JP5547523B2 - 扁平形電池 - Google Patents

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Description

本発明は、コイン形電池等の扁平形電池に関する。
従来より、有底筒状の外装缶と、該外装缶の開口を覆うように配置され且つ外周側で外装缶と接合される封口缶と、を備えた扁平形電池は知られている。このような扁平形電池では、例えば特許文献1に開示されるように、電池内部の気密性を保ち且つ外装缶と封口缶との電気的な絶縁を確保するために、外装缶と封口缶との接合部分に樹脂製のガスケットを配置している。
特開平4−34837号公報
ところで、前記特許文献1に開示されている構成のように、外装缶と封口缶との間にガスケットを配置した構成では、該ガスケットを、断面形状が略矩形などの比較的単純な形状に形成している。特に、ガスケットのうち、封口缶と外装缶との間に挟みこまれる部分は、シール及び絶縁として機能する重要な部分であるため、或る程度の厚みを有するように形成する必要がある。
しかしながら、封口缶と外装缶との間に挟みこまれるガスケットは、すべての部分がシール及び絶縁として機能するわけではない。したがって、従来の構成では、必要以上に大きなガスケットを用いており、その分、多くの樹脂が必要になる。
本発明の目的は、封口缶と外装缶との間にガスケットが挟み込まれる扁平形電池において、該ガスケットの形成に用いる樹脂量を低減できるような構成を得ることにある。
本発明の一実施形態にかかる扁平形電池は、有底筒状の外装缶と、該外装缶の側壁よりも外形の小さい筒部と該筒部の一方の開口を塞ぐ平面部とを有し、且つ、前記外装缶との間に空間を形成するように該外装缶に対して逆皿状に配置される封口缶と、前記外装缶と前記封口缶とを組み合わせた状態で、該外装缶の側壁と封口缶の筒部との間に挟みこまれるガスケットと、を備え、前記封口缶の筒部には、該筒部の開口端側を段状に拡げる段部が設けられていて、前記外装缶は、その側壁の開口端部が前記封口缶の段部に嵌合されていて、前記ガスケットは、前記封口缶に外装缶を嵌合する前の状態で、前記筒部の外方且つ開口端側に位置する部分の厚みが、該筒部の外方且つ前記段部側に位置する部分の厚みよりも小さい(第1の構成)。
封口缶の筒部に設けられた段部に対して外装缶の側壁の開口端部を嵌合させた場合、該段部側に位置するガスケットが封口缶と外装缶とに挟みこまれる。この挟み込まれたガスケットが、封口缶と外装缶との間のシール及び絶縁として機能する。一方、ガスケットのうち、封口缶の筒部の開口端側に位置する部分は、封口缶と外装缶との間に位置しているものの、該封口缶及び外装缶に圧縮される程度は他の部分に比べて小さい。
したがって、上述の構成のように、前記封口缶に外装缶を嵌合する前の状態のガスケットにおいて、封口缶の筒部の外方且つ開口端側に位置する部分の厚みを、該封口缶の筒部の外方且つ段部側に位置する部分よりも小さくすることで、ガスケットとしての機能を損なうことなく該ガスケットに用いる樹脂量を低減できる。
前記第1の構成において、前記ガスケットは、少なくとも前記封口缶の筒部の外側に、該筒部の開口端側から前記段部に亘ってモールド成形されているのが好ましい(第2の構成)。
これにより、ガスケットを別部材として形成する場合に比べて、封口缶の筒部の開口端側に位置するガスケットの厚みをより小さくすることが可能になる。したがって、ガスケットに用いる樹脂量をより低減することができる。
前記第1または第2の構成において、前記ガスケットは、前記封口缶の筒部の内側にも設けられていて、該封口缶の筒部の開口端側における封口缶内方側のガスケットの厚みが、該封口缶の段部における封口缶内方側のガスケットの厚みよりも小さいのが好ましい(第3の構成)。
これにより、封口缶内方側に設けられたガスケットにおいても、余分な部分の厚みを小さくすることができ、その分、ガスケットに用いる樹脂量をさらに低減できる。
