JP5547379B2 - フリーアドレス用テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、各作業者の座席が予め定められていないフリーアドレスと呼ばれるオフィススタイルに適したフリーアドレス用テーブルに関するものである。
オフィススタイルの一形態として、フリーアドレスと呼ばれる、従業員等の作業者に固定的に座席を割り当てずに、各作業者がオフィス内の座席を自由に選択できる形態が提案されている。また、フリーアドレスに適したテーブルとして、複数の作業者が共用する天板を備えたテーブルが提案されている(特許文献1乃至3)。
特開2001−275759号公報 特開平11−89639号公報 特開2006−296487号公報
複数の作業者が共用するテーブルの場合、作業者同士が向かい合って着座する場合が生じ得る。この場合、作業者同士が正対して視線が合ってしまう場合があることから、作業者によっては圧迫感を感じる場合がある。作業者同士が向かい合わないように、予めテーブル周囲の座席を設定してしまうと、座席選択の自由度や天板上の作業スペースの自由度が損なわれる。
従って、本発明の目的は、座席選択の自由度や天板上の作業スペースの自由度が損なわれず、かつ、作業者同士の視線が合う着座位置となることを回避し得るフリーアドレス用テーブルを提供することにある。
本発明によれば、複数の作業者が共用する天板を有するフリーアドレス用テーブルにおいて、前記天板の平面視形状が、不等辺三角形の各辺が外側に膨出して弧状をなすことにより丸みを帯びた不等辺三角形状であり、配線設備の差込口を前記天板の下側に配設し、かつ、前記天板の周縁部に沿って複数個所に配設したことを特徴とするフリーアドレス用テーブルが提供される。
本発明のフリーアドレス用テーブルは、前記天板の形状により、作業者同士の視線が正対し合う着座位置となることを回避しようとするものである。すなわち、作業者は、前記天板の周縁に沿って着座することから、前記天板の平面視形状が互いに平行な辺が存在しない不等辺三角形を基調とすることで、作業者同士が互いに正対し合って着座することを回避することができる。また、前記天板の形状がシンプルなものとなる。更に、各辺が外側に膨出して弧状をなした形状をなすことで、作業者の着座方向の自由度を高め、作業者同士が互いに正対し合って着座することを回避することができる。作業者が選択可能な着座位置には規制がないので、座席選択の自由度や天板上の作業スペースの自由度が損なわれることもない。前記天板上に配線が這わないため、見栄えが向上すると共に、各作業者の作業環境を向上させることができる。また、着座位置や作業範囲の自由度を高めることができる。
本発明においては、前記天板に目隠し板を着脱自在に設けてもよい。座席選択の自由度を損なうことなく、他の作業者の視線を感じないようにすることができる
また、本発明においては、前記天板を支持する複数の脚部が、前記天板の周縁部から離間して内側に入り込んだ位置に固定されていてもよい。脚部によって、作業者の着座位置が規制されることがなく、作業者の着座位置の自由度を向上することができる。
本発明によれば、座席選択の自由度や天板上の作業スペースの自由度が損なわれず、かつ、作業者同士の視線が正対し合う着座位置となることを回避し得るフリーアドレス用テーブルを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るフリーアドレス用テーブル100を示す平面図である。図2において、(a)はフリーアドレス用テーブル100の下面11bに設けられた配線を示す平面透視図であり、(b)は図2(a)のA方向に見たフリーアドレス用テーブル100の側面視図である。
フリーアドレス用テーブル100は、複数の作業者が共用する天板11と、天板11を支持する脚部21と、天板11の下面11bに配設された配線設備30とを有する。
天板11の平面視形状は、破線で示す仮想不等辺三角形1の各辺1a、1b、1cを外側に膨出させて弧状(周縁部2a、2b、2c)をなした形状を有しており、また、仮想不等辺三角形1の3つの頂部は、弧状に形成した周縁部2a、2b、2cが滑らかに連続するように弧状をなしている。弧状に形成した周縁部2a、2b、2cの形状は、円弧状、楕円弧状のいずれでもよい。天板11は、複数の板状の基材11c乃至11h(図2(a))を接合し、その上面に化粧板(不図示)を配設して形成されている。
脚部21は、上下方向に延びる8本の支柱21a〜21hからなる。各支柱21a〜21hは、その上端が天板11の下面11bにボルト等で固定され、その下端は床Fに接して天板11を床面F上に支持する。各支柱21a〜21h間には、補強部材21i〜21vが連結され、天板11をより強固に支持している。
また、脚部21は、天板11の周縁部2a、2b、2cから400mm〜500mm程度内側に入り込んだ位置に固定される。これにより、作業者の膝が脚部21に干渉することが抑制されるため、脚部21によって、作業者の着座位置が規制されることがない。なお、一般に天板の周縁部の近傍に脚部が無いとテーブルは構造上安定しないが、天板11の寸法を一定以上の寸法とすることにより、フリーアドレス用テーブル100を安定して支持しながら、作業者の着座位置の自由度を向上することを可能としている。
配線設備30は、電源ケーブルやLANケーブル等の差込口31a〜31lと、これらを結ぶ配線と、を備える。差込口31a〜31lは、天板11の周縁部2a、2b、2cに沿って、複数の箇所に配設され、天板11の周囲のどの位置からも、なるべくいずれかの差込口31a〜31lが利用できるようにしている。また、差込口31a〜31lは、天板11の下面11bに固定される。このため、天板11上に配線が這わず、フリーアドレス用テーブル100の見栄えを向上することができると共に、各作業者の作業の邪魔となることがない。さらに、着座位置や作業範囲の自由度を高めることができる。また、配線は、天板11の下面11bの中央で束ねられ、天板11の下面11bから床Fへ延びるパイプP(図2(b)参照。図2(a)において図示省略。)内に収容されて、床Fの下に配設された配線(不図示)に電気的に接続される。
