JP5547845B1 - 健康運動器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】股関節に対する十分なストレッチ効果を安全に得ることができ、汎用性にも優れる健康運動器具を提供する。
【解決手段】本発明による健康運動器具1は、使用者Mが開脚した状態で座るための座板2と、使用者の両膝Mh,Mhを座板2に対して位置決め固定するための位置決め手段の一例としてのベルト3を備える。また、座板2は、可撓性を有しており、且つ、ベルト3が取り付けられる第1の孔部としての孔部21a〜24a,21b〜24b、及び、使用者Mが把持することが可能な第2の孔部としての孔部25a,25bを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、健康の増進を図る運動器具(健康運動器具)に関する。
従来の健康運動器具の一例として、特許文献1には、使用者が腰掛けるための平板状の座板と、その座板上に利用者が腰掛けた状態で、使用者の両脚が折り曲げられて両膝が外方に向けて挿入され、且つ、その状態を保持して両股関節を拡開するようにストレッチするための少なくとも一対の保持具(ベルト)とを備える股関節用のストレッチ器具が記載されている。
特開2007−283018号公報
上記従来のストレッチ器具では、座板の両端部に一対の保持具のベルトが設けられており、使用者は、そのベルトで形成される輪のなかに開脚した状態の両膝を挿入する。その際、ベルトには長さ調節用のアジャスターが取り付けられており、それによりベルトで形成される輪の大きさを変えることができる。これにより、座板に腰掛けた使用者が、両膝をその輪のなかに挿入し、股関節を拡開できる度合いに応じてベルトを適度に締め付けて両膝を固定することで、開脚状態が保持されて股関節のストレッチが行われる。
しかし、そのようなストレッチ器具では、使用者によるベルト長の調節のみでストレッチ強度(股関節の拡開の程度)が決定されるため、使用者が設定したベルトの締め付け度合いが緩かったり不十分であったりした場合、股関節に対するストレッチ効果が十分に得られないおそれがあった。逆に、この両膝をベルト固定する際に、股関節をできるだけ拡開させようとして無理をしてしまうと、股関節やその他の部位に過度な負荷がかかってしまい、関節や筋肉等を痛めてしまうおそれもある。
一方、特許文献1には、保持具を「少なくとも一対」設けることが記載されているが、その実施態様は具体的に記載されていない。そこで、特許文献1に記載されている内容から善解すれば、使用者の脚部の長さに応じて、保持具間の間隔が異なるように複数対の保持具を取り付ける形態が想起される。しかし、そのように構成したとしても、ストレッチ強度が使用者によるベルト長の調節具合のみによって決定されてしまうことに何ら変わりはないから、股関節に対するストレッチ効果が十分に得られないという不都合は解消されない。
さらに、更なる健康増進や運動後の疲労回復を早める観点からは、股関節のみではなく、股関節以外のストレッチを行うことも有効であるが、上記従来のストレッチ器具は、股関節のストレッチに特化したものであるため、汎用性に乏しいという欠点もあった。
そこで、本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、股関節に対する十分なストレッチ効果を安全に得ることができ、且つ、汎用性にも優れ、これらにより、健康増進を更に図ることができる健康運動器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による健康運動器具は、使用者が開脚した状態で座るための座板と、使用者の座位状態において少なくとも両膝を座板に対して位置決めし、且つ、その位置決めされた状態を保持するための位置決め手段とを備えている。そして、本発明においては、座板が、可撓性を有しており、且つ、位置決め手段が取り付けられる第1の孔部、及び、使用者が把持することが可能な第2の孔部を有する。
このように構成された健康運動器具の使用者は、まず、座板に開脚した状態で座り、座板に設けられた第1の孔部に取り付けられた位置決め手段を用い、座板に対して両膝を位置決めしてその状態を保持する。すなわち、両膝が座板に対して位置決め固定される。
