JP5558252B2 - 情報表示装置及び情報表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示装置及び情報表示方法に関し、詳しくは、ユーザの個別アドレス帳毎に共通して登録される送信先データを無くして、メモリの有効利用を図ることが可能な情報表示装置及び情報表示方法に関する。
近年の複合機には、印刷機能、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、スキャン機能等に加えて、指定された宛先へ画像データをメール送信する電子メール送信機能が搭載され、多機能化が進んでいる。
このような複合機等の機能のうち、画像データ等のデータを所定の宛先(送信先)に送信するファクシミリ送信機能や電子メール送信機能を利用する場合、ユーザは、当該機能を利用する度に送信先を入力する必要がある。当該送信先の入力は、手間が掛かり面倒であるとともに、長い送信先を入力する場合、誤った送信先を入力するおそれがあり、問題である。
そこで、当該問題を解決するために、アドレス帳を利用する。アドレス帳とは、個人毎に頻繁に連絡をとる送信先(Fax番号、電子メールアドレス等)を記録したリストであり、メモリに記憶されている。複合機等の共有機器に記憶されたアドレス帳は、任意の利用者から参照可能となっているので、このアドレス帳を「共有アドレス帳」ということもある。
一方、複合機の利用者が増加するに従い、各個人が使用している携帯電話のアドレス帳のような、個人アドレス帳を利用する方法がある。このアドレス帳は、個人が着信した発呼側電話番号や受信した電子メールの送信側メールアドレスを手軽に登録でき、使用頻度の高い宛先が記憶される。従って、各個人は、各自所有の携帯電話のアドレス帳を共有機器に転送、記憶しておき、電子メールの宛先を指定する際には転送したアドレス帳から選択する。これにより、メールアドレスをいちいち入力せずにすむので便利である。尚、各個人のアドレス帳として共有機器に記憶されているアドレス帳を「個人アドレス帳」ということもある。
しかしながら、個人アドレス帳にある送信先情報は、その個人専用であることから、通常は公開しない。そのため、複数のユーザによって利用される共有機器に宛先データが存在している可能性があるのにもかかわらず、そこにある宛先データは個人専用のデータであるために、他人が有効に利用することができないという問題がある。
当該問題を解決するために、例えば、特開2007−81652号公報(特許文献1)には、電子データの送信先として指定可能な送信先情報が登録された各個人使用の個人アドレス帳を当該使用者のみ参照可能に記憶する個人アドレス帳記憶手段と、個人アドレス帳それぞれに登録される送信先情報の中から、他の個人アドレス帳にも登録されている送信先情報を抽出して共有アドレス帳に登録する共有アドレス帳生成処理手段とを備える送信機能付き共有情報処理装置が開示されている。当該構成により、複数の他人の個人アドレス帳に登録されている送信先情報を有効利用することができるので、電子データを送信する際の送信先の指定を簡便に行うことができるとしている。
特開2007−81652号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、各アドレス帳(個人アドレス帳、共有アドレス帳)毎に共通する送信先情報が重複して登録(記憶)されることとなるため、メモリの記憶容量を無駄に使用してしまうという問題がある。
又、近年のネットワーク技術の進歩により、アドレス帳(個人アドレス帳、共有アドレス帳)に登録される送信先情報が多種多様化して来ているという実態がある。即ち、従来のアドレス帳であれば、送信先情報として、Fax番号と電子メールアドレスが殆どであったが、近年のアドレス帳では、FTP(File Transfer Protocol)送信、SMB(Server Message Block、ネットワークを通じてファイル共有やプリンタ共有を実現するプロトコル)送信に用いられる送信先情報(例えば、IPアドレス)が、Fax番号、電子メールアドレスに追加されてきている。そのため、アドレス帳に登録される送信先情報の増加に伴い、上述した共通する送信先情報の重複登録が顕著となり、無駄な記憶容量の増大を招いている。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ユーザの個別アドレス帳毎に共通して登録される送信先データを無くして、メモリの有効利用を図ることが可能な情報表示装置及び情報表示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報表示装置は、ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該個別アドレス帳に既に入力された、送信先ユーザを特定する送信先名と、当該送信先ユーザへデータを送信するための送信先情報とを表示する情報表示装置を前提とする。
当該情報表示装置において、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて個別アドレス帳として記憶する個別アドレス帳記憶手段と、前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて共有アドレス帳として記憶する共有アドレス帳記憶手段と、ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示する個別アドレス帳表示手段とを備える。
当該構成により、通常、記憶させる情報量の多い送信先情報をユーザの個別アドレス帳に記憶させておかなくても、情報量の少ない送信先識別情報を当該個別アドレス帳に記憶させておき、送信先情報と、個別アドレス帳毎に共通する送信先識別情報とを記憶する共有アドレス帳を利用すれば、当該送信先情報を表示することが可能となる。そのため、ユーザの個別アドレス帳毎に、共通して記憶されるユーザの送信先情報の重複登録(重複記憶)を無くすることが可能となり、従来、無駄に使用していた記憶容量を削減し、メモリの有効利用を図ることが可能となる。
更に、ユーザにより送信先名と送信先情報とが自己の個別アドレス帳に新規入力されると、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索する新規送信先検索手段と、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、新規入力された送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報を、新規入力された送信先名と関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させる新規送信先登録手段とを備えるよう構成することが出来る。当該新規送信先登録手段は、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、識別情報生成手段に、新規入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先名に関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させる構成とすることが出来る。
当該構成により、ユーザにより新規入力された送信先情報が、共有アドレス帳に既に記憶されている送信先情報であれば、対応する送信先識別情報を当該個別アドレス帳に記憶させて、当該共有アドレス帳の送信先情報を有効利用することが可能となる。又、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳になければ、ユーザの個別アドレス帳に、情報量の多い送信先情報を記憶させることなく、情報量の少ない送信先識別情報を送信先名とともに記憶させることが可能となる。更に、共有アドレス帳には、新規入力の送信先情報と、対応する送信先識別情報が新たに記憶されるから、後続のユーザが、従前のユーザにより入力された送信先情報と共通する送信先情報を新規入力する場合、当該共有アドレス帳の送信先情報を有効利用することが出来る。その結果、ユーザの個別アドレス帳毎に、共通するユーザの送信先情報の重複登録(重複記憶)を無くし、メモリの有効利用を図ることが可能となる。
更に、ユーザから、自己の個別アドレス帳における既に入力された送信先情報から新たな送信先情報への変更を受け付けると、受け付けた変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索する変更送信先検索手段と、変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、変更前の送信先情報に対応する前記ユーザの個別アドレス帳の変更前送信先識別情報を、変更後の送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報に変更する送信先識別情報変更手段とを備えるよう構成することが出来る。更に、変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在するか否かを検索する送信先識別情報検索手段と、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在しない場合、当該変更前送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報を、変更後の送信先情報に変更する変更送信先登録手段とを備えるよう構成することが出来る。当該変更送信先登録手段は、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在する場合、前記識別情報生成手段に、変更後の送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、変更後の送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、前記変更前送信先識別情報を、生成された送信先識別情報に変更する構成とすることが出来る。
