JP3170029U - センサ内蔵工具ホルダ - Google Patents

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雅洋 長谷川
泰弘 八尾
泰弘 八尾
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幸作 野村
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伊藤 幸男
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Abstract

【課題】 加工工具(切削刃具や研削砥石等)の加工点の温度、圧力、振動等を的確に検出すべく、回転工具の刃先や研削砥石の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能としたセンサ内蔵工具を提供する。【解決手段】主軸Sの連結穴S1に挿着部1を着脱可能とし、先端取付部3に環状刃具10,20を着脱可能に取り付けた工具ホルダ100にて、上記環状刃具の中心孔部10A,20Aから外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵させ、上記環状刃具の中心孔部に挿着するフランジ部11,21内に温度、圧力、振動等の検出手段からの信号eをデジタル化するA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部70に情報eを伝播する。【選択図】図1

Description

本考案は、研削砥石や切削刃具等の加工工具に係わり、特に、加工工具(切削刃具や研削砥石等)の加工点の温度を的確に検出すべく、回転工具の刃先や研削砥石の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能としたセンサ内蔵工具に関するようにするものである。
近年、例えば、航空機による国際的な物流増大に対応する事と、対地球環境向上を図るための低燃費性の要求が高まり、航空機のジェットエンジンの軽量化と燃費改善が図られている。その具体的方策として、ジェットエンジンの2基化や小型化、更には、タービンブレードの薄肉化等で対応している。特に、タービンブレードの薄肉化には、高精度な研削技術が必須になっている。この従来の切削工具や研削砥石表面に冷却水を噴射して表面の水冷と切粉・塵埃除去をするとともに、加工点及びその周辺の温度状況を検知しながら加工する技術が提供されている。
更に、金属素材の切削加工や研削加工時において、加工温度の異常上昇による素材の変質を防止するため、また、摩擦係数の異なる材料層を備えた基板を研磨するに際し、研磨温度変化を検出し、該研磨温度が所定温度に達した時点で研磨を自動的に停止するために、被加工素材や切削工具や研削砥石の温度上昇を検出する温度、圧力、振動等の検出手段を備えた切削装置や研削盤等が提供されている。
その具体的な技術は、研磨の終点を高精度に検出し得る研磨の終点検出方法及びその研磨装置であり、摩擦係数の異なる材料層を備えた基板を研磨するに際し、研磨温度変化を検出し、該研磨温度が所定温度に達した時点で研磨を自動的に停止する。その具体的構成は、研磨手段を表面に配置した回転支持体と、上記研磨手段上に載置される被研磨部材を回転保持する被研磨部材回転保持手段を有する研磨装置において、上記被研磨部材の少なくとも一部またはその近傍に研磨温度等の検出手段を設けると共に該研磨温度等の検出手段で検出された研磨温度が所定温度に達した時点で研磨を停止する制御手段を設けている。そして、上記研磨温度、圧力、振動等の検出手段は、熱電対又は赤外線温度検出器であるとするものである(例えば、特許文献1参照。)。
更に、砥石等の回転工具の熱影響等による軸変位を正確に検出して、加工精度の向上を図る工作機械の状態検出装置がある。その構成は、研削盤のスピンドル軸の先端に取付けられた砥石軸の外径面に近接して、砥石軸の外径の変位を検出する非接触変位センサを設ける。演算手段によって、変位センサの検出信号から砥石軸の軸方向の伸びを演算する。砥石軸の材質は、スピンドルよりも熱伝達率の大きな材質としたものである(例えば、特許文献2参照。)。
更に、工作物温度を適切に測定しながらの研削装置において、熱電対を構成する各熱電対線の一端部を離間して研削中の工作物Wの表面に接触させることにより、工作物温度を測定する温度等の検出手段が設けられている。該温度等の検出手段で測定した工作物温度が、正常研削時に於ける工作物温度に対する第1許容温度であるかどうかを判断して研削砥石のドレス必要性の有無を検出する判定手段が設けられたものである(例えば、特許文献3参照。)。
更に、上定盤に保持された被研磨物と、下定盤上に装着された研磨パッドとを接触加圧した状態で、供給ノズルからスラリー供給しながら、被研磨物Wと研磨パッドとを相対的に摺動させて行なう研磨の状況をモニタするシステムであって、研磨パッドの径方向互いに異なる位置に配置された複数の温度センサの検出出力に基づいて、研磨パッドの温度の均一性を算出し、この温度の均一性と研磨の均一性との間の相関関係から研磨の均一性をモニタするようにしているものである(例えば、特許文献4参照。)。
特開平8−78369号公報 特開平10−118925号公報 特開平6−246632号公報 特開2008−93742号公報