その際、座板が可撓性を有するので、使用者は、座板における体側(「たいそく」)がわの両端部を身体に向って適度に湾曲させる(反るように折り曲げる)ようにして、位置決め手段を両膝に近づけることができる。よって、使用者は、自身の股関節を過度に拡張させることなく、両膝を位置決め手段に固定させ得る。その後、座板から手を離すと、座板の湾曲状態を維持していた力が解放され、座板が元の平らな状態に復元しようとするので、使用者の両膝には、両脚を更に開脚させる方向に付勢力が働く。その結果、使用者は、両膝を固定するときに無理に大きく開脚するする必要がないので、その際の関節や筋肉等のケガを防止しつつ、股関節を適度な力で確実且つ安全に拡開させることができる。
また、座板には、第1の孔部とは異なる第2の孔部が形成されており、使用者は、その第2の孔部を把持することが可能である。そして、上述のとおり座板が可撓性を有するので、使用者が第2の孔部を把持して座板を身体側に引き寄せるように湾曲させ、その状態で上体を固定した後、座板を把持したまま力を解放すると、座板の復元力によって使用者の手腕が引っ張られる方向に付勢力が働く。その結果、使用者の体勢に応じて、使用者の上体の運動に携わる筋肉、腱、関節等を適度に伸張させることもできる。
なお、第2の孔部を利用したストレッチは、第1の孔部及び位置決め手段を利用した股関節のストレッチと同時に(一時に)実施してもよく、或いは、両者を独立して別々に(別時に)実施してもよい。また、第2の孔部を利用したストレッチによって伸張される筋肉、腱、関節等は、上体に属するものに限られない。すなわち、本発明の健康運動器具を用いると、上肢を含む上体の運動に携わるものであれば、下体に属する筋肉、腱、間接等に対しても、十分なストレッチ効果を得ることが可能となる。
より具体的には、位置決め手段としては、例えば、第1の孔部に挿通される、紐状のもの、帯状のもの、鎖状のもの等、使用者の両膝を座板に対して位置決め固定することができる適度の柔軟性を有する長尺部材、又は、そのような長尺部材を含むものが挙げられる。
また、第1の孔部としては、例えば、位置決め手段としての長尺部材が挿通される形状に穿設されており、座板において、使用者の座位状態における使用者の体側(脇側)に対向する部位(位置)に設けられたものが挙げられる。さらに、第2の孔部としては、例えば、座板において、使用者の座位状態における使用者の前方及び/又は後方に設けられたものが挙げられる。なお、第1の孔部の一部が第2の孔部を兼ねるように構成してもよい。また、第1の孔部及び第2の孔部は、使用者が素手で触れたときの安全性の観点から、孔の周部に適当な面取り加工や保護処理等の対策が施されていることが好ましい。
本発明によれば、座板に座った使用者が、座板を適度に湾曲させた状態で、無理することなく、両膝を位置決め手段に位置決め固定させた後、その座板の湾曲を解放させることにより、股関節を適度に拡開させて十分なストレッチ効果を得ることができる。また、それに加え、座板に形成された第2の孔部を利用することにより、同じ座板を使用して使用者の上体の運動に携わる筋肉、腱、関節等をストレッチすることもできるので、股関節以外の部位に対する汎用性を向上させることができる。さらに、これらの複数のストレッチ動作を、極めて簡易な器具構成によって手軽に達成することができるので、使用者によるストレッチ運動の継続を促進して使用者の更なる健康増進を図ることが可能となる。
本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す斜視図であり、使用者が当該健康運動器具を使用している状態の一例を示す図である。 本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す平面図である。 本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す正面図であり、使用者が当該健康運動器具を使用している状態の他の一例を示す図である。 本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す側面図であり、使用者が当該健康運動器具を使用している状態の更に他の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。
