JP5545138B2 - 測定装置 - Google Patents
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Description
一方、この種のスチールコードコンベヤベルトにおいては、ゴム層の幅方向の両端に位置するスチールコード中心間の距離が予め決められた許容差に収まるように、JIS規格JIS K 6369:2007で規定されている。
本発明にかかる測定装置をスチールコードコンベヤゴムベルトのスチールコード位置測定に適用した場合の実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。
本実施の形態において、測定対象となるスチールコードコンベヤゴムベルトを構成するスチールコードベルト1は、図4に示すように、使用目的に応じて設定される幅と厚さを有する、断面が細長形状のゴム層2と、このゴム層2の内部に、ゴム層2の幅方向に一定のピッチpでゴム層2の全長に亘り延在して埋設された複数のスチールコード4とから構成される。
基板12は、アクリルなどの非磁性及び透磁性の合成樹脂材からなり、所定の厚さを有する短冊のような細長形状を呈している。この基板12の上面にはV字溝状の案内部1202が基板12の長手方向に沿って直線状に延在して形成されている。また、基板12は、その下面に形成された、ゴム層2の厚さ方向の一方の面である上面と当接する平坦な載置面1204を有する。さらに、基板12の長さ方向の一端部における載置面1204の箇所には、測定位置基準部1206が下方に向け鉛直に突設されている。
カバー部材16は、球体14が案内部1202から脱落を阻止するもので、アクリルなどの非磁性及び透磁性の合成樹脂製の板材から構成され、所定の厚さを有する短冊のような細長形状を呈している。このカバー部材16は複数の固定ねじ20により基板12に取着されている。また、カバー部材16には、球体14の一部をカバー部材16の上方に露出させる開口1602が案内部1202の長さ方向に延在して形成されている。
まず、図2及び図4に示すように、基板12の載置面1204をゴム層2の上面に載せた状態で、測定装置10全体をゴム層2の幅方向に移動させて、測定位置基準部1206をゴム層2の端面2aに押し当てる。しかる後、カバー部材16の開口1602から測定者の指先などを差し込んで、球体14を案内部1202に沿って測定位置基準部1206から離間する方向に転動させる。球体14が、図1及び図2の破線で示すように、ゴム層2の端面2aに最も近接するスチールコード4の真上まで転動されると、球体14からの磁力線がスチールコード4を通して磁路を形成するため、球体14はスチールコード4との磁気結合によりスチールコード4に吸着され、球体14の転動はスチールコード4の真上で静止する。
そこで、図4(b)に示すように、スチールコードベルト1の全幅Dから距離d2の2倍に相当する値を差し引いた後の値を両端のスチールコード中心間の距離d1として求める。その後、この距離d1が、JIS規格JIS K 6369:2007で規定され±1%の許容差範囲にあるかを調べれば、上記距離d1が正規の寸法か否かを確認することができる。
本発明にかかる測定装置をスチールコードコンベヤゴムベルトのスチールコード位置測定に適用した場合の実施の形態2について、図5乃至図7を参照して説明する。この実施の形態2は上記実施の形態1の変形例を示すものである。
本実施の形態2において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一符号を付してその構成説明を省略し、上記実施の形態1と異なる部分について述べる。
この実施の形態2において、実施の形態1と異なる点は、スケール18を省略し、これに代えて、計測器24、信号処理部26及び表示部28を新たに設け、これらにより表示手段を構成するところにある。
また、計測器24には信号処理部26が接続されている。さらに、信号処理部24には表示部26が接続されている。
まず、図6に示すように、基板12の載置面1204をゴム層2の上面に載せた状態で、測定装置10全体をゴム層2の幅方向に移動させて、測定位置基準部1206をゴム層2の端面2aに押し当てる。しかる後、カバー部材16の開口1602から測定者の指先などを差し込んで、球体14を案内部1202に沿って測定位置基準部1206から離間する方向に転動させる。球体14が、図6の破線で示すように、ゴム層2の端面2aに最も近接するスチールコード4の真上まで転動されると、球体14からの磁力線がスチールコード4を通して磁路を形成するため、球体14はスチールコード4との磁気結合によりスチールコード4に吸着され、球体14の転動はスチールコード4の真上で静止する。
