JP5555392B1 - 超音波作動ユニット及び超音波処置装置 - Google Patents

超音波作動ユニット及び超音波処置装置 Download PDF

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Abstract

超音波作動ユニットは、長手軸に沿って延設され、超音波振動を伝達する超音波伝達部と、縦振動の節位置で、超音波伝達部に連続する、又は、前記超音波伝達部に接続される中継部と、前記超音波伝達部と接触しない状態で前記長手軸に平行な方向に延設され、不正振動が前記超音波伝達部から前記中継部を介して伝達される非接触振動部であって、前記不正振動を伝達可能な非接触振動部と、を備える。前記超音波作動ユニットは、前記非接触振動部に伝達された前記不正振動を吸収する振動吸収部を備える。

Description

本発明は、長手軸に沿って延設され、基端方向から先端方向へ超音波振動を伝達可能な超音波伝達部を備え、超音波振動が伝達されることにより作動される超音波作動ユニットに関する。また、その超音波作動ユニットを備える超音波処置装置に関する。
特許文献1には、超音波振動が伝達されることにより作動される超音波作動ユニットが、開示されている。この超音波作動ユニットは、基端方向から先端方向へ超音波振動を伝達可能な超音波伝達部を備える。超音波伝達部は、超音波発生部である超音波振動子が取付けられる基端側伝達部材であるホーン部材と、ホーン部材の先端方向側に接続される先端側伝達部材であるプローブと、を備える。超音波伝達部は、内視鏡のチャンネルに挿通されている。プローブの先端部には先端処置部が設けられ、先端処置部に超音波振動が伝達されることにより、超音波振動を用いて生体組織等の処置対象の処置が行われる。また、超音波伝達部は、超音波振動を伝達することにより、所定の基準周波数で振動方向が長手軸に平行な縦振動を行う。
超音波伝達部のプローブの外周部には、縦振動の節位置に、振動吸収部材が配置されている。振動吸収部材は、チャンネルの内周部に当接している。ここで、超音波作動ユニットでは、長手軸を中心とした超音波伝達部の形状が部分的に非対称な場合や超音波伝達部の材質が部分的に不均一な場合等がある。このような場合、縦振動に加えて、振動方向が長手軸に対して平行でない不正振動が、発生する。不正振動が発生した場合、振動吸収部材により、不正振動が吸収される。なお、振動吸収部材は縦振動の節位置に位置しているため、振動吸収部材により縦振動は吸収されない。
特許第4249064号公報
前記特許文献1の超音波作動ユニットでは、縦振動の節位置にのみ振動吸収部材が設けられ、縦振動の節位置以外の位置には、振動吸収部材が設けられていない。このため、振動吸収部材によって不正振動が十分に吸収されず、超音波伝達部において不正振動が有効に減衰されない。不正振動が有効に減衰されないことにより、先端処置部での処置性能が低下したり、超音波伝達部の強度が低下したりしてしまう。
縦振動の節位置に加えて、節位置以外の位置に振動吸収部材を設けることにより、超音波伝達部において不正振動が有効に減衰される。しかし、節位置以外の位置に振動吸収部材を設けることにより、振動吸収部材によって縦振動も吸収されてしまう。このため、超音波伝達部において縦振動が減衰され、超音波伝達部が適切に縦振動を行わない。これにより、先端処置部での処置性能が低下してしまう。
本発明は前記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、超音波伝達部において不正振動が有効に減衰され、超音波伝達部が適切に縦振動を行う超音波作動ユニット及び超音波処置装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のある態様の超音波作動ユニットは、長手軸に沿って延設され、基端方向から先端方向へ超音波振動を伝達することにより、所定の基準周波数で振動方向が前記長手軸に平行な縦振動を行う超音波伝達部と、前記縦振動の節位置で、前記超音波伝達部に連続する、又は、前記超音波伝達部に接続される中継部と、前記超音波伝達部と接触しない状態で前記長手軸に平行な方向に延設され、振動方向が前記長手軸に対して平行でない不正振動が前記超音波伝達部から前記中継部を介して伝達される非接触振動部であって、前記長手軸に平行な方向について、前記基準周波数での前記縦振動の半波長の自然数倍とは値が異なる軸平行寸法を有することにより、前記中継部を介して前記超音波振動が伝達された状態で、前記基準周波数での前記縦振動を行わない非接触振動部と、前記非接触振動部に取付けられ、前記非接触振動部に伝達された前記不正振動を吸収する振動吸収部と、を備える。
