JP5554360B2 - コンバータ回路、モータ駆動システムおよび冷凍空調システム - Google Patents

コンバータ回路、モータ駆動システムおよび冷凍空調システム Download PDF

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Description

本発明は、コンバータ回路、モータ駆動システムおよび、コンバータ回路を利用する冷凍空調システムに関する。
可変電圧・可変周波数インバータが実用化されるに従って、各種の電力変換装置の応用分野が開拓されてきた。その中で、交流から直流に変換を行う整流回路であって、特に整流後の直流電圧を所望の電圧レベルまで引き上げることが可能なコンバータ回路については、様々なアプリケーションへの適用が可能なように昇圧範囲の広いもの(比較的高い出力電圧が得られるもの)が求められている。なお、高い昇圧性能を得るためには、昇圧チョッパを用いて高周波スイッチングを行う手法等が一般に知られる。
これら用途に適するスイッチング素子として、近年、ワイドバンドギャップ半導体の開発が盛んに行われている。本素子は、低損失で高周波スイッチング可能なものとして今後の普及が期待されている。
しかしながら、ワイドバンドギャップ半導体にて形成される素子は、素子自体がまだ高コストである点や、高周波スイッチング時に発生するノイズ対策費が増大する等の課題がある。このため、民生機器への本格普及にはまだまだ時間がかかると考えられており、比較的簡易な手法で昇圧を行う回路が提案されてきている。
例えば、下記特許文献1には、力率改善用コンデンサの昇圧作用により平滑コンデンサの両端電圧を上昇させる方法が開示されている。また、下記特許文献2,3には、整流器の入力部に主コンデンサと補助コンデンサを配置する方法が開示されている。
特開2005−051925号公報 特開2005−341747号公報 特開2005−341748号公報
上記の従来技術では、力率の改善や、平滑コンデンサの電圧上昇にはある一定の効果が見られるが、スイッチング周波数を高くする必要があり、ノイズが大きくなるという課題が認められる。また、従来技術では、ノイズ成分が大きくなるので、ノイズ対策に要するコストが増大するという問題もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スイッチング周波数を低値に抑えつつ、ノイズ成分の低減を可能とするコンバータ回路、モータ駆動システムおよび冷凍空調システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、リアクトルと、前記リアクトルを介して印加される交流電源からの交流電圧を整流する整流手段と、前記交流電源から前記整流手段への電力供給経路を前記整流手段の入力側で前記リアクトルを介して短絡する動作を行う電源短絡手段と、電荷蓄積手段を有し、前記リアクトルと前記電源短絡手段とに直列に接続されて前記電源短絡手段を介して流れる電源電流を前記電荷蓄積手段に充電する動作と、前記電荷蓄積手段に充電された電力を放電する動作とを適宜行う電荷充放電手段と、前記整流手段の後段に接続され前記整流手段の出力を平滑する平滑手段と、前記電源短絡手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、スイッチング周波数を低値に抑えつつ、ノイズ成分の低減が可能になるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るコンバータ回路の原理説明図である。 