しかも、ガスケットが封口缶の筒部に該筒部の開口端部から平面部に亘ってモールド成形されている構成の場合には、次のような作用効果も得られる。封口缶の筒部に設けられた段部に対して外装缶の側壁の開口端部を嵌合させた場合、該段部を介してガスケットに圧縮方向の力が加わるが、その力をガスケットにおける筒部の開口端側で吸収することができる。すなわち、封口缶の筒部にモールド成形されたガスケットは、封口缶の筒部の開口端側における封口缶内方側の厚みが、該封口缶の段部における封口缶内方側の厚みよりも小さいため、封口缶の筒部の開口端側の方が剛性が弱く、変形しやすい。これにより、ガスケットが受ける圧縮方向の力は、該ガスケットにおける封口缶の筒部の開口端側で吸収され、該ガスケットにおける封口缶の平面部側にはほとんど伝わらない。したがって、封口缶と外装缶との嵌合の際に、ガスケットにおける封口缶の平面部側が該封口缶から剥離するのを防止できる。
前記第3の構成において、前記ガスケットには、その封口缶内方側における前記段部と前記筒部の開口端との間に、該筒部の開口端側における封口缶内方側のガスケットの厚みが、該段部における封口缶内方側のガスケットの厚みよりも小さくなるような段差部が設けられているのが好ましい(第4の構成)。
これにより、ガスケットにおいて、段差部よりも筒部の開口端側に位置する部分の厚みが、該段差部よりも封口缶の段部側に位置する部分の厚みよりも小さくなる。したがって、上述の構成により、前記第3の構成をより確実に実現できる。
前記第3または第4の構成において、前記ガスケットは、封口缶内方側の面が、前記筒部の開口端に向かうほど該筒部に近づくようにテーパ状に形成されているのが好ましい(第5の構成)。
これにより、封口缶内方側のガスケットにおいて、余分な部分の厚みをさらに小さくすることができる。
また、ガスケットをモールド成形する際に、該ガスケットの内側から成形型を容易に引き抜くことができ、モールド成形時の作業性の向上を図れる。
しかも、外装缶と封口缶との間に形成される空間内に構成部品を配置する場合に、封口缶の筒部の開口端側から、ガスケットの内方に容易に構成部品を配置することができ、電池の組み立て作業時の作業性の向上も図れる。
本発明の一実施形態にかかる扁平形電池によれば、封口缶に外装缶を嵌合する前の状態のガスケットにおいて、封口缶の筒部の外方且つ開口端側に位置する部分の厚みを、該封口缶の筒部の外方且つ段部側に位置する部分の厚みよりも小さくすることで、ガスケットの機能を損なうことなく該ガスケットに用いる樹脂量を低減できる。これにより、ガスケットの製造コストの低減を図れる。特に、ガスケットを封口缶の筒部にモールド成形することで、該ガスケットの厚みをより小さくすることができる。
また、段部の封口缶内方側のガスケットの厚みに比べて、筒部の開口端側且つ封口缶内方側のガスケットの厚みを小さくすることで、ガスケットに用いる樹脂量をさらに低減できる。
さらに、ガスケットの封口缶内方側の面を、該封口缶の筒部の開口端に向かうほど該筒部に近づくようなテーパ状にすることで、ガスケットに用いる樹脂量を低減しつつ、ガスケット成形時の作業性及び電池の組み立て作業性の向上を図れる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる扁平形電池の概略構成を示す断面図である。 図2は、扁平形電池内の電極体の構造を断面で拡大して示す部分拡大断面図である。 図3は、封口缶(正極缶)の周壁部の構造を断面で示す部分拡大断面図である。 図4は、封口缶(正極缶)の概略構成を示す断面図である。 図5は、電極体を構成した状態を示す図である。 図6は、封口缶(正極缶)にかしめる前の外装缶(負極缶)の構成を示す断面図である。 図7は、封口缶(正極缶)にガスケットをモールド成形するときの様子を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態である扁平形電池1の概略構成を示す断面図である。この扁平形電池1は、有底円筒状の外装缶としての負極缶10と、該負極缶10の開口を覆う封口缶としての正極缶20(封口缶)と、負極缶10の外周側と正極缶20の外周側との間に配置されるガスケット30と、負極缶10及び正極缶20の間に形成される空間内に収納される電極体40とを備えている。したがって、扁平形電池1は、負極缶10と正極缶20とを合わせることによって、全体が扁平なコイン状となる。扁平形電池1の負極缶10及び正極缶20の間に形成される空間内には、電極体40以外に、非水電解液(図示省略)も封入されている。
