JP5551190B2 - 縁部誘導器を有するガラス成形装置および方法 - Google Patents

縁部誘導器を有するガラス成形装置および方法 Download PDF

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Description

優先権の主張
本願は、2009年2月26日に出願された「縁部誘導器を有するガラス成形装置および方法(APPARATUS FOR FORMING GLASS WITH EDGE DIRECTORS AND METHODS)」という名称の米国特許仮出願第61/155669号による優先権を主張する。
本発明は、一般的に、ガラスを成形する装置および方法に関し、具体的には、縁部誘導器を有するガラス成形装置および方法に関する。
成形ウェッジ上に溶融ガラスを下に向かって流すことにより、板ガラスを製造することが知られている。成形ウェッジの両端部には、しばしば、板ガラスの幅を維持し且つ縁部のビードを最小限にするのを補助するための縁部誘導器が設けられる。例えば、ハイエンドのガラス組成物を用いた板ガラスの縁部を制御するための縁部誘導器に継続的な需要がある。
本発明の幾つかの例示的な態様の基本的な理解を提供するために、本発明の簡単な要旨を以下に示す。この要旨は本発明の広範囲にわたる概観ではない。更に、この要旨は、本発明の重要な要素を特定することも本発明の範囲を正確に説明することも意図するものではない。この要旨の唯一の目的は、後述するより詳細な説明の前置きとして、本発明の幾つかの概念を簡単な形態で示すことである。
本明細書には本発明の幾つかの態様が開示される。これらの態様は互いに重複してもしなくてもよいことを理解されたい。従って、一つの態様の一部が別の態様の範囲に含まれることもあり、その逆もある。各態様は多くの実施形態で示され、それらの実施形態は1以上の具体的な実施形態を含み得る。これらの実施形態は互いに重複してもしなくてもよいことを理解されたい。従って、1つの実施形態またはその具体的な実施形態が、別の実施形態またはその具体的な実施形態の範囲に含まれることも含まれないこともあり、その逆もある。
本開示の第1の態様は、板ガラスを下方に延伸する装置に関する。該装置は、成形ウェッジの両端部の間に延在し且つ下流方向に沿って収束して根底部を構成する一対の傾斜した表面部を有する成形ウェッジであって、前記根底部を通って延伸面が延びるよう構成された成形ウェッジと、前記両端部のそれぞれに配置された縁部誘導器であって、各縁部誘導器は、前記一対の傾斜した表面部の対応する一方からそれぞれ延びる第1の一対の表面と、該第1の一対の表面から延びて、前記根底部から下流にある前記延伸面の一部分に向かって収束する第2の一対の表面と、前記第2の一対の表面に対して前記根底部から下流に延びる下流構造とを有する縁部誘導器とを備える。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記延伸面は前記根底部を二等分する。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記下流構造は前記延伸面に沿って延びる。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記下流構造は下流エッジを備える。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記下流構造は、前記下流エッジを画成するブレードを更に備える。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記ブレードは前記延伸面に沿って延びる。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記ブレードは略三角形の形状を有する。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記第2の一対の表面はそれぞれ前記延伸面に対する第1の角度で収束し、前記下流構造は前記延伸面に対する第2の角度で収束し、該第2の角度は前記第1の角度より小さい。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、前記第2の角度は2〜12度であり、特定の実施形態では2〜10度であり、特定の実施形態では4〜10度であり、特定の実施形態では6〜10度であり、特定の実施形態では8〜10度である。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、各縁部誘導器の前記第1の一対の表面はそれぞれ略平面状である。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、各縁部誘導器の前記第1の一対の表面はそれぞれ略凹面状である。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、各縁部誘導器の前記第2の一対の表面はそれぞれ略平面状である。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、各縁部誘導器の前記第2の一対の表面はそれぞれ略凹面状である。