図2−1は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例(電源短絡手段のオン・オフタイミング調整に電源ゼロクロスを利用する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図2−2は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例(図2−1をベースに直流電圧検出手段を付加する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図2−3は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例(電源短絡手段のオン・オフタイミング調整に電源電流を利用する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図2−4は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例(図2−3をベースに直流電圧検出手段を付加する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る電荷充放電手段への充電経路(電源が正極性出力且つ電源短絡手段オン時)を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る電荷充放電手段への充電経路(電源が負極性出力且つ電源短絡手段オン時)を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る電荷充放電手段の放電経路(電源短絡手段オフ時)を示す図である。 図6は、実施の形態1に係るリアクトルのエネルギー放出経路(電源短絡手段オフ時)を示す図である。 図7は、実施の形態1に係る電荷充放電手段の放電経路(電源短絡手段オフ時)を示す図である。 図8は、実施の形態1に係るリアクトルのエネルギー放出経路(電源短絡手段オフ時)を示す図である。 図9は、実施の形態1に係る電源電流と電源短絡手段内スイッチのオン・オフ信号の一例を示す図である。 図10−1は、実施の形態1に係る比例積分制御フローの一例を示す図である。 図10−2は、実施の形態1に係る比例積分制御のフローの他の例(データテーブルを利用する場合)を示す図である。 図11−1は、実施の形態1に係る電源電流ゼロクロス点からの遅れ時間Tdlの設定例(電源電流に対するデータテーブルを利用する場合)を示す図である。 図11−2は、実施の形態1に係る電源電流ゼロクロス点からの遅れ時間Tdlの設定例(負荷電流に対するデータテーブルを利用する場合)を示す図である。 図12−1は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例(図2−2をベースに負荷電流検出素子および負荷電流検出手段を付加する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図12−2は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例(図2−4をベースに負荷電流検出素子および負荷電流検出手段を付加する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図13−1は、実施の形態2に係るコンバータ回路の一構成例(図2−2をベースに電圧切り替え部を付加する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図13−2は、実施の形態2に係るコンバータ回路の一構成例(図2−4をベースに電圧切り替え部を付加する場合の構成例)を示す回路ブロック図である。 図14は、負荷側にインバータおよびモータを接続した場合の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係るコンバータ回路ならびに、この種のコンバータ回路を利用するモータ駆動システムおよび冷凍空調システムについて説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンバータ回路の原理説明図である。この種のコンバータ回路は、例えば、冷凍空調システムで利用することが可能である。ここでは、まず、図1を参照しながらコンバータ回路の原理について説明する。
実施の形態1に係るコンバータ回路は、図示のように、リアクトル2、電荷充放電手段3、電源短絡手段4、整流手段5および平滑手段6を備えて構成される。なお、説明の便宜上、交流電源1および負荷7を付記している。