負極缶10は、ステンレスなどの金属材料からなり、プレス成形によって有底円筒状に形成されている。負極缶10は、円形状の底部11と、その外周に該底部11と連続して形成される円筒状の周壁部12(側壁)とを備えている。この周壁部12は、縦断面視(図1に図示した状態)で、底部11の外周端からほぼ垂直に延びるように設けられている。負極缶10は、後述するように、正極缶20との間にガスケット30を挟んだ状態で、周壁部12の開口端側が内側に折り曲げられて、該正極缶20に対してかしめられている。なお、負極缶10には、プレス成形によって折り曲げられた部分(例えば、底部11と周壁部12との間の部分など)に、それぞれ、曲面を有するR部分が形成されている。
正極缶20も、負極缶10と同様、ステンレスなどの金属材料からなり、プレス成形によって有底円筒状に形成されている。正極缶20は、負極缶10の周壁部12よりも外形が小さい円筒状の周壁部22(筒部)と、その一方の開口を塞ぐ円形状の平面部21と、を有している。この周壁部22も、負極缶10と同様、縦断面視で、平面部21に対してほぼ垂直に延びるように設けられている。周壁部22には、平面部21側の基端部22aに比べて径が段状に大きくなる拡径部22bが形成されている。すなわち、周壁部22には、基端部22aと拡径部22bとの間に段部22cが形成されている。図1に示すように、この段部22cに対して、負極缶10の周壁部12の開口端側が折り曲げられてかしめられている。すなわち、負極缶10は、その周壁部12の開口端側が正極缶20の段部22aに嵌合されている。なお、この正極缶20も、プレス成形によって折り曲げられている部分(例えば、平面部21と周壁部22との間の部分や、段部22cなど)には、それぞれ、曲面を有するR部分が形成されている。
ガスケット30は、ポリプロピレン(PP)からなる。ガスケット30は、負極缶10の周壁部12と正極缶20の周壁部22との間に挟みこまれるように、該正極缶20の周壁部22にモールド成形されている。ガスケット30の詳しい構成については後述する。なお、ガスケット30の材料としては、PPに限らず、ポリフェニレンサルファイド(PPS)にオレフィン系エラストマーを含有した樹脂組成物や、ポリテトラフルオロエチレン(PFA)、ポリアミド系樹脂などを用いてもよい。
電極体40は、図2にも示すように、袋状のセパレータ44内に収容された略円板状の正極41と、略円板状の負極46と、を厚み方向に交互に複数、積層してなる。これにより、電極体40は、全体として略円柱状の形状を有している。また、電極体40は、両端面が負極になるように、複数の正極41及び負極46が積層されている。
正極41は、コバルト酸リチウム等の正極活物質を含有する正極活物質層42を、アルミニウム等の金属箔製の正極集電体43の両面にそれぞれ配置したものである。
負極46は、黒鉛等の負極活物質を含有する負極活物質層47を、銅等の金属箔製の負極集電体48の両面にそれぞれ配置したものである。略円柱状の電極体40の軸方向両端に位置する負極は、それぞれ、負極集電体48,48が電極体40の軸方向端部に位置するように、負極集電体48の一面側にのみ負極活物質層47を有している。すなわち、略円柱状の電極体40は、その両端に負極集電体48,48が露出している。この電極体40の一方の負極集電体48は、該電極体40が負極缶10と正極缶20との間に配置された状態で、該負極缶10の底部11に当接する。電極体40の他方の負極集電体48は、絶縁シート49を介して正極缶20の平面部21上に位置づけられる。
セパレータ44は、平面視で円形状に形成された袋状の部材であり、略円板状の正極41を収納可能な大きさに形成されている。セパレータ44は、絶縁性に優れたポリエチレン製の微多孔性薄膜によって構成されている。このように、セパレータ44を微多孔性薄膜によって構成することで、リチウムイオンが該セパレータ44を透過することができる。セパレータ44は、一枚の長方形状の微多孔性薄膜のシート材によって正極41を包み込んで、該シート材の重なっている部分を熱溶着等によって接着することにより形成される。
