JP5556788B2 - 知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、 - Google Patents

知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、 Download PDF

Info

Publication number
JP5556788B2
JP5556788B2 JP2011235455A JP2011235455A JP5556788B2 JP 5556788 B2 JP5556788 B2 JP 5556788B2 JP 2011235455 A JP2011235455 A JP 2011235455A JP 2011235455 A JP2011235455 A JP 2011235455A JP 5556788 B2 JP5556788 B2 JP 5556788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grinding wheel
intelligent
temperature
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011235455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013082051A (ja
Inventor
雅洋 長谷川
幸久 武田
成田  潔
伊藤  幸男
Original Assignee
伊藤 幸男
平和産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 伊藤 幸男, 平和産業株式会社 filed Critical 伊藤 幸男
Priority to JP2011235455A priority Critical patent/JP5556788B2/ja
Publication of JP2013082051A publication Critical patent/JP2013082051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5556788B2 publication Critical patent/JP5556788B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

本発明は、研削車となる研削砥石の内部に各種センサ及びICチップを内装し、更に切削液の供給性能を向上させた新規な知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、に関するものである。
近年、例えば、研削精度を向上させるために、砥石車は、その使用中における回転バランスや研削状態の監視が必要である。特に、高能率、高寿命の研削加工性能を備えた超砥粒砥石においては、一般砥石に比較して砥粒硬度が高いために回転不釣合、研削焼け、研削割れ、ビビリ現象などの研削異常状態を監視して、研削異常状態の発生で直ちに処置する必要がある。
その対策として、従来は、砥石車に研削亀裂の発生や成長が生じるときに発生する超音波振動(AE波)を検出すべく、非回転部材に固定されたAEセンサを通して砥石の側面に液体を噴射し、その液体を介して伝播する振動を検出しているが、検出される振動が噴射状態や混入気体に影響される欠点がある。また、砥石車の研削温度を検出すべく、被研削材中に温度センサを設けているが、被削材上の研削位置が移動するために正確な研削温度を検出することができない。このように、研削中に発生する振動や研削温度が正確に検出できないと、砥石の目詰まりなどの研削異常の判定が不正確となって、製品の不良率を高めることとなる。これらの問題点を解消した新技術とその研削装置が必須であり、その解決技術を特許文献で見ることができる。
先ず、高速回転する砥石車から高精度研削制御に必要とする情報を外部に容易に伝達可能として、外部からセンタレス研削盤に対して高精度研削の制御を可能とするセンタレス研削盤がある。その構成は、調整車と、この調整車と互いの外周面を対向して配置された砥石車と、を備えたセンタレス研削盤において、上記砥石車には、当該砥石車の状態を検出する検出センサと、上記検出センサから得る砥石車情報を電磁誘導により外部に伝達する情報伝達コイルと、を具備する一方、砥石車側筐体に、情報伝達コイルから電磁誘導により上記情報が伝達される情報被伝達コイルを設けたセンタレス研削盤である(例えば、特許文献1参照。)。
また、別の内面研削盤は、砥石軸の撓み量を考慮した研削を可能とし、これにより、加工品質を向上させたものである。その構成は、砥石軸の撓みを検出する撓み検出手段と、砥石軸の撓みの検出値に基づいて切込み付与手段による切込み動作を制御する切込み動作制御手段とを備えている。撓み検出手段が、ホイールヘッドに組み込まれた発電装置と、砥石軸の歪を検出する歪センサと、発電装置からの電力により歪センサを駆動してその出力信号を送信する送信機と、切込み動作制御手段側に設けられて送信機からの信号を受信する受信機とを備えたものである(例えば、特許文献2参照。)。
更に、別の砥石車は、回転軸に取り付けられて被削材を研削する砥石車に関し、特に、研削状態検出機能或いは回転バランス修正機能を備えたものに関する。その構成は、回転軸に取り付けられるコア部と、該コア部の外周面に固設されて被削材を研削する研削部とを備えた砥石車であって、前記コア部内に設けられ、前記研削部による研削に際して発生する超音波振動を該研削部に近接する位置において検出する超音波振動検出センサと、前記コア部内に設けられ、前記研削部による研削に際して発生する研削温度を該研削部の研削面に近接する位置において検出する温度センサと、前記超音波振動検出センサにより検出された超音波振動が予め定められた判断基準値よりも小さく、且つ前記温度センサにより検出された研削温度が予め定められた判断基準値よりも大きいと判断された場合には、前記砥石車のドレッシングを判定するドレッシング判定手段とを含む砥石車としたものである(例えば、特許文献3参照。)。
