JP5550333B2 - 撮像装置、現像方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、複数の異なるアスペクト比からいずれかを任意に選択して、可逆圧縮形式又は非可逆圧縮形式の画像データを生成し記録する撮像装置、及び複数の異なるアスペクト比からなる複数の現像画像領域が関連付けられた可逆圧縮形式の画像データを現像する現像方法及び該現像方法を実現するためのプログラムに関する。
複数の異なるアスペクト比の中からいずれかを任意に選択でき、選択されたアスペクト比の画像データを記録可能な撮像装置は、従来から知られている。
このような撮像装置として、複数の異なるアスペクト比のそれぞれと対応付けられた複数のアスペクトモードのいずれかを設定でき、設定されたアスペクトモードに対応付けられたアスペクト比の有効画素領域内の画素出力を固体撮像素子から部分的に読み出して、読み出した画素出力に基づいて当該アスペクト比の記録用画像データを生成して記録するようにしたもの(以下、「第1の従来の撮像装置」という)がある(例えば、特許文献1参照)。この第1の従来の撮像装置では、全有効画素領域内の画素出力を固体撮像素子から読み出してメモリに一時記憶した後、設定されたアスペクトモードに対応付けられたアスペクト比の有効画素領域内の画素出力をメモリから読み出し、読み出した画素出力に基づいて当該アスペクト比の記録用画像データを生成して記録することもできるようになっている。
また、複数の異なるアスペクト比の画像データを同時に記録できるようにした撮像装置も、従来から知られている。
このような撮像装置として、撮像素子に、イメージサークルに略内接した、少なくとも2つの異なるアスペクト比の有効撮像領域を設け、それぞれの有効撮像領域からそれぞれのアスペクト比の映像信号を同時に読み出して記録するようにしたもの(以下、「第2の従来の撮像装置」という)がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、固体撮像素子からの出力である、撮像データに最低限の補正処理等を施し、現像処理を行わずロスレス圧縮(可逆圧縮)した原画像に近い可逆圧縮形式の画像データを生成し、記録媒体に記録する撮像装置(以下、「第3の従来の撮像装置」という)も知られている。
上記第3の従来の撮像装置のように、原画像に近い可逆圧縮形式の画像データを記録するようにした場合には、撮像装置固有のパラメータで現像し圧縮した非可逆圧縮形式の画像データを記録するようにした場合に比べ、撮影後に画像毎の特徴に合わせてより有利な条件で現像することができる。
特開2007−110695号公報 特開2006−109050号公報
そこで、上記第3の従来の撮像装置に上記第1の従来の撮像装置を組み合わせると、複数の異なるアスペクトモードのいずれかを設定でき、設定されたアスペクトモードに対応付けられたアスペクト比の可逆圧縮形式の記録用画像データを生成して記録する構成の発明(以下、「第1の組み合わせ発明」という)が得られる。
一方、上記第3の従来の撮像装置に上記第2の従来の撮像装置を組み合わせると、複数の異なるアスペクト比の画像データを生成して記録する構成の発明(以下、「第2の組み合わせ発明」という)が得られる。
しかし、上記第1の組み合わせ発明では、アスペクトモードが設定されると、記録用画像データのアスペクト比が一意的に決定されるため、撮影後に、記録された可逆圧縮形式の画像データについて、撮影画角、印刷/表示デバイスに応じたアスペクト変換を行おうとしても、困難であった。
また、上記第2の組み合わせ発明では、同じ画像の画像データがアスペクト比の数分同時に記録されるので、記録媒体の記録容量がアスペクト比の数倍増加するとともに、画像データの整理等が煩雑になる可能性があった。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、記録媒体に記録する際の画像データの容量と数を抑えつつ、多くのアスペクト比で画像データを現像することが可能となる撮像装置、現像方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の撮像装置は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の部分撮像領域を包含する撮像領域を備えた撮像素子を有する撮像手段と、記録媒体に前記撮像手段により撮像された画像データを記録するための記録方式として、現像処理の施された画像データを記録する第1の記録方式と、現像処理の施されていないRAW画像データを記録する第2の記録方式を設定できる録方式設定手段と、前記設定された記録方式によって前記記録媒体に画像データを記録する記録手段とを有し、前記記録手段は、記第2の記録方式が設定されているときに、前記RAW画像データと、前記複数の部分撮像領域のそれぞれの位置を示す位置情報とを前記記録媒体に記録することを特徴とする。
また、請求項20記載の撮像装置は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の部分撮像領域を包含する撮像領域を備えた撮像素子を有する撮像手段と、記録する画像データのアスペクト比を設定する設定手段と、前記撮像手段により撮像された画像データに処理を施して記録媒体に画像データを記録するための記録方式として、第1の形式の画像データを記録する第1の記録方式と、第2の形式の画像データを記録する第2の記録方式とを設定できる記録方式設定手段と、前記設定された記録方式によって前記記録媒体に画像データを記録する記録手段とを有し、前記記録手段は、画像データを前記第2の記録方式で記録するときには、前記設定手段により設定されるアスペクト比にかかわらず、前記複数の部分撮像領域を包含する撮像領域に対応する画像データを記録、前記複数の部分撮像領域のそれぞれの位置を示す位置情報も前記記録媒体に記録することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項10に記載の現像方法は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、現像対象の画像データから、現像アスペクト比設定手段によって設定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを前記関連付けられた位置情報に基づいて抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
また、請求項15に記載のプログラムは、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記現像方法は、現像対象の画像データから、現像アスペクト比設定手段によって設定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを前記関連付けられた位置情報に基づいて抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項11に記載の現像方法は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影時のアスペクト比が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、現像対象の画像データから、前記撮影時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
また、請求項16に記載のプログラムは、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影時のアスペクト比が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記現像方法は、現像対象の画像データから、前記撮影時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項12に記載の現像方法は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び顔に関する顔情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、現像対象の画像データに関連付けられた顔情報に基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第1の決定ステップを有し、現像対象の画像データから、前記第1の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
また、請求項17に記載のプログラムは、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び顔に関する顔情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記現像方法は、現像対象の画像データに関連付けられた顔情報に基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第1の決定ステップを有し、現像対象の画像データから、前記第1の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項13に記載の現像方法は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、現像対象の画像データに関連付けられた撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第2の決定ステップを有し、現像対象の画像データから、前記第2の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
