JP5550081B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
よって、遊技者は、メイン制御手段側の処理が遅れた(出力される演出のタイミングが遅れた)ときは、特別役に当選していることを知ることとなる。
また、近年では、メイン制御手段側では、役の抽選のみを行い、それ以外の抽選を行うべきではない(それ以外の抽選は、演出を担当する演出制御手段側で行うべきべきである)という趨勢がある。
本発明(第4実施形態)は、
遊技者が遊技を進行する上で操作する操作スイッチ(遊技媒体を投入するためのベットスイッチ40、リール31の回転を開始するためのスタートスイッチ41、又はリール31の回転を停止させるためのストップスイッチ42)と、
遊技の進行を制御する遊技制御手段と
を備えるスロットマシンであって、
前記遊技制御手段は、
前記操作スイッチの1つであるリールの回転を開始するためのスタートスイッチが操作されたときに、役の抽選を行う役抽選手段と、
前記操作スイッチの1つであるストップスイッチが操作されたときに、回転している前記リールを停止制御するリール制御手段と、
前記操作スイッチの操作の受付けを、許可又は不許可のいずれかの状態に制御する操作スイッチ受付け制御手段と
を備え、
前記役抽選手段は、第1の役(BB)及び前記第1の役とは図柄の組合せの異なる第2の役(小役4)を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1の役及び前記第2の役の双方に当選する当選A(BB+小役4)と、前記第2の役に当選するとともに前記第1の役には当選していない当選B(小役4の単独当選)とを有するように役の抽選を行い、
前記操作スイッチ受付け制御手段は、
前記役抽選手段で前記当選Aとなり、遊技者による前記ストップスイッチの操作に基づく所定の条件を満たしたとき(小役4の入賞時)は、前記操作スイッチの操作の受付けを、所定時間(4秒間)、許可しないように制御するとともに、前記所定時間の経過後に許可するように制御し、
前記役抽選手段で前記当選Bとなったときは、遊技者による前記ストップスイッチの操作に基づく前記所定の条件を満たした(小役4が入賞した)か否かにかかわらず、前記操作スイッチの操作の受付けを前記所定時間より短い時間(2秒間、又はフリーズ制御なし)で許可するように制御する
ことを特徴とする。
本発明においては、第1の役及び第2の役の重複当選である当選Aとなり、遊技者によるストップスイッチの操作に基づく所定の条件を満たしたときは、所定時間経過後に操作スイッチの操作の受付けを許可するように制御される。
これに対し、第2の役には当選しているが第1の役には当選していない当選Bとなったときは、遊技者によるストップスイッチの操作に基づく所定の条件を満たしたか否かにかかわらず、所定時間より短い時間で操作スイッチの操作の受付けを許可するように制御される。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の制御手段(遊技の進行等を司る手段)としては、遊技制御手段(メイン制御手段)60と演出制御手段(サブ制御手段)80との2つを備える。遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行を制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行等を制御するものである。遊技制御手段60は、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
遊技制御手段60と演出制御手段80とは電気的に接続されており、遊技制御手段60側から演出制御手段80に対してコマンド(情報)を送信できるように構成されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の上段、中段及び下段にそれぞれ設けられた水平方向の3本の図柄組合せラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の図柄組合せラインとの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダル投入枚数が1枚のときは水平方向中段の1本の図柄組合せラインを有効ラインに設定して遊技を行うことや、メダル投入枚数が2枚のときは水平方向の3本の図柄組合せラインを有効ラインに設定して遊技を行うようにしても良い。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
なお、他の特別役として、MB(ミドルボーナス。2BB(第2種ビックボーナス)ともいう。)、SB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
さらに、BB遊技中及びRB遊技中に用いられる役抽選テーブル62Cは、小役1、小役2、小役3の当選領域及び非当選領域が設けられているとともに、小役2の当選確率が高く設定されている。
特別役当選持越し手段63は、特別役であるBB又はRBに当選したときに、そのBB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(BB又はRBが入賞するまで)の遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、特別役ごとに特別役フラグが設けられており、例えばBBの当選時にはBBに係る特別役フラグがオンとなり、BBが入賞したときはオフにされる。
