JP5556409B2 - 無線受信装置およびその伝搬路推定方法 - Google Patents

無線受信装置およびその伝搬路推定方法 Download PDF

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本発明は,無線受信装置およびその伝搬路推定方法に関する。
OFDM(直交周波数分割多重)やOFDMA(直交周波数分割多元接続)方式の無線通信システムでは,送信側が,互いに位相が直交関係にある周波数を持つ複数のサブキャリアで被変調成分を変調し,IFFT変換し,搬送周波数にアップコンバートして送信し,受信側が,受信信号をダウンコンバートし,FFT変換し,複数のサブキャリアの被変調成分を復調する。各サブキャリアの周波数が異なるため,受信されるサブキャリアの位相が互いに異なるとともに,伝搬路や受信装置の移動に応じて振幅も変動する。
そこで,送信側で複数のサブキャリアに所定の割合で既知シンボルであるパイロット信号を挿入し,受信側でパイロット信号の既知の被変調成分の位相と振幅情報を抽出し,それを基準ベクトルとしてデータ伝送領域の被変調成分を復調することが行われる。このパイロット信号の位相と振幅情報(基準ベクトル)が伝搬路推定値である。伝送路特性を高精度に推定するためには全てのサブキャリアにパイロット信号を挿入するのが望ましいが,そうするとデータ伝送効率が下がるので,複数のサブキャリアのうち一部のサブキャリアにパイロット信号が挿入される。
OFDM方式におけるパイロット信号については,以下の特許文献に記載されている。
特開2005−303960号公報 特開2007−306552号公報 特開2007−267307号公報
データ伝送効率の低下を避けるために複数のサブキャリアのうち一部のサブキャリアにのみパイロット信号が挿入されると,パイロット信号が挿入されていないサブキャリアについては近接するサブキャリア内のパイロット信号からそのサブキャリアの伝搬路推定値を算出する必要がある。同じサブキャリアにある近接するパイロット信号とデータ信号とは,受信装置の短時間の移動を無視すればほぼ同じ伝搬路特性を有する。しかし,異なるサブキャリアでは,振幅特性は周波数選択性フェージングによる落ち込みの発生で異なることになり,また,周波数が異なることに起因して受信器での位相回転量が異なり且つその位相回転量は伝搬路の距離によっても変動する。したがって,隣接または近接するサブキャリアのパイロット信号に基づく伝搬路推定の算出では,正確な演算が求められる。
また,全てのサブキャリアにパイロット信号が挿入されていたとしても,受信装置が移動体である場合は,周波数選択性フェージングによる落ち込みが瞬間的にある特定の周波数だけに発生するので,その落ち込みが偶然にパイロット信号に発生した場合は,その前後のデータ部分の復調データの信頼性は大きく低下する。したがって,このような信頼性の低下を回避するためには,隣接するまたは近接するサブキャリアのパイロット信号から自身のサブキャリアの伝搬路推定値を正確に算出することが必要になる。
特に,周波数帯域の端のサブキャリアにパイロット信号が挿入されていない場合は,その帯域端のサブキャリアについては外挿演算でその伝送路特性を推定する必要があり,正確に伝搬路推定を行うことが必要になる。
そこで,本発明の目的は,正確に伝搬路推定値を求める受信装置を提供することにある。
受信装置の第1の側面は,直交周波数分割多重方式の無線受信装置において,
時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有し,
前記復調部は,
所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3の周波数を有する第1,第2,第3のサブキャリアのうち,前記第2及び第3のサブキャリアに挿入された第2及び第3のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第3の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを算出する伝搬路算出回路を有し,
当該伝搬路算出回路は,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅の前記第2の基準ベクトルとは線対称の座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出する。
第1の側面によれば,正確に伝搬路推定値を求めることができる。