また、請求項18に記載のプログラムは、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記現像方法は、現像対象の画像データに関連付けられた撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第2の決定ステップを有し、現像対象の画像データから、前記第2の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項14に記載の現像方法は、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報、顔に関する顔情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、現像対象の画像データに関連付けられた顔情報及び/又は撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第3の決定ステップを有し、現像対象の画像データから、前記第3の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
また、請求項19に記載のプログラムは、複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報、顔に関する顔情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記現像方法は、現像対象の画像データに関連付けられた顔情報及び/又は撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第3の決定ステップを有し、現像対象の画像データから、前記第3の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする。
本発明によれば、可逆圧縮形式の画像データを記録媒体に記録する際に、複数の異なるアスペクト比からなる複数の部分撮像領域のそれぞれの位置を示す位置情報も同時に記録するようにしたので、記録媒体に記録する際の画像データの容量と数を抑えつつ、多くのアスペクト比で画像データを現像することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る撮像装置を適用したデジタルスチルカメラ(以下、「デジタルカメラ」と略して言う)のシステム構成を示すブロック図である。 図1中の顔検出回路の詳細な構成を示すブロック図である。 XYアドレス型の走査方式を採る、図1中の撮像素子の構成の一部を示す図である。 図1のデジタルカメラにおける、イメージサークル、アスペクト比4:3選択時の撮像領域及びアスペクト比16:9選択時の撮像領域を示した図である。 静止画撮影時に用いられる一括リセット読み出しの動作シーケンスの一例を示す図である。 図1中の撮像素子のローリングシャッタ動作時の駆動シーケンスの一例を示す図である。 図1中の撮像素子のローリングシャッタ動作時の駆動シーケンスの一例を示す図である。 図1のデジタルカメラ、特にシステム制御部が実行する撮影時制御処理の手順を示すフローチャートである。 図7中の撮影処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図8中の自動露出制御処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図8中の自動焦点調節処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図7中の画像処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図7中の記録処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図11の画像処理とは別の他の画像処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図13中の撮影シーン判定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図12の記録処理とは別の他の記録処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 現像処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図16中のアスペクト比決定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像装置を適用したデジタルカメラ100のシステム構成を示すブロック図である。
同図において、デジタルカメラ100は、変倍レンズ110及び焦点調節レンズ111を備えている。
メカニカルシャッタ(以下、「シャッタ」と略して言う)112は、変倍レンズ110及び焦点調節レンズ111から入力された被写体像の光束を遮断し、絞り113は、その光束量を調節する。
撮像素子114は、絞り113によって光束量の調節された被写体像を電気信号に変換する。
タイミング信号発生部115は、撮像素子114を駆動するとともに、撮像素子114からの出力をサンプリングするのに必要なタイミングパルスを発生する。
CDS(硫化カドミウム)素子116は、撮像素子114からの出力をタイミング発生部115からのタイミングパルスに基づいて二重相関サンプリングを行う。
A/D(analog-to-digital)変換器117は、CDS素子116からの出力(撮像信号)を量子化(デジタル化)する。
なお、撮像素子114としては、従来の撮像装置で用いられている撮像素子と同様のものを用い、その動作についての説明は後述する。また図示例では、撮像素子114の出力チャネルを単数としているが、これに限らず、その出力チャンネルを多チャネルに分けて高速化するようにしてもよい。
画像処理部118(第1の生成手段及び第2の生成手段)は、前処理回路118a、輝度積分回路118b、信号処理回路118c、顔検出回路118d、縮小回路118e、ラスタブロック変換回路118f及び圧縮回路118gによって構成されている。
前処理回路118aは、入力された画像データ、つまり撮像データとなるA/D変換器117からの出力をライン単位で輝度積分回路118bと信号処理回路118cとに分配する。また、前処理回路118aは、撮像データに必要となるチャネル間のデータ補正等の処理も行う。
輝度積分回路118bは、RGB信号を特定の比率で加算することにより輝度成分を混合生成し(例えば、Y=0.3R+0.3G1+0.3G2+0.1B)、入力画像を複数領域に分割し、領域毎に輝度成分を生成する。
信号処理回路118cは、A/D変換器117からの撮像データに対して色キャリア除去、アパーチャ補正及びガンマ補正等を施して輝度信号を生成するとともに、色補間、マトリックス変換、ガンマ処理及びゲイン調整等を施して色差信号を生成する。そして信号処理回路118cは、生成した輝度信号及び色差信号からなるYUV形式の画像データを生成し、このYUV形式の画像データをメモリ部125に格納する。
縮小回路118eは、信号処理回路118cが生成したYUV形式の画像データを入力し、その画像データ内の画素データに対して、切り出し、間引き及び線形補間等の処理を施し、水平方向及び垂直方向の両方向について画素データを縮小する。
ラスタブロック変換回路118fは、縮小回路118eによって変倍されたラスタスキャン画像データをブロックスキャン画像データに変換する。
この一連の画像処理は、メモリ部125をバッファメモリとして用いて実行される。
圧縮回路118gは、バッファメモリ、つまりメモリ部125内で、ブロックスキャンデータに変換された画像データをブロック単位でJPEG(joint photographic experts group)形式の画像データに圧縮するか、あるいは前処理のみを施したRGB信号をロスレス圧縮(可逆圧縮処理)する。
デジタルカメラ100は、例えば、図示しない撮影モード切替スイッチ(撮影モード設定手段)により、撮影モードを設定できるように構成されている。このためデジタルカメラ100は、JPEG画像データを生成する場合、設定された撮影モードに応じてアパーチャ補正量、ガンマ補正量、色補間及び色ゲイン等を変更し、RGB形式の撮像データからYUV形式の画像データに現像する際の画質を決定する。つまりデジタルカメラ100は、設定された撮影モードに適した画像生成を行う。一方、ロスレス圧縮画像データ(可逆圧縮形式の画像データ)を生成する場合には、デジタルカメラ100は、後の現像時に参照する情報として、撮影モード等をそのファイルヘッダ内に記憶するようにしている。
図2は、顔検出回路118dの詳細な構成を示すブロック図である。
