JP5551224B2 - 間欠エアブローガン - Google Patents
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Description
本発明は、例えば研削工程で発生する切粉を吹き飛ばして除去するために使用する間欠エアブローガンに関する。
工場内で切粉などを製品の表面から除去するためにエアブローガンが用いられており、特に連続してエアを噴出するよりも間欠的にエアを噴出する方が除去効果が高いことが分かっている。このように、エアを間欠的に噴出するハンディタイプの装置として、特許文献1〜5に開示されるものが知られている。
特許文献1には、塗布用のスプレーガンとして、ハンドルに光ファイバ―センサーを設け、把持した時に比較的自由になる親指または人差し指を前記光ファイバ―センサーの検知部で検知することでスプレーのオン・オフ、即ちエアの間欠的な噴出を行わせることが開示されている。
特許文献2には、印刷機の絵具供給装置に組み込まれる吐出ガンが開示され、この吐出ガンに信号発生器から発生する信号に同調して圧縮エアを間欠的に供給することが開示されている。
特許文献3には、自動式スプレーガンの配管の途中に切換弁とアキュームレータを配置し、アキュームレータ内のエア圧をレベルセンサで検知し、このレベルセンサからの信号で前記切替弁を間欠的に開閉するようにした内容が開示されている。
特許文献4には、オゾン発生器が開示されており、このオゾン発生器は制御手段からの信号で間欠的にオゾンを吐出するように制御されている。
特許文献5には、粉体塗装装置の吐出口にコロナ電極に向けてリンスエアを噴出するエア導出口を設け、このエア導出口からのエアの噴出を間欠的に行う内容が開示されている。
上記した先行技術には、エアを間欠的に吐出する内容が開示されているが、間欠的に吐出させるのは、全て制御装置からの電気的な信号に基づいて行われている。
このため、電気配線が必要になり既存の設備に転用しにくく、また電気配線が作業の邪魔になる。また、電気的な信号に基づく制御の場合は、無駄にエアを消費することが多く、エネルギー的にも問題がある。
このため、電気配線が必要になり既存の設備に転用しにくく、また電気配線が作業の邪魔になる。また、電気的な信号に基づく制御の場合は、無駄にエアを消費することが多く、エネルギー的にも問題がある。
上記課題を解決するため本発明に係る間欠エアブローガンは、電気的な信号によらずにエアの圧力変化によって間欠的にエアが吐出するようにした。
具体的には、エアブローガン内部に圧気源からのエアを吐出口に向けて送り出すエア噴出流路が設けられ、前記圧気源と前記エア噴出流路とをつなぐエア供給流路の途中に開方向に付勢される開閉弁が設けられ、この開閉弁よりも上流側のエア供給流路からエア圧によって前記開閉弁を閉方向に移動させるバイパス流路が分岐し、このバイパス流路に閉方向に付勢されるパイロット弁が設けられ、また前記エア噴出流路の途中からエア圧によって前記パイロット弁を開方向に移動させる逃がし流路が分岐している構成である。
具体的には、エアブローガン内部に圧気源からのエアを吐出口に向けて送り出すエア噴出流路が設けられ、前記圧気源と前記エア噴出流路とをつなぐエア供給流路の途中に開方向に付勢される開閉弁が設けられ、この開閉弁よりも上流側のエア供給流路からエア圧によって前記開閉弁を閉方向に移動させるバイパス流路が分岐し、このバイパス流路に閉方向に付勢されるパイロット弁が設けられ、また前記エア噴出流路の途中からエア圧によって前記パイロット弁を開方向に移動させる逃がし流路が分岐している構成である。
上記において、前記吐出口の径をD1、逃がし流路の径をD2、前記エア噴出流路の入口の径をD3とすると、D1<D2<D3となるように設定することで、間欠的な吐出がよりスムーズに行われる。
本発明に係る間欠エアブローガンによれば、電気的な制御を一切使うことなく、エア圧の変化のみで弁を作動させて、間欠吐出を行うようにしたので、信号を送るための電気配線が不要になり既存の設備に適用しやすい。
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
エアブローガン本体1内にはエア噴出流路2が形成されている。このエア噴出流路2の先端は吐出口3とされ、エア噴出流路2の後端は圧気源(一次エア)4からのエア供給流路5が接続されている。
エアブローガン本体1内にはエア噴出流路2が形成されている。このエア噴出流路2の先端は吐出口3とされ、エア噴出流路2の後端は圧気源(一次エア)4からのエア供給流路5が接続されている。
前記エア供給流路5の途中には開閉弁6が設けられ、この開閉弁6は開方向に付勢されている。そして、この開閉弁6よりも上流側(圧気源側)と開閉弁6の2次側との間にバイパス流路7が設けられ、このバイパス流路7に低圧空気で作動するパイロット弁8が設けられている。
また、前記エア噴出流路2の中間からは逃がし流路9が分岐している。この逃がし流路9には開閉弁10が設けられ、この開閉弁10はエアブローガン本体1に設けたスイッチレバー11と連動している。
前記逃がし流路9は前記パイロット弁8の2次側につながっており、逃がし流路9からのエア圧によってパイロット弁8は開となる。
また、前記吐出口3の径をD1、前記逃がし流路9の径をD2、前記エア噴出流路2の入口の径をD3とすると、本実施例ではD1<D2<D3となるように設定している。D3よりもD1及びD2を小さくすることで、エア噴出流路2に供給されたエアは逃がし流路9にも必ず供給される。尚、D1とD2に関しては、実施例ではD1<D2としたが、D1≧D2としてもよい。
以上において、作業者がスイッチレバー11を握るとエア噴出流路2の開閉弁6は開状態になっているので、図1に示すように、圧気源4からのエアがエアブローガン本体1のエア噴出流路2に供給され、吐出口3から噴出する。
これと同時にエア噴出流路2内を流れるエアの一部は逃がし流路9に入る。ここで、逃がし流路9の開閉弁10はスイッチレバー11と連動して開状態になっているので、逃がし流路9を介して比較的低圧のエアがパイロット弁8の2次側に供給される。
パイロット弁8の2次側にエアが供給されると、パイロット弁8は図2に示すように開状態となる。すると圧気源4からのエアの一部がバイパス流路7を通ってエア供給流路5に設けた開閉弁6の2次側に送られ、開閉弁6が閉となる。
開閉弁6が閉となることでエア供給流路5が遮断され、吐出口3からのエアの噴出が停止する。また逃がし流路9にもエアが送り込まれなくなるのでパイロット弁8は閉状態に戻り、でエア供給流路5の開閉弁6の2次側へのエアの供給も止まる。
開閉弁6の2次側へのエアの供給も止まると開閉弁6はスプリングの付勢力によって開となり、圧気源4からのエアはエア噴出流路2に再び供給され、吐出口3からエアが噴出する。
スイッチレバー11を握ることで、上記の動作が繰り返され、エアブローガンからは間欠的にエアが噴出する。
本発明に係るエアブローガンは工場内での切粉の除去に限らず、細かなごみなどを吹き飛ばす工程に広く利用することができる。
1…エアブローガン本体、2…エア噴出流路、3…吐出口、4…圧気源、5…エア供給流路、6…開閉弁、7…バイパス流路、8…パイロット弁、9…逃がし流路、10…開閉弁、11…スイッチレバー、D1…吐出口の径、D2…逃がし流路の径、D3…エア噴出流路の入口の径。
Claims (2)
- 圧気源からのエアをエアブローガン内のエア噴出流路を介して先端の吐出口から間欠的に吐出する間欠エアブローガンであって、この間欠エアブローガンは前記圧気源と前記エア噴出流路とをつなぐエア供給流路の途中に開方向に付勢される開閉弁が設けられ、この開閉弁よりも上流側のエア供給流路からエア圧によって前記開閉弁を閉方向に移動させるバイパス流路が分岐し、このバイパス流路に閉方向に付勢されるパイロット弁が設けられ、また前記エア噴出流路の途中からエア圧によって前記パイロット弁を開方向に移動させる逃がし流路が分岐していることを特徴とする間欠エアブローガン。
- 請求項1に記載の間欠エアブローガンにおいて、前記吐出口の径をD1、逃がし流路の径をD2、前記エア噴出流路の入口の径をD3とすると、D1<D2<D3となるように設定したことを特徴とする間欠エアブローガン。
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