JP5554403B2 - 自動ブレーキ付きデサンドール - Google Patents

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2009年6月12日提出のオーストラリア暫定特許出願番号2009902729号「Improved Descender」の優先権を主張するものであり、その全体が参照により本書に組み込まれる。
本出願は、アプザイレンとビレーに用いるデサンドールに関し、特に、自動ブレーキを組み込んだ種類の改良型デサンドールに関する。
アプザイレンは、絶壁面などの急峻な面を降下するのに用いる技術であり、登山、キャニオニング、洞窟探検などの活動に従事する人物によく用いられる。絶壁面を懸垂降下するために、最初に崖の上にロープを設置し、降下する人物がロープをスライド降下する。ロープは、人物の胴体周りか、より一般的には、人物が装着するハーネスに取り付けられたデサンドールに通され、胴体周りかデサンドールを通るロープの通路が、降下速度を安全な速度に弱めるのに十分な摩擦を提供する。
デサンドールは、曲がりくねった経路に沿ってロープがその周りと間を移動するロープ係合サービスを具え、これがロープとデサンドールの間の摩擦係合を提供する。降下速度は一般に、ロープの自由端部または後端部を持ってデサンドールから出るロープのテンションを制御することにより、ロープとデサンドール間の摩擦係合度合いが制御される。
アプザイレンで用いられるデサンドールは、その効能と複雑さにおいて大きく異なり、ロープと、当該ロープが巻かれた金属リングまたはラックの間の摩擦係合に頼っている比較的簡単な器具が何種類もあり、単にロープの自由端部または後端部を制御するのとは異なりロープとデサンドール間に摩擦を生じさせるブレーキシステムを組み込んだ複雑なデサンドールも多くある。最初の複雑な器具は、作動時にデサンドールとロープ間の摩擦を増大させるハンドルまたはレバーを有する。この種のデサンドールは、ブレーキが自動でない点において単純な器具に対してそれほど改良されておらず、このため利用者が意識不明に陥ってしまった場合、以前の器具と同様に利用者が滑落してしまう。
現在では多くの器具が自動ブレーキ機構を具え、デサンドールを用いる人物がハンドルを操作して降下速度を制御するとともに、ハンドルが解放されたらブレーキが作動して利用者が制御不能に落ちてしまうのを防止する。オーストラリア特許出願第16132/95は、レバーで操作するデサンドール用の自動ロックシステムを設けたデサンドールを開示しており、デサンドールの利用者がレバーを操作するとブレーキ手段が解除されて人物が降下可能となり、デサンドールの利用者がレバーから手を離すと、ブレーキシステムが自動的に作動して人物が制御不能に落ちるのが防止される。
同様の種類のデサンドールが米国4,596,314号に開示されている。
AU16132/95の種類のデサンドールには2つの問題がある。最初の問題は、このデサンドールはビレイには利用できないことである。ビレイは登山においてよく知られた技術である。登山者(ビレイされる人)が絶壁面を降下または登攀もしくは似たことを行う場合、絶壁面にピトンを介してロープで繋がれる。ビレイする人がロープを持ち、ビレイされる人が絶壁面を昇降する最短距離を移動するために必要なだけロープを出す。これにより、ビレイされる人が滑落した場合、その落下はロープとビレイする人により阻止される。しかしながら、AU16132/95に示すデサンドールは、ビレイに用いることができない。
AU16132/95記載のデサンドールの第2の欠点は、器具をデサンドールとして用いる人物によって降下速度が予め設定できないことである。
国際特許出願PCT/AU97/00147は、アプザイレンまたはビレイに用いるデサンドールとして利用できる自動ブレーキ手段付きの改良型デサンドールを開示する。しかしながら、このデサンドールの問題は、物品や身体などを持ち上げる昇降機として利用する場合に効率的に機能せず、動かなくなってしまう場合がある。
本発明は、PCT/AU97/00147の上記問題を軽減することを目的とする。
本明細書に含まれる様々な文献、行動、材料、装置、物品などへの言及は、本発明の説明を提供することのみを目的とする。これはこれらのいずれかまたはすべての事項が、本願の各クレームの優先日の前から存在する従来技術の基準または本発明の関連分野における共通の通常の知識の一部を形成すると許容するものではない。