顔検出回路118dには、信号処理回路118cから出力されたYUV形式の画像データと、JPEG伸長されてメモリ部125にバッファリングされたYUV形式の画像データのいずれかを選択して入力することができる。入力されたYUV形式の画像データは、画像変換部118d1によって一旦、所定サイズの画像データに変換される。そしてこの画像データは、画像抽出部118d2によって所定領域が切り出され、中間画像データが生成される。中間画像データは、メモリ118d3に一時記憶される。なおメモリ118d3としては、メモリ部125(の一部)を用いてもよい。
次に、特徴抽出部118d4は、中間画像データに対して輝度抽出処理及びフィルタ処理を施す。そしてパターン比較部118d5は、その処理結果に対してパターン比較を行い、顔の座標とサイズ、目の座標とサイズ、及びその信頼度を出力する。上記パターン比較では、検出する顔の最大個数や、顔として認識する画素サイズを設定することができる。
図1に戻り、画像処理部118は、システム制御部123によって制御される。システム制御部123は、CPU(central processing unit)、そのインターフェース回路、DMAC(direct momory access controller)及びバスアービタ等によって構成されている。CPUが実行するプログラムは、フラッシュメモリ124に記憶されている。
露出制御部119は、前記シャッタ112及び絞り113を制御する。
レンズ駆動部120は、前記変倍レンズ110及び焦点調節レンズ111を光軸上に沿って移動させ、被写体像を撮像素子114上に結像させる。
アスペクト比切替スイッチ121は、撮影時のアスペクト比を切り替えるためのもの(アスペクト比設定手段)であるが、現像時のアスペクト比も切り替えることができる(現像アスペクト比設定手段)。なお本実施の形態では、切替可能なアスペクト比を4:3と16:9の2種類としているが、これは便宜上に過ぎず、他のアスペクト比を採用しても良いし、種類数も2種類より多くても良い。
記録方式切替スイッチ122は、画像データをJPEG記録方式(非可逆圧縮形式の画像データを記録する記録方式;第1の記録方式)で記録するか、RAW記録方式(可逆圧縮形式の画像データを記録する記録方式;第2の記録方式)で記録するかを切り替えるもの(記録方式設定手段)である。
HDMIドライバ160は、HDMI(high-definition multimedia interface)用のドライバである。HDMIコネクタ161は、HDMI用のコネクタである。
レリーズスイッチ162は、撮影指示を行うためのものである。
姿勢検出器163は、デジタルカメラ100の光軸に対する回転・傾斜を検出判定するものである。
電池ボックス140は、デジタルカメラ100に電源を供給する電池142を保持するものである。切片170及び141は、デジタルカメラ100と電池142とを係合させるものである。
記録媒体130は、画像データを記録するためのものである。切片127及び129は、デジタルカメラ100と記録媒体130とを係合させるためのものである。媒体記録禁止検出スイッチ131は、記録媒体130へのデータの書き込み禁止を検出するためのものであり、記録媒体着脱検出スイッチ128は、記録媒体130の着脱を検出するためのものである。
再生回路150は、画像処理部118で生成され、メモリ部125に記憶された画像データを表示用画像データに変換して表示装置151に転送するものである。再生回路150は、YUV形式の画像データを輝度成分信号(以下、「Y信号」という)と変調色差成分信号(以下、「C信号」という)とに分離し、各信号に対してD/A(digital-to-analog)変換を行う。そして再生回路150は、アナログ化されたY信号にLPF(low pass filter)処理を施して、輝度成分の周波数成分のみを抽出する一方、アナログ化されたC信号にBPF(band-pass filter)処理を施して、変調色差成分の周波数成分のみを抽出する。再生回路150は、こうして生成された信号成分とサブキャリア周波数に基づいてY信号とRGB信号を変換生成し、表示装置151に出力する。このように撮像素子114からの画像データを逐次処理することにより、EVF(electronic view finder)が実現される。
次に、撮像素子114の駆動制御について、図3〜図6を用いて具体的に説明する。
図3は、XYアドレス型の走査方式を採る撮像素子114の構成の一部を示す図である。同図には、4行×4列の画素が示されており、破線で表された枠201内の構成が単位画素となっている。実際の撮像素子114は、所定のアスペクト比に応じた個数の単位画素201が2次元に配置されている。
単位画素201は、フォト・ダイオード(以下、「PD」と略して言う)202と、フローティング・デフュージョン(以下、「FD」と略して言う)203と、転送スイッチ204と、リセットスイッチ205と、MOS(metal oxide semiconductor)アンプ206と、選択スイッチ207とによって構成されている。PD202は、入力光を電荷に変換する。FD203は、PD202で発生した電荷を一時的に蓄積しておく蓄積領域となるものである。転送スイッチ204は、PD202で発生した電荷を転送パルスφTXの発生に応じてFD203に転送する。リセットスイッチ205は、FD203に蓄積された電荷をリセットパルスφRESの発生に応じて除去する。MOSアンプ206は、ソースフォロアとして機能する。選択スイッチ207は、選択パルスφSELの発生に応じて画素を選択する。
転送スイッチ204、リセットスイッチ205及び選択スイッチ207のそれぞれは、行単位でパルスφTX、φRES及びφSELをそれぞれ伝達する各信号線(走査ライン)に接続され、各走査ラインは垂直走査回路210によって選択走査される。
定電流源260は、MOSアンプ206の負荷となるものである。単位画素201と定電流源260は、信号出力線208を介して読み出し回路220に列単位で接続されている。出力選択スイッチ240は、読み出し回路220から出力される信号を選択するものであり、水平走査回路230によって選択走査される。
出力アンプ250は、読み出し回路220から選択されて出力される信号を撮像素子114の外部に出力する。
撮像素子114は、本実施の形態では、読み出し回路220を単一の回路によって構成しているが、これに限らず、列単位で複数のチャネルに分けて複数の回路によって構成し、読み出し時間を高速化するようにしてもよい。例えば、2チャネルの読み出し回路と水平走査回路を設け、撮像素子114からの出力を奇数列と偶数列とで別々に読み出してから、信号処理回路118c側で並び替えるように構成することが考えられる。なお、読み出し回路220をどのように構成するかは、本発明の特徴と直接関係しないので、その説明は省略する。
図4は、デジタルカメラ100における、イメージサークル(破線)、アスペクト比4:3選択時の撮像領域(実線;領域A)及びアスペクト比16:9選択時の撮像領域(2点鎖線;領域B)を示した図である。ここで、イメージサークルとは、レンズ110及び111による被写体像が結ばれる撮像素子114上の円形の範囲のことである。
同図に示すように、1つのイメージサークル内にアスペクト比4:3の撮像領域(部分撮像領域)と、アスペクト比16:9の撮像領域(部分撮像領域)とが配置されている。撮像素子114の有効画像領域(撮像領域全体)は、イメージサークルよりも広い範囲(領域C)であり、アスペクト比4:3及び16:9の各撮像領域を包含する。撮像素子114の駆動制御には、有効画像領域を全て読み出す駆動制御と、光学的に有効となる撮像領域内のアスペクト比4:3の画像領域を読み出す駆動制御と、光学的に有効となる撮像領域内のアスペクト比16:9の画像領域を読み出す駆動制御とがある。これらの駆動制御は、垂直走査回路210及び水平走査回路230によって実行される。
単位画素201には、公知のベイヤ配列からなる赤(R)、緑(G)、青(B)の色相フィルタが配置されている。静止画を撮影する場合などには、アスペクト比切替スイッチ121で決定されたアスペクト比の有効画像領域の殆ど全ての画素を読み出して画像生成を行う。この場合には、各画素のPD202とFD203の電荷を一括してリセットし、行単位で読み出しを行う一括リセット読み出しが採用されることが多い。このときの後幕には、メカニカルな遮光部材によるシャッタが用いられることが多い。殆ど全ての画素を読み出すこの駆動制御では、撮像素子114から得られる画面単位の画像データの読み出しレートは、表示の更新レートに対して極めて低い。
図5は、静止画撮影時に用いられる一括リセット読み出しの動作シーケンスの一例を示す図である。
なお、パルスφTX,φRES及びφSELは、垂直走査回路210によって、例えばn番目の走査ラインに印加される場合には、それぞれパルスφTXn,φRESn及びφSELnと表現することにする。また、図3ではn〜n+3の走査ラインが記載されているのに対し、図5ではこれより少ないn〜n+2の走査ラインしか記載されていない(逆に、後述する図6a及び図6bでは、これより多いn〜n+7の走査ラインが記載されている)が、それは便宜上に過ぎず、両者に構造上の差異がある訳ではない。
図5において、まず垂直走査回路210は、全ての走査ラインに対して時刻t30〜t31の期間、リセットパルスφRESと転送パルスφTXを印加して、リセットスイッチ205及び転送スイッチ204をオンする。これにより、全走査ラインのPD202とFD203に蓄積されている不要電荷が除去される。
そして、時刻t31で転送スイッチ204がオフになり、全画素についてPD202で発生した光電荷の蓄積動作が開始される。シャッタ112についての遮蔽パルスSHCLSが立ち下がった時刻t32で、撮像素子114への入力光は完全に遮蔽され、全画素についての光電荷の蓄積が終了する。
