JP5556230B2 - 計算機エミュレーション装置及び計算機エミュレーションプログラム - Google Patents

計算機エミュレーション装置及び計算機エミュレーションプログラム Download PDF

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Description

この発明は、電子卓上計算機の動作機能をPC(パーソナルコンピュータ)上で模倣する計算機エミュレーション装置及び計算機エミュレーションプログラムに関する。
従来、電子卓上計算機(電卓)の動作をPC上で模倣させる計算機エミュレーションプログラムが開発されている。このエミュレーションプログラムでは、例えば、キーボードやマウスを用いたPCへの入力により電子卓上計算機のキー操作を指示することで、PC上で電子卓上計算機が有する機能と同一の機能表示を行わせることができる。
電子卓上計算機には、四則演算に加えて種々の関数計算や財務計算を行うことが可能な関数電卓や金融電卓と呼ばれるものがある。このような機能計算を行う電子卓上計算機のエミュレーションプログラムには、以前より、入力指示がなされたキー操作を画面に順番に羅列して表示させるキーログ表示機能を有するものがある(例えば、特許文献1)。ユーザは、表示されたキー操作の履歴を見直したり、キー操作の履歴通りに再実行したりすることにより、正しい操作を習得したり、操作の間違いを確認したりすることができる。
特開2009−211661号広報
このようなキーログ表示機能を有する電子卓上計算機のエミュレーションプログラムを実行すると、PCのディスプレイ上には、電子卓上計算機とキー操作履歴の表示画面とが表示される。これらの表示の各部分については、通常のPC操作と同様にユーザが選択した範囲をクリップボードなどの共有メモリ領域にコピーすることができる。従って、コピーされたデータは、他のアプリケーションプログラムの実行画面にも貼り付けて利用することができる。
しかしながら、操作の複雑な関数計算を行う場合には、電子卓上計算機の表示内容や表示されたキー操作の履歴の中から必要な部分をそれぞれ逐一指定して行うコピー操作が煩雑となり、操作を失敗したり、間違えたりしやすいという課題があった。
この発明の目的は、一度の操作で電子卓上計算機の表示内容およびキー操作の履歴を一括して取得して一枚の画像データへ合成することのできる計算機エミュレーション装置及び計算機エミュレーションプログラムを提供することにある。
本発明に係る計算機エミュレーション装置は、
計算機の操作部及び該計算機の表示部を模倣した画像を表示装置に表示させ、前記表示された操作部に対する入力操作に基づき計算処理を行い、計算処理の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション装置であって、
前記操作部の操作データを入力された順番に記憶する操作データ記憶手段と、
前記操作データ記憶手段により記憶された操作データを前記表示装置に表示させる操作データ表示制御手段と、
ユーザの所定の操作に応じて、前記表示装置に表示されている計算機の表示部の表示内容と前記操作データ記憶手段に記憶された操作データとを合成して単一の出力画像データを作成し、クリップボードに出力する出力画像作成手段と、
を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る計算機エミュレーションプログラムは、
表示装置を備えたコンピュータを、
計算機の操作部及び該計算機の表示部を模倣した画像を前記表示装置に表示させ、前記表示された操作部に対する入力操作に基づき計算処理を行い、計算処理の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション手段と、
前記操作部の操作データを入力された順番に記憶する操作データ記憶手段と、
前記操作データ記憶手段により記憶された操作データを前記表示装置に表示させる操作データ表示制御手段と、
ユーザの所定の操作に応じて、前記表示装置に表示されている計算機の表示部の表示内容と前記操作データ記憶手段に記憶された操作データとを合成して単一の出力画像データを作成し、クリップボードに出力する出力画像作成手段と
として機能させることを特徴としている。