上記特開平8−78369号公報の研磨装置は、被研磨部材の少なくとも一部またはその近傍に、熱電対又は赤外線温度検出器からなる研磨温度の検出手段を設けると共に該研磨温度の検出手段で検出された研磨温度が所定温度に達した時点で研磨を停止する制御手段を設けている。これにより、熱電対は研磨基板の裏面または裏面近傍に配置され、研磨温度を検出し、検出した信号は回転式接触端子により外部へ取り出される。しかしながら、上記研磨温度等の検出手段では、回転定盤に貼られた研磨布に接して研磨される被研磨部材(研磨基板)の裏面となる回転する基板保持具内に熱電対を備えたから、研磨布に接して研磨される被研磨部材(研磨基板)の表面温度を直接検出できず熱伝導の悪い被研磨部材(研磨基板)であると、正確な温度検出に時間遅れを生じるばかりか、被研磨部材(研磨基板)よりも遥かに熱容量の大きな基板保持具内に備えた熱電対では、基板保持具が被研磨部材(研磨基板)からの熱伝導エネルギーを激しく吸収するから被研磨部材(研磨基板)の表面側の正確な温度検出が不可能という問題が解決されていない。
また、上記特開平10−118925号公報の工作機械の状熊検出装置は、研削盤のスピンドル軸の先端に取付けられた砥石軸の外径面に近接して、砥石軸の外径の変位を検出する非接触変位センサを設ける。演算手段によって、変位センサの検出信号から砥石軸の軸方向の伸びを演算するものであり、研削砥石の外周温度を検出することが出来ない。また、特開平6−246632号公報の工作物温度を適切に測定しながらの研削装置は、熱電対を構成する各熱電対線の一端部を離間して研削中の工作物Wの表面に接触させることにより、工作物温度を測定するものであり、切削工具の刃先や研削砥石の外周温度を直接検出できない。更に、特開2008−93742号公報の研磨の状況をモニタするシステムは、上定盤に保持された被研磨物と、下定盤上に装着された研磨パッドとを接触加圧した状態で、供給ノズルからスラリーを供給しながら、被研磨物と研磨パッドとを相対的に摺動させて行なうものであり、温度センサを研磨パッドの裏面側となる下定盤上に装着したから、研磨パッドを介して被研磨物の表面温度を検出する方式であり、熱伝導率の悪い研磨パッドを介して被研磨物の表面温度を検出することとなり正確な温度検出が期待できない。
本考案は、上記各公知文献における各種問題点に鑑みてなされたもので、特に、加工工具(切削刃具や研削砥石等)外周面やワークの加工点の温度、圧力、振動等を的確に検出すべく、回転工具の刃先や研削砥石の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能としたセンサ内蔵工具を提供するものである。
そして、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微変動を俊敏に検出でき、瞬間的に情報をトランスミッタからの無線やスリップリングを介して外部制御部に情報が伝播されて的確な加工点の温度制御ができ、工具寿命やワークの高品質加工を可能とした。
上記目的を達成するべく本考案の請求項1によるセンサ内蔵工具ホルダは、主軸の連結穴に挿着部を着脱可能とし、先端取付部に環状刃具を着脱可能に取り付けた工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記環状刃具の中心孔部に挿着するフランジ部内に温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴する。
本考案の請求項2のセンサ内蔵工具ホルダは、主軸の連結穴に挿着部を着脱可能とし、先端取付部に環状刃具を着脱可能に取り付けた工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記工具ホルダ内に上記温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴する。
本考案の請求項3のセンサ内蔵工具ホルダは、主軸の連結穴に挿着部を着脱可能とし、先端取付部に環状刃具を着脱可能に取り付けた工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記温度、圧力、振動等の検出手段の配線を工具ホルダ内に接続具を介して導き、上記工具ホルダの挿着部に嵌合するスリップリングを介して外部の外部制御部に情報を伝播することを特徴する。
本考案の請求項4のセンサ内蔵工具ホルダは、主軸の突出した接合部に、環状刃具の中心孔部にフランジ部を着脱可能とした工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記環状刃具のフランジ部内に温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴する。
本考案の請求項5のセンサ内蔵工具ホルダは、主軸の突出した接合部に、環状刃具の中心孔部にフランジ部を着脱可能とした工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記主軸内に上記温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴する。
本考案の請求項6のセンサ内蔵工具ホルダは、主軸の突出した接合部に、環状刃具の中心孔部のフランジ部を着脱可能とした工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記温度、圧力、振動等の検出手段の配線を工具ホルダ内に接続具を介して導き、上記工具ホルダの挿着部に嵌合するスリップリングを介して外部の外部制御部に情報を伝播することを特徴する。
本考案の請求項7のセンサ内蔵工具ホルダは、請求項1〜6のいずれか一つに記載のセンサ内蔵工具ホルダにおいて、上記環状刃具は、円盤の外周に切削用の刃片を配列させたものであることを特徴とする。