本発明にかかる測定装置をスチールコードコンベヤゴムベルトのスチールコード位置測定に適用した場合の実施の形態3について、図8乃至図10を参照して説明する。
本実施の形態2における測定装置30は、図8乃至図10に示すように、大別して、基板32、可動体34、指針36、カバー部材38、スケール40などを含んで構成される。
指針36は、棒状の永久磁石から構成され、この指針36の長さ方向の中心は、可動体34の上面に直角に突設した軸3602に、その軸線回りに回転可能に支持されている。
カバー部材38は、開口3202を含む基板32の上面を覆うもので、アクリルなどの非磁性及び透磁性で透明な合成樹脂製の板材から構成され、所定の厚さを有する短冊のような細長形状を呈している。このカバー部材38は複数の固定ねじ42により基板32に取着されている。また、カバー部材38には、可動体34の一部をカバー部材38の上面に露出させる開口3802が開口3202の長さ方向に延在して形成されている。
まず、図9に示すように、基板32の載置面3206をゴム層2の上面に載せた状態で、測定装置30全体をゴム層2の幅方向に移動させて、測定位置基準部3208をゴム層2の端面2aに押し当てる。しかる後、カバー部材38の開口3802から測定者の指先などを差し込んで、可動体34が案内部3204に沿って測定位置基準部3208から離間する方向に転動させる。可動体34が、図9の破線で示すように、ゴム層2の端面2aに最も近接するスチールコード4の真上まで移動されると、磁石からなる指針36の磁力線がスチールコード4を通して磁路を形成するため、指針36はスチールコード4との磁気結合によりスチールコード4に吸着され、指針36はスチールコード4の長さ方向と平行する状態に固定する。
そこで、図4(b)に示したように、スチールコードベルト1の全幅Dから距離d2の2倍に相当する値を差し引いた後の値を両端のスチールコード中心間の距離d1として求める。その後、この距離d1が、JIS規格JIS K 6369:2007で規定され±1%の許容差範囲にあるかを調べれば、上記距離d1が正規の寸法か否かを確認することができる。
Claims (6)
- 非磁性及び透磁性の材料からなる細長形状の基板と、
前記基板に前記基板の長さ方向に沿って直線状に延在形成された案内部と、
前記案内部に該案内部に沿って転動可能に配置された磁石からなる球体と、
前記基板の下面に形成された載置面と、
前記基板の長さ方向の一方の端部における前記載置面の箇所に突設された測定位置基準部と、
前記案内部上の任意の位置で静止した前記球体と前記測定位置基準部との距離を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする測定装置。 - 前記表示手段は、前記案内部の延在方向に沿って延在して設けられ、前記案内部上の任意の位置で静止した前記球体と前記測定位置基準部との距離がアナログ表示されたスケールで構成されていることを特徴とする請求項1記載の測定装置。
- 前記表示手段は、前記案内部上の任意の位置で静止した前記球体の位置を前記測定位置基準部から距離として計測する計測器と、前記計測された距離をデジタル表示する表示部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の測定装置。
- 前記基板の上面に設けられ前記球体の前記案内部からの脱落を阻止するカバー部材をさらに備え、
前記カバー部材に、前記球体の一部を前記カバー部材の上方に露出させる開口部が前記案内部の長さ方向に沿って延在形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に何れか1項記載の測定装置。 - 非磁性及び透磁性の材料からなる細長形状の基板と、
前記基板に前記基板の長さ方向に沿って直線状に延在形成された案内部と、
前記案内部に該案内部に沿って直線移動可能に支持された非磁性及び透磁性の材料からなる可動体と、
前記可動体上に鉛直軸の回りに回転可能に設けられた磁石からなる指針と、
前記基板の下面に形成された載置面と、
前記基板の長さ方向の一方の端部における前記載置面の箇所に突設された測定位置基準部と、
前記案内部の延在方向に沿って延在して設けられ、前記案内部上の任意の位置で静止した前記可動体上の前記指針が示す位置と前記測定位置基準部との距離がアナログ表示されたスケールと、
を備えることを特徴とする測定装置。 - 前記基板の上面を覆うカバー部材を備え、
前記カバー部材に、前記可動体の一部を前記カバー部材の上面に露出させる開口部が前記案内部の長さ方向に沿って延在形成されていることを特徴とする請求項5記載の測定装置。
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