当該構成により、ユーザが変更した送信先情報が共有アドレス帳に既に記憶されている場合、当該共有アドレス帳に記憶された送信先情報に対応する送信先識別情報をユーザの個別アドレス帳に記憶させて、当該共有アドレス帳の送信先情報を有効利用することが可能となる。又、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在しない場合、他のユーザの個別アドレス帳に利用されていない、共有アドレス帳の変更前の送信先情報を新たに入力された送信先情報に変更するため、共有アドレス帳やユーザの個別アドレス帳に既に記憶された送信先識別情報を有効利用し、無駄な送信先識別情報の生成を防止することが可能となる。更に、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在する場合、ユーザが自己の個別アドレス帳の送信先情報を変更したとしても、他のユーザの個別アドレス帳に当該変更の影響が及ぶことなく、当該ユーザの個別アドレス帳の送信先のみを変更することが可能となる。
又、当該情報表示装置は、例えば、ネットワークを介して所定のユーザへ画像データを送信する画像送信装置に適用することが出来る。
当該構成により、画像送信装置に備えられた全体のメモリを有効利用することが可能となる。
尚、本発明は、ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳に既に入力された、送信先ユーザを特定する送信先名と、当該送信先ユーザへデータを送信するための送信先情報とを表示する情報表示方法として提供することが出来る。即ち、当該情報表示方法において、ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて記憶する個別アドレス帳のうち、当該ユーザの個別アドレス帳を参照するステップと、前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて記憶する共有アドレス帳を参照するステップと、参照した前記ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示するアドレス帳表示ステップと、ユーザにより送信先名と送信先情報とが自己の個別アドレス帳に新規入力されると、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索するステップと、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、新規入力された送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報を、新規入力された送信先名と関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させ、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、識別情報生成手段に、新規入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先名に関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させるステップとを含むことを特徴とする情報表示方法を提供出来る。又、本発明は、ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて記憶する個別アドレス帳のうち、当該ユーザの個別アドレス帳を参照するステップと、前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて記憶する共有アドレス帳を参照するステップと、参照した前記ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示するアドレス帳表示ステップと、ユーザから、自己の個別アドレス帳における既に入力された送信先情報から新たな送信先情報への変更を受け付けると、受け付けた変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索する変更送信先検索ステップと、変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、変更前の送信先情報に対応する前記ユーザの個別アドレス帳の変更前送信先識別情報を、変更後の送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報に変更する送信先識別情報変更ステップと、変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在するか否かを検索する送信先識別情報検索ステップと、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在しない場合、当該変更前送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報を、変更後の送信先情報に変更し、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在する場合、前記識別情報生成手段に、変更後の送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、変更後の送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、前記変更前送信先識別情報を、生成された送信先識別情報に変更する変更送信先登録ステップとを含むことを特徴とする情報表示方法を提供出来る。当該構成としても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
本発明の情報表示装置及び情報表示方法によれば、ユーザの個別アドレス帳毎に共通して登録される送信先データを無くして、メモリの有効利用を図ることが可能となる。
本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る画像読取部の拡大図である。 本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る複合機及び操作部の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態における複合機及び操作部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第一のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第二のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第三のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第四のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示されたユーザ認証画面の一例を示す図(図10(a))と、本発明の実施形態に係る認証テーブルの一例を示す図(図10(b))である。 本発明の実施形態に係るデータ送信画面の一例を示す図(図11(a))と、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳の一例を示す図(図11(b))である。 本発明の実施形態に係る共有アドレス帳の一例を示す図(図12(a))である。本発明の実施形態に係る個別アドレス帳画面の一例を示す図(図12(b))である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示された新規登録画面の一例を示す図(図13(a))と、本発明の実施形態に係る新規登録を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第一の図(図13(b))である。 本発明の実施形態に係る新規登録を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第二の図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示された個別アドレス帳変更画面の一例を示す図(図15(a))と、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳変更を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第一の図(図15(b))である。 本発明の実施形態に係る個別アドレス帳変更を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第二の図(図16(a))と、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳変更を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第三の図(図16(b))である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の情報表示装置を備えた画像送信装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
<画像送信装置及び操作部>
以下に、本発明に係る情報表示装置(例えば、操作部)を備えた画像送信装置(例えば、複合機)について説明する。
図1は、本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