本開示の第1の態様の特定の実施形態では、各縁部誘導器の前記第1の一対の表面はそれぞれ前記下流方向に増加する横幅を有する。
本開示の第2の態様は、概要を上述し詳細を後述する本開示の第1の態様による装置を用いたガラス成形方法に関する。本開示の第2の態様の特定の実施形態では、この方法は、成形ウェッジを用いたガラス成形に関し、該成形ウェッジは、該成形ウェッジの両端部の間に延在し且つ下流方向に沿って収束して根底部を構成する一対の傾斜した表面部と、前記両端部の一方に配置された第1の縁部誘導器と、前記両端部の他方に配置された第2の縁部誘導器とを備え、当該方法は、前記一対の傾斜した表面部のそれぞれの上を流れる溶融ガラス流の帯状ガラスを形成する工程と、前記帯状ガラスの第1の一対の側方の縁部にそれぞれ沿った前記溶融ガラス流を、前記第1の縁部誘導器の、それぞれ対応する第1の表面の上に流し、前記帯状ガラスの前記第1の一対の側方の縁部のそれぞれに沿った第1の一対の周辺領域を広げる工程と、前記帯状ガラスの第2の一対の側方の縁部にそれぞれ沿った前記溶融ガラス流を、前記第2の縁部誘導器の、それぞれ対応する第1の表面の上に流し、前記帯状ガラスの前記第2の一対の側方の縁部のそれぞれに沿った第2の一対の周辺領域を広げる工程と、各一対の側方の縁部に沿った前記溶融ガラス流の流れを、互いに対して収束する角度に誘導する工程と、その後、前記溶融ガラス流が前記対応する縁部誘導器を離れる前に、各一対の側方の縁部間の前記溶融ガラス流の流れの前記収束する角度を減少させる工程とを備える。
本開示の第3の態様は、概要を上述し詳細を後述する本開示の第1の態様による装置を用いたガラス成形方法に関する。該方法は、一対の傾斜した表面部のそれぞれの上を流れる溶融ガラス流の溶融帯状ガラスを形成する工程と、各溶融帯状ガラスの各一対の側方の両縁部に沿った前記溶融ガラス流を、対応する縁部誘導器に対して流す工程であって、各縁部誘導器は、各対応する側方の縁部に沿った前記帯状ガラスの周辺領域を広げ、各対応する側方の縁部に沿った前記溶融ガラス流の流れを、収束する流れの方向に誘導し、その後、前記溶融ガラス流が前記対応する縁部誘導器を離れる前に、各対応する収束する流れの方向と下流方向との間の流れ角を減少させる工程とを備える。
本発明の上述の態様および他の態様は、添付の図面を参照しながら以下の説明を読めば、本発明の当業者には自明である。
本発明の例示的な態様を組み込んだ縁部誘導器を有するガラス成形装置の部分概略側面図 図1の線2−2に沿った装置の断面図 例示的な装置の成形ウェッジに取り付けられた、図1に示されている縁部誘導器の正面図 図1に示されている縁部誘導器の背面図 図1の縁部誘導器の上面図 図1の縁部誘導器の底面図 図1の縁部誘導器の側面図 本発明の態様を組み込んだ別の例示的な縁部誘導器の側面図 本発明の態様を組み込んだ別の例示的な縁部誘導器の正面図 図5Aの縁部誘導器の背面図 図5Aの縁部誘導器の上面図 図5Aの縁部誘導器の底面図 図5Aの縁部誘導器の側面図 図5Aの縁部誘導器の陰影をつけた底面斜視図 本発明の態様を組み込んだ別の例示的な縁部誘導器の側面図 図6Aの縁部誘導器の底面図 図6Aの縁部誘導器の側面斜視図 図6Aの縁部誘導器の陰影をつけた底面斜視図
本発明の1以上の態様を組み込んだ例示的な実施形態を説明するとともに図示する。図示されている例は、本発明を限定するものではない。例えば、本発明の1以上の態様を他の実施形態で用いることができ、他のタイプの装置で用いることもできる。更に、本明細書で用いる特定の用語は便宜的なものであり、本発明を限定するものではない。更に、図面中、同一要素は同一参照番号を用いて示される。
本発明の態様は、板ガラスを延伸するための様々な装置と共に用いることができる。例えば、本発明の態様を、必要に応じて、米国特許第3,451,798号、米国特許第3,537,834号または米国特許第7,409,839号(いずれもその全体を本明細書に参照して組み込む)の各明細書に開示されている装置と共に実施できる。
図1および図2は、板ガラス500を下方に延伸する装置10の複数の態様を示している。例示的な装置10は成形ウェッジ20を備え、成形ウェッジ20はその両端部26aおよび26bの間に延在する一対の傾斜した表面部22a、22bを有する。図2に示されるように、一対の傾斜した表面部22a、22bは下流方向28に沿って収束して根底部30を構成する。延伸面32が根底部30を通って延び、板ガラス500は延伸面32に沿って下流方向28に延伸され得る。図示されるように、延伸面32は根底部30を二等分してもよいが、延伸面32は根底部30に対して他の向きに延びてもよい。