次に垂直走査回路210は、全ての走査ラインに対して時刻t33〜t34の期間、転送パルスφTXを印加して、転送スイッチ204をオンする。これにより、PD202に蓄積された光電荷はFD203に転送される。
時刻t34で転送動作が終了すると、垂直走査回路210は、時刻t34〜t35の期間、選択パルスφSELnを印加して、n番目の走査ラインの選択スイッチ207をオンする。これにより、n番目の走査ラインのFD203に保持された電荷がMOSアンプ206にて電圧に変換され、読み出し回路220に出力される。
水平走査回路230は、1水平走査期間(パルスHDの1周期)毎にパルスHSRに応じて出力選択スイッチ240を順次オンすることで、1垂直走査ライン上のすべての画素の電圧を順次出力する。
垂直走査回路210は、シフトレジスタによって構成され、垂直方向の読み出しアドレスを指定できる。水平走査回路230も、垂直走査回路210と同様に、シフトレジスタによって構成され、水平方向の読み出しアドレスを指定できる。OB(オプティカルブラック)領域も同様に、シフトレジスタにより垂直方向と水平方向のいずれの方向にも必要な領域だけ読み出される。図5に示した有効画素データの読み出しは、タイミング信号発生部115が発生する駆動パルスに応じて実行される。
これに対して、EVFや動画撮影を行う場合における撮像素子114の駆動制御は、その性質上、表示の更新レートに近い方が好ましい。そのため、読み出す画素数を表示用画像生成に必要な画素数近辺になるように間引いたり、加算平均したりする必要がある。但し、画素の加算や間引きを行う上で、出来上がった出力画像のベイヤ画素重心が大きくずれないように工夫する必要がある。すなわち、出来上がった出力画像の画素配列が、加算平均や間引きを行う前のセンサ上のベイヤ配列に対して重心ズレを起こさないようにする工夫が必要である。
EVFや動画撮影を行う場合における撮像素子114の駆動制御では、撮像素子114から連続的に画素データを読み出す必要がある。したがって、画素又は行単位でPD202及びFD203に蓄積された電荷をリセットした後、画素又は行単位で順次読み出すことによって、行単位の蓄積時間を一定に保ちながら連続的に電荷を読み出す方法を採用する必要がある。このような読み出し方法は、ローリング電子シャッタ、ローリングシャッタ、フォーカルプレーン電子シャッタ、フォーカルプレーンシャッタなどと呼ばれる。本実施の形態では、以後「ローリングシャッタ」と呼ぶことにする。
図6a及び図6bは、撮像素子114のローリングシャッタ動作時の駆動シーケンスの一例を示す図である。ここでパルス信号の記述に関しては、図5の一括リセット読み出しと同様である。また本実施の形態では、説明の便宜上、蓄積時間を決定するリセットタイミングを奇数RG系行と偶数RG系行及び奇数GB系行と偶数GB系行に分けて制御し、且つ、RG系及びGB系ともに奇数行間及び偶数行間で蓄積時間が同一になる方式で説明する。実際のリセット制御は、撮像素子114の画素数、加算平均行数及び得られる画像における画素重心を考慮してなされるので、本実施の形態で説明する方法に限られる訳ではない。
まず図6aを用いて、奇数RG系行と奇数GB系行についての動作タイミングを説明する。
図6aにおいて、まず垂直走査回路210は、n番目の走査ラインに対して時刻t30〜t31の期間、リセットパルスφRESnと転送パルスφTXnを印加して、n番目の走査ラインの転送スイッチ204及びリセットスイッチ205をオンする(リセット動作)。これにより、n番目の走査ラインのPD202とFD203に蓄積されている不要電荷が除去される。
そして、時刻t31で転送スイッチ204がオフになり、n番目の走査ラインのPD202で発生した光電荷の蓄積動作が開始される。
同様にして、垂直走査回路210は、n+2番目とn+4番目の走査ラインに対してリセット動作を行った後、蓄積動作を開始させる。
なお、n+1番目とn+3番目の走査ラインに対しては、パルスPHDのみが印加され、順送りでスキップされる。
次に垂直走査回路210は、n番目の走査ラインに対して時刻t36〜t37の期間、転送パルスφTXnを印加して、n番目の走査ラインの転送スイッチ204をオンする。これにより、n番目の走査ラインのPD202に蓄積された光電荷はFD203に転送される。なおリセットスイッチ205は、転送動作に先んじてオフする必要があり、オフした時刻t31〜t36の期間が、n番目の走査ラインの蓄積時間となる。
n番目の走査ラインの転送動作が終了すると、垂直走査回路210は、n番目の走査ラインに対して選択パルスφSELnを印加して、n番目の走査ラインの選択スイッチ207をオンする。これにより、n番目の走査ラインのFD203に保持された電荷がMOSアンプ206にて電圧に変換され、読み出し回路220に出力される。読み出し回路220にはラインメモリ(図示せず)が内蔵され、読み出し回路220に入力されたn番目の走査ラインのデータは、ラインメモリに転送されて保持される。
同様にして、垂直走査回路210は、n+2番目とn+4番目の走査ラインについても転送動作を行う。なお、n+1番目とn+3番目の走査ラインは、順送りでスキップされる。
時刻t3bでn+4番目の走査ラインのデータが読み出されると、この読み出されたデータは、先に読み出されたn番目とn+2番目の走査ラインのデータと読み出し回路220内で加算平均されて保持される。
水平走査回路230は、時刻t3cからパルスHSRに応じて出力選択スイッチ240を順次オンすることで、読み出し回路220に保持された信号を順次出力する。
ここで、n番目、n+2番目及びn+4番目の走査ラインはRG系なので、時刻t3d〜t3eの期間では、逆送り方向のスキップが2回なされる。これにより、走査ラインはn+4番目からn+2番目に戻る。
次のフィールド(その始期は、パルスHDの立下がり時である)において、さらに逆送り方向のスキップが1回なされ、垂直走査回路210は、n+1番目の走査ラインに対して時刻t40〜t41の期間、リセットパルスφRESn+1と転送パルスφTXn+1を印加して、n+1番目の走査ラインの転送スイッチ204及びリセットスイッチ205をオンする。これにより、n+1番目の走査ラインのPD202とFD203に蓄積されている不要電荷が除去される。
そして、時刻t41で転送スイッチ204がオフになり、n+1番目の走査ラインのPD202で発生した光電荷の蓄積動作が開始される。
同様にして、垂直走査回路210は、n+3番目とn+5番目の走査ラインに対してリセット動作を行った後、蓄積動作を開始させる。
次に垂直走査回路210は、n+1番目の走査ラインに対して時刻t46〜t47の期間、転送パルスφTXn+1を印加して、n+1番目の走査ラインの転送スイッチ204をオンする。これにより、n+1番目の走査ラインのPD202に蓄積された光電荷はFD203に転送される。なおリセットスイッチ205は、転送動作に先んじてオフする必要があり、オフした時刻t41〜t46の期間がn+1番目の走査ラインの蓄積時間となる。
n+1番目の走査ラインの転送動作が終了すると、垂直走査回路210は、n+1番目の走査ラインに対して選択パルスφSELn+1を印加して、n+1番目の走査ラインの選択スイッチ207をオンする。これにより、n+1番目の走査ラインのFD203に保持された電荷がMOSアンプ206にて電圧に変換され、読み出し回路220に出力される。読み出し回路220に入力されたn+1番目の走査ラインのデータは、前記ラインメモリに転送されて保持される。
同様にして、垂直走査回路210は、n+3番目とn+5番目の走査ラインについても転送動作を行う。なお、n+2番目とn+4番目の走査ラインは、順送りでスキップする。
時刻t4bでn+5番目の走査ラインのデータが読み出されると、この読み出されたデータは、先に読み出されたn+1番目とn+3番目の走査ラインのデータと読み出し回路220内で加算平均されて保持される。
水平走査回路230は、時刻t4cからパルスHSRに応じて出力選択スイッチ240を順次オンすることで、読み出し回路220に保持された信号を順次出力する。
ここで、n+1番目、n+3番目及びn+5番目の走査ラインはGB系なので、時刻t4d〜t4eの期間では、逆送り方向のダミースキップが2回なされる。これにより、次のRG系は、n+6番目の走査ラインから同様の駆動シーケンスで読み出される。
図6bは、偶数RG系行と偶数GB系行についての動作タイミングを示しているが、図6aとは、リセットタイミングのみが異なり、その他のタイミングは同じである。したがって、偶数RG系行と偶数GB系行についての動作タイミングの説明は省略する。
以上のように構成されたデジタルカメラ100が実行する制御処理を、図7に基づいて詳細に説明する。
図7は、デジタルカメラ100、特にシステム制御部123が実行する撮影時制御処理の手順を示すフローチャートである。
同図において、本撮影時制御処理が起動すると、まずシステム制御部123は初期化処理を行う(ステップS1)。初期化処理では、システム制御部123は内蔵メモリ(図示せず)にアスペクト比を4:3とし、記録方式をJPEG記録方式として記憶する。
初期化処理が終了すると、次にシステム制御部123は、電源がオフされたかどうかをチェックし(ステップS2)、電源オフが検出されれば、本撮影時制御処理を終了する。一方、電源オフが検出されなければ、システム制御部123は、アスペクト比切替スイッチ121、記録方式切替スイッチ122及びレリーズスイッチ162の押下状態をチェックする(ステップS3,S7及びS11)。
