JP5552379B2 - 発電装置 - Google Patents
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Description
改質器は、筐体をさらに備え、当該筐体は、燃焼部と対向する面に沿って配置され、筐体内には、少なくとも改質部と中間空間部が備えられ、筐体内において、改質部と中間空間部とは仕切り板で区画され、その仕切り板には、混合ガスが通過可能であって改質触媒が通過不可能な通気孔が形成されている。この構成によると、2以上の改質部と中間空間部を一つの筐体内に備えるため、2つの改質部を個別に設ける構造の改質器に比べて改質器の構造を簡易にすることができる。従って、改質器を製造する際の作業負担が少なく済む。
仕切り板は、断面コの字形状の仕切り板であり、仕切り板によって筐体内が区画されることによって、各改質部同士を連通する改質触媒通路がさらに設けられ、改質触媒通路は改質触媒を通過可能な通路である。この構成によると、各改質部に改質触媒を充填する際、一箇所から改質触媒を充填すれば、改質触媒通路を介して各改質部に改質触媒を充填することができる。従って、改質器を製造する際の作業負担がより少なく済む。
(形態1) 混合ガスの通過方向の上流端側に備えられる改質部は、混合ガスの予備改質を行う予備改質部である。予備改質部は、温度が約400℃以下に維持される。予備改質部は、オフガス燃焼部と対向しない位置に備えられる。
(形態2) 予備改質部を通過した後の混合ガスが導入される改質部は、混合ガスの本改質を行う本改質部である。本改質部は、温度が400℃以上に維持される。本改質部は、オフガス燃焼部と対向する位置に備えられる。
(形態3) 改質器の上方には、水を加熱して水蒸気にする気化器が備えられている。
(形態4) 改質器には、燃焼部に対向する面(下面)から反対側の面(上面)に貫通する排ガス孔が設けられている。
図面を参照して実施例を説明する。図1は本実施例に係る発電装置の内部に収容されている発電ユニット10を示す斜視図である。
図3に示すように、第1仕切り板120は、断面L字形状に形成されている。第1仕切り板120は、筐体110の上方に突出した端部112の内側に配置される。第1仕切り板120によって、端部112の内側は、混合部130と予備改質部132とに区画される。
混合部130は、改質器100内における混合ガスの通過方向の上流端に形成されている。混合部130には、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給管150が接続されている。本実施例では、燃料ガスには例えばエタン、エチレン、プロパン等の炭化水素を含むガスが使用される。さらに、図1に示すように、混合部130には、水蒸気を供給するための上記の水蒸気供給管90が2本接続されている。水蒸気供給管90の上流端には気化器60が接続されている。混合部130には、燃料ガス供給管150から燃料ガスが供給されるとともに、水蒸気供給管90から水蒸気が供給される。混合部130内に供給された燃料ガスと水蒸気は混合されて混合ガスとなる。図3に示すように、混合部130で生成された混合ガスは、第1仕切り板120のスリットを通過して予備改質部132に導入される。
発電装置が始動されると、水供給管80を通じて、発電装置に要求される発電量に応じた量の水が気化器60に供給される。気化器60に供給された水は、屈曲路70を流れる間に、発電又はオフガス燃焼により発生した排ガスと熱交換されて加熱され、蒸発して水蒸気となる。気化器60で発生した水蒸気は、水蒸気供給管90を通って改質器100の混合部130に供給される。
図4に示すように、改質器100は、3つの改質部232、236、240と、2つの中間空間部234、238を備えるものであってもよい。この構成によると、改質部232、236、240と中間空間部234、238とを交互に小刻みに備えることによって、改質終了位置をより下流側とすることができる。その場合、改質終了後の温度上昇が開始されるタイミングがより遅くなるため、改質器100の温度分布のバラツキをより小さくすることができる。従って、燃料電池ユニット20の温度分布のバラツキをもより小さくすることができ、場所毎の燃料電池セル22の発電効率の差もより小さくすることができる。結果として、発電装置全体の発電効率の低下をより顕著に抑制することができる。なお、改質部の数は、3つには限られず、それ以上であってもよい。その場合、各改質部の間に設けられる中間空間部の数もそれに合わせた数とする。
図5に示すように、第1実施例の改質器100において、予備改質部132と中間空間部134と本改質部136を区画する仕切り板を、断面コの字形状の第2仕切り板122(図3参照)に代えて、2枚の平板状の仕切り板300、302としてもよい。その場合、予備改質部132と、中間空間部134と、本改質部136は、それぞれ平板状の仕切り板300、302によって区画され、改質触媒通路140は設けられない。改質触媒通路140を設けないことにより、中間空間部134を大きくすることができる。改質器100を通過する混合ガスの圧損をより小さくすることができるとともに、改質触媒通路140に充填される改質触媒170が不要となるため、改質触媒170が少なく済む。また、上記の実施例では、改質触媒170として粒状体の触媒を使用したが、ハニカム触媒を使用してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
20 燃料電池ユニット
23 オフガス燃焼面
21 セルスタック
22 燃料電池セル
30 マニホールド
60 気化器
90 水蒸気供給管
100 改質器
110 筐体
120 第1仕切り板
122 第2仕切り板
124 第3仕切り板
130 混合部
132 予備改質部
134 中間空間部
136 本改質部
138 下流端空間部
140 改質触媒通路
150 燃料ガス供給管
160 排ガス孔
170 改質触媒
Claims (3)
- 固体酸化物形の燃料電池を用いる発電装置であり、
燃料ガスと水蒸気の混合ガスを改質ガスに改質する改質器と、
改質ガスを有酸素ガスと反応させて発電する固体酸化物形の燃料電池セルを備え、
前記燃料電池セルは、オフガスを燃焼する燃焼部を備え、
前記改質器は、前記燃焼部と対向する面に沿って配置され、
前記改質器は、改質触媒を含む少なくとも2以上の改質部と、各改質部の間に設けられる改質触媒を含まない中間空間部と、筐体を備え、
前記筐体は、前記燃焼部と対向する面に沿って配置され、
前記筐体内には、少なくとも前記改質部と前記中間空間部が備えられ、
前記筐体内において、前記改質部と前記中間空間部とは仕切り板によって区画されており、
前記仕切り板には、前記混合ガスが通過可能であって前記改質触媒が通過不可能な通気孔が形成されており、
前記仕切り板は、断面コの字形状の仕切り板であり、
前記仕切り板によって前記筐体内が区画されることによって、各改質部同士を連通する改質触媒通路がさらに設けられ、
前記改質触媒通路は改質触媒を通過可能な通路であることを特徴とする発電装置。 - 前記改質器は、前記混合ガスの通過方向の下流端に改質触媒を含まない下流端空間部をさらに備えることを特徴とする請求項1の発電装置。
- 前記改質器は、3以上の前記改質部と、2以上の前記中間空間部を備えることを特徴とする請求項1又は2の発電装置。
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