正極41の正極集電体43には、平面視で該正極集電体43の外方に向かって延びる導電性の正極リード51が一体形成されている。この正極リード51の正極集電体43側も、セパレータ44によって覆われている。
負極46の負極集電体48には、平面視で該負極集電体48の外方に向かって延びる導電性の負極リード52が一体形成されている。
図1に示すように、正極41及び負極46は、各正極41の正極リード51が一側に位置し、且つ、各負極46の負極リード52が該正極リード51とは反対側に位置するように、積層される。
上述のように複数の正極41及び負極46を厚み方向に積層した状態で、複数の正極リード51は、先端側を厚み方向に重ね合わされて、超音波溶接等によって正極缶20の平面部21に接続される。これにより、複数の正極リード51を介して複数の正極41と正極缶20の平面部21とが電気的に接続される。一方、複数の負極リード52も、先端側を厚み方向に重ね合わされて超音波溶接等によって互いに接続される。これにより、複数の負極リード52を介して複数の負極46が互いに電気的に接続される。
上述のような構成の電極体40では、正極41と負極缶10との接触、または、負極46と正極缶20との接触が生じる可能性がある。そのため、本実施形態では、図1及び図2に示すように、負極缶10の周壁部12よりも内方に位置付けられる正極缶20の周壁部22の内面にガスケット30が設けられている。このガスケット30によって、電極体40と負極缶10との短絡、及び、電極体40と正極缶20との短絡がそれぞれ防止される。
(ガスケットの構成)
図1から図3に示すように、ガスケット30は、正極缶20の周壁部22を包み込むように概略円筒状に形成されている。詳しくは、ガスケット30は、周壁部22の正極缶内方側、及び、該周壁部22における段部22c及び拡径部22bのそれぞれの正極缶外方側を覆うように、正極缶20にモールド成形されている。すなわち、ガスケット30は、周壁部22の正極缶内方を覆うガスケット内側部31と、該周壁部22の外方を覆うガスケット外側部32と、該周壁部22の開口端部の先端を覆うガスケット先端部33とを有している。
図3に拡大して示すように、ガスケット外側部32は、負極缶10を正極缶20に対してかしめる前の状態で、正極缶20の周壁部22の開口端に向かうほど、厚みが小さくなっている。すなわち、ガスケット外側部32における周壁部22の段部22c側の厚み(図3中のY)に比べて、ガスケット外側部32における周壁部22の開口端側の厚み(図3中のX)が小さくなっている。つまり、本実施形態では、ガスケット30の厚みをあまり必要としていない部分では、厚みを小さくする。これにより、ガスケット30を構成するために必要な樹脂の量を低減できる。したがって、上述の構成により、ガスケット30としての機能を確保しつつ、該ガスケット30の製造コストの低減を図れる。
ガスケット外側部32における周壁部22の段部22c側は、図1や図2に示すように、正極缶20に対して負極缶10がかしめられた際に、該負極缶10の周壁部12の開口端部によって圧縮される。これにより、ガスケット外側部32における周壁部22の段部22c側の部分によって、負極缶10と正極缶20との隙間がシールされる。これに対し、ガスケット外側部32における周壁部22の開口端側は、負極缶10の周壁部12と正極缶20の周壁部22との間に位置するものの、当該部分がシールとして機能するほど負極缶10と正極缶20との間で圧縮されるわけではない。したがって、ガスケット外側部32における周壁部22の開口端側の厚みを、絶縁として機能する程度に小さくすることで、その分、ガスケット30の材料コストの低減を図れるとともに、扁平形電池1の外形寸法が変わらなければ電池の容量増大も図れる。
図1に示すように、ガスケット先端部33は、正極缶20の周壁部22に対して負極缶10の周壁部12がかしめられた状態で、該正極缶20の周壁部22の開口端部と該負極缶10の底部11との間に挟まれる。
したがって、ガスケット外側部32における周壁部22の段部22c側と、ガスケット先端部33とが、正極缶20と負極缶10との間に形成される空間を外部の空間に対して隔離するシールとして機能する。