特開2011−161520号公報 特開2007−168051号公報 特許第2810489号公報
上記特開2011−161520号公報のセンタレス研削盤は、砥石車に当該砥石車の状態を検出する検出センサとして振動センサと温度センサとを砥石車の砥石の内径側の支持部材となるフランジ側面に貼り付け、上記検出センサから得る砥石車情報を電磁誘導により外部に伝達する情報伝達コイルと、を具備する。一方、砥石車側筐体に、情報伝達コイルから電磁誘導により上記情報が伝達される情報被伝達コイルを設け、回転体の砥石情報は情報被伝達コイルを介して外部制御ユニットに伝送されるものである。これにより、温度センサは、砥石内部や砥石外周面の被研削材(ワーク)との研削点の表面温度をダイレクトに正確に測定できない。また、振動センサも同様に、振動源から離れた砥石の支持部材となるフランジ側面の伝達された振動を拾っている為、砥石の研削点での振動源の検出ではなく、擬似的な振動情報となるなどの問題点が解決されていない。
また、上記特開2007−168051号公報の内面研削盤は、砥石軸に撓み検出手段を設け、砥石軸の撓みの検出値に基づいて切込み付与手段による切込み動作を制御する切込み動作制御手段を備えている。上記撓み検出手段は、ホイールヘッドに組み込まれた発電装置と、砥石軸の歪を検出する歪センサと、発電装置からの電力により歪センサを駆動してその出力信号を外部制御ユニットに送信する送信機と、切込み動作制御手段側に設けられて送信機からの信号を受信する受信機とを備えたものである。しかし、歪センサは、振動源から離れた砥石軸に取り付けられている為に砥石軸に伝達された振動を拾っている為、砥石の研削点での振動源の検出ではなく、擬似的な振動情報となるなどの問題点が解決されていない。
更に、上記特許第2810489号公報の砥石車は、回転軸に取り付けられるコア部内に、超音波振動検出センサと温度センサと振動センサ等を設けたものであるから、振動発生源や研削熱発生源となる研削部の振動や温度を直接検出できない。即ち、コア部内に伝達される研削部(砥粒層)からの振動や発熱は、砥石の研削点での振動源や温度の検出ではなく、擬似的な振動情報と温度情報となるなどの問題点が解決されていない。
本発明は、砥石車における温度センサ・振動センサ等に見られるように、砥石の研削点での振動源や温度の検出ではなく、擬似的な振動情報と温度情報となるなどの問題点に基づいてなされたものである。
即ち、その目的は、研削車となる研削砥石の砥粒層の内部に、各種センサを内装して発生源の砥粒層で起きる発熱、砥石摩耗、振動、応力等を直に正確な情報として検出可能とし、更に、研削砥石にICチップを備えて砥石メーカーの初期設定値や初期設定情報を記憶するとともに、砥石研削時の各種砥石情報を記憶し、別の研削盤に変更しても、砥石の最適研削条件のもとに研削可能とした知能研削砥石とこれによる研削制御方法を提供する。
更に、この知能研削砥石において、知能研削砥石の砥粒層をフランジの外周面に交換可能に装備して再利用可能とし、研削運転時の最適研削条件値をICチップにもフィードバックして履歴情報として更新記憶するとともに、知能研削砥石の砥粒層の摩耗による交換の再利用回数とその新規砥石の研削負荷状態を履歴情報として更新記憶して経歴管理を行わせる知能研削砥石による研削制御方法を提供する。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による知能研削砥石は、研削液を浸透供給する通路部分の砥粒密度を低くし、該通路部分から研削点となる砥粒層表面に研削液を噴出させる砥粒層と、上記砥粒層の温度,外径,振動,応力を個別に検知する複数の感知センサと、上記砥粒層の温度と外径を検出する数組の感知センサは、外径長を異ならせて砥粒と一体的に外径方向に向けて焼き込んで砥粒層内に備え、上記砥粒層を分割セグメントとして基板の外周面に着脱可能に装着させた研削砥石と、上記研削砥石にこの砥石メーカー出荷時に初期設定値を初期設定情報として記憶させるとともに研削運転時に温度,外径,振動,応力の各種研削状況を更新記憶し、外部のNC制御部に対して記憶した各種研削情報を出力するICチップと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2による知能研削砥石は、請求項1記載の知能研削砥石において、上記砥粒層の温度と外径を検出する数組の感知センサは、熱電対叉はサーミスタ叉は電気導線からなり、その各数組の外端側が砥石摩耗に伴う砥石外径の減少で順次切断されることを特徴する。
また、本発明の請求項3知能研削砥石による研削制御方法は、請求項1記載の知能研削砥石において、上記ICチップは、A/D変換部とメモリ部と演算処理部と送信部と電源部とを具備したものであり、このチップ内に、砥石メーカー出荷時の知能研削砥石の初期設定値を初期設定情報として記憶させ、研削運転時には砥石の温度,外径,振動,応力の各種研削状況を更新記憶すると共に、研削盤を制御する外部のNC制御部に各種研削情報を出力し、上記NC制御部は研削管理プログラムにより、上記知能研削砥石の運転条件を最適研削条件値に制御すべく、研削熱による砥粒層の砥石温度と砥石摩耗に伴う外径計測値の情報により研削盤の知能研削砥石の回転数と研削送り込み量と研削液を自動制御して最適研削条件値での研削運転を行わせ、上記研削運転時の最適研削条件値をICチップにもフィードバックして履歴情報として更新記憶し、更に、上記ICチップは、砥粒層の摩耗による砥粒層の交換の再利用回数とその新規砥石の研削負荷状態を履歴情報として更新記憶して経歴管理を行わせることを特徴とする。
