JPH07267318A - 絶縁体入りスチールコードコンベヤベルト - Google Patents
絶縁体入りスチールコードコンベヤベルトInfo
- Publication number
- JPH07267318A JPH07267318A JP5899194A JP5899194A JPH07267318A JP H07267318 A JPH07267318 A JP H07267318A JP 5899194 A JP5899194 A JP 5899194A JP 5899194 A JP5899194 A JP 5899194A JP H07267318 A JPH07267318 A JP H07267318A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber layer
- cover rubber
- steel cord
- surface cover
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルト本体のカバーゴムに静電気の集中放電
によって生じる焼けこげによる穴が生じるのを防止した
絶縁体入りスチールコードコンべヤベルトを提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 このベルト本体4は、導電体のスチールコー
ド5を埋設したクッションゴム層6の上下面に、上面カ
バーゴム層7と下面カバーゴム層8とを積層し、更にク
ッションゴム層6,上面カバーゴム層7,下面カバーゴ
ム層8のいずれかの層、またはいずれかの層間に、電気
絶縁性の高く(1018Ω・cm)、しかも接着性の良い超
高分子ポリエチレンシートから成るバリアー層9を設け
て一体的に構成されている。
によって生じる焼けこげによる穴が生じるのを防止した
絶縁体入りスチールコードコンべヤベルトを提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 このベルト本体4は、導電体のスチールコー
ド5を埋設したクッションゴム層6の上下面に、上面カ
バーゴム層7と下面カバーゴム層8とを積層し、更にク
ッションゴム層6,上面カバーゴム層7,下面カバーゴ
ム層8のいずれかの層、またはいずれかの層間に、電気
絶縁性の高く(1018Ω・cm)、しかも接着性の良い超
高分子ポリエチレンシートから成るバリアー層9を設け
て一体的に構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁体入りスチール
コードコンべヤベルトに係わり、更に詳しくはベルト表
面に帯電する静電気が導電体のスチールコードに流れる
のを防止し、カバーゴムに静電気の集中放電によって生
じる焼けこげによる穴開きを有効に防止したスチールコ
ードコンべヤベルトに関するものである。
コードコンべヤベルトに係わり、更に詳しくはベルト表
面に帯電する静電気が導電体のスチールコードに流れる
のを防止し、カバーゴムに静電気の集中放電によって生
じる焼けこげによる穴開きを有効に防止したスチールコ
ードコンべヤベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バラ荷等の搬送物を載置させて連
続的に輸送するベルトコンべヤ装置としては、例えば、
図5に示すように駆動プーリ1と従動プーリ2との間に
複数本のガイドローラ3を介してエンドレス状のベルト
本体4が掛回されて構成されている。一般にこのような
ベルト本体4は、図示しないスチールコードを埋設した
クッションゴム層の上下面に、上面カバーゴム層と下面
カバーゴム層とが積層されて構成され、またこれらのゴ
ム複合物は、配合してあるカーボン及び金属酸化物の影
響により、体積固有電気抵抗は102 〜105 Ω・cmで
半導電特性を有している。
続的に輸送するベルトコンべヤ装置としては、例えば、
図5に示すように駆動プーリ1と従動プーリ2との間に
複数本のガイドローラ3を介してエンドレス状のベルト