本発明によれば、超音波伝達部において不正振動が有効に減衰され、超音波伝達部が適切に縦振動を行う超音波作動ユニット及び超音波処置装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る超音波処置装置を示す概略図である。 第1の実施形態に係る振動子ケースの内部構成を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態に係るシースの内部構成を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態に係る超音波作動ユニットの構成を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態に係るプローブでの長手軸に沿った位置の変化に対する縦振動の変化を示す概略図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る超音波作動ユニットの構成を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る振動子ケースの内部構成を概略的に示す断面図である。 第2の実施形態に係るシースの内部構成を概略的に示す断面図である。 第2の実施形態の変形例に係る振動子ケースの内部構成を概略的に示す断面図である。 第1の参照例に係る超音波プローブを概略的に示す斜視図である。 第1の参照例に係る超音波プローブを第4の垂直方向から視た概略図である。 第1の参照例に係る超音波プローブを第1の垂直方向から視た概略図である。 第2の参照例に係る超音波プローブを概略的に示す斜視図である。 第2の参照例に係る超音波プローブを第4の垂直方向から視た概略図である。 第3の参照例に係る超音波プローブを概略的に示す斜視図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本実施形態の超音波処置装置1を示す図である。図1に示すように、超音波処置装置1は、長手軸Cを有する。ここで、長手軸Cに平行な2方向の一方を先端方向(図1の矢印C1の方向)とし、先端方向と反対方向を基端方向(図1の矢印C2の方向)とする。超音波処置装置1は、振動子ケース2と、振動子ケース2の先端方向側に取付けられるシース3と、を備える。シース3は、長手軸Cに沿って延設されている。振動子ケース2の基端には、ケーブル5の一端が接続されている。ケーブル5の他端は、電源ユニット6に接続されている。電源ユニット6は、電流供給部7と、入力部9と、を備える。
図2は、振動子ケース2の内部構成を示す図である。図1及び図2に示すように、振動子ケース2の内部及びシース3の内部には、超音波作動ユニット10が延設されている。また、振動子ケース2の内部では、超音波作動ユニット10に超音波発生部である超音波振動子11が取付けられている。超音波振動子11は、電流を超音波振動に変換する圧電素子12A〜12Cを備える。超音波振動子11には、電気配線13A,13Bの一端が接続されている。電気配線13A,13Bは、ケーブル5の内部を通って、他端が電源ユニット6の電流供給部7に接続されている。電流供給部7から電気配線13A,13Bを介して超音波振動子11に電流を供給することにより、超音波振動子11で超音波振動が発生する。
図3は、シース3の内部構成を示す図である。図4は、超音波作動ユニット10の構成を示す図である。図2乃至図4に示すように、超音波作動ユニット10は、長手軸Cに沿って延設される超音波伝達部15を備える。超音波伝達部15は、超音波振動子11が取付けられる基端側伝達部材であるホーン部材16と、ホーン部材16の先端方向側に接続される先端側伝達部材であるプローブ18と、を備える。超音波振動子11で発生した超音波振動は、超音波伝達部15のホーン部材16に伝達される。そして、超音波伝達部15において基端方向から先端方向へ、超音波振動が伝達される。
ホーン部材16に超音波振動が伝達されることにより、超音波作動ユニット10が作動される。また、超音波伝達部15は、超音波振動を伝達することにより、所定の基準周波数f0で振動方向が長手軸Cに平行な縦振動を行う。したがって、超音波伝達部15では、ホーン部材16の基端(超音波伝達部15の基端)が基準周波数f0での縦振動の腹位置A1となり、プローブ18の先端(超音波伝達部15の先端)が基準周波数f0での縦振動の腹位置A2となる。
図2及び図4に示すように、ホーン部材16には、振動子装着部21が設けられている。圧電素子12A〜12C等の超音波振動子11を構成する部材に振動子装着部21を挿通することにより、超音波振動子11がホーン部材16の振動子装着部21に取付けられる。ホーン部材16は、弾性部材22を介して、振動子ケース2に取付けられている。ホーン部材16は、基準周波数f0での縦振動の節位置N1で振動子ケース2に取付けられている。
また、ホーン部材16には、長手軸Cに垂直な断面積が変化する断面積変化部23が、設けられている。断面積変化部23は、振動子装着部21より先端方向側に位置している。断面積変化部23では、先端方向に向かうにつれて、長手軸Cに垂直な断面積が減少する。したがって、断面積変化部23によって、縦振動の振幅が拡大される。また、ホーン部材16の先端部には、雄ネジ部25が形成されている。
図2に示すように、プローブ18の基端部には、雌ネジ部26が形成されている。雌ネジ部26がホーン部材16の雄ネジ部25と螺合することにより、プローブ18がホーン部材16の先端方向側に接続される。プローブ18がホーン部材16に接続されることにより、ホーン部材16からプローブ18へ超音波振動が伝達される。