また、本発明の請求項4の知能研削砥石による研削制御方法は、請求項3記載の知能研削砥石による研削制御方法において、上記ICチップは、砥粒層の摩耗による砥粒層の交換の再利用回数とその新規砥石の研削負荷状態を履歴情報として更新記憶して経歴管理を行わせることを特徴とする。
本発明の請求項1と2の研削砥石によると、砥粒層内に少なくとも温度感知素子と外径感知素子とを外径長を異ならせた数組を砥粒と一体的に外径方向に向けて焼き込んだから、発熱源となる砥粒層の温度を直に正確に検知測定出来るとともに、砥粒層の摩耗に伴って生じる外径の減少でも正確に砥粒層の温度が検知測定できる。更に、基板内から砥粒層に向けて研削液を浸透供給して研削点となる砥粒層表面に噴出するから発熱源となる研削点に対して砥粒層内から直に効率良く冷却できる。更に、基板内にICチップを装備しているから、砥粒層の温度変化や外径摩耗の状況と共に研削液の供給との関係を情報収集し、使用履歴として更新保存できる。
また、砥粒層は、分割セグメントとして基板の外周面に着脱可能に装備させた再生可能な研削砥石としたから、砥石摩耗、即ち、砥粒層の摩耗による砥粒層の交換が砥石メーカーで何回でも簡便、且つ正確にできる。
また、本発明の請求項2の研削砥石において、感知センサ、即ち温度感知素子は、一方の半円盤体を形成する砥粒中にアルメル叉はコンスタンタン他の素材の一つからなる−極粉を混入し、他方の半円盤体を形成する砥粒中にクロメル叉は鉄叉は銅他の素材の一つからなる+極粉を混入した粉体の熱電対構成とすれば、砥粒層の摩耗に関係なく砥粒層の温度を一層正確に検知測定できる。
また、本発明の請求項3の知能研削砥石による研削制御方法は、基板内に内蔵するICチップは、砥粒層の各種検知情報となる温度,外径,振動,応力をA/D変換部からメモリ部に記憶し、演算処理部の研削管理プログラムにより砥石の使用状況情報を演算処理し、送信部により各種情報を外部へ出力でき、砥石の研削熱による砥石温度や砥石摩耗に伴う外径計測値の情報により研削盤における研削砥石の回転数や研削送り込み量等を自動制御して最適研削条件での研削運転でき、砥石の使用状況を更新した使用履歴として記憶保存できる。これにより、その知能研削砥石を他の研削盤で使用時にも、直ちに最適研削条件での研削運転できる上に、研削条件を更に最適研削条件に進歩的に更新できる。また、砥粒密度を低くした通路部分から研削点となる砥粒層表面に研削液を噴出させるに際して、砥粒層の各種検知情報となる温度、外径、振動、応力により、最適値にその噴出量が制御できる。
また、本発明の請求項4の知能研削砥石による研削制御方法は、請求項3の研削砥石による研削制御方法の効果の他に、砥石摩耗で砥粒層の交換が砥石メーカーで何回もでき、更に、砥粒層交換の為に客先から砥石メーカーへフィードバックされる砥石のICチップに記憶された更新登録で研削実績が解明され、更に最適、最強な研削条件に書き換えた知能研削砥石に変貌して客先に届けられ、益々高付加価値となった知能研削砥石の再利用が可能で高いエコ効果が得られる。更に、上記知能研削砥石は、次の砥粒層交換に備えて使用状況の把握が可能となり各種履歴を進歩的に記憶保存できる。
本発明の第1の実施の形態を示し、知能研削砥石の断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、知能研削砥石の側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、各種知能研削砥石の断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、ICチップとその周辺回路図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、知能研削砥石とその研削盤の概要図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、各種センサの温度・外径検出特性図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、知能研削砥石の最適研削制御のフローチャート図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、知能研削砥石の側面図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、知能研削砥石の最適研削制御のフローチャート図である。 本発明の第3の実施の形態を示し、知能研削砥石の側面図である。
以下、図1乃至図10を参照して本発明の各実施の形態を説明する。
本発明の第1の実施の形態となる知能研削砥石は、図1と図2に示す。知能研削砥石10は、砥粒層1を基板(環状台金とも云う、以下基板で表現する。)3の外周面3Aに装備させたものである。上記砥粒層1内に少なくとも温度の感知センサD1を砥粒と一体的に外径方向に向けて焼き込んでいる。上記感知センサD1は、熱電対S1,S2,S,S3からなり、外径長r1,r2,r3を異ならせた数組(3組)を備え、その各数組の外端J1,J2,J3側が砥石摩耗に伴う砥石外径の減少で外径長r1,r2,r3の順に切断されるように構成されている。この機能により、温度の感知センサD1に外径感知センサD2の機能を持たせている。