図1に示されるように、成形ウェッジの両端部にはそれぞれ縁部誘導器が配置され得る。実際には、第1の縁部誘導器100が第1の端部26aに配置され、第2の同一の縁部誘導器100が第2の端部26bに配置され得る。同一の縁部誘導器を設けることは、均一な帯状ガラスを提供するのに有益であり得るが、更に別の例においては、縁部誘導器はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
図3Aおよび図3Bに示されるように、縁部誘導器100は、下部120によって一体に接合され得る一対の上部110a、110bを有し得る。これらの上部を一体に接合することは、成形ウェッジ20への縁部誘導器100の組み付けを簡単にするのに有益であり得る。更に別の例においては、上部110a、110bは個別に設けられてもよい。例えば、縁部誘導器100は互いに分かれていて、成形ウェッジ20の一対の傾斜した表面部22a、22bのそれぞれに独立して組み付けられてもよい。特定の構成では、接合されていない上部を設けることで、縁部誘導器の製造が簡単になり得る。
図3Aに示されるように、縁部誘導器100の一対の上部110a、110bは、対応する第1の一対の表面112a、112bを有し得る。図3Aに示されるように、第1の一対の表面はそれぞれ一対の傾斜した表面部の対応する一方から延びている。例えば、第1の表面112aはウェッジ20の第1の傾斜した表面部22aから延び、第2の表面112bはウェッジ20の第2の傾斜した表面部22bから延びていてもよい。図示されるように、第1の一対の表面112a、112bは略平面状であり得るが、更に別の例においては、これらの表面は略凹面状および/または他の表面特性を有してもよい。更に、図示されるように、第1の一対の表面112a、112bは互いに同一であるが、更に別の例においては、これらの表面はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
図1および図3Eに示されるように、第1の一対の表面はそれぞれ下流方向28に増加する横幅Wを有し得る。例えば、図示されるように、第1の表面は、第1の横幅Wと、第1の横幅Wより大きい第2の下流の横幅Wとを有し得る。図示されるように、横幅Wは略一定に増加して直線状のエッジ114を画成し得る。直線状のエッジ114は、ウェッジ20の、対応する傾斜した表面部の形状に沿うようよう構成されている。なお、更に別の例においては、本明細書における実施形態の横幅は非直線状に増加してもよい。
縁部誘導器100は、第1の一対の表面112a、112bから延びて根底部30から下流にある延伸面32の一部分に向かって収束する第2の一対の表面120a、120bを更に有し得る。図示されるように、第2の一対の表面120a、120bは略平面状であり得るが、更に別の例においては、これらの表面は略凹面状および/または他の表面特性を有してもよい。更に、図示されるように、第2の一対の表面120a、120bは互いに同一であり得るが、更に別の例においては、これらの表面はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
縁部誘導器100は、第2の一対の表面120a、120bに対して根底部30から下流に延びる下流構造を更に有し得る。図示されるように、縁部誘導器100の下流構造には、必要に応じて、第2の一対の表面120a、120bに対して延びるブレード130が設けられる。ブレード130を設けた場合には、ブレード130は、第2の一対の表面の第1の表面120aから延びる第1の表面130aと、第2の一対の表面の第2の表面120bから延びる第2の表面130bとを有し得る。図示されるように、ブレード130の第1および第2の表面120a、120b、並びに本願を通して論じられる他の実施形態の必要に応じて設けられるブレードは、略平面状の表面を有し得るが、更に別の例においては、ブレードの表面は凹面、凸面および/または他の表面形状を有し得る。
また、図示されているブレード130等といった下流構造は、延伸面32に沿って延び得る。別の実施形態においては、ブレードは延伸面32からオフセットされてもよく、それに加えて/または、更に別の例においては延伸面32から角度をつけて配置されてもよい。例えば、延伸面32に沿って収束する両面を有する1以上のブレードが設けられてもよい。例えば、ブレードの各外面は互いに対して2度未満の角度で延び得るが、更に別の例においては、他の角度が用いられてもよい。図示されている例では、単一のブレード130には、延伸面32から0度の角度で延びる各表面130a、130bが設けられている。