したがって、本発明によると、アプザイレンまたはビレイに用いるデサンドールであって、
デサンドールをハーネスまたは類似物に連結するための連結手段を具えるベースと、
前記ベースにほぼ垂直に延在する回動軸に枢着されたアームとを具え、
前記ベースはロープを係合する離れた第1および第2の突出部を有し、当該突出部はともに前記回動軸にほぼ平行に延在しており、
前記アームはロープを係合する第3の突出部を有し、当該突出部は前記回動軸にほぼ平行に延在し、この突出部は、前記アームが前記ベースの方に回動した場合に、前記突出部が前記ベースの前記第1および第2の離れた突出部を通る長軸の片側に位置し、前記第2の突出部より前記回動軸から遠くであるが前記第1の突出部より前記回動軸の近くとなるよう配置されており、
リテンションプレートを具え、
概ね前記第1および第2の離れた突出部の間であって前記ベースの縁部の近くに配置され、前記デサンドールに入るロープの前記第1の突出部の周りと前記第3の突出部の周りの部分を、前記デサンドールを出る同じロープの前記第3および第2の突出部の間の部分から分けるよう配置された第4の突出部を具えることを特徴とするデサンドールが提供される。
典型的に、前記第4の突出部は、前記ベースに枢着されたアームの端部に設けられ、前記第1の突出部の近くの第1の動作位置と、第2の非動作位置との間で移動する。
これらの突出部は、典型的にはシーブである。典型的に、前記第1、第2、および第3の突出部はほぼ同様のサイズで直径3cmのオーダーであり、一方で前記第4の突出部は比較的小さく直径約1cmである。
有利なことに、通常のデサンドールやビレイとして動作できるとともに、本発明のデサンドールは、例えば絶壁面や建物などから人物や物品をシャフトでつり上げることにも利用できる。この場合、デサンドールに通されたロープの一端部は、前記シャフトや絶壁面などの頂部に固定され、前記デサンドールはつり上げられる人物が装着するハーネスに固定される。ロープの自由端は前記シャフトや崖などの頂部にいる人物が保持し、人物/物品を上に引っ張り上げる。崖の頂部にいる人間は、(図1Bに示す)Bの方向にロープを引っ張ることができ、ロープはデサンドールを通ってその方向に移動し、このとき前記第4の突出部が、デサンドールを出入りするロープの部分を別離させてこれらが擦れ合わないようにするため絡まることがない。
好適な実施例では、デサンドールはまた、前記アームを付勢して前記ベースから離れるよう回動させる手段と、前記アームが前記ベースから所定の角度以上に回動させないようにするストップ手段と、
前記付勢手段が克服されて前記アームが前記ベースの方へ回動した場合に、前記アームが前記ベースの方へ移動できる距離を制限する第2のストップ手段を具え、この第2のストップ手段が調整可能であり、
使用時に、ロープが前記第1の突出部の下と、前記第3の突出部の上および周りと、前記第2の突出部の上を通る状態で、前記アームが回動したときに当該ロープにかかる抵抗力が最大となり、前記第3の突出部が前記長軸に最も近くなるよう構成されており、前記デサンドールは:
当該デサンドールが、前記ロープで人物がスライド降下する降下速度を制御するデサンドールとして動作する第1のモードであって、前記調整可能な第2のストップ手段が前記降下速度を制御するのに用いられ得る第1のモードと、
前記デサンドールが、当該デサンドールを通るロープにほぼテンションがかからないビレイとして用いられる第2のモードであって、ロープは前記デサンドールを通して供給可能であり、前記付勢手段が前記アームと前記ベースを離していてロープが前記デサンドールに比較的自由に供給可能であるが、前記ロープのテンションが突然増大したら、前記付勢手段が克服されて前記回動アームが前記ベースの方へ引っ張られ、これにより前記ロープが前記第1および第2の突出部の間にロックされて制御不能な落下が防止される第2のモードを有する。
この実施例では、デサンドールはビレーとしてもデサンドールとしても使用できる。
ビレーとして利用する場合、動きが遅い場合に装置はロープを自由に走らせることができる。例えばビレイされる人が滑落してロープがデサンドールを通るのが早くなったら、アームがベース側に引っ張られて装置が自動でロックする。デサンドールとして利用する場合、調整可能な第2のストップ手段を用いて降下速度を制御することができる。