整流手段5は、リアクトル2を介して交流電源1より印加された交流電圧を整流する。整流手段5の出力電圧は、平滑手段6により平滑化され負荷7に供給される。
また、比較的広い範囲で出力電圧を可変するための昇圧手段として、電荷充放電手段3および電源短絡手段4が設けられる。電源短絡手段4のオン動作(電源短絡)時には、リアクトル2にエネルギーを貯めることができ、且つ電荷充放電手段3に電荷を充電することができる。一方、電源短絡手段4のオフ動作時には、負荷7側にリアクトル2のエネルギーを放出し、且つ電荷充放電手段3に蓄えられた電荷を放電することで、出力電圧を可変することができる。
図2−1〜図2−4は、実施の形態1に係るコンバータ回路の一構成例を示す回路ブロック図である。
図2−1では、電源短絡手段4の制御を行うため、図1の原理図に対して電源電圧に対する電源ゼロクロス検出手段9、および制御手段8を付加した構成を示している。
図2−2では、電源短絡手段4の制御を行うため、図1の原理図に対して電源電圧に対する電源ゼロクロス検出手段9、電圧検出手段19および制御手段8を付加した構成を示している。図2−1との比較では、電圧検出手段19を付加した構成である。これらの付加手段は、動作条件により所望の直流電圧を可変したい場合に有効である。
また、電源電流をセンシングして制御するシステム構成としてもよく、その一例を図2−3に示す。
図2−3では、電源短絡手段4の制御のために、図1の原理図に対して電流検出素子17、電流検出手段18および制御手段8を付加した構成としている。
また、図2−4では、電源短絡手段4の制御のために、図1の原理図に対して電流検出素子17、電流検出手段18、電圧検出手段19および制御手段8を付加した構成としている。図2−3との比較では、電圧検出手段19を付加した構成である。これらの付加手段は、動作条件により所望の直流電圧を可変したい場合に有効である。
また、図2−1〜図2−4では、図1に示した各ブロック内の主要部品の構成例まで示している。
図2−1〜図2−4に示す整流手段5は、周知のブリッジ回路(整流器13a〜13d)等で構成される。平滑手段6は、例えば電解コンデンサ等の部品で構成される。
図2−1〜図2−4に示す電荷充放電手段3は、コンデンサ11a〜11b(フィルムコンデンサ等)および整流器12a〜12d等を用いて構成される。
図2−1〜図2−4に示す電源短絡手段4は、交流電圧の極性変化に対応するためのブリッジ回路(整流器14a〜14d)と短絡スイッチ15で構成される。短絡スイッチ15は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)や金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)等を用いる。
図2−1〜図2−4に示す制御手段8には、例えばマイクロコンピュータ等を用いる。
図2−1〜図2−2に示す電源ゼロクロス検出手段9は、抵抗等を用いて電源電圧をレベルシフトし、その後比較器等を介して制御手段8に取り込み可能な電圧範囲の信号として出力する周知回路である。電源電圧の極性変化タイミングで、本手段にて出力される信号が状態変化するため、その変化ポイントをエッジ検出することで電源電圧のゼロクロス信号Vac2として制御手段8にて行う制御に利用することができる。また、このゼロクロス信号Vac2を基にして短絡スイッチ15のオンするタイミングやオン動作を持続する時間を調整することで、所望の出力電圧が得られるよう制御する。
図2−3〜図2−4に示す電流検出素子17は、カレントトランス等の部品を用いる。
図2−3〜図2−4に示す電流検出手段18にて、電流検出素子17で検出された信号Iac(例えばカレントトランスであれば、2次側の出力電圧等)を入力として、制御手段8に取り込み可能な信号(図ではIac2と表記)に変換して出力する。電流検出手段18は、周知の増幅回路(抵抗やオペアンプ等で構成)およびアナログ−デジタル変換(AD変換)器等で構成される。
なお、初めに信号Iacを入力とし、増幅回路にて所定の倍率で増幅を行い、その後、制御手段8にて処理可能なようにAD変換することで信号Iac2を出力することができる。制御手段8にAD変換機能付きのマイクロコンピュータ等を用いる場合、AD変換の処理については制御手段8内で行ってもよい。