更に図3Eに示されるように、縁部誘導器100の下流構造は、第2の一対の表面120a、120bに対して根底部30の下流に延びる下流エッジ132を有し得る。図示されるように、ブレード130は下流エッジ132を画成し、下流エッジ132は、互いに角度をなすよう配置された第1の部分132aと第2の部分132bとを必要に応じて有する。図示されるように、第1の部分132aと第2の部分132bとの間の角度は90度より大きいが、更に別の例においては、直角または鋭角であってもよい。更に、図示されるように、ブレード130は第3の側面132cを有し得る。第3の側面132cは略直線状であり得るが、更に別の例においては、非直線状の形状であってもよい。下流エッジは様々な形状を有してよく、ブレードは特定の用途に応じて様々な形状を形成する。例えば、図示されている下流エッジ132の第1および第2の部分132a、132bは略直線状であり得るが、更に別の例においては、非直線状の形状を有してもよい。図示されるように、下流エッジ132の第1および第2の部分132a、132b並びにブレード130の第3の側面132cは三角形を構成し得る。従って、図示されるように、ブレード130は必要に応じて三角形の形状を有し得るが、更に別の例においては、他の形状を有してもよい。例えば、ブレードは、他の多角形(例えば長方形)、半楕円形(例えば半円形)等の曲線を成す形状、および/または他の形状を有し得る。
ブレード130は、第2の一対の表面120a、120bからの溶融ガラスの流路を変えるために用いることができる1つの例示的な構成である。例えば、図3Aに示されるように、延伸面32に垂直な面に沿って見たとき、第2の一対の表面120a、120bはそれぞれ延伸面32に対して第1の角度Aで収束し、ブレード130は、延伸面に対して第2の角度Bで収束する。図示されるように、第2の角度Bは第1の角度Aより小さいものであり得る。例えば、第2の角度Bは0度〜12度であり得るが、更に別の例においては、例えば2°〜12°、2°〜10°、4°〜10°、6°〜10°および8°〜10°(例えば2°、3°、4°、5°、6°、7°、8°、9°、10°、11°)等の他の角度であってもよい。
モデリングでは、角度Bが8°〜10°の範囲にあるとき、縁部誘導器のエッジに沿った帯状ガラスの周辺領域における溶融ガラス流の流れが最も安定する傾向にあり、溶融ガラス流が縁部誘導器の底部で合わさる前後において分岐しにくいことが示される。これは、より安定したガラス成形プロセス、下流で製造される板ガラスのより良好なビード品質、成形された板ガラスのより広い使用可能幅、並びに、板ガラスのより良好な機械的および光学的属性につながり得るものであり、よって、非常に望ましい効果である。
図1および図3Aを参照すると、縁部誘導器100は、第1の上部110aの内面部116aをウェッジ20の第1の傾斜した表面部22aと係合させることにより、ウェッジ20に取り付けられ得る。同様に、第2の上部110bの内面部116bは、ウェッジ20の第2の傾斜した表面部22bと係合され得る。両端部26a、26bはそれぞれ、対応する縁部誘導器100を横方向の適切な位置に配置するのを補助するよう設計された保持ブロック12を有し得る。例えば、必要に応じて設けられるこれらの保持ブロック12は、ウェッジ20をまたぐ一対の平面状の表面14(図1には一方のみを示す)を有し得る。これらの平面状の表面14は、縁部誘導器100の一対の上部110a、110bの対応する平面状の表面114a、114bに当接するよう設計される。縁部誘導器100が配置されたら、縁部誘導器100は図示されている位置に固定され得る。
ここで、例示的な縁部誘導器100を有する装置10に関するガラス成形方法について説明する。なお、類似または同一の方法の工程が、例えば、本明細書の全体にわたって記載される更に別の例と共に行われてもよい。更に、本発明の例示的な方法には省略や追加があってもよい。更に、特に断りのない限り、これらの工程は、特定の用途に応じて同時に行われてもよく、連続して行われてもよく、または異なる順序で行われてもよい。
図1および図2に示されるように、縁部誘導器100を有する例示的な装置10を用いたガラス成形方法が模式的に示されている。図2は、ウェッジ20の第1の端部26aに配置された第1の縁部誘導器100を用いて行われる例示的な方法を示す。図2は、図1に示されている反対の方向で切り取った断面も表わすものである。従って、図2は、第2の端部26bに配置された第2の縁部誘導器100を用いて行われる例示的な方法も表わしている。
図示されるように、例示的な方法は、一対の傾斜した表面部の上をそれぞれ流れる溶融ガラス流の溶融帯状ガラスを形成する工程を含み得る。例えば、図2に示されるように、第1の溶融帯状ガラス510の中央部512は、ウェッジ20の第1の傾斜した表面部22aの上を流れる。同様に、第2の溶融帯状ガラス520の中央部522は、ウェッジ20の第2の傾斜した表面部22bの上を流れる。