本実施の形態に係る無線装置の構成図である。 本実施の形態に係る受信装置の構成図である。 本実施の形態に係る伝搬路算出回路の構成図である。 直線近似による内挿演算を示す図である。 本実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。 本実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。 直線近似による内挿演算例を示す図である。 直線近似による外挿演算例を示す図である。 直線近似による外挿演算器の例を示す図である。 第1の実施の形態における基準ベクトル検出方法を示す図である。 第1の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(1)の構成図である。 第1の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(2)の構成図である。 第2の実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。 第2の実施の形態における基準ベクトルの検出方法の例を示す図である。 第2の実施の形態における基準ベクトルの検出方法の別の例を示す図である。 第2の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(1)の構成図である。 第2の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(2)の構成図である。 第2の実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。
図1は,本実施の形態に係る無線装置の構成図である。無線装置の送信側は,送信データTxdを符号化する符号化回路10と,符号化データをI,Q座標軸上にマッピングするマッピング回路11と,マッピングされた座標点のI成分,Q成分を複数のサブキャリアで変調しIFFT変換する変調回路12と,デジタルアナログ変換回路13と,I成分,Q成分の時間域信号をローカル周波数信号で直交変調する直交変調回路14と,さらに搬送波の高周波にアップコンバートするIF/RF回路15とを有する。搬送波信号は,ディプレクサ16を介してアンテナATから送出される。
一方,無線装置の受信側は,アンテナATで受信された受信信号は,ディプレクサ16を介してRF/IF回路20に入力され中間周波数までダウンコンバートされる。そして,直交検波回路21がローカル周波数信号で直交検波してI成分とQ成分の時間域信号を生成する。その後,アナログデジタル変換回路22がデジタル信号に変換し,復調回路23でFFT変換されて周波数域信号に変換され,各サブキャリアの伝搬路特性がパイロット信号などから推定されて,データ信号のI成分とQ成分から伝搬路特性が除去されて復調され,デマッピング回路24がI,Q座標上の座標点からデマッピングして符号化データを再生し,さらにデコーダ回路25がそれを復号化して受信データRxdを抽出する。
本実施の形態にかかる伝送路推定回路は,復調回路23内に設けられる。
図2は,本実施の形態に係る受信装置の構成図である。この受信装置は,図1の受信部をより詳細に示すものであり,OFDM方式の通信システムに適用される。アンテナで受信された受信信号はバンドパスフィルタ26を通過してローノイズアンプLNAで増幅され自動ゲイン制御アンプ27で一定の振幅に増幅される。そして,その受信信号に基準信号発振器VCO_RFが生成する0°とπ/2の位相のローカル信号FLがミキサMIXi,MIXqで乗算され,ローパスフィルタLPFを経由してベースバンドまでダウンコンバートされる。つまり,図1のRF/IF回路20と直交検波回路21とが,ミキサMIXi,MIXqにより構成されている。そして,アナログデジタル変換器A/DによりI成分とQ成分のデジタル受信信号がデジタルベースバンド部30に入力される。
デジタルベースバンド部30では,自動ゲイン制御回路AGCがI信号とQ信号の振幅が一定になるように自動ゲイン制御アンプ27のゲインを制御する。さらに,I信号とQ信号からFFTタイミング検出回路31がFFTウインドウを検出し,そのタイミング信号をサイクリックプレフィックス除去回路32とFFT33とに供給する。サイクリックプレフィックス除去回路32は,時間域のI信号とQ信号からガードインターバルとして加えられているサイクリックプレフィックスを除去して有効シンボル成分を出力し,FFT33は,時間域のI信号とQ信号をFFT変換して複数のサブキャリアを抽出する。
さらに,伝搬路算出回路(Carrier Estimation)34は,いくつかのサブキャリアに挿入されているパイロット信号の既知データの位相と振幅を検出し,そのパイロット信号の位相及び振幅(基準ベクトル)からパイロット信号が挿入されていないサブキャリアの基準ベクトルを算出する。そして,各サブキャリアのデータ領域のI信号とQ信号に対して各基準ベクトルに基づいて位相回転などを行ってデータ領域のI信号とQ信号の絶対位相などを取得する。
そして,デマッピング回路24は,データ領域のI信号とQ信号の座標点から元の送信コードをデマッピングし,デコーダ回路25が誤り訂正などの復号化を行い,受信データRxdを出力する。
