JP5552781B2 - ターボ分子ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、ターボ分子ポンプに関する。
ターボ分子ポンプは半導体製造装置の排気装置として用いられる。半導体製造装置では、その反応プロセスに応じて様々なプロセスガスが使用される。例えば、CVD装置やエッチング装置等に用いられるターボ分子ポンプにおいては反応性ガスを排気することになり、ターボ分子ポンプ内にプロセスガスの析出物や反応生成物(例えば、4フッ化珪素や4塩化珪素など)が付着しやすい。これらの析出物や反応生成物は、蒸気圧の関係から圧力が比較的高いポンプ下流側に堆積しやすい。そのため、従来のターボ分子ポンプではポンプ本体の下流側をヒータ等で加熱して、析出物や反応生成物の付着を抑制するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
近年、非シリコン系(CIGS薄膜)太陽電池が次世代太陽電池として期待されている。光吸収層にCu(In,Ga)Se(銅・インジウム・ガリウム・2セレン)を用いているCIGS太陽電池は、光電変換層の厚さを数μmと薄くできるとともに、理論変換効率が単結晶Siを上回るため注目されている。
CIGS薄膜の形成方法の一つとして、銅、インジウム、セレンなどの各元素を蒸着する方法である多元蒸着法がある。多元蒸着法では、銅、インジウム、ガリウムといった金属原料に比べて多量のセレン原料が製膜時に供給され、成膜反応に利用されなかったセレン蒸気は、真空チャンバ内壁に付着堆積したり、排気ポンプであるターボ分子ポンプによって排気されたりする。
特開2002−285992号公報
ところで、セレン蒸気は粒子状となってターボ分子ポンプの吸気口へと流入するが、非常に付着しやすいために、排気上流側の翼部やケーシング内周面に付着してしまって、下流側では付着があまり見られない。そのため、従来のポンプ本体の下流側を加熱する堆積防止用ヒータはセレン付着を防止するためには役立たず、セレンの付着によって回転翼先端とケーシング内周面とが干渉するなど、回転翼やケーシング内周面に付着したセレンがポンプ運転に対して悪影響を及ぼす事態が生じている。
請求項1の発明に係るターボ分子ポンプは、多段の回転翼が形成され、高速回転するロータと、回転翼に対してポンプ軸方向に交互に配置された複数の固定翼と、ポンプ吸気口とロータとの間に設けられ、気体通過領域を形成するように配置されると共に付着性粒子を捕捉する複数のバッフルプレートと、複数のバッフルプレートを冷却する冷却ユニットと、を備え、バッフルプレートは、水平方向に延びる冷却水配管の上側に上方向の角度を設けた第1のバッフルプレートと、前記冷却水配管の下側に下方向の角度を設けた第2のバッフルプレートとが交互に水平方向に配置され、かつ左右方向に隣接する第1のバッフルプレートと第2のバッフルプレートは上下方向に重なりがあるように配置されて前記付着性粒子を捕捉するとともに、各バッフルプレートの間は気体通過領域を形成することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、ポンプ吸気口に装着されるフランジを備え、バッフルプレートはフランジの内部に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のターボ分子ポンプにおいて、バッフルプレートは、冷却ユニットを構成する冷却管に固定して支持されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のターボ分子ポンプにおいて、板の一部をフィン状に立設させることにより複数のバッフルプレートが一体に形成されたバッフル部材を備え、バッフル部材はポンプに対して一体で着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、付着性粒子がポンプ内に付着するのを低減し、ロータ回転等への影響を排除することができる。
ターボ分子ポンプのポンプ本体1を示す断面図である。 図1のA矢視図である。 バッフルプレートの形状を示す図であり、(a)は図1に示すバッフルプレート41の断面形状を示し、(b)はバッフルプレートの変形例1を示し、(c)はバッフルプレートの変形例2を示す。 バッフルプレートの変形例3を示す図である。 バッフル40の他の形態を示す図である。 一体型のバッフルプレートの一例を示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。ターボ分子ポンプは、真空排気を行うポンプ本体と、ポンプ本体を駆動制御する電源部とを備えている。図1は、ポンプ本体1の概略構成を示す断面図である。図1に示したターボ分子ポンプは磁気軸受式のポンプであり、ロータ30は、5軸磁気軸受を構成する電磁石37,38によって非接触支持される。磁気軸受によって回転自在に磁気浮上されたロータ30は、モータ36により高速回転駆動される。
