JP5548787B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、前輪の前方に左右方向に配置されたバンパービームと、前記バンパービームの下方に配置された車体部材と、前記バンパービームおよび前記車体部材を接続する衝撃吸収部材と、前記衝撃吸収部材の前下方に開口するエアインテークが形成されたバンパーフェースとを備える自動車の車体前部構造に関する。
障害物が自動車の前面に衝突した場合に、金属板を複数の折れ線で前方に突出する方向に折りまげて構成した衝撃吸収部材が衝突荷重で潰れるように変形して衝突エネルギーを吸収するようになっており、その際に衝撃吸収部材が潰れて受圧面積が増加することで障害物に加わる衝撃を吸収するとともに、衝撃吸収部材が下方に張り出すように変形することで障害物が車体下面に巻き込まれるのを防止することが可能な自動車の車体前部構造が、下記特許文献1により公知である。
日本特開2010−162949号公報
ところで、衝撃吸収部材を覆うバンパーフェースにエンジンやラジエータに冷却風を導入するエアインテークが開口している場合、そのエアインテークを通して衝撃吸収部材が目視可能になって美観を低下させる可能性がある。これを回避するために、バンパーフェースのエアインテークを小型化すると、充分な量の冷却風を取り込むのが難しくなってエンジンやラジエータの冷却性能が低下する問題があり、またエアインテークを網等で覆って内部の衝撃吸収部材を見え難くすると、その分だけ部品点数が増加する問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、衝撃吸収部材がバンパーフェースのエアインテークを通して目視されても美観を低下させないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、前輪の前方に左右方向に配置されたバンパービームと、前記バンパービームの下方に配置された車体部材と、前記バンパービームおよび前記車体部材を接続する衝撃吸収部材と、前記衝撃吸収部材の前下方に開口するエアインテークが形成されたバンパーフェースとを備える自動車の車体前部構造において、前記衝撃吸収部材は、前記バンパービームに接続されて前下方に延びる膝部緩衝部材と、相互に左右方向に離間して前記膝部緩衝部材から後下方に延びる複数の板材よりなる前部連結部材と、左右方向に延びて前記複数の前部連結部材の後端部間を接続する巻き込み防止部材と、相互に左右方向に離間して前記巻き込み防止部材から後下方に延び、その後端部が前記車体部材に接続される複数の板材よりなる後部連結部材とを備え、前記前部連結部材および前記後部連結部材は前記巻き込み防止部材の位置で下向きに凸に屈曲する屈曲部を構成しており、車両の前面衝突時に前記折曲部が折り曲げられることで前記巻き込み防止部材が下向きに張り出すことを第1の特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1の構成に加えて、前記膝部緩衝部材は、前記バンパービームに固定される上端取付部と、前記上端取付部から前方に延びる上面部と、前記上面部から下方に延びる前面部とを有する一枚の板材で構成されることを第2の特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1の構成に加えて、前記膝部緩衝部材は、相互に左右方向に離間して前記バンパービームから前下方に延びる複数の板材よりなる上部連結部材と、左右方向に延びて前記複数の上部連結部材の前端部間を接続する1本の棒材よりなる受圧部材とで構成されることを第3の特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第3の何れか1つの構成に加えて、前記巻き込み防止部材は1本の棒材で構成されることを第4の特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第4の何れか1つの構成に加えて、前記前部連結部材および前記後部連結部材は、帯状の板材の中央部を屈曲して一体に形成されることを第5の特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
尚、実施の形態のアンダーメンバ17は本発明の車体部材に対応する。
本発明の第1の構成によれば、自動車が障害物に前面衝突してバンパーフェースから衝撃吸収部材に衝突荷重が入力すると、衝撃吸収部材が前後方向に潰れて衝突エネルギーを吸収する。その際に、衝撃吸収部材の膝部緩衝部材、前部連結部材および巻き込み防止部材が上下方向に延びる一つの面を構成するように変形することで受圧面積が増加して障害物に加わる衝撃を軽減することができ、また巻き込み防止部材を境にして前部連結部材および後部連結部材が折れ曲がり、巻き込み防止部材が下向きに張り出すことで障害物が車体下面に巻き込まれるのを防止することができる。