上記のプレフィックス除去回路32,FFT33,伝搬路算出回路34が,図1の復調回路23に対応する。
図3は,伝搬路算出回路の構成図である。伝搬路算出回路34は,FFT変換された複数のサブキャリアの位相と振幅(基準ベクトル)を一部のキャリア信号に挿入されているパイロット信号の位相と振幅に基づいて検出する基準ベクトル検出部35と,各サブキャリアについて検出した複数の基準ベクトルの平均化を演算する平均化部36と,平均化された基準ベクトルの位相情報に基づいて,各サブキャリアのデータ領域の信号の位相を回転して絶対位相に修正する位相回転部37とを有する。基準ベクトル検出部35は,パイロット信号の基準ベクトルに加えて,パイロット信号が挿入されていないサブキャリアの基準ベクトルもパイロット信号の基準ベクトルから演算する。つまり,基準ベクトル検出部35は,全サブキャリアの基準ベクトルの少なくとも位相成分を基準位相として検出する。
図4は,伝送路推定回路内の位相回転部の構成図である。被変調信号のI信号とQ信号の入力I_Data_inとQ_Data_inと,基準位相I_Pilot, Q_Pilotとがミキサ370,371,372,373でそれぞれ乗算され,加算器374,375で加算または減算され,絶対位相に復調された復調信号I_Data_out, Q_Data_outが出力される。
前述のとおり,OFDMまたはOFDMAでは,互いに位相が直交関係にある複数の周波数のサブキャリアで被変調成分が変調されている。各サブキャリアの周波数が異なるので,伝搬路を経由して受信装置で受信されたときの各サブキャリアの位相はそれぞれ異なる。また,受信装置が移動する場合は,時間によってそれらの位相が変化する。したがって,既知データを変調したパイロット信号から基準ベクトルの少なくとも位相成分を推定し,データ成分の位相をその基準ベクトルの位相に基づいて絶対位相に戻すことが行われる。この絶対位相に戻す演算が,図4の位相回転部により行われる。
また,変調方式が16QAMや64QAMの場合は,変調情報に位相に加えて振幅が含まれているので,基準ベクトルの振幅成分に基づいて,データ成分の振幅も絶対振幅に戻すことが行われるが,図4にはその構成は示されていない。
図5,図6は,本実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。図5の例では,複数のサブキャリアSC〜SCと,複数のシンボルSm+1〜Sm+9とに対して,一部のサブキャリアSC,SCにおいて,シンボルSm+2,Sm+8にパイロット信号Pilotが配置されている。したがって,周波数帯域の端のサブキャリアSC,SCにはパイロット信号が配置されていないので,近接するサブキャリアSC,SCのパイロット信号Pilotの基準ベクトルからサブキャリアSC,SCの基準ベクトルを算出する必要がある。
同様に,図6の例では,複数のサブキャリアSC〜SCと,複数のシンボルSm+1〜Sm+9とに対して,一部のサブキャリアSC,SCにおいてのみ,シンボルSm+2,Sm+8にパイロット信号Pilotが配置されている。したがって,周波数帯域の端のサブキャリアSC,SC,SC,SCにはパイロット信号が配置されていないので,近接するサブキャリアSC,SCのパイロット信号Pilotの基準ベクトルからサブキャリアSC,SC,SC,SCの基準ベクトルを算出する必要がある。
パイロット信号を有する2つのサブキャリアで挟まれたサブキャリアの基準ベクトルは,両側のパイロット信号の基準ベクトルの座標値から内挿演算(または補間演算)することで,少なくとも位相成分を求めることができる。例えば,図6において,サブキャリアSC3の基準ベクトルは,それの両側のサブキャリアSC2,SC4のパイロット信号の基準ベクトルから内挿演算により求めることができる。
しかし,図5,図6のように周波数帯域の端にあるサブキャリアにパイロット信号が配置されていない場合は,近接する他のサブキャリアのパイロット信号の基準ベクトルから外挿演算(または補外演算)により,その基準ベクトルの位相,または位相と振幅を求めることが必要になる。この外挿演算を正確に行うことができなければ,図5の周波数帯域端のサブキャリアSC,SC,または図6のサブキャリアSC,SCの復調を適切に行うことができない。
図7は,直線近似による内挿演算例を示す図である。図7の例は,図6のように,サブキャリアSC,SCにパイロット信号が挿入されていて,それらの間のパイロット信号が挿入されていないサブキャリアSCの基準位相を求める内挿演算例である。一般的に行われる内挿演算によれば,サブキャリアSC,SCの基準ベクトルの座標点(I,Q)(I,Q)の中点c(I,Q)を求め,中点cの位相をサブキャリアSCの基準位相とする。したがって,この演算式は,次の通りである。
=(I+I)/2
=(Q+Q)/2
このI,QからサブキャリアSCの少なくとも基準位相を求めることができる。