何れにしても、信号Iac2を基にして短絡スイッチ15のオンするタイミングやオン動作を持続する時間を調整することで、所望の出力電圧が得られるよう制御する。
図2−2および図2−4に示す電圧検出手段19は、抵抗等を用いて直流電圧Vdcをレベルシフトし制御手段8にて取り込める電圧にした後、制御手段8にて処理可能なようにAD変換し、Vdc2を出力する。この場合も制御手段8にAD変換機能付きのマイクロコンピュータ等を用いる場合には、AD変換の処理については制御手段8内で行ってもよい。
次に、図2−1〜図2−2について各構成素子の接続関係について説明する。
整流器13aのカソード側は、整流器13cのカソード側、整流器12cのカソード側、コンデンサ16の正側電極および、負荷7の正側入力端に共通接続される。
整流器13aのアノード側は、整流器13bのカソード側、リアクトル2の一端、コンデンサ11aの一端および、コンデンサ11bの一端に共通接続される。
リアクトル2の他端は、交流電源1の片側と接続される。
整流器13cのアノード側は、整流器13dカソード側、整流器14cのアノード側、整流器14dのカソード側および、交流電源1の片側に共通接続される。
整流器13dのアノード側は、整流器13bのアノード側、整流器12dのアノード側、コンデンサ16の負側電極、負荷7の負側入力端に共通接続される。
整流器12aのカソード側は、整流器12cのアノード側、コンデンサ11aの一端に共通接続される。
整流器12bのアノード側は、整流器12dのカソード側、コンデンサ11bの一端に共通接続される。
整流器12aのアノード側は、整流器12bのカソード側、整流器14aのアノード側、整流器14bのカソード側に共通接続される。
整流器14aのカソード側は、整流器14cのカソード側、短絡スイッチ15のコレクタ側に共通接続される。
整流器14bのアノード側は、整流器14dのアノード側、短絡スイッチ15のエミッタ側に共通接続される。
また、図2−3〜図2−4では、交流電源1の片側と電流検出素子17の一端が共通接続される。また電流検出素子17の他端と整流器13cのアノード側・整流器13dカソード側・整流器14cのアノード側・整流器14dのカソード側が共通接続される。それ以外は、図2−1〜図2−2と同様である。
図2−1〜図2−4は、代表的な接続構成例を示しているが、リアクトル2を交流電源1の正極側でなく、負極側に接続する等、要旨の変更無き範囲内において部品配置や接続を適宜変更してもよいことは無論である。
上記のような構成により、電源短絡手段4に含まれる短絡スイッチ15のオン時には、リアクトル2へのエネルギー蓄積およびコンデンサ11a,11bへの充電が可能となる。
一方、短絡スイッチ15のオフ時には、リアクトル2に蓄積されたエネルギーを負荷側へ供給し、コンデンサ11a,11bに蓄えられた電荷の放電を行う。
図3に、コンデンサ11bへの充電経路を示す。ただし、電流検出素子17の有無は、充放電経路の説明に影響しないため、図示を省略している。
図3において、電源電流Isが正極性(図中の→方向を正方向とする)且つ短絡スイッチ15がオン状態の際、コンデンサ11bが充電される。この場合は、電源電流Isが、交流電源1→リアクトル2→コンデンサ11b→整流器12b→整流器14a→短絡スイッチ15→整流器14d→交流電源1の経路で流れ、コンデンサ11bへの充電が行われる。併せてリアクトル2へのエネルギー蓄積も行われる。
図4に、コンデンサ11aへの充電経路を示す。図4において、電源電流Isが負極性(図中の→方向を正方向とする)且つ短絡スイッチ15がオン状態の際、コンデンサ11aが充電される。この場合は、電源電流Isが、交流電源1→整流器14c→短絡スイッチ15→整流器14b→整流器12a→コンデンサ11a→リアクトル2→交流電源1の経路で流れ、コンデンサ11aへの充電が行われる。また、上記同様に、この際もリアクトル2へのエネルギー蓄積が行われる。