本考案の請求項8のセンサ内蔵工具ホルダは、請求項1〜6のいずれか一つに記載のセンサ内蔵工具ホルダにおいて、上記環状刃具は、円盤状の研削砥石としたことを特徴とする。
本考案の請求項9のセンサ内蔵工具ホルダは、請求項8に記載のセンサ内蔵工具ホルダにおいて、上記円盤状の研削砥石は、中心側の粒状密度を低くし、外周側の粒状密度を高くしたことを特徴とする。
本考案の請求項10のセンサ内蔵工具ホルダは、請求項1〜6のいずれか一つに記載のセンサ内蔵工具ホルダにおいて、上記温度、圧力、振動等の検出手段は、熱電対、赤外線温度素子、放射温度素子、サーミスタ、感熱素子、光ファイバー等からなる温度感知素子であることを特徴とする。
本考案の請求項1,2,4,6〜8,10記載のセンサ内蔵工具ホルダによると、環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記環状刃具の中心孔部に挿着するフランジ部内叉は工具ホルダ内に、温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播するから、円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石の外周縁にセンサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能となり、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出でき、瞬間的にトランスミッタから無線で外部制御部に情報が伝播されて的確な加工点の温度制御ができ、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
また、請求項3,5記載のセンサ内蔵工具によると、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記温度、圧力、振動等の検出手段の配線を工具ホルダ内や主軸内に接続具を介して導き、上記工具ホルダの挿着部や主軸に嵌合するスリップリングを介して外部の外部制御部に情報を伝播するから、環状刃具の外周縁にセンサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能となり、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出でき、瞬間的にスリップリングを介して外部制御部に情報が伝播されて的確な加工点の温度制御ができ、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
また、請求項9記載のセンサ内蔵工具によると、円盤状の研削砥石は、中心側の粒状密度を低くし、外周側の粒状密度を高くしたから、砥石内を浸透して外周面にクーラント液を放射状に放出する放射効率が高められ、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度上昇を抑制でき、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
本考案の第1実施の形態を示し、センサ内蔵工具ホルダの断面図である。 本考案の第2実施の形態を示し、センサ内蔵工具ホルダの断面図である。 本考案の第3実施の形態を示し、センサ内蔵工具ホルダの断面図である。 本考案の第4実施の形態を示し、センサ内蔵工具と主軸の断面図である。 本考案の第5実施の形態を示し、センサ内蔵工具と主軸の断面図である。 本考案の第6実施の形態を示し、センサ内蔵工具と主軸の断面図である。
以下、図1乃至図6を参照して本考案の各実施の形態を順次に説明する。
本考案の第1実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ100は、図1にその断面を示す。センサ内蔵工具ホルダ100は、主軸Sの連結穴S1に挿着部1を着脱可能とし、中腹部2に繋がる先端取付部3に環状刃具(切削用の刃片Cを備える)10及び環状刃具(研削砥石)20を着脱可能に取り付ける。その取付手段は、上記環状刃具10,20の中心孔部10A,20Aに嵌るフランジ部11,21を先端取付部3に嵌合させ、締付ボルト12の雄ネジ12Aを先端取付部3の雌ネジ3Aに螺着して固定する。上記環状刃具10,20の中心孔部10A,20Aから外周縁に向けて、熱電対等センサの温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵している。上記環状刃具10,20の中心孔部10A,20Aに挿着するフランジ部11,21の内部に温度、圧力、振動等の検出手段(熱電対SSやサーミスタ、感熱素子、感温体、光ファイバ等を採用)TSからの信号eをデジタル化するA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵する。上記トランスミッタ60からは、無線で外部制御部70に情報eが伝播される。そして、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等を適応制御する関係構成となっている。
尚、上記温度、圧力、振動等の検出手段TSは、上記環状刃具10,20の中心孔部10A,20Aから外径方向に開けた小孔h内に挿入してその接合先端となる熱電対等センサSSを外周面に面一に内蔵させている。これにより、環状刃具10,20の外周面やワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接感知でき、この情報eをA/D変換器50に出力する。そして、刃片Cや砥石外周面の摩耗と共に、熱電対等センサSSは摩耗し、常に刃片Cや砥石外周面と面一の状態を維持することができる。上記環状刃具10は、円盤の外周に切削用の刃片Cを配列させたものである。上記円盤状の研削砥石20は、図示しないが、中心側の粒状密度を低くし、外周側の粒状密度を高くしたものであり、砥石内を浸透して外周面にクーラント液を放射状に放出する放射効率を高めて、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度上昇を抑制させ、工具寿命やワークの高品質加工が実現できるように配慮されている。