本体4が掛回されて構成されている。一般にこのような
ベルト本体4は、図示しないスチールコードを埋設した
クッションゴム層の上下面に、上面カバーゴム層と下面
カバーゴム層とが積層されて構成され、またこれらのゴ
ム複合物は、配合してあるカーボン及び金属酸化物の影
響により、体積固有電気抵抗は102 〜105 Ω・cmで
半導電特性を有している。
【0003】このためコンべヤベルトの駆動時に、駆動
プーリ1,従動プーリ2やガイドローラ3自身及び駆動
プーリ1,従動プーリ2とベルト本体4、更にガイドロ
ーラ3とベルト本体4との間の摩擦、或いは運搬物同志
の摩擦で静電気が発生する。この静電気は、カバーゴム
層,クッションゴム層を通って導電体であるスチールコ
ードに流れ、静電気は更にスチールコードを媒体として
スチールコードの分断されている端末部まで長距離移動
して帯電し、ここで集中放電が生じる。この結果、ロー
ラと接触する部分のベルト本体4のカバーゴムが前記静
電気の集中放電によって焼け、こげ穴を作ると言う問題
があり、このようなこげ穴が一部に生じると、この部分
から穴が拡大すると言う問題があった。
プーリ1,従動プーリ2やガイドローラ3自身及び駆動
プーリ1,従動プーリ2とベルト本体4、更にガイドロ
ーラ3とベルト本体4との間の摩擦、或いは運搬物同志
の摩擦で静電気が発生する。この静電気は、カバーゴム
層,クッションゴム層を通って導電体であるスチールコ
ードに流れ、静電気は更にスチールコードを媒体として
スチールコードの分断されている端末部まで長距離移動
して帯電し、ここで集中放電が生じる。この結果、ロー
ラと接触する部分のベルト本体4のカバーゴムが前記静
電気の集中放電によって焼け、こげ穴を作ると言う問題
があり、このようなこげ穴が一部に生じると、この部分
から穴が拡大すると言う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】そこで、ベルト本体
4のカバーゴムに静電気の集中放電によって生じる焼け
こげによる穴開きを防止する方法として、下面カバーゴ
ム層またはクッションゴム層を、109 Ω・cm以上の体
積固有電気抵抗を有する電気絶縁性材料で構成し、ベル
ト本体4の表面に帯電する静電気が導電体のスチールコ
ードに流れるのを防止するようにしたものが提案されて
いる。
4のカバーゴムに静電気の集中放電によって生じる焼け
こげによる穴開きを防止する方法として、下面カバーゴ
ム層またはクッションゴム層を、109 Ω・cm以上の体
積固有電気抵抗を有する電気絶縁性材料で構成し、ベル
ト本体4の表面に帯電する静電気が導電体のスチールコ
ードに流れるのを防止するようにしたものが提案されて
いる。
【0005】然しながら、上記のような電気絶縁性材料
で下面カバーゴム層またはクッションゴム層を成形した
ものでは、10,000V以上の高電圧の静電気を十分に絶縁
することができず、またゴム層間の接着性や、生産性を
向上させることが出来ないと言う問題があった。この発
明は、かかる従来の課題に着目して案出されたもので、
ベルト本体の表面に帯電する静電気が導電体のスチール
コードに流れるのを防止させ、スチールコードの端末部
に静電気が帯電し、集中放電が生じるのを有効に防止
し、以てベルト本体のカバーゴムに静電気の集中放電に
よって生じる焼けこげによる穴が開くのを防止した絶縁
体入りスチールコードコンべヤベルトを提供することを
目的とするものである。
で下面カバーゴム層またはクッションゴム層を成形した
ものでは、10,000V以上の高電圧の静電気を十分に絶縁
することができず、またゴム層間の接着性や、生産性を
向上させることが出来ないと言う問題があった。この発
明は、かかる従来の課題に着目して案出されたもので、
ベルト本体の表面に帯電する静電気が導電体のスチール
コードに流れるのを防止させ、スチールコードの端末部
に静電気が帯電し、集中放電が生じるのを有効に防止
し、以てベルト本体のカバーゴムに静電気の集中放電に
よって生じる焼けこげによる穴が開くのを防止した絶縁