自動ブレーキは、(第1および第2の突出部で規定される)固定端部シーブと、前記第3の突出部で規定される前記回動可能な中央シーブとの間のロープに圧力がかかった場合に作動する。
好適な実施例において、前記付勢手段は、前記アーム上に規定された突出部に作用するバネを具え、前記ストップ手段は前記ベース上に規定されたキャッチであり、当該キャッチは前記デサンドールを解放状態にすべく動作可能である。
一実施例において、前記調整可能なストップ手段は、
前記ベース上で回動するレバーであって、カムに連結されてカム面を規定するレバーと、
前記アーム上に配置されたカムフォロワとを具え、前記カムとカム面は、前記カムが前記カム面のいずれかの端部に位置する場合に、前記カムが前記カム面のより中央位置にある場合より、前記カムが前記カムフォロワのいずれかの端部に位置する場合より、前記アームが前記ベースの近くに回動し、これにより使用時に前記ロープにかかる抵抗力が、前記カムが前記カム面のいずれかの端部またはその近傍に位置する場合に最大となり、前記カムが前記カム面の両端部の間にある場合に最小となり、前記レバーを操作すると動作に対する抵抗が前記カムを前記カムフォロワの特定領域に配置することにより設定され、前記ハンドルが位置ロックされていない場合に、前記ロープが前記デサンドールを通って急に動いたら、前記回動アームが前記ベースの方へ引っ張られて前記ロープを前記第1および第2の突出部の間にロックし、前記レバーが位置ロック可能となることを特徴とする。
これにより、降下速度がプリセット可能となる。
好適な実施例では、前記レバーは、前記レバーにヒンジ結合され、畳んで前記レバーに収容することができ、使用のために伸展されて前記レバーの有効長を増大させる伸展アームを具える。
デサンドールが1または他の種類の自動ストップ手段を具え、人間が装着するハーネスに固定されている場合、ロープを引っ張って自身を上に引っ張り上げることにより、この人物は自身を崖や建物などの面で引っ張り上げることが可能である。デサンドールをロープを上に移動し、人間がロープを解放したら、前記自動ストップ手段が前記デサンドールをロックして下に移動するのを防止する。前記第4のシーブが動作位置にある場合、人間が自身を引っ張り上げる際に、前記第4の突出部が前記ロープの前記デサンドールに入る部分と出る部分とを別れたままとし触れ合わないようにして絡まるのが防止される。
本発明を、単なる例として、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
図1は デサンドールの第1の実施例の平面図であり、リテンションプレートを取り除いた状態を示す。 図1Aは図1と同様であるが、アプザイレンの第1の構成にある図1のデサンドールにロープが通された状態を示す。 図1Bは図1と同様であるが、アプザイレンの第2の構成にある図1のデサンドールにロープが通された状態を示す。 図1Cは、図1のIC−IC線に沿った断面図である。 図2は、デサンドールのベースプレートと、当該ベースプレートに付随あるいは取り付けられた多くの部品を示す。 図2Aは、図2のIIA−IIA線に沿った断面図である。 図3は、デサンドールのアームを示す。 図3Aは、図3のIIIA−IIIAの断面図である。 図4は、デサンドールのレバーおよび付属品の端面図である。 図5は、図4のリテンションプレートとレバーを示す。
図面を参照すると、図1はデサンドールの平面図であり、ベースプレート10とアーム12とを具えている。図1において、アームに隠れているベースプレートの外側縁部の部品16Aが点線で示され、シーブで隠れているアームの周縁部の部品も同様である。
アーム12は、ピボット14によりベースプレート10の上に搭載され、このアームはベースプレートに対してピボット周りを回転自在である。第1および第2の離れたシーブ16、18が、ベースプレートに取り付けられている。これらのシーブは回転しない。これらのシーブは、図2Aを参照して後述するように、アーム12の一部がシーブの下、シーブとベース10の間に入ることができるよう構成されている。