さらに,サブキャリアSCの基準振幅を求める必要がある場合は,中点c(I,Q)の振幅とサブキャリアSC,SCの基準振幅との比に基づいて,サブキャリアSCの基準振幅を推定することが行われる。
図8は,直線近似による外挿演算例を示す図である。図8の例は,図5のように,サブキャリアSC,SCにパイロット信号が挿入されていて,その外側のパイロット信号が挿入されていないサブキャリアSCの基準位相を求める外挿演算例である。この外挿演算では,サブキャリアSC,SCの基準ベクトルの座標点(I,Q)(I,Q)から,直線近似によってサブキャリアSCの基準ベクトルの座標点(I,Q)を求める。つまり,演算式は,次の通りである。
=I+(I−I)=2I−I
=Q+(Q−Q)=2Q−Q
図9は,直線近似による外挿演算器の例を示す図である。上記の演算をするための乗算器と加算器とが,I成分とQ成分の信号に対してそれぞれ設けられている。
このように,直線近似による外挿演算は,サブキャリアSC,SC,SCの基準ベクトルの座標点が直線状に配置されることを前提にしている。しかし,実際の基準ベクトルは各サブキャリアの周波数の違いに起因して座標軸の原点を中心にして回転している。したがって,上記の直線近似による外挿演算では,必ずしも正確にサブキャリアSCの基準ベクトルの位相や振幅を求めることはできていない。
図10は,第1の実施の形態における基準ベクトル検出方法を示す図である。この検出方法は,図5のようにサブキャリアSC,SCにパイロット信号が挿入され,その外側のサブキャリアSCには挿入されていない場合に,サブキャリアSC,SCの基準ベクトルからサブキャリアSCの基準ベクトルを外挿演算する例である。
本実施の形態では,サブキャリアSC,SC,SCは所定の周波数間隔で順に異なる周波数を有する。たとえば,サブキャリアSCの周波数をfとすると,サブキャリアSC,SCの周波数は2f,3fであり,各周波数はfずつ異なる。したがって,これらの基準ベクトルは,周波数選択性フェージングなどにより振幅が落ち込むことがなければ,同じ振幅で等間隔の位相差で回転している。
それを考慮して,本実施の形態では,サブキャリアSCの基準ベクトルの位相及び振幅(I,Q)に対して,サブキャリアSCの基準ベクトルとは線対称の座標点dの位相をサブキャリアSCの基準ベクトルの位相として算出する。
この算出方法は,伝搬路による遅延量と各サブキャリアのキャリア周波数とに対して,サブキャリアSCとSCの間隔が十分に狭く,位相平面上で90°未満の場合,図10に示すようにサブキャリアSCとSCの基準ベクトルの2つの座標点は,サブキャリアSCの基準ベクトルの座標点と原点とを結ぶ直線に対して高精度に線対称になることを利用している。
この演算方法は,以下のとおりである。
SC1=(I1,Q1),SC2=(I2,Q2)に対して,SC0=(I0,Q0)を算出するためには,SC0はSC1と原点を結ぶ直線に対してSC2と線対象の位置にある。SC1と原点を結ぶ直線は次の通りである。
y=(Q1/I1)・x (1)
これに垂直に交わる直線の傾きは-(I1/Q1)であり,これがSC2を通るときの直線は,次の通りである。
y'=-(I1/Q1)・(x' - I2)+Q2 (2)
そして,両直線の交点がSC2とSC0の中点cであるため,上記式(1)(2)の連立方程式を解くと,以下の通り,y=y’から,
0 = (Q1/I1)・x + (I1/Q1)・(x - I2) - Q2
(Q1/I1)・x + (I1/Q1)・x = (I1/Q1)・I2+ Q2
x = {(I1/Q1)・I2 + Q2}/{(Q1/I1) + (I1/Q1)}
= {(I1/Q1)・I2+ Q2}/{(I1 2 + Q1 2)/(I1・Q1)}
= (I1 2・I2+ I1・Q1・Q2)/(I1 2 + Q1 2) (3)
そして,このxを式(1)に代入すると,
y = (I1・I2・Q1 + Q1 2・Q2)/(I1 2+ Q1 2) (4)
となり,中点cの座標値(Ic,Qc)=(x,y)が求まる。
そして,次に,SC2と中点cとから直線近似による外挿演算することで,SC0が求まり,その演算式は次の通りである。
SC0とSC2とその中点c(Ic,Qc)とは,(I2+I0)/2=Ic,(Q2+Q0)/2=Qcとなるので,
I0=2Ic-I2, Q0=2Qc - Q2に式(3)(4)のcの(Ic,Qc)=(x,y)を代入すると,
I0 = {2(I1 2・I2 + I1・Q1・Q2)/(I1 2+ Q1 2)} - I2
= {2(I1 2・I2+ I1・Q1・Q2) - I1 2・I2- I2・Q1 2}/(I1 2 + Q1 2)
= (I1 2・I2+ 2I1・Q1・Q2 - I2・Q1 2)/(I1 2+ Q1 2) (5)
Q0 = (Q1 2・Q2 + 2I1・I2・Q1- I1 2・Q2)/(I1 2 + Q1 2) (6)