本発明に従うと、計算機エミュレーション装置及び計算機エミュレーションプログラムにおいて、一度の操作で電子卓上計算機の表示内容およびキー操作の履歴を一括して取得して一枚の画像データへ合成することができるという効果がある。
本発明の実施形態の計算機エミュレーションプログラムを実行するPCの構成図である。 本実施形態の計算機エミュレーションプログラムをPC上で起動したときに、PC表示部に表示される画面の例を示した図である。 本実施形態の計算機エミュレーションプログラムを利用した画像データ取得操作の具体例を示した図である。 本実施形態の計算機エミュレーションプログラムを用いて作成された画像データの利用例を示す図である。 PCのCPUによって実行される本実施形態の計算機エミュレーションプログラムの制御処理の手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の計算機エミュレーションプログラムを実行するPCの構成図である。図1(a)は、PCのハードウェアの構成を示すブロック図である。また、図1(b)には、PCに記憶されたソフトウェアの構成を示している。
図1(a)に示すように、PC1は、外部からの操作指令を入力するPC操作部11と、外部への表示出力を行うPC表示部12と、PC操作部11からの入力信号に基づき各種演算処理や制御処理を行って、必要に応じてPC表示部12へ表示内容を出力するコンピュータ本体13などを備えている。
PC操作部11は、例えば、キーボード2およびマウス3により構成されている。また、タッチパネルや他のポインティングデバイスを備えることとしてもよい。
PC表示部12は、例えば、液晶ディスプレイである。或いは、CRT(陰極管ディスプレイ)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの他の表示装置を用いることも可能である。
コンピュータ本体13は、全体的な制御処理や各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)5と、CPU5に作業用のメモリ空間を提供し、また、一時データを記憶するRAM(Random Access Memory)6と、各種実行プログラムやデータを保存する記憶装置7などを備えている。これらコンピュータ本体13の構成要素は、例えば、図示略のバスで相互に接続されている。
記憶装置7は、例えば、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)である。図1(b)に示すように、この記憶装置7には、PC1を動作させるOS(Operating System)7a、及び、OS上で動作させるアプリケーションプログラムである電卓エミュレータ7bや文書作成ソフト7cが記録されている。CPU5は、PC操作部11からの入力信号などによりこれらのソフトウェアを起動し、実行する。
図2は、CPU5が電卓エミュレータ7bを起動したときにPC表示部12に表示される画面の例を示した図である。
この実施形態の電卓エミュレータ7bで模倣動作が行われる電子卓上計算機は、金融電卓である。電卓エミュレータ表示画面51内には、この金融電卓の表側を表す電卓画面61と、入力されたキー操作の履歴を表示するキーログ表示画面62と、メニュー表示部63と、ツール表示部64などが表示される。
電卓画面61は、特に制限されないが、電卓エミュレータ表示画面51内の左側に配置されている。この電卓画面61には、4行の表示が可能な電卓表示部71と、複数のキーが配列表示されたキー入力部72とが含まれている。
キー入力部72には、電源キー、置数キー、小数点キー、四則計算キー、メモリキー、クリアキー、入力を確定するキー“EXE”、および、設定した計算式を実行して解を求めるキー“SOLVE”などに加えて、金利計算や減価償却の計算などの財務計算を行うための各種計算モード設定キーと矢印キーとが備えられている。CPU5は、マウス3の移動操作を示す入力信号を取得してPC表示部12に表示されたカーソル位置を移動させる。そして、CPU5は、マウス3のクリック動作を示す信号が入力すると、カーソル位置に表示されているキー入力部72のいずれかのキーが押下されたものと判断して、電子卓上計算機の動作処理を行う。
また、キーログ表示画面62は、図2に示すように、電卓エミュレータ表示画面51内の右側に表示されている。CPU5は、操作部11からの入力信号に基づき操作されたキー入力部72のキーをキーログ表示画面62に逐次羅列して表示させる。