上記基板3内から砥粒層1に向けて研削液Kを浸透供給して研削点となる砥粒層1表面に噴出させるべく、3本の湾曲した流路4,5,6が砥粒層1内に埋設されている。上記流路4,5,6は、砥粒密度を低くして研削液Kの浸透供給力を高めている。具体的には、砥粒密度の高い砥粒層1の砥粒密度は研削効率の高い砥粒率40〜62%の範囲内とし、砥粒密度の低い流路4,5,6は、浸透性の良い砥粒率46〜12%の範囲内としている。上記数値は、実際のテスト結果から求めた。尚、上記砥粒密度の低い砥粒層1は、図示のように、放射状の風車形状の通孔とするほか、各種形状(サンドイッチ状の偏平板、その他任意の流路形状が採用できる)が採用できる。
更に、図3(a)(b)(c)に示すように、温度の感知素子D1について、図1と図2の知能研削砥石10において、熱電対S1,S2,S3に替えて、サーミスタSS1,SS2,SS3叉はクロム抵抗線等の電気導線E1,E2,E3に設計変更した知能研削砥石10,20,30である。更に、側面に歪センサHSとICチップPを貼り付けている。これにより、上記砥粒層1で発生する温度と外径と機械的歪みを検出可能としている。その他の構成は、図1と図2の知能研削砥石10と同一構成に付き、同一符号を附して説明を省略する。
上記知能研削砥石10,20,30の基板3内叉は側面には、図4に示すICチップPの集積回路を内蔵している。上記ICチップPは、その入力端子50に、砥石の工場出荷時に、砥石メーカーの推奨加工条件となる初期設定値を初期設定情報(砥石の基本情報となる砥粒,結合度,結合剤,寸法)として入力する他、少なくとも温度感知センサD1とこの三つの熱電対S1,S2,S3からなる外径感知センサD2と歪センサHSとを入力している。入力端子の出力側には、A/D変換部51とメモリ部52と演算処理部53と送信部54とバッテリ部55とを具備している。しかして、上記メモリ部52には、砥石メーカー出荷時にこの知能研削砥石10,20,30には、初期設定情報の初期研削条件が記憶保存されている。この知能研削砥石10,20,30は、砥石メーカーの推奨加工条件をICチップPに記憶保存しているから、客先の加工現場において、オペレータが砥石メーカーの推奨加工条件を研削盤70のNC制御装置(外部制御部)60内で読み取り記憶保存し、上記初期研削条件を引き出して研削盤の運転を直ちに簡潔に行なわせる。即ち、上記演算処理部53には、研削管理プログラムPGにより砥粒層1の現在の使用状況情報を初期研削条件と合わせて演算処理し、研削盤70の外部のNC制御装置(外部制御部)60へ公知手段の送信部54により伝送される。上記NC制御装置(外部制御部)60は、知能研削砥石10,20,30の運転条件を最適値に制御するとともに、砥粒層1の使用状況の各種履歴を更新しつつ記憶保存するように回路構成されている。上記使用状況の各種履歴とは、各種センサによる砥石の知能化により、研削加工中の砥石表面温度、研削点の研削圧、砥石外径、砥石歪みによる砥石振動、応力等の負荷状態を経時変化として記憶保存し、其の状況を把握の容易化を図れるようにしている。
尚、上記ICチップPの構成要素を最小限とすべく、図4の下段に示すICチップP1のように、入力端子50とA/D変換部51とメモリ部52と送信部54とバッテリ部55だけの構成とし、上記演算処理部53とこの研削管理プログラムPGは、研削盤70のNC制御装置(外部制御部)60に備えたものに置換させ、この演算処理部53とこの研削管理プログラムPGにより、知能研削砥石10,20,30の運転条件を最適値に制御するとともに、砥粒層1の使用状況の各種履歴も合わせて記憶保存するように回路構成しても良い。
上記第1の実施の形態の知能研削砥石10は、図5に示す研削盤70の主軸Sに装着して使用される。上記研削盤70は、XY軸送りテーブルT上のワークWに対して主軸Sに装着された知能研削砥石10に対して、NC制御装置(外部制御部)60により砥石回転数Nと研削の切込量M等の研削制御が行なわれるとともに、砥粒層1からの温度測定値e1、振動測定値e3,外径測定値e2等がICチップチップPの集積回路内の演算処理部53の研削管理プログラムPGにより砥粒層の使用状況情報を演算処理して研削盤70のNC制御装置(外部制御部)60に伝送され、最適運転制御される。更に、研削砥石10の流路4,5,6には、NC制御装置(外部制御部)60からの指令を研削液供給部80が受けて所定の供給量、供給圧とした研削液Kを供給される。
上記知能研削砥石10及び研削盤70と、ICチップチップPの集積回路内の演算処理部53叉は、ICチップチップP1ではNC制御装置60内の演算処理部53に備えた研削管理プログラムPGにより、図7に示す最適研削制御のフローチャート図に従って研削制御方法が実行される。
先ず、知能研削砥石10,20,30に貼り付けたICチップP叉はICチップP1には、砥石メーカーの推奨加工条件となる初期設定値を初期設定情報(砥石の基本情報となる砥粒,結合度,結合剤,寸法)として砥石メーカー出荷時に、初期研削条件の各種データ(0)として、メモリ部52に記憶保存されている。即ち、砥石メーカー出荷時には、初期設定情報となる砥石外周表面温度と半径:r1と半径:r2に配置した温度センサS1,S2により、その箇所の実温度を測定し、各温度センサS1,S2,S3他間の距離と温度変化率との関係をICチップPに記憶させ、砥石外周表面温度が間接的に把握可能としている。次に、研削砥石の研削作業時において、知能研削砥石10,20,30の一つが研削盤70に装着される。ここで、研削作業の開始により、スタート(A)する。基板3内に内蔵するICチップPは、砥粒層1内に備えた温度の感知センサD1とこのセンサによる外径感知センサD2の機能により、各種検知情報(B)となる砥石温度e1や砥石摩耗に伴う外径計測値e2,振動e3等を検出する。この各種検知情報(B)は、A/D変換部51で数値化されてメモリ部52に記憶(C)される。そして、演算処理部53の研削運転プログラム(研削管理プログラム)PGにより砥粒層1内の各種検知情報(B)となる使用状況情報を上記初期研削条件の各種データ(0)と合わせて演算処理(D)される。