ロータ30には、複数段の回転翼32と円筒状のネジロータ31とが形成されている。一方、固定側には、軸方向に対して回転翼32と交互に配置された複数段の固定翼33と、ネジロータ31の外周側に設けられたネジステータ39が設けられている。各固定翼33は、それぞれ一対のスペーサリング35によって軸方向上下から挟持されるように積層され、ベース20上に載置されている。吸気口フランジ21が形成されたポンプケーシング34をベース20に固定すると、積層されたスペーサリング35がベース20とポンプケーシング34との間に挟持され、各固定翼33が位置決めされる。
ベース20には排気ポート22が設けられ、この排気ポート22にバックポンプが接続される。ロータ30を磁気浮上させつつモータ36により高速回転駆動することにより、吸気口21側の気体分子は排気ポート22側へと排気される。
本実施の形態のターボ分子ポンプは、圧力が低くてもプロセスチャンバ内壁や排気系に付着しやすいプロセスガス(例えば、上述したセレン)が使用される半導体製造装置に最適なように構成されたものである。そのため、ポンプの吸気口210とロータ30との間にバッフル40を設けている。
図2は、図1のA矢視図であり、バッフル40は、複数のバッフルプレート41と、バッフルプレート41を冷却するための冷却水配管42を備えている。U字形状をしている冷却水配管42は、ポンプケーシング34を貫通するように設けられ、各バッフルプレート41が溶接等により固定されている。すなわち、冷却水配管42は、各バッフルプレート41を冷却する機能と、それらを吸気口領域に支持する機能とを備えている。バッフルプレート41はステンレス、銅、アルミ等の金属材料で形成され、吸気口上流側からバッフル40を通してポンプ内部がほぼ見通せないような形状を有している。
図3は、バッフルプレート41の断面形状を示したものである。図3(a)は、図1,2に示したバッフルプレート41の断面形状である。各バッフルプレート41は、中央部分において角度2θで折れ曲がった形状をしている。各バッフルプレート41は、隣接する2つのバッフルプレート41を吸気口上流側から見たとき、一方のバッフルプレート41の上下縁部分410が、他方のバッフルプレート41の中央部分411と重なるように配置されている。
そのため、セレン粒子やセレン蒸気等の付着性粒子Pは、どのような方向からバッフル40に飛び込んでも、バッフルプレート41に衝突する。セレン粒子やセレン蒸気等は壁面に付着しやすいため、バッフルプレート41上に留まり、ポンプ内部に侵入することが無い。特に、セレン蒸気やセレン粒子は壁面の温度が低いほど付着しやすいので、冷却水配管42でバッフルプレート41を冷却することにより、付着したセレンが再び離脱することなく確実にバッフルプレート41に付着するようにしている。一方、気体分子はバッフルプレート41間の隙間(気体通過領域)を通ってロータ側へと通過する。
図3(b)は、バッフルプレート41の変形例1を示したものである。変形例1では、冷却水配管42の上側(上流側)に平板状のバッフルプレート41aを複数設け、冷却水配管42の下側(下流側)に平板状のバッフルプレート41bを複数設けた。水平方向に対してバッフルプレート41aは角度−θで傾いており、逆に、バッフルプレート41bは角度θで傾いている。さらに、バッフルプレート41aは、バッフルプレート41bに対して右方向にずらして配置されている。このように、上下のバッフルプレートの位置を左右にずらすことにより、図3(a)の場合と比べてバッフルプレートの数を減らすことができる。
図3(c)は、バッフルプレート41の変形例2を示したものである。変形例2では、排気速度の低下を抑えるために、図3(a)に示した折れ曲がったバッフルプレート41の片側(上側)のみを、バッフルプレート41cとして配置した。排気上流方向から見た場合、隣接するバッフルプレート41c同士は、領域412において重なり合っている。真空中におけるセレン蒸気やセレン粒子は自由落下するため、斜めの角度で入ってくる割合が小さい。また、セレン蒸気やセレン粒子は非常に付着しやすいため、ポンプ吸気口よりも上流側において斜めの角度で入ってきたとしても、配管の壁面に衝突する確率が高いので配管壁面に付着しやすく、バッフル40まで達するものが少なくなる。そのため、片側に傾いた平板状バッフルプレート41cを並べて配置した図3(c)のタイプであっても、付着性粒子Pに対して十分な捕捉機能を備えている。
図4は、バッフルプレートの変形例3を示す図である。成膜装置においては、成膜プロセスの化学反応や機械部品の摺動などによって、サブミクロンオーダーのパーティクルが発生することが多い。これらのパーティクルが吸気口210を介してターボ分子ポンプ内に落下すると、高速回転するロータ30によって跳ね飛ばされることになる。その結果、これらの反跳パーティクルがプロセス室まで達してウェハ上に付着し、半導体の生産歩留まりの悪化の原因となる。
上述したようなパーティクルはバッフルに付着しにくいので、例えば、図3(a)〜(c)に示したようなバッフル40の場合、バッフルプレートに落下したものの内、バッフルプレートに付着しなかったものは、バッフルプレート間の隙間領域を通ってポンプ内に落下する。ポンプ内に落下したパーティクルはロータ30によって跳ね返され、その反跳パーティクルが再びバッフル40を通過して成膜装置側に逆流することになる。
そこで、図4に示すバッフル40では、付着性粒子Pを捕捉するだけでなく、このような反跳パーティクルの成膜装置への逆流も防止できるような構成とした。バッフル40は、2つのバッフルプレート44,45と、バッフルプレート44,45同士を連結する支持部材46とを備えている。バッフルプレート44は、円錐台の側周面と同形状を成しており、図示上側の大径部において吸気口フランジ21に着脱可能に固定されている。縁部分が上方に折れ曲がった皿状のバッフルプレート45は、複数の支持部材46によってバッフルプレート44の下部に支持されている。バッフルプレート45は、ロータ30の回転翼部を除く上端面の上方を覆うように設けられている。
ポンプ吸気口内に飛び込んだ付着性粒子Pは、バッフルプレート44,45に衝突して付着する。一方、パーティクルP’が水平なバッフルプレート45に落下した場合には、バッフルプレート45上に堆積したままとなる。また、バッフルプレート44の斜面に落下したパーティクルP’は、その斜面で反射されてバッフルプレート45上に落下する。さらに、落下速度の大きなパーティクルの場合、符号P1で示すようにバッフルプレート45で反射されて、バッフルプレート44,45の隙間を通って回転翼領域に侵入するものもある。しかし、回転翼領域に侵入して回転翼32により跳ね飛ばされたパーティクルP2は、回転翼領域からバッフルプレート44,45の隙間を通ってポンプ外へと逆戻りすることはほとんどない。
すなわち、図4に示バッフル40は、セレン粒子のような付着性粒子Pを捕捉する機能と、ポンプ内に落下したパーティクルが成膜装置へ逆流するのを防止する機能とを備えている。
図5は、バッフル40の他の形態を示す図である。上述したバッフル40では、バッフル40はポンプ本体1の吸気口よりも内側に設けられていた。一方、図5のバッフル40はフランジ47を備え、ポンプ本体1の吸気口フランジ21に取り付けられている。フランジ47にはOリング溝471およびボルト孔472が形成されている。冷却水配管42は図2に示したものと同様の形状を成し、フランジ47を貫通するように設けられている。図5に示すバッフル40では、図3(b)に示すバッフルプレート構造を採用しており、冷却水配管42の上側にバッフルプレート41aが設けられ、冷却水配管42の下側にバッフルプレート41bが設けられている。
図5に示すバッフル40では、吸気口フランジ21のボルト穴21aとフランジ47のボルト穴472との両方を貫通するように、ポンプ固定用ボルトを通して、装置側のフランジにバッフル40とポンプ本体1とを固定する。または、バッフル40のフランジ47を装置側に固定した後に、ポンプ本体1をフランジ47に固定するような構造としても良い。このように、図5におけるバッフル40の場合には、未対策の従来のターボ分子ポンプであっても装着することができるという利点を有している。
上述した実施形態では、バッフルプレートをそれぞれ個別に冷却水配管42に固定したが、フランジ21やフランジ47に一体に固定するようにしても良い。図6は、一体型のバッフルプレートの一例を示したものであり、図5と同様にフランジ47に冷却水配管42を設けた構造のものである。図6では、冷却水配管42の上側に設けられたバッフルプレート41aの一部を示した。
複数のバッフルプレート41aは、一枚の板材415で形成されている。すなわち、板材415からバッフルプレートとなる部分の輪郭を切り抜き、各バッフルプレート部分を所定の角度にそれぞれ折り曲げることで、各バッフルプレート41aが形成される。バッフルプレート41aが折り曲げられた後の開口417は、排気すべき気体が通る開口となる。板材415の周辺部分をネジ416等により固定することで、バッフルプレート41aがフランジ47に固定される。そのとき、板材415の裏面が冷却水配管42に接触する。図示していないが、反対側のバッフルプレート41bに関しても同様の構造とされる。
このように、図6に示すバッフル40では、バッフルプレート41aを一枚の板材からプレス加工等により製作することができ、さらに、一体となった複数のバッフルプレート41aを一括してフランジ47に固定することができる。そのため、製作コストおよび組み立てコストを低減することができる。また、バッフルプレート41aの交換を容易に行うことができ、メンテナンス性に優れている。なお、このように1枚の板材から複数のバッフルプレートを形成する構成は、図3(a)〜(c)に示されたいずれのバッフル構造にも適用することができる。
上述したように、本実施の形態のターボ分子ポンプでは、冷却水配管42によって冷却された複数のバッフルプレートが、ポンプ吸気口と前記ロータとの間に気体通過領域を形成するように配置されている。そのため、気体分子はロータ側へと通過して排気されるが、セレン蒸気やセレン粒子のように壁面に付着しやすい分子は、冷却されたバッフルプレートに付着し、ポンプ内部に侵入することがない。そのため、従来のようなセレン付着によるポンプへの悪影響を防止することができる、とともに、ポンプのメンテナンスインターバルを長くすることができる。
さらに、複数のバッフルプレートを、排気上流側から見てロータをほぼ見通すことができないように配置することにより、セレン蒸気やセレン粒子のポンプ内部への侵入を確実に防止することができる。また、ポンプに対して、複数のバッフルプレートを一体で着脱可能なように構成したことにより、付着物質のクリーニングが行いやすくなる。
上述した各実施形態はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施形態での効果を単独あるいは相乗して奏することができるからである。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
1:ポンプ本体、21,47:フランジ、30:ロータ、32:回転翼、33:固定翼、34:ポンプケーシング、40:バッフル、41,41a〜41c,44,45:バッフルプレート、42:冷却水配管、210:吸気口、P:付着性粒子、P’,P1,P2:パーティクル

Claims (4)

  1. 多段の回転翼が形成され、高速回転するロータと、
    前記回転翼に対してポンプ軸方向に交互に配置された複数の固定翼と、
    ポンプ吸気口と前記ロータとの間に設けられ、気体通過領域を形成するように配置されると共に付着性粒子を捕捉する複数のバッフルプレートと、
    前記複数のバッフルプレートを冷却する冷却ユニットと、を備え、
    前記バッフルプレートは、水平方向に延びる冷却水配管の上側に上方向の角度を設けた第1のバッフルプレートと、前記冷却水配管の下側に下方向の角度を設けた第2のバッフルプレートとが交互に水平方向に配置され、かつ左右方向に隣接する第1のバッフルプレートと第2のバッフルプレートは上下方向に重なりがあるように配置されて前記付着性粒子を捕捉するとともに、各バッフルプレートの間は前記気体通過領域を形成することを特徴とするターボ分子ポンプ。
  2. 請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    ポンプ吸気口に装着されるフランジを備え、前記バッフルプレートは前記フランジの内部に設けられていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  3. 請求項1または2に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    前記複数のバッフルプレートは、前記冷却ユニットを構成する冷却管に固定して支持されていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    板の一部をフィン状に立設させることにより前記複数のバッフルプレートが一体に形成されたバッフル部材を備え、
    前記バッフル部材はポンプに対して一体で着脱可能に設けられていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
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