次に、フリーアドレス用テーブル100の利用に際しては、図1に示すように、天板11の周囲に、作業者が着座する複数の椅子6a〜6hと、作業者が利用する引き出しユニット7a〜7hと、が配設される。図1の例では、8組の椅子6a〜6h及び引き出しユニット7a〜7hが配設されているが、その数は任意である。椅子6a〜6hと引き出しユニット7a〜7hとは、それぞれキャスタが設けられて床F上を移動自在なものとすることが望ましい。これにより、より自由な位置を簡易に作業者が選択可能となる。
次に、係る構成からなるフリーアドレス用テーブル100の利用に際し、通常、作業者は、天板11の周縁部2a〜2cに沿って、かつ、周縁部2a〜2cに略対峙して着座することとなる。本実施形態では、天板11の平面視形状が仮想不等辺三角形1を基調としている。不等辺三角形は互いに平行となる辺が存在しないため、作業者は、天板11の周縁部2a〜2cに沿って自然に着座すれば、他の作業者と正対しない位置に着座することになる。このように、天板11の形状により、作業者同士の視線が正対し合う着座位置となることを回避することができる。
また、周縁部2a〜2cが弧状をなしていることで、直線をなしている場合よりも、作業者の着座方向の自由度が高められ、視線が散り易く、作業者同士が互いに向かい合って着座することを回避することができる。周縁部2a〜2cが直線をなしている場合、同じ周縁部であれば、どこに座っても、着座方向(視線の方向)は平行となる。一方、例えば、図1において、各椅子6a〜6hに作業者が自然に着座した場合、その視線方向は、各椅子6a〜6h毎の周縁部2a〜2c上の仮想点3a〜3hにおける周縁部2a〜2cの接線と直交する方向(線5a〜5h)となる。周縁部2b上の仮想点3cの線5cや仮想点3dの線5d、或いは、周縁部2c上の各仮想点3e〜3hの線5e〜5hのように、各周縁部2a〜2cのどの位置に座るかによって、作業者の着座方向が変わることになる。よって、各周縁部2a〜2cに沿う着座位置の作業者の選択によって、作業者同士の視線が合う着座位置となる組合せが生じることを更に回避することができる。
また、例えば、周縁部2b側に着座する作業者と、周縁部2c側に着座する作業者との距離は、周縁部2bと周縁部2cとが接続する仮想不等辺三角形1の頂部近傍では近く、頂部から離れるにしたがって、遠くなる。よって、複数人で打ち合わせ等をする場合は頂部近傍に着座し、そうでない場合(すなわち、各作業者が単独で作業する場合)は、頂部から離れた位置に着座すればよく、コミュニケーションの有無、種類に応じて対面者間の距離感を調整できる。
以上述べた通り、本実施形態によれば、作業者は、天板11の周縁に沿って着座することから、天板11の平面視形状を各辺1a〜1cが外側に膨出した弧状をなした不等辺多角形をなすことで、作業者同士が互いに向かい合って着座することを回避することができる。
また、作業者が選択可能な着座位置には規制がないので、座席選択の自由度や天板11上の作業スペースの自由度が損なわれることもない。例えば、図面等を広げて種々の検討を行いたいような場合には、広いスペースを確保することができ、ノート型パソコン等を用いた作業を行いたい場合には、それに足りるスペースだけ確保すればよい。
従って、座席選択の自由度や天板11上の作業スペースの自由度が損なわれず、かつ、作業者同士の視線が正対し合う着座位置となることを回避し得るフリーアドレス用テーブル100を提供することができる。これにより、各作業者が各自の作業に集中できるため、労働生産性の向上が期待できる。
なお、作業者によっては、視線が合わなくても他の作業者の視線が自分を向いていることを気にする場合もある。このような場合は、天板11の上面11a上に目隠し板(ローパーティション)を設けることで、他人の視線を感じないようにすることもできる。この場合、目隠し板は、上面11aに着脱自在な構成とすることで、座席選択の自由度等が損なわれることを防止できる。
また、本実施形態では、天板11の平面視形状を、仮想不等辺三角形1の各辺1a〜1cが外側に膨出して弧状をなした形状としたが、不等辺三角形に限定されるものではなく、互いに平行な辺が存在しない不等辺多角形であれば、例えば、不等辺四角形や不等辺五角形等、他の不等辺多角形であってもよい。尤も、不等辺三角形を基調とすることで、天板11の形状がシンプルなものとなり、生産性や機能性の点で有利な場合がある。
本発明の一実施形態に係るフリーアドレス用テーブル100を示す平面図である。 (a)はフリーアドレス用テーブル100の下面11bに設けられた配線を示す平面透視図であり、(b)は図2(a)のA方向に見たフリーアドレス用テーブル100の側面視図である。
符号の説明
1 仮想不等辺三角形
2a、2b、2c 周縁部
11 天板
21 脚部
30 配線設備
100 フリーアドレス用テーブル

Claims (3)

  1. 複数の作業者が共用する天板を有するフリーアドレス用テーブルにおいて、
    前記天板の平面視形状が、不等辺三角形の各辺が外側に膨出して弧状をなすことにより丸みを帯びた不等辺三角形状であり、
    配線設備の差込口を前記天板の下側に配設し、かつ、前記天板の周縁部に沿って複数個所に配設したことを特徴とするフリーアドレス用テーブル。
  2. 前記天板に目隠し板を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載のフリーアドレス用テーブル。
  3. 前記天板を支持する複数の脚部が、前記天板の周縁部から離間して内側に入り込んだ位置に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフリーアドレス用テーブル。
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