図1は、本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す斜視図であり、使用者が当該健康運動器具を使用している状態の一例を示す。また、図2は、本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す平面図である。さらに、図3は、本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す正面図であり、使用者が当該健康運動器具を使用している状態の他の一例を示す図である。同図に示す如く、健康運動器具1は、平面視において矩形又は略矩形をなす平板状部材から形成された座板2と、その座板2に取り付けられ且つ所定の幅を有する帯状部材から形成された位置決め手段としてのベルト3を備えたものである。
座板2は、その上に使用者Mが開脚した状態で座ることができる程度の大きさ(面積)に成形されている。また、座板2における平面視中央部よりも周縁部寄りには、複数の孔部21a〜24a,21b〜24b(何れも第1の孔部)が穿設されている。すなわち、座板2において、使用者Mの座位状態におけるその体側(脇側)に対向する部位に、第1の孔部としての複数の孔部21a〜24a,21b〜24bが設けられている。
本実施形態においては、これらの複数の孔部21a〜24a,21b〜24bは、座板2の上面に座った使用者Mの体側がわに、4行4列の形態で形成されている(ただし、これに限定されない。)。すなわち、座板2の短辺方向(図示y方向)に沿って一定の間隔でそれぞれ連設された孔部21a,21a,22a,22a、孔部23a,23a,24a,24a、孔部21b,21b,22b,22b、孔部23b,23b,24b,24bが、座板2の長辺方向(図示x方向)に沿って列状に(4列に)設けられている。
さらに、これらの複数の孔部21a〜24a,21b〜24bは、帯状のベルト3が挿通可能な大きさを有しており、例えば図1に示すように、一対のベルト3,3が、それぞれ一対の孔部21a,21a及び孔部21b,21bに挿通され、環状に取り付けられる。なお、図示を省略したが、ベルト3は、環状に取り付けられた状態の「輪」の長さが調節可能なように構成されており、そのための機構としては、例えば、パンツやスラック用ベルトと同等のアジャスターを用いた構成や、ベルト3自体を面ファスナー、或いは、ゴム等の弾性部材で構成するといった例が挙げられる。
また、座板2において、孔部21a〜24a,21b〜24bよりも長辺に近い位置には、一対の孔部25a,25b(第2の孔部)が穿設されている。すなわち、座板2において、使用者Mの座位状態におけるその前方及び/又は後方に、孔部25a,25bが設けられている(なお、本実施形態の図1お呼び図2においては、孔部25a,25bが使用者Mの前方に配される状態を示す。)。これらの孔部25a,25bは、使用者Mが座板2に座った状態において把持することが可能な大きさ及び形状を有している。
ここで、座板2は、ポリカーボネート等の樹脂から形成されており、座板2上に座った状態の使用者Mが、座板2における体側がわの両端部2a,2bを、使用者Mの身体に向って適度に湾曲させる(折り曲げる)ことができる適度の可撓性を有している。その座板2の曲げ強度は、その材質と厚さに依存し得るものの、例えば、使用者Mの力によって、座板2の両端部2a,2bが水平面から鉛直方向に数cm〜数十cm程度曲がる程度の可撓性に応じた強度が挙げられる。
このように構成された健康運動器具1を使用する手順は、例えば以下のとおりである。まず、健康運動器具1を床面F等の平坦な場所に載置し、その座板2面上に座り、両足Ma,Maの足裏を合わせるようにして楽な状態で両脚を開脚する。それから、座板2の両端部2a,2bの何れか一方を掴み(把持し)、その部位を持ち上げる(座板2を図示z方向上向きに湾曲させる)ようにして、一方のベルト3を自分の身体(膝Mh)に近づける。その状態で、一方の膝Mhを、そのベルト3の輪の中に挿入し、ベルト3の長さを調節して(ベルト3が弾性部材の場合、調節は不要;以下同様)、その膝Mhを座板2に対して位置決め固定する。
次いで、同様にして、座板2の両端部2a,2bの他方を掴んで持ち上げてもう一方のベルト3を自分の身体(膝Mh)に近づける。その状態で、もう一方の膝Mhを、そのベルト3の輪の中に挿入し、ベルト3の長さを調節して、その膝Mhを座板2に対して位置決め固定する。