このチェックの結果、アスペクト比切替スイッチ121が押下されていれば、システム制御部123は、前記内蔵メモリに記憶されているアスペクト比をチェックする(ステップS4)。このチェックの結果、記憶されているアスペクト比が4:3であれば、システム制御部123は、アスペクト比を16:9に変更して再記憶する(ステップS5)。一方、記憶されているアスペクト比が16:9であれば、システム制御部123は、アスペクト比を4:3に変更して再記憶する(ステップS6)。
一方、記録方式切替スイッチ122が押下されていれば、システム制御部123は、内蔵メモリに記憶されている記録方式をチェックする(ステップS8)。このチェックの結果、記憶されている記録方式がJPEG記録方式であれば、システム制御部123は、記録方式をRAW記録方式に変更して再記憶する(ステップS9)。一方、記憶されている記録方式がRAW記録方式であれば、システム制御部123は、記録方式をJPEG記録方式に変更して再記憶する(ステップS10)。
さらに、レリーズスイッチ162が押下されていれば、システム制御部123は、撮影処理(ステップS12)、画像処理(ステップS13)、記録処理(ステップS14)の順に各処理を実行する。
なお、アスペクト比切替スイッチ121、記録方式切替スイッチ122及びレリーズスイッチ162のいずれも押下されていないときには、システム制御部123は、処理を前記ステップS2に戻す。
図8は、ステップS12の撮影処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
同図において、システム制御部123は、まず自動露出制御処理を実行し(ステップS21)、次に自動焦点調節処理を実行する(ステップS22)。なお、自動露出制御処理及び自動焦点調節処理の詳細については、それぞれ図9及び図10を用いて後述する。
さらにシステム制御部123は、自動焦点調節処理で測定した被写体輝度に応じて撮影時の露出制御を行う(ステップS23)。
次にシステム制御部123は、前記内蔵メモリに記憶されている記録方式がJPEG記録方式であるかどうかをチェックする(ステップS24)。このチェックの結果、記憶されている記録方式がJPEG記録方式であれば、システム制御部123は、内蔵メモリに記憶されているアスペクト比が4:3であるかどうかチェックする(ステップS25)。このチェックの結果、記憶されているアスペクト比が4:3であれば、システム制御部123は、撮像素子114からアスペクト比4:3の撮像領域内の撮像データ(画素データ)を読み出す(ステップS26)。一方、記憶されているアスペクト比が16:9であれば、システム制御部123は、撮像素子114からアスペクト比16:9の撮像領域内の撮像データを読み出す(ステップS27)。
一方、記憶されている記録方式がRAW記録方式であれば、システム制御部123は、撮像素子114から全有効画像領域内の撮像データを読み出す(ステップS28)。
そしてシステム制御部123は、読み出した撮像データに対して各種補正処理を施し(ステップS29)、補正後の撮像データをメモリ部125に記憶した(ステップS30)後、本撮影処理を終了する。
図9は、前記ステップS21の自動露出制御処理の詳細な手順を示すフローチャートである。本自動露出制御処理は、撮像素子114の出力を利用した相対的フィードバック測光方式の処理を示している。TTL(through the lens)方式の焦点調節を行う場合には、撮像出力が適切な露光状態である必要があり、焦点調節前には、露出制御が必要である。
本自動露出制御処理は、システム制御部123(の前記CPU)が前記内蔵メモリに記憶された自動露出制御プログラムを実行することによって実現される。この自動露出制御プログラムは、測光モジュール、プログラム線図モジュール及び露出制御モジュールによって構成されている。測光モジュールでは、被写体輝度(Bv値)を測光する。プログラム線図モジュールでは、Bv値と撮像感度(Sv値)から露出制御値を一義的に導き出す。露出制御モジュールでは、プログラム線図モジュールから導き出された露出制御値、即ち絞り制御値(Av値)及びシャッタ速度(Tv値)をサブシステムの各制御手段に引き渡して、撮像素子114に入射する光量を調節する。絞り制御及びシャッタ速度制御は、引き渡されたAv値及びTv値をそれぞれが制御するデバイスに依存した実制御データに換算し、この換算された実制御データに基づいてなされる。なお、各デバイス依存の実制御データの算出方法、及びこの実制御データに基づいた制御方法の詳細については省略する。
前記画像処理部118に含まれる前記輝度積分回路118bは、露光期間の直後の垂直転送期間に撮像素子114から読み出される電荷信号を、CDS素子116及びA/D変換器117を介して逐次読み込む。そして輝度積分回路118bは、システム制御部123が予め設定した積分領域を分割した領域ごとに光束積分を行う。ここでは、焦点調節に適した積分領域に根ざした光束積分を行うようにする。
図9において、まずシステム制御部123は、前記露出制御モジュールを実行することで、初期露出制御を行う(ステップS41)とともに、前記測光モジュールを実行することで、輝度積分回路118bに前記積分領域の縦と横に複数に分割した輝度積分枠を設定する(ステップS42)。
次にシステム制御部123は、撮像素子114のリセットタイミングから読み出しタイミングまでを露光期間として計時し、撮像素子114から出力される撮像データを輝度積分回路118bに供給し、輝度積分回路118bに設定した分割枠毎に輝度成分を積分させる(ステップS43)。輝度積分回路118bから積分結果が得られると、システム制御部123は、被写体輝度の評価判定の演算を行って被写体輝度を導出する(ステップS44→S45)。システム制御部123は、こうして得られた被写体輝度をプログラム線図モジュールに渡し、目標露出制御値を演算によって求め(ステップS46)、この目標露出制御値になるように露出制御を行う(ステップS47)。
通常、測光モジュールでは、分割された輝度積分枠の積分結果を輝度積分枠毎に、1画素単位の積分値に換算した後、分割された輝度積分枠の面積比率に応じた領域毎の評価値を演算する。なお、以上の説明では、分割された枠(輝度積分枠)の縦位置と横位置とでは変更していないが、積分開始前に回転傾斜の状態に応じて枠位置や大きさを変えても良い。また、各枠の重み付けは、必ずしも縦、横又は姿勢に応じて変更する必要はない。さらに本実施の形態では、回転傾斜状態を記憶するようにしたが、これに限らず、輝度積分回路118bに直接入力して、輝度積分回路118bの内部で、枠位置の自動生成や重み付けを行っても良い。また、測光結果は、分割した枠毎の輝度分布として使用する。
図10は、前記ステップS22の自動焦点調節処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
自動焦点調節(AF)制御方式は、撮像素子114からの撮像データに基づいて得られる輝度信号の高周波成分が最大になるレンズ位置を合焦位置とする方式である。具体的に評価に用いる信号は、撮像素子114からの撮像データをフィルタリングして高周波帯域の輝度成分を抽出し、設定された領域内における水平方向のピークを枠内の垂直方向に積算するなどして求めた焦点評価値である。また自動焦点調節制御方式は、焦点調節用のレンズを駆動し、レンズ位置毎の焦点評価値を評価して、最大評価値位置にレンズを駆動して焦点をあわせる方式である。
図10において、まずシステム制御部123は、レンズ111をリセットして初期位置へ移動させる(ステップS51)とともに、焦点評価値カウンタ(M)と露光カウンタ(N)を初期化する(ステップS52)。AF動作が開始されると、システム制御部123は、レンズ111をスキャン開始位置に相当する初期ステップに移動させる(ステップS53)。
次にシステム制御部123は、スキャン開始位置である初期ステップにおいて撮像素子114の露光完了を待つ(ステップS54)。露光が完了すると、システム制御部123は、露光カウンタ(N)をインクリメントする(ステップS55)。インクリメント後の露光カウンタ(N)の値がサンプリング総数(例えば“10”)以下であれば、システム制御部123は、次ステップにレンズ111を移動させて(ステップS56→S57)、次の露光期間中に読み出される画像データから輝度の高周波成分を抽出する(ステップS58)。一方、インクリメント後の露光カウンタ(N)の値がサンプリング総数を超えれば、システム制御部123は、レンズ111を移動させずに、次の露光期間中に読み出される画像データから輝度の高周波成分を抽出する(ステップS56→S58)。
次にシステム制御部123は、得られた焦点評価値とレンズ111の位置を組にして記憶し(ステップS59)、焦点評価値カウンタ(M)をインクリメントする(ステップS60)。焦点評価値カウンタ(M)の値がサンプリング総数に達すると、システム制御部123は、焦点評価値の最も大きいレンズ位置にレンズ111を移動させて(ステップS61→S62)、本自動焦点調節処理を終了する。一方、焦点評価値カウンタ(M)の値がサンプリング総数に達しなければ、システム制御部123は、処理を前記ステップS54に戻す。