レバー20もまた、ピボット22によりベースプレートに搭載されている。図1、1A、および1Bにおいて、デサンドールの他の要素を隠さないように、レバーは線20で示されている。カムを規定する円筒形のベアリング24が、ピボットの近くでレバー20に取り付けられている。カム面/カムフォロワ26が、アームにリベット留めされている。カム24がカム面26に接触している場合、レバー20をピボット22周りに回動させると、ベアリング面24がカム面26に対して動き、その結果前記アームがピボット14周りに回動して、アームがベース10の方へ、または離れるように移動する。その結果、アーム12に設けられたシーブ28が、シーブ18の方へ、または離れるように移動する。図1に示すように、カム面26の中央26Cは、カム面の両端部26A、26Bよりもピボット22の近くにある。したがって、カムがカム面26Cの中央に位置するとき、カムがカム面のいずれかの端部26A、26Bへと動いた場合よりも、アーム12はベースから遠くにある。
図1には示されていないが、シーブ28に作用して当該シーブをシーブ16、18から離れるように移動させるバネとストップ構造が設けられており、シーブ16、18はさらに、図示するように前記アームをピボット14を軸に反時計回りに、ベースから離すように回転させ、ストップが、アーム12ひいてはシーブ28を、ピボット14周りでベース10から離れる所定角度以上は移動しないようにする。したがって、他の力がかからない場合、アームはベースに対して所定角度に保持される。
アーム12は、ベースプレートとリテンションプレートそれぞれの整列した小さな穴30、32と、ピボット周りのアームの動きを制限しうるアームの大きな穴34とにボルトまたは類似器具を通すことにより、ベースプレート10にロックすることができる。この構造は特に、子供がデサンドールを利用する場合に、使用時に開かないようにして危険を避けるのに有用である。
図1はさらに、アーム150を示している。アーム150の一端部は、ベースプレート10の第2のシーブ18の近くのピボット151に設けられる。図1Cに最もよく示すように、アーム150は、2枚の平行なプレート152、154を具え、これらはそれぞれベースプレート10の両側に取り付けられる。アーム150の自由端部は、シーブ16、18、28(約3cm)と比較して、比較的小さな直径(約1cm)の円筒形のシーブ156を規定している。シーブ156の側部は浅いV字形プロファイルを規定している。シーブの頂部は、円筒形の突出部158を規定する。
図1、1A、1Bを特に参照すると、ベースプレート10の縁部は、アームのピボット151から等距離にある2つのほぼ半円形の溝/切り欠き160、162を規定している。図1に最もよく示すように、アーム150は、突出部158が切り欠き160に収まり、シーブ156が固定シーブ16の近くに配置されるよう位置決め可能である。この位置において、図1に示すように、シーブ156の中央はシーブ16の中央から約3−4cmにあり、シーブ16、156の外側面の間には約1.5−2.0cm、典型的には1.8cmの隙間Gがある。
図1はまた、外側が点線のアーム150’を示しており、これは便宜のために突出部が切り欠き162に収まっている状態の第2の下側位置へとピボット周りに回動されている。アームはこの第2の位置における機能はなく、必要ない場合、すなわち後述するようにアプザイレンする場合にここに移動される。
図1Aは、図1と同様であるが、デサンドールにロープ30が通されている。図示するデサンドールは、人間のハーネスに取り付けられた使用時の配置で示され、これを実現する取付手段がピボットピン14の近くに設けられている。ハーネスを取り付ける手段は一般に、ハーネス(図示せず)に取り付けられたカラビナ(図示せず)が通る穴または開口部34を具える。デサンドールを装着する人物の体重によるロープのテンションが、スプール28をスプール18の方へ引っ張り、これによりスプール18、28間のロープを圧迫して降下速度を緩める。レバー20を動かしてカム24をカムフォロワのいずれかの端部26A、26Bからカムフォロワの中央26C側へ離れる方へ移動させると、アーム12がベース10から離れる方へ押され、シーブ18と28の間の距離が増大し、スプール間をロープが自由に通過できるようになり、これにより降下速度が上がる。降下速度はこのようにしてレバー20により制御される。レバー26Cは中央位置で降下速度が最大となり、レバーが中央26Cの上または下にある場合には降下速度が自動的に減少して安全な降下速度に調整されるため、装置が本質的に安全なものとなる。レバーが不意に何かにぶつかってもいずれかの端部に突き当たるため、降下速度は減少する。
図1Aに示すように、降下/アプザイレンの場合、シーブ156は必要とならず、通常は第2の位置150’の方へ回動されている。