上記第1実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ100は、以上のように構成されており、下記のように作用する。環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵させ、上記環状刃具の中心孔部に挿着するフランジ部11,21内に、温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部70に情報eを伝播する。これにより、円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石の外周縁にセンサの先端を内蔵して刃先Cや研削砥石の外周面及びワークWの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能となり、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出される。そして、瞬間的にトランスミッタ60から無線で外部制御部70に情報eが伝播されて的確な加工点の温度制御が実行される。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等を適応制御する。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現される。
上記第1実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ100は、下記の効果を発揮する。円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出でき、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出できる。そして、瞬間的にトランスミッタから無線で外部制御部に情報が伝播され、的確な加工点の温度制御が実行できる。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御できる。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
続いて、本考案の第2実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ200は、図2にその断面を示す。センサ内蔵工具ホルダ200は、主軸Sの連結穴S1に挿着部1を着脱可能とし、中腹部2に繋がる先端取付部3に環状刃具(切削用の刃片Cを備える)10及び環状刃具(研削砥石)20を着脱可能に取り付ける。その取付手段は、上記環状刃具10,20の中心孔となるフランジ部11´,21´を先端取付部3に嵌合させ、締付ボルト12の雄ネジ12Aを先端取付部3の雌ネジ3Aに螺着して固定する。上記環状刃具10,20のフランジ部11´,21´から外周縁に向けて、温度、圧力、振動等センサである熱電対等の温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵している。上記環状刃具10,20のフランジ部11´,21´を挿着する中腹部2の内部に温度、圧力、振動等の検出手段TSからの信号eをデジタル化するA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵する。上記トランスミッタ60からは、無線で外部制御部70に情報eが伝播される。そして、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・X,Y,Z軸の送り速度や主軸回転モータM等を適応制御する関係構成となっている。尚、フランジ部11´,21´の内周面と先端取付部3の外周面には、熱電対等センサの温度、圧力、振動等の検出手段TSのリード線Lの接続具(ターミナル)SOを備え、温度、圧力、振動等の検出手段TSからの信号eをデジタル化するA/D変換器50に導いている。上記円盤状の研削砥石20は、中心側の粒状密度を低くし、外周側の粒状密度を高くしたものであり、砥石内を浸透して外周面にクーラント液を放射状に放出する放射効率を高めて、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度上昇を抑制させ、工具寿命やワークの高品質加工が実現できるように配慮されている。
