2実施形態のストローク再生システムによる作用効果]
第2実施形態のストローク再生システム11によれば、閲覧者は、ユーザが電子ペン1で記入用紙4に記入した記入内容を、手書きストロークとしてストローク再生装置2の表示手段24の画面に再生して表示することができ、ユーザの記入過程を再現することができる。また、再生表示する際、全てのストロークが表示されたまま、新しく再生されるストロークは設定線種である「あか」色、太さ「24pt」で変更表示され、変更時間を経過したストロークは初期設定の線種である「くろ」色、太さ「10pt」で表示されて、新しく再生されるストロークが強調されることで、頻繁に記入位置が変わったり、PC装置などを操作しながら記入情報を確認したりする場合であっても、閲覧者は特別な操作をすることなく、記入過程における最新の記入箇所を一目で把握することができる。また、新しいストロークを強調するための設定線種は閲覧者が表示変更条件設定画面60によって設定することができ、例えば、再生途中で設定を変更したとしても、変更した設定線種をストローク再生に反映することが可能である。さらに、再生中も手書きストローク全体が表示されていることで、閲覧者は全体を把握しながらユーザの記入過程を確認することができる。
<第3実施形態>
次に第3実施形態について説明する。第1及び第2実施形態と同様の部分については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。第3実施形態は第1及び第2実施形態とはストローク再生表示処理を実行する単位が異なる。第1及び第2実施形態では、ストローク情報ごとにストローク再生表示処理が実行されるのに対し、本第3実施形態では、ストロークを構成する座標点(座標情報)ごとにストローク再生処理が実行される。
(表示形態7)
図19は、第3実施形態において、再生アプリ5上で再生表示しているストロークを拡大し、時間ごとの変化を表したものである。なお、図19(a),(b),(c),(d)の順に時間が経過しているものとする。
ストロークは時間的に連続する座標点の集合であり、ストローク情報はその座標点に対応する座標属性情報の集合である。ストローク再生装置2において、処理手段26は、ユーザが、電子ペン1によって記入した手書きストロークを構成する座標点の座標属性情報に含まれる時刻情報を参照して、記入用紙4に記入された順に、その座標点(座標情報)に対応するストロークの部分(以下、「部分ストローク」とも呼ぶ)をストローク表示領域501に表示していくことで、電子ペン1の手書きストロークの記入過程を再現する。このとき、処理手段26は、新しく再生する座標点(座標情報)に対応するストロークの部分を設定線種(「あか」色、太さ「24pt」)で表示し、変更時間「10秒」が経過したときに、その部分ストロークを初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)で変更して表示する。
図19(a)の時点では、当該ストロークに含まれる全ての座標点の座標情報は、それぞれ関連付けられている時刻情報から再生する最新の座標情報(以下、「最新座標情報」と呼ぶ)に関連付けられている時刻情報までに変更時間「10秒」が経過していないので、設定線種で表示されている。図19(b)の時点では、ストロークの左側約4分の1の座標点は、その時刻情報から最新座標情報の時刻情報までに既に変更時間が経過しており、初期設定の線種で変更されて表示されている。これに対し、変更時間が経過していないストロークの右側約4分の3の座標点は、設定線種で表示されている。図19(c)の時点では、ストロークの左側約2分の1の座標点は、その時刻情報から最新座標情報の時刻情報までに既に変更時間「10秒」が経過しており、初期設定の線種で変更されて表示されている。これに対し、変更時間が経過していないストロークの右側約2分の1の座標点は、設定線種で表示されている。図19(d)の時点では、ストロークの左側約6分の5の座標点は、その時刻情報から最新座標情報の時刻情報までに既に変更時間「10秒」が経過しており、初期設定の線種で変更されて表示されている。これに対し、変更時間が経過していないストロークの右側約6分の1の座標点は、設定線種で表示されている。
[ストローク再生処理]
次に、本第3実施形態のストローク再生システム12によるストローク再生処理を、ストローク表示処理フロー、ストローク再生表示処理フロー及びストローク変更表示処理フローに分けて、図20〜図22を参照して説明する。
[ストローク表示処理フロー]
図20は、ユーザ別表示ボタン503の選択により実行されるストローク表示処理フローである。閲覧者がユーザ別表示ボタン503を選択すると、処理手段26は、選択されたペンIDに対応付けられた全ての座標情報及び時刻情報を記憶手段25から読み込む(ステップS321)。次に、処理手段26は、初期設定の線種を記憶手段25から読み込み(ステップS322)、座標情報に基づいて、初期設定の線種でストローク表示領域501に選択されたペンIDに対応する全ての手書きストロークを表示する(ステップS323)。
[ストローク再生表示処理フロー]