体入りスチールコードコンべヤベルトを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、クッションゴム層,上面カバーゴム層,下
面カバーゴム層のいずれかの層、またはいずれかの層間
に、電気絶縁性の高いバリアー層を設けたことを要旨と
するものである。また、前記バリアー層として、厚さ
0.05〜1.0mmの超高分子ポリエチレンシートを用
いるものである。
成するため、クッションゴム層,上面カバーゴム層,下
面カバーゴム層のいずれかの層、またはいずれかの層間
に、電気絶縁性の高いバリアー層を設けたことを要旨と
するものである。また、前記バリアー層として、厚さ
0.05〜1.0mmの超高分子ポリエチレンシートを用
いるものである。
【0007】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、ロー
ラ自身及びローラとベルト本体との間の摩擦、或いは運
搬物同志の摩擦で発生する静電気が、カバーゴム層,ク
ッションゴム層を通って導電体であるスチールコードに
流れるのを超高分子ポリエチレンシートから成るバリア
ー層で遮断し、一方、静電気はベルト本体とローラとの
間でエネルギーが分散されてコロナ放電するのみである
ので、静電気が帯電して集中放電が生じるのを防止で
き、これによりベルト本体のカバーゴムに焼けこげによ
る穴が出来るのを有効に防止出来るものである。
ラ自身及びローラとベルト本体との間の摩擦、或いは運
搬物同志の摩擦で発生する静電気が、カバーゴム層,ク
ッションゴム層を通って導電体であるスチールコードに
流れるのを超高分子ポリエチレンシートから成るバリア
ー層で遮断し、一方、静電気はベルト本体とローラとの
間でエネルギーが分散されてコロナ放電するのみである
ので、静電気が帯電して集中放電が生じるのを防止で
き、これによりベルト本体のカバーゴムに焼けこげによ
る穴が出来るのを有効に防止出来るものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この発明の第
1実施例を示すベルト本体4の一部拡大断面図(図5の
A−A矢視断面図)を示し、このベルト本体4は、導電
体のスチールコード5を埋設したクッションゴム層6の
上下面に、上面カバーゴム層7と下面カバーゴム層8と
を積層し、更にクッションゴム層6,上面カバーゴム層
7,下面カバーゴム層8のいずれかの層、またはいずれ
かの層間に、電気絶縁性の高く(1018Ω・cm)、しか
も接着性の良い超高分子ポリエチレンシートから成るバ
リアー層9を設けて一体的に構成されている。
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この発明の第
1実施例を示すベルト本体4の一部拡大断面図(図5の
A−A矢視断面図)を示し、このベルト本体4は、導電
体のスチールコード5を埋設したクッションゴム層6の
上下面に、上面カバーゴム層7と下面カバーゴム層8と
を積層し、更にクッションゴム層6,上面カバーゴム層
7,下面カバーゴム層8のいずれかの層、またはいずれ
かの層間に、電気絶縁性の高く(1018Ω・cm)、しか
も接着性の良い超高分子ポリエチレンシートから成るバ
リアー層9を設けて一体的に構成されている。
【0009】なお、超高分子ポリエチレンシートの厚さ
としては、0.05〜1.0mmの範囲で、接着性やベル
ト本体4の屈曲性の点からできるだけ薄いものが好まし
い。即ち、図1に示す第1実施例では、静電気が一番帯
電し易い場所としては、ローラとベルト本体4とが接触
して摩擦が生じる下面カバーゴム層8であることから、
下面カバーゴム層8とクッションゴム層6との積層部
に、前述した電気絶縁性の高い超高分子ポリエチレンシ
ートから成るバリアー層9を介在させて、下面カバーゴ
ム層8のベルト本体4の表面に帯電する静電気が導電体
のスチールコード5に流れるのを遮断し、スチールコー
ド5の端末部に帯電して集中放電が生じるのを有効に防
止させ、以てベルト本体4のカバーゴムに静電気の集中
放電によって生じる焼けこげによる穴が生じるのを防止