バンパーフェースのエアインテークから露出する衝撃吸収部材は、膝部緩衝部材、前部連結部材、巻き込み防止部材および後部連結部材がグリル状に組み合わされているため、その衝撃吸収部材がエアインテークを通して外部から目視されても美観を低下させることがない。これにより、衝撃吸収部材を隠すためにエアインテークを小さくする必要がなくなり、衝撃吸収部材がグリル状であって冷却風が自由に通過可能であることと相まって、充分な量の冷却風を取り込むことができる。しかも障害物との前面衝突によって衝撃吸収部材が変形し、前部連結部材、巻き込み防止部材および下部連結部材が下方に移動しても、それらがエアインテークに嵌合することで衝撃吸収部材の自由な変形が阻害されることがなく、よって衝撃吸収部材による衝撃吸収効果を確実に発揮させることができる。
また本発明の第2の構成によれば、膝部緩衝部材は、バンパービームに固定される上端取付部と、上端取付部から前方に延びる上面部と、上面部から下方に延びる前面部とを有する一枚の板材で構成されるので、複数の部材を組み合わせて衝撃吸収部材を構成する場合に比べて、膝部緩衝部材の構造を簡素化することができる。
また本発明の第3の構成によれば、膝部緩衝部材は、相互に左右方向に離間してバンパービームから前下方に延びる複数の板材よりなる上部連結部材と、左右方向に延びて複数の上部連結部材の前端部間を接続する1本の棒材よりなる受圧部材とで構成されるので、膝部緩衝部材自体がグリル状になり、それがエアインテークを通して外部から目視されても美観を低下させることがない。更に、受圧部材の一部に衝突荷重が入力しても、受圧部材の移動に伴って全ての上部連結部材が変形するために衝撃吸収性能が高められる。
また本発明の第4の構成によれば、巻き込み防止部材は1本の棒材で構成されるので、巻き込み防止部材の移動に伴って全ての前部連結部材および後部連結部材が変形するために衝撃吸収性能が高められる。
また本発明の第5の構成によれば、前部連結部材および後部連結部材は、帯状の板材の中央部を屈曲して一体に形成されるので、前部連結部材および後部連結部材を別部材で構成する場合に比べて部品点数を削減することができる。
図1は自動車の車体前部の斜視図である。(第1の実施の形態) 図2は図1の2−2線断面図である。(第1の実施の形態) 図3は図1の要部の分解斜視図である。(第1の実施の形態) 図4は衝撃吸収部材の斜視図である。(第1の実施の形態) 図5は自動車の前面衝突時の作用説明図である。(第1の実施の形態) 図6は衝撃吸収部材の斜視図である。(第2の実施の形態) 図7は衝撃吸収部材の斜視図である。(第3の実施の形態)
13 バンパーフェース
13a エアインテーク
17 アンダーメンバ(車体部材)
19 バンパービーム
20 衝撃吸収部材
22 前輪
31 膝部緩衝部材
31a 上端取付部
31b 上面部
31c 前面部
32 前部連結部材
33 巻き込み防止部材
34 後部連結部材
35 上部連結部材
36 受圧部材
以下、図1〜図5に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。尚、本明細書における前後方向および左右方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
第1の実施の形態
図1および図2に示すように、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)型の自動車の車体前部には、フロントグリル11および左右のフロントフェンダー12,12の前方に連なるように、薄肉の合成樹脂で一体に形成されたバンパーフェース13が配置される。車体前部に配置されて図示せぬラジエータを支持する枠状のバルクヘッド14は、左右のフロントサイドフレーム15,15の前端に接続されて上下方向に延びる左右のステー16,16と、左右のステー16,16の下端間を接続して左右方向に延びるアンダーメンバ17とを備える。
バルクヘッド14の左右のステー16,16の前面に左右のブラケット18,18を介してバンパービーム19が支持される。左右方向に延びるバンパービーム19と左右方向に延びるアンダーメンバ17とに、金属板を折り曲げて形成した衝撃吸収部材20が支持される。そして衝撃吸収部材20およびバンパービーム19の下方、前方および上方が前記バンパーフェース13で覆われる。
図2〜図4に示すように、衝撃吸収部材20は、1枚の金属板を折り曲げて構成した膝部緩衝部材31と、3枚の短冊状の金属板よりなる前部連結部材32…と、1本の金属パイプよりなる棒状の巻き込み防止部材33と、3枚の短冊状の金属板よりなる後部連結部材34…とで構成され、全体として冷却風が通過可能なグリル状の外観を備えている。