図21は、再生ボタン506の選択により実行されるストローク再生表示処理フローである。図20に示されるストローク表示処理が実行された後に、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501に表示した全ての手書きストロークを消去する(ステップS421)。ストローク表示領域501が白紙に戻った状態で、処理手段26は、閲覧者が表示変更条件設定画面60により設定した設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込む(ステップS422)。続いて、処理手段26は、各座標情報に対応付けられている時刻情報を参照して、時間順で早く記入された手書きストロークの座標点(座標情報)を、再生する最新の座標情報(最新座標情報)として、部分ストロークを描画して、その部分ストロークを設定線種でストローク表示領域501に表示する(ステップS423)。そして、処理手段26は、この最新座標情報に対応付けられている時刻情報を最新座標情報の時刻情報として記憶手段25に記憶する(ステップS424)。続いて、処理手段26は、次に描画する座標情報があるか否か判定して(ステップS425)、次の座標情報があると判定した場合(ステップS425:Yes)、ステップS422に戻り、設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込む。そして、処理手段26は、時間順で早い次の座標点を再生する最新座標情報として、再生表示中のストロークに追加して部分ストロークを描画してストローク表示領域501に表示する(ステップS423)。そして、処理手段26は、この最新座標情報の時刻情報を最新座標情報の時刻情報として記憶手段25に記憶されている最新座標情報の時刻情報を更新して記憶する(ステップS424)。処理手段26は、ステップS425で次の座標情報があると判定(ステップS425:Yes)している間は、ステップS422〜S425を繰り返し、ストロークを記入順に連続して描画することで記入過程を再現する。そして、処理手段26は、ステップS425で次の座標情報がないと判定すると(ステップS425:No)、ストローク再生表示処理を終了する。
[ストローク変更表示処理フロー]
図22は、図21に示されるストローク再生表示処理フローのステップS423でストローク表示領域501に表示された1つの座標点(座標情報)毎に実行される、ストローク変更表示処理フローである。処理手段26は、ストローク再生表示処理と並行して、ストローク変更表示処理を実行する。処理手段26が、ある時点に図21のステップS423でストローク表示領域501に表示した座標情報を「対象座標情報」として、図22のストローク変更表示処理フローを説明する。処理手段26は、最新座標情報の時刻情報を記憶手段25から読み込み(ステップS521)、対象座標情報の時刻情報と、最新座標情報の時刻情報とを比較し、対象座標情報が表示されてから変更時間が経過したか否かを判定する(ステップS522)。処理手段26は、変更時間が経過していないと判定した場合(ステップS522:No)、設定線種及び変更時間を記憶手段25から読み込み(ステップS523)、設定線種でストローク表示領域501に対象座標情報の部分ストロークを表示して(ステップS524)、ステップS521に戻る。処理手段26は、ステップS522で変更時間が経過したと判定するまで、ステップS521〜S524を繰り返す。処理手段26は、変更時間が経過したと判定した場合(ステップS522:Yes)、初期設定の線種を記憶手段25から読み込み(ステップS525)、対象座標情報の部分ストロークを初期設定の線種で変更して表示する(ステップS526)。
なお、第2実施形態と同様に、ストローク表示領域501に表示した全てのストロークを消去せずに表示したままにして、記入された順に新しく再生する座標情報の部分ストロークを設定線種で変更して表示することでストロークを再生表示することとしてもよい。
(表示形態7)
次に、図19に示す表示形態7におけるストローク再生処理を、図20及び図21を参照して説明する。図19(a)〜図19(d)は、電子ペン1で記入用紙4に記入されたある1つのストロークを構成する座標点(座標情報)について、図21に示されるストローク再生処理フローが処理されている、時系列のある4つの時点でのストローク再生処理状態を表したものである。図19(a)の表示時点では、ストロークに含まれるすべての座標点の座標情報は、それぞれ関連付けられた時刻情報から最新座標情報に関連付けられた時刻情報までに変更時間「10秒」を経過しておらず(ステップS522参照)、設定線種でストロークが表示されている(ステップS524参照)。図19(b)の表示時点では、ストロークの左側約4分の1に相当する範囲に含まれる座標点については、それぞれ変更時間を経過しており(ステップS522参照)、既に初期設定の線種で変更されて表示されている(ステップS526参照)。一方、ストロークの右側約4分の3に相当する範囲に含まれる座標点については、それぞれ変更時間を経過しておらず(ステップS522参照)、設定線種でストロークが表示されている(ステップS524参照)。図19(c)の表示時点では、ストロークの左側約2分の1に相当する範囲に含まれる座標点については、それぞれ変更時間を経過しており(ステップS522参照)、既に初期設定の線種で変更されて表示されている(ステップS526参照)。一方、ストロークの右側約2分の1に相当する範囲に含まれる座標点については、それぞれ変更時間を経過しておらず(ステップS522参照)、設定線種でストロークが表示されている(ステップS524参照)。図19(d)の表示時点では、ストロークの左側約6分の5に相当する範囲に含まれる座標点については、変更時間を経過しており(ステップS522参照)、既に初期設定の線種で変更されて表示されている(ステップS526参照)。一方、ストロークの右側約6分の1に相当する範囲に含まれる座標点については、それぞれ変更時間を経過しておらず(ステップS522参照)、設定線種でストロークが表示されている(ステップS524参照)。