と,サブキャリアSC0の座標値I0,Q0が求まる。
ただし,式(5)(6)の演算式では,I0,Q0ともにパワーP1=(I1 2+ Q1 2)で除算しているが,サブキャリアSC0の基準ベクトルの位相情報だけ抽出するならこの除算は不要である。除算をすることにより振幅情報も抽出することができる。
図11は,第1の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(1)の構成図である。この外挿演算器は,上記の演算式(5)(6)を実現する乗算器,加減算器41〜56と,除算器57,58とを有する。基準ベクトル検出部35では,サブキャリアSC1,SC2のパイロット信号からそれぞれの(I1,Q1)(I2,Q2)を抽出し,図11の外挿演算器が,それらを元にして,パイロット信号が挿入されていないサブキャリアSC0の基準ベクトルの座標値(I0,Q0)を求める。
図12は,第1の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(2)の構成図である。この外挿演算器は,上記の式(5)(6)のパワーP1=(I1 2 + Q1 2)による除算を行わない例である。したがって,図11の除算器57,58と,パワーP1=(I1 2+ Q1 2)を求める加算器44とが設けられていない。図12の外挿演算器により求められたI0,Q0からは,位相情報しか正確には得られず,√(I0 2+ Q0 2)による振幅情報は,必ずしも正確ではない。
しかし,√(I0 2 + Q0 2)をサブキャリアSC0の振幅情報として平均値をとる場合は,他の振幅情報に(I1 2+ Q1 2)を乗算して正規化しておけばよい。あるいは,サブキャリアSC0の振幅情報としては,サブキャリアSC1,SC2の振幅情報の平均値を利用するようにしてもよい。
図6のようなパイロット信号の配置がなされる場合は,次のようにしてパイロット信号が挿入されていないサブキャリSC0,SC1,SC3,SC5,SC6の基準ベクトルを算出することができる。
まず,サブキャリアSC0,SC2,SC4は,所定の周波数間隔で順に異なる周波数を有するので,上記の図11の外挿演算器によりサブキャリアSC0の基準ベクトルを推定することができる。サブキャリアSC2,SC4,SC6も同様の関係にあるので,サブキャリアSC6の基準ベクトルも同様に推定することができる。その後,パイロット信号が挿入されていないサブキャリアSC1,SC3,SC5の基準ベクトルは,それらの両隣のサブキャリアSC0,SC2,SC4,SC6の基準ベクトルに基づいて図7の直線近似による内挿演算により,少なくともその位相情報を得ることができる。
図13は,第2の実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。この配置例では,サブキャリアSC1,SC3にパイロット信号が挿入されているが,周波数帯域端のサブキャリアSC0,SC4には挿入されていない。したがって,サブフィールドキャリアSC0,SC4の基準ベクトルをサブフィールドキャリアSC1,SC2のパイロット信号から得られる基準ベクトルから演算する必要がある。ただし,サブキャリアSC0,SC1,SC3の周波数間隔は1:2であるので,第1の実施の形態とは異なる演算が必要になる。
図14は,第2の実施の形態における基準ベクトル検出方法を示す図である。この検出方法は,図13のようにサブキャリアSC,SCにパイロット信号が挿入され,その外側のサブキャリアSCには挿入されていない場合に,サブキャリアSC,SCの基準ベクトルからサブキャリアSCの基準ベクトルを外挿演算する例である。
まず,パイロット信号により求まるサブキャリアSC1,SC3の基準ベクトルの座標点の中点e(I,Q)を,図7の内挿演算により求める。すなわち,以下の通りである。
=(I+I)/2
=(Q+Q)/2
そして,中点e(I,Q)の振幅√(I +Q )とサブキャリアSC1の基準ベクトルの振幅√(I +Q )との比に基づいて,サブキャリアSC2の座標値(I,Q)を以下のように求める。
={(I+I)/2}*√(I +Q )/√(I +Q ) (7)
={(Q+Q)/2}*√(I +Q )/√(I +Q ) (8)
次に,サブキャリアSC,SCとサブキャリアSCとは,所定の周波数間隔で順に周波数が異なる関係にあるので,図10の外挿演算を行うことで,サブキャリアSCの基準ベクトルの位相情報または位相と振幅情報を求めることができる。この外挿演算においても,サブキャリアSC,SCとの位相差と,サブキャリアSC,SCとの位相差とが,それぞれ90°未満であることが正確な演算結果を得るためには望ましい。
図15は,第2の実施の形態における基準ベクトルの検出方法の別の例を示す図である。この例は,図14と同様に,図13のようにサブキャリアSC,SCにパイロット信号が挿入され,その外側のサブキャリアSCには挿入されていない場合に,サブキャリアSC,SCの基準ベクトルからサブキャリアSCの基準ベクトルを外挿演算する例である。ただし,サブキャリアSCの基準ベクトルの位相情報のみを求める例である。