膝部緩衝部材31は、2本の折曲部a,bによって折り曲げられることで、各々が長方形の3個の面、即ち、上端取付部31aと、上面部31bと、前面部31cとに分けられており、上端取付部31aがボルト23…およびナット24…でバンパービーム19の前面に固定され、上面部20bは上下方向に延びる上端取付部20aの下端の折曲部aから前下方に延び、前面部20cは上面部20bの前端の折曲部bから略下方に延びている。膝部緩衝部材31は1枚の金属板を折り曲げて構成されるので、その構造が極めて簡素であって低コストで製造可能でありながら、充分な衝撃吸収性能を有している。
短冊状の金属板よりなる前部連結部材32…は、その前端取付部32a…が膝部緩衝部材31の前面部31cに溶接され、そこから後下方に向かって相互に平行に延び、その後端取付部32b…が1本の金属パイプよりなる棒状の巻き込み防止部材33に溶接される。短冊状の金属板よりなる後部連結部材34…は、その前端取付部34a…が前部連結部材32…の後前端取付部32b…の下面に重ね合わされて溶接され、その後端取付部34b…がボルト25…およびナット26…でアンダーメンバ17の上面に設けたブラケット27に固定される。前部連結部材32…および後部連結部材34…は巻き込み防止部材33の位置で下側に凸に屈曲する屈曲部を構成する。
このように構成された衝撃吸収部材20は、それを覆うバンパーフェース13のエアインテーク13aの後上方に位置しており、少なくとも前部連結部材32…、巻き込み防止部材33および後部連結部材34…がエアインテーク13aを通して外部から目視可能である。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図5に示すように、自動車が歩行者等の障害物に前面衝突すると、薄い合成樹脂製のバンパーフェース13は衝突荷重によって容易に座屈し、衝突荷重が衝撃吸収部材20の膝部緩衝部材31の前面部31cに入力する。前部連結部材32…および後部連結部材34…は巻き込み防止部材33を介して接続されており、かつ前部連結部材32…および後部連結部材34…のトータルの前後方向長さは膝部緩衝部材31の前後方向長さよりも長くて座屈し易いため、膝部緩衝部材31の折曲部a,bは角度が増加するように変形し、前部連結部材32…および後部連結部材34…は屈曲部を構成する巻き込み防止部材33の位置で角度が減少するように変形する。
その結果、膝部緩衝部材31の上面部31bおよび前面部31cと前部連結部材32…とは略上下方向に延びる平面状に展開しながら後方に移動するため、衝突荷重を吸収するストロークを確保し、かつ衝突荷重を受け止める広い受圧面積を確保することで、歩行者に加わる衝撃を軽減することができる。また前部連結部材32…は起立しながら下方に移動するため、前部連結部材32…の下端の巻き込み防止部材33と路面との間の隙間を小さくし、歩行者の身体が車体下面に巻き込まれるのを防止することができる。
衝撃吸収部材20が変形するとき、全ての前部連結部材32…および後部連結部材34…は巻き込み防止部材33を介して接続されているため、巻き込み防止部材33が移動することで全ての前部連結部材32…および後部連結部材34…が変形することになり、衝撃吸収効果が効率的に高められる。
ところで、衝撃吸収部材20が下方に変形するとき、その下方にバンパーフェース13の下面が近接して位置しているため、衝撃吸収部材20の前部連結部材32…、巻き込み防止部材33および後部連結部材34…がバンパーフェース13の裏面と干渉してしまい、衝撃吸収部材20の自由な変形が阻害されて衝撃吸収効果が充分に発揮されない可能性がある。
しかしながら本実施の形態によれば、衝撃吸収部材20の前部連結部材32…、巻き込み防止部材33および後部連結部材34…の前下方にバンパーフェース13のエアインテーク13aが開口しているため、衝撃吸収部材20がバンパーフェース13と干渉せずに下向きに変形することが可能となり、衝撃吸収部材20の衝撃吸収性能を最大限に発揮させることができる。
またバンパーフェース13のエアインテーク13aから衝撃吸収部材20が目視されると、その衝撃吸収部材20によって美観が低下する虞があるが、本実施の形態の衝撃吸収部材20は、縦横に配置された膝部緩衝部材31、前部連結部材32…、巻き込み防止部材33および後部連結部材34…がグリル状の外観を備えているため、その衝撃吸収部材20がエアインテーク13aから目視されても美観を低下させる虞はない。よって、衝撃吸収部材20を隠すためにエアインテーク13aの面積を小さくする必要がなくなり、しかもグリル状に形成された衝撃吸収部材20は冷却風が容易に通過可能であるため、充分な量の冷却風をエンジンルームに取り込んでエンジンやラジエータを効果的に冷却することができる。
次に、図6に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態