[本第3実施形態のストローク再生システムによる作用効果]
第3実施形態のストローク再生システム12によれば、閲覧者は、ユーザが電子ペン1で記入用紙4に記入した記入内容を、手書きストロークとしてストローク再生装置2の表示手段24の画面に再生して表示することができ、ユーザの記入過程を再現することができる。再生表示する際、ストロークを構成する座標点(座標情報)のうち、新しく再生される座標点は設定線種で表示されて、新しく再生される座標点が強調されることで、頻繁に記入位置が変わったり、PC装置などを操作しながら記入情報を確認したりする場合であっても、閲覧者は特別な操作をすることなく、記入過程における最新の記入箇所を一目で把握することができる。また、新しい座標点を強調するための設定線種は閲覧者が表示変更条件設定画面60によって設定することができ、例えば、再生途中で設定を変更したとしても、変更した設定線種をストローク再生に反映することが可能である。さらに、ストロークを構成する座標点単位でストローク再生処理を行うことで、画面上でストロークが設定線種から初期設定の線種に変更表示されていく変化がより滑らかに表示される。
<第4実施形態>
次に第4実施形態について説明する。第4実施形態と第1〜第3実施形態とが同様の部分については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。第4実施形態と他の実施形態とは表示変更条件が異なる。具体的に、第1〜第3実施形態では、設定された変更時間が経過したストローク又は座標点について表示変更を行ったが、本第4実施形態では、設定された変更ストローク数を超えたストロークについてストローク再生処理を行う。第4実施形態のストローク表示装置2の記憶手段25には、電子ペン1のペンIDごとに最新ストローク番号が記憶される。
図23は、第4実施形態における表示変更条件設定画面61の例を示している。表示変更条件設定画面61は、再生ストローク色設定リスト611、再生ストロークサイズ設定リスト612、変更ストローク数設定リスト613、確定ボタン614及びキャンセルボタン615で構成されている。次に、表示変更条件設定画面61の各構成要素の機能について説明する。再生ストローク色設定リスト611は、プルダウンメニュー方式になっており、表示を変更する前の再生ストローク色を設定する。再生ストロークサイズ設定リスト612は、プルダウンメニュー方式になっており、表示を変更する前の再生ストロークサイズ(pt)を設定する。変更ストローク数設定リスト613は、プルダウンメニュー方式になっており、表示を変更する条件となる変更ストローク数を設定する。確定ボタン614は、表示変更条件設定画面61の設定内容を確定して記憶手段25に記憶し、表示変更条件設定画面61を閉じる。キャンセルボタン615は、表示変更条件設定画面61の設定内容をキャンセルし、表示変更条件設定画面61を閉じる。
(表示形態8)
図24は、第4実施形態において、設定線種及び変更ストローク数を設定する場合の再生アプリ5のある時点での表示形態を示している。閲覧者が、オプション表示ボタン504を選択すると、処理手段26は、表示変更条件設定画面61をポップアップ表示させる。閲覧者は、表示変更条件設定画面61により、ストロークの変更表示に関する設定(設定線種及び変更ストローク数)を行うことができる。具体的に、設定線種の設定を、「あか」色、太さ「24pt」と設定し、変更ストローク数「10」と設定する(図23参照)。なお、設定線種及び変更ストローク数の設定は手書きストローク再生表示中に行ってもよい。図24のように、閲覧者が、ユーザ別表示ボタン503Aを選択した状態で、表示変更条件設定画面61によりストロークの変更表示に関する設定を行い、確定ボタン614を選択して表示変更条件設定画面61を閉じた後、再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ペンID「pen01」のストロークの再生処理を開始し、ストローク表示領域501Aに、設定線種による表示対象となるストローク情報に対応するストロークを設定線種(「あか」色、太さ「24pt」)で再生表示し、当該ストロークを表示した後にストローク表示領域501Aに表示されたストロークの数が変更ストローク数「10」を超えたストロークから順に初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)で変更表示していく。即ち、処理手段26は、新しい方(ストローク番号の大きい方)から変更ストローク数に相当するストローク(本例では最新のストロークから10個のストローク)を設定線種で表示し、それより古い(ストローク番号の小さい)ストロークを初期設定の線種で表示する。
[ストローク取得処理フロー]
本第4実施形態のストローク再生システム13によるストローク取得処理フロー(ストローク記憶処理フロー)を、図25を参照して説明する。
図25は、記入情報ごとに実行されるストローク取得処理フローである。ユーザが、記入用紙4に対し電子ペン1で文字等を記入すると、電子ペン1は、ペンダウン時には、ペンダウン情報PD及びペンIDが関連付けられた記入情報をストローク表示装置2へ送信し、ストロークの記入中は、ストロークに沿ってドットパターンが撮像されて演算された座標情報を含む座標属性情報とペンIDとが関連付けられた記入情報をストローク表示装置2へ送信し、ペンアップ時には、ペンアップ情報PU及びペンIDが関連付けられた記入情報をストローク表示装置2へ送信する(ステップS111)。