図3に示すように、ガスケット内側部31は、正極缶20の平面部21の下面から該正極缶20の周壁部22の開口端側に亘って略円筒状に形成されている。これにより、ガスケット内側部31は、周壁部22の基端部22aの正極缶内方に位置するガスケット上部31aと、該周壁部22の段部22c及び拡径部22bの正極缶内方に位置するガスケット下部31bと、を有している。また、ガスケット内側部31は、正極缶20の周壁部22の開口端側へ向かうほど、内径が大きくなるように、すなわち、内面が周壁部22に近づくように、全体としてテーパ状に形成されている。
ガスケット上部31aは、正極缶20の平面部側の端部が、平面部21と周壁部22との間のR部23から該平面部21に達するような厚みに形成されている。これにより、正極缶20の周壁部22の段部22cに対して負極缶10の周壁部12をかしめた際に、ガスケット下部31bが圧縮されてガスケット上部31aに正極缶20の内面から剥離する方向の力が加わった場合でも、該ガスケット上部31aの平面部21と密着している部分が、該ガスケット上部31aの正極缶内面からの剥離を防止する。
図3に示すように、ガスケット下部31bは、その内面が、ガスケット上部31aの内面よりも正極缶20の径方向外方に位置するように形成されている。すなわち、ガスケット下部31bのガスケット上部側には、該ガスケット下部31bの内面の径よりもガスケット上部31aの内面の径が大きくなるように内面段差部31c(段差部)が形成されている。この内面段差部31cは、ガスケット上部31aからガスケット下部31bに向かって徐々に内径が大きくなるテーパ状に形成されている。また、内面段差部31cは、正極缶20の周壁部22の段部22cと拡径部22bの開口端との間に位置するように形成されている。これにより、ガスケット下部31bにおいて、段部22cの正極缶内方側に位置する部分の厚み(図3中のB)よりも、拡径部22bの正極缶内方側に位置する部分の厚み(図3中のA)の方が小さくなっている。
このような構成にすることで、ガスケット内側部31の厚みを小さくすることができ、その分、該ガスケット内側部31を構成する樹脂の量を低減できる。
また、上述のような構成にすることで、扁平形電池1を製造する際、負極缶10の周壁部12の開口端部を正極缶20の段部22cにかしめたときに、そのかしめによって生じる圧縮力をガスケット下部31bで吸収することができる。すなわち、詳しくは後述するように、負極缶10を正極缶20に対してかしめた際に、該正極缶20の段部22cに圧縮力が作用すると、該段部22cを介してガスケット下部31bにも圧縮力が作用する。このとき、該ガスケット下部31bでは、段部22cの正極缶内方側に位置する部分(この実施形態では内面段差部31c)よりも肉厚が小さい、拡径部22bの正極缶内方側に位置する部分が変形する。これにより、負極缶10を正極缶20にかしめた際にガスケット下部31bに作用する力を、該ガスケット下部31bで吸収できる。
したがって、負極缶10を正極缶20にかしめた際にガスケット下部31bに加わる力が、ガスケット上部31aに伝わるのを抑制することができる。
よって、上述のような構成により、複数の正極41及び負極46の積層構造からなる電極体40を備えた扁平形電池1において、正極缶20にモールド成形されたガスケット30が剥離するのを防止できる。これにより、積層構造からなる電極体40の一部と正極缶20との間で短絡が生じるのを防止できる。
(扁平形電池の製造方法)
次に、上述のような構成を有する扁平形電池1の製造方法を、図4から図7を用いて説明する。
まず、プレス成形によって、図6に示す負極缶10、及び、図4に示す正極缶20を、それぞれ形成する。
一方、セパレータ44によって覆われた複数の板状の正極41と、複数の板状の負極46とを厚み方向に積層して、図5に示すような略円柱状の電極体40を構成する。このとき、電極体40の軸方向の両端面に、それぞれ、負極集電体48が露出するように、負極活物質層47を備えていない状態の負極を配置する。このように、複数の正極41と負極46とを積層した状態で、各負極46の負極リード52を先端側で重ね合わせて超音波溶接等によって互いに接続する。一方、各正極41の正極リード51は、先端側で互いに重ね合わされた状態で、以下のようにガスケット30がモールド成形された正極缶20の平面部21に、超音波溶接等によって接続される。