こうして両膝Mh,Mhを座板2に対して位置決め固定した後、座板2から手を離すと、座板2を湾曲させていた力が解放されるので、座板2は元の平らな状態に復元しようとして、両端部2a,2bが、床面Fへ近づくように変位する。これにより、使用者Mの両膝Mh,Mhには、両脚を更に開脚させる方向に付勢力が働き、使用者Mの股関節がストレッチ(伸張)された状態が維持される。
すなわち、図3において模式的に示す如く、使用者Mが両膝Mh,Mhをベルト3,3によって位置決め固定する際には、図示一点鎖線で示すとおり、座板2の湾曲(反り)は比較的大きく、且つ、使用者Mの股関節の開度は比較的小さい。一方、両膝Mh,Mhをベルト3,3によって位置決め固定した状態から両端部2a,2bの支えを外すと、図3において実線で示すとおり、座板2の湾曲(反り)は比較的小さくなり、且つ、使用者Mの股関節の開度が比較的大きくなる(図1に示す状態も同様である。)。このとき、座板2が床面Fに完全に接することなく、僅かでも湾曲して(反って)両端部2a,2bが床面Fから浮いた状態が保持されていれば、使用者Mの股関節のストレット状態が確実に維持される。
なお、図1及び図3に示す状態でのストレッチは、使用者Mの脚の軸を内側に回転させたいわゆる内旋(ニーストラドル)状態でのストレッチであり、使用者Mは、両膝Mh,Mhを床面F側に押しつけたり床面Fから離したりして、上下運動させることもできる。また、図1及び図3に示す状態で何れか一方の腕を頭にのせて上体を横に倒したり、或いは、図1及び図3に示す状態から一方の膝Mhの位置決めを外して側方に伸ばした状態で脚を曲げた方の腕を頭にのせて上体を横に倒したりしてもよい。その場合、股関節に加えて内転筋のストレット(いわゆるサイドストレッチ)を行うこともできる。
また、上述したような両膝Mh,Mhの位置決め固定による股関節のストレッチと同時に、又は、股関節のストレッチとは別に、使用者Mは、孔部25a,25bを利用したストレッチを行うことができる。ここで、図4は、本発明による健康運動器具の好適な一実施形態を示す側面図であり、使用者が当該健康運動器具を使用している状態の更に他の一例を示す図である。同図に示す如く、使用者Mが座板2面上に座った状態で、座板2の前方縁部にある孔部25a,25bを掴み(把持し)、その部位を身体側に引き寄せるように持ち上げる(座板2を図示z方向上向きに湾曲させる)。その状態を保持するように上体を固定している間、力が入っている身体部位の筋肉は収縮している。
その後、座板2を把持したまま(例えばやや前屈した体勢を維持しつつ)力を解放すると、座板2が平らに戻ろうとする復元力によって、使用者Mの手腕が引っ張られる方向に付勢力が働く。その結果、使用者Mの体勢に応じて、使用者Mの上体の運動に携わる筋肉、腱、関節等が適度に伸張されることにより、かかる部位のストレッチが行われる。
このように構成された健康運動器具1によれば、座板2に座った使用者Mが、座板2を適度に湾曲させた状態で、両膝Mh,Mhのそれぞれをベルト3に位置決め固定させた後、その座板2の湾曲を解放させることにより、股関節を適度に拡開させて十分なストレッチ効果を得ることができる。そのとき、使用者Mは、両膝Mh,Mhをそれぞれ固定する際に無理に大きく開脚するする必要がないので、関節や筋肉等に過度の負荷をかけてしまうことに起因するケガの発生を防止することができる。
また、座板2に形成された孔部25a,25bを利用することにより、同じ座板2を使用して使用者Mの上体の運動に携わる筋肉、腱、関節等をストレッチすることもできるので、股関節以外の部位に対する汎用性を向上させることができる。さらに、これらの複数のストレッチ動作を、極めて簡易な器具構成によって手軽に実施することができるので、使用者Mによるストレッチ運動の継続を促進して使用者Mの更なる健康増進を図ることが可能となる。
なお、上述したとおり、本発明は、上記の実施の形態、及び、既に述べた変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な変形が可能である。すなわち、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