そのために,サブキャリアSC,SCのパイロット信号から求まる基準ベクトルの座標点(I,Q)(I,Q)の中点e(I,Q)を求め,図10の外挿演算により,中点e(I,Q)に対してサブキャリアSCの基準ベクトルの直線とは線対称の座標位置にサブキャリアSCの座標点(I,Q)を求める。中点e(I,Q)にはサブキャリアSC2の基準ベクトルの振幅情報は含まれていないが,位相情報は含まれている。したがって,上記で求められるサブキャリアSCの座標点(I,Q)には,少なくとも位相情報が正しく求められる。
図16は,第2の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(1)の構成図である。この外挿演算器は,図14で説明した演算を行う。図中,加算器60,61と乗算器62,63とにより,中点e(I,Q)を求めている。そして,規格用回路82により,上記の式(7)(8)のように,中点e(I,Q)の座標値から中点eの振幅で除算(除算器74,75)し,サブキャリアSCの基準ベクトル(I,Q)の振幅を乗算(乗算器72,73)している。乗算器64,65,加算器66,平方根演算器67によりサブキャリアSCの基準ベクトル(I,Q)の振幅が求められ,乗算器68,69,加算器70,平方根演算器71により中点e(I,Q)の振幅が求められている。
そして,サブキャリアSC,SCの基準ベクトルの座標値から,外挿演算器80により,サブキャリアSCの基準ベクトルの座標値(I,Q)が求められる。この外挿演算器80は,図11または図12に示した外挿演算器である。ただし前述のとおり,図12を用いると,求められるサブキャリアSCの基準ベクトルの座標値(I,Q)からは位相情報しか得られない。
図17は,第2の実施の形態における基準ベクトル検出部の外挿演算器の例(2)の構成図である。この外挿演算器は,図15で説明した演算を行う。つまり,図17の演算器は,図16の規格化回路82が設けられていない。したがって,中点e(I,Q)の座標のサブキャリアSCの座標点と原点とを結ぶ直線に対して線対称の位置にサブキャリアSCの基準ベクトルの座標(I,Q)が求められる。
図中,加算器60,61と乗算器62,63とにより,中点e(I,Q)を求めている。そして,サブキャリアSC,の基準ベクトルの座標値(I,Q)と中点eの座標値(I,Q)から,外挿演算器80により,サブキャリアSCの基準ベクトルの座標値(I,Q)が求められる。この外挿演算器80は,図11または図12に示した外挿演算器である。
図18は,第2の実施の形態において説明するパイロット信号の配置例である。この例では,所定周波数間隔で順に並べられているサブキャリアSC〜SCのうち,サブキャリアSC2,SC6にのみパイロット信号が挿入されている例である。
このようなパイロット信号の配置例の場合は,伝送路推定回路における基準ベクトル検出部は,SC2,SC6の基準ベクトルから,第2の実施の形態の演算方法により,SC4とSC0,SC8の基準ベクトルを求める。さらに,SC0,SC2,SC4,SC6,SC8から,直線近似による内挿演算により,奇数番目のサブキャリアの基準ベクトル(少なくとも位相情報)を求める。このように,図18のパイロット信号の配置例であっても,第1,第2の実施の形態の演算方法により全てのサブキャリアの基準ベクトルを求めることができる。
以上説明したとおり,本実施の形態によれば,パイロット信号が配置されていないサブキャリアの基準ベクトルの位相情報または位相と振幅情報を,外挿演算により正確に求めることができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
直交周波数分割多重方式の無線受信装置において,
時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有し,
前記復調部は,
所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3の周波数を有する第1,第2,第3のサブキャリアのうち,前記第2及び第3のサブキャリアに挿入された第2及び第3のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第3の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを算出する伝搬路算出回路を有し,
当該伝搬路算出回路は,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅の前記第2の基準ベクトルとは線対称の座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする無線受信装置。