上記各種検知情報(B)となる砥石温度e1や砥石摩耗に伴う外径計測値e2は、図6に示す各種センサの温度・外径検出特性図のように、演算処理部53の研削運転プログラム(研削管理プログラム)PGにより演算処理されて正確な数値として出力される。其の機能は、知能研削砥石10,20,30において、外径D0〈半径:r1,r2,r3〉を異ならせ、例えば3数組を備え、その各温度センサD1(S1,S2,S3等)が砥石外周面の温度を検出するとともに、砥石摩耗に伴う砥石外径D0の減少傾向を測定可能とした基本原理とその機能、作用を図6に示す。先ず、知能研削砥石10,20,30は、砥石メーカー出荷時に、初期設定値となる砥石外周表面温度と半径:r1と半径:r2に配置した温度センサS1,S2により、その箇所の実温度を測定し、各温度センサS1,S2,S3間の距離と温度変化率との関係をICチップPに記憶させてあり、砥石外周表面温度が間接的に把握可能としている。これにより、砥石外周面10C,20C,30Cの温度検出は、時間経過とともに初められ、半径:r1に配置した温度センサS1で研削加工と共に上昇する温度を検出する。この初期においては、半径:r2に配置した温度センサS2と半径:r3に配置した温度センサS3は、砥石表面からの熱伝達は無く不感帯となっているが、時間経過とともに半径:r2に配置した温度センサS2が砥石内温度上昇を検知する。そして、砥石摩耗で外径が半径:r2になると、温度センサS1が切断されて機能を失い、温度センサS2が感知する温度を温度センサS1の最終温度値に補正される。更に、研削加工が進んで半径:r3に配置した温度センサS3が砥石内温度上昇を検知する。そして、砥石摩耗で外径が半径:r3になると、温度センサS2が切断されて機能を失い、温度センサS3が感知する温度を温度センサS2の最終温度値に補正される。このようにして、砥石外径D0の摩耗に係わり無く砥石外周面の温度を正確に検出できる。また、砥石外径D0は、砥石摩耗に伴う時間的変化を各半径:r1,r2,r3の各温度センサS1,S2,S3の切断タイミングで感知でき、この切断時間を仮想線lで結ぶと、砥石摩耗による外径変化として読み取れる。
上記の如く、演算処理(D)された各種検知情報(B)は、送信部54により外部のNC制御装置60へ出力(E)される。研削盤70を運転制御するNC制御装置60は各種検知情報(B)を入力して、砥粒層1の研削熱による砥石温度e1や砥石摩耗に伴う外径計測値e2や砥石振動値e3の情報により研削盤70における知能研削砥石10の回転数Nや研削送り込み量M及び基板3内から砥粒層1に向けて研削液Kの浸透供給(G)が指令される。即ち、研削液Kは、研削点となる砥粒層表面に噴出させるべく、砥粒密度を低くした砥粒率46〜12%にした流路4,5,6が浸透供給力を高めている。これにより、研削加工を自動制御して最適研削条件(F)での研削運転が実行される。そして、上記知能研削砥石10,20,30の使用状況は、メモリ部52に記憶(C)され、NC制御装置60内にも記憶保存される。
上記発明の第1の実施の形態となる知能研削砥石10,20,30及び研削制御方法による下記の効果が発揮される。先ず、知能研削砥石10,20,30によると、砥粒層1内に少なくとも温度感知素子D1と外径感知素子D2とを外径長r1,r2,r3を異ならせた数組を砥粒と一体的に外径方向に向けて焼き込んだから、発熱源となる砥粒層1の温度を直に正確に検知測定出来るとともに、砥粒層の摩耗に伴う外径の減少も同時に検知測定できる。更に、基板3内から砥粒層1に向けて研削液Kを浸透供給して研削点となる砥粒層表面に噴出するから発熱源となる研削点に対して砥粒層内から直に効率良く冷却できる。更に、基板3内にICチップP叉はP1を装備しているから、砥粒層1の温度変化や外径摩耗の状況と共に研削液Kの供給との関係が情報収集できる。
また、知能研削砥石10,20,30によると、知能研削砥石の側面に歪センサHSを貼り付けたから、砥石温度e1と砥石振動e3を直接正確に検知測定できるし、砥石に加わる応力も同時に直接正確に検知測定できる。
また、知能研削砥石10,20,30とこの研削制御方法によると、基板3内に内蔵するICチップP叉はP1の集積回路は、砥粒層1の各種検知情報となる温度・外径・振動・応力等をA/D変換部を描いてメモリ部52に記憶し、演算処理部53の研削管理プログラムPGにより砥粒層1の使用状況情報を演算処理し、送信部54により各種情報を外部へ出力でき、砥粒層1の研削熱による砥石温度や砥石摩耗に伴う外径計測値の情報により研削盤70における知能研削砥石の回転数や研削送り込み量等を自動制御して最適研削条件での研削運転でき、砥石の使用状況を使用履歴として記憶保存できる。
続いて、本発明の第2の実施の形態となる知能研削砥石40は、その構成を図8に示す。この知能研削砥石40は、砥粒層1を例えば3分割セグメント1A,1B,1Cとして基板3の外周面に対して、着脱可能にした再生可能とした知能研削砥石である。その他の構成は、上記研削砥石10と同一構成に付き、同一符号を附して説明を省略する。