図1及び図3に示すように、プローブ18は、シース3の先端より先端方向側まで延設されている。すなわち、シース3には、先端側伝達部材であるプローブ18が挿通されている。プローブ18の先端部には、先端処置部28が設けられている。ホーン部材16からプローブ18に伝達された超音波振動は、プローブ18において先端方向へ伝達される。先端処置部28に超音波振動が伝達されることにより、超音波振動を用いて生体組織等の処置対象の処置が行われる。
また、図3及び図4に示すように、シース3の内部には、筒状の非接触振動部31が設けられている。非接触振動部31は、プローブ18及びシース3と接触しない状態で、長手軸Cに沿って延設されている。非接触振動部31には、プローブ18が挿通されている。径方向についてプローブ18と非接触振動部31の間には、中継部32が設けられている。中継部32は、非接触振動部31と一体に形成され、プローブ18に接続されている。なお、本実施形態では、中継部32及び非接触振動部31はプローブ18とは別体で形成されているが、これに限るものではない。例えば、中継部32がプローブ18と一体に形成され、中継部32が超音波伝達部15のプローブ18と連続していてもよい。
非接触振動部31は、中継部32に連続する振動受け部35を備える。また、非接触振動部31において振動受け部35から最も離れた位置には、最離間部36が設けられている。なお、本実施形態では、非接触振動部31は中継部32と一体に形成されているが、これに限るものではない。例えば、非接触振動部31が中継部32とは別体に形成され、非接触振動部31の振動受け部35が中継部32に接続されてもよい。
非接触振動部31及び中継部32は、チタン、ジュラルミン、PEEK等から形成されている。すなわち、非接触振動部31及び中継部32は、振動伝達性がPEEKと同一、又は、振動伝達性がPEEKより高い材料から、形成されている。したがって、PEEKより振動伝達性が低いゴム等は、非接触振動部31及び中継部32を形成する材料として用いられない。
図5は、プローブ18での長手軸Cに沿った位置Sの変化に対する縦振動(v)の変化を示す図である。なお、図5では、時間t=t1,t2,t3,t4での縦振動(v)を示している。図4及び図5に示すように、所定の基準周波数f0の縦振動では、プローブ18の先端(超音波伝達部15の先端)である位置S1が、腹位置A2となる。また、中継部32が接続される位置S2が、縦振動の節位置N2となる。すなわち、中継部32は、基準周波数f0での縦振動の節位置N2で、超音波伝達部15のプローブ18に接続されている。縦振動の節位置N2で中継部32がプローブ18に接続されるため、プローブ18から中継部32に縦振動は伝達されない。なお、中継部32がプローブ18と一体に形成される場合も、基準周波数f0での縦振動の節位置(N2)で、超音波伝達部15のプローブ18に中継部32が連続している。
図3及び図4に示すように、非接触振動部31の外周方向側には、筒状の振動吸収部38が取付けられている。本実施形態では、振動吸収部38は、径方向について非接触振動部31とシース3との間に位置し、シース3と接触していない。振動吸収部38は、長手軸Cに沿って延設され、非接触振動部31の外周部に密着している。そして、非接触振動部31の外周部の大部分は、振動吸収部38により覆われている。換言すれば、非接触振動部31の外周部の大部分には、振動吸収部38が密着している。また、振動吸収部38は、ゴム等のPEEKより振動伝達性が低い材料から形成されている。すなわち、振動吸収部38は、非接触振動部31より振動伝達性が低い。このため、非接触振動部31が振動する場合に、振動吸収部38によって非接触振動部31の振動が吸収される。
なお、本実施形態では、振動吸収部38を筒状とし、非接触振動部31の外周部の大部分を覆っているが、これに限定されるものではない。例えば、長手軸Cに平行な棒状の振動吸収部38を複数設け、これらの振動吸収部38を互いに対して等間隔に非接触振動部31に配設してもよい。また、例えば、リング状の振動吸収部38を複数設け、これらの振動吸収部38を非接触振動部31に断続的に配設してもよい。つまり、非接触振動部31の少なくとも一部に、振動吸収部38を密着させておけばよい。
また、長手軸Cに平行な方向についての非接触振動部31の軸平行寸法L0は、基準周波数f0での縦振動の半波長の自然数倍とは、値が異なることが望ましい。つまり、非接触振動部31の寸法L0は、基準周波数f0で縦振動を行わない寸法にしておくことが望ましい。このため、中継部32を介してプローブ18から非接触振動部31に基準周波数f0での縦振動の超音波振動が何らかの問題により伝達されたとしても、非接触振動部31は基準周波数f0での縦振動を行わない。なお、本実施形態では、非接触振動部31は基準周波数f0での縦振動を行わない状態に、非接触振動部31の軸平行寸法L0を調整しているが、これに限るものではない。例えば、非接触振動部31は基準周波数f0での縦振動を行わない状態に、非接触振動部31の材質を調整してもよい。
次に、本実施形態の超音波作動ユニット10及び超音波処置装置1の作用及び効果について、説明する。超音波作動ユニット10を備える超音波処置装置1によって、生体組織等の処置対象の処置を行う場合は、入力部9での操作により、電流供給部7から電気配線13A,13Bを介して超音波振動子11に電流を供給する。これにより、超音波振動子11で超音波振動が発生し、超音波伝達部15に超音波振動が伝達される。超音波伝達部15に超音波振動が伝達されることにより、超音波作動ユニット10が作動される。そして、超音波伝達部15において基端方向から先端方向へ超音波振動が伝達されることにより、超音波伝達部15は所定の基準周波数f0で縦振動を行う。プローブ18の先端部の先端処置部28に超音波振動が伝達されることにより、先端処置部28は超音波振動を用いて処置対象の処置を行う。