ストローク表示装置2では、受信手段22が、電子ペン1から送信された記入情報を受信すると、処理手段26は、記憶手段25に、その記入情報を記憶させる(ステップS211)。次に、処理手段26は、その記入情報にペンダウン情報PDが含まれるか否かを判定する(ステップS212)。ペンダウン情報PDが含まれると判定した場合(ステップS212:Yes)、処理手段26は、新しいストローク情報の記憶領域を記憶手段25に設定させる(ステップS213)。一方、ペンダウン情報PDが含まれないと判定した場合(ステップS212:No)、処理手段26は、記入情報にペンアップ情報PUが含まれるか否かを判定する(ステップS214)。ペンアップ情報PUが含まれないと判定した場合(ステップS214:No)、処理手段26は、記入情報に含まれる座標属性情報をストローク情報として、記憶手段25に対してステップS213で設定した記憶領域に記憶させる(ステップS215)。このとき既に記憶されている最新ストローク情報があれば、記憶手段25は、当該座標属性情報をストローク情報の一部として追加して記憶する。一方、ステップS214でペンアップ情報PUが識別された場合(ステップS214:Yes)、処理手段26は、記憶手段25にペンIDごとに記憶されている最新ストローク番号(最新ストロークに付与されたストローク番号)を読み込み(ステップS216)、読み込んだ最新ストローク番号に1を加算するインクリメントを行って、記憶手段25に対して演算結果を最新ストローク番号として更新して記憶させる(ステップS217)。そして、ステップS705で記憶手段25に記憶されているストローク情報にステップS217で更新された最新ストローク番号をそのストローク番号として付与して、記憶手段25に記憶させる(ステップS218)。
[ストローク再生処理]
本第4実施形態のストローク再生システム13によるストローク再生処理を、ストローク表示処理フロー、ストローク再生表示処理フロー及びストローク変更表示処理フローに分けて、図26〜図28を参照して説明する。
[ストローク表示処理フロー]
図26は、ユーザ別表示ボタン503の選択により実行されるストローク表示処理フローである。閲覧者がユーザ別表示ボタン503を選択すると、処理手段26は、選択されたペンIDに対応付けられた全てのストローク情報及びストローク番号を記憶手段25から読み込む(ステップS331)。次に、処理手段26は、初期設定の線種(「くろ」色、太さ「10pt」)を記憶手段25から読み込み(ステップS332)、ストローク情報に基づいて、初期設定の線種でストローク表示領域501に選択されたペンIDに対応する全ての手書きストロークを表示する(ステップS333)。
[ストローク再生表示処理フロー]
図27は、再生ボタン506の選択により実行されるストローク再生表示処理フローである。図26に示されるストローク表示処理が実行された後に、閲覧者が再生ボタン506を選択すると、処理手段26は、ストローク表示領域501に表示した全ての手書きストロークを消去する(ステップS431)。ストローク表示領域501が白紙に戻った状態で、処理手段26は、閲覧者が表示変更条件設定画面61により設定した設定線種(「あか」色、太さ「24pt」)及び変更ストローク数「10」を記憶手段25から読み込む(ステップS432)。続いて、処理手段26は、各ストローク情報に付与されたストローク番号を参照して、時間順で早く記入された手書きストロークに対応するストローク情報(ストローク番号の小さいストローク情報)を、再生する最新のストローク情報(以下、「最新ストローク情報」と呼ぶ)として描画して設定線種でストローク表示領域501に表示する(ステップS433)。そして、処理手段26は、この最新ストロークに付与されたストローク番号(以下、「最新ストローク番号」と呼ぶ)を最新ストロークのストローク番号として記憶手段25に記憶する(ステップS434)。続いて、処理手段26は、次に描画するストローク情報があるか否か判定して(ステップS435)、次のストロークがあると判定した場合(ステップS435:Yes)、ステップS432に戻り、設定線種及び変更ストローク数を記憶手段25から読み込む。そして、処理手段26は、ストローク番号の小さい次のストローク情報を、再生する最新ストローク情報として描画してストローク表示領域501に表示する(ステップS433)。そして、処理手段26は、この最新ストローク情報に付与されたストローク番号を最新ストローク番号として、記憶手段25に記憶されている最新ストローク番号を更新して記憶する(ステップS434)。処理手段26は、ステップS405で次のストロークがあると判定(ステップS435:Yes)している間は、ステップS432〜S435を繰り返し、ストロークを記入順に連続して描画することで記入過程を再現する。そして、処理手段26は、ステップS435で次のストロークがないと判定すると(ステップS435:No)、ストローク再生表示処理を終了する。
[ストローク変更表示処理フロー]