図2および図3Aに示されるように、これらの方法は、溶融帯状ガラス510、520の第1の一対の側方の縁部514a、524aに沿った溶融ガラス流を、第1の縁部誘導器の対応する第1の表面112a、112bの上に流して、帯状ガラスの第1の一対の側方の縁部514a、524aのそれぞれに沿った周辺領域を広げる工程を更に含む。本明細書で用いる「広げる」とは、縁部誘導器によって影響される帯状ガラスの表面領域が、縁部誘導器を備えない装置と比べて増加することを意味する。溶融帯状ガラスの第2の一対の側方の縁部の一方は図1の514bで参照されており、この一対の側方の縁部の他方は隠れている。なお、第1および第2の縁部誘導器は同一であり得るため、図2は、溶融帯状ガラス510、520の第2の一対の側方の縁部(514a、524aを参照)に沿った溶融ガラス流を、第2の縁部誘導器の対応する第1の表面112a、112bの上に流して、第2の一対の側方の縁部のそれぞれに沿った帯状ガラスの周辺領域を広げる工程も表わしている。第1の一対の表面112a、112bのそれぞれは一対の傾斜した表面部22a、22bの対応する一方から延びているため、移動する表面領域は下向きの方向に増加し、それにより、対応する帯状ガラスの縁部を広げて、帯状ガラスの一対の側方の縁部のそれぞれに沿った周辺領域を広げる。
更に図2および図3Aに示されるように、この方法は、各一対の側方の縁部を互いに対して収束する角度になるよう誘導する工程も含む。例えば、図示されるように、第1の一対の側方の縁部514a、524aはそれぞれ、対応する第1の表面112a、112bに沿って下に延びる第1の流れの方向516A、526aを有する。第2の一対の表面120a、120bは、溶融ガラス流を、側方の縁部514a、524aに沿って、第2の流れの方向516b、526bに、互いに対して収束する角度Aで流れさせる。この方法は、各一対の側方の縁部に沿ったガラス流が対応する縁部誘導器を離れる前に、各一対の側方の縁部間の収束する角度を減少させることを更に含む。例えば、図3Aに示されるように、ブレード130の表面130a、130bはそれぞれ、側方の縁部514a、524aを互いに対する第3の角度Bで第3の流れの方向516c、526cに流れさせる。図示されるように、第3の角度Bは0度であり得るが、更に別の例においては、他の向きであってもよい。
更に図2および図3Aに示されるように、この方法は、一対の傾斜した表面部22a、22bを有する成形ウェッジ20を用いてガラスを成形することを含む。一対の傾斜した表面部22a、22bは、成形ウェッジ20の両端部26a、26bの間に延在し、下流方向28に沿って収束して根底部30を構成する。縁部誘導器100は、両端部26a、26bの各端部に配置される。この方法は、一対の傾斜した表面部のそれぞれの上を流れる溶融ガラス流の溶融帯状ガラスを形成する工程を含む。例えば、溶融帯状ガラス510、520の中央部512、522は、一対の傾斜した表面部22a、22bのそれぞれの上を流れる。この方法は、溶融帯状ガラス510、520の一対の側方の両縁部514a、514bのそれぞれに沿った溶融ガラス流を、対応する縁部誘導器100に対して流す工程を更に含む。従って、各縁部誘導器100は、帯状ガラスの周辺領域を、それぞれ対応する側方の縁部に沿って広げ、それぞれ対応する側方の縁部に沿ったガラス流を、収束する流れの方向516b、526bに誘導し、その後、各側方の縁部に沿ったガラス流が対応する縁部誘導器を離れる前に、各対応する収束する流れの方向と下流方向との間の流れ角A3を減少させる。
図4は、縁部誘導器100と類似の構成要素および/または同一の構成要素を有する別の例示的な縁部誘導器200の側面図を示す。例えば、縁部誘導器200は、上述したブレード130に類似のブレード230を有する。しかし、ブレード130と230とは三角形の形状が異なる。実際には、縁部誘導器100のブレード130の下流エッジ132の第2の部分132bは、略水平で、根底部30に対して略平行であり、且つ/または下流方向28に対して略垂直である。一方、図4に示されるように、ブレード230は、第1の部分232aおよび第2の部分232bを有する下流エッジ132を有する。第2の部分232bは水平ではなく、根底部30および下向きの方向28に対して斜めの角度に配向されている。特定の用途においては、ブレード130、230と共に示されている様々な三角形の形状が望ましいものであり得るが、更に別の例においては、上述のように、異なる形状のブレードが用いられてもよい。
図5A〜図5Fは、本発明の更に別の態様による別の例示的な縁部誘導器300を示す。図示されるように、縁部誘導器300は、縁部誘導器100と比較して同一または類似の特徴を有し得る。図示されるように、縁部誘導器300は、一対の上部310a、310bを有し得る。一対の上部310a、310bは、必要に応じて下部320によって一体に接合されてもよい。