ここで、超音波作動ユニット10では、長手軸Cを中心とした超音波伝達部15の形状が部分的に非対称な場合、超音波伝達部15においてヤング率等の材質(quality of material)が部分ごとに不均一な場合、超音波伝達部15において外周部の表面粗さ等の加工精度が部分ごとに不均一な場合等がある。このような場合、縦振動に加えて、振動方向が長手軸Cに対して平行でない不正振動(inaccuracy vibration)が、発生する。不正振動としては、振動方向が長手軸Cに対して垂直な横振動、振動方向が超音波伝達部15の周方向と一致するねじり振動、超音波伝達部15の表面のみが振動する表面弾性波振動(surface acoustic wave vibration)等がある。
本実施形態では、超音波伝達部15で不正振動が発生した場合、中継部32を介して、非接触振動部31に不正振動が伝達される。非接触振動部31は、中継部32に連続する振動受け部35で、中継部32から不正振動を受ける。非接触振動部31は、振動伝達性が高い材料から形成されている。このため、非接触振動部31では、振動受け部35から最も離れた位置に位置する最離間部36まで、不正振動が伝達される。
そして、非接触振動部31で、不正振動が振動吸収部38によって、吸収される。非接触振動部31の外周部の大部分は、振動吸収部38によって覆われている。このため、振動吸収部38によって効率的に不正振動が吸収され、非接触振動部31で不正振動が有効に減衰される。ここで、非接触振動部31が不正振動を行う場合、超音波伝達部15及び中継部32は、非接触振動部31とともに共振状態で、不正振動を行う。したがって、非接触振動部31で不正振動が減衰されることにより、超音波伝達部15及び中継部で不正振動が有効に減衰される。超音波伝達部15で不正振動が有効に減衰されることにより、先端処置部28での処置性能を確保することができ、プローブ18等の超音波伝達部15の強度を確保することができる。
また、中継部32は、基準周波数f0での縦振動の節位置N2で、超音波伝達部15のプローブ18に接続されている。このため、プローブ18から中継部32に縦振動は伝達されず、超音波伝達部15での基準周波数f0での縦振動は非接触振動部31に伝達されない。非接触振動部31に縦振動が伝達されないため、振動吸収部38によって縦振動は吸収されない。したがって、超音波伝達部15において縦振動は減衰されず、超音波伝達部15は適切に縦振動を行う。これにより、先端処置部28での処置性能を確保することができる。
また、超音波伝達部15が縦振動を行う状態においては、振動によってプローブ18の温度が上昇することがある。この場合、超音波伝達部15の縦振動の周波数が、基準周波数f0から僅かにずれてしまう。これにより、中継部32と超音波伝達部15のプローブ18との接続位置が、縦振動の節位置から僅かにずれてしまう。このため、超音波伝達部15から中継部32を介して、非接触振動部31に縦振動がわずかに伝達される可能性がある。ここで、本実施形態では、長手軸Cに平行な方向についての非接触振動部31の軸平行寸法L0は、基準周波数f0での縦振動の半波長の自然数倍とは、値が異なる。このため、中継部32を介してプローブ18から非接触振動部31に超音波振動が伝達された状態でも、非接触振動部31は基準周波数f0での縦振動を行わない。非接触振動部31が縦振動を行わないため、振動吸収部38によって縦振動は吸収されない。したがって、超音波伝達部15の温度が上昇した場合でも、超音波伝達部15において縦振動は減衰されず、超音波伝達部15が適切に縦振動を行うことができる。
(第1の実施形態の変形例)
なお、第1の実施形態では、非接触振動部31及び振動吸収部38は筒状であるが、これに限るものではない。例えば、第1の変形例として図6に示すように、非接触振動部31が板状であってもよい。本変形例でも、非接触振動部31は振動伝達性が高い材料から形成され、非接触振動部31では振動受け部35から最も離れた位置に位置する最離間部36まで不正振動が伝達される。そして、非接触振動部31には、非接触振動部31の外表面に密着する状態で、振動吸収部38が取付けられている。本変形例でも、振動吸収部38によって、非接触振動部31の不正振動が吸収され、超音波伝達部15で不正振動が有効に減衰される。
また、本変形例でも、中継部32は、基準周波数f0での縦振動の節位置N2で、超音波伝達部15のプローブ18に接続されている。このため、プローブ18から中継部32に縦振動は伝達されず、超音波伝達部15での基準周波数f0での縦振動は非接触振動部31に伝達されない。