この装置は、山岳や壁面などを昇降する際に用いられるビレイとして利用可能であり、この場合はロープの一部が山岳や壁面に固定的に取り付けられ、人物もまたロープに結ばれ、ビレイする人は、ビレイされる人が登攀または降下するの際に限られた量のロープをビレイされる人に繰り出す。ビレイする人、すなわちビレイされる人の上または下で壁面にいるか壁面の頂部または麓にいる人は、ハーネスに取り付けられたデサンドールを装着する。バネとストップ機構がアーム12をベース10から離しており、これによりシーブ28、16が離れてロープがデサンドールを比較的自由に通って走行することができ、その結果ビレイされる人/登攀者が必要なだけロープが供給されて、ビレイされる人が自由に登攀できる。ビレイする人も壁面にいる場合、当該ビレイする人は手を使ってビレイされる人にロープを繰り出す必要はなく、両手を使って壁面にグリップすることができる。ビレイする人が滑落した場合、ロープの増大したテンションがバネ付勢を簡単に克服し、アームがベースの方に動いて降下速度を減少させて調整する。
ビレイされる人が降りる場合、ビレイする人は単にレバー20を操作してビレイされる人の降下を制御することができる。
図1Bに示す類似の構成では、装置は例えば崖や建物などの面からつり上げる(out of a shaft up)など、人物または物品を引っ張り上げるのに利用することができる。この場合、ロープの一端はシャフトや壁面の頂部に固定的に取り付けられ、デサンドールはつり上げる人物のハーネスに装着される。典型的には、この人物は最初に崖を降りているかビレイ降下している。ロープの自由端部は崖などの頂部に位置する人物が保持する。既に正しい位置にない場合、アームを第1の位置に動かして、小さなシーブ156をシーブ16近くの上の位置にする。この構成において、崖の上にいる人物はロープをBの方向に上に引っ張ることができ、ロープは絡まずにデサンドールを通る。ロープが動こうとするとデサンドールはロックする。
デサンドールが取り付けられたハーネスを装着している人物もまた、ロープを引っ張って自身を引っ張り上げることにより、崖や建物などの面で自身を引っ張り上げることができる。デサンドールはロープを上に上がり、人物がロープから離れた場合、ストップ手段がロックしてデサンドールがロープを下に移動するのが防止される。第4のシーブが動作位置にある場合、第4の突出部がデサンドールに入るロープと出るロープを離しているため、人物がロープをたぐって自身が登る際に互いに擦れ合って絡まるのが防止される。
シーブ156が正しい位置にない場合、シーブ156がロープをきちんと別離させないため、ロープがBの方向へ上に引っ張られたら、ロープのデサンドール内へ下へ移動する部分が、シーブ16の近くのデサンドールを通るロープに接触して擦れ合う。この場合にBの方向にロープを引っ張ると、アーム12が時計回りに引っ張られてデサンドール内のロープが絡まってロープを引っ張ることができなくなる。
シーブ156は、ロープの2つの区画を離れたままとして、図1Bに示すように離れているがほぼ平行とすることによりこの問題を回避する。
デサンドールの一般的な特徴と動作原理を説明したが、特にデサンドールの製造に関するデサンドールのいくつかの特定の特徴を、図2から5Aを参照して以下に詳細に説明する。
図2は、シーブ16、18とレバー20が取り付けられたベースプレート10を示す。図2、2Aに示すように、スプールは平面図においてほぼ円形であり、ベース10の近くに直径が減少した部分44を有し、幅広の円筒形部分46の側部は浅いV字型プロファイルまたは溝46を規定している。切り欠き部分44は、アーム12の一部がシーブ46主要部の下を通ることができるようになっている。シーブ46の幅広の部分のV字型プロファイル/溝は、ロープ30を受けるよう構成されている。図2Aに示すように、シーブは縦の中心ボア48を具え、ここにリベット等を挿入してベースプレート10と図2Aには図示しないリテンションプレートとの間にシーブを固定しうる。
図2ではまた、レバー50の一方の端部に伸長部52が設けられ、これはレバーの有効長を伸ばすためにピボット54周りに回転可能である。