(付記2)
直交周波数分割多重方式の無線受信装置において,
時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有し,
前記復調部は,
前記所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3,第4の周波数を有する第1,第2,第3,第4のサブキャリアのうち,前記第2及び第4のサブキャリアに挿入された第2及び第4のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第4の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを算出する伝搬路算出回路を有し,
当該伝搬路算出回路は,前記第2及び第4の基準ベクトルの中点の位相及び振幅を前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅として算出し,さらに,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅の前記第2の基準ベクトルとは線対称の座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする無線受信装置。
(付記3)
付記1または2において,
前記伝搬路算出回路は,前記第1のサブキャリアのデータ信号の位相を前記第1の基準ベクトルの位相に基づいて回転する位相回転部を有する無線受信装置。
(付記4)
付記1,2,3のいずれかにおいて,
前記伝搬路算出回路は,前記第1の基準ベクトルの位相に加えて,前記第3の基準ベクトルの位相成分及び振幅成分の前記第2の基準ベクトルとは線対称の座標点の振幅を前記第1の基準ベクトルの振幅として算出する無線受信装置。
(付記5)
付記2において,
前記伝搬路算出回路は,前記第2及び第4の基準ベクトルの中点の振幅を当該第2または第4の基準ベクトルの振幅に変換した振幅を,前記第3の基準ベクトルの振幅として算出する無線受信装置。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかにおいて,
前記所定の周波数間隔は,隣接するサブキャリアの周波数間隔または隣接する複数サブキャリアの周波数間隔のいずれかである無線受信装置。
(付記7)
付記1において,
前記第1及び第3のサブキャリアの位相差が90°未満であることを特徴とする無線受信装置。
(付記8)
付記2において,
前記第1及び第3のサブキャリアの位相差が90°未満であり,第2及び第3のサブキャリアの位相差が90°未満であることを特徴とする無線受信装置。
(付記9)
直交周波数分割多重方式の無線受信装置であって,
時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有する無線受信装置の前記復調部による伝送路推定方法において,
所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3の周波数を有する第1,第2,第3のサブキャリアのうち,前記第2及び第3のサブキャリアに挿入された第2及び第3のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第3の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを推定する伝搬路推定工程で,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅の前記第2の基準ベクトルとは線対称の座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする伝送路推定方法。
(付記10)
直交周波数分割多重方式の無線受信装置であって,
時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有する無線受信装置の前記復調部による伝送路推定方法において,
前記所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3,第4の周波数を有する第1,第2,第3,第4のサブキャリアのうち,前記第2及び第4のサブキャリアに挿入された第2及び第4のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第4の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを推定する伝搬路推定工程で,前記第2及び第4の基準ベクトルの中点の位相及び振幅を前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅として算出し,さらに,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅の前記第2の基準ベクトルとは線対称の座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする伝送路推定方法。