図5に、コンデンサ11bの放電経路を示す。図5において、電源電流Isが正極性且つ短絡スイッチ15がオフ状態の際、コンデンサ11bから負荷7側へ流れる電流をIcbとすると、コンデンサ11b→整流器13a→負荷7→整流器12d→コンデンサ11bの経路で放電が行われる。
また、図6に、リアクトル2のエネルギー放出経路を示す。本経路は、整流器13a,13dを介した交流電源1から負荷7側へのエネルギー伝達経路と同一である。すなわち、交流電源1→リアクトル2→整流器13a→負荷7→整流器13d→交流電源1の経路でエネルギー放出が行われる。
図7に、コンデンサ11aの放電経路を示す。図7において、電源電流Isが負極性且つ短絡スイッチ15がオフ状態の際、コンデンサ11aから負荷7側へ流れる電流をIcaとすると、コンデンサ11a→整流器12c→負荷7→整流器13b→コンデンサ11aの経路で放電が行われる。
また、図8に、本状態の際のリアクトル2のエネルギー放出経路を示す。本経路は、整流器13b,13cを介した交流電源1から負荷7側へのエネルギー伝達経路と同一である。すなわち、交流電源1→整流器13c→負荷7→整流器13b→交流電源1の経路でエネルギー放出が行われる。
ここで、コンデンサ11a,11bでは、各々流れ込む電流の積分値に比例した両端電圧が得られる。また、リアクトル2では、その容量と電流の時間変化に比例した両端電圧が得られる。
よって、短絡スイッチ15のオン時間とオフ時間の調整(短絡スイッチ15のスイッチング時間とタイミング調整)、リアクトル2の容量、コンデンサ11a,11bの容量を適当な組み合せに設定することで、負荷7側の条件等に応じた所望の直流電圧(コンデンサ16の両端電圧)を得ることが可能である。
次に、制御手段8において、短絡スイッチ15のオン時間Tonと、オンタイミングの電源電流ゼロクロス点からの遅れ時間Tdlを調整して所望の直流電圧を得る方法例を示す。
図10−1は、短絡スイッチ15のオン時間Tonを調整するフローの一例であり、加減算部110、比例積分制御部111およびリミッタ処理部112を用いる例を示している。
オン時間Tonについては、図10−1に示すように、事前設定しておいた直流電圧指令Vdc*と電圧検出手段19により得られた現在の直流電圧値Vdc2の差分を操作量として比例積分制御を行うことで、時間調整することが可能である。
この際、定常偏差による制御発散防止のため、必要に応じて制御の出力段に上限または下限のリミッタを設けてもよい。ここで、リミッタの設置位置は、出力段に限るものではなく、必要に応じて入力段に設置してもよい。
また、図10−2は、動作条件や負荷条件等により直流電圧指令Vdc*を変化させたい場合のフローの一例であり、図10−1の処理部に加え、データテーブル114を用いて構成している。
この場合、後述する負荷電流Idc2と直流電圧指令Vdc*の関係を事前にテーブル化(図10−2の例では、データテーブル114)しておくこと等で行えばよい。なお、コンバータ回路の回路構成としては、図12−1、図12−2となる。
図12−1は、図2−2の構成に負荷電流検出素子20と、負荷電流検出手段21を付加したものである。なお、図示は省略するが、所望の直流電圧を固定して使用するような場合には、図12−1における電圧検出手段19は省略可能である。
図12−2は、図2−4の構成に負荷電流検出素子20と、負荷電流検出手段21を付加したものである。なお、この場合も図示は省略するが、所望の直流電圧を固定して使用するような場合には、図12−2における電圧検出手段19は省略可能である。
負荷電流検出素子20は、通常カレントトランスや抵抗で行う。また、負荷電流検出手段21は、負荷電流検出素子20の出力信号Idc(実際には電圧値)を増幅する増幅手段(実際には、抵抗やオペアンプで構成される増幅回路等)およびAD変換手段で構成され、負荷電流検出手段21で得られた信号である負荷電流Idc2が制御手段8に取り込まれる。
制御手段8にAD変換手段を有するマイクロコンピュータ等を使用する場合には、上記負荷電流検出手段21の構成の一部であるAD変換手段を制御手段8にて行ってもよい。
なお、上記では、負荷電流Idc2により直流電圧指令Vdc*を変化させる例を示したが、負荷電流Idc2は電源電流等で代替してもよい。