また、第1の実施形態では、中継部32は、先端側伝達部材であるプローブ18に接続されているが、これに限るものではない。例えば、第2の変形例として図7に示すように、中継部32が基端側伝達部材であるホーン部材16に接続されてもよい。本変形例では、非接触振動部31及び振動吸収部38は、ホーン部材16と振動子ケース2との間に位置している。また、振動吸収部38は、振動子ケース2と接触していない。なお、本変形例では、中継部32及び非接触振動部31はホーン部材16とは別体で形成されているが、これに限るものではない。例えば、中継部32がホーン部材16と一体に形成され、中継部32が超音波伝達部15のホーン部材16と連続していてもよい。
本変形例でも、非接触振動部31は振動伝達性が高い材料から形成され、非接触振動部31では振動受け部35から最も離れた位置に位置する最離間部36まで不正振動が伝達される。そして、非接触振動部31には、非接触振動部31の外表面に密着する状態で、振動吸収部38が取付けられている。本変形例でも、振動吸収部38によって、非接触振動部31の不正振動が吸収され、超音波伝達部15で不正振動が有効に減衰される。
また、本変形例では、中継部32は、基準周波数f0での縦振動の節位置N1で、超音波伝達部15のホーン部材16に接続されている。このため、ホーン部材16から中継部32に縦振動は伝達されず、超音波伝達部15での基準周波数f0での縦振動は非接触振動部31に伝達されない。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図8を参照して説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図8は、本実施形態のシース3の内部構成を示す図である。図8に示すように、本実施形態では第1の実施形態と同様に、中継部32は、基準周波数f0での縦振動の節位置N2で、超音波伝達部15のプローブ18に接続されている。そして、非接触振動部31には、振動吸収部38が取付けられている。すなわち、非接触振動部31及び振動吸収部38は、径方向について先端側伝達部材であるプローブ18とシース3との間に、位置している。
ただし、本実施形態では、シース3に、移動規制部41が設けられている。振動吸収部38は、シース3の移動規制部41に当接している。移動規制部41を含むシース3は、振動吸収部38より剛性が高い。このため、振動吸収部38は、移動規制部41と非接触振動部31との間で、挟まれている。換言すれば、振動吸収部38は、非接触振動部31とシース3との間で、挟まれている。このように振動吸収部38が移動規制部41(シース3)及び非接触振動部31によって挟まれることにより、振動吸収部38の振動による移動が規制される。
本実施形態でも、超音波伝達部15のプローブ18から中継部32を介して、非接触振動部31に不正振動が伝達される。そして、非接触振動部31では、振動受け部35から最も離れた位置に位置する最離間部36まで不正振動が伝達される。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、振動吸収部38によって、非接触振動部31の不正振動が吸収される。また、本実施形態では、振動吸収部38は、シース3の移動規制部41と非接触振動部31との間で、挟まれている。このため、振動吸収部38の不正振動による移動が規制される。振動吸収部38の移動が規制されることにより、非接触振動部31での不正振動がさらに有効に減衰される。これにより、超音波伝達部15で不正振動を、さらに有効に減衰させることができる。
(第2の実施形態の変形例)
なお、第2の実施形態では、シース3に移動規制部41が設けられているが、これに限るものではない。例えば、変形例として図9に示すように、振動子ケース2に移動規制部41´が設けられてもよい。本変形例では第1の実施形態の第2の変形例と同様に、中継部32は、基準周波数f0での縦振動の節位置N1で、超音波伝達部15のホーン部材16に接続されている。そして、非接触振動部31には、振動吸収部38が取付けられている。すなわち、非接触振動部31及び振動吸収部38は、径方向について基端側伝達部材であるホーン部材16と振動子ケース2との間に、位置している。
ただし、本変形例では、振動吸収部38は、振動子ケース2の移動規制部41´に当接している。移動規制部41´を含む振動子ケース2は、振動吸収部38より剛性が高い。このため、振動吸収部38は、移動規制部41´と非接触振動部31との間で、挟まれている。換言すれば、振動吸収部38は、非接触振動部31と振動子ケース2との間で、挟まれている。このように振動吸収部38が移動規制部41´(振動子ケース2)及び非接触振動部31によって挟まれることにより、振動吸収部38の振動による移動が規制される。
本変形例でも、超音波伝達部15のホーン部材16から中継部32を介して、非接触振動部31に不正振動が伝達される。そして、非接触振動部31では、振動受け部35から最も離れた位置に位置する最離間部36まで不正振動が伝達される。本変形例でも第1の実施形態と同様に、振動吸収部38によって、非接触振動部31の不正振動が吸収される。また、本実施形態では、振動吸収部38は、振動子ケース2の移動規制部41´と非接触振動部31との間で、挟まれている。このため、振動吸収部38の不正振動による移動が規制される。振動吸収部38の移動が規制されることにより、非接触振動部31での不正振動がさらに有効に減衰される。これにより、超音波伝達部15で不正振動を、さらに有効に減衰させることができる。