さらに、図2には、ビレイ用にアームを付勢し、デサンドールを「開」「閉」するバネとストップ手段アセンブリを具える。このバネとストップ手段アセンブリは、ベース10の下側に設けられたバネ90およびキャッチ92と、アーム12の下面にあるロッド94とを具える。このバネはベースに固定され弾力的な長さの弾性スチールであり、ストップ95を押しており、ロッド94によりストップ95から離れる方向へ押されると、キャッチが設けられたピボット96周りでロッド94を矢印B方向の反時計回りに押すよう作用する。キャッチはベース10の下側に設けられており、図4に示すプレート115に部分的に覆われている。これは矢印Cの方向へ変わるよう軽く付勢されている。キャッチの内側面98は、ロッドを保持すべく半径の短いカーブで構成されており、したがってロッドがBの方向へ押されるとキャッチは動かない。キャッチを動かすには面100を押す必要がある。この構成により、デサンドールが不意にバネで開いてしまうことが防止される。使用時に、デサンドールにロープおよびシーブ28の周りにロープを供給すべくデサンドールが開かれる。
面100の構成と、ピボット96の位置は、アームが閉じたときにロッド94がキャッチを時計回りにピボット96周りに押して、キャッチが自動的に開くようになっている。
図3は、アーム12をより詳細に示し、特に3つのリベット102によりアームに固定された硬化鋼であるカムフォロワ26を示す。
図3Aは、シーブ28の詳細を示す。アーム12の近くのシーブの主要部60はほぼ円筒形で、当該円筒の側部はほぼV字型プロファイル60をなし、たがってロープを受ける浅い溝を規定する。シース61の上側部分は、組み立てたときにアームとベースが合体するように、シース主要部に比べて直径の減少した円筒部を規定しており、リテンションプレートの切り欠き部分内に配置するのに適合する。シーブの最上部は幅の広いフランジ部分62を規定する。シーブに対してアームの反対側には円筒ロッド94があり、フランジ101で終端している。
図4は、デサンドールの端面図であり、レバー20がベースプレート10とリテンションプレート110の間に挟まれた状態を示す。このレバーは互いに重ねられた3枚のスチールシートで構成されるが、レバーはワンピース製造されてもよい。特に、図4では、カム24が図4の向きのハンドルの下側に配置される。レバーの回動軸22はリベット/ボルトで規定される。カム24はネジボルト111の下端部に設けられる。このボルトはレバー20と、図5に示すリテンションプレートの三日月形の開口とを通る。任意でウィングナット112がボルト111の上端部に設けられる。このウィングナットとリテンションプレートの上面の間には、メタルワッシャ116とレザーワッシャ114がある。ウィングナットはロッド上で締められ、ナット112とプレート110間のレザーワッシャが圧迫されてレバーがロックされて動かなくなる。他の実施例では、このレバーロック機能を省略してもよい。
図5を参照すると、リテンションプレート110とレバーが特に示され、他の構成が省略されており、ネジロッド111が通るリテンションプレートにアーチ形の切り欠き部120が規定され、レバーはアーチ120のどこの位置でもロックすることができる。切り欠き120の周りには粗くした部分122が存在し、プレート110にレザーワッシャのグリップを向上している。
レバーの位置をロックできるため、操作者により降下速度をプリセットすることができる。降下のプリセット速度は、レバーの操作により変更することができる。
バネとストップ構造により、アームとベースを離しておきデサンドールを通るロープの移動が遅くなったときにロープのロックを防止することにより、デサンドールをビレイに用いることができる。
上述したように、シーブ156は、ロープの2つの区画を離し、図1Bのようにほぼ平行であるが分離したままとするため、デサンドールが人物や物品を持ち上げるのに利用可能となる。人間や物品を持ち上げるのにデサンドールに作用すると考えられる別の要因は、デサンドールがハーネス上でねじれたり回転したりして、その重心が変化することである。
当業者は、広範に記載された本発明の意図と範囲から逸脱することなく、特定の実施例に示した本発明に多くの変更および/または変形を施せることを理解するであろう。これらの実施例は、したがって、すべての面で説明であって限定と解釈されてはならない。

Claims (7)

  1. アプザイレンまたはビレイに用いるデサンドールであって、
    デサンドールをハーネスまたは類似物に連結するための連結手段を具えるベースと、
    前記ベースに回動軸で枢着されたアームとを具え、
    前記ベースはロープをかけるための第1および第2の突出部を有し、