正極缶20にガスケット30をモールド成形する様子を、図7を用いて説明する。
図7に示すように、固定成形型61と、可動成形型62と、リング状の断面を有するピストン可動成形型63とを正極缶20の外側に配置し、ピン64を該正極缶20の内側に配置する。これにより、これらの成形型61,62,63及びピン64によって、正極缶20の周壁部22の周りにガスケット30を形成するための空間が形成される。この空間内に外部から樹脂を注入して硬化させる。
樹脂が硬化してガスケット30が成形された後、まず、可動成形型62を取り外す。そして、ピストン可動成形型63をピン64の軸方向(図7中の白抜き矢印方向)に移動させることにより、ガスケット30がモールド成形された正極缶20を該ピン64及び固定成形型61から脱離させることができる。
ここで、固定成形型61は、ガスケット外側部32の外周面を成形する部分が、正極缶20の周壁部22の段部22cに向かって徐々に内径が大きくなるようなテーパ状に形成されている。これにより、上述のようにピストン可動成形型63によってガスケット先端部33を押した場合に、固定成形型61から正極缶20を容易に脱離させることができる。
また、ピン64の外表面には、ガスケット内側部31の内面段差部31cに対応する段差部64aが形成されている。さらに、ピン64は、ガスケット内側部31の内径が正極缶20の周壁部22の開口端に向かって徐々に大きくなるように、先端に向かって先細りとなるテーパ状に形成されている。これにより、ピン64から正極缶20をスムーズに脱離させることができる。
上述のようにしてガスケット30がモールド成形された正極缶20を、平面部21が下側になるように配置し、該平面部21に、各正極41の正極リード51を、重ね合わせた状態で超音波溶接等によって接続する。その後、該正極缶20の内側に、非水電解液を注入する。そして、正極缶20の開口を覆うように負極缶10を被せる。その後、負極缶10の周壁部12の開口端部を、正極缶20の周壁部22の段部22cで内方に折り曲げてかしめる。これにより、上述の構成の扁平形電池1が得られる。ここで、非水電解液は、例えば、エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートとを混合した溶媒に、LiPFを溶解させることにより得られる。
本実施形態では、負極缶10を正極缶20に対してかしめる前の状態のガスケット外側部32において、正極缶20の周壁部22の開口端側の部分の厚みが、該周壁部22の段部22c側の部分の厚みに比べて小さい。すなわち、本実施形態において、ガスケット30の厚みをあまり必要としていない部分では、厚みを小さくする。これにより、ガスケット30を構成するために必要な樹脂の量を低減できる。したがって、上述の構成により、ガスケット30としての機能を確保しつつ、該ガスケット30の製造コストの低減を図れる。
また、本実施形態では、ガスケット内側部31のガスケット下部31bにおいて、正極缶20の段部22cの正極缶内方側部分の厚み(図3中のB)よりも、拡径部22bの開口端部の正極缶内方側部分の厚み(図3中のA)の方が小さい。これにより、ガスケット内側部31を構成する樹脂の量をより低減することができる。
ここで、負極缶10の周壁部12の開口端部を正極缶20の周壁部22の段部22cに対してかしめ加工する際に、該段部22cには大きな力が加わる。そのため、該段部22cを介してガスケット下部31bに大きな圧縮力が加わる。しかしながら、このガスケット下部31bを上述のような構成にすることで、該ガスケット下部31bの厚みの小さい部分が変形して上記圧縮力を効率良く吸収することができる。したがって、上述のようにガスケット下部31bが圧縮された際に、ガスケット上部31aに力が伝わるのを抑制することができる。