(その他の変形例)
前述の実施形態及び変形例から、超音波作動ユニット10(超音波処置装置1)は、基端方向から先端方向へ超音波振動を伝達することにより、所定の基準周波数f0で振動方向が長手軸Cに平行な縦振動を行う超音波伝達部15と、縦振動の節位置(N1;N2)で、超音波伝達部15に連続する、又は、超音波伝達部15に接続される中継部32と、を備えればよい。そして、超音波作動ユニット10(超音波処置装置1)は、超音波伝達部15と接触しない状態で設けられ、振動方向が長手軸Cに対して平行でない不正振動が超音波伝達部15から中継部32を介して伝達される非接触振動部31を備え、非接触振動部31は、不正振動を伝達可能であればよい。そして、超音波作動ユニット10(超音波処置装置1)は、非接触振動部31に取付けられ、非接触振動部31に伝達された不正振動を吸収することにより、超音波伝達部15で不正振動を減衰させる振動吸収部38を備えればよい。
(参照例)
次に、第1の参照例として、超音波プローブ50について図10乃至図12を参照にして説明する。図10乃至図12は、超音波プローブ50の構成を示す図である。超音波プローブ50は、長手軸Cに沿って延設されている。そして、基端方向(図10の矢印C1の方向)から先端方向(図10の矢印C2の方向)へ超音波振動を伝達可能である。
超音波プローブ50の先端部には、先端処置部51が設けられている。先端処置部51で、超音波振動を用いて生体組織等の処置対象の処置が行われる。先端処置部51の基端方向側には、プローブ本体部52が長手軸Cに沿って延設されている。プローブ本体部52は、本体外径D0を有する。また、腹腔鏡下手術(abdominoscopy)において超音波プローブ50を備える処置装置を挿入可能な最小のポートを最小ポートし、この最小ポートに挿入可能な直径をD1とする。なお、プローブ本体部51の本体外径D0は、最小ポートに挿入可能な寸法であり、直径D1以下である。
先端処置部51には、長手軸Cに垂直な第1の垂直方向(図10の矢印P1の方向)から第1の垂直方向とは反対方向である第2の垂直方向(図10の矢印P2の方向)に向かってフックするフック状部55が、設けられている。フック状部55に生体組織等の処置対象を引掛けて、処置対象の処置が行われる。フック状部55は、第1の垂直方向及び第2の垂直方向について、第1のフック寸法T1を有する。また、長手軸Cに垂直、かつ、第1の垂直方向及び第2の垂直方向に垂直な方向を、第3の垂直方向(図10の矢印P3の方向)及び第4の垂直方向(図10の矢印P4の方向)とする。フック状部55は、第3の垂直方向及び第4の垂直方向について、第2のフック寸法T2を有する。第1のフック寸法T1は、第2のフック寸法T2より大きくなる。また、プローブ本体部52の本体外径D0は、第1のフック寸法T1以上の大きさとなる。
先端処置部51においてフック状部55の基端方向側には、寸法変化部57が連続している。寸法変化部57では、第1の垂直方向及び第2の垂直方向についての第1の変化寸法が第1のフック寸法T1から縮小される。寸法変化部57の第1の変化寸法は、基端方向に向かうにつれて小さくなる。そして、最縮小寸法T3まで、第1の変化寸法が縮小される。また、寸法変化部57では、第3の垂直方向及び第4の垂直方向についての第2の変化寸法が、第2のフック寸法T2から拡大される。寸法変化部57の第2の変化寸法は、基端方向に向かうにつれて大きくなる。そして、最拡大寸法T4まで、第2の変化寸法が拡大される。最拡大寸法T4は、最縮小寸法T3より大きく、プローブ本体部52の本体外径D0以下の大きさである。
本参照例では、フック状部55の基端方向側に連続する寸法変化部57において、第1の垂直方向及び第2の垂直方向についての第1の変化寸法が、第1のフック寸法T1から縮小される。このため、先端処置部51での処置において、生体組織等の処置対象をフック状部55に引掛け易い。また、第1のフック寸法T1はプローブ本体部52の本体外径D0以下の大きさであり、第2のフック寸法T2は第1のフック寸法T1より小さい。このため、フック状部55を設けた場合でも、先端処置部51が大径化することはない。したがって、先端処置部51での処置性能が、確保される。
また、寸法変化部57では、第3の垂直方向及び第4の垂直方向についての第2の変化寸法が、第2のフック寸法T2から拡大される。このため、第1の変化寸法が第1のフック寸法T1から縮小する寸法変化部57において、長手軸Cに垂直な断面積が過度に小さくなることはない。したがって、フック状部55及び寸法変化部57を設けた場合でも、超音波振動に対する超音波プローブ30の強度が確保される。
また、寸法変化部57では、最拡大寸法T4まで第2の変化寸法が拡大されるが、最拡大寸法T4は、プローブ本体部52の本体外径D0以下の大きさである。このため、寸法変化部57を設けた場合でも、先端処置部51が大径化することはない。したがって、先端処置部51での処置性能が、確保される。
次に、第2の参照例として、超音波プローブ60について図13及び図14を参照にして説明する。図13及び図14は、超音波プローブ60の構成を示す図である。超音波プローブ60は、長手軸Cに沿って延設されている。そして、基端方向(図13の矢印C1の方向)から先端方向(図13の矢印C2の方向)へ超音波振動を伝達可能である。