メニュー表示部63、および、ツール表示部64は、本実施形態では、電卓エミュレータ表示画面51内の上部に表示されている。これらのメニュー表示部63およびツール表示部64には、ファイル操作、画面編集、画面表示設定、および、ヘルプ画面の呼び出しなどの操作リストが示されている。また、ツール表示部64には、キーログ表示画面62に表示されているキー操作の履歴を編集するボタン、キーログ表示画面62に表示されているキー操作を再実行させるボタン、および、表示されている電卓エミュレータ表示画面51の全体または一部の画像データを取得する画像データ取得ボタン64aなどが含まれている。
次に、本実施形態の計算機エミュレーションプログラムの動作について説明する。
図3には、本実施形態の電卓エミュレータ7bを利用した画像データ取得操作の具体例を示す。また、図4には、電卓エミュレータ7bを用いて作成された画像データの利用例を示す。
図3には、日数、利率、および、初期金額を入力設定してこの計算機エミュレーションプログラムにより単利計算を行う場合のキーログ表示画面(図3(a、c、e、g))と、図3(a、c、e、g)で示されたキー操作の状態で画像データの取得操作がなされた場合に作成される画像データ(図3(b、d、f、h))とが示されている。
先ず、PC操作部11から送られたキー入力部72のキーへの操作指示に基づいて、図3(a)に示すように、キーログ表示画面62には、操作されたキーが順番に表示される。ここでは、5つの操作されたキーの配列81が表示されている。この状態でマウス3の操作によってツール表示部64上の画像データ取得ボタン64aがクリックされると、画像データの取得(コピー)操作が行われる。図3(b)に示すように、これら5つの操作キーの画像データ及びこのときの電卓表示部71への表示内容の画像データ86は、整列されて一つのビットマップデータ91に合成される。それから、合成されたビットマップデータ91は、クリップボードへ送られる。このとき、RAM6には、画像取得操作が行われた時点での最後のキー操作の操作順を示すキーログ終端位置が5つ目のキー、即ち、置数キー“0”の位置であることが記憶される。
次に、PC操作部11から更にキー操作指令が入力されると、図3(c)に示すように、キーログ表示画面62には、操作されたキーがキー配列81に引き続いて逐次表示される。ここでは、2つの操作されたキーの配列82が追加して表示されている。このとき、キーログ表示画面62内では、一行のキー表示配列が右端へ達すると、自動的に次の行へ移行している。マウス3の操作により画像データ取得ボタン64aがクリックされると、図3(d)に示すように、RAM6に記憶されているキーログ終端位置、即ち、5番目の置数キー“0”より後ろにあるキー配列82のそれぞれの操作キーの画像データと、このときの電卓表示部71への表示内容の画像データ87とがビットマップデータ92として合成される。このビットマップデータ92は、表示されているキーの数には関係なく、ビットマップデータ91と同じ横幅の画像データとして作成されている。そして、このビットマップデータ92は、クリップボードに送られる。また、RAM6に記憶されたキーログ終端位置のデータは、7つ目の操作キー、即ち、置数キー“5”の位置へと上書き更新される。なお、これらのビットマップデータの横幅を設定によって他の値に変更可能に構成することもできる。
続いて、8番目〜13番目のキー操作指令がPC操作部11から入力されると、図3(e)に示すように、8番目〜13番目に操作されたキーの配列83が、キー配列81、82に引き続いてキーログ表示画面62に追加表示される。そして、マウス3の操作により画像データ取得ボタン64aがクリックされると、図3(f)に示すように、キー配列83に含まれる各操作キーのビットマップデータと、このとき電卓表示部71に表示されている内容の画像データ88とが一つのビットマップデータ93に合成される。このビットマップデータ93では、キー配列83の各操作キーの画像は、ビットマップデータ91、92と同じ横幅の中で自動的に改行調整がなされている。そして、このビットマップデータ93は、クリップボードに送られ、また、キーログ終端位置データは、13番目の操作キー、即ち、置数キー“0”の位置に上書き更新される。
ここで、14番目のキー操作が行われる前に再度画像データ取得ボタン64aがクリックされると、電卓表示部71の表示画像データ88のみのビットマップデータが作成されて、クリップボードへ送られる。