図5Aに示されるように、縁部誘導器300の一対の上部310a、310bは、対応する第1の一対の表面312a、312bを有し得る。縁部誘導器300も、第1の一対の表面のそれぞれが、ウェッジ20の一対の傾斜した表面部22a、22bの対応する一方から延びるようにウェッジ20に取り付けられ得る。例えば、第1の表面312aはウェッジ20の第1の傾斜した表面部22aから延び、第2の表面312bはウェッジ20の第2の傾斜した表面部22bから延び得る。図示されるように、例えば図5Fでは、第1の一対の表面312a、312bは略凹面状であり得るが、更に別の例においては、これらの表面は略平面状であってもよく、且つ/または他の表面特性を有してもよい。更に、図示されるように、第1の一対の表面312a、312bは互いに同一であるが、更に別の例においては、これらの表面はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
縁部誘導器300は、第2の一対の表面320a、320bを更に有し得る。第2の一対の表面320a、320bは、第1の一対の表面312a、312bから延びて根底部30から下流にある延伸面32の一部分に向かって収束する。図示されるように、例えば図5Fでは、第2の一対の表面320a、320bは略凹面状であり得るが、更に別の例においては、これらの表面は略平面状であってもよく、且つ/または他の表面特性を有してもよい。更に、図示されるように、第2の一対の表面320a、320bは互いに略同一であり得るが、更に別の例においては、これらの表面はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
縁部誘導器300は、第2の一対の表面320a、320bに対して根底部30から下流に延びる下流構造を更に有し得る。図示されるように、縁部誘導器300の下流構造は、第2の一対の表面320a、320bに対して延びるエッジ332を有し得る。この例では、エッジ332は、収束する第2の一対の表面320a、320bの間の接合部からなり得るもので、ブレードはないが、更に別の例においては、ブレードが組み込まれてもよい。図5Aおよび図5Eに示されるように、エッジ332は略直線状であり得るが、更に別の例においては、他の形状を有してもよい。更に、図5Eに示されるように、エッジ332は、下流方向28に対して下に向かって且つ外側に向かって延び得る。また、図示されているエッジ332のような下流構造は、延伸面32に沿って延び得る。別の実施形態においては、エッジは延伸面32からオフセットしていてもよい。
縁部誘導器300を用いたガラス成形方法は、例示的な縁部誘導器100を有する装置10に関して説明したのと同様であり得る。しかし、第1の表面312a、312b、および第2の表面320a、320bの凹面状の性質により、帯状ガラスの溶融ガラス流が対応する表面の上を流れる際に、異なる流れのパターンが達成され得る。従って、縁部が各凹面状の表面の上を流れる際に、非直線状または他の形状の流れの方向が達成され得る。この方法は、各一対の側方の縁部に沿ったガラス流が対応する縁部誘導器を離れる前に、各一対の側方の縁部間の収束する角度を減少させることを更に含む。実際には、溶融ガラス流は、側方の縁部に沿って、第2の表面320a、320bの上を、エッジ332に向かって移動する。従って、側方の縁部が第2の凹面状の表面320a、320bの上を下流に流れ続ける際に、各側方の縁部に沿ったガラス流が第1の表面312a、312bの上を流れることにより帯状ガラスの対応する各側方の縁部に沿った周辺領域が広げられ、第2の表面320a、320bの上を流れることにより流れが収束し、その後、各対応する収束する流れの方向と下流方向との間の流れ角が減少され得る。
図6A〜図6Dは、本発明の更に別の態様による別の例示的な縁部誘導器400を示す。図示されるように、縁部誘導器400は、縁部誘導器100、200および300と比較して同一または類似の特徴を有し得る。図示されるように、縁部誘導器400は一対の上部410a、410bを有し得る。一対の上部410a、410bは必要に応じて下部420によって一体に接合される。
図6Cおよび図6Dに示されるように、縁部誘導器400の一対の上部410a、410bは、対応する第1の一対の表面412a、412bを有し得る。第1の表面412aは、ウェッジ20の第1の傾斜した表面部22aから延び、第2の表面412bはウェッジ20の第2の傾斜した表面部22bから延び得る。図示されるように、第1の一対の表面412a、412bは略凹面状であり得るが、更に別の例においては、これらの表面は略平面状であってもよく、且つ/または他の表面特性を有してもよい。更に、図示されるように、第1の一対の表面412a、412bは互いに同一であるが、更に別の例においては、これらの表面はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