次に、短絡スイッチ15のオンタイミングを決める電源電流ゼロクロス点からの遅れ時間Tdlの設定例について説明する。
動作条件や負荷条件がそれほど大きく変化しない際は、遅れ時間Tdlは所定値に設定して短絡スイッチ15のオン・オフ動作を行えばよい。
一方、動作条件や負荷条件が大きく変化し、遅れ時間Tdlを設定変更したい時は、電源電流や負荷電流をモニタリングして行えばよい。
図11−1〜図11−2に遅れ時間Tdlの設定例を示す。ここで、図11−1は、電源電流に応じてTdlを設定変更する場合の一例であり、図11−2は、負荷電流に応じてTdlを設定変更する場合の一例である。
これらの場合、電源力率や高調波電流の発生量等を考慮し、電源電流または負荷電流と最適なTdlとの関係を事前にデータテーブル化(図11−1および図11−2の例では、データテーブル113)しておき、運転状態により遅れ時間Tdlをテーブル参照して呼び出して設定する。
以上は、短絡スイッチ15のオンタイミングを決める電源電流ゼロクロス点からの遅れ時間Tdlの設定例を示したが、方法はこれに限るものではない。すなわち、オンタイミングまたはオフタイミングまたはオン時間の何れかの操作量のうち、少なくとも2つの操作量があればオン・オフ信号Saを作成することができるので、他の仕様と併せて、最適な仕様を構築すればよい。
また、操作量調整のために必要となる物理量は、電源電流や負荷電流に限らず、ユーザの都合に合わせ、電源側の入力電力や電源力率等を用いてテーブルデータを作成し、仕様構築しても同等の効果が得られる。
図9に、電源電流と電源短絡手段4内の短絡スイッチ15のオン・オフ信号Saの一例を示す(表記上、Hi側をアクティブ方向とする)。
図9では、短絡スイッチ15を電源半周期に1回オン・オフするケースを示している。ただし、更に昇圧したい場合や、コンデンサ11a,11bのリプル電圧を低減したい場合等においては、短絡スイッチ15を電源半周期に複数回オン・オフしてもよい。
このように、本実施の形態1に係るコンバータ回路では、図2−1〜図2−4、図12−1〜図12−2のような構成を採用することで、比較的簡易な方法にてリアクトル2のエネルギー授受と、コンデンサ11a,11bの充放電とを併用することが可能となる。このため、回路構成をそれほど煩雑にすることなく、比較的高い直流電圧(図2−1〜図2−2ではコンデンサ16の両端電圧に相当)を得ることができる。
また、本実施の形態1に係るコンバータ回路によれば、短絡スイッチ15に対する高周波スイッチングを行わずとも、ある程度高い直流電圧(コンデンサ16の両端電圧)を得ることが可能である。具体的には、短絡スイッチ15に関して、電源半周期に1回程度のオン動作にて行うことで、短絡スイッチ15を常時オフした場合に比べて、約1.5〜2倍程度の直流電圧までを十分に得ることが可能である。
なおこの際、電源力率をあまり低下させず、且つ、高調波電流をあまり増加せずに行うことができる。
また、従来の高周波スイッチングを伴うコンバータ回路と比較して、低ノイズ化が可能である。
また、上述したようにある程度のノイズが許容できるようなシステム構成で行う際には、短絡スイッチ15のオン動作を、電源半周期に複数回行うことで、更に高い直流電圧を得ることが可能となる。
さらに、本コンバータ回路の後段(負荷7側)にインバータを接続した場合、レアアースモータはもとより、省レアアース、脱レアアースモータを駆動するモータ駆動システムとして構成することが可能である。図14に、負荷7側にインバータ30およびモータ40を接続した場合の一例を示す。
特に、省レアアースおよび脱レアアースモータは、レアアースモータに比べて起磁力が低いため、高回転側においてレアースモータと同等の高出力を得るためには、起磁力の低下を直流電圧の高電圧化で補う必要がある。
このような場合にも、本コンバータ回路の適用により、これらのモータに対しては出力限界をそれほど落とすことなく、駆動範囲を確保することが可能である。
また、本コンバータ回路は、広い出力範囲に対応可能であるため、出力範囲の広い冷凍空調システム等への適用も可能である。
実施の形態2.