停止位置決定テーブル65は、以下のBBテーブル等を備える。
RBテーブルについても、上記BBテーブルと同様であり、BBテーブルにおける「BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
小役2テーブル、小役3テーブル、リプレイテーブルについても、上記の小役1テーブルと同様であり、小役1テーブルにおける「小役1」を、「小役2」、「小役3」、「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
RB+小役2テーブルについても、上記と同様であり、BB+小役2テーブルにおける「BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
また、RB+小役4テーブルについても、上記と同様であり、BB+小役2テーブルにおける「BB」を「RB」と読み替えるとともに、「小役2」を「小役4」と読み替えたものに相当する。
小役2+小役5テーブルについても、上記と同様であり、小役2+小役4テーブルにおける「小役4」を、「小役5」と読み替えたものに相当する。
小役3+小役5テーブルについても、上記と同様であり、小役3+小役4テーブルにおける「小役4」を、「小役5」と読み替えたものに相当する。
図4は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図4では図示を省略している。
また、各リール31には、「RP」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「RP」の図柄がリール31に配列されている。よって、「RP」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「RP」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
これにより、小役2テーブルが用いられた場合において、左及び中リール31については、常に、「ベル」の図柄が有効ラインに停止する。
さらにまた、「スイカ」の図柄は、図4では図示していないが、右リール31において、6図柄以上離れた位置に配置されている。このため、小役3に当選し、小役3テーブルが用いられたときは、左リール31及び中リール31については、いずれの位置でストップスイッチ42が操作されても、いずれかの有効ラインに「ベル」の図柄が停止するが、右リール31については、「スイカ」の図柄を目押ししなければ、有効ラインに停止しない場合がある。
また、「7」の図柄と「BAR」の図柄は、各リール31に1個ずつ配置されている。したがって、BB、RB、小役4及び小役5を入賞させるときは、上記と同様に、目押しをすることで、当選したBB、RB、小役4及び小役5を入賞させることができる。
また、小役1の当選時には、停止図柄判断手段66は、左リール31の停止位置が決定された時点で(中リール31や右リール31が停止する前であっても)、停止位置を判断することが可能である。
特別遊技制御手段68は、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からBB遊技に移行させる。
BB遊技では、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。したがって、高確率で、小役2に当選する遊技状態となる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
RB遊技では、BB遊技と同様に、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、役の入賞回数が8回に到達するか、又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
送信される情報としては、ベットスイッチ40が操作された旨の情報、メダルが投入された旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報(リール31の回転が開始した旨の情報)、役の抽選結果に係る情報、ストップスイッチ42が操作された旨の情報(そのストップスイッチ42に対応するリール31が停止した旨の情報)、役の入賞(有効ラインに停止した図柄の組合せ)の情報である。
そして、詳細は後述するが、演出制御手段80は、これらの情報に基づいて演出の出力を制御する。
先ず、遊技中の開始前(全てのリール31の停止時)においては、操作スイッチ受付け制御手段70は、ベットスイッチ40の操作、又はメダル投入口43からのメダルの投入操作の受付けを許可するように制御する。したがって、スタートスイッチ41の操作やストップスイッチ42の操作の受付けは不許可に制御する。
図5は、第1実施形態において、当選役、操作スイッチ受付け制御手段70によるベットスイッチ40の操作及びメダル投入口43からのメダルの投入操作の許可/不許可の制御(以下、ベットスイッチ40の操作及びメダル投入口43からのメダルの投入操作を不許可(禁止)に制御することを、「投入操作フリーズ制御」という。)との関係を示す図である。なお、図5では、出力される演出の内容を併せて示しているが、演出については後述する。
