JP2007249748A - バージョン管理機能を有するネットワーク機器 - Google Patents

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智紀 山田
Shinichi Takano
伸一 高野
Masahiro Shirai
正博 白井
Katsuyuki Hagiwara
克之 萩原
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Abstract

【課題】バージョン管理機能を有するネットワーク機器に関し、人為的ミスによるファームウェアの書き換えを防ぎ、ファームウェアのバージョンの不整合による装置の動作不良を防止する。
【解決手段】監視制御用の回路パッケージPKG(A)から被監視制御用のパッケージPKG(B)にファームウェアのバージョンを通知し、パッケージPKG(B)は通知されたファームウェアのバージョンが、自身に予め記憶しているファームウェアのバージョンより古い場合には、該監視制御用の回路パッケージPKG(A)からの制御を受け付けないようにする。また、実装した回路パッケージ同士で、他の回路パッケージのファームウェアへアクセスし、バージョンの比較を行い、その中で最も新しいバージョンのファームウェアを他の回路パッケージのファームウェアに上書きし、装置内の全ての回路パッケージのファームウェアを常に最新バージョンのものに保つ。
【選択図】図1

Description

本発明は、バージョン管理機能を有するネットワーク機器に関し、ハードウェアの基本的な制御を行なうために機器に組み込まれたソフトウェア(即ち、ファームウェア)による各種制御機能を有するネットワーク機器を対象とし、そのファームウェアのバージョンの違いによる誤動作を防止するバージョン管理機能を有するネットワーク機器に関する。
ネットワーク機器の各種制御機能の機能分担は、各ネットワーク機器に実装する回路パッケージのファームウェアによって切り分ける割合が大きくなってきており、また、主信号の処理もファームウェア処理により行う場合が多くなっている。また、一つの装置の中に、ファームウェアを実装した回路パッケージが複数存在し、それらの各回路パッケージが、種別の異なるファームウェアで運用される場合は、一つの装置内でのファームウェアのバージョン(版数)管理が必要となる。また、装置の機能を更新する場合に、ファームウェアのバージョンアップにより対処することが多く、同一のファームウェアにも多数のバージョンが存在する。
本発明に関連する先行技術文献として、ファームウェアバージョンの管理によるCPU間通信整合性チェック方法について、下記の特許文献1に記載されている。同文献に記載のものは、上位シェルフ内の中枢用CPUAが、下位シェルフ内の機能中枢用CPUTから取得したファームウェアバージョンとその管理情報を取得し、それらが一致したCPUTに対して、制御データを送信して動作を開始させ、CPU間通信でインタフェース変更時に誤動作を回避するようにしたものである。
また、下記の特許文献2には、装置のファームウェアを不揮発性メモリに格納し、複数の不揮発性メモリ搭載パッケージを保有するシステムにおいて、不揮発性メモリ搭載パッケージの交換時に、実装が継続している他のパッケージの不揮発性メモリを選択し、該選択した不揮発性メモリを使用してファームウェアを展開することにより、パッケージ交換における保守時間の短縮を図る技術について記載されている。
また、下記の特許文献3には、サービスマン等の操作によってパーソナルコンピュータ等の外部装置から新たなファームウェアをダウンロードし、不揮発性メモリ内の通常動作用ファームウェアの書き換えを行った場合、書き換えたファームウェアのバージョン自体が間違っていると、装置が正常に動作しなくなるので、それを防ぐために、書き換え後のファームウェアのバージョン情報と元バージョン情報とを比較し、それらが一致しないとき、ファームウェアのチェックサムを異なる値に書き換え、これにより再起動時にチェックサム不整合となって、誤ったバージョンのファームウェアの実行が防止されるようにしたファームウェア書換装置等が記載されている。
特開2000−305758号公報 特開2003−131882号公報 特開2004−355064号公報
従来、ネットワーク機器等の装置の回路パッケージ内のファームウェアを書き換える作業は、一般的に保守者が行っている。そのため、ファームウェアの書き換えの際、保守者が誤って古いバージョンのファームウェアに書き換えてしまうことがある。また、運用中の装置に対して回路パッケージ交換を行う場合、誤って古いバージョンのファームウェアが格納された回路パッケージに交換してしまう場合がある。
このような人為的ミスは、古いバージョンのファームウェアの不適合性によって装置の誤動作や装置故障等を誘発させ、ネットワーク全体へ重大な問題を引起しかねない。本発明は、前述のような人為的ミスによるファームウェアの書き換えを防ぎ、ファームウェアのバージョンの不整合による装置の動作不良を防止することを目的とする。
本発明のバージョン管理機能を有するネットワーク機器は、(1)監視制御用の回路パッケージ及び被監視制御用の回路パッケージを実装したネットワーク機器において、前記監視制御用の回路パッケージは、前記被監視制御用の回路パッケージに対して設定を行う際に、自身のメモリ内の運用ファーム領域に格納されているファームウェアのバージョンを前記被監視制御パッケージに通知する手段を備え、前記被監視制御用の回路パッケージは、予め監視制御用の回路パッケージのファームウェアのバージョンを自身のメモリに記憶しておき、前記監視制御用の回路パッケージから制御を受けたときに通知される前記監視制御用の回路パッケージのファームウェアのバージョンと、先に記憶しているファームウェアのバージョンとを比較し、通知されたバージョンが、先に記憶しているバージョンより古い場合には、該監視制御用の回路パッケージからの制御を受け付けないようにする手段を備えたことを特徴とする。
また、(2)第1及び第2の回路パッケージを実装し、該第1及び第2の回路パッケージはそれぞれ内部にファームウェアを有するネットワーク機器において、前記第1又は第2の回路パッケージの少なくとも何れかのファームウェアは、他方の回路パッケージのファームウェアへアクセスし、自身と他方のファームウェアのバージョンの比較を行い、自身のバージョンが他方のバージョンより新しい場合は、自身のファームウェアを他方のファームウェアへ上書きし、自身のバージョンが他方のバージョンより古い場合、他方のファームウェアを自身のファームウェアへ上書きする手段を備えたことを特徴とする。
また、(3)同一機能のファームウェアを内部に有する複数の回路パッケージと、該複数の回路パッケージのファームウェアと同一のファームウェアを格納したファームウェア格納パッケージとを実装したネットワーク機器において、前記各回路パッケージは、前記ファームウェア格納パッケージにアクセスし、該ファームウェア格納パッケージに格納されたファームウェアと自身のファームウェアのバージョンの比較を行い、バージョンが異なる場合に、自身のメモリの運用ファームウェア領域に、ファームウェア格納パッケージに格納されたファームウェアを上書きする手段を備えたことを特徴とする。
また、(4)異なる機能のファームウェアを各々内部に有する複数の回路パッケージと、各回路パッケージ対応のファームウェアを全て格納するファームウェア格納パッケージとを実装したネットワーク機器において、前記各回路パッケージは、前記ファームウェア格納パッケージにアクセスし、該ファームウェア格納パッケージに格納されたファームウェアと自身のファームウェアのバージョンの比較を行い、バージョンが異なる場合に、自身のメモリの運用ファームウェア領域に、ファームウェア格納パッケージのメモリに格納された、自身の回路パッケージに対応するファームウェアを上書きする手段を備えたことを特徴とする。
また、(5)異なる機能のファームウェアを各々内部に有する第1及び第2の回路パッケージを実装したネットワーク機器において、前記第1及び第2の回路パッケージは、各々のメモリ内に運用ファームウェア領域と格納ファームウェア領域とを有し、各々の格納ファームウェア領域には、他の回路パッケージの運用ファームウェアを格納し、実装時に、自身の運用ファームウェアと他の回路パッケージのメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアとのバージョン比較、及び自身のメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアと他の回路パッケージの運用ファームウェアとのバージョン比較を行う手段と、自身の運用ファームウェアのバージョンが古い場合、他の回路パッケージのメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアを、自身の回路パッケージの運用ファームウェア領域に上書きし、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアが古い場合、他の回路パッケージの運用ファームウェア領域のファームウェアを、自身の格納ファームウェア領域に上書きし、自身の運用ファームウェア領域のファームウェアが新しい場合、自身の運用ファームウェアを他の回路パッケージの格納ファームウェア領域に上書きし、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアが新しい場合、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアを他の回路パッケージの運用ファームウェア領域に上書きする手段と、を備えたことを特徴とする。
また、(6)同一機能のファームウェアを内部に有する複数の回路パッケージを実装したネットワーク機器において、前記回路パッケージは、実装された他の全ての回路パッケージとの間で、ファームウェアのバージョンの比較を行う手段と、バージョンが異なる回路パッケージを検出したとき、最新のファームウェアバージョンの回路パッケージから他の全ての回路パッケージの運用ファームウェア領域に最新バージョンのファームウェアを上書きさせる手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記監視制御用の回路パッケージから制御を受けたときに通知されるファームウェアのバージョンが、予め記憶しているファームウェアのバージョンより古い場合には、該監視制御用の回路パッケージからの制御を受け付けないようにすることにより、誤って古いバージョンの回路パッケージに交換してしまった場合などのような人為的ミスによる動作不良を防止することができ、ネットワーク全体への障害を未然に防ぐことができる。
また、実装した回路パッケージが、他の回路パッケージのファームウェアへアクセスし、バージョンの比較を行い、新しいバージョンのファームウェアを古いバージョンのファームウェアに上書きすることにより、オペレータの人為的作業によるバージョンアップのための煩雑な端末操作作業が不要となり、作業工数が削減され、人為的ミスを生じることなく、装置内の回路パッケージのファームウェアを常に最新バージョンのものに保つことができ、バージョンの不整合による回路パッケージの誤動作を防止することができ、ネットワーク全体への障害を未然に防ぐことができる。
図1は本発明のネットワーク機器の第1の実施形態を示す。この実施形態において、ネットワーク機器は、監視制御用の回路パッケージPKG(A)と被監視制御用のパッケージPKG(B)とが実装されるものとする。監視制御用の回路パッケージPKG(A)は、自身のメモリ1−1内の運用ファーム領域に格納されているファームウェアに従って、被監視制御用の回路パッケージPKG(B)に対して設定を行う際、監視制御用の回路パッケージPKG(A)のファームウェアのバージョンを被監視制御用の回路パッケージPKG(B)に通知する。
被監視制御用の回路パッケージPKG(B)は、監視制御可能な回路パッケージPKG(A)のファームウェアのバージョン情報を自身のメモリ1−2に記憶しておく。そして、被監視制御用の回路パッケージPKG(B)は、監視制御用の回路パッケージPKG(A)が制御の際に通知したファームウェアのバージョン情報と、先に記憶している監視制御可能な回路パッケージPKG(A)のファームウェアのバージョンと比較し、通知されたファームウェアのバージョンが、先に記憶しているファームウェアバージョンより古い場合には、その監視制御用の回路パッケージPKG(A)からの制御を受け付けないようにする。
こうすることにより、装置の運用中に、監視制御用の回路パッケージPKG(A)を、誤って古いバージョンのファームウェアが格納された回路パッケージに交換してしまった場合でも、古いバージョンの監視制御用の回路パッケージPKG(A)からの制御によって、被監視制御用の回路パッケージPKG(B)への設定を行ってしまい、被監視制御用の回路パッケージPKG(B)が誤動作するのを未然に防ぐことができる。
図2は本発明のネットワーク機器の第2の実施形態を示す。この実施形態は、装置内の回路パッケージ同士で相互にファームウェアのバージョンの比較を行い、装置内の全ての回路パッケージを同一バージョンのファームウェアに自動更新する実施形態である。以下、図2を参照してこの実施形態について説明する。
図2に示すように、一つの装置内に、第1の回路パッケージPKG(1)に格納された第1のファームウェア(1)と、第2の回路パッケージPKG(2)に格納された第2のファームウェア(2)とが存在するものとする。この場合、何れか一方の回路パッケージのファームウェアが他方の回路パッケージのファームウェアへアクセスし、自身と相手のファームウェアのバージョンの比較を行う。該比較の結果に応じて、装置内の回路パッケージ同士で以下の動作を行う。
第1の回路パッケージPKG(1)のファームウェア(1)が第2の回路パッケージPKG(2)の第2のファームウェア(2)より新しい場合は、新しい第1のファームウェア(1)を第2のファームウェア(2)へ上書きする。第1のファームウェア(1)と第2のファームウェア(2)のバージョンが等しい場合、ファームウェアの上書きは行わない。第1のファームウェア(1)が第2のファームウェア(2)より古い場合、第2のファームウェア(2)を第1のファームウェア(1)へ上書きする。
この構成により、装置に回路パッケージ実装するだけで、回路パッケージ同士で自動的にファームウェアのバージョンアップが行われるため、オペレータの人為的作業による煩雑な端末操作作業が不要となり、作業工数が削減されると共に、人為的ミスを防ぐことができる。
図3は本発明のネットワーク機器の第3の実施形態を示す。この実施形態は、ネットワーク機器等の装置内に、該装置内の回路パッケージのファームウェアを格納したファームウェア格納パッケージPKG(F)を設ける。該ファームウェア格納パッケージPKG(F)のメモリ3−1には、装置内の回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)のファームウェアの全てを予め格納しておく。
この実施形態では、装置内の回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)は、同一機能を有するパッケージであるとする。回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)の何れかが装置に実装されると、実装された回路パッケージは、ファームウェア格納パッケージPKG(F)内のメモリ3−1の格納ファーム領域にアクセスし、該メモリ3−1に格納されたファームウェアと自身のファームウェアとのバージョン比較を行う。
上記の比較の結果、バージョンが異なる場合には、各回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)は、自身のメモリ3−2の運用ファームウェア領域に、ファームウェア格納パッケージPKG(F)のメモリ3−1に格納されたファームウェアを上書きする。バージョンが同じ場合には上書き動作は行わない。これにより、装置内の全ての回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)を同一バージョンのファームウェアに自動的更新することが可能となる。
図4は本発明のネットワーク機器の第4の実施形態を示す。この実施形態では、ネットワーク機器等の装置内に、異なる機能の回路パッケージPKG(A)〜PKG(C)が存在するものとする。この第4の実施形態は、上述の第3の実施形態と類似するが、装置内に、各回路パッケージPKG(A)〜PKG(C)対応のファームウェアを全て格納するファームウェア格納パッケージPKG(F’)を設ける。
ファームウェアの更新の手法は、第3の実施形態の場合と同様に、回路パッケージPKG(A)〜PKG(C)の何れかが装置に実装されると、ファームウェア格納パッケージPKG(F’)内のメモリ4−1の格納ファーム領域にアクセスし、該メモリ4−1に格納されたファームウェアと自身のファームウェアとのバージョン比較を行う。
上記の比較の結果、バージョンが異なる場合には、各回路パッケージPKG(A)〜PKG(C)は、自身のメモリ4−2のファームウェア領域に、ファームウェア格納パッケージPKG(F’)のメモリ4−1に格納された、自身に対応するファームウェアを上書きする。バージョンが同じ場合には上書き動作は行わない。
第4の実施形態が第3の実施形態と異なる点は、ファームウェア格納パッケージPKG(F’)のメモリ4−1内に、機能の異なる回路パッケージ別のファームウェアを格納し、装置内の各回路パッケージPKG(A)〜PKG(C)は、それぞれ機能の異なる回路パッケージ別に格納されたファームウェアのバージョンと比較して更新を行う点である。これにより、装置内の全ての回路パッケージPKG(A)〜PKG(C)を、ファームウェア格納パッケージPKG(F’)のバージョンと同一のファームウェアに自動的更新することが可能となる。
図5に本発明のネットワーク機器の第5の実施形態を示す。この実施形態は、ネットワーク機器等の装置内に、異なった機能を有する第1の回路パッケージPKG(A)と第2の回路パッケージPKG(B)とが存在する場合、両回路パッケージPKG(A),PKG(B)のメモリ5−1,5−2内に、運用ファームウェア領域5−11,5−21とは別に、格納ファームウェア領域5−12,5−22を設ける。そして、それぞれの格納ファームウェア領域5−12,5−22に、他の回路パッケージの運用ファームウェアを格納する。
上記の状態で、第1又は第2の回路パッケージPKG(A)又はPKG(B)を装置に実装すると、該回路パッケージPKG(A)又はPKG(B)は、自身の運用ファームウェアと他の回路パッケージのメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアとのバージョン比較を行う。
比較の結果、回路パッケージPKG(A),PKG(B)は次のように動作する。自身の運用ファームウェアのバージョンが古い場合、他の回路パッケージのメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアを、自身の回路パッケージの運用ファームウェア領域に上書きする。また、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアが古い場合、他の回路パッケージの運用ファームウェア領域のファームウェアを、自身の格納ファームウェア領域に上書きする。
また、自身の運用ファームウェア領域のファームウェアが新しい場合、自身の運用ファームウェアを、他の回路パッケージの格納ファームウェア領域に上書きする。また、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアが新しい場合、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアを、他の回路パッケージの運用ファームウェア領域に上書きする。但し、比較対象のファームウェア同士のバージョンが同一である場合、上書き動作は行わない。これにより、装置内で異なる機能を有する回路パッケージ間でファームウェアのバージョンを自動更新することが可能となる。
図6に本発明のネットワーク機器の第6の実施形態を示す。この実施形態は、装置内に、同一機能を有し、かつ、メモリ6−1に運用ファームウェア領域のみ有する回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)を使用する場合の実施形態である。この実施形態では、前述のように、装置内にファームウェア格納パッケージを設けることや、各回路パッケージ内に他の回路パッケージのファームを格納する領域を設けることなく、回路パッケージが装置に実装されると、装置内の全ての回路パッケージPKG(A1)〜PKG(A3)で、ファームウェアのバージョン比較を行う。
上記比較の結果、バージョンが異なる回路パッケージが存在した場合は、全ての回路パッケージの運用ファームウェア領域に、最新のファームウェアバージョンを有する回路パッケージのファームウェアを上書きする。全ての回路パッケージのファームウェアバージョンが同一である場合には上書き動作は行わない。これにより、装置内の全ての回路パッケージを同一の最新ファームウェアに自動更新することが可能となる。
図7に第6の実施形態におけるバージョン比較手順の具体例を示す。この実施形態は、装置内に同一機能を有し、かつ、運用ファームウェア領域のみ有する回路パッケージを使用する実施形態であり、そのバージョン比較手順の具体例を以下に説明する。例としてスロット2に新たに実装された回路パッケージPKGは、他のスロットに実装された全ての回路パッケージPKGに対して、バージョン情報を要求する(1)。
既に実装済みの回路パッケージPKGは、新たに実装された回路パッケージPKGからバージョン情報の要求があった場合には、自身の回路パッケージPKGのバージョン情報を応答する(2)。新たに実装された回路パッケージPKGは、他の回路パッケージPKGに対してバージョン情報を要求してから一定期間経過後、各回路パッケージPKGから通知されたバージョン情報を比較して、最も新しいバージョンの回路パッケージPKGを特定する。そして、最も新しいバージョンの回路パッケージPKGに対して、バージョンが古い回路パッケージPKGのスロット番号を通知し、最新バージョンのファームウェアに書き換えるよう要求する(3)。
最新バージョンの回路パッケージPKGが複数存在する場合には、各スロット番号の最も小さい回路パッケージPKGに対して、最新バージョンのファームウェアの書き換えを要求する。最新バージョンであることを通知された回路パッケージPKGは、バージョンの古い回路パッケージPKGに対して、自らが保有している最新バージョンのファームウェアによりファームウェアの書き換えを行う(4)。
本発明のネットワーク機器の第1の実施形態を示す図である。 本発明のネットワーク機器の第2の実施形態を示す図である。 本発明のネットワーク機器の第3の実施形態を示す図である。 本発明のネットワーク機器の第4の実施形態を示す図である。 本発明のネットワーク機器の第5の実施形態を示す図である。 本発明のネットワーク機器の第6の実施形態を示す図である。 本発明の第6の実施形態におけるバージョン比較手順の具体例を示す図である。
符号の説明
PKG(A),PKG(B) 回路パッケージ
1−1,1−2 メモリ

Claims (6)

  1. 監視制御用の回路パッケージ及び被監視制御用の回路パッケージを実装したネットワーク機器において、
    前記監視制御用の回路パッケージは、前記被監視制御用の回路パッケージに対して設定を行う際に、自身のメモリ内の運用ファーム領域に格納されているファームウェアのバージョンを前記被監視制御パッケージに通知する手段を備え、
    前記被監視制御用の回路パッケージは、予め監視制御用の回路パッケージのファームウェアのバージョンを自身のメモリに記憶しておき、前記監視制御用の回路パッケージから制御を受けたときに通知される前記監視制御用の回路パッケージのファームウェアのバージョンと、先に記憶しているファームウェアのバージョンとを比較し、通知されたバージョンが、先に記憶しているバージョンより古い場合には、該監視制御用の回路パッケージからの制御を受け付けないようにする手段を備えたことを特徴とするバージョン管理機能を有するネットワーク機器。
  2. 第1及び第2の回路パッケージを実装し、該第1及び第2の回路パッケージはそれぞれ内部にファームウェアを有するネットワーク機器において、
    前記第1又は第2の回路パッケージの少なくとも何れかのファームウェアは、他方の回路パッケージのファームウェアへアクセスし、自身と他方のファームウェアのバージョンの比較を行い、自身のバージョンが他方のバージョンより新しい場合は、自身のファームウェアを他方のファームウェアへ上書きし、自身のバージョンが他方のバージョンより古い場合、他方のファームウェアを自身のファームウェアへ上書きする手段を備えたことを特徴とするバージョン管理機能を有するネットワーク機器。
  3. 同一機能のファームウェアを内部に有する複数の回路パッケージと、該複数の回路パッケージのファームウェアと同一のファームウェアを格納したファームウェア格納パッケージとを実装したネットワーク機器において、
    前記各回路パッケージは、前記ファームウェア格納パッケージにアクセスし、該ファームウェア格納パッケージに格納されたファームウェアと自身のファームウェアのバージョンの比較を行い、バージョンが異なる場合に、自身のメモリの運用ファームウェア領域に、ファームウェア格納パッケージに格納されたファームウェアを上書きする手段を備えたことを特徴とするバージョン管理機能を有するネットワーク機器。
  4. 異なる機能のファームウェアを各々内部に有する複数の回路パッケージと、各回路パッケージ対応のファームウェアを全て格納するファームウェア格納パッケージとを実装したネットワーク機器において、
    前記各回路パッケージは、前記ファームウェア格納パッケージにアクセスし、該ファームウェア格納パッケージに格納されたファームウェアと自身のファームウェアのバージョンの比較を行い、バージョンが異なる場合に、自身のメモリの運用ファームウェア領域に、ファームウェア格納パッケージのメモリに格納された、自身の回路パッケージに対応するファームウェアを上書きする手段を備えたことを特徴とするバージョン管理機能を有するネットワーク機器。
  5. 異なる機能のファームウェアを各々内部に有する第1及び第2の回路パッケージを実装したネットワーク機器において、
    前記第1及び第2の回路パッケージは、各々のメモリ内に運用ファームウェア領域と格納ファームウェア領域とを有し、各々の格納ファームウェア領域には、他の回路パッケージの運用ファームウェアを格納し、実装時に、自身の運用ファームウェアと他の回路パッケージのメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアとのバージョン比較、及び自身のメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアと他の回路パッケージの運用ファームウェアとのバージョン比較を行う手段と、
    自身の運用ファームウェアのバージョンが古い場合、他の回路パッケージのメモリ内の格納ファームウェア領域に格納されたファームウェアを、自身の回路パッケージの運用ファームウェア領域に上書きし、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアが古い場合、他の回路パッケージの運用ファームウェア領域のファームウェアを、自身の格納ファームウェア領域に上書きし、自身の運用ファームウェア領域のファームウェアが新しい場合、自身の運用ファームウェアを他の回路パッケージの格納ファームウェア領域に上書きし、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアが新しい場合、自身の格納ファームウェア領域のファームウェアを他の回路パッケージの運用ファームウェア領域に上書きする手段と、を備えたことを特徴とするバージョン管理機能を有するネットワーク機器。
  6. 同一機能のファームウェアを内部に有する複数の回路パッケージを実装したネットワーク機器において、
    前記回路パッケージは、実装された他の全ての回路パッケージとの間で、ファームウェアのバージョンの比較を行う手段と、バージョンが異なる回路パッケージを検出したとき、最新のファームウェアバージョンの回路パッケージから他の全ての回路パッケージの運用ファームウェア領域に最新バージョンのファームウェアを上書きさせる手段と、を備えたことを特徴とするバージョン管理機能を有するネットワーク機器。
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