さらに、ガスケット内側部31の内面を、内径が周壁部22の開口端側に向かって徐々に大きくなるようなテーパ状に形成することで、ガスケット31を構成する樹脂の量をさらに低減することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、ガスケット内側部31のガスケット下部31bにおいて、正極缶20の段部22cの正極缶内方側部分の厚みよりも、拡径部22bの開口端部の正極缶内方側部分の厚みの方が小さい。しかしながら、ガスケット内側部31のガスケット下部31bの厚みを、正極缶20の周壁部22の筒軸方向に亘って均一にしてもよい。
前記実施形態では、電極体40を、複数の正極41及び負極46を交互に積層した構成としているが、電極体の構成はこれ以外の構成であってもよい。
前記実施形態では、負極缶10を外装缶としていて、正極缶20を封口缶としているが、逆に負極缶が封口缶で、正極缶が外装缶であってもよい。
前記実施形態では、負極缶10及び正極缶20を、それぞれ有底円筒状に形成して、扁平形電池1をコイン状に形成したが、この限りではなく、扁平形電池を、多角柱状など、円柱状以外の形状に形成してもよい。
前記実施形態では、封口缶としての正極缶にステンレスを用いているが、この限りではなく、板状のアルミニウムと板状のステンレスとを重ねて結合してなるクラッド材を用いてもよい。この場合には、正極缶の内面側にアルミニウムを位置付けるようにする。こうすることで、正極缶の内面のアルミニウムに対してアルミニウム製の正極リード51を接合することができる。しかも、正極缶は、周壁部が負極缶の周壁部に覆われるため、該正極缶の内面側に位置するアルミニウムが露出して腐食するのを防止できる。
本発明による扁平形電池は、ガスケットが封口缶にモールド成形された扁平形電池に利用可能である。
1 扁平形電池
10 負極缶(外装缶)
11 底部
12 周壁部(側壁)
20 正極缶(封口缶)
21 平面部
22 周壁部(筒部)
22a 基端部
22b 拡径部
22c 段部
23 R部
30 ガスケット
31 ガスケット内側部
31a ガスケット上部
31b ガスケット下部
31c 内面段差部(段差部)
32 ガスケット外側部
33 ガスケット先端部
40 電極体
41 正極
46 負極

Claims (5)

  1. 有底筒状の外装缶と、
    前記外装缶の側壁よりも外形の小さい筒部と該筒部の一方の開口を塞ぐ平面部とを有し、且つ、前記外装缶との間に空間を形成するように該外装缶に対して逆皿状に配置される封口缶と、
    前記外装缶と前記封口缶とを組み合わせた状態で、該外装缶の側壁と封口缶の筒部との間に挟みこまれるガスケットと、を備え、
    前記封口缶の筒部
    前記封口缶の平面部側に位置する基端部と、
    前記筒部の開口端側に位置し、前記基端部よりも径が大きい拡径部と、
    前記基端部と前記拡径部との間に設けられ、前記筒部の開口端側を段状に拡げる段部と、を有し
    前記外装缶は、その側壁の開口端部が前記封口缶の段部に嵌合されていて、
    前記ガスケットは、前記封口缶に外装缶を嵌合する前の状態で、前記拡径部の外方且つ開口端側に位置する部分の厚みが、該拡径部の外方且つ前記段部側に位置する部分の厚みよりも小さい、扁平形電池。
  2. 請求項1に記載の扁平形電池において、
    前記ガスケットは、少なくとも前記封口缶の筒部の外側に、該筒部の開口端側から前記段部に亘ってモールド成形されている、扁平形電池。
  3. 請求項1または2に記載の扁平形電池において、
    前記ガスケットは、
    前記封口缶の筒部の内側にも設けられていて、
    前記封口缶の筒部の開口端側における封口缶内方側のガスケットの厚みが、該封口缶の段部における封口缶内方側のガスケットの厚みよりも小さい、扁平形電池。
  4. 請求項3に記載の扁平形電池において、
    前記ガスケットには、その封口缶内方側における前記段部と前記筒部の開口端との間に、該筒部の開口端側における封口缶内方側のガスケットの厚みが、該段部における封口缶内方側のガスケットの厚みよりも小さくなるような段差部が設けられている、扁平形電池。
  5. 請求項3または4に記載の扁平形電池において、
    前記ガスケットは、封口缶内方側の面が、前記筒部の開口端に向かうほど該筒部に近づくようにテーパ状に形成されている、扁平形電池。
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