上記本考案の第2実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ200は、上記のように構成されており、以下その作用を説明する。図2に示すように環状刃具10,20の、フランジ部11´,21´の中心孔から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵しており、上記環状刃具の中心孔部に挿着する工具ホルダ内に、温度、圧力、振動等の検出手段TSからの信号eがリード線Lを介してA/D変換器50に入力されデジタル化される。そして、トランスミッタ60から無線で外部制御部70に情報eが伝播される。しかして、円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石の外周縁に内蔵した熱電対等センサの先端が刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等が温度及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出される。これにより、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の情報eが瞬間的にトランスミッタ60から無線で外部制御部70に伝播されて、的確な加工点の温度制御が実行される。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・X,Y,Z軸の送り速度や主軸回転モータM等を適応制御する。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現される。
上記第2実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ200は、下記の効果を発揮する。円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出でき、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出できる。また、瞬間的にトランスミッタから無線で外部制御部に情報が伝播され、的確な加工点の温度、圧力、振動等制御が実行できる。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御できる。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
続いて、本考案の第3実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ300は、図3にその断面を示す。この実施例は、A/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを外部に配置したものである。この結果、トランスミッタ60とバッテリBを省略したものとなった。その詳細構成は、センサ内蔵工具ホルダ300は、主軸Sの連結穴S1に挿着部1を着脱可能とし、先端取付部3に環状刃具10,20を着脱可能に取り付けた工具ホルダ300において、上記環状刃具10,20のフランジ部11´,21´から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵させ、上記温度、圧力、振動等の検出手段の配線Lを工具ホルダ内に接続具S0を介して導き、上記工具ホルダの挿着部1に備える接続具S0に嵌合するスリップリングSRの接続具S0を介して外部のA/D変換器50に情報eを伝播する。そして、A/D変換器50から外部制御部7に情報eを入力させ、ここからNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面又は切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御される。尚、主軸Sの先端取付部3に環状刃具(切削用の刃片Cを備える)10及び環状刃具(研削砥石)20を着脱可能する取付手段は、上記環状刃具10,20の中心孔となるフランジ部11´,21´を先端取付部3に嵌合させ、締付ボルト12の雄ネジ12Aを先端取付部3の雌ネジ3Aに螺着して固定される。
しかして、上記本考案の第3実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ300は、上記のように構成されており、以下その作用を説明する。図3に示すように環状刃具10,20は、NC制御装置80により、主軸Sが回転駆動されワークWの被研削面叉は切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御される。この加工状態にて、環状刃具10,20の外周縁に内蔵している温度、圧力、振動等の検出手段TSにおける熱電対等センサの先端が刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度及び温度、圧力、振動等の微動を俊敏に検出する。これにより、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の情報eが瞬間的に配線LとスリップリングSRの接続具S0を介して外部のA/D変換器50に情報eを伝播する。そして、A/D変換器50を介して外部制御部7に情報eを入力する。ここからNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・X,Y,Z軸の送り速度や主軸回転モータM等を適応制御する。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現される。
上記第3実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ300は、下記の効果を発揮する。円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出でき、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出できる。また、瞬間的に外部制御部に情報が伝播され、的確な加工点の温度制御が実行できる。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御できる。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