本発明の複合機100は、例えばプリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当する。尚、一例として複合機を利用して原稿のコピー機能を提供する際の複合機100の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機100を利用して例えば原稿Pの印刷を行う場合、原稿Pを図1に示す原稿台101、或いは載置台102に配置し、原稿台101近傍に供えられた操作部103に対してコピー条件を入力し、印刷の指示を行う。操作部103の構成については後述する。当該印刷の指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
即ち、図1に示すように、本発明の複合機100は、本体104と、本体104の上方に取り付けられたプラテンカバー105を備える。本体104の上面は原稿台101が設けられており、原稿台101は、プラテンカバー105によって開閉されるようになっている。プラテンカバー105は、自動原稿給紙装置106と載置台102と排紙台107が設けられている。
自動原稿給紙装置106は、プラテンカバー105の内部に形成された原稿搬送路108と、プラテンカバー105の内部に備えられたピックアップローラ109や搬送ローラ110A、110B等で構成される。原稿搬送路108は、載置台102から、本体104に設けられた画像読取部111にて読み取りが行なわれる読取位置Xを経由して、排紙台107に通じる原稿の搬送路である。
自動原稿給紙装置106は、載置台102に載置された複数の原稿から1枚ずつ原稿をピックアップローラ109で搬送路内108に引き出し、搬送ローラ等によって引き出した原稿を、読取位置Xを通過させて、搬送ローラ110Bにより排紙台107に排紙する。読取位置Xを通過する時に原稿は画像読取部111にて読み取られる。
上記画像読取部111は、原稿台101の下方に設けられており、図2にその詳細が示されている。画像読取部111は、原稿台102を照射する走査方向に長い光源112と、原稿台からの光を選択的に通過させるスリット113と、原稿台からの光を導くミラー114とを備える第一の移動キャリッジ115や、第一の移動キャリッジ115からの反射光を再度反射するミラー116A、116Bを備える第二の移動キャリッジ117、更にミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群118、当該レンズ群118より補正された光を受光する撮像素子119、撮像素子119にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて補正処理・画質処理・圧縮処理などを行う画像データ生成部120とで構成されている。
自動原稿給紙装置106上の原稿を読み取る場合には、光源112は、読取位置Xを照射できる位置に移動して発光する。光源112からの光は、原稿台101を透過して読取位置Xを通過する原稿にて反射し、スリット113、ミラー114、116A、116B、レンズ群118によって撮像素子119に導かれる。撮像素子119は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部120に送信する。画像データ生成部120には、上記撮像素子119にて受光された光がR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部120では、順次変換されたデジタル信号を単位データとし、これら単位データを補正処理、画質処理、圧縮処理等することで複数の単位データからなる画像データを生成する。
又、画像読取部111は、自動原稿給紙装置106で搬送される原稿だけでなく、原稿台101に載置された原稿も読み取ることが可能となっている。原稿台101に載置された原稿を読み取る場合は、第一のキャリッジ114は、光源112を発光しながら副走査方向に移動し、光源112から撮像素子119までの光路長を一定にするために、第二の移動キャリッジ117は第一の移動キャリッジ115の1/2の速度で撮像素子119方向に移動する。
撮像素子119は、自動原稿給紙装置106に搬送された原稿のときと同様に、ミラー114、116A、116Bに導かれた光に基づいて原稿台101に載置された原稿からの光を電気信号に変換し、これに基づいて画像データ生成部120が画像データを生成し、記憶部120Bに記憶する。
前記記憶部120Bに記憶された画像データは、後述する画像形成部121により印刷対象となったり、図示しない通信部により、複合機100とLAN等のネットワーク120Aに接続されたパーソナルコンピュータ、他の複合機、他の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の端末へネットワークインターフェイスを介して送信されたりする。送信機能は、例えば、ファクシミリ送信機能、電子メール送信機能、FTP送信機能、SMB送信機能等である。
又、本体104の画像読取部111の下方には、画像データを印刷する画像形成部121を備えている。画像形成部121が印刷できる画像データは、上記のように画像データ生成部120にて生成されたものや、前記ネットワーク120Aに接続された端末から受信したものである。
画像形成部121が行う印刷方式には、電子写真方式が用いられている。即ち、感光ドラム122を帯電器123で一様に帯電させ、その後レーザ124で感光ドラム122を照射して感光ドラム122に潜像を形成し、現像器125で潜像にトナーを付着させて可視像を形成し、転写ローラにて可視像を転写媒体に転写する方式である。
尚、フルカラー画像に対応した複合機では、上記現像器(ロータリー現像器)125が、図1の紙面に対して垂直方向に構成される回転軸を中心として周方向に回転させられ、対応する色のトナーが格納された現像ユニットが感光ドラム122の対向位置に配置される。この状態で、感光ドラム122上の潜像が、現像器125が格納するトナーにより現像され、中間転写ベルト126Aに転写される。なお、現像器125は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各トナーをそれぞれ格納する4つの現像ユニット125(Y)、(C)、(M)、(K)を有している。上記中間転写ベルト126Aへの転写を上記各色毎に繰り返すことにより、当該中間転写ベルト126A上にフルカラー画像が形成される。
可視像が印刷される転写媒体、即ち用紙は、給紙カセット132、133、134などの給紙トレイに載置されたものである。
画像形成部121が印刷を行う際には、何れか1つの給紙トレイから転写媒体1枚を、ピックアップローラ135を用いて引き出し、引き出した転写媒体を搬送ローラ136やレジストローラ137で中間転写ベルト126Aと転写ローラ126Bの間に送り込む。
画像形成部121は、中間転写ベルト126Aと転写ローラ126Bの間に送り込んだ転写媒体に、上記中間転写ベルト126A上の可視像を転写すると、可視像を定着させるために、搬送ベルト127で定着部128(定着装置)に転写媒体を送る。定着部128は、ヒータが内蔵された加熱ローラ129と、所定の圧力で加熱ローラ129に押し当てられた加圧ローラ130とで構成されている。加熱ローラ129と加圧ローラ130の間を転写媒体が通過すると、熱と転写媒体への押圧力によって可視像が転写媒体に定着する。定着が行われた転写媒体は排紙トレイ131に排紙される。
上記手順により、複合機100はコピー機能の処理をユーザに提供する。
図3は、本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザは、上記操作部103を用いて、上述のような画像形成についての設定条件、文字等を入力したり、入力された設定条件、文字を確認したりする。前記設定条件、文字等が入力される場合、前記操作部103に備えられたタッチパネル301(操作パネル)、タッチペン302、操作キー303が用いられる。
前記タッチパネル301には、アナログ抵抗膜方式が採用され、透光性を有する上部フィルムと下部ガラス基板とがスペーサを介して重ね合わされた構成となっており、上部フィルムと下部ガラス基板との各々の対向面には、ITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極層が設けられている。更に、上部フィルムがユーザにより押下されると、当該押下位置に対応する上部フィルム側の透明電極層と下部ガラス基板側の透明電極層とが接触するよう構成されている。上部フィルム又は下部ガラス基板に電圧を印加し、下部ガラス基板又は上部フィルムから押下位置に対応する電圧値を取り出すことにより、当該電圧値に対応する座標値(押下位置)を検出する。検出された押下位置が、タッチパネル上に表示されたキーボード画面内の文字キー等の表示領域内に含まれると、当該文字が入力される。尚、文字キーの他に、例えば、キーボードキー、設定条件キー等であっても同様である。
又、下部ガラス基板の下方には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部が設けられており、当該表示部が、例えば、キーボード画面、初期画面等の画面を表示することにより、タッチパネル上に特定の画面が表示される。これにより、タッチパネル301には、設定条件等を入力する機能と当該設定条件等を表示する機能が兼ね備えられる。
又、タッチパネル301の近傍には、タッチペン302が備えられており、ユーザがそのタッチペン302の先をタッチパネル301に接触させると、当該接触位置(押下位置)に対応する座標値が、上記と同様に出力され、ユーザはタッチペン302により、表示された文字キー等を押下・選択することが可能となる。
更に、タッチパネル301近傍には、所定数の操作キー303が設けられ、例えば、テンキー304、スタートキー305、クリアキー306、ストップキー307、リセットキー308、電源キー309が備えられている。尚、上記テンキー304は、部数や倍率を設定する際に具体的な数字の入力に用いられる。