例えば、第1の孔部である孔部21a〜24a,21b〜24bの何れかを第2の孔部として用いることができるように形成してもよい。この場合、一例として、孔部22a,22b,24a,24bを、使用者Mが座板2に座ったときにその前方側に位置するように形成し、使用者Mがそれらの孔部22a,22b,24a,24bを、孔部25a,25bの代わりに用いる形態が挙げられる。また、座板2の両端部2a,2bに、使用者Mが把持することができる孔部を設けてもよく、それらにより、両膝Mh,Mhをベルト3に位置決め固定するときに、座板2を掴んで湾曲させ易くなる。また、使用者Mが把持することができる観点から、それらの両端部2a,2bに設けた孔部を、第2の孔部として用い、使用者Mの体側のストレッチに活用してもよい。
さらに、第2の孔部である孔部25a,25bを、座板2の隅部(コーナー部)に設けてもよく、例えば、座板2に座った使用者Mの後ろ側の隅部に第2の孔部を穿設し、使用者Mが後方に手腕を伸ばしてそれらの第2の孔部を把持して座板2を持ち上げるように湾曲させてストレッチを行うこともできる。
またさらに、ベルト3を取り付ける孔部は、孔部21a〜24a,21b〜24bの何れでも構わず、また、孔部21a〜24a,21b〜24bを全て設ける必要もない。さらにまた、座板2の形状は、平面視矩形に限られず、例えば、平面視円形であってもよいし、中央部の幅(y方向長さ)が両端部2a,2bの幅よりも小さいような形状であってもよい。このように座板2の形状を変えることによって、座板2の両端部2a,2bを掴んで湾曲させるときの曲げ強度を調整することもできる。加えて、座板2の上面にクッション機能、滑り止め機能、撥水機能等を付与する加工を行ってもよく、或いは、かかる機能を有する部材を設けたり積層したりしてもよい。
以上説明したとおり、本発明の健康運動器具は、使用者の股関節に対する十分なストレッチ効果を安全に得ることができ、且つ、汎用性にも優れ、これらにより、健康増進を更に図ることができるので、人体の運動に関連する機器、設備、システム、及びそれらの製造、並びに、それらを用いた役務サービスの提供や産業等の活動に、広く且つ有効に利用することができる。
1:健康運動器具
2:座板
2a,2b:座板の端部
3:ベルト(位置決め手段)
21a〜24a,21b〜24b:孔部(第1の孔部)
25a,25b:孔部(第2の孔部)
F:床面
M:使用者
Ma:足
Mh:膝

Claims (4)

  1. 使用者が開脚した状態で座るための座板と、
    前記使用者の座位状態において、使用者の身体の部位のうち少なくとも両膝を前記座板に対して位置決めし、該位置決めされた状態を保持するための位置決め手段と、
    を備えており、
    前記座板は、前記座位状態において、前記使用者が該座板の両端部を身体に向って湾曲させることが可能であり、該湾曲した状態において前記両膝が前記位置決め手段に固定されたときに、該使用者の両脚を開脚させる方向に付勢力が働くような可撓性を有しており、且つ、前記位置決め手段が取り付けられる第1の孔部、及び、前記使用者が把持することが可能な第2の孔部を有する、
    健康運動器具。
  2. 前記位置決め手段は、前記第1の孔部に挿通される長尺部材を含み、
    前記第1の孔部は、前記座板において、前記使用者の座位状態における該使用者の体側に対向する端部に設けられており、
    前記第2の孔部は、前記座板において、前記使用者の座位状態における該使用者の前方及び/又は後方に設けられており、
    前記座板は、前記座位状態において、前記使用者が前記第2の孔部を把持して該座板を身体側に引き寄せるように湾曲させることが可能であり、該湾曲した状態において該使用者の上体が固定されたときに、該使用者の手腕が引っ張られる方向に付勢力が働くような可撓性を有する、
    請求項1記載の健康運動器具。
  3. 前記第1の孔部及び前記第2の孔部は、矩形状又は楕円状をなしており、該第1の孔部の長軸の延在方向と該第2の孔部の長軸の延在方向とが平行となるように設けられている、
    請求項1又は2記載の健康運動器具。
  4. 前記第1の孔部は、前記座位状態における前記使用者の脇側に対向する部位に、列状に複数設けられている、
    請求項1〜3の何れか1項記載の健康運動器具。
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