続いて、考案の第4実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ400は、図4にその断面を示す。この実施例は、主軸Sに主軸モータMが直結した主軸装置において、主軸Sの突出した接合部S2に、環状刃具20の中心孔のフランジ部31を着脱可能とした工具ホルダに適応したものである。上記環状刃具20の中心孔に嵌るフランジ部31から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵させ、上記環状刃具のフランジ部31内に温度、圧力、振動等の検出手段TSからの信号eをテジタル化するA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部70に情報eを伝播するものである。その他の構成は、上記第1実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ100と同一構成に付、同一符号を附して説明を省略する。尚、上記環状刃具20は、この中心孔に嵌るフランジ部31のテーパー孔31Aを主軸Sの突出した接合部S2に嵌め、締付ボルト12の雄ネジ12Aを接合部S2の雌ネジS3に螺着して固定される。叉、図示しないが、環状刃具(切削用の刃片Cを備える)10も採用される。更に、クーラント液Kの供給ポンプCPが配管Pから接続具Nを介して上記環状刃具10,20、特に浸透性の高い研削砥石20に浸透供給され、外周面や刃片Cに供給される。
上記第4実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ400は、以上のように構成されており、下記のように作用する。環状刃具20の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段TSを内蔵させ、上記環状刃具の中心孔に挿着するフランジ部31内に、温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部70に情報eを伝播する。これにより、円盤状の回転工具の刃先や円盤状の研削砥石20の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先Cや研削砥石の外周面及びワークWの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出可能となり、ワークWの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出される。そして、瞬間的にトランスミッタ60から無線で外部制御部70に情報eが伝播されて的確な加工点の温度、圧力、振動等制御が実行される。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等を適応制御する。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現される。
上記第4実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ400は、下記の効果を発揮する。円盤状の回転工具10の刃先Cや円盤状の研削砥石20の外周縁に温度、圧力、振動等センサの先端を内蔵して刃先や研削砥石の外周面及びワークWの加工点の温度、圧力、振動等を直接検出でき、ワークの加工点及びこれに接する環状刃先の温度、圧力、振動等及び温度、圧力、振動等の微動が俊敏に検出できる。そして、瞬間的にトランスミッタから無線で外部制御部に情報が伝播され、的確な加工点の温度、圧力、振動等制御が実行できる。即ち、上記外部制御部70からNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面・切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御できる。この結果として、工具寿命やワークの高品質加工が実現できる。
続いて、本考案の第5実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ500は、図5にその断面を示す。この実施例は、上記第4実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ400において、主軸S内にA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部70に情報eを伝播するように、設計変更したものである。従って、A/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBの配置変更以外は、上記センサ内蔵工具ホルダ400と同一構成に付き、同一符号を附して説明を省略する。
本考案の第5実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ500の作用効果は、上記第4実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ400と同一作用と同一効果を発揮するため、その説明を省略する。