第1の実施の形態の膝部緩衝部材31は1枚の金属板を折り曲げて構成されているが、第2の実施の形態の膝部緩衝部材31は、3枚の短冊状の上部連結部材35…と、1本の金属パイプよりなる棒状の受圧部材36とで構成される。前後方向に延びる各々の上部連結部材35は、2本の折曲部a,bによって上端取付部35aと、上面部35bと、前面部35cとに分けられており、上端取付部31aがボルト23…およびナット24…でバンパービーム19の前面に固定され、上面部35bおよび前面部35cの境界に受圧部材36が溶接され、前面部35cに前部連結部材32の前端取付部32aが溶接される。
膝部緩衝部材31の受圧部材36は衝突荷重が最初に入力する部材であり、その移動によって全ての上部連結部材35…および全ての前部連結部材32…に荷重を伝達することができる。また上部連結部材35…および受圧部材36で構成された膝部緩衝部材31は全体としてグリル状の外観を有するため、エアインテーク13aを上方に拡大して膝部緩衝部材31が目視可能になっても美観を低下させることがない。
次に、図7に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態
第1の実施の形態では、衝撃吸収部材20の前部連結部材32…および後部連結部材34…が別部材で構成されているが、第3の実施の形態は直列に連なる前部連結部材32…および後部連結部材34…を帯状の金属板で一体に形成したものである。これにより、部品点数を減らしてコストの削減に寄与することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では前部連結部材32…、後部連結部材34…および上部連結部材35…の枚数は各々3枚であるが、その数は適宜変更可能である。
また第2の実施の形態において、直列に連なる上部連結部材35…、前部連結部材32…および後部連結部材34…を帯状の金属板で一体に形成すれば、更に部品点数を減らしてコストの削減に寄与することができる。

Claims (5)

  1. 前輪(22)の前方に左右方向に配置されたバンパービーム(19)と、前記バンパービーム(19)の下方に配置された車体部材(17)と、前記バンパービーム(19)および前記車体部材(17)を接続する衝撃吸収部材(20)と、前記衝撃吸収部材(20)の前下方に開口するエアインテーク(13a)が形成されたバンパーフェース(13)とを備える自動車の車体前部構造において、
    前記衝撃吸収部材(20)は、前記バンパービーム(19)に接続されて前下方に延びる膝部緩衝部材(31)と、相互に左右方向に離間して前記膝部緩衝部材(31)から後下方に延びる複数の板材よりなる前部連結部材(32)と、左右方向に延びて前記複数の前部連結部材(32)の後端部間を接続する巻き込み防止部材(33)と、相互に左右方向に離間して前記巻き込み防止部材(33)から後下方に延び、その後端部が前記車体部材(17)に接続される複数の板材よりなる後部連結部材(34)とを備え、
    前記前部連結部材(32)および前記後部連結部材(34)は前記巻き込み防止部材(33)の位置で下向きに凸に屈曲する屈曲部を構成しており、車両の前面衝突時に前記折曲部が折り曲げられることで前記巻き込み防止部材(33)が下向きに張り出すことを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 前記膝部緩衝部材(31)は、前記バンパービーム(19)に固定される上端取付部(31a)と、前記上端取付部(31a)から前方に延びる上面部(31b)と、前記上面部(31b)から下方に延びる前面部(31c)とを有する一枚の板材で構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  3. 前記膝部緩衝部材(31)は、相互に左右方向に離間して前記バンパービーム(19)から前下方に延びる複数の板材よりなる上部連結部材(35)と、左右方向に延びて前記複数の上部連結部材(35)の前端部間を接続する1本の棒材よりなる受圧部材(36)とで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  4. 前記巻き込み防止部材(33)は1本の棒材で構成されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車の車体前部構造。
  5. 前記前部連結部材(32)および前記後部連結部材(33)は、帯状の板材の中央部を屈曲して一体に形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車の車体前部構造。
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