次に、図4を用いて、複合機100及び操作部103の制御系ハードウェアの構成を説明する。図4は、本発明に係る複合機100及び操作部103の制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、HDD(Hard Disk Drive)404、各駆動部に対応するドライバ405を内部バス406によって接続している。上記CPU401は、例えば、RAM403を作業領域として利用し、上記ROM402、HDD404等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ405と図示しない操作部103からのデータや指示を授受し、上記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、上記駆動部以外の後述する各手段(図5に示す)についても、上記CPU401がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
又、制御回路の内部バス406には、内部インターフェイス407aも接続されており、当該内部インターフェイス407aは、操作部103の制御回路等と複合機100の制御回路とを接続する。CPU401は、内部インターフェイス407aを介して操作部103等の制御回路からの命令信号を受信したり、操作部103等の制御回路へ命令信号、データ等を送信したりする。
又、制御回路の内部バス406には、通信インターフェイス407bも接続されており、当該通信インターフェイス407bは、通信ケーブルを介して、前記ネットワーク120Aと接続されており、ネットワーク120Aには、複合機100とは別の装置として前記端末と接続されており、上記CPU401は、通信インターフェイス407bを介してネットワーク120Aに接続された当該端末に(画像)データを送信したり、当該端末からデータを受信したりする。
又、操作部103の制御回路には、内部バス415に、CPU409、ROM410、RAM411、LCD412、操作キー413(303)、タッチパネル414(301)、内部インターフェイス408を備える。操作キー413やタッチパネル414をユーザが操作すると、CPU409は、内部インターフェイス408を介して、当該操作に基づく命令信号を複合機100の制御回路に送信する。又、CPU409、ROM410、RAM411の機能も上記と同様であり、後述する各手段(図5に示す)についても、上記CPU409がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。上記ROM410には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に図5−図9を参照しながら、本発明の実施形態に係る操作部102の実行手順について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る操作部及び複合機の機能ブロック図である。図6は、本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第一のフローチャート(全体のフローチャート)である。図7は、本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第二のフローチャート(個別アドレス帳表示のフローチャート)である。図8は、本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第三のフローチャート(新規登録のフローチャート)である。図9は、本発明の実施形態に係る実行手順を示すための第四のフローチャート(個別アドレス帳変更のフローチャート)である。
まず、ユーザが、複合機100の電源を投入すると、複合機100とともに操作部103が起動し、操作部103のユーザ認証手段501が、ユーザ認証に関する画面(ユーザ認証画面)をタッチパネル301上に表示する(図6:S101)。
図10(a)は、本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示されたユーザ認証画面の一例を示す図である。
ユーザ認証画面1000には、図10(a)に示すように、ユーザに自己のユーザID(ユーザを識別するためのユーザ識別情報)とパスワードとの入力を促す旨のメッセージ1001と、入力されたユーザIDを表示するユーザID表示欄1002と、入力されたパスワードを表示するパスワード表示欄1003と、当該ユーザID表示欄1001及び当該パスワード表示欄1003に対応付けて用意された、文字、数字等の情報を入力するための(ソフト)キーボードキー1004と、ログインキー1005とが表示される。
ユーザ認証画面1000を見ながら、ユーザが、キーボードキー1004を選択して、図示しないキーボードを表示させ(以下、同様)、自己のユーザID(例えば、「N0001」)と、対応するパスワード(例えば、「ABCD」)とを入力し、ログインキー1005を選択すると、ユーザ認証手段501は、入力されたユーザIDとパスワードとを受け付け、認証情報記憶手段502に予め記憶された認証テーブルを参照する。
図10(b)は、本発明の実施形態に係る認証テーブルの一例を示す図である。
認証テーブル1006には、図10(b)に示すように、ユーザを認証するための認証ユーザID1007と、当該認証ユーザID1007に対して管理者等のユーザにより予め設定された認証パスワード1008とが関連付けて記憶される。
ユーザ認証手段501は、受け付けたユーザIDとパスワードと、前記認証テーブル1006に記憶された認証ユーザID1007と認証パスワード1008とを比較して、ユーザIDと認証ユーザIDとが一致し、且つ、パスワードと認証パスワードとが一致するか否かを判定する(図6:S102)。
前記判定の結果、一致しない場合(図6:S102NO)、ユーザ認証手段501は、再度、ユーザから正しいユーザIDとパスワードの入力を受け付ける(図6:S101)。一方、一致した場合(図6:S102YES)、ユーザ認証手段501は、ユーザによる複合機の使用を許可して(ログインして)、その旨を表示受付手段503に通知する。当該通知を受けた表示受付手段503は、予め設定されたデフォルト設定画面(例えば、データ送信画面)をタッチパネル上に表示する(図6:S103)。
図11(a)は、本発明の実施形態に係るデータ送信画面の一例を示す図である。
データ送信画面1100には、図11(a)に示すように、現時点でログインしているユーザのユーザID「N0001」1101と、データ送信できる旨を示すメッセージ1102と、入力されたデータ送信先を表示する送信先表示欄1103と、送信機能毎に設けられた所定の送信機能を選択するための送信機能キー1104と、データの送信先を入力するためのキーボードキー1105と、ユーザの個別アドレス帳を表示するための(個別)アドレス帳キー1106と、原稿から読み取られた画像データを送信対象データとして指定するための原稿読取キー1107と、ドキュメントボックスに記憶された所定の画像データを送信対象データとして指定するためのドキュメントボックスキー1108と、データ送信を開始するためのスタートキー1109と、ログアウトするためのログアウトキー1110とが表示される。
ここで、前記送信機能には、Fax番号により特定された送信先にデータを送信するファクシミリ送信機能、電子メールアドレスにより特定された送信先にデータを送信する電子メール送信機能、IPアドレスにより特定された送信先にデータを送信するFTP送信機能、IPアドレスにより特定された送信先にデータを送信するSMB送信機能が該当する。
<個別アドレス帳の表示受付>
ここで、ユーザが、例えば、データ送信画面1100のアドレス帳キー1106を選択すると(図6:S104YES)、表示受付手段503が、アドレス帳キー1106の選択を受け付けて、その旨を個別アドレス帳表示手段504に通知する。当該通知を受けた個別アドレス帳表示手段504は、前記ユーザ認証手段501から現時点でログインしているユーザのユーザID(「N0001」)を取得し、個別アドレス帳記憶手段505(個人アドレス帳記憶手段)に記憶されている個別アドレス帳を参照する(図7:S201)。
図11(b)は、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳の一例を示す図である。
個別アドレス帳1111には、図11(b)に示すように、ユーザID1112(例えば、「N0001」1112a)と、当該ユーザID1112のユーザにより既に入力(登録)された送信先名1113(例えば、「Z課 A」1113a)と、各送信機能毎に割り当てられた送信先識別情報1114(例えば、Faxについては「F01」1114a等)とが関連付けて記憶されている。
ここで、送信先名1113とは、後述する新規登録画面内のキーボードキー等を利用してユーザが任意に入力した情報であり、ユーザが特定のユーザを指し示すために入力した情報である。送信先名1113には、例えば、所定のユーザの氏名、名称、略称、当該ユーザが属する法人、団体等の氏名、名称、略称、当該ユーザの役職等、これらを組み合わせた情報が該当する。
又、送信先識別情報1114は、ユーザID1112のユーザにより入力された特定の送信先情報を識別するための情報であり、後述する識別情報生成手段506により生成される。例えば、ファクシミリ送信機能の送信先情報(Fax番号)を識別するための送信先情報1114には、ファクシミリ送信機能を示す1文字(例えば、「F」)と、入力された送信先情報に対してファクシミリ送信機能の送信先識別情報が生成された順番を示す数字(例えば、「01」)とを結合した情報である。送信先識別情報1114は、ユーザにより入力(登録)された送信先情報を識別するだけの情報であるため、当該送信先情報と比較すると十分に情報量の少ない情報となる。尚、送信先識別情報1114は、ユーザにより送信先情報が入力(登録)される毎に生成されるため、未だ送信先情報が入力されていない所定の送信機能については、送信先識別情報1114は何も記憶されない。
さて、個別アドレス帳を参照した個別アドレス帳表示手段504は、取得したユーザID「N0001」に対応する個別アドレス帳1111aの送信先名と、各送信機能毎の送信先識別情報とを全て取得し、更に、共有アドレス帳記憶手段507に記憶された共有アドレス帳を参照する(図7:S202)。
図12(a)は、本発明の実施形態に係る共有アドレス帳の一例を示す図である。
共有アドレス帳1200には、図12(a)に示すように、送信先識別情報1201と、送信先情報1202とが各送信機能毎に関連付けて記憶されている。
個別アドレス帳表示手段504は、ユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aから取得した送信先識別情報と、前記共有アドレス帳1200の送信先識別情報1201とを各送信機能毎に照合し、当該送信先識別情報を、照合した送信先識別情報1201に対応する前記共有アドレス帳1200の送信先情報1202に変換する(図7:S203)。当該変換を、個別アドレス帳表示手段504は、ユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aから取得した全ての送信先識別情報について実行する。
全ての送信先識別情報について送信先情報1202への変換が完了すると、個別アドレス帳表示手段504は、ユーザID「N0001」の個別アドレス帳から取得した送信先名1113と、これらに対応する(変換後の)送信先情報1202とに基づいて、ユーザIDの個別アドレス帳画面をタッチパネル上に表示する(図7:S204)。
図12(b)は、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳画面の一例を示す図である。
個別アドレス帳画面1203には、図12(b)に示すように、所定のユーザIDの個別アドレス帳を示す旨のメッセージ1204(「ユーザID:N0001」のアドレス帳)と、送信先名1205(例えば、ユーザ氏名「Z課 A」)と、送信機能毎に配列された送信先情報1206(例えば、Fax番号「12345」)と、新規登録キー1207と、変更キー1208と、OKキー1209とが表示される。
これにより、通常、記憶させる情報量の多い送信先情報(例えば、「12345」)をユーザの個別アドレス帳に記憶させておかなくても、情報量の少ない送信先識別情報(例えば、「F01」)を当該個別アドレス帳に記憶させておく。更に、送信先情報(「12345」)と、個別アドレス帳毎に共通する送信先識別情報(「F01」)とを記憶する共有アドレス帳を利用すれば、当該送信先情報を表示することが可能となる。そのため、ユーザの個別アドレス帳毎に、共通して記憶されるユーザの送信先情報の重複登録(重複記憶)を無くすることが可能となり、従来、無駄に使用していた記憶容量を削減し、メモリの有効利用を図ることが可能となる。
<個別アドレス帳の新規登録>
ここで、例えば、ユーザが、個別アドレス帳画面1203のうち、新規登録キー1207を選択すると(図7:S205YES)、個別アドレス帳受付手段508は、新規登録キー1207の選択を受け付けて、送信先名と送信先情報との入力をユーザに促す新規登録画面をタッチパネル上に表示する(図8:S301)。
図13(a)は、本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示された新規登録画面の一例を示す図である。
新規登録画面1300には、図13(a)に示すように、現時点でログインしているユーザのユーザID「N0001」1301と、個別アドレス帳に新規登録する旨を示すメッセージ1302と、入力された送信先名を表示する送信先名表示欄1303と、各送信機能毎に設けられた、入力された送信先情報を表示する送信先表示欄1304と、当該送信先名表示欄1303及び当該送信先表示欄1304に対応付けて用意された、文字、数字等の情報を入力するためのキーボードキー1305と、OKキー1306と、キャンセルキー1307とが表示される。
ユーザは、新規登録画面を見ながら、例えば、キーボードキー1305を用いて、所定のユーザ氏名(例えば、「Fさん」)を送信先名として、所定のFax番号をファクシミリ送信機能の送信先情報として新規入力し、OKキー1306を選択すると(図8:S302YES)、個別アドレス帳受付手段508は、新規入力された送信先名と送信先情報とを受け付け、その旨を新規送信先検索手段509に通知する。当該通知を受けた新規送信先検索手段509は、共有アドレス帳1200を参照して、新規入力された送信先情報が当該共有アドレス帳1200に存在するか否かを検索する(図8:S303)。
前記検索方法は、例えば、新規送信先検索手段509が、共有アドレス帳1200に記憶された送信先情報1202のうち、ファクシミリ送信機能の送信先情報1202と、新規入力された送信先情報とを比較し、両者が完全に一致するか否かを判定することによりなされる。
図13(b)は、本発明の実施形態に係る新規登録を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第一の図であり、図14は、本発明の実施形態に係る新規登録を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第二の図である。
前記検索の結果、新規入力された送信先情報(例えば、「12345」)が前記共有アドレス帳1202に存在する場合(図8:S303YES)、図13(b)に示すように、当該「12345」は共有アドレス帳1200におけるファクシミリ送信機能(「Fax」)の送信先情報1308として既に記憶されている。そのため、新規送信先検索手段509は、その旨を新規送信先登録手段510に通知する。当該通知を受けた新規送信先登録手段510は、新規入力された送信先情報1308(「12345」)に対応する前記共有アドレス帳1200の送信先識別情報1309(「F01」)を、新規入力された送信先名1310(「Fさん」)と関連付けてユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aに記憶させる(図8:S304)。
これにより、ユーザにより新規入力された送信先情報が、共有アドレス帳1200に既に記憶されている送信先情報1202であれば、対応する送信先識別情報1201を当該ユーザの個別アドレス帳1111aに記憶させて、当該共有アドレス帳1200の送信先情報1202を有効利用することが可能となる。
一方、前記新規送信先検索手段510による前記検索の結果、新規入力された送信先情報(例えば、「89012」)が前記共有アドレス帳1200に存在しない場合(図8:S303NO)、図14に示すように、当該「89012」は共有アドレス帳1200におけるファクシミリ送信機能(「Fax」)の送信先情報には存在しない。そのため、新規送信先検索手段509は、その旨を新規送信先登録手段510に通知する。当該通知を受けた新規送信先登録手段510は、識別情報生成手段506を起動して、当該識別情報生成手段506に、新規入力された送信先情報(「89012」)に対応する送信先識別情報を生成させる(図8:S305)。
前記識別情報生成手段506が送信先識別情報を生成する場合、共有アドレス帳1200に既に記憶された全ての送信先識別情報1201と異なる送信先識別情報を生成する。生成方法は、どのような方法でもよいが、例えば、送信先識別情報1201が、送信機能を示す1文字と、生成した順番を示す数字とを結合した識別情報である場合、識別情報生成手段506が、既に生成(発行)した送信先識別情報のうち、最後の番号を示す数字(例えば、「05」)に1を加算した数字(次の番号を示す数字、例えば、「06」)を前記文字(「F」)と結合し、結合した識別情報(「F06」)を、新規入力された送信先情報(「89012」)の送信先識別情報として生成する。
識別情報生成手段506が送信先識別情報を生成すると、その旨を新規送信先登録手段510に通知する。当該通知を受けた新規送信先登録手段510は、生成された送信先識別情報1401(「F06」)を、新規入力された送信先情報1402(「89012」)に関連付けて前記共有アドレス帳1200に記憶させる(図8:S306)。更に、新規送信先登録手段510は、生成された送信先識別情報1401(「F06」)を、新規入力された送信先名1403(「Fさん」)に関連付けてユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aに記憶させる(図8:S307)。
これにより、ユーザの個別アドレス帳1111aに、情報量の多い送信先情報(「89012」)を記憶させることなく、情報量の少ない送信先識別情報(「F06」)を送信先名(「Fさん」)とともに記憶させることが可能となる。又、共有アドレス帳1200には、新規入力の送信先情報(「89012」)と、対応する送信先識別情報(「F06」)が新たに記憶されるから、後続のユーザが、従前のユーザにより入力された送信先情報と共通する送信先情報(「89012」)を新規入力する場合、当該共有アドレス帳1200の送信先情報(「89012」)を有効利用することが出来る。その結果、ユーザの個別アドレス帳毎に、共通するユーザの送信先情報の重複登録(重複記憶)を無くし、メモリの有効利用を図ることが可能となる。
さて、新規入力された送信先名と、送信先識別情報との記憶が完了した場合(図8:S304、又はS307)、新規送信先登録手段510は、その旨を個別アドレス帳表示手段504に通知する。当該通知を受けた個別アドレス帳表示手段504は、S204に戻って、個別アドレス帳と共有アドレス帳とに基づいて個別アドレス帳画面1203をタッチパネル上に表示する(図7:S204)。この場合、表示される個別アドレス帳画面1203には、先ほど新規入力された送信先名と、送信先情報とが表示されることになる。
尚、ユーザが、前記新規登録画面1300を見ながら、送信先名等を新規入力せずに、キャンセルキーを選択した場合(図8:S302NO)、個別アドレス帳表示手段504は、キャンセルキーの選択を受け付けて、S204に戻り、個別アドレス帳と共有アドレス帳とに基づいて個別アドレス帳画面1203をタッチパネル上に表示することになる(図7:S204)。
<個別アドレス帳の変更>
ところで、S204において、例えば、ユーザが、個別アドレス帳画面1203のうち、変更キー1208を選択すると(図7:S205YES)、個別アドレス帳受付手段508は、変更キー1208の選択を受け付けて、その旨を個別アドレス帳表示手段504に通知し、当該通知を受けた個別アドレス帳表示手段504は、自己の個別アドレス帳に登録された送信先名と送信先情報との変更をユーザに促す個別アドレス帳変更画面をタッチパネル上に表示する(図9:S401)。
図15(a)は、本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示された個別アドレス帳変更画面の一例を示す図であり、図15(b)は、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳変更を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第一の図である。
個別アドレス帳変更画面1500には、図15(a)に示すように、現時点でログインしているユーザのユーザID「N0001」1501と、個別アドレス帳の内容を変更する旨を示すメッセージ1502と、既登録の送信先名1503と、送信機能毎に配列された送信先情報1504と、キーボードキー1505と、OKキー1506と、キャンセルキー1507とが表示される。
ここで、個別アドレス帳変更画面1500内の送信先名1503と、送信先情報1504とは、ユーザにより選択可能に表示され、例えば、ユーザが所定の送信先名又は送信先情報を選択すると、キーボードキー1505により、選択された送信先名又は送信先情報が変更可能となる。
ユーザは、個別アドレス帳変更画面1500を見ながら、例えば、既登録の送信先名1503のうち、所定の送信先名1503a(「Z課 A」)を選択し、キーボードキー1505を用いて、新たな送信先名(「U会社 Z課 A」)を入力すると(図9:S402YES)、個別アドレス帳受付手段508が、選択された送信先名から新たな送信先名への変更を受け付けて、ユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aを参照し、選択された既登録の送信先名(「Z課 A」)を新たに入力された送信先名(「U会社 Z課 A」)に変更(書き換え)する(図9:S403)。これにより、送信先名についての変更は完了する。
一方、ユーザが、例えば、既登録の送信先情報1504のうち、ファクシミリ送信機能に対する所定の送信先情報1504a(「12345」)を選択し、キーボードキー1505を用いて、新たな送信先情報を入力すると(図9:S404YES)、個別アドレス帳受付手段508が、既に入力された送信先情報(「12345」)から新たな送信先情報(入力された送信先情報)への変更をユーザから受け付け、その旨を変更送信先検索手段511に通知する。当該通知を受けた変更送信先検索手段511は、受け付けた変更後の送信先情報(入力された送信先情報)が前記共有アドレス帳1200に存在するか否かを検索する(図9:S405)。
前記検索方法は、例えば、変更送信先検索手段511が、共有アドレス帳1200に記憶された送信先情報1202のうち、ファクシミリ送信機能の送信先情報と、変更後の送信先情報とを比較し、両者が完全に一致するか否かを判定することによりなされる。
前記検索の結果、変更後の送信先情報(例えば、「23456」)が前記共有アドレス帳1200に存在する場合(図9:S405YES)、図15(b)に示すように、当該「23456」は共有アドレス帳1200におけるファクシミリ送信機能(「Fax」)の送信先情報に既に記憶されている。そのため、変更送信先検索手段511は、その旨を送信先識別情報変更手段512に通知し、当該通知を受けた送信先識別情報変更手段512は、変更前の送信先情報(「12345」)に対応するユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aの送信先識別情報1508(「F01」、以下、変更前送信先識別情報とする)を、変更後の送信先情報1509(「23456」)に対応する前記共有アドレス帳1200の送信先識別情報1510(「F03」)に変更する(図9:S406)。
これにより、ユーザが変更した送信先情報が共有アドレス帳1200に既に記憶されているため、当該共有アドレス帳1200に記憶された送信先情報1202に対応する送信先識別情報1201をユーザの個別アドレス帳1111aに記憶させて、当該共有アドレス帳1200の送信先情報1202を有効利用することが可能となる。
一方、前記検索の結果、変更後の送信先情報(例えば、「89012」)が前記共有アドレス帳1200に存在しない場合(図9:S405NO)、変更送信先検索手段511は、その旨を送信先識別情報検索手段513に通知する。当該通知を受けた送信先識別情報検索手段513は、変更前送信先識別情報(「F01」)が他のユーザの個別アドレス帳1111に存在するか否かを検索する(図9:S407)。尚、検索方法は、上述と同様である。
図16(a)は、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳変更を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第二の図であり、図16(b)は、本発明の実施形態に係る個別アドレス帳変更を説明するための共有アドレス帳及び個別アドレス帳の一例を示す第三の図である。
前記検索の結果、変更前送信先識別情報(「F01」)が他のユーザの個別アドレス帳1111に存在しない場合(図9:S407NO)、変更前送信先識別情報(「F01」)は、変更を実行したユーザの個別アドレス帳1111aのみに使用されていた送信先識別情報ということになる。この場合、送信先識別情報検索手段513は、その旨を変更送信先登録手段514に通知し、当該通知を受けた変更送信先登録手段514は、図16(a)に示すように、変更前送信先識別情報1601(「F01」)に対応する、共有アドレス帳1200の送信先情報1602(「12345」)を、変更後の送信先情報1603(「89012」)に変更する(図9:S408)。
これにより、他のユーザの個別アドレス帳1111に利用されていない、共有アドレス帳1200の変更前の送信先情報(「12345」)を新たに入力された送信先情報(「89012」)に変更するため、共有アドレス帳1200やユーザの個別アドレス帳1111aに既に記憶された送信先識別情報1201、1114を有効利用し、無駄な送信先識別情報の生成を防止することが可能となる。
一方、前記検索の結果、変更前送信先識別情報(「F01」)が他のユーザの個別アドレス帳1111に存在する場合(図9:S407YES)、変更前送信先識別情報(「F01」)は、他のユーザの個別アドレス帳1111にも有効利用されており、変更前送信先識別情報(「F01」)に対応する、共有アドレス帳1200の送信先情報(「12345」)を不用意に変更することが出来ない。この場合、送信先識別情報検索手段513は、その旨を変更送信先登録手段514に通知し、当該通知を受けた変更送信先登録手段514は、前記識別情報生成手段506に、変更後の送信先情報(「89012」)を識別するための送信先識別情報(例えば、「F06」)を生成させる(図9:S409)。尚、前記識別情報生成手段506が送信先識別情報を生成する場合、新規登録と同様に、共有アドレス帳1200に既に記憶されている全ての送信先識別情報1201と異なる送信先識別情報を生成する。
識別情報生成手段506が送信先識別情報を生成すると、その旨を変更送信先登録手段514に通知する。当該通知を受けた変更送信先登録手段514は、図16(b)に示すように、生成された送信先識別情報1604(「F06」)を、変更後の送信先情報1605(「89012」)に関連付けて共有アドレス帳1200に記憶させる(図9:S410)。更に、変更送信先登録手段514は、変更前の送信先情報(「12345」)に対応する、ユーザID「N0001」の個別アドレス帳1111aの送信先識別情報1606(「F01」)を、生成された送信先識別情報1604(「F06」)に変更する(図9:S411)。
これにより、ユーザが自己の個別アドレス帳1111aの送信先情報を変更したとしても、他のユーザの個別アドレス帳1111に当該変更の影響が及ぶことなく、当該ユーザの個別アドレス帳1111aの送信先情報のみを変更することが可能となる。
さて、送信先名、又は送信先識別情報の変更が完了すると、上述した送信先識別情報変更手段511、又は変更送信先登録手段514がその旨を個別アドレス帳表示手段504に通知する。当該通知を受けた個別アドレス帳表示手段504は、OKキー1506が選択されない限り(図9:S412NO)、個別アドレス帳1111と共有アドレス帳1200とに基づいて個別アドレス帳変更画面1500をタッチパネル上に表示し(図9:S401)、個別アドレス帳受付手段508は、ユーザから送信先名又は送信先情報の変更を受け付ける。
一方、ユーザが、個別アドレス帳変更画面1500を見ながら、OKキー1506を選択すると(図9:S412YES)、個別アドレス帳受付手段508は、OKキー1506の選択を受け付けて、S204に戻り、個別アドレス帳画面1203をタッチパネル上に表示することになる(図7:S204)。
<個別アドレス帳の利用とデータ送信>
さて、S204において、ユーザが、例えば、個別アドレス帳画面1203のうち、特定の送信先名に対応する送信先情報を選択すると(図7:S207YES)、個別アドレス帳受付手段508は、選択された送信先情報を受け付け(図7:S208)、個別アドレス帳表示手段504は、例えば、選択された送信先情報の背景色を白色からグレー色に変更する。続いて、ユーザが、OKキー1209を選択すると(図7:S209YES)、個別アドレス帳受付手段508は、OKキー1209の選択を受けて、その旨と選択された送信先情報とを表示受付手段503に通知する。当該通知を受けた表示受付手段503は、S103に戻り、個別アドレス帳受付手段508により受け付けた送信先情報を、データ送信画面1100の送信先入力欄に表示する(図6:S103)。
これにより、ユーザは、自己の個別アドレス帳1111aを用いて、キーボードキー1105等によりわざわざ送信先を入力する必要がなく、簡単且つ迅速に、目的とする送信先を入力することが可能となる。使用頻度が高い送信先情報であれば、予め自己の個別アドレス帳1111aに登録しておけば、データ送信のための操作が円滑に進行する。
尚、S204において、ユーザが、個別アドレス帳画面1203で、特定の送信先名に対応する送信先情報を選択しないで(図7:S207NO)、OKキー1209を選択した場合(図7:S209YES)、個別アドレス帳受付手段508は、送信先情報を受け付けることなく、表示受付手段503は、データ送信画面1100をタッチパネル上に表示することになる(図6:S103)。
一方、S103において、ユーザが、アドレス帳キー1106を選択することなく(図6:S104NO)、所定の送信機能キー1104を選択し、キーボードキー1105を用いて所定の送信先情報を入力した場合(図6:S105YES)、表示受付手段503は、当該送信先情報を受け付けて(図6:S106)、当該送信先情報をデータ送信画面1100の送信先入力欄1103に表示する。
次に、ユーザが、データ送信画面1100を見ながら、例えば、原稿台に原稿を置いて原稿読取キー1107を選択する、又は、ドキュメントボックスキー1108を選択することによって、送信対象の画像データを指定すると(図6:S107YES)、表示受付手段503が、画像読取部111に原稿の画像データを読み取らせる、又はドキュメントボックス内の所定の画像データを指定することにより、画像データを一時的に受け付ける(図6:S108)。
更に、ユーザが、データ送信画面1100のスタートキー1109を選択すると(図6:S109YES)、表示受付手段503は、スタートキー1109の選択を受け付けて、送信手段515に送信先情報と画像データとを送信する。前記送信先情報と画像データとを受信した送信手段515は、ネットワーク120Aを利用して、送信先を特定し、特定した送信先に画像データを送信する(図6:S110)。
送信手段515が、送信を完了すると、その旨を表示受付手段503に通知し、当該通知を受けた表示受付手段503は、送信が完了した旨をデータ送信画面1100に表示する。当該表示を確認したユーザは、データ送信画面1100内のログアウトキー1110を選択すると(図6:S111YES)、表示受付手段503は、その旨をユーザ認証手段501に通知し、当該通知を受けたユーザ認証手段は、ログアウトする。これにより、送信処理が完了する。
尚、ユーザが、ログアウトキー1110を選択しない場合(図6:S111NO)、S103に戻り、表示受付手段503は、ユーザから送信先情報と画像データとの入力を受け付けることになる。
又、上記では、個別アドレス帳の表示受付、個別アドレス帳の新規登録、個別アドレス帳の変更に関して説明しているが、他の構成を更に追加しても構わない。
例えば、個別アドレス帳の削除については、個別アドレス帳画面に、所定の送信先名又は送信先情報を削除するための削除キーを用意するとともに、個別アドレス帳に登録された送信先名と送信先情報との削除をユーザに促す個別アドレス帳削除画面を用意する。ユーザにより削除キーが選択されると、個別アドレス帳受付手段508は、削除キー1208の選択を受け付けて、個別アドレス帳表示手段504は、前記個別アドレス帳削除画面をタッチパネル上に表示する。個別アドレス帳削除画面には、例えば、既登録の送信先名と、送信機能毎に配列された送信先情報と、OKキーと、キャンセルキーとが選択可能に表示される。例えば、ユーザが所定の送信先名又は送信先情報を選択し、OKキーを選択すると、個別アドレス帳受付手段508が、選択された送信先名又は送信先情報に対応する送信先識別情報を個別アドレス帳から削除(消去)する。これにより、送信先名又は送信先情報についての変更は完了する。尚、例えば、ユーザが、キャンセルキーを選択すると、個別アドレス帳表示手段504が、個別アドレス帳削除画面から個別アドレス帳画面に戻るように構成することが出来る。
<本発明の実施形態の実施例、比較例について>
上述した効果を示す一例を挙げるとすると、個別アドレス帳に登録されている送信先名及び送信先情報の数、個別アドレス帳を有するユーザの数、個別アドレス帳相互に共通する送信先情報の数等に応じて結果が多少変動するとは考えられるものの、本発明の実施形態の構成(個別アドレス帳表示手段504、個別アドレス帳記憶手段505、共有アドレス帳記憶手段507)を備えた操作部(実施例操作部)と、本発明の実施形態の構成を備えていないこと以外は実施例操作部と構成を同等とする操作部(比較例操作部)とにおいて、一のユーザの個別アドレス帳に登録される送信先名(例えば、ユーザ氏名)の数を1000人(例えば、1企業又は部署に属する従業員の数に相当する)とし、各送信先名毎に登録される送信先情報の数を4(Fax番号、電子メールアドレス、FTP送信のためのIPアドレス、SMB送信のためのIPアドレス)とし、個別アドレス帳を有するユーザの数を4とする。そして、個別アドレス帳に登録される送信先名、送信先情報を全て共通することを前提とする。
ここで、Fax番号に要する情報量は数バイト(例えば、3バイト)、電子メールアドレスに要する情報量は数バイト(例えば、4バイト)、FTP送信のIPアドレスに要する情報量は数バイト(例えば、4バイト)、SMB送信のIPアドレスに要する情報量は数バイト(例えば、4バイト)である。これに対して、各送信先情報毎に生成される送信先識別情報の情報量は数ビット(例えば、1バイト)である。
そのため、実施例操作部において、一のユーザの個別アドレス帳のうち、送信先識別情報に要する情報量は、1バイト×1000人=約1kバイトであり、個別アドレス帳を有するユーザが4であるため、約4kバイト程度である。又、共有アドレス帳の送信先識別情報に要する情報量は、約1kバイトであり、送信先情報に要する情報量は、(3+4+4+4)×1000人=約15kバイトである。その結果、送信先に関する情報について必要となる記憶容量は、4kバイト+1kバイト+15kバイト=約20kバイトとなる。
これに対して、比較例操作部については、共有アドレス帳がない代わりに、ユーザのアドレス毎に送信先情報を記憶させる。そのため、一のユーザの個別アドレス帳のうち、送信先情報に要する情報量は、(3+4+4+4)×1000人=約15kバイトであり、個別アドレス帳を有するユーザが4であるため、15kバイト×4人=約60kバイトとなる。
このように、個別アドレス帳を有するユーザが4の場合、実施例操作部が、比較例操作部と比較して、約3分の1程度{(4−1)分の1程度}、無駄な記憶容量の使用を節約することが可能となることが理解される。前記前提において、仮に、個別アドレス帳を有するユーザの数が更に増加した場合(例えば、一企業の従業員の数に相当する1000人)、上述したメモリの節約効果はより顕著なものになる(例えば、約1000分の1)。
尚、前記前提では、個別アドレス帳に登録される送信先名、送信先情報を全て共通しているが、通常は、各個別アドレス帳毎に登録される送信先名、送信先情報は様々であり、実施例操作部により、上述した効果が必ずしも直接的に発揮されない場合もある。
しかしながら、例えば、実施例操作部を備えた画像送信装置が一の企業に設置された場合、当該企業と取引する他の企業は、通常、所定数に限られており、企業間で取引を実行する従業員の数、種類も限られることが多い。そうすると、各従業員毎の個別アドレス帳に記憶された送信先名、送信先情報も、概ね共通することが大半である。従って、前記前提が、現実の取引に基づくと妥当でない場合も考えられるものの、各従業員毎の個別アドレス帳に記憶された送信先名、送信先情報が概ね共通する事実に鑑みれば、実施例操作部により、上述した効果が間接的に発揮されるものと推察される。
このように、本発明の操作部103では、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて個別アドレス帳として記憶する個別アドレス帳記憶手段505と、前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて共有アドレス帳として記憶する共有アドレス帳記憶手段507と、ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示する個別アドレス帳表示手段504とを備える。
当該構成により、通常、記憶させる情報量の多い送信先情報をユーザの個別アドレス帳に記憶させておかなくても、共有アドレス帳に記憶された送信先情報と、個別アドレス帳毎に共通する送信先識別情報とを利用して、当該送信先情報を表示することが可能となる。そのため、ユーザの個別アドレス帳毎に、共通するユーザの送信先情報の重複登録(重複記憶)を排除することが可能となり、従来、無駄に使用していた記憶容量を削減し、メモリの有効利用を図ることが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、操作部103を、画像送信装置に相当する複合機に適用した場合について説明したが、タッチパネル301を有する操作部103(情報表示装置)を備えた各種画像送信装置、各種通信装置、各種電子装置、各種測定装置等に適用しても、同一の作用効果を奏する。
又、本発明の実施形態では、操作部103が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、上記プログラムを操作部103或いは複合機100に読み出させ、その操作部103或いは複合機100が上記各手段を実現する。その場合、上記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る情報表示装置及び情報表示方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等に有用であり、ユーザの個別アドレス帳毎に共通して登録される送信先データを無くして、メモリの有効利用を図ることが可能な情報表示装置及び情報表示方法として有効である。
100 複合機
103 操作部
501 ユーザ認証手段
502 認証情報記憶手段
503 表示受付手段
504 個別アドレス帳表示手段
505 個別アドレス帳記憶手段
506 識別情報生成手段
507 共有アドレス帳記憶手段
508 個別アドレス帳受付手段
509 新規送信先検索手段
510 新規送信先登録手段
511 変更送信先検索手段
512 送信先識別情報変更手段
513 送信先識別情報検索手段
514 変更送信先登録手段
515 送信手段

Claims (5)

  1. ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳に既に入力された、送信先ユーザを特定する送信先名と、当該送信先ユーザへデータを送信するための送信先情報とを表示する情報表示装置において、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて個別アドレス帳として記憶する個別アドレス帳記憶手段と、
    前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて共有アドレス帳として記憶する共有アドレス帳記憶手段と、
    ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示する個別アドレス帳表示手段と、
    ユーザにより送信先名と送信先情報とが自己の個別アドレス帳に新規入力されると、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索する新規送信先検索手段と、
    新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、新規入力された送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報を、新規入力された送信先名と関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させ、
    新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、識別情報生成手段に、新規入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先名に関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させる新規送信先登録手段と
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳に既に入力された、送信先ユーザを特定する送信先名と、当該送信先ユーザへデータを送信するための送信先情報とを表示する情報表示装置において、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて個別アドレス帳として記憶する個別アドレス帳記憶手段と、
    前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて共有アドレス帳として記憶する共有アドレス帳記憶手段と、
    ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示する個別アドレス帳表示手段と、
    ユーザから、自己の個別アドレス帳における既に入力された送信先情報から新たな送信先情報への変更を受け付けると、受け付けた変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索する変更送信先検索手段と、
    変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、変更前の送信先情報に対応する前記ユーザの個別アドレス帳の変更前送信先識別情報を、変更後の送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報に変更する送信先識別情報変更手段と、
    変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在するか否かを検索する送信先識別情報検索手段と、
    前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在しない場合、当該変更前送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報を、変更後の送信先情報に変更し、
    前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在する場合、前記識別情報生成手段に、変更後の送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、変更後の送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、前記変更前送信先識別情報を、生成された送信先識別情報に変更する変更送信先登録手段と
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報表示装置を備えた画像送信装置。
  4. ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳に既に入力された、送信先ユーザを特定する送信先名と、当該送信先ユーザへデータを送信するための送信先情報とを表示する情報表示方法において、
    ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて記憶する個別アドレス帳のうち、当該ユーザの個別アドレス帳を参照するステップと、
    前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて記憶する共有アドレス帳を参照するステップと、
    参照した前記ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示するアドレス帳表示ステップと、
    ユーザにより送信先名と送信先情報とが自己の個別アドレス帳に新規入力されると、新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索するステップと、
    新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、新規入力された送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報を、新規入力された送信先名と関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させ、
    新規入力された送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、識別情報生成手段に、新規入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、当該送信先識別情報を、新規入力された送信先名に関連付けて前記個別アドレス帳に記憶させるステップと
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  5. ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、当該ユーザの個別アドレス帳に既に入力された、送信先ユーザを特定する送信先名と、当該送信先ユーザへデータを送信するための送信先情報とを表示する情報表示方法において、
    ユーザにより自己の個別アドレス帳が選択されると、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザにより入力された送信先名と、当該ユーザに入力された送信先情報を識別するための送信先識別情報とを関連付けて記憶する個別アドレス帳のうち、当該ユーザの個別アドレス帳を参照するステップと、
    前記送信先情報と、当該送信先情報に対応するとともに前記個別アドレス帳の送信先識別情報に共通する送信先識別情報とを関連付けて記憶する共有アドレス帳を参照するステップと、
    参照した前記ユーザの個別アドレス帳の送信先識別情報を、当該送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報に変換することによって、送信先名と当該送信先情報とを表示するアドレス帳表示ステップと、
    ユーザから、自己の個別アドレス帳における既に入力された送信先情報から新たな送信先情報への変更を受け付けると、受け付けた変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在するか否かを検索する変更送信先検索ステップと、
    変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在する場合、変更前の送信先情報に対応する前記ユーザの個別アドレス帳の変更前送信先識別情報を、変更後の送信先情報に対応する当該共有アドレス帳の送信先識別情報に変更する送信先識別情報変更ステップと、
    変更後の送信先情報が前記共有アドレス帳に存在しない場合、前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在するか否かを検索する送信先識別情報検索ステップと、
    前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在しない場合、当該変更前送信先識別情報に対応する前記共有アドレス帳の送信先情報を、変更後の送信先情報に変更し、
    前記変更前送信先識別情報が他のユーザの個別アドレス帳に存在する場合、前記識別情報生成手段に、変更後の送信先情報を識別するための送信先識別情報を生成させ、当該送信先識別情報を、変更後の送信先情報に関連付けて前記共有アドレス帳に記憶させるとともに、前記変更前送信先識別情報を、生成された送信先識別情報に変更する変更送信先登録ステップと
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
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