図13−1および図13−2は、本発明の実施の形態2に係るコンバータ回路の一構成例を示す回路ブロック図である。ここで、図13−1は、図2−2に対して整流手段5と平滑手段6の間に電圧切り替え部10を付加する場合の構成例である。また、図13−2は、図2−4に対して整流手段5と平滑手段6の間に電圧切り替え部10を付加する場合の構成例である。
電圧切り替え部10は、切り替えスイッチ25等で構成される。切り替えスイッチ25は、制御手段8により、切り替え信号Sbのオン・オフ信号により制御される。
図13−1および図13−2ともに、平滑手段6のコンデンサが直列に2段構成(コンデンサ16a,16b)となっており、切り替えスイッチ25はコンデンサ16a,16bの接続点(いわゆる中点)と整流手段5における交流端(図13−1および図13−2の例では、整流器13c,13dの接続点)との間に接続されている。
ここで、図13−1および図13−2ともに、電源電圧が正極性且つ短絡スイッチ15がオフ且つ切り替えスイッチ25がオフのとき、コンデンサ16aおよびコンデンサ16bが充電され、電源電圧が負極性且つ短絡スイッチ15がオフ且つ切り替えスイッチ25がオフのとき、コンデンサ16aおよびコンデンサ16bが充電される。
また、図13−1および図13−2ともに、電源電圧が正極性且つ短絡スイッチ15がオフ且つ切り替えスイッチ25がオンのとき、コンデンサ16aが充電され、電源電圧が負極性且つ短絡スイッチ15がオフ且つ切り替えスイッチ25がオンのとき、コンデンサ16bが充電される。
すなわち、本構成においては、コンデンサ16a,16bを個別に充電することができるので、図2−1〜図2−4等と比較して、約2倍の直流電圧が得られる。
さらに、切り替えスイッチ25によるオン・オフ動作と、電源短絡手段4内の短絡スイッチ15のオン・オフ動作を組み合わせることで、図2−1〜図2−4等の構成且つ短絡スイッチ15をオフしている場合と比較して、約3倍程度の電圧を得ることが可能である。
以上説明したように、本実施の形態におけるコンバータ回路によれば、リアクトルを介して印加される交流電源からの交流電圧を整流する整流手段、交流電源から整流手段への電力供給経路を整流手段の入力側でリアクトルを介して短絡する動作を行う電源短絡手段、リアクトルと電源短絡手段とに直列に接続されて電源短絡手段を介して流れる電源電流を電荷蓄積手段としてのコンデンサに充電する動作と、コンデンサに充電された電力を放電する動作とを適宜行う電荷充放電手段、整流手段の後段に接続され前記整流手段の出力を平滑する平滑手段および電源短絡手段を制御する制御手段を備える構成としたので、平滑手段の直流電圧を昇圧もしくは可変する際に、スイッチング周波数を低値に抑えつつ、ノイズ成分を低減することが可能となる。
なお、電源短絡手段は、整流手段と、この整流手段の両端を短絡する短絡スイッチとで構成することができる。
また、電荷充放電手段は、整流手段およびコンデンサにて構成することができる。
また、電源ゼロクロス検出手段または電源電流検出手段のうちの少なくとも1つを具備することが好ましい。この場合、制御手段は、電源ゼロクロス検出手段および電源電流検出手段の出力のうちの少なくとも1つの出力に基づいて電源短絡手段を制御することができ、所望の直流電圧を得ることができる。
また、平滑手段の直流電圧を検出する電圧検出手段を具備することが好ましい。この場合、制御手段は、電圧検出手段の出力に基づいて電源短絡手段を制御することができ、所望の直流電圧を得ることができる。
さらに、負荷電流を検出する負荷電流検出手段を具備することが好ましい。この場合、負荷電流に応じた直流電圧指令を生成することができる。
また、制御手段にて、電源ゼロクロスポイント、電源電流、負荷電流、入力電力、電源力率および、平滑手段の直流電圧を含む電気諸量を検出もしくは演算することが好ましい。この場合、これらの電気諸量のうちの少なくとも1つの情報に基づいて平滑手段の出力電圧レベルを制御することができる。また、これらの電気諸量のうちの少なくとも1つの情報に基づいて電源短絡手段の短絡開始時間、終了時間およびオン時間のうちの少なくとも2つの操作量を調整することとすれば、ノイズ低減に効果的なスイッチング周波数を設定することが可能となる。
整流手段における交流端のうちの何れかの端と平滑手段の中点との間に切り替えスイッチを設け、上述した短絡スイッチとともに、この切り替えスイッチを電源電圧の極性に応じて好適に制御するようにすれば、切り替えスイッチを電圧切り替え手段として機能させることができ、1.5倍〜3倍程度の直流電圧を得ることができる。
また、平滑手段の直流電圧が所望値より低い場合に短絡スイッチを電源半周期毎に少なくとも1回以上オン・オフするようにすれば、所望の直流電圧を迅速に得ることができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