上記再生可能な知能研削砥石40による研削制御方法は、図9に示す最適研削制御のフローチャート図により実行される。先ず、知能研削砥石40に貼り付けたICチップP叉はICチップP1には、工場出荷時に、砥石メーカーの推奨加工条件となる初期設定値や初期設定情報(砥石の基本情報となる砥粒,結合度,結合剤,寸法等)が砥石メーカー出荷時に、初期研削条件の各種データ(O)として、メモリ部52に記憶保存されている。次に、研削砥石の研削作業時において、知能研削砥石40が研削盤70に装着される。ここで、研削作業の開始により、スタート(A)される。そして、基板3内に内蔵するICチップ回路50は、砥粒層1内に備えた温度感知素子D1と外径感知素子D2により、各種検知情報(B)となる砥石温度e1や砥石摩耗に伴う外径計測値e2、振動e3等を検出する。この各種検知情報(B)は、A/D変換部51で数値化されてメモリ部52に記憶(C)される。そして、演算処理部53の研削運転プログラム(研削管理プログラム)PGにより砥粒層1内の各種検知情報(B)となる使用状況情報を演算処理(D)される。演算処理(D)された各種検知情報(B)は、送信部54により外部へ出力(E)される。研削盤70を運転制御するNC制御装置60が各種検知情報(B)を入力して、砥粒層1の研削熱による砥石温度e1や砥石摩耗に伴う外径計測値e2や砥石振動値e3の情報により研削盤70における知能研削砥石10,40の回転数Nや研削送り込み量M及び基板3内から砥粒層1に向けて研削液Kの浸透供給(G)が指令される。即ち、研削液Kは、研削点となる砥粒層表面に噴出させるべく、砥粒密度を低くした砥粒率46〜12%の範囲内として浸透供給力を高めている。これにより、研削加工を自動制御して最適研削条件(F)での研削運転が実行される。そして、上記知能研削砥石の使用状況は、メモリ部52内に記憶(C)され、NC制御装置60にも使用履歴として記憶保存される。
そして、知能研削砥石10の砥粒層1を基板3の外周に交換可能に装備させた再生研削砥石40としたから、第1の実施の形態となる研削制御方法による効果の他に、再生知能研削砥石40の砥粒層1の交換使用状況の各種履歴を知能研削砥石40のICチップP叉はICチップP1メモリ部52に記憶(C)やNC制御装置60内のメモリ部に記憶保存する。即ち、砥粒層1の初回砥粒層の使用履歴、2回砥粒層の交換による使用履歴、3回砥粒層の交換による使用履歴、4回砥粒層の交換による使用履歴・・・N回砥粒層の交換の使用履歴が経時変化として記憶保存される。この使用履歴は、客先から砥石メーカーに戻され再生される時、客先の加工実績データを読み取って再利用可能の判断を行うとともに、更に、技術向上した初期 研削条件の各種データ(0)を更新登録する。これにより、砥石メーカーから客先に最新の砥石情報に更新された各種データ(0)の情報として知能研削砥石40のICチップP叉はICチップP1メモリ部52に記憶(C)すべく、フィードバックされ研削運転に利用される。そして、砥粒層1だけの交換により、高価でハイテク研削砥石となる砥石車(知能研削砥石40)を何回も繰り返して使用できるから、安価なハイテク機能を備えた知能研削砥石となる。
本発明の第2の実施の形態となる知能研削砥石40及びとこの研削制御方法によれば、下記の効果が奏せられる。特に、砥粒層を基板の外周面に交換可能に装備させた知能研削砥石としたから、第1の実施の形態となる知能研削砥石10の研削制御方法による効果の他に、砥粒層を分割セグメント状として基板の外周面に対して、着脱可能にした知能研削砥石の砥粒層交換による使用状況の各種使用履歴が砥粒層の交換毎に積算されて記憶保存できる。しかして、砥粒層の初回使用に始まり、3分割セグメント1A,1B,1Cにした砥粒層1を2回交換、3回交換、4回交換・・・N回交換すれば、その交換毎の使用履歴データが記憶保存でき、これを新規に更新される各種データ(0)として知能研削砥石40のICチップP叉はICチップP1メモリ部52にフィードバックして記憶(C)でき、研削運転にレベルアップして利用できる。更に、砥粒層の交換により、高価な知能研削砥石となる砥石車を何回も繰り返して使用でき、安価で有りながらハイテク機能を持ち、エコ効果の高い知能研削砥石として提供できる。尚、図示には、研削液Kの浸透経路4,5,6が示されていないが、任意形状の浸透経路を配置される事勿論である。
本発明の知能研削砥石10や知能研削砥石40は、上記実施の形態における構成に限定されず、その発明の要旨内での設計変更が自由にできる。例えば、図10に示す第3の実施の形態の知能研削砥石42のように、砥粒1に+極粉B1と−極粉A1を混入した二分割の再生可能な知能研削砥石42としても良い。温度感知センサD1は、砥粒1を一対の半円盤体に形成して円盤状に接合して焼き込むに際して、上記一方の半円盤体50Bを形成する砥粒1中にアルメル叉はコンスタンタン他の素材の一つからなる−極粉A1を混入し、上記他方の半円盤体50Aを形成する砥粒1中にクロメル叉は鉄叉は銅他の素材の一つからなる+極粉B1を混入する。上記+極粉Bと−極粉Aとの接合面G0により熱電対の温度感知部eが形成される。また、反対側(180°の反転位置)+極粉B1と−極粉A1との隙間G1内には、−極粉及び+極粉を含まない砥粒C1が充填されている。この−極粉及び+極粉から出力線L1,L2を引き出し、基板3から外部出力する粉体の熱電対構成としたものである。その他の詳細構成は、上記知能研削砥石10,20,30と同一構成に付き、同一符号を附して説明を省略する。また、知能研削砥石40と同様に、4組の温度センサS1,S2,S3,S4を備えるには、上記+極粉B1と−極粉A1とを4分割させることにより実施できる。
上記知能研削砥石42によると、温度感知センサD1即ち温度感知部eは、一方の半円盤体を形成する砥粒中にアルメル叉はコンスタンタン他の素材の一つからなる−極粉1Dを混入し、他方の半円盤体を形成する砥粒中にクロメル叉は鉄叉は銅他の素材の一つからなる+極粉1Eを混入した粉体の熱電対構成としたから、砥粒層1の摩耗に関係なく砥粒層の温度を正確に検知測定できる。また、知能研削砥石42の側面に歪センサHSを貼り付ければ、砥石振動や応力を直接正確に検知測定できる。また、上記知能研削砥石10及び他の知能研削砥石20,30,40と同様な作用、効果が得られる。
本発明は、平面研削盤用の研削砥石の実施例で説明したが、内面研削盤他の研削盤用の知能研削砥石となる砥石車にも多様に適用が可能である。
1 砥粒層
1A,1B,1C 3分割セグメント
3 基板(環状台金)
3A 外周面
4,5,6 流路
4A,5A,6A 流路
10 知能研削砥石
20 知能研削砥石
30 知能研削砥石
40 知能研削砥石
42 知能研削砥石
50 入力端子
51 A/D変換部
52 メモリ部
53 演算処理部
54 送信部
55 バッテリ部
60 NC制御装置(外部制御部)
70 研削盤
80 研削液供給部
A1 −極粉
B1 +極粉
B 各種検知情報
C1 砥粒
D0 砥石外径
D1 温度感知センサ
D2 外径感知センサ
E 外部出力
e 温度感知部
e1 温度測定値
e2 外径測定値
e3 振動測定値
F 各種研削条件
G 研削液の浸透供給
G0 接合面
G1 隙間
HS 歪センサ
r1,r2,r3 外径長
J1,J2,J3 外端
K 研削液
L1,L2 出力線
O 砥石メーカー出荷時の各種データ
P,P1 ICチップ
PG 研削管理プログラム
T XY軸送りテーブル
S 主軸
S1,S2,S3 熱電対
N 砥石回転数
M 切込量
W ワーク

Claims (4)

  1. 研削液を浸透供給する通路部分の砥粒密度を低くし、該通路部分から研削点となる砥粒層表面に研削液を噴出させる砥粒層と、上記砥粒層の温度,外径,振動,応力を個別に検知する複数の感知センサと、上記砥粒層の温度と外径を検出する数組の感知センサは、外径長を異ならせて砥粒と一体的に外径方向に向けて焼き込んで砥粒層内に備え、記砥粒層を分割セグメントとして基板の外周面に着脱可能に装着させた研削砥石と、上記研削砥石にこの砥石メーカー出荷時に初期設定値を初期設定情報として記憶させるとともに研削運転時に温度,外径,振動,応力の各種研削状況を更新記憶し、外部のNC制御部に対して記憶した各種研削情報を出力するICチップと、を備えたことを特徴とする知能研削砥石。
  2. 上記砥粒層の温度と外径を検出する数組の感知センサは、熱電対叉はサーミスタ叉は電気導線からなり、その各数組の外端側が砥石摩耗に伴う砥石外径の減少で順次切断されることを特徴する請求項1記載の知能研削砥石。
  3. 上記ICチップは、A/D変換部とメモリ部と演算処理部と送信部と電源部とを具備したものであり、このチップ内に、砥石メーカー出荷時の知能研削砥石の初期設定値を初期設定情報として記憶させ、研削運転時には砥石の温度,外径,振動,応力の各種研削状況を更新記憶すると共に、研削盤を制御する外部のNC制御部に各種研削情報を出力し、上記NC制御部は研削管理プログラムにより、上記知能研削砥石の運転条件を最適研削条件値に制御すべく、研削熱による砥粒層の砥石温度砥石摩耗に伴う外径計測値の情報により研削盤の知能研削砥石の回転数研削送り込み量と研削液を自動制御して最適研削条件値での研削運転を行わせ、上記研削運転時の最適研削条件値をICチップにもフィードバックして履歴情報として更新記憶することを特徴とする請求項記載の知能研削砥石による研削制御方法。
  4. 請求項3記載の知能研削砥石による研削制御方法において、上記ICチップは、更に、砥粒層の摩耗による砥粒層の交換の再利用回数とその新規砥石の研削負荷状態を履歴情報として更新記憶して経歴管理を行わせることを特徴とする知能研削砥石による研削制御方法。
JP2011235455A 2011-10-07 2011-10-07 知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、 Expired - Fee Related JP5556788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011235455A JP5556788B2 (ja) 2011-10-07 2011-10-07 知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011235455A JP5556788B2 (ja) 2011-10-07 2011-10-07 知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013082051A JP2013082051A (ja) 2013-05-09
JP5556788B2 true JP5556788B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=48527806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011235455A Expired - Fee Related JP5556788B2 (ja) 2011-10-07 2011-10-07 知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5556788B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112020006842A2 (pt) * 2017-10-04 2020-10-06 Saint-Gobain Abrasives, Inc. artigo abrasivo e método para formação do mesmo
CN108161742B (zh) * 2018-01-29 2024-01-02 苏州温特金刚石滚轮有限公司 基于金刚石滚轮修整磨床的数字化检测系统
MX2021001246A (es) 2018-08-02 2021-05-12 Saint Gobain Abrasives Inc Articulo abrasivo que incluye un sensor de deteccion de desgaste.
IT201900000777A1 (it) * 2019-01-18 2020-07-18 S I A P I Soc Importazione Approvvigionamenti Prodotti Industriali S R L Mola per la lavorazione superficiale di pezzi e apparecchiatura utensile utilizzante detta mola

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2810489B2 (ja) * 1990-05-30 1998-10-15 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 砥石車
JP3328060B2 (ja) * 1994-03-18 2002-09-24 本田技研工業株式会社 回転研削砥石
AT502285B1 (de) * 2004-10-19 2008-12-15 Gissing Gerhard Trennschleifring mit doppelter kernspannvorrichtung
JP2006231438A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toyota Motor Corp 被研削物温度解析測定方法及び装置
JP2008093735A (ja) * 2006-10-05 2008-04-24 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013082051A (ja) 2013-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5556788B2 (ja) 知能研削砥石、知能研削砥石による研削制御方法、
EP2412477B1 (en) Grinding method and grinding machine
CN109799784B (zh) 刀具磨耗检测装置、其检测方法及刀具磨耗补偿方法
CN104858786B (zh) 研磨装置
JP5551479B2 (ja) 研磨装置、研磨パッドおよび研磨情報管理システム
TW200919567A (en) Polishing condition control apparatus and polishing condition control method of CMP apparatus
JP3170029U (ja) センサ内蔵工具ホルダ
JP6300968B2 (ja) 仕上研削装置および仕上研削方法
CN107427983A (zh) 用于磨削具有槽的工件的方法和磨削机
CN102574268A (zh) 螺纹状砂轮的相位对合装置
KR101632206B1 (ko) 초음파 밀링용 진동자
JP5821613B2 (ja) 研削異常監視方法および研削異常監視装置
JP5821615B2 (ja) 研削異常監視方法および研削異常監視装置
JP2015208812A (ja) 研削加工装置及び方法
JPH10286772A (ja) 研磨工具および研削工具
JP3172626U (ja) 研削砥石
JP2010274405A (ja) 回転体の表面粗さの測定方法、砥石における砥粒の突き出し量の測定方法、及び研削盤
CN107009212B (zh) 磨削装置
JP7172636B2 (ja) 工作機械のメンテナンス支援装置および工作機械システム
JP5821616B2 (ja) 研削異常監視方法および研削異常監視装置
JPH1177491A (ja) 工具を用いる加工装置
JP5742435B2 (ja) 超音波計測方法および超音波工作物径測定装置
JP2010274406A (ja) 回転体の表面粗さの測定方法、砥石における砥粒の突き出し量の測定方法、及び研削盤
JPH0970755A (ja) 砥石車のツルーイング装置
IT201800007903A1 (it) Mola abrasiva e metodo di controllo per una molatrice comprendente detta mola

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130823

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20130823

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130829

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20131009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5556788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees