JP5545759B2 - 機能追加型制御装置および機能追加型制御システム - Google Patents

機能追加型制御装置および機能追加型制御システム Download PDF

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Description

本発明は、新たな機能の追加が可能な制御装置に関する。
通信装置など技術開発のスピードが速い分野で使用される装置では、常に様々な機能の追加が求められる。特にこのような装置やシステムの開発は非常に短い期間で行い、顧客に納入しなければならず、設計期間や評価期間の短縮が求められる。設計期間は過去に蓄積された技術を流用することにより短縮を図ることができるが、ソフトウェアやハードウェアを全て組み合わせた最終的なシステムでバグの有無や動作検証を行う評価期間を短くすることは難しい。
従来のシステムは、ハードウェア部と、そのハードウェアを監視制御するソフトウェア部(図5)とに分かれており、それぞれの開発は個別に行われている。そして、システムのバージョンアップを行う場合、先ずバージョンアップ対象のハードウェア開発を行い、その後、今までのソフトウェアにそのバージョンアップ対象のハードウェアを制御する機能を付け加える手順が取られる。例えば、制御用システムで保守作業や仕様変更作業を容易にし、現状のソフトウェア資産を有効利用する技術が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特願2000−066906号公報
ところが、このような従来のシステムでバージョンアップ時の評価を行う場合、ハードウェアの評価はバージョンアップ対象となる部分の評価を行えばよいが、ソフトウェア部の評価は今までの機能についてもデグレードがないかチェックする必要があるため、バージョンアップを行うごとに評価項目が増えていく。このため、バージョンアップの度に評価期間が増大していき、少人数で短期にシステム開発を行うのが難しくなり、評価期間が長くなることによってコストも高くなるという問題が生じる。
ここで、従来の課題について詳しく説明する。一般的なシステム装置は、様々な機能を実現するために機能毎に設けられた複数の個別部分(個別パッケージ)と、複数の個別パッケージの監視および制御などを行うための共通部分(共通パッケージ)に分けて考えることができる。例えば通信装置の場合は、上位側のネットワークや下位側のネットワーク或いは端末などを接続するための複数のIF(インターフェース)盤、装置全体の動作状態を監視したり、設定変更などの制御を行うためのCPU盤(制御盤)、クロックを供給するクロック盤、パケットの宛先に応じて経路を選択するSW(スイッチ)盤、温度管理を行うためのFAN盤などで構成される。ここで、本明細書では、個別の機能を実現する部分を個別パッケージ、装置全体で共通に必要な機能を有する共通部分を共通パッケージと定義し、例えば通信装置の場合は、個別パッケージとして通信速度や機能が異なる複数のIF盤を想定し、共通パッケージとして装置全体の制御や監視を行うCPU盤を想定して説明を行うものとする。
以下、従来の課題について順番に説明する。
(1)多大なシステム検証期間が必要
上記のように、個別パッケージと共通パッケージで構成される装置のバージョンアップ開発を行う場合、要求された機能を有する個別パッケージのハードウェアの変更と、そのハードウェアの制御や監視などを行うための共通パッケージのプログラムのバージョンアップとを行う必要がある。特に、初期開発時に、今後のバージョンアップで要求されるであろうハードウェアを予測して、そのハードウェアを監視・制御するための共通パッケージのプログラムを最初から盛り込んでおくことが一般に行われている。そして、その部分は当初は使用しない機能であっても、後のバージョンアップで使用する機能も含めてすべて評価済みにしておかなければならず、初期のシステムの検証に多大な時間を費やしてしまうため、短期間でのバージョンアップ開発を阻む要因になってしまう。逆に、初期出荷時に必要な機能のみを開発し、後で追加する機能のハードウェアおよびバージョンアップすべき共通部分のプログラムの開発を行う場合は、共通部分は今までの持っていた機能を含めた改良が必要になってしまうため、例えば、今まであった機能のデグレードがないか否かを確認する必要が生じ、評価項目がバージョンアップを重ねる度に増加してしまうため、これもまた短期間でのバージョンアップ開発を阻む要因になってしまう。
(2)システムの共通部分のプログラムのバージョンアップ作業および費用が必要
一般に、システムのバージョンアップを行うためには、バージョンアップ対象となる個別パッケージのハードウェアと、監視制御等を行う共通パッケージのプログラムとの両方のバージョンアップが必要である。従来のシステム構成では、新たにバージョンアップしたハードウェアを組み込めば、そのバージョンアップした機能を使うための共通パッケージのプログラムもバージョンアップしなければならない。従って、バージョンアップした機能を使うために、プログラム部分のバージョン管理をシステムを使用する側で管理しなければならず管理費用が発生する。さらに、顧客とベンダーのどちらがバージョンアップ費用を負担するかは別として、仮に現地作業ではなく遠隔操作でバージョンアップを行う場合でも、オペレータなどの人的な作業が必要であるため、必ずバージョンアップに要する費用が発生する。
(3)共通部分のプログラムをバージョンアップせずにコマンド追加の対応困難
個別パッケージのハードウェアの機能を使用するためのインターフェースとして、共通パッケージから個別パッケージに対して使用する機能に対応したコマンドを用いる。ところが、個別パッケージのハードウェアをバージョンアップして機能を追加する場合、バージョンアップした機能が使用できるように、開発当初は使用しない機能に対応するコマンドについても時間をかけて正常に動作するか否かの評価を行わなければならない。さらに、実際にハードウェアのバージョンアップ開発を行うと、共通パッケージと個別パッケージとの間のコマンド(インタフェース)の見直しを行いたいような事態が生じる場合が多い。このような場合、従来のシステム構成ではコマンドがプログラムに組み込まれているため、共通部分のプログラムをバージョンアップせずに対応することはできない。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、システムの評価期間、共通部分のプログラムのバージョンアップ作業および費用を大幅に削減でき、共通部分のプログラムをバージョンアップせずに新たなコマンドの追加が可能な機能追加型制御装置および機能追加型制御システを提供することである。
請求項1に係る発明は、機能のアップグレードが可能な複数の個別パッケージと、前記複数の個別パッケージを監視制御する共通パッケージとを有する機能追加型制御装置において、前記複数の個別パッケージと前記共通パッケージとの間に、前記複数の個別パッケージの監視制御を行うための信号と、パッケージの制御を行うために前記共通パッケージにより実行される制御プログラムおよび制御コマンドの少なくとも一方を転送するための信号とを送受信するバスを設け、前記個別パッケージは、自パッケージ用の前記制御プログラムおよび前記制御コマンドの少なくとも一方を格納する個別パッケージ側メモリと、自パッケージの実装時に前記個別パッケージ側メモリに格納された前記制御プログラムおよび前記制御コマンドの少なくとも一方を前記バスを介して前記共通パッケージに転送する制御部とを有し、前記共通パッケージは、前記個別パッケージの制御を行うための制御プログラムおよび制御コマンドを格納するプログラムメモリおよびコマンドメモリを別々に有する共通パッケージ側メモリと、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムおよび前記制御コマンドの少なくとも一方を前記共通パッケージ側メモリに展開し、前記共通パッケージ側メモリの前記制御プログラムおよび前記制御コマンドを用いて前記複数の個別パッケージの監視制御を行う監視制御部とを有し、さらに、前記プログラムメモリは、複数のサブプログラムが記憶されるサブプログラムメモリと、メインプログラムと、前記メインプログラムから前記サブプログラムメモリに記憶されている前記サブプログラムへのジャンプ先アドレスと、を記憶するメインプログラムメモリとを独立して有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の機能追加型制御装置において、前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムまたは前記制御コマンドが前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されていない場合に、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに記憶することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の機能追加型制御装置において、前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンが前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンより新しい場合に、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドを更新することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の機能追加型制御装置において、前記プログラムメモリは、異なる2つのプログラムを格納する実行用プログラムメモリと予備用プログラムメモリとを有し、前記コマンドメモリは、異なる2つのコマンドを格納する実行用コマンドメモリと予備用コマンドメモリとを有し、前記監視制御部は、前記実行用プログラムメモリと前記実行用コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムおよび前記制御コマンドを用いて前記複数の個別パッケージの監視制御を前記バスを介して行い、前記個別パッケージから前記バスを介して転送される前記制御プログラムおよび前記制御コマンドを前記予備用プログラムメモリおよび前記予備用コマンドメモリにそれぞれ格納した後、前記予備用プログラムメモリおよび前記予備用コマンドメモリと前記実行用プログラムメモリおよび前記実行用コマンドメモリとを切り替えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項2に記載の機能追加型制御装置において、前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンが前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンより古い場合に、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドを前記バスを介して前記個別パッケージの前記個別パッケージメモリに転送することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の機能追加型制御装置において、前記共通パッケージに回路記述プログラムによる回路の書き換えが可能なハードウェアデバイスが搭載されている場合に、前記個別パッケージメモリは、前記ハードウェアデバイスの回路記述プログラムを格納し、前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記回路記述プログラムのバージョンが前記ハードウェアデバイスに搭載されている回路記述プログラムのバージョンより新しい場合に、前記個別パッケージから転送される前記回路記述プログラムを新たに前記ハードウェアデバイスに搭載することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の機能追加型制御装置と、オペレーションシステムによって前記機能追加型制御装置を管理する上位の監視制御装置とを用いる機能追加型制御システムにおいて、前記監視制御部は、前記監視制御装置に対して制御を受け付けないモードへの移行を知らせる非制御通知を送信後、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドを更新し、全ての更新を完了した時に前記監視制御装置に対して実装完了通知を送信し、前記監視制御装置は、前記機能追加型制御装置の前記監視制御部から前記非制御通知を受信してから前記実装完了通知を受信するまで前記機能追加型制御装置に対する制御を行わないことを特徴とする。
本発明に係る機能追加型制御装置および機能追加型制御システは、バージョンアップ開発時における評価期間の短縮を図ることができ、短納入を実現することができる。また、システムの利用者や開発者はバージョンの管理を行う必要がなくなり、管理の手間や費用を大幅に削減することができ、バージョンアップに掛かる人件費などの費用を削減できる。
特に、本発明に係る機能追加型制御装置および機能追加型制御システでは、監視制御を行う共通パッケージを独立した装置(いわゆる箱物)として開発し、共通パッケージが監視制御する個別パッケージ側にアップグレードするハードウェアと、そのハードウェアを監視制御するための共通パッケージ用のプログラムとを搭載させておくので、装置の出荷時には共通パッケージ側の機能のみを検証するだけでよく、個別パッケージをアップグレードするための評価期間を大幅に短縮することができる。
また、各バージョンアップ時には、バージョンアップ対象のハードウェア検証が必要であるが、共通パッケージのプログラムのメイン部分には個別パッケージ毎のジャンプ先アドレスが記されているだけなので、メインプログラムと個別パッケージ用のプログラムとを切り離して考えることができる。これにより、バージョンアップされる個別パッケージのハードウェアを動かすための個別パッケージ用のプログラムのみを切り離して検証することができ、メインプログラムの検証は不要になり、機能のデグレードなどの検証も少なく済むので全体の評価期間を短縮することができる。
さらに、バージョンアップ用のプログラムは、バージョンアップされるハードウェアの個別パッケージ側が持っており、そのプログラムを自動的に共通パッケージ側にアップロードするので、プログラムのバージョンアップを行う際の特別な人的作業や費用が発生しない。尚、従来のシステムでも、本発明を適用したシステムでもハードウェアを追加するための作業は必ず人が行わなければいけないが、本発明ではプログラムのバージョンアップに掛かる費用を削減できるという効果がある。
また、バージョンアップされるハードウェアの個別パッケージ側に自分自身を制御するためのコマンドと、そのコマンドに対応する共通パッケージ側の動作に関するデータとを持っており、それを自動的に共通パッケージ側にアップロードするので、新たに共通パッケージ側のプログラムのバージョンアップを行う必要がなく、開発のやり直しなどバージョンアップに要する余計な費用の発生を少なくすることができる。
第1実施形態に係る通信システム100および通信装置101の構成を示す図である。 バージョンアップ処理を示すフローチャートである。 制御コマンド格納メモリ205の一例を示す図である。 メインプログラム格納メモリ203およびサブプログラム格納メモリ204の一例を示す図である。 第2実施形態に係る通信装置151の構成を示す図である。 従来の通信システム600および通信装置601の構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る「機能追加型制御装置および機能追加型制御システ」の実施形態について図面を用いて詳しく説明する。尚、以下の実施形態では、本発明に係る機能追加型制御装置および機能追加型制御システムとして、通信装置および複数の通信装置を監視制御する監視制御装置を設けた通信システムに適用する場合の例について説明するが、様々な機能の追加を行う必要がある制御装置や制御システムであれば同様に適用可能である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る通信装置101と、監視制御装置102とで構成される通信システム100のシステム全体を示す図である。尚、通信装置101aおよび通信装置101bは、通信装置101と同様の装置である。
ここで、通信装置101は、様々な機能を実現するために機能毎に設けられた複数の個別部分(個別パッケージ)と、複数の個別パッケージの監視および制御などを行うための共通部分(共通パッケージ)とで構成される。例えば通信装置101は、上位側のネットワークや下位側のネットワーク或いは端末などを接続するための複数のIF(インターフェース)盤、装置全体の動作状態を監視したり、設定変更などの制御を行うためのCPU盤(制御盤)、クロックを供給するクロック盤、パケットの宛先に応じて経路を選択するSW(スイッチ)盤、温度管理を行うためのFAN盤などで構成される。ここで、従来の技術でも説明したように、本実施形態では、個別の機能を実現する部分を個別パッケージ、装置全体で共通に必要な機能を有する共通部分を共通パッケージと定義し、例えば通信装置101の場合は、個別パッケージ104として通信速度や機能が異なる複数のIF盤を想定し、共通パッケージ103として装置全体の制御や監視を行うCPU盤を想定して説明を行うものとする。そして、通信装置101全体で共通に使用するクロック盤、SW盤、FAN盤などのパッケージについては、図1では共通機能部401としてまとめて記載してある。
図1において、通信装置101は、CPU盤に相当する共通パッケージ103と、様々な機能を有するIF盤に相当する個別パッケージ104a、個別パッケージ104b、個別パッケージ104cの3つの個別パッケージとを有する。ここで、以降の説明において、個別パッケージ104a、個別パッケージ104b、個別パッケージ104cに共通の事項を説明する場合は、個別パッケージ104と称する。
本実施形態に係る通信装置101および通信システム100は、個別パッケージ104のIF盤をバージョンアップする場合に、通信システム100および通信装置101の評価期間や共通パッケージ103のプログラムのバージョンアップ作業および費用を大幅に削減でき、共通パッケージ103のメインプログラムをバージョンアップすることなく、新たなコマンドの追加ができるようになっている。例えば、個別パッケージ104aが1GbpsのIF盤として運用している場合に、新たに10GbpsのIFを追加するようなバージョンアップを行う場合、個別パッケージ104aのIF盤のハードウェアの変更と、そのハードウェアを制御するためのプログラムやコマンドを共通パッケージ103に追加しなければならないが、本実施形態に係る通信装置101では、バージョンアップ用のプログラムやコマンドが個別パッケージ104a自身が保持しており、個別パッケージ104aの実装時に共通パッケージ103側に自動的にアップロードするようになっている。これにより、評価期間やバージョンアップ作業および費用を大幅に削減でき、新たなコマンドの追加も容易に実現することができる。
[通信装置101の構成]
図1において、通信装置101は、共通パッケージ103と、個別パッケージ104と、監視制御用バス105と、プログラム転送バス106とで構成される。尚、図1は、通信装置101の監視制御処理に必要なブロックのみを記載してあり、通信装置101本来の動作を行うブロック、例えば各個別パッケージ104にユーザーネットワークやユーザー端末などを接続するためのポートやスイッチなどは、本実施形態で説明する監視制御には直接関係しないので省略してある。
また、本発明の特徴がわかり易いように、監視制御用バス105と、プログラム転送バス106とを個別に配置する構成にしたが、帯域の広いバスを利用できる場合は、監視制御用の信号とプログラム転送用の信号とを多重して、物理的に1本のバスで送受信するようにしても構わない。
・共通パッケージ103の構成
図1において、CPU盤に相当する共通パッケージ103は、通信装置101全体の制御を行うためのCPUやDSPなどで構成される共通PKG制御部201と、プログラムを実行する際に用いるワークメモリ(実行メモリ)202と、共通PKG制御部201で通信装置101全体の基本動作を実行するためのプログラムが格納されているメインプログラム格納メモリ203と、アップロードされた個別パッケージ104のプログラムを格納するサブプログラム格納メモリ204と、監視制御IF206を介して接続される監視制御装置102のOS261から個別パッケージ104を監視制御する際の操作インターフェースを提供する制御コマンドが格納された制御コマンド格納メモリ205とで構成される。ここで、メインプログラム格納メモリ203、サブプログラム格納メモリ204、制御コマンド格納メモリ205は、それぞれ2面の記憶領域を持っており、片方の面の記憶領域は共通PKG制御部201が使用中のメインプログラム、サブプログラム、コマンドデータベースが格納され、別の面の記憶領域には個別パッケージ104側からアップロードされるサブプログラムやコマンドデータベース、或いは監視制御装置102のOS261側から転送されるメインプログラムなどが格納される。
このように、2面構成にすることにより、仮にバージョンが古いサブプログラムで他の個別パッケージ104が監視制御されていた場合でも、バージョンアップ中の動作を中断せずに監視制御を続けることができる。また、バージョン変更される予定のメインプログラム、サブプログラム、コマンドなどに不具合が生じた場合に、各メモリの記憶面を切り替えるだけで、直ぐに前の正常な動作状態に戻すことができる。
尚、ワークメモリ202は、メインプログラム格納メモリ203やサブプログラム格納メモリ204に記憶されたプログラムを実行する際にパラメータやデータを一時的に記憶するためのメモリである。また、共通PKG制御部201は、通信装置101全体の制御を行うブロックであるが、本実施形態では個別パッケージ104の監視制御処理について説明するので、図1の共通PKG制御部201には、個別パッケージ104の監視制御処理を行う監視制御処理部251のみを記載し、通信装置101全体の制御を行う処理ブロックは省略してある。
また、本実施形態に係る通信装置101では、一般的な通信装置と同様に、通信装置101の共通パッケージ103と個別パッケージ104との間は、監視制御を行う際の制御データを送受信するための監視制御用バス105で接続されている。さらに、本実施形態に係る通信装置101では、監視制御用バス105とは別に、共通パッケージ103と個別パッケージ104との間は、個別パッケージ104から共通パッケージ103にバージョンアップのためのプログラムやコマンドをアップロードするためのプログラム転送バス106で接続されている。
ここで、一般に用いられてる監視制御用バス105は、共通パッケージ103と個別パッケージ104との間で監視制御用の制御コマンドや応答メッセージを送受信するだけなので、低速のデータ伝送バス1本で十分であったが、本実施形態に係る通信装置101では、バージョンアップに必要なプログラムやコマンドリストなどの多くの情報を個別パッケージ104から共通パッケージ103にアップロードする必要があり、監視制御用バス105を共用した場合に、従来の監視制御用のデータ転送に支障をきたしてしまう可能性がある。このため、本実施形態に係る通信装置101では、監視制御用バス105とプログラム転送バス106の2種類のデータバスを配置して、バージョンアップ情報をアップロード中でも監視制御を行うことができ、監視制御のパフォーマンスが低下しないようにしている。
・個別パッケージ104の構成
図1において、IF盤に相当する個別パッケージ104aは、自分自身の機能を実現するハードウェアと共通パッケージ103との間で監視制御処理に伴う情報の入出力を行う個別PKG制御部301aと、自分自身を監視制御するためのサブプログラムや自分自身を制御するためのコマンドを搭載したサブプログラム・コマンド格納メモリ302aとを有する。同様に、個別パッケージ104bおよび個別パッケージ104cにおいても、それぞれ個別PKG制御部301bおよび個別PKG制御部301c、サブプログラム・コマンド格納メモリ302bおよびサブプログラム・コマンド格納メモリ302cが搭載されている。ここで、以降の説明において、個別PKG制御部301a、個別PKG制御部301b、個別PKG制御部301cに共通の事項を説明する場合は、個別PKG制御部301と称する。同様に、サブプログラム・コマンド格納メモリ302a、サブプログラム・コマンド格納メモリ302b、サブプログラム・コマンド格納メモリ302cに共通の事項を説明する場合は、サブプログラム・コマンド格納メモリ302と称する。
個別PKG制御部301は、サブプログラム・コマンド格納メモリ302に記憶されている自分自身のハードウェアを制御するためのプログラム(共通パッケージ103の共通PKG制御部201で実行するプログラム)と、自分自身を制御するためのコマンド(監視制御装置102のOS261および共通パッケージ103の共通PKG制御部201から発行されるコマンド)とを共通パッケージ103側にプログラム転送バス106を介してアップロードする処理を実行する。また、共通パッケージ103側からの要求に応じて、サブプログラム・コマンド格納メモリ302に保持しているプログラムやコマンドのバージョンを監視制御用バス105を介して共通パッケージ103に応答する処理を行う。尚、個別PKG制御部301は、個別パッケージ104が通信装置101に実装されて電源の供給が開始されると、自身の個別パッケージ104を動作可能な状態に起動し、通電により実装されたことを検知して、監視制御用バス105を介して共通パッケージ103側に実装通知を行う。
ここで、本実施形態に係る通信システム100および通信装置101の特徴がわかり易いように、従来の通信システム600および通信装置601の構成を図6に示す。尚、図6の6**の符号のブロック、7**の符号のブロック、8**の符号のブロック、9**の符号のブロックは、それぞれ図1の1**の符号のブロック、2**の符号のブロック、3**の符号のブロック、4**の符号のブロックに対応し、同様の目的に使用されるブロックなので詳細な説明は省略する。ここでは、大きく異なる部分についてのみ説明する。
(1)共通パッケージ103と共通パッケージ603との違い
図6において、共通パッケージ603は、共通パッケージ103のように、メインプログラム格納メモリ203、サブプログラム格納メモリ204、制御コマンド格納メモリ205が設けられておらず、プログラムメモリ703にまとめられている。つまり、プログラムメモリ703の中に、メインプログラムやサブプログラムおよび制御コマンドなどが直接書き込まれている。このため、初期開発時に、今後のバージョンアップで要求されるであろう個別パッケージ604のハードウェアを予測して、そのハードウェアを監視・制御するための共通パッケージ603のプログラムを最初からプログラムメモリ703に盛り込んでおく必要があり、多大なシステム検証期間が必要となる。
また、個別パッケージ604のハードウェアをバージョンアップして機能を追加する場合、バージョンアップした機能が使用できるように、開発当初は使用しない機能に対応するコマンドについても時間をかけて正常に動作するか否かの評価を行わなければならない。さらに、実際にハードウェアのバージョンアップ開発を行うと、共通パッケージ603と個別パッケージ604との間の制御コマンドの見直しを行う必要が生じる場合が多い。このような場合、共通パッケージ603のプログラムメモリ703のメインプログラムの中に制御コマンドが組み込まれているため、プログラムメモリ703のメインプログラムを含めてバージョンアップしなければならず、共通部分のプログラムをバージョンアップせずにコマンド追加の対応が困難である。
このように、バージョンアップ対象となる個別パッケージ604のハードウェアと、監視制御等を行う共通パッケージ603のプログラムとの両方について煩雑なバージョンアップを行わなければならず、バージョンアップ作業および費用が高くなる。さらに、プログラムや制御コマンドなどのバージョン管理も行わなければならず、管理費用も発生する。
これに対して、本実施形態に係る通信装置101では、個別パッケージ104側に自身を監視制御するための共通パッケージ103側のサブプログラムと、制御コマンドとを保持しておき、実装時に共通パッケージ103側に自動的にアップロードするので、共通部分のプログラムのバージョンアップ作業および費用を大幅に削減でき、共通部分のプログラムをバージョンアップせずに新たなコマンドの追加が可能となる。さらに、本実施形態に係る通信装置101では、メインプログラム格納メモリ203と、サブプログラム格納メモリ204と、制御コマンド格納メモリ205とを独立して設け、個別パッケージ104を制御するためのサブプログラムをメインプログラムから分離して、メインプログラム格納メモリ203にはサブプログラムのジャンプアドレステーブルのみを記載しているので、新たな機能の個別パッケージ104が実装された場合でも、メインプログラムの検証を削減できる。また、制御コマンドについても、制御コマンド格納メモリ205で管理することによって、同じ機能の個別パッケージ104に対する制御コマンドのバージョン管理を自動的に行うことができる。さらに、古いバージョンのサブプログラムや制御コマンドがサブプログラム・コマンド格納メモリ302に保持された個別パッケージ104に対しては、共通パッケージ103側が保持している同じ機能の新しいバージョンのサブプログラムや制御コマンドをダウンロードして、当該個別パッケージ104が他の装置に転用された場合でも新しいバージョンの個別パッケージ104として利用することができるという効果も得られる。
このように、本実施形態に係る通信システム100および通信装置101は、システムの評価期間、共通部分のプログラムのバージョンアップ作業および費用を大幅に削減でき、共通部分のプログラムをバージョンアップせずに新たなコマンドの追加を行うことができる。
[バージョンアップ処理]
次に、本実施形態に係る通信装置101におけるバージョンアップ処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2のフローチャートは、通信装置101側の共通パッケージ103と個別パッケージ104との間で監視制御用バス105またはプログラム転送バス106を介して送受信される情報の流れと、通信装置101と監視制御装置102のOS261との間で物理ライン107を介して送受信される情報の流れを示した図である。以下、本フローチャートに従って、各個別パッケージ104が通信装置101に実装されたときに各個別パッケージ104のサブプログラム・コマンド格納メモリ302に保持されているサブプログラムおよびコマンドデータベースを共通パッケージ103側に転送する処理と、共通パッケージ103側のプログラムおよびコマンドの更新処理のシーケンスについて、順番に説明する。尚、個別パッケージ104が通信装置101に実装された時点から処理を開始する。
(ステップS101)個別パッケージ104は、通信装置101側から電源が供給されると、個別PKG制御部301が起動され、自パッケージ内のレジスタリセット等のハードウェア的な処理(処理A)を完了する。
(ステップS102)個別パッケージ104の個別PKG制御部301は、共通パッケージ103側の共通PKG制御部201に対して監視制御用バス105を介して実装通知メッセージを送信する。尚、実装通知メッセージには、自身の個別パッケージ104のパッケージの種類に関する情報が含まれている。例えばパッケージの種類として1GbpsIF盤や10GbpsIF盤、或いはさらに詳細に機能aと機能bとを有するIF盤などの情報が含まれる。また、製造番号などの情報を実装通知メッセージに含めてもよい。
(ステップS103)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、実装通知を受信した個別パッケージ104に対して監視制御用バス105を介してサブプログラムのバージョン要求を送信する。
(ステップS104)個別パッケージ104の個別PKG制御部301は、サブプログラム・コマンド格納メモリ302に保持しているサブプログラムのバージョンを監視制御用バス105を介して共通パッケージ103側に送信する。
(ステップS105)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、個別パッケージ104側から受信したサブプログラムのバージョンが新バージョンであるか否かを判別し、新バージョンである場合は次のステップS106に進み、新バージョンではない場合はステップS109に進む。ここで、共通PKG制御部201は、サブプログラム格納メモリ204に格納されている同じ機能の個別パッケージ104のサブプログラムのバージョンと比較して、新バージョンであるか否かを判別する。尚、同じ機能の個別パッケージ104であるか否かの判別は、ステップS102で受信する個別パッケージ104のパッケージの種類に関する情報から知ることができる。
(ステップS106)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、実装通知を受信した個別パッケージ104に対して監視制御用バス105を介してサブプログラムのアップロード要求を自動的に送信する。
(ステップS107)個別パッケージ104の個別PKG制御部301は、サブプログラムデータ転送モードになり、サブプログラム・コマンド格納メモリ302に保持している自身のハードウェアの機能を利用するためのサブプログラムのアップロードをプログラム転送バス106を介して共通パッケージ103側に送信する。
一方、個別パッケージ104側から受信するサブプログラムは、共通パッケージ103の共通PKG制御部201によってワークメモリ202に一時的に取り込まれる。
(ステップS108)個別パッケージ104の個別PKG制御部301は、サブプログラム・コマンド格納メモリ302に保持している自身を制御するためのコマンドデータベースのアップロードをプログラム転送バス106を介して共通パッケージ103側に送信する。
一方、個別パッケージ104側から受信するコマンドデータベースは、共通パッケージ103の共通PKG制御部201によってワークメモリ202に一時的に取り込まれる。
(ステップS109)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、次のような処理Bを実行する。
処理Bは、個別パッケージ104から受信したサブプログラムおよびコマンドデータベースに転送エラーがなかったどうかを個別パッケージ104からこれらの情報が送信される際に付加されたCRCエラーチェックやチェックサムを用いて確認する。そして、転送エラーが有った場合は再びステップS106に戻って再送処理を行い、転送エラーが無かった場合は、ワークメモリ202に一時的に保持されているサブプログラムをサブプログラム格納メモリ204に展開する。この時、サブプログラム格納メモリ204は、先に説明したように2面の記憶領域を持っており、共通PKG制御部201が使用中のサブプログラムが格納されていない方の記憶領域にワークメモリ202に一時的に保持されているサブプログラムを格納する。同様に、制御コマンド格納メモリ205は、先に説明したように2面の記憶領域を持っており、共通PKG制御部201が使用中の制御コマンドが格納されていない方の記憶領域にワークメモリ202に一時的に保持されているコマンドデータベースを格納する。これにより、仮にバージョンが古いサブプログラムで他の個別パッケージ104が監視制御されていた場合でも、バージョンアップ中の動作を中断せずに監視制御を続けることができる。
尚、共通PKG制御部201は、コマンドデータベースの展開処理を行う場合に、既に制御コマンド格納メモリ205に記憶されているコマンドからの更新かそれとも新規追加かを判別し、新規追加ならそのまま追加し、更新なら今までのものを削除した上で、今回アップロードされた新たなコマンドに更新する処理を自動的に判断して行う。これは、図3に示すように、各コマンドにバージョンを記すことにより、共通PKG制御部201がコマンドのバージョンを確認することができ、上記のような判断が可能である。図3は、制御コマンド格納メモリ205に格納されるコマンドデータベースの一例を示す図である。コマンドデータベースは機能毎にコマンドがまとめられており、同じ機能を有する個別パッケージ104に共通に用いられる。図3の例では、機能A用のコマンドDB(データベース)、機能B用のコマンドDBおよび機能C用のコマンドDBにそれぞれの機能に共通するコマンドについて、コマンド名、コマンドの動作などがデータベースとしてまとめられている。例えば機能A用コマンドDB205aのバージョンはVer1.0で、○○機能ブロックのリセットを行うためのコマンドA1、××機能ブロックの制御を開始するためのコマンドA2などがあることがわかる。尚、コマンドデータベースのバージョンは機能毎に管理され、例えば、機能B用コマンドDB205bのバージョンは1.2、機能C用コマンドDB205cのバージョンは2.0であることがわかる。
ここで、図3では、共通パッケージ103の制御コマンド格納メモリ205に格納されている各機能毎のコマンドデータベースの例を示したが、個別パッケージ104側のサブプログラム・コマンド格納メモリ302に格納されているコマンドデータベースも同様の情報が記憶されており、例えば個別パッケージ104aのサブプログラム・コマンド格納メモリ302aには、図3の機能A用のコマンドDB205aと同様のコマンドデータベースが記憶されている。これにより、個別パッケージ104側から受信したコマンドデータベースのバージョンと、共通パッケージ103側の制御コマンド格納メモリ205で保持している同じ機能のコマンドデータベースのバージョンが同じであるか否かを共通PKG制御部201が確認することができる。
以上説明したように、ステップS101からステップS109までの処理が、バージョンアップ時に行われる一連の転送処理である。次に転送されたプログラムの更新処理について説明する。
(ステップS110)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、監視制御装置102のOS261に対して制御を受け付けないモードへ移行することを通知する。これは、共通パッケージ103がプログラムを更新処理中にOS261から制御コマンドが発行され、これを実行するために何らかの処理ルーチンに入っている途中で、プログラムの更新処理が行われてしまい、コマンドの処理が中途半端な状態で終わってしまうのを防ぐためのガード機能である。
ここで、図4を用いて、本実施形態に係る通信装置101のプログラムの構成について説明する。図4は、メインプログラム格納メモリ203(2面の記憶領域の内の片面)と、サブプログラム格納メモリ204(2面の記憶領域の内の片面)との構成例を示す図である。メインプログラム格納メモリ203は、メインプログラム203aの部分と、サブプログラムのジャンプアドレス203bの部分とで構成される。メインプログラム203aは、監視制御装置102のOS261との間の通信処理、バージョン管理や実装管理など各個別パッケージ104に共通の処理、各個別パッケージ104に対応する処理(サブプログラムのジャンプアドレスを介する独立した処理)、その他の装置異常の検出やアラーム出力など通信装置101全体の処理などを実行する。また、サブプログラム格納メモリ204には、サブプログラムジャンプアドレス203bに対応する各アドレス毎にサブプログラムが記載されており、各サブプログラムを実行すると、メインプログラム203aに処理が戻される(RETURN)。
特に本実施形態に係る通信装置101は、メイン処理のプログラムコードを格納するメインプログラム203a部分から各個別パッケージ104のハードウェアを利用するためのサブプログラムへのジャンプアドレスだけを参照する構成になっている。例えば図4のサブプログラムジャンプアドレス203bには、個別パッケージ104aに対するサブプログラムのジャンプアドレスとして、制御用のサブプログラムA1へのジャンプアドレス203b1、監視用のサブプログラムA2へのジャンプアドレス203b2が記載されている。同様に、個別パッケージ104bに対するサブプログラムのジャンプアドレスとして、制御用のサブプログラムB1へのジャンプアドレス203b3、監視用のサブプログラムB2へのジャンプアドレス203b4が記載されている。個別パッケージ104cについても同様に、制御用のサブプログラムC1へのジャンプアドレス203b5、監視用のサブプログラムC2へのジャンプアドレス203b6が記載されている。
尚、サブプログラムへのジャンプアドレスは、サブプログラム格納メモリ204(2面の記憶領域の内の片面)上のアドレスを示しており、サブプログラム格納メモリ204に格納されたサブプログラムを実行後、サブプログラム上でリターンが実行されるとメインプログラム203aに処理が戻されるようになっており、メインプログラム格納メモリ203上のサブプログラムジャンプアドレスを参照するサブルーチンとして各サブプログラムが実行される。例えば、図4において、メインプログラム203aの中で、個別パッケージ104aを制御する場合は、サブプログラムジャンプアドレス203bの個別パッケージ104aを制御するためのサブプログラムA1へのジャンプアドレス203b1を参照して、サブプログラム格納メモリ204のサブプログラムA1にジャンプする。そして、サブプログラムA1を実行後に例えばRETURN(リターン)を実行すると、メインプログラム203aに処理が戻される。尚、サブプログラムA2へのジャンプアドレス203b2、サブプログラムB1へのジャンプアドレス203b3などについても同様に実行される。
(ステップS111)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、処理Cを実行する。処理Cは、メインプログラム203aから新たに追加された個別パッケージ104を制御できるように、個別パッケージ104からアップロードされてサブプログラム格納メモリ204に格納されているサブプログラムを呼び出すためのサブプログラムジャンプアドレス203bを書き換える処理である。
ここで、ステップS110で監視制御を受け付けないモードへ移行することにより、メインプログラム203aからサブプログラムへのジャンプ処理が実行されないので、メインプログラム格納メモリ203に記述されているサブプログラムジャンプアドレス203bを書き換えても支障は生じない。また、プログラムのジャンプアドレスのみ書き換えればよいので、短時間で処理が完了する。尚、このジャンプアドレスが参照するサブプログラムのジャンプ先は、サブプログラム格納メモリ204に新たに展開された面のサブプログラムに対応する。
(ステップS112)共通パッケージ103の共通PKG制御部201は、監視制御装置102のOS261に新たに追加された個別パッケージ104の実装完了通知を送信する。この実装完了通知を受信した監視制御装置102のOS261は、ステップS110で受信した監視制御を受け付けないモードへ移行通知を解除して監視制御を再開する。
このようにして、一連のバージョンアップ処理を終了し、共通パッケージ103の共通PKG制御部201は通常動作に戻り、監視制御装置102のOS261からの制御コマンドを受け付け、通常通りに個別パッケージ104の監視制御を行うことができる。
ここで、上記の説明では、プログラムおよびコマンドデータベースのアップロード以外のメッセージの送受信を監視制御用バス105を介して行うようにしたが、バージョンアップに関する全ての情報の送受信をプログラム転送バス106を介して行うようにしても構わない。
尚、ある個別パッケージ104のバージョンアップ処理中に、他の個別パッケージ104が新たに通信装置101に実装された場合、新たに実装された個別パッケージ104が送信する実装通知を受信した共通PKG制御部201部は、新たに実装された個別パッケージ104に対するバージョンアップ処理を保留にして、バージョンアップ中の処理を完了後に、保留していた個別パッケージ104に対するバージョンアップ処理を実行する。
また、バージョンアップされた個別パッケージ104と同じ機能を有する他の個別パッケージ104が既に通信装置101に実装されている場合、共通PKG制御部201は、既に実装されている個別パッケージ104のバージョンと新たにバージョンアップされた個別パッケージ104のバージョンとを比較する。そして、既に実装されている個別パッケージ104のバージョンが新たにバージョンアップされた個別パッケージ104のバージョンよりも古い場合、共通PKG制御部201部は、バージョンアップされた同じ機能のサブプログラムを既に実装されている個別パッケージ104のサブプログラム・コマンド格納メモリ302にダウンロードする。これにより、同じ機能の個別パッケージ104のバージョンを最新バージョンに自動的に統一することができる。尚、ステップS105で新たに実装された個別パッケージ104のサブプログラムのバージョンが同じであった場合は、ダウンロードやアップロードを行う必要はない。
このように、新たに実装された個別パッケージ104に搭載されているサブプログラムのバージョンが古い場合、その後のバージョン管理で混乱をきたす可能性があるため、共通パッケージ103側の新しいバージョンのサブプログラムを古いバージョンのサブプログラムを有する個別パッケージ104のサブプログラム・コマンド格納メモリ302にダウンロードしておく。ダウンロードの方法は、例えば監視制御装置102のOS261から指示が行われ、アップロードとは逆のルーチンで、サブプログラム格納メモリ204から該当するサブプログラムをワークメモリ202に一旦転送し、ワークメモリ202からバージョンが古い個別パッケージ104のサブプログラム・コマンド格納メモリ302にプログラム転送バス106を介して転送する。尚、ダウンロードの場合、個別パッケージ104のサブプログラム・コマンド格納メモリ302は、通常運用中の各個別パッケージ104の動作とは切り離されているので、記憶領域を2面持つ必要はない。
また、図2のフローチャートでは、サブプログラムが最初から共通パッケージ103側に保持されていることを前提として説明したが、個別パッケージ104側に新たに実装された個別パッケージ104の機能に対応するサブプログラムが全く保持されていない場合は、ステップS105のバージョン確認処理は、同じ機能のサブプログラムの有無の確認をする処理に読み替えればよい。
このように、本実施形態に係る通信システム100および通信装置101は、システムの評価期間、共通部分のプログラムのバージョンアップ作業および費用を大幅に削減でき、共通部分のプログラムをバージョンアップせずに新たなコマンドの追加を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る通信装置151について図5を用いて説明する。通信装置151は、図1の第1実施形態で説明した通信装置101と基本的な構成は同じである。ここで、図5において、図1と同符号のものは同じものを示す。
図5において、共通パッケージ153、個別パッケージ154および個別PKG制御部351は、図1の共通パッケージ103、個別パッケージ104および個別PKG制御部301にそれぞれ対応する。尚、個別パッケージ154には、図1のサブプログラム・コマンド格納メモリ302の代わりにFPGAプログラム格納メモリ352が搭載されている。尚、図5において、個別パッケージ154a、個別パッケージ154b、個別パッケージ154cに共通の事項を説明する場合は、個別パッケージ154と称する。同様に、個別PKG制御部351a、個別PKG制御部351b、個別PKG制御部351cに共通の事項を説明する場合は、個別PKG制御部351と称する。FPGAプログラム格納メモリ352a、FPGAプログラム格納メモリ352b、FPGAプログラム格納メモリ352cについても同様に、FPGAプログラム格納メモリ352と称する。
本実施形態に係る通信装置151は、共通機能部401のハードウェア回路を構成するFPGA402をバージョンアップすることができる。尚、FPGA402は、回路記述言語を書き換えることによって、ハード的な回路をソフトウェアのように変更できるデバイスである。
例えば、共通機能部401のハードウェアが個々の個別パッケージ154に応じて変更するのが非常に都合がよい場合、例えば信号のフォーマットが個別パッケージ154によって異なるような場合、動作する個別パッケージ154に応じて共通機能部401のハードウェアを変更する。特に、新たに実装された個別パッケージ154に共通機能部401の新たなハードウェアが必要になった場合などに使用する。
図5において、共通機能部401は、個別パッケージ154と同様に、監視制御用バス105とプログラム転送バス106とが接続されている。そして、書き換え可能なFPGA402が搭載され、このFPGA402の監視制御を監視制御用バス105を介して行う。また、共通パッケージ153の共通PKG制御部201には、ワークメモリ202と、共通プログラム格納メモリ403と、FPGAプログラム格納メモリ404とが配備されている。尚、共通プログラム格納メモリ403の代わりに、第1実施形態の図1で説明したように、メインプログラム格納メモリ203と、サブプログラム格納メモリ204と、制御コマンド格納メモリ205とを配備してもよい。
ここで、個別パッケージ154aを通信装置151内に新たに実装する場合、第1実施形態で説明したように、監視制御用バス105を介して共通PKG制御部201に実装通知を出力する(図2のステップS102の処理に相当)。共通PKG制御部201は、実装通知を受けて、個別パッケージ154aのFPGA352aに保持されているFPGAプログラムのバージョンを要求する(図2のステップS103からステップS104の処理に相当)。共通パッケージ153のFPGAプログラム格納メモリ404に格納されているFPGAのデータのバージョン(共通機能部401のFPGA402に実装されているバージョンに相当)に比べて新しいか古いかを判別する(図2のステップS105の処理に相当)。ここで、バージョンが古かったり、同じバージョンのものが既に共通パッケージ153内に存在していた場合は、FPGAプログラムのバージョンアップ処理は行わずに、監視制御装置102のOS261に対して新たに実装された個別パッケージ154aの制御が可能になったことを通知するだけでよい(図2のステップS112の処理に相当)。反対に、新たに実装された個別パッケージ154aに搭載されているFPGAプログラムのバージョンが共通パッケージ153内に存在するものより新しかったり、全くなかった場合は、共通PKG制御部201が個別パッケージ154aに対してFPGAプログラムの転送要求を行い、要求を受けた個別パッケージ154aは、プログラム転送バス106を介してFPGAプログラムの転送を開始する。転送処理が完了すると、共通PKG制御部201は転送されたFPGAプログラムのデータにエラーがないか否かチェックし、FPGAプログラム格納メモリ404のスタンバイ面(2面あるメモリの現在使っていない方のメモリ)にデータの展開を開始し、データの展開完了後、プログラム転送バス106を介して共通機能部401のFPGA402のプログラムの書き換えを行う。ここで、一連の動作は、すべて自動的に行われるため、保守担当者がFPGAプログラムのバージョンを管理する必要がなくなり、顧客は維持管理コストを削減することができる。
このように、本実施形態に係る通信装置151は、新たに実装された個別パッケージ154に対応するように、共通機能部401のハードウェアを構成するFPGA402のプログラムのバージョンアップを自動的に行うことができるので、バージョンアップ作業および費用を大幅に削減できる。
以上、本発明に係る機能追加型制御装置および機能追加型制御システについて、実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100・・・通信システム