以上のように、本発明は、スイッチング周波数を低値に抑えつつ、ノイズ成分の低減を可能とするコンバータ回路として有用である。
1 交流電源
2 リアクトル
3 電荷充放電手段
4 電源短絡手段
5 整流手段
6 平滑手段
7 負荷
8 制御手段
9 電源ゼロクロス検出手段
10 電圧切り替え部
11a,11b コンデンサ
12a〜12d,13a〜13d,14a〜14d 整流器
15 短絡スイッチ
16,16a,16b コンデンサ
17 電流検出素子(電源側)
18 電流検出手段(電源側)
19 電圧検出手段(直流電圧)
20 負荷電流検出素子(負荷側)
21 負荷電流検出手段(負荷側)
25 切り替えスイッチ
30 インバータ
40 モータ
110 加減算部
111 比例積分制御部
112 リミッタ処理部
113,114 データテーブル

Claims (13)

  1. リアクトルと、
    電荷蓄積手段と、
    前記リアクトルを介して印加される交流電源からの交流電圧を整流する整流手段と、
    前記交流電源から前記整流手段への電力供給経路を前記整流手段の入力側で前記リアクトルと前記電荷蓄積手段とを介して短絡する動作を行う電源短絡手段と、
    記電源短絡手段を介して流れる電源電流を前記電荷蓄積手段に充電する動作と、前記電荷蓄積手段に充電された電力を放電する動作とを適宜行う電荷充放電手段と、
    前記整流手段の後段に接続され前記整流手段の出力を平滑する平滑手段と、
    前記電源短絡手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするコンバータ回路。
  2. 電源ゼロクロス検出手段または電源電流検出手段のうちの少なくとも1つを具備し、
    前記制御手段は、前記電源ゼロクロス検出手段および前記電源電流検出手段の出力のうちの少なくとも1つの出力に基づいて前記電源短絡手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のコンバータ回路。
  3. 前記平滑手段の直流電圧を検出する電圧検出手段を具備し、前記制御手段は、前記電圧検出手段の出力に基づいて前記電源短絡手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のコンバータ回路。
  4. 前記電源短絡手段は、整流手段と、この整流手段の両端を短絡する短絡スイッチとで構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバータ回路。
  5. 前記電荷充放電手段は、整流手段およびコンデンサを具備することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバータ回路。
  6. さらに負荷電流を検出する負荷電流検出手段を具備することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバータ回路。
  7. 電源ゼロクロスポイント、電源電流、負荷電流、入力電力、電源力率および前記平滑手段の直流電圧を含む電気諸量を検出もしくは演算し、これら電気諸量の少なくとも1つの情報に基づいて前記平滑手段の出力電圧レベルを制御することを特徴とする請求項6に記載のコンバータ回路。
  8. 電源ゼロクロスポイント、電源電流、負荷電流、入力電力、電源力率および前記平滑手段の直流電圧を含む電気諸量を検出もしくは演算し、これら電気諸量の少なくとも1つの情報に基づいて前記電源短絡手段の短絡開始時間、終了時間およびオン時間のうちの少なくとも2つの操作量を調整することを特徴とする請求項6または7に記載のコンバータ回路。
  9. 前記整流手段における交流端のうちの何れかの端と前記平滑手段の中点との間に設けられる電圧切り替え手段を具備することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のコンバータ回路。
  10. 前記平滑手段の直流電圧が所望値より低い場合に、前記短絡スイッチを電源半周期に少なくとも1回以上オン・オフすることを特徴とする請求項4に記載のコンバータ回路。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のコンバータ回路と、
    前記コンバータ回路の負荷として接続されるモータと、
    前記コンバータ回路の出力により前記モータを駆動するインバータと、
    を備えたことを特徴とするモータ駆動システム。
  12. 前記モータとして、省レアアースモータまたは脱レアアースモータの何れかが搭載されることを特徴とする請求項11に記載のモータ駆動システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のコンバータ回路を搭載した冷凍空調システム。
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