縁部誘導器400は、第1の一対の表面412a、412bから延びて根底部30から下流にある延伸面32の一部分に向かって収束する第2の一対の表面420a、420bを更に有し得る。図示されるように、第2の一対の表面420a、420bは略凹面状であり得るが、更に別の例においては、これらの表面は略平面状であってもよく、且つ/または他の表面特性を有してもよい。更に、図示されるように、第2の一対の表面420a、420bは互いに略同一であり得るが、更に別の例においては、これらの表面はそれぞれ異なる構成を有してもよい。
縁部誘導器400は、第2の一対の表面420a、420bに対して根底部30から下流に延びる下流構造を更に有し得る。図示されるように、縁部誘導器400の下流構造には、第2の一対の表面420a、420bに対して延びるブレード430が必要に応じて設けられ得る。ブレード430が設けられる場合には、ブレード430は縁部誘導器100のブレード130または縁部誘導器200のブレード230と類似または同一であり得る。
また、図示されているブレード430等といった下流構造は、延伸面32に沿って延び得る。別の実施形態においては、ブレードは延伸面32からオフセットされてもよく、それに加えて/または、更に別の例においては延伸面32から角度をつけて配置されてもよい。例えば、延伸面32に沿って収束する両面を有する1以上のブレードが設けられてもよい。例えば、ブレードの各外面は互いに対して2度未満の角度で延び得るが、更に別の例においては、他の角度が用いられてもよい。図示されている例では、単一のブレード430には、延伸面32から0度の角度で延びる各表面が設けられている。
更に図6Aに示されるように、縁部誘導器400の下流構造は、第2の一対の表面420a、420bに対して根底部30の下流に延びる下流エッジ432を有し得る。図示されるように、ブレード430は、互いに角度をなすよう配置された第1の部分432aと第2の部分432bとを必要に応じて有する下流エッジ432を画成する。図示されるように、第1の部分432aと第2の部分432bとの間の角度は90度より大きいが、更に別の例においては、直角または鋭角であってもよい。更に、図示されるように、ブレード430は第3の側面432cを有し得る。第3の側面432cは略直線状であり得るが、更に別の例においては、非直線状の形状であってもよい。下流エッジは様々な形状を有してよく、ブレードは特定の用途に応じて様々な形状を形成する。例えば、図示されている下流エッジ432の第1および第2の部分432a、432bは略直線状であり得るが、更に別の例においては、非直線状の形状を有してもよい。図示されるように、下流エッジ432の第1および第2の部分432a、432b並びにブレード430の第3の側面432cは三角形を構成し得る。従って、図示されるように、ブレード430は必要に応じて三角形の形状を有し得るが、更に別の例においては、他の形状を有してもよい。例えば、ブレードは、他の多角形(例えば長方形)、半楕円形(例えば半円形)等の曲線を成す形状、および/または他の形状を有し得る。凹面状の第2の一対の表面420a、420bと組み合わされたブレード430は、溶融ガラスの流路を変えるために用いられ得る1つの例示的な構成である。
ここで、例示的な縁部誘導器400を有する装置10に関するガラス成形方法について説明する。縁部誘導器400を用いたガラス成形方法は、例示的な縁部誘導器300を有する装置10に関して説明したのと同様であり得る。実際には、第1の表面412a、412b、および第2の表面420a、420bの凹面状の性質により、帯状ガラスの溶融ガラス流が対応する表面の上を流れる際に、望ましい流れのパターンが達成され得る。従って、縁部が各凹面状の表面の上を流れる際に、非直線状または他の形状の流れの方向が達成され得る。この方法は、各一対の側方の縁部に沿ったガラス流が対応する縁部誘導器を離れる前に、各一対の側方の縁部間の収束する角度を減少させることを更に含む。実際には、側方の縁部が凹面状の第2の表面420a、420bの上を下流に流れ続けてブレード430と接触する際に、各側方の縁部に沿ったガラス流が第1の表面412a、412bの上を流れることにより帯状ガラスの対応する各側方の縁部に沿った周辺領域が広げられ、第2の表面420a、420bの上を流れることにより流れが収束し、その後、各対応する収束する流れの方向と下流方向との間の流れ角が減少され得る。
本発明を、上述の例示的な実施形態を参照して説明した。本明細書を読み理解した当業者は複数の修正や変更を思いつくであろう。1以上の本発明の態様を組み込んだ例示的な実施形態は、添付の特許請求の範囲内のそのような修正や変更を包含することが意図される。
10 板ガラスを下方に延伸する装置
20 成形ウェッジ
22a、22b 一対の傾斜した表面部
26a、26b 両端部
28 下流方向
30 根底部
32 延伸面
100、200、300、400 縁部誘導器
112a、112b 第1の一対の表面
120a、120b 第2の一対の表面
130、230 ブレード(下流構造)
132 下流エッジ(下流構造)
312a、312b 第1の一対の表面
320a、320b 第2の一対の表面
332 エッジ(下流構造)