101、151・・・通信装置
102・・・監視制御装置
104、104a、104b、104c、154、154a、154b、154c・・・個別パッケージ
103、153・・・共通パッケージ
105・・・監視制御用バス
106・・・プログラム転送バス
201・・・共通PKG制御部
203・・・メインプログラム格納メモリ
203a・・・メインプログラム
203b・・・サブプログラムジャンプアドレス
204・・・サブプログラム格納メモリ
205・・・制御コマンド格納メモリ
206・・・監視制御IF
261・・・OS
301、301a、301b、301c、351、351a、351b、351c・・・個別PKG制御部
302、302a、302b、302c・・・サブプログラム・コマンド格納メモリ
352、352a、352b、352c・・・FPGAプログラム格納メモリ

Claims (7)

  1. 機能のアップグレードが可能な複数の個別パッケージと、前記複数の個別パッケージを監視制御する共通パッケージとを有する機能追加型制御装置において、
    前記複数の個別パッケージと前記共通パッケージとの間に、前記複数の個別パッケージの監視制御を行うための信号と、パッケージの制御を行うために前記共通パッケージにより実行される制御プログラムおよび制御コマンドの少なくとも一方を転送するための信号とを送受信するバスを設け、
    前記個別パッケージは、
    自パッケージ用の前記制御プログラムおよび前記制御コマンドの少なくとも一方を格納する個別パッケージ側メモリと、
    自パッケージの実装時に前記個別パッケージ側メモリに格納された前記制御プログラムおよび前記制御コマンドの少なくとも一方を前記バスを介して前記共通パッケージに転送する制御部と
    を有し、
    前記共通パッケージは、
    前記個別パッケージの制御を行うための制御プログラムおよび制御コマンドを格納するプログラムメモリおよびコマンドメモリを別々に有する共通パッケージ側メモリと、
    前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムおよび前記制御コマンドの少なくとも一方を前記共通パッケージ側メモリに展開し、前記共通パッケージ側メモリの前記制御プログラムおよび前記制御コマンドを用いて前記複数の個別パッケージの監視制御を行う監視制御部と
    を有し、
    さらに、前記プログラムメモリは、
    複数のサブプログラムが記憶されるサブプログラムメモリと、
    メインプログラムと、前記メインプログラムから前記サブプログラムメモリに記憶されている前記サブプログラムへのジャンプ先アドレスと、を記憶するメインプログラムメモリと
    を独立して有する
    ことを特徴とする機能追加型制御装置。
  2. 請求項1に記載の機能追加型制御装置において、
    前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムまたは前記制御コマンドが前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されていない場合に、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに記憶する
    ことを特徴とする機能追加型制御装置。
  3. 請求項2に記載の機能追加型制御装置において、
    前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンが前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンより新しい場合に、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドを更新する
    ことを特徴とする機能追加型制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の機能追加型制御装置において、
    前記プログラムメモリは、異なる2つのプログラムを格納する実行用プログラムメモリと予備用プログラムメモリとを有し、
    前記コマンドメモリは、異なる2つのコマンドを格納する実行用コマンドメモリと予備用コマンドメモリとを有し、
    前記監視制御部は、前記実行用プログラムメモリと前記実行用コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムおよび前記制御コマンドを用いて前記複数の個別パッケージの監視制御を前記バスを介して行い、前記個別パッケージから前記バスを介して転送される前記制御プログラムおよび前記制御コマンドを前記予備用プログラムメモリおよび前記予備用コマンドメモリにそれぞれ格納した後、前記予備用プログラムメモリおよび前記予備用コマンドメモリと前記実行用プログラムメモリおよび前記実行用コマンドメモリとを切り替える
    ことを特徴とする機能追加型制御装置。
  5. 請求項2に記載の機能追加型制御装置において、
    前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンが前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドのバージョンより古い場合に、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドを前記バスを介して前記個別パッケージの前記個別パッケージメモリに転送する
    ことを特徴とする機能追加型制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の機能追加型制御装置において、
    前記共通パッケージに回路記述プログラムによる回路の書き換えが可能なハードウェアデバイスが搭載されている場合に、
    前記個別パッケージメモリは、前記ハードウェアデバイスの回路記述プログラムを格納し、
    前記監視制御部は、前記個別パッケージから転送される前記回路記述プログラムのバージョンが前記ハードウェアデバイスに搭載されている回路記述プログラムのバージョンより新しい場合に、前記個別パッケージから転送される前記回路記述プログラムを新たに前記ハードウェアデバイスに搭載する
    ことを特徴とする機能追加型制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の機能追加型制御装置と、オペレーションシステムによって前記機能追加型制御装置を管理する上位の監視制御装置とを用いる機能追加型制御システムにおいて、
    前記監視制御部は、前記監視制御装置に対して制御を受け付けないモードへの移行を知らせる非制御通知を送信後、前記プログラムメモリまたは前記コマンドメモリに保持されている前記制御プログラムまたは前記制御コマンドを更新し、全ての更新を完了した時に前記監視制御装置に対して実装完了通知を送信し、
    前記監視制御装置は、前記機能追加型制御装置の前記監視制御部から前記非制御通知を受信してから前記実装完了通知を受信するまで前記機能追加型制御装置に対する制御を行わない
    ことを特徴とする機能追加型制御システム。
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