最後に、PC操作部11から14番目、及び、15番目のキー操作指令が入力されると、図3(g)に示すように、キーログ表示画面62内には、これまでの15個のキー操作が全て順番に表示される。ここで、ツール表示部64のデータ画像取得ボタン64aがマウス3の操作によりクリックされると、図3(h)に示すように、キー配列84に含まれる14番目及び15番目の操作キーの画像と、これらのキー操作後の電卓表示部71の表示画像データ89とが合成されてビットマップデータ94が作成される。そして、RAM6に記憶されたキーログ終端位置のデータは、15番目の操作キー、即ち、計算実行キー“SOLVE”の位置に上書き更新され、ビットマップデータ94は、クリップボードに送られる。
クリップボードに送られたビットマップデータ91〜94は、他のアプリケーションプログラムでも利用することができる。例えば、文書作成ソフト7cを起動して表示される画面上にこれらのビットマップデータ91〜94を貼り付けることによって、図4に示すように、一枚の問題集、或いは学習用テキストが作成される。
図5は、CPU5によって実行される電卓エミュレータ7bの制御処理の手順を示すフローチャートである。
CPU5は、PC操作部11からの入力信号などにより電卓エミュレータプログラム7bを呼び出して起動し、エミュレータ処理を開始する。先ず、CPU5は、RAM6に記憶させるキーログデータやキーログ終端位置データの初期化を行う。それから、CPU5は、PC操作部11からの入力信号を待ち受ける(ステップS21)。PC操作部11への操作入力が検知されると、ステップS22へ移行し、入力された操作がキー入力部72に表示されたいずれかのキーへの入力指令であるか否かを判別する。キー入力部72に表示されたいずれかのキーへの入力であると判別された場合は、“YES”へ分岐し、ステップS25へ移行する。
そして、CPU5は、入力されたキー操作の内容および入力操作の順番の情報をRAM6へ記憶させるとともに、PC表示部12へ信号を送ってこれらのキー操作をキーログ表示画面62に逐次羅列して追加表示させる。続いて、CPU5は、入力されたキー操作の内容に基づき必要に応じて計算処理を行い、また、電卓表示部71へ情報の表示を行わせる(ステップS26)。それから、ステップS21へ戻り、再びPC操作部11からの入力信号を待つ。
一方、ステップS22の判別処理で、PC操作部11への操作入力がキー入力部72に表示されたいずれかのキーへの入力指令ではないと判別された場合は、“NO”へ分岐し、ステップS23へ移行する。そして、次に、PC操作部11へ入力された操作が画像データの取得(コピー)指示であるか否かを判別する。画像データの取得指示であると判別された場合は、ステップS27へ移行し、先ず、電卓表示部71の表示内容をビットマップデータ(bmp)として抽出し、RAM6に記憶させる。
続いて、ステップS28へ進み、このときにRAM6に記憶されているキーログデータには、RAM6に記憶されているキーログ終端位置より操作順が後ろの新しいキー操作データが含まれているか否かを判別する。キーログデータに新しいキー操作データが含まれていると判別された場合には、ステップS29へ移行する。新しいキー操作データが含まれていないと判別された場合には、ステップS33へ移行する。
ステップS28の判別処理によって“YES”に分岐し、ステップS29へ移行すると、CPU5は、キーログ終端位置より後の操作順のキー操作データのみをキーログデータから抽出する。そして、CPU5は、抽出されたキー操作データのうち、最後のキー操作の操作順をRAM6のキーログ終端位置データに上書きして記憶させる(ステップS30)。次に、CPU5は、抽出されたキー操作データに含まれる個々のキー操作をそれぞれのキーが示されたビットマップデータに置き換える。そして、CPU5は、これらのビットマップデータを整列して一つのビットマップデータに合成する(ステップS31)。続いて、ステップS32へ進み、CPU5は、ステップS27の処理で取得した電卓表示部71のビットマップデータとステップS31の処理で作成されたキーログのビットマップデータとを所定の幅を有する1つのビットマップデータに合成してRAM6へ記憶させる。それから、ステップS33へ移行する。