している。
としては、0.05〜1.0mmの範囲で、接着性やベル
ト本体4の屈曲性の点からできるだけ薄いものが好まし
い。即ち、図1に示す第1実施例では、静電気が一番帯
電し易い場所としては、ローラとベルト本体4とが接触
して摩擦が生じる下面カバーゴム層8であることから、
下面カバーゴム層8とクッションゴム層6との積層部
に、前述した電気絶縁性の高い超高分子ポリエチレンシ
ートから成るバリアー層9を介在させて、下面カバーゴ
ム層8のベルト本体4の表面に帯電する静電気が導電体
のスチールコード5に流れるのを遮断し、スチールコー
ド5の端末部に帯電して集中放電が生じるのを有効に防
止させ、以てベルト本体4のカバーゴムに静電気の集中
放電によって生じる焼けこげによる穴が生じるのを防止
している。
【0010】また、図2の実施例は、上面カバーゴム層
7とクッションゴム層6との積層部に、上記の超高分子
ポリエチレンシートから成るバリアー層9を介在させた
実施例であり、上記第1実施例と同様の効果を得ること
が出来ることは勿論であり、またクッションゴム層6を
挟んで、上面カバーゴム層7及び下面カバーゴム層8の
積層部にそれぞれ介在させることも勿論可能である。
7とクッションゴム層6との積層部に、上記の超高分子
ポリエチレンシートから成るバリアー層9を介在させた
実施例であり、上記第1実施例と同様の効果を得ること
が出来ることは勿論であり、またクッションゴム層6を
挟んで、上面カバーゴム層7及び下面カバーゴム層8の
積層部にそれぞれ介在させることも勿論可能である。
【0011】更に、図3及び図4に示すように、下面カ
バーゴム層8内及び上面カバーゴム層7内に超高分子ポ
リエチレンシートから成るバリアー層9を埋設すること
も可能であり、更にスチールコード5に接触しない位置
でクッションゴム層6内に埋設することも可能である。
ここで、カバーゴム層8とクッションゴム層6との間
に、バリアー層9を介在させて実施することは、製造上
特に容易に行うことが出来るものである。
バーゴム層8内及び上面カバーゴム層7内に超高分子ポ
リエチレンシートから成るバリアー層9を埋設すること
も可能であり、更にスチールコード5に接触しない位置
でクッションゴム層6内に埋設することも可能である。
ここで、カバーゴム層8とクッションゴム層6との間
に、バリアー層9を介在させて実施することは、製造上
特に容易に行うことが出来るものである。
【0012】上記のようなバリアー層9を介在させる方
法としては、ベルト本体4の製造時の加硫工程で、熱融
着(約140℃)により接着させて構成するものであ
る。以上のように、クッションゴム層6,上面カバーゴ
ム層7,下面カバーゴム層8のいずれかの層、またはい
ずれかの層間に、電気絶縁性の高い超高分子ポリエチレ
ンシートから成るバリアー層9を設けたことにより、ロ
ーラ自身及びローラとベルト本体との間の摩擦、或いは
運搬物同志の摩擦で発生する静電気が、上面カバーゴム
層7,下面カバーゴム層8,クッションゴム層6を通っ
て導電体であるスチールコード5に流れるのを遮断し、
一方、静電気はベルト本体4とローラとの間でエネルギ
ーが分散されてコロナ放電するのみであるので、静電気
が帯電して集中放電が生じるのを防止でき、これにより
ベルト本体4の上面カバーゴム層7または下面カバーゴ
ム層8に焼けこげによる穴が出来るのを有効に防止出来
るものである。なお、ベルト本体4とローラとの間で発
生する静電気は、エネルギーが分散されてコロナ放電す
るのみである。
法としては、ベルト本体4の製造時の加硫工程で、熱融
着(約140℃)により接着させて構成するものであ
る。以上のように、クッションゴム層6,上面カバーゴ
ム層7,下面カバーゴム層8のいずれかの層、またはい
ずれかの層間に、電気絶縁性の高い超高分子ポリエチレ
ンシートから成るバリアー層9を設けたことにより、ロ
ーラ自身及びローラとベルト本体との間の摩擦、或いは
運搬物同志の摩擦で発生する静電気が、上面カバーゴム
層7,下面カバーゴム層8,クッションゴム層6を通っ
て導