超音波プローブ60の先端部には、先端処置部61が設けられている。先端処置部61で、超音波振動を用いて生体組織等の処置対象の処置が行われる。先端処置部61の基端方向側には、プローブ本体部62が長手軸Cに沿って延設されている。
先端処置部61には、ヘラ状部63と、ヘラ状部63の基端方向側に連続する板状部65と、が設けられている。ヘラ状部63は、長手軸Cに垂直な第1の垂直方向(図13の矢印P1の方向)に向かって板状部65から突出する第1の突起部67と、第1の垂直方向とは反対方向である第2の垂直方向(図13の矢印P2の方向)に向かって板状部65から突出する第2の突起部68と、を備える。また、ヘラ状部63は、超音波プローブ60の先端面となる先端曲面71を備える。先端曲面71は、第1の突起部67の先端と第2の突起部68の先端との間で、連続している。先端曲面71は、第1の垂直方向に向かうほど、先端方向側に位置している。先端曲面71を生体組織等の処置対象を接触させて、処置対象の処置が行われる。
第1の突起部67は、長手軸Cに平行な方向について第1の突起軸平行寸法R1を有する。また、第2の突起部68は、長手軸Cに平行な方向について第2の突起軸平行寸法R2を有する。前述のように第1の突起部67、第2の突起部68及び先端曲面71を備えるヘラ状部63では、第1の突起部67の第1の突起軸平行寸法R1は、第2の突起部68の第2の突起軸平行寸法R2より小さくなる。
ここで、長手軸Cに垂直、かつ、第1の垂直方向及び第2の垂直方向に垂直な方向を、第3の垂直方向(図13の矢印P3の方向)及び第4の垂直方向(図13の矢印P4の方向)とする。第2の突起部68の第3の垂直方向側の部位には、面取り部(chamfering portion)72Aが形成されている。また、第2の突起部68の第4の垂直方向側の部位には、面取り部72Bが形成されている。第1の突起部67は、第3の垂直方向及び第4の垂直方向について第1の突起幅寸法B1を有する。また、第2の突起部68は、第3の垂直方向及び第4の垂直方向について第2の突起幅寸法B2を有する。本参照例では、第2の突起部68に面取り部72A,72Bが設けられているため、第1の突起部67の第1の突起幅寸法B1は、第2の突起部68の第2の突起幅寸法B2より大きくなる。したがって、第1の突起軸平行寸法R1が第2の突起軸平行寸法R2より小さくなるヘラ状部63においても、第1の突起部67の質量が第2の突起部68の質量と略同一の大きさとなる。
第1の突起部67の質量が第2の突起部68の質量と略同一の大きさとなることにより、第1の垂直方向及び第2の垂直方向についてヘラ状部63(先端処置部61)の重心が長手軸Cから大きく外れることが、有効に防止される。ヘラ状部63の重心が長手軸Cから大きく外れないことにより、先端曲面71を備えるヘラ状部63を設けた場合でも、超音波プローブ60の超音波振動の安定性が確保される。したがって、ヘラ状部63を設けた場合でも、超音波振動に対する超音波プローブ60の強度が確保される。
また、先端曲面71は、第1の突起部67の先端と第2の突起部68の先端との間で、連続している。このため、第1の垂直方向及び第2の垂直方向についての先端曲面71の寸法は、大きくなる。したがって、先端曲面71を用いて処置対象の処置が効率的に行われる。
なお、第2の参照例では、第2の突起部68に面取り部72A,72Bが形成されているが、これに限るものではない。例えば、第3の参照例として図15に示すように、面取り部72A,72Bの代わりに、第2の突起部68に第1の垂直方向(図15の矢印P1の方向)に向かって凹む凹部73が設けられてもよい。
本参照例でも第2の参照例と同様に、第1の突起部67の第1の突起軸平行寸法R1は、第2の突起部68の第2の突起軸平行寸法R2より小さくなる。また、本参照例では、第1の突起部67の第1の突起幅寸法B1は、第2の突起部68の第2の突起幅寸法B2と略同一の大きさとなる。ただし、本参照例では凹部73が設けられているため、第1の突起部67の質量が第2の突起部68の質量と略同一の大きさとなる。すなわち、第1の突起軸平行寸法R1が第2の突起軸平行寸法R2より小さくなるヘラ状部63においても、第1の突起部67の質量が第2の突起部68の質量と略同一の大きさとなる。
したがって、本参照例でも第2の参照例と同様に、第1の垂直方向及び第2の垂直方向についてヘラ状部63(先端処置部61)の重心が長手軸Cから大きく外れることが、有効に防止される。ヘラ状部63の重心が長手軸Cから大きく外れないことにより、先端曲面71を備えるヘラ状部63を設けた場合でも、超音波プローブ60の超音波振動の安定性が確保される。したがって、ヘラ状部63を設けた場合でも、超音波振動に対する超音波プローブ60の強度が確保される。
また、本参照例でも第2の参照例と同様に、先端曲面71は、第1の突起部67の先端と第2の突起部68の先端との間で、連続している。このため、第1の垂直方向及び第2の垂直方向についての先端曲面71の寸法は、大きくなる。したがって、先端曲面71を用いて処置対象の処置が効率的に行われる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
以下、参照例の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1)
長手軸に沿って延設され、基端方向から先端方向に超音波振動を伝達可能な超音波プローブであって、
先端部に設けられる先端処置部と、
前記先端処置部に設けられ、前記長手軸に垂直な第1の垂直方向から前記第1の垂直方向とは反対方向である第2の垂直方向に向かってフックするフック状部であって、前記第1の垂直方向及び前記第2の垂直方向について第1のフック寸法を有し、前記長手軸に垂直、かつ、前記第1の垂直方向及び前記第2の垂直方向に垂直な方向である第3の垂直方向及び第4の垂直方向について第2のフック寸法を有するフック状部と、
前記先端処置部において前記フック状部の前記基端方向側に連続する寸法変化部であって、前記第1の垂直方向及び前記第2の垂直方向についての第1の変化寸法が前記第1のフック寸法から縮小され、前記第3の垂直方向及び前記第4の垂直方向についての第2の変化寸法が前記第2のフック寸法から拡大される寸法変化部と、
を具備する超音波プローブ。
(付記項2)
前記第1のフック寸法は、前記第2のフック寸法より大きく、
前記寸法変化部では、最縮小寸法まで前記第1の変化寸法が縮小され、前記最縮小寸法より大きい最拡大寸法まで前記前記第2の変化寸法が拡大される、
付記項1の超音波プローブ。
(付記項3)
前記先端処置部の前記基端方向側に前記長手軸に沿って延設されるプローブ本体部であって、前記第1のフック寸法以上の大きさの本体外径を有するプローブ本体部をさらに具備する、付記項1の超音波プローブ。
(付記項4)
前記寸法変化部では、前記本体外径以下の大きさの最拡大寸法まで、前記第2の変化寸法が拡大される、付記項3の超音波プローブ。

Claims (11)

  1. 長手軸に沿って延設され、基端方向から先端方向へ超音波振動を伝達することにより、所定の基準周波数で振動方向が前記長手軸に平行な縦振動を行う超音波伝達部と、
    前記縦振動の節位置で、前記超音波伝達部に連続する、又は、前記超音波伝達部に接続される中継部と、
    前記超音波伝達部と接触しない状態で前記長手軸に平行な方向に延設され、振動方向が前記長手軸に対して平行でない不正振動が前記超音波伝達部から前記中継部を介して伝達される非接触振動部であって、前記長手軸に平行な方向について、前記基準周波数での前記縦振動の半波長の自然数倍とは値が異なる軸平行寸法を有することにより、前記中継部を介して前記超音波振動が伝達された状態で、前記基準周波数での前記縦振動を行わない非接触振動部と、
    前記非接触振動部に取付けられ、前記非接触振動部に伝達された前記不正振動を吸収する振動吸収部と、
    を具備する超音波作動ユニット。
  2. 前記非接触振動部は、
    前記中継部に連続する、又は、前記中継部に接続される振動受け部と、
    前記非接触振動部において前記振動受け部から最も離れた位置に設けられ、前記不正振動が前記振動受け部から伝達される最離間部と、
    を備える、請求項1の超音波作動ユニット。
  3. 前記非接触振動部は、前記振動受け部から前記最離間部まで前記不正振動を伝達可能な程度に、振動伝達性が高い材料から形成される、請求項2の超音波作動ユニット
  4. 前記非接触振動部は、前記超音波伝達部と振動伝達性が同一、又は、前記超音波伝達部より振動伝達性が高い、請求項3の超音波作動ユニット
  5. 前記非接触振動部は、振動伝達性がPEEKと同一、又は、前記PEEKより高い材料から形成される、請求項4の超音波作動ユニット
  6. 前記振動吸収部は、前記非接触振動部より振動伝達性が低い、請求項1の超音波作動ユニット
  7. 前記振動吸収部より剛性が高く、前記非接触振動部との間で前記振動吸収部を挟むことにより、前記不正振動による前記振動吸収部の移動を規制する移動規制部をさらに具備する、請求項1の超音波作動ユニット。
  8. 請求項7の超音波作動ユニットと、
    前記超音波振動を発生し、発生した前記超音波振動を前記超音波伝達部に伝達する超音波発生部と、
    を具備し、
    前記超音波伝達部は、
    前記超音波発生部が取付けられ、前記超音波発生部から前記超音波振動が伝達される基端側伝達部材と、
    前記基端側伝達部材の前記先端方向側に接続され、前記基端側伝達部材から前記超音波振動が伝達される先端側伝達部材と、
    を備える超音波処置装置。
  9. 一部が前記移動規制部となり、前記先端側伝達部材が挿通されるシースをさらに具備し、
    前記非接触振動部及び前記振動吸収部は、径方向について前記先端側伝達部材と前記シースとの間に位置している、
    請求項8の超音波処置装置。
  10. 一部が前記移動規制部となり、前記超音波発生部及び前記基端側伝達部材が内部に収容される振動子ケースをさらに具備し、
    前記非接触振動部及び前記振動吸収部は、径方向について前記基端側伝達部材と前記振動子ケースとの間に位置している、
    請求項8の超音波処置装置。
  11. 請求項1の超音波作動ユニットと、
    前記超音波振動を発生し、発生した前記超音波振動を前記超音波伝達部に伝達する超音波発生部と、
    を具備する超音波処置装置。
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