ステップS33へ移行すると、CPU5は、RAM6に記憶させたビットマップデータをクリップボードへと移動させる。即ち、ステップS28の判別処理で“NO”に分岐した場合には、CPU5は、電卓表示部71のビットマップデータのみをクリップボードに移動させ、一方、ステップS28の判別処理で“YES”に分岐した場合には、CPU5は、電卓表示部71の表示画像データとキーログを示す画像データとを合成したビットマップデータをクリップボードに移動させる。そして、ステップS21へ戻り、次の入力操作を待つ。
ステップS23の判別処理で、PC操作部11へ入力された操作が画像データの取得指示ではないと判別された場合は、ステップS24へ移行し、更に、PC操作部11から入力された操作が電卓エミュレータプログラム7bによるエミュレータ処理の終了指示であるか否かを判別する。エミュレータ処理の終了指示ではないと判別された場合には、CPU5は、キー入力部72に表示されたいずれかのキーへの入力処理(ステップS25、S26)、および、キー操作データや電卓表示部データの画像データ取得動作処理(ステップS27〜S33)以外の動作処理を実行する(ステップS34)。この動作処理は、主にメニュー表示部63やツール表示部64にリスト表示されている動作の処理である。即ち、これらの動作処理には、例えば、キーログ表示画面62に表示されているキー操作の履歴をファイルに保存する処理、キーログ表示画面62に表示されているキー操作の履歴を消去する処理、及び、キーログ表示画面62に表示されているキー操作を順番に実行させる処理が含まれている。そして、これらの動作処理が終了すると、ステップS21へ戻って次の入力信号を待つ。
ステップS24の判別処理で、PC操作部11への入力操作がエミュレータ処理の終了指示であると判別された場合は、エミュレータ処理を終了する。
以上のように、この発明の実施形態の計算機エミュレーションプログラムによれば、1つの入力操作によってキー操作の履歴を整列して表示するキーログビットマップ画像を生成するとともに、このキーログビットマップ画像を電卓表示部71の表示を示すビットマップデータと合成する処理を一括して行うことができるので、確実、且つ、簡便に必要とするキーログの情報および対応する電卓表示部71の表示内容を取得することができる。
また、キーログビットマップ画像作成の際にキーログデータから抽出されたキー操作のうち、最後のキー操作の操作順をRAM6にキーログ終端位置データとして記憶させる機能を有し、次回のキー操作データ抽出時には、このキーログ終端位置より後ろに追加されたキー操作データのみを取得してキーログビットマップ画像を作成するように構成することができるので、電卓表示部71の表示内容の変化に対応するキー操作部分のみを簡便に間違いなく取得することができる。
また、キー操作を行わずに画像データ取得操作を繰り返して行うことで、電卓表示部71の表示内容のみをビットマップデータとして取得することもできるので、全てのビットマップデータを取得する必要がない場合には、利用する画像データのみを選択的に取得することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態でPCのCPUが行った制御処理は、例えば、割り込み信号を用いて他のアプリケーションプログラムに関する処理やコンピュータの制御処理の間に個々の処理を割り込ませる形で実行させることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、コンピュータのOS上で動作する複数のアプリケーションプログラムの一つとしての構成を示したが、電卓エミュレータのプログラムをROMやEEPROMに記憶させて、専用のマイコンチップ、操作部、表示部、及び、他の装置とのデータ通信手段を備えた独立の計算機エミュレーション装置とし、また、出力画像データは、クリップボードへの出力ではなく、データ通信により他の装置へ出力可能な構成とすることも可能である。
また、上記実施の形態では、RAM6に記憶させたキーログ終端位置のデータに基づいて、キーログ終端位置より後にキーログに追加された操作キーのみを画像データに出力させることとしたが、RAM6に記憶させた全てのキー操作の履歴を画像データに含んで表示させる機能を備えることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、キーログ表示画面にキーログの表示をさせる計算機エミュレーションプログラムを示したが、通常は表示せずに、画像データ取得操作が行われた場合にのみ、キー操作の履歴を画像データに表示させることも可能である。