412a、412b 第1の一対の表面
420a、420b 第2の一対の表面
430 ブレード(下流構造)
432 下流エッジ(下流構造)
500 板ガラス
510、520 溶融帯状ガラス
514a、524a 第1の一対の側方の縁部(第2の一対の側方の縁部)
A3 流れ角

Claims (8)

  1. 板ガラスを下方に延伸する装置において、
    成形ウェッジの両端部の間に延在し且つ下流方向に沿って収束して根底部を構成する一対の傾斜した表面部を有する成形ウェッジであって、前記根底部を通って延伸面が延びるよう構成された成形ウェッジと、
    前記両端部のそれぞれに配置された縁部誘導器であって、各縁部誘導器は、前記一対の傾斜した表面部の対応する一方からそれぞれ延びる第1の一対の表面と、該第1の一対の表面から延びて、前記根底部から下流にある前記延伸面の一部分に向かって収束する第2の一対の表面と、下流エッジを画定するブレードを備える下流構造とを有する縁部誘導器と、
    を備え
    前記ブレードは、前記第2の一対の表面の第1の表面から延びる第1の表面を有するとともに、前記第2の一対の表面の第2の表面から延びる第2の表面を有し、
    前記ブレードは、前記第2の一対の表面に対して前記根底部から下流に延びるとともに、前記第2の一対の表面の収束する角度より小さい角度で前記延伸面に対して収束するよう構成されていることを特徴とする装置。
  2. 記各縁部誘導器の前記第2の一対の表面の各々は実質的に凹面状であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記ブレードが略三角形の形状を有することを特徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. 前記第2の一対の表面がそれぞれ前記延伸面に対する第1の角度で収束し、前記ブレードの第1および第2の面の各々が前記延伸面に対する第2の角度で前記延伸面に沿って延び、該第2の角度が前記第1の角度より小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。
  5. 前記第2の角度が度〜12度であることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 前記ブレードの第1および第2の面が前記延伸面に対して収束することを特徴とする請求項4記載の装置。
  7. 各縁部誘導器の前記第1の一対の表面がそれぞれ略凹面状であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の装置。
  8. 成形ウェッジを用いたガラス成形方法であって、該成形ウェッジは、該成形ウェッジの両端部の間に延在し且つ下流方向に沿って収束して根底部を構成する一対の傾斜した表面部と、前記両端部の一方に配置された第1の縁部誘導器と、前記両端部の他方に配置された第2の縁部誘導器とを備え、前記第1の縁部誘導器および前記第2の縁部誘導器の各々は、前記一対の傾斜した表面部の対応する一方からそれぞれ延びる第1の一対の表面と、該第1の一対の表面から延びて、前記根底部から下流にある延伸面の一部分に向かって収束する第2の一対の表面と、前記第2の一対の表面に対して前記根底部から下流に延びる下流構造とを備え、前記下流構造は下流エッジを画定するブレードを備え、前記ブレードは、前記第2の一対の表面の第1の表面から延びる第1の表面を有するとともに、前記第2の一対の表面の第2の表面から延びる第2の表面を有し、前記ブレードは、前記第2の一対の表面に対して前記根底部から下流に延び、
    当該方法は、
    前記一対の傾斜した表面部のそれぞれの上を流れる溶融ガラス流の帯状ガラスを形成する工程と、
    前記帯状ガラスの第1の一対の側方の縁部にそれぞれ沿った前記溶融ガラス流を、前記第1の縁部誘導器の、それぞれ対応する第1の表面の上に流し、前記帯状ガラスの前記第1の一対の側方の縁部のそれぞれに沿った第1の一対の周辺領域を広げる工程と、
    前記帯状ガラスの第2の一対の側方の縁部にそれぞれ沿った前記溶融ガラス流を、前記第2の縁部誘導器の、それぞれ対応する第1の表面の上に流し、前記帯状ガラスの前記第2の一対の側方の縁部のそれぞれに沿った第2の一対の周辺領域を広げる工程と、
    各一対の側方の縁部に沿った前記溶融ガラス流の流れを、互いに対して収束する角度に誘導するよう前記各縁部誘導器の前記第2の表面を使用する工程と、
    その後、前記溶融ガラス流が前記対応する縁部誘導器を離れる前に、各一対の側方の縁部間の前記溶融ガラス流の流れの前記収束する角度を減少させるよう前記各縁部誘導器の前記ブレードの前記第1の表面および前記第2の表面を使用する工程と、
    を備えることを特徴とする方法。
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