続いて、本考案の第6実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ600は、図6にその断面を示す。この実施例は、上記第5実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ500において、主軸S内に内蔵したA/D変換器50とトランスミッタ60とバッテリBとを排除した。そして、上記第3実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ300と同様に、主軸Sに備える接続具S0に嵌合するスリップリングSRの接続具S0を介して外部のA/D変換器50に情報eを伝播する構成とした。そして、A/D変換器50から外部制御部7に情報eを入力させ、ここからNC制御装置80に情報eが送り込まれ、主軸Sの回転速度やワークWの被研削面叉は切削加工面に対する切り込み・送り速度等が適応制御される。その他の構成は、上記センサ内蔵工具ホルダ400と同一構成に付き、同一符号を附して説明を省略する。
本考案の第6実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ600の作用効果は、上記第3実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ300及び第5実施の形態となるセンサ内蔵工具ホルダ500と同一作用と同一効果を発揮するため、その説明を省略する。
本考案は、その対象物を環状刃具となる円板の外周に刃片を備えた加工工具や円板状の研削砥石を対象の実施例で説明したものであるが、様々な加工工具を対象としての適用が可能である。
1 挿着部
2 中腹部
3 先端取付部
3A 雌ネジ
10 環状刃具
20 研削砥石
10A,20A 中心孔部
12 締付ボルト
12A 雄ネジ
11,21 フランジ部
11´,21´ フランジ部
31 フランジ部
31A テーパー孔
50 A/D変換器
60 トランスミッタ
70 外部制御部
80 NC制御装置
100〜600 センサ内蔵工具ホルダ
B バッテリ
C 刃片
CP 供給ポンプ
e 信号・情報
K クーラント液
M 主軸回転モータ
N 接続具
P 配管
S 主軸
SS 熱電対等センサ
S1 連結穴
S2 接合部
S3 雌ネジ
h 小孔
TS 温度、圧力、振動等の検出手段(温度センサ)
W ワーク

Claims (10)

  1. 主軸の連結穴に挿着部を着脱可能とし、先端取付部に環状刃具を着脱可能に取り付けた工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記環状刃具の中心孔部に挿着するフランジ部内に温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴するセンサ内蔵工具ホルダ。
  2. 主軸の連結穴に挿着部を着脱可能とし、先端取付部に環状刃具を着脱可能に取り付けた工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記工具ホルダ内に上記温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴するセンサ内蔵工具ホルダ。
  3. 主軸の連結穴に挿着部を着脱可能とし、先端取付部に環状刃具を着脱可能に取り付けた工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記温度、圧力、振動等の検出手段の配線を工具ホルダ内に接続具を介して導き、上記工具ホルダの挿着部に嵌合するスリップリングを介して外部の外部制御部に情報を伝播することを特徴するセンサ内蔵工具ホルダ。
  4. 主軸の突出した接合部に、環状刃具の中心孔部にフランジ部を着脱可能とした工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記環状刃具のフランジ部内に温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴するセンサ内蔵工具ホルダ。
  5. 主軸の突出した接合部に、環状刃具の中心孔部にフランジ部を着脱可能とした工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記主軸内に上記温度、圧力、振動等の検出手段からの信号をデジタル化するA/D変換器とトランスミッタとバッテリとを内蔵し、上記トランスミッタから無線で外部制御部に情報を伝播することを特徴するセンサ内蔵工具ホルダ。
  6. 主軸の突出した接合部に、環状刃具の中心孔部のフランジ部を着脱可能とした工具ホルダにおいて、上記環状刃具の中心孔部から外周縁に向けて温度、圧力、振動等の検出手段を内蔵させ、上記温度、圧力、振動等の検出手段の配線を主軸内に接続具を介して導き、上記主軸に嵌合するスリップリングを介して外部の外部制御部に情報を伝播することを特徴するセンサ内蔵工具ホルダ。
  7. 上記環状刃具は、円盤の外周に切削用の刃片を配列させたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のセンサ内蔵工具ホルダ。
  8. 上記環状刃具は、円盤状の研削砥石としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のセンサ内蔵工具ホルダ。
  9. 上記円盤状の研削砥石は、中心側の粒状密度を低くし、外周側の粒状密度を高くしたことを特徴とする請求項8に記載のセンサ内蔵工具ホルダ。
  10. 上記温度、圧力、振動等の検出手段は、熱電対、赤外線温度素子、放射温度素子、サーミスタ、感熱素子、光ファイバー等からなる温度感知素子であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のセンサ内蔵工具ホルダ。
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