    前記アームは前記ロープをかける第3の突出部を有し、当該第3の突出部は、前記アームが前記ベースの方に回動した場合に、前記第3の突出部が前記第1および第2の突出部を通る長軸の片側に位置し、前記第2の突出部より前記回動軸から遠くであるが前記第1の突出部より前記回動軸の近くとなるよう配置されており、
    前記ベース上に枢着されたレバーを具え、当該レバーはカムと結合しており、
    前記アーム上に設けられたカム面を具え、前記カムとカム面は、前記カムが前記カム面のいずれかの端部位置にある場合に、前記カムが前記カム面のより中央位置にある場合より、前記アームが前記ベースのより近くに回動し、これにより使用時に前記ロープにかかる抵抗力が、前記カムが前記カム面のいずれかの端部またはその近傍に位置する場合に最大となり、前記カムが前記カム面の両端部の間に位置する場合に最小となり、
    概ね前記第1および第2の突出部の間であって前記ベースの縁部の近くに配置され、前記デサンドールに入るロープの前記第1の突出部から前記第3の突出部へと延在する部分を、前記デサンドールを出るロープの前記第3の突出部から前記第2の突出部へと延在する部分から分けて互いに干渉しないようにするために配置された第4の突出部を具え、前記第4の突出部は、前記ベースに枢着された別のアームの端部に設けられていることを特徴とするデサンドール。
  2. 請求項1に記載のデサンドールにおいて、前記突出部がシーブである
  3. 請求項2に記載のデサンドールにおいて、前記第1、第2、および第3の突出部はほぼ同様のサイズであり、前記第4の突出部は前記第1、第2、および第3の突出部より比較的小さいことを特徴とするデサンドール。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のデサンドールがさらに、前記アームを前記ベースから離れる方へ回動軸の周りを回転するように付勢する手段と、前記アームが前記ベースから離れて所定の角度以上回動させないようにするストップ手段と、
    使用時に、前記ロープが前記第1の突出部と、前記第3の突出部と、前記第2の突出部とを廻って通る状態で、前記アームが回動したときに当該ロープにかかる抵抗力が最大となり、前記第3の突出部が前記長軸に最も近くなるよう構成されており、前記デサンドールは:
    当該デサンドールが、前記ロープで人物がスライド降下する降下速度を制御するデサンドールとして動作する第1のモードであって、前記レバーが前記降下速度を制御するのに用いられる第1のモードと、
    前記デサンドールが、当該デサンドールを通るロープにほぼテンションがかからないビレイとして用いられる第2のモードであって、前記ロープは前記デサンドールを通して供給され、前記付勢手段が前記アームと前記ベースを離していて前記ロープが前記デサンドールに比較的自由に供給可能であるが、前記ロープのテンションが急に増大したら、前記付勢手段が克服されて前記アームが前記ベースの方へ引っ張られ、これにより前記ロープが前記第2および第3の突出部の間にロックされて制御不能な落下が防止される第2のモードとを有することを特徴とするデサンドール。
  5. 請求項に記載のデサンドールにおいて、前記付勢手段は、前記アーム上に規定された突出部に作用するバネを具え、前記ストップ手段は前記ベース上に規定されたキャッチであり、当該キャッチは前記デサンドールを解放状態にすべく動作可能であることを特徴とするデサンドール。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のデサンドールにおいて、前記カムおよびカム面は、
    前記レバーを操作すると前記カムを前記カム面の特定領域に配置することにより動きに対する抵抗がセットされ、前記ロープが前記デサンドールを通って急に動いたら、前記アームが前記ベースの方へ引っ張られて前記ロープを前記第2および第3の突出部の間にロックすることを特徴とするデサンドール。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のデサンドールにおいて、前記レバーは、前記レバーにヒンジ結合された伸展アームを具え、当該伸展アームは、畳んで前記レバーに収容することができ、使用のために伸展されて前記レバーの有効長を増大させる伸展アームを具えることを特徴とするデサンドール。
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