図28は、図27に示されるストローク再生表示処理フローのステップS433でストローク表示領域501に表示された1つのストローク(ストローク情報)毎に実行される、ストローク変更表示処理フローである。処理手段26は、ストローク再生処理と並行して、ストローク変更表示処理を実行する。処理手段26が、ある時点に図27のステップS433でストローク表示領域501に表示したストロークを「対象ストローク」として、図16のストローク変更表示処理フローを説明する。処理手段26は、最新ストローク番号を記憶手段25から読み込み(ステップS531)、対象ストロークのストローク番号が、最新ストローク番号から小さい方(古い方)に変更ストローク数「10」以内であるか否かを判定する(ステップS532)。言い換えると、処理手段26は、当該ストローク番号が、「最新ストローク番号−変更ストローク数」と「最新ストローク番号」との間にあるか否かを判定する。そして、処理手段26は、対象ストロークのストローク番号が、最新ストローク番号から小さい方に変更ストローク数「10」以内であると判定した場合(ステップS532:Yes)、設定線種及び変更ストローク数を記憶手段25から読み込み(ステップS533)、設定線種でストローク表示領域501に対象ストロークを表示して(ステップS534)、ステップS531に戻る。処理手段26は、ステップS532で変更ストローク数「10」以内でないと判定するまで、ステップS531〜S534繰り返す。一方、処理手段26は、対象ストロークのストローク番号が、最新ストローク番号から小さい方に変更ストローク数「10」以内でないと判定した場合(ステップS532:No)、初期設定の線種を記憶手段25から読み込み(ステップS535)、対象ストロークを初期設定の線種で変更表示する(ステップS536)。
なお、最新ストローク番号は、ストローク取得処理の際には、ペンIDごとに、受信手段(取得手段)22が電子ペン1から新たなストロークのストローク情報を受信する度に、処理手段26により更新されて記憶手段25に記憶される。即ち、ストローク取得処理の際には、最新ストローク番号は、常にストローク再生装置2が最も新しく受信したストロークに付与したストローク番号となっている。そして、ストローク再生処理の際には、ペンIDごとに、処理手段26が記憶手段25からストローク番号の小さい順にストローク情報を再生して表示手段24の画面に表示する度に、処理手段26により更新されて記憶手段25に記憶される。即ち、ストローク再生処理の際には、最新ストローク番号は、常にストローク再生装置2が最も新しく再生したストロークに付与されたストローク番号となっている。
なお、第2実施形態と同様に、ストローク表示領域501に表示した全てのストロークを消去せずに表示したままにして、記入された順に新しく再生するストロークを設定線種で変更して表示することでストロークを再生表示することとしてもよい。
いま、一例としてストローク再生装置2が18個目のストロークについてのストローク情報(付与されたストローク番号が「18」のストローク)を再生した状態にあると仮定する。この場合、処理手段26は最新ストローク番号を「18」として記憶手段25に記憶させる。図27に示すストローク再生表示処理はストローク情報ごとに実行されるので、この状態において、ストローク番号「1」のストローク情報を対象とするストローク再生処理から、ストローク番号「18」のストローク情報を対象とするストローク再生処理まで、合計18個のストローク再生処理が同時に、並列に実行されている。この場合、最新ストローク番号から小さい方に変更ストローク数「10」以内となるストローク、即ち、ストローク番号「9」〜「18」のストロークは設定線種で表示され、それより小さいストローク番号「1」〜「8」のストロークは初期設定の線種で表示される。例えば、ストローク番号「15」のストロークを対象とするストローク再生処理では、ステップS532において、対象ストローク番号「15」が、最新ストローク番号「18」から小さい方へ変更ストローク数「10」以内であるので、ステップS532の判定結果はYesとなり、対象ストロークは設定線種で表示される。これに対し、ストローク番号「3」のストロークを対象とするストローク再生処理では、ステップS532において、対象ストローク番号「3」が、最新ストローク番号「18」から小さい方へ変更ストローク数「10」以内ではないので、ステップS532の判定結果はNoとなり、対象ストロークは初期設定の線種で表示される。
[本第4実施形態のストローク再生システムによる作用効果]
このストローク再生システム13によれば、閲覧者は、ユーザが電子ペン1で記入用紙4に記入した記入内容を手書きストロークとして再生して表示することができ、ユーザの記入過程を再現することができる。再生表示する際、新しく再生されるストロークは設定線種である「あか」色、太さ「24pt」で表示され、変更ストローク数を超過したストロークは初期設定の線種である「くろ」色、太さ「10pt」で表示されて、新しく再生されるストロークが強調されることで、頻繁に記入位置が変わったり、PC装置などを操作しながら記入情報を確認したりする場合であっても、閲覧者は特別な操作をすることなく、記入過程における最新の記入箇所を一目で把握することができる。また、新しいストロークを強調するための設定線種は閲覧者が表示変更条件設定画面61によって設定することができ、例えば、再生途中で設定を変更したとしても、変更した設定線種をストローク再生に反映することが可能である。さらに、変更条件を時間ではなくストローク数にしたことで、ユーザが記入用紙4にストロークを記入した際、記入の途中で中断し、間を空けて記入を再開したような場合でも、最新ストローク番号から順に小さい方へ変更ストローク数内のストロークは設定線種で表示されたままなので、常に最新の記入箇所を一目で把握できる。
<変形例>
上記の第1〜第4実施形態では、予め初期設定の線種で全てのストロークを表示し、再生指示を検知して再生処理を開始すると、再生したストロークを設定線種で表示し、表示したストロークが変更条件を満たすと、初期設定の線種で変更して表示することとしていたが、本発明の適用はこれに限られない。予めストロークを全て表示する際の線種及び設定線種から変更表示をする際の線種は、設定線種以外の線種であればよく、別途設定することとしてもよい。また、予めストロークを全て表示する際の線種と設定線種から変更表示をする際の線種とは必ずしも同一である必要はない。