図11は、前記図7のステップS13の画像処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
同図において、まずシステム制御部123は、前記内蔵メモリに記憶されている記録方式がJPEG記録方式であるかどうかをチェックする(ステップS71)。このチェックの結果、記憶されている記録方式がJPEG記録方式であれば、システム制御部123は、撮影時のアスペクト比に応じてメモリ部125に記憶された撮像データを読み出す(ステップS72)。そしてシステム制御部123は、画像領域を縦と横に分割して各領域毎の白抽出を行い、前記信号処理回路118cが信号処理を行う際の各色のゲインパラメータを算出し(ステップS73)、算出したゲインパラメータを信号処理回路118cに供給する。
信号処理回路118cは、前記読み出された撮像データに対して色キャリア除去、アパーチャ補正及びガンマ補正等を施して輝度信号を生成するとともに、色補間、マトリックス変換、ガンマ処理及びゲイン調整等を施して色差信号を生成する。さらに信号処理回路118cは、生成した輝度信号及び色差信号からなる、アスペクト比に応じたYUV形式の画像データを生成し、このYUV形式の画像データをメモリ部125に格納する(ステップS74)。
続いて信号処理回路118cは、前記縮小回路118eを介して、記録画像サイズに応じて、上記YUV形式の画像データ内の画素データに対する切り出し、間引き及び線形補間等の処理を行い、水平方向及び垂直方向の両方向について画素データを縮小する(ステップS75)。
さらにシステム制御部123は、前記ラスタブロック変換回路118fを介して、上記縮小画像をブロックスキャン画像データに変換し、このブロックスキャン画像データに変換された画像データを、前記圧縮回路118gを介してブロック単位でJPEG画像データに圧縮する(ステップS76)。そして圧縮回路118gは、圧縮されたJPEG画像データをメモリ部125のJPEGバッファ領域に記憶する(ステップS77)。
一方、記憶されている記録方式がRAW記録方式であれば、システム制御部123は、メモリ部125から全有効画像領域のRBG撮像データを読み出し(ステップS78)、圧縮回路118gを介してロスレス圧縮し(ステップS79)、RAW画像データとして、JPEG画像データと同様にJPEGバッファ領域に記憶する(ステップS77)。
図12は、前記図7のステップS14の記録処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
同図において、まずシステム制御部123は、前記内蔵メモリに記憶されている記録方式がRAW記録方式であるかどうかをチェックする(ステップS81)。このチェックの結果、記憶されている記録方式がRAW記録方式であれば、システム制御部123は、撮影時のアスペクト比と(ステップS82)、全有効画像領域内のアスペクト比4:3の画像領域(撮像領域、現像画像領域)の位置と(ステップS83)、全有効画像領域内のアスペクト比16:9の画像領域(撮像領域、現像画像領域)の位置と(ステップS84)を前記メモリ部125に一時記憶する。そしてシステム制御部123は、この一時記憶した各種情報をRAW画像ファイルのヘッダに埋め込んで(ステップS85)、RAW画像データととともに、つまりRAW画像データと関連付けられて、RAW画像ファイルとして前記記録媒体130に記憶する(ステップS86)。
一方、記憶されている記録方式がJPEG記録方式であれば、システム制御部123は、ヘッダ及びJPEG画像データをJPEG画像ファイルとして記録媒体130に記憶する。
図13は、前記図11の画像処理とは別の他の画像処理の詳細な手順を示すフローチャートである。なお、図13中、図11と同様の処理を行うステップには同一のステップ番号を付し、その説明は省略する。
同図において、前記内蔵メモリに記憶されている記録方式がRAW記録方式である場合には、システム制御部123は、前記図11のステップS78及びS79の処理と同様の処理を行う。そしてシステム制御部123は、全有効画像領域のRBG撮像データから全有効画像領域のYUV形式の画像データを生成する(ステップS91)。さらにシステム制御部123は、生成された全有効画像領域のYUV形式の画像データを前記画像処理部118の前記顔検出回路118dに供給する。これに応じて顔検出回路118dは、前述のようにして、顔の座標とサイズ、目の座標とサイズ、及びその信頼度を出力する(ステップS92)。次にシステム制御部123は、撮影シーン判定処理を実行した(ステップS93)後、前記図11のステップS77の処理と同様の処理を行う。
図14は、前記ステップS93の撮影シーン判定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。本撮影シーン判定処理では、顔検出情報、輝度分布情報、色温度情報及び撮影モード情報に基づいて撮影シーンを判定する。
図14において、まずシステム制御部123は、撮影モードをチェックする(ステップS101,S103,S105及びS107)。このチェックの結果、撮影モードが夕日モードであれば、システム制御部123は、撮影シーンを夕日写真と判定する(ステップS102)。一方、撮影モードが夜景モードであれば、システム制御部123は、撮影シーンを夜景写真と判定する(ステップS104)。また、撮影モードが風景モードであれば、システム制御部123は、撮影シーンを風景写真と判定する(ステップS106)。さらに、撮影モードがポートレートモードであれば、システム制御部123は、撮影シーンを人物写真と判定する(ステップS108)。
また、撮影モードが上記モードのいずれでもなく、かつ顔が検出されていれば、システム制御部123は、画角に占める顔の大きさを判定する(ステップS110)。この判定の結果、3%以上の占有率であれば、システム制御部123は、人物写真と判定する(ステップS108)。一方、顔が検出されず、あるいは顔の占有率が3%未満であれば、システム制御部123は、被写体輝度分布を分類し、当該輝度分布に上下差があるかどうかを判定する(ステップS111)。この判定の結果、上下に輝度差があれば、システム制御部123(色温度判定手段)は、ホワイトバランスにおける被写体の色温度を判定する(ステップS112)一方、上下に輝度差がなければ、システム制御部123は、その他の写真とする(ステップS113)。
上記ステップS112の判定の結果、高色温度であれば、システム制御部123は、風景写真と判定する(ステップS106)一方、低色温度であれば、システム制御部123は、夕日写真と判定する(ステップS102)。
図15は、前記図12の記録処理とは別の他の記録処理の詳細な手順を示すフローチャートである。なお、図15中、図12と同様の処理を行うステップには同一のステップ番号を付し、その説明は省略する。
図15において、前記内蔵メモリに記憶されている記録方式がRAW記録方式である場合には、システム制御部123は、図12のステップS82〜S84と同様の処理を行った後、全有効画像領域内の顔検出情報(ステップS121)、撮影モードを含むシーン判別情報(ステップS122)及び姿勢情報(ステップS123)も前記メモリ部125に一時記憶する。そしてシステム制御部123は、この一時記憶した各種情報をRAW画像ファイルのヘッダに埋め込む(ステップS85′)。
次に、ロスレス圧縮画像データ、つまりRAW画像データの現像処理について説明する。
図16は、この現像処理の詳細な手順を示すフローチャートである。なお本現像処理は、より詳細なチューニングを可能とするためにPC(パーソナルコンピュータ)上のアプリケーションで実現するのが一般的であるが、本実施の形態では、デジタルカメラ100内で実行するようにしている。
図16において、まずシステム制御部123は、現像時のアスペクト比を決定するためのアスペクト比決定処理を実行する(ステップS131)。なお、このアスペクト比決定処理の詳細については、図17を用いて後述する。
次にシステム制御部123は、現像対象になっているRAW画像ファイルのヘッダから、全有効画像領域内の現像可能なアスペクト比の画像領域の位置情報を読み出す(ステップS132)。
そしてシステム制御部123は、当該RAW画像ファイルに含まれるRAW画像データを伸長する(ステップS133)。
さらにシステム制御部123は、前記ステップS131の処理によって決定されたアスペクト比をチェックする(ステップS134)。このチェックの結果、決定されたアスペクト比が4:3であれば、システム制御部123は、全有効画像領域からアスペクト比4:3の画像領域の画像データを抽出して、YUV形式の画像データを生成する(ステップS135)。一方、決定されたアスペクト比が16:9であれば、システム制御部123は、全有効画像領域からアスペクト比16:9の画像領域の画像データを抽出して、YUV形式の画像データを生成する(ステップS136)。
次にシステム制御部123は、前記図11のステップS75〜S77の各処理と同様にして、記録画像サイズに応じて上記YUV形式の画像データを変倍し(ステップS137)、JPEG画像データに圧縮した(ステップS138)後、JPEGバッファ領域に記憶する(ステップS139)。
図17は、前記ステップS131のアスペクト比決定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