SC,SC,SC:第1,第2,第3のサブキャリアと基準ベクトル

Claims (5)

  1. 直交周波数分割多重方式の無線受信装置において,
    時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
    前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有し,
    前記復調部は,
    所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3の周波数を有する第1,第2,第3のサブキャリアのうち,前記第2及び第3のサブキャリアに挿入された第2及び第3のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第3の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを算出する伝搬路算出回路を有し,
    当該伝搬路算出回路は,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅で示される座標点に対して,前記第2の基準ベクトルを軸とした線対称の位置にある座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする無線受信装置。
  2. 直交周波数分割多重方式の無線受信装置において,
    時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
    前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有し,
    前記復調部は,
    前記所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3,第4の周波数を有する第1,第2,第3,第4のサブキャリアのうち,前記第2及び第4のサブキャリアに挿入された第2及び第4のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第4の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを算出する伝搬路算出回路を有し,
    当該伝搬路算出回路は,前記第2及び第4の基準ベクトルの中点の位相及び振幅を前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅として算出し,さらに,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅で示される座標点に対して,前記第2の基準ベクトルを軸とした線対称の位置にある座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする無線受信装置。
  3. 請求項1,2のいずれかにおいて,
    前記伝搬路算出回路は,前記第1の基準ベクトルの位相に加えて,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅で示される座標点に対して,前記第2の基準ベクトルを軸とした線対称の位置にある座標点の振幅を前記第1の基準ベクトルの振幅として算出する無線受信装置。
  4. 請求項2において,
    前記伝搬路算出回路は,前記第2及び第4の基準ベクトルの中点の振幅を当該第2または第4の基準ベクトルの振幅に変換した振幅を,前記第3の基準ベクトルの振幅として算出する無線受信装置。
  5. 直交周波数分割多重方式の無線受信装置であって,
    時間域の受信信号をFFT変換して複数のサブキャリアに変換するFFTユニットと,
    前記複数のサブキャリアそれぞれの被変調成分の位相成分を抽出する復調部とを有する無線受信装置の前記復調部による伝送路推定方法において,
    所定の周波数間隔で順に第1,第2,第3の周波数を有する第1,第2,第3のサブキャリアのうち,前記第2及び第3のサブキャリアに挿入された第2及び第3のパイロット信号の位相及び振幅を有する第2及び第3の基準ベクトルから,前記第1のサブキャリアの第1の基準ベクトルを推定する伝搬路推定工程で,前記第3の基準ベクトルの位相及び振幅で示される座標点に対して,前記第2の基準ベクトルを軸とした線対称の位置にある座標点の位相を前記第1の基準ベクトルの位相として算出することを特徴とする伝送路推定方法。
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