また、上記の第1、第3及び第4実施形態では、予め全てのストロークを表示し、再生が指示されると、表示した全てのストロークを消去してから再生処理を開始することとしていたが、本発明の適用はこれに限られない。予め全てのストロークを表示せずに、再生が指示されるとストロークを再生することとしてもよい。
また、上記の第1〜第4実施形態では、電子ペン1のリアルタイムクロック110が発信する現在時刻を座標情報に関連付けてストローク表示装置2に送信することとしていたが、本発明の適用はこれに限られない。ストローク再生装置2が、現在時刻を示す時刻情報を発信して処理手段26に供給するクロックを有することして、ストローク再生装置2で、受信手段22が受信した座標属性情報に、クロックの供給する現在時刻を受信時の時刻情報(タイムスタンプ)として関連付けることとしてもよい。この場合、電子ペン1がリアルタイムクロック110を持たなくてもよくなる。またこの場合、座標属性情報に対応付けられた受信時の時刻情報に基づいて、当該ストローク情報の代表時間が設定される。なお、座標属性情報には、必ずしも筆圧データを含めなくてもよい。
また、上記の第1〜第4実施形態では、電子ペン1は、生成した記入情報を逐次、ストローク再生装置2へ送信することとしていたが、本発明の適用はこれに限られない。電子ペン1は、ペンダウンからペンアップまでに生成した1つのストローク情報のすべての座標特性情報を1つの記入情報として、記入用紙4に記入して生成された全てのストロークに対応する記入情報をメモリ109に記憶しておき、ストローク再生装置2への送信指示によって、メモリ109に記憶されたすべての記入情報をストローク再生装置2へ送信するようにしてもよい。この場合、通信ユニット111による送信は、有線式であってもよい。またこの場合、ストローク再生装置2は、ストローク取得処理フローのステップS201,S211で記入情報を記憶してから、ステップS202〜S205,S212〜S215を省略して、ステップS206,S216〜S218を実行する。
また、上記の第4実施形態では、ストローク再生装置2は、ストローク取得処理フローのステップS216〜S218によって、ストローク情報にストローク番号を付与することとしていたが、本発明の適用はこれに限られない。第1〜第3実施形態のストローク取得処理と同様に、ストローク再生装置2は、ストローク情報に代表時間を設定して記憶手段25に記憶させておき、ストローク再生表示処理フローのステップS433で、各ストローク情報の代表時間を参照して時間順で早いストローク情報を最新ストローク情報としてストロークを再生表示して、ステップS434に換えて、ステップS216〜S218と同様にして最新ストローク情報にストローク番号を付与すると共に最新ストローク番号を記憶手段25に記憶することとしてもよい。この場合、ストローク表示処理は、第1,第2実施形態のストローク表示処理と同様となる。
また、上記の実施形態では、線種設定手段による線種設定及び表示変更条件設定手段による表示変更条件の設定を、表示変更条件設定画面60,61(参照図8,23)にまとめて、1度に行えるように構成しているが、本発明の適用はこれに限られない。例えば、再生ストローク色設定リスト601,611、再生ストロークサイズ設定リスト602,612、確定ボタン604,614及びキャンセルボタン605,615と同様の機能で構成される線種設定画面と、変更時間設定リスト603,613、確定ボタン604,614及びキャンセルボタン605,615と同様の機能で構成される表示変更条件設定画面の2つの設定画面で、線種設定手段による線種設定及び表示変更条件設定手段による表示変更条件の設定を、別々に行えるようにしてもよい。また、再生ストローク色設定リスト601,611、再生ストロークサイズ設定リスト602,612、変更時間設定リスト603,613は、プルダウンメニュー方式に限られず、閲覧者が任意の数値を入力できるようにしてもよい。
1A,1B(1)…電子ペン
2…ストローク再生装置
3…プロジェクター
4A,4B(4)…記入用紙
5…再生アプリ(再生アプリケーション)
501A,501B(501)…ストローク表示領域
502…ユーザ表示リスト
503A,503B(503)…ユーザ別表示ボタン
504…オプション表示ボタン
506…再生ボタン
507…停止ボタン
10,11,12,13…ストローク表示システム
60,61…表示変更条件設定画面
601,611…再生ストローク色設定リスト
602,612…再生ストロークサイズ設定リスト
603…変更時間設定リスト
613…変更ストローク数設定リスト
21…入力手段
22…受信手段
23…送信手段
24…表示手段
25…記憶手段
26…処理手段

Claims (6)

  1. 電子ペンによって記入された手書きストロークに関する記入情報を取得する取得手段と、
    入情報に基づいて、手書きストロークを記入された順に表示手段に再生して表示する第1処理手段と、
    手書きストロークの線種を設定するための線種設定手段と、
    表示している手書きストロークの線種を変更する表示変更条件として変更時間を設定するための表示変更条件設定手段と、を備え、
    前記第1処理手段は、手書きストロークを前記線種設定手段によって設定された設定線種によって前記表示手段に表示し、手書きストロークに含まれる座標情報ごとに、前記表示変更条件設定手段によって設定された前記変更時間が経過すると、当該手書きストロークの座標単位で前記設定線種とは異なる線種によって変更して表示することを特徴とするストローク再生装置。
  2. 前記第1処理手段は、前記標情報に基づいて、手書きストロークを構成する座標点ごとに、各座標点が有する時間情報から最新の座標点が有する時間情報までに前記変更時間が経過する前までは、前記設定線種によって前記表示手段に表示し、各座標点が有する時間情報から最新の座標点が有する時間情報までに前記変更時間が経過すると、当該座標点を前記設定線種とは異なる線種によって変更して表示することを特徴とする請求項1に記載のストローク再生装置。
  3. 前記記入情報に基づいて、全ての手書きストロークを前記表示手段に表示する第2処理手段と、
    前記第1処理手段に手書きストロークの再生を指示するための再生指示手段と、をさらに備え、
    前記第2処理手段は、予め全ての手書きストロークを前記表示手段に表示し、
    前記第1処理手段は、前記再生指示手段によって再生が指示されると、前記第2処理手段が表示した全ての手書きストロークを消去して、手書きストロークを前記設定線種によって前記表示手段に表示し、前記表示変更条件を満たすと、当該手書きストロークの座標点単位で前記設定線種とは異なる線種によって変更して表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のストローク再生装置。
  4. 前記記入情報に基づいて、全ての手書きストロークを前記表示手段に表示する第2処理手段と、
    前記第1処理手段に手書きストロークの再生を指示するための再生指示手段と、をさらに備え、
    前記第2処理手段は、前記線種設定手段によって設定された設定線種とは異なる線種によって、予め全ての手書きストロークを前記表示手段に表示し、
    前記第1処理手段は、前記再生指示手段によって再生が指示されると、前記第2処理手段が表示した手書きストロークを前記設定線種によって前記表示手段に変更して表示し、前記表示変更条件を満たすと、当該手書きストロークの座標点単位で前記設定線種とは異なる線種によってさらに変更して表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のストローク再生装置。
  5. 前記表示変更条件設定手段は、前記設定線種とは異なる線種として、線の色または線の太さを設定することができ、
    前記第1処理手段は、複数のユーザの手書きストロークを、領域を分けて、再生することを特徴とする請求項1又は2に記載のストローク再生装置。
  6. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載のストローク再生装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
JP2009175234A 2009-07-28 2009-07-28 ストローク再生装置及びプログラム Expired - Fee Related JP5560604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175234A JP5560604B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 ストローク再生装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175234A JP5560604B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 ストローク再生装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011028619A JP2011028619A (ja) 2011-02-10
JP5560604B2 true JP5560604B2 (ja) 2014-07-30

Family

ID=43637268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009175234A Expired - Fee Related JP5560604B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 ストローク再生装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5560604B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6161544B2 (ja) * 2012-02-13 2017-07-12 日立マクセル株式会社 携帯端末
US9640144B2 (en) 2012-02-13 2017-05-02 Hitachi Maxell, Ltd. Projector, figure input/display apparatus, portable terminal, and program
JP5458161B1 (ja) * 2012-10-23 2014-04-02 株式会社東芝 電子機器および方法
JP6596215B2 (ja) * 2015-03-31 2019-10-23 株式会社ワコム インクファイルの検索方法、検索装置、及びプログラム
JP6510705B2 (ja) * 2018-04-27 2019-05-08 シャープ株式会社 表示装置、表示方法及び表示用プログラム並びに電子黒板
JP7314624B2 (ja) * 2019-05-30 2023-07-26 大日本印刷株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2020198038A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 大日本印刷株式会社 情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03228179A (ja) * 1990-02-02 1991-10-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 経過時間表示処理方式
JPH08286808A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Canon Inc 軌跡入出力電子装置及びその表示制御方法
JPH1091346A (ja) * 1996-09-10 1998-04-10 Sharp Corp 手書き入力装置及び手書き入力装置制御プログラムを記憶した媒体
JP2002041242A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Nec Corp 描画フェードアウト機能付き入力装置と方法
US7286141B2 (en) * 2001-08-31 2007-10-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Systems and methods for generating and controlling temporary digital ink
JP3982606B2 (ja) * 2001-09-06 2007-09-26 株式会社ケンウッド メッセージ表示装置、メッセージ表示システム、メッセージ表示方法およびメッセージ表示プログラム
JPWO2004095361A1 (ja) * 2003-04-24 2006-07-13 富士通株式会社 オンライン手書き文字入力装置及び方法
JP2006314349A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Nintendo Co Ltd ゲームプログラムおよびゲーム装置
JP4611116B2 (ja) * 2005-05-26 2011-01-12 富士通株式会社 プレゼンテーションに用いられる情報処理装置およびプログラム
JP4886570B2 (ja) * 2007-03-28 2012-02-29 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5339571B2 (ja) * 2007-04-20 2013-11-13 株式会社ワオ・コーポレーション 情報処理装置、およびプログラム
JP3137005U (ja) * 2007-08-29 2007-11-08 大日本印刷株式会社 端末装置
JP5256700B2 (ja) * 2007-11-14 2013-08-07 大日本印刷株式会社 端末装置及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011028619A (ja) 2011-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4385169B1 (ja) 手書き入出力システム、手書き入力シート、情報入力システム、情報入力補助シート
JP5560604B2 (ja) ストローク再生装置及びプログラム
JP6255935B2 (ja) 筆跡再生装置及びプログラム
JP5391860B2 (ja) ストローク表示装置及びプログラム
JP6044198B2 (ja) コンピュータ装置、プログラム及び情報処理システム
JP6197290B2 (ja) コンピュータ装置、再生システム、及びプログラム
JP5120291B2 (ja) ストローク再生装置及びプログラム
JP2013033548A (ja) 手書き入出力システム、手書き入力シート、情報入力システム、情報入力補助シート
JP5360324B2 (ja) ストローク再生装置及びプログラム
JP5267717B2 (ja) ストローク再生装置及びプログラム
JP5263439B2 (ja) ストローク再生装置及びプログラム
JP5267950B2 (ja) 情報処理システム及びそのプログラム
JP5544609B2 (ja) 手書き入出力システム
JP5943293B2 (ja) 端末装置、コンテンツ再生システム、及びプログラム
JP2011232952A (ja) 情報処理システム及びそのプログラム
JP5703972B2 (ja) コンピュータ装置及びそのプログラム
JP5358759B2 (ja) 光学読み取り装置
JP2012022418A (ja) ストリームドットを用いた手書き入力シートおよび手書き入出力システム
JP5862395B2 (ja) 端末装置、コンテンツ再生システム、及びプログラム
JP2011243048A (ja) ストローク表示装置及びプログラム
JP2016181311A (ja) 手書き入力シート
JP2014220006A (ja) 手書き入出力システムおよび光学読取装置
JP6267074B2 (ja) 手書き入出力システムおよび光学読取装置
JP2014219928A (ja) コンピュータ装置、表示システム及びプログラム
JP2019036324A (ja) 手書き入力シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5560604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees