JP5557812B2 - 錠剤分割装置 - Google Patents
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Description
また、それら従来の錠剤分割装置では、外部の錠剤フィーダ等から錠剤分割装置まで錠剤を導くダクト等は別として、錠剤分割装置内では、錠剤落下経路(錠剤通過経路)が縦穴状に刳り貫き形成されて鉛直になっており、そこを錠剤が自然落下に近い状態で真っ直ぐ鉛直下方に落下するようになっている。
また、裁断機構の刃を回転刃にしたものも開発されている(特許文献4参照)。
そして、保持機構の調整が適切に行われていれば、何時でも、錠剤が適切な裁断位置に保持されて、裁断機構の刃先が錠剤の所期部位に当たるときの刃先当接部位の変動は目視確認不能なほど小さくなるようになっている。
このように、裁断状態の変動要因であるとともに変動量の増幅要因でもあると考えられる保持機構からの反力が生じないように改良したため、割れが安定して、錠剤裁断片の量目の変動が更に小さくて済むものとなっている。
ところで、裁断機構の刃は消耗品であるため、ときどき交換しなければならないが、錠剤分割装置が性能向上等によって普及してくると、刃の交換作業の負担も増大する。
そして、それに対する直截的な作業負担軽減策として、刃進退部材に対する刃の装着態様をスライダのような摺動にて係合する方式などで着脱式にすることが考えられる。
そこで、裁断機構の刃を容易かつ気軽に着脱しうる錠剤分割装置を実現することが、技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、裁断用の刃を容易かつ気軽に着脱しうる錠剤分割装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、裁断用の刃をより容易かつより気軽に着脱しうる錠剤分割装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、裁断用の刃をより容易かつより気軽に着脱しうる錠剤分割装置を実現することができる。
図1〜5に示した実施例1は、上述した解決手段1〜4(出願当初の請求項1〜4)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,電動モータ等の駆動源,ギヤ等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
さらに、図3は、(a)が前刃41の正面図、(b)が前刃41の右側面図、(c)が前刃41の平面図、(d)が前刃41の外観斜視図である。
また、図5は、(a)がセッター70(刃交換治具)の刃保持部74及びその周辺の外観斜視図、(b)〜(d)がセッター70の刃保持部74及びその周辺の外観と前刃41の刃先部41aの断面とに係る正面図である。
さらに、専用の又は他の錠剤分割装置と共用される刃交換治具として、リムーバ60(図1(d),図4参照)とセッター70(図5参照)も設けられているが、これらは本体部24と別体で作られたものであり、対向刃41,42の交換時にだけ使用されるようになっている。
また、本体部24の筐体内の中央部では、保持機構30と裁断機構40が支持部材28又は他の支持部材に取り付けられていて(図1(b),(c)参照)、そのうち保持機構30は支持部材28と同じ鉛直の姿勢をとり、裁断機構40は保持機構30と垂直な水平の姿勢をとっている。
この受器25やそれに錠剤裁断片11,11を導く中継部26などは、本体部24から分離可能なユニットにしても良いが、この例では装置運搬の容易化等のため一体的になっている。操作部22や制御装置23も別体化しても良いが、やはり本例では装置運搬の容易化等のため本体部24と一体化されている。
すなわち、落下錠剤案内部材31をそれを本体部24の筐体内で支持する支持部材28とが摺動にて係合したり分離したりするものであって、落下錠剤案内部材31を開口54から本体部24の筐体内へ差し込みながら落下錠剤案内部材31を支持部材28に対し摺動させて係合させることができるようになっている。
錠剤落下経路32は(図2(a)参照)、落下錠剤案内部材31の表面に彫り込みやプレス等で溝状に形成されて、落下錠剤案内部材31の上端から下端まで連なっている。錠剤落下経路32の途中に設定された裁断位置33には、裁断機構40の刃先を通すためのスリット35が、落下錠剤案内部材31を貫通して穿孔形成されている。
受止部材34は、その裁断位置33の直下の幅広経路に設けられており、この例では左右に対峙する一対のものが設けられており、それが制御装置23の制御に従って揺動することにより、裁断位置33の直下で錠剤落下経路32を開閉するようになっている。
繰り返しとなる詳細な説明と図示は割愛するが、奥刃42も、同様の構造であって、奥刃進退部材44と摺動にて結合したり分離したりするとともに、刃交換治具であるリムーバ60やセッター70とも摺動にて結合したり分離したりするものとなっている。
そして、その錠剤10は、錠剤フィーダベース部27の導入口やガイドを介して保持機構30の錠剤落下経路32に落下投入され、先ず錠剤落下経路32の上流部分に案内されて裁断位置33に向かい、裁断位置33に到達したところで受止部材34に当接して停止し、二個の受止部材34の間に位置決めされてスリット35の上に保持される。
そして、その間に、受止部材34が揺動して閉じるとともに、対向刃41,42が共に退いて、保持機構30や裁断機構40の状態が初期状態に戻り、更に錠剤10を裁断する必要があれば上述の動作が繰り返される。
これで刃交換作業が総て完了するので、後は錠剤裁断を再開することができる。
なお、上記実施例では、刃交換時に対向刃41,42を移動させるようになっていなかったが、刃交換時には操作部22の操作等にて対向刃41,42の対向間隙を狭めておくようにしても良く、そのようにした方が、刃交換治具60,70を薄くできるうえ、裁断機構40を稠密に実装できるので、本体部24を小形化することができる。
また、上記実施例では、裁断機構40が、対向させた一対の刃先を進退させて錠剤10を裁断するようになっていたが、裁断可能なら片刃でも良い。
さらに、上記実施例では、錠剤10が均等分割されていたが不均等な分割でも良い。
20…錠剤分割装置、
21…錠剤カセット、22…操作部、
23…制御装置、24…本体部(筐体)、25…受器、26…中継部、
27…錠剤フィーダベース部、28…支持部材、28a…凸部(摺動係合部)、
30…保持機構、
31…落下錠剤案内部材、32…錠剤落下経路、33…裁断位置、34…受止部材、
35…スリット、36…固定覆板、37…溝深規定部材、38…凹部(摺動係合部)、
40…裁断機構、
41…前刃(対向刃)、41a…刃先部、41b…刃元部、
41c…テーパ部、41d…凸部(摺動係合部)、41e…凹部(摺動係合部)、
42…奥刃(対向刃)、43…前刃進退部材、44…奥刃進退部材、
51…蓋、52…ロック、53…ヒンジ、54…開口、
60…リムーバ(刃交換治具)、
61…治具本体部、62…凹部(摺動係合部)、
63…切込、64…刃保持部、65…固装部材、
66…凸部(摺動係合部)、67…弾性部材、68…可動端部(強掛止部)、
70…セッター(刃交換治具)、
71…治具本体部、72…凹部(摺動係合部)、
73…切込、74…刃保持部、75…固装部材、76…凸部(摺動係合部)、
77…弾性部材、78…可動端部(弱掛止部)、79…最先端
Claims (4)
- 板状体からなり上端から下端まで溝状の錠剤落下経路が形成されている落下錠剤案内部材と、前記錠剤落下経路を下ってきた分割対象の錠剤を前記錠剤落下経路の途中の裁断位置に経路開閉にて一時保持する受止部材と、裁断用の刃を装着した刃進退部材を前記裁断位置に向けて進退させることにより前記錠剤を裁断する裁断機構と、前記落下錠剤案内部材と前記受止部材と前記裁断機構とを内部に収める筐体とを備えた錠剤分割装置において、前記落下錠剤案内部材と前記刃とを通過させうる開口が前記筐体に形成されており、前記落下錠剤案内部材とそれを前記筐体内で支持する支持部材とが摺動にて係合したり分離したりするものであり、前記支持部材の係合端部が前記開口の直ぐ内側に位置しており、前記落下錠剤案内部材を前記開口から前記筐体内へ差し込みながら前記落下錠剤案内部材を前記支持部材に対し摺動させて係合させられるようになっており、前記刃と前記刃進退部材とが摺動にて係合したり分離したりするものであってその摺動方向の先に前記開口が位置しており、前記刃を前記開口から前記筐体内へ差し込んでから前記刃を前記刃進退部材に対し摺動させて係合させられるようになっている、ことを特徴とする錠剤分割装置。
- 前記落下錠剤案内部材の摺動方向と前記刃の摺動方向とが平行になっていることを特徴とする請求項1記載の錠剤分割装置。
- 前記落下錠剤案内部材に代えて前記支持部材に対して摺動にて係合させたり分離させたりしうる板状の治具本体部と前記治具本体部に装着されていて前記刃を保持しうる刃保持部とを具備した刃交換治具が設けられ、前記支持部材に前記治具本体部を係合させると前記刃進退部材に装着されている前記刃を前記刃保持部が捕捉し更に前記支持部材から前記治具本体部を外すと前記刃が前記刃進退部材から外れるようになっている、ことを特徴とする請求項2記載の錠剤分割装置。
- 前記落下錠剤案内部材に代えて前記支持部材に対して摺動にて係合させたり分離させたりしうる板状の治具本体部と前記治具本体部に装着されていて前記刃を保持しうる刃保持部とを具備した刃交換治具が設けられ、前記刃を前記刃保持部に保持させて前記治具本体部を前記支持部材に係合させると前記刃が前記刃進退部材に係合して装着され更に前記治具本体部を前記支持部材から外すと前記刃が前記刃保持部から外れるようになっている、ことを特徴とする請求項2記載の錠剤分割装置。
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