システム制御部123は、現像時のアスペクト比の決定に、アスペクト比切替スイッチ121を優先適用するか否かを切り替えるためのGUI(graphical user interface)を前記表示装置151に表示し、その切替手段をユーザに提供する。このGUIは、具体的には、システム制御部123がメモリ部125にビットマップを形成し、再生回路150を介して表示装置151に転送することによって、表示装置151上に表示される。
まずシステム制御部123は、現像時にアスペクト比切替スイッチ121を優先するかどうかを判定する(ステップS141)。この判定の結果、アスペクト比切替スイッチ121を優先する場合には、システム制御部123は、アスペクト比切替スイッチ121の指示状態を読み出し(ステップS142)、アスペクト比切替スイッチ121の指示状態に応じてアスペクト比を決定する(ステップS143〜ステップS145)。
一方、アスペクト比切替スイッチ121を優先しない場合には、システム制御部123は、撮影時の姿勢情報を判定する(ステップS146)。この判定の結果、縦位置撮影の場合には、システム制御部123は、撮影時のアスペクト比切替スイッチ121の指示状態を示す情報、つまり現像対象のRAW画像ファイルのヘッダ内に埋め込まれている撮影時のアスペクト比を読み出し(ステップS147)、読み出したアスペクト比を目的のアスペクト比に決定する(ステップS143〜ステップS145)。
一方、横位置撮影の場合には、システム制御部123(第1の決定手段)は、顔情報を読み出し(ステップS148)、全有効画像領域内で検出された顔がアスペクト比4:3の画像領域に納まっているかいなかを判定する(ステップS149)。この判定の結果、納まっていれば、システム制御部123は、アスペクト比を4:3に決定する(ステップS144)。一方、納まっていなければ、システム制御部123は、アスペクト比16:9の画像領域に納まっているか否かを判定する(ステップS150)。この判定の結果、納まっていれば、システム制御部123は、アスペクト比を16:9に決定する(ステップS145)。一方、納まっていなければ、システム制御部123(第2の決定手段)は、シーン情報を読み出す(ステップS151)。
システム制御部123は、読み出したシーン情報が人物写真を示しているかどうかを判定し(ステップS152)、人物写真であれば、アスペクト比を4:3に決定する(ステップS144)一方、それ以外は、アスペクト比を16:9に決定する(ステップS145)。
なお、顔情報による判定とシーン情報による判定の順序を逆にしてもよい。さらに本実施の形態では、顔情報による判定とシーン情報による判定のいずれも設けているが、いずれか一方のみ設けるようにしても良い(第3の決定手段)。
また、本実施の形態では、各種撮影に関する情報を記録対象の画像から求めるようにしたが、レリーズSWがオンされる前に逐次取得している前述のEVF用の画像から求めるようにしても良い。この場合、図13のステップS92の顔検出処理やステップS93の撮影シーン判定処理が、EVF用の画像に対して逐次行われる。そして、レリーズSWが半押しまたは全押しされたタイミングに対応するEVF用の画像に基づき、記録させるべき各情報が決定されることになる。
また、デジタルカメラ100で現像を行う場合に、HDMI接続機器への出力画像を生成するときには、必ずアスペクト比16:9の画像を生成する。
以上のように、撮影時のアスペクト比を含む異なる複数のアスペクト比でロスレス圧縮画像データを現像することができる。そして、ロスレス圧縮画像データを現像する場合に、撮影時のアスペクト比で現像を行い、デジタルカメラ100内で生成するJPEG圧縮画像と同じアスペクト比でより高度な現像を行わせることが可能となる。もちろん、撮影時のアスペクト比とは異なるアスペクト比で現像することもできる。したがって、撮影画角、印刷及び表示デバイスに応じてアスペクト変換を行い、より有利な条件で現像を行うことができる。
さらに、圧縮画像を生成する際に、部分的に読み出すことにより、撮影間隔や連写性能を確保するとともに、ロスレス圧縮画像データを生成する際には、全体画像を読み出すことにより現像時の優位性を確保することができる。また、撮影画角や撮影シーンに基づいて、自動的に現像するアスペクト比の決定を補助することができる。
なお、上述した実施の形態は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をパーソナルコンピュータ(CPUやプロセッサ)にて実行することでも実現できる。
100:デジタルカメラ本体,110:変倍レンズ,111:焦点調節レンズ,112:メカニカルシャッタ,113:絞り,114:撮像素子,115:タイミング信号発生部,116:CDS素子,117:A/D変換器,118:画像処理部,119:露出制御部,120:レンズ制御部,121:アスペクト比切替スイッチ,122:記録方式切替スイッチ,162:レリーズスイッチ,163:姿勢検出器,130:記録媒体,150:再生回路,151:表示装置

Claims (26)

  1. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の部分撮像領域を包含する撮像領域を備えた撮像素子を有する撮像手段と、
    記録媒体に前記撮像手段により撮像された画像データを記録するための記録方式として、現像処理の施された画像データを記録する第1の記録方式と、現像処理の施されていないRAW画像データを記録する第2の記録方式を設定できる録方式設定手段と
    前記設定された記録方式によって前記記録媒体に画像データを記録する記録手段とを有し、
    前記記録手段は、記第2の記録方式が設定されているときに、前記RAW画像データと、前記複数の部分撮像領域のそれぞれの位置を示す位置情報とを前記記録媒体に記録することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の異なるアスペクト比のいずれかを設定できるアスペクト比設定手段をさらに有し、
    前記記録手段は、前記RAW画像データを前記記録媒体に記録、撮影時に前記アスペクト比設定手段によって設定されている撮影時のアスペクト比も当該画像データに関連付けて記録することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮像データから人の顔に関する顔情報を検出する顔検出手段をさらに有し、
    前記記録手段は、前記RAW画像データを前記記録媒体に記録前記撮像データから顔情報が検出されたときには、その顔情報も当該画像データに関連付けて記録することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 複数の異なる撮影モードのいずれかを設定できる撮影モード設定手段と、
    前記撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    撮像データに基づいて被写体輝度を算出し、該算出した被写体輝度に基づいて被写体輝度分布を検出する測光手段と、
    前記撮像データに基づいて被写体の色温度を判定する色温度判定手段と、
    前記撮影モード設定手段によって設定された撮影モード、前記姿勢検出手段によって検出された姿勢、前記測光手段によって検出された被写体輝度分布及び前記色温度判定手段によって判定された被写体の色温度のうち、少なくとも1つの情報に基づいて前記撮像データの撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段とをさらに有し、
    前記記録手段は、前記RAW画像データを前記記録媒体に記録、前記撮影シーン判定手段によって判定された撮影シーンも当該画像データに関連付けて記録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像手段は、撮像指示に応じて、前記撮像素子から前記複数の部分撮像領域のうちのいずれか又は前記撮像領域全体に含まれる撮像信号を読み出す読み出し手段を備え、
    前記読み出し手段は、前記記録方式設定手段によって第1の記録方式が設定されているときには、前記撮像素子から前記複数の部分撮像領域のうちのいずれかに含まれる撮像信号を読み出す一方、前記記録方式設定手段によって第2の記録方式が設定されているときには、前記撮像素子から前記撮像領域全体に含まれる撮像信号を読み出すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段は、撮像指示に応じて、前記撮像素子から前記複数の部分撮像領域のうちのいずれか又は前記撮像領域全体に含まれる撮像信号を読み出す読み出し手段を備え、
    前記読み出し手段は、前記記録方式設定手段によって第1の記録方式が設定されているときには、前記撮像素子から前記アスペクト比設定手段によって設定されたアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる撮像信号を読み出す一方、前記記録方式設定手段によって第2の記録方式が設定されているときには、前記撮像素子から前記撮像領域全体に含まれる撮像信号を読み出すことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  7. 前記記録媒体に記録されたRAW画像データを現像する現像手段と、
    前記現像手段による現像時のアスペクト比を設定する現像アスペクト比設定手段と
    をさらに有し、