同様に、RB及び小役2の重複当選時には、2秒間の投入操作フリーズ制御を行う。
なお、RB及び小役4の重複当選時には、投入操作フリーズ制御を行わない。
さらにまた、小役2及び小役5の重複当選時には、4秒間の投入操作フリーズ制御を行う。
さらに、小役3及び小役4の重複当選時は、2秒間の投入操作フリーズ制御を行う。
また、小役3及び小役5の重複当選時には、フリーズ制御を行わない。
なお、図5に示す以外の当選役(単独当選)の場合には、第1実施形態では、投入操作フリーズ制御を行わない。
また、第1実施形態では、スタートスイッチ41の操作受付けのフリーズ制御や、ストップスイッチ42の操作受付けのフリーズ制御は、行わない。
演出制御手段80は、情報受信手段81を備える。情報受信手段81は、遊技制御手段60の情報送信手段69により送信されてくる各種情報(当選役の情報等)を受信し、その受信した情報に基づいて、出力すべき演出を制御する。
演出制御手段80は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段80は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段80は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
情報受信手段81により、当該遊技で重複当選した旨の情報を受信すると、演出制御手段80は、画像演出1として、遊技者に対し、ミッション(遊技者の使命、遊技者への課題等を意味する)の提示(画像表示装置23による画像表示)を行う。
さらに、演出制御手段80は、全てのリール31が停止した旨の情報(あるいは、全てのストップスイッチ42が操作された旨の情報)を受信したときは、画像演出2を行う。
よって、遊技者は、ミッションが提示された遊技では、特別役の当選を期待することができる。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、第2実施形態における通常遊技中(非内部中)の役抽選テーブル62Dを示す図である。第2実施形態では、役の重複当選として、BB+小役1、小役1+小役4、小役2+小役4が設けられている。なお、小役5は設けられていない。
なお、小役2及び小役4の重複当選時に用いられる小役2+小役4テーブルは、第1実施形態の小役2+小役4テーブルと同様であるので、説明を省略する。
これに対し、第2実施形態では、操作スイッチ受付け制御手段70は、役抽選手段61による役の抽選結果、及び停止図柄判断手段66により判断された入賞役(有効ラインに停止した図柄の組合せ)の双方に基づいて、投入操作フリーズ制御を行う。
図7において、BB+小役1、小役1+小役4、小役2+小役4の各重複当選時は、演出制御手段80は、画像演出1として、いずれもミッションDを提示するように制御する。ミッションDは、「小役1(チェリー)を揃えて、かつ、フリーズを3秒以上継続させよ。」というものである。
そして、小役1の入賞時は、ミッションDの前半部分を満たすので、この場合には、操作スイッチ受付け制御手段70は、4秒間の投入操作フリーズ制御を行う。次に、演出制御手段80は、画像演出2として秒数表示を行った後、画像演出3としてミッションDが成功した旨の演出を出力する。
さらに、役の非入賞時は、ミッションDの前半部分(小役1の入賞)を満たさないので、演出制御手段80は、画像演出2として、ミッションDが失敗した旨の表示を行う。そして、投入操作フリーズ制御は行われない。しかし、BBに当選しているので、その後の画像演出3として、演出制御手段80は、BB当選表示(ミッションDには失敗したが、BBには当選している旨の(逆転パターン)表示)を行う。
なお、これに限らず、役の非入賞時は、画像演出2としてBB当選表示を行い、画像演出3を行わないように制御しても良い。
そして、小役1の入賞時は、ミッションDの前半部分を満たすので、この場合には、操作スイッチ受付け制御手段70は、2秒間の投入操作フリーズ制御を行う。次に、演出制御手段80は、画像演出2として秒数表示を行った後、画像演出3としてミッションDが失敗した旨の演出を出力する。
また、小役4の入賞時、及び役の非入賞時は、全てのリール31の停止時に、ミッションDを満たさないことが確定するので、演出制御手段80は、画像演出2として、ミッションDが失敗した旨の演出を出力する。なお、この場合には、投入操作フリーズ制御は行われない。
そして、いずれも、全てのリール31の停止時に、ミッションDを満たさないことが確定するので、この場合には、演出制御手段80は、画像演出2としてミッションDが失敗した旨の演出を出力する(画像演出3は行われない)。また、この場合には、投入操作フリーズ制御は行われない。
以上のように、第2実施形態では、当選役と入賞役との双方に基づいて投入操作フリーズ制御を行うとともに、特別役(BB)の当選の有無に応じてミッションの成功/失敗を表示する。
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。
図8は、第3実施形態における通常遊技中(非内部中)の役抽選テーブル62Eを示す図である。第3実施形態では、役の重複当選として、BB+小役4が設けられている。
そして、BB及び小役4の重複当選時は、BB+小役4テーブルが用いられる。BB+小役4テーブルは、BB及び小役4に重複当選したときに用いられ、先ず、BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、小役4に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにする。さらに、小役4に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができない場合には、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないようにリール31の停止位置を定めた停止位置決定テーブル65である。
第3実施形態では、BB及び小役4の重複当選時、並びに小役4の単独当選時に、操作スイッチ受付け制御手段70は、投入操作フリーズ制御を行う。ここで、操作スイッチ受付け制御手段70は、BB及び小役4の重複当選時には4秒間の投入操作フリーズ制御を行い、小役4の単独当選時には2秒間の投入操作フリーズ制御を行う。また、小役5の単独当選時は、投入操作フリーズ制御は行われない。
また、演出制御手段80は、BB及び小役4の重複当選時、小役4の単独当選時、並びに小役5の単独当選時に、画像演出1としてミッションEの提示を行う。ミッションEは、「フリーズを3秒以上継続させよ。」というものである。
また、第3実施形態では、遊技者は、ミッションEが提示され、ミッションEが成功となる場合には小役4に当選するということを事前に知っていれば、ミッションEが提示された遊技において、小役4が入賞したときは、小役4が入賞しないときよりも、特別役の当選を期待することができる。
続いて、本発明の第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、第3実施形態において、当選役のみならず、第2実施形態のようにリール31の停止時における図柄の組合せ(入賞図柄)に応じて、操作スイッチ制御手段70は、投入操作フリーズ制御を行うように制御するものである。
第4実施形態では、役抽選テーブル62は、第3実施形態と同一の役抽選テーブル62Eである。
さらにまた、小役5の単独当選時には、操作スイッチ受付け制御手段80は、投入操作フリーズ制御を行わない。
また、演出制御手段80は、BB及び小役4に重複当選し、かつ小役4が入賞したときは、画像演出2として秒数表示を行うとともに、画像演出3としてミッションF成功表示を行う。
さらに、演出制御手段80は、BB及び小役4に重複当選し、かつ役の非入賞時は、画像演出2としてミッションF失敗表示を行う(画像演出3は行わない)。
さらにまた、演出制御手段80は、小役4に単独当選し、かつ役の非入賞時は、画像演出2としてミッションF失敗表示を行う(画像演出3は行わない)。
さらに、演出制御手段80は、小役5に単独当選したときは、小役5の入賞/役の非入賞にかかわらず、画像演出2としてミッションF失敗表示を行う。
また、第4実施形態では、小役4の入賞がミッションFの成功の条件となるので、当該遊技でミッションFが提示され、かつ小役4が入賞したときは、遊技者は、特別役の当選を期待することができる。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
50 メダルセレクター
51 ホッパー
52 メダル払出し装置
53 メダル受け皿
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62E) 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 情報送信手段
70 操作スイッチ受付け制御手段
80 演出制御手段
81 情報受信手段
Claims (1)
- 遊技者が遊技を進行する上で操作する操作スイッチと、
遊技の進行を制御する遊技制御手段と
を備えるスロットマシンであって、
前記遊技制御手段は、
前記操作スイッチの1つであるリールの回転を開始するためのスタートスイッチが操作されたときに、役の抽選を行う役抽選手段と、
前記操作スイッチの1つであるストップスイッチが操作されたときに、回転している前記リールを停止制御するリール制御手段と、
前記操作スイッチの操作の受付けを、許可又は不許可のいずれかの状態に制御する操作スイッチ受付け制御手段と
を備え、
前記役抽選手段は、第1の役及び前記第1の役とは図柄の組合せの異なる第2の役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1の役及び前記第2の役の双方に当選する当選Aと、前記第2の役に当選するとともに前記第1の役には当選していない当選Bとを有するように役の抽選を行い、
前記操作スイッチ受付け制御手段は、
前記役抽選手段で前記当選Aとなり、遊技者による前記ストップスイッチの操作に基づく所定の条件を満たしたときは、前記操作スイッチの操作の受付けを、所定時間、許可しないように制御するとともに、前記所定時間の経過後に許可するように制御し、
前記役抽選手段で前記当選Bとなったときは、遊技者による前記ストップスイッチの操作に基づく前記所定の条件を満たしたか否かにかかわらず、前記操作スイッチの操作の受付けを前記所定時間より短い時間で許可するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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