また、上記実施の形態では、作成する画像フォーマットとしてビットマップ形式を用いたが、JPEGやTIFFなど他の画像フォーマットを用いることとしてもよい。或いは、設定によりユーザが出力画像フォーマットを選択するように構成することも可能である。その他、電子卓上計算機の機能、電卓表示部及びキー操作部の構成、ツール表示部に示された各機能の有無や電卓表示画面内の配置など、上記実施形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 PC
2 キーボード
3 マウス
7 記憶装置
7b 電卓エミュレータプログラム
7c 文書作成ソフト
11 PC操作部
12 PC表示部
13 コンピュータ本体
51 電卓エミュレータ表示画面
61 電卓画面
62 キーログ表示画面
63 メニュー表示部
64 ツール表示部
64a 画像データ取得ボタン
71 電卓表示部
72 キー入力部
81〜84 キー配列
86〜89 表示画像データ
91〜94 ビットマップデータ

Claims (6)

  1. 計算機の操作部及び該計算機の表示部を模倣した画像を表示装置に表示させ、前記表示された操作部に対する入力操作に基づき計算処理を行い、計算処理の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション装置であって、
    前記操作部の操作データを入力された順番に記憶する操作データ記憶手段と、
    前記操作データ記憶手段により記憶された操作データを前記表示装置に表示させる操作データ表示制御手段と、
    ユーザの所定の操作に応じて、前記表示装置に表示されている計算機の表示部の表示内容と前記操作データ記憶手段に記憶された操作データとを合成して単一の出力画像データを作成し、クリップボードに出力する出力画像作成手段と、
    を備えることを特徴とする計算機エミュレーション装置。
  2. 前記出力画像作成手段は、前記クリップボードに出力した後に新たにユーザの所定の操作が行われた場合、前回のクリップボード出力後に前記操作データ記憶手段に記憶されたキー操作データと前記計算機の表示部の表示内容とを合成して単一の出力画像データを作成し、クリップボードに出力することを特徴とする請求項1記載の計算機エミュレーション装置。
  3. 前記出力画像作成手段は、前記操作データ記憶手段に前回のクリップボード出力後にキー操作データ記憶されていない場合には、前記計算機の表示部の表示内容を出力画像データとしてクリップボードに出力することを特徴とする請求項2記載の計算機エミュレーション装置。
  4. 表示装置を備えたコンピュータを、
    計算機の操作部及び該計算機の表示部を模倣した画像を前記表示装置に表示させ、前記表示された操作部に対する入力操作に基づき計算処理を行い、計算処理の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション手段と、
    前記操作部の操作データを入力された順番に記憶する操作データ記憶手段と、
    前記操作データ記憶手段により記憶された操作データを前記表示装置に表示させる操作データ表示制御手段と、
    ユーザの所定の操作に応じて、前記表示装置に表示されている計算機の表示部の表示内容と前記操作データ記憶手段に記憶された操作データとを合成して単一の出力画像データを作成し、クリップボードに出力する出力画像作成手段と
    として機能させるための計算機エミュレーションプログラム。
  5. 前記出力画像作成手段は、前記クリップボードに出力した後に新たにユーザの所定の操作が行われた場合、前回のクリップボード出力後に前記操作データ記憶手段に記憶されたキー操作データと前記計算機の表示部の表示内容とを合成して単一の出力画像データを作成し、クリップボードに出力することを特徴とする請求項4記載の計算機エミュレーションプログラム。
  6. 前記出力画像作成手段は、前記操作データ記憶手段に前回のクリップボード出力後にキー操作データ記憶されていない場合には、前記計算機の表示部の表示内容を出力画像データとしてクリップボードに出力することを特徴とする請求項5記載の計算機エミュレーションプログラム。
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