    前記現像手段は、現像対象の画像データから、前記現像アスペクト比設定手段によって設定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記記録媒体に記録されたRAW画像データを現像する現像手段と、
    現像対象の画像データとともに記憶された顔情報に基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第1の決定手段とをさらに有し、
    前記現像手段は、現像対象の画像データから、前記第1の決定手段によって決定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記記録媒体に記録されたRAW画像データを現像する現像手段と、
    現像対象の画像データとともに記憶された撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第2の決定手段とをさらに有し、
    前記現像手段は、現像対象の画像データから、前記第2の決定手段によって決定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、
    現像対象の画像データから、現像アスペクト比設定手段によって設定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを前記関連付けられた位置情報に基づいて抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする現像方法。
  11. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影時のアスペクト比が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、
    現像対象の画像データから、前記撮影時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする現像方法。
  12. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び顔に関する顔情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、
    現像対象の画像データに関連付けられた顔情報に基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第1の決定ステップを有し、
    現像対象の画像データから、前記第1の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする現像方法。
  13. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、
    現像対象の画像データに関連付けられた撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第2の決定ステップを有し、
    現像対象の画像データから、前記第2の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする現像方法。
  14. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報、顔に関する顔情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法であって、
    現像対象の画像データに関連付けられた顔情報及び/又は撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第3の決定ステップを有し、
    現像対象の画像データから、前記第3の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とする現像方法。
  15. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記現像方法は、現像対象の画像データから、現像アスペクト比設定手段によって設定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを前記関連付けられた位置情報に基づいて抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とするプログラム。
  16. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影時のアスペクト比が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記現像方法は、現像対象の画像データから、前記撮影時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とするプログラム。
  17. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び顔に関する顔情報が関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記現像方法は、
    現像対象の画像データに関連付けられた顔情報に基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第1の決定ステップを有し、
    現像対象の画像データから、前記第1の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とするプログラム。
  18. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記現像方法は、
    現像対象の画像データに関連付けられた撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第2の決定ステップを有し、
    現像対象の画像データから、前記第2の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する部分撮像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とするプログラム。
  19. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の現像画像領域のそれぞれの位置を示す位置情報、顔に関する顔情報及び撮影シーンが関連付けられたRAW画像データを現像する現像方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記現像方法は、
    現像対象の画像データに関連付けられた顔情報及び/又は撮影シーンに基づいて、当該画像データの現像時のアスペクト比を決定する第3の決定ステップを有し、
    現像対象の画像データから、前記第3の決定ステップによって決定された現像時のアスペクト比に対応する現像画像領域に含まれる画像データを抽出し、該抽出した画像データを現像することを特徴とするプログラム。
  20. 複数の異なるアスペクト比に対応する複数の部分撮像領域を包含する撮像領域を備えた撮像素子を有する撮像手段と、
    記録する画像データのアスペクト比を設定する設定手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データに処理を施して記録媒体に画像データを記録するための記録方式として、第1の形式の画像データを記録する第1の記録方式と、第2の形式の画像データを記録する第2の記録方式とを設定できる記録方式設定手段と、
    前記設定された記録方式によって前記記録媒体に画像データを記録する記録手段とを有し、
    前記記録手段は、画像データを前記第2の記録方式で記録するときには、前記設定手段により設定されるアスペクト比にかかわらず、前記複数の部分撮像領域を包含する撮像領域に対応する画像データを記録、前記複数の部分撮像領域のそれぞれの位置を示す位置情報も前記記録媒体に記録することを特徴とする撮像装置。
  21. 前記第2の形式の画像データは、RAW画像データであることを特徴とする請求項20に記載の撮像装置。
  22. 前記第2の形式の画像データは、現像処理が施されていない画像データであることを特徴とする請求項20記載の撮像装置。
  23. 前記第2の形式の画像データは、可逆圧縮処理が施された画像データであることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の撮像装置。
  24. 前記第1の形式の画像データは、現像処理の施された画像データであることを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の撮像装置。
  25. 前記第1の形式の画像データは、JPEG画像データであることを特徴とする請求項20乃至24のいずれか1項に記載の撮像装置。
  26. 前記記録手段は、前記設定手段により設定されるアスペクト比の情報を、記録する画像データとともに前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項20乃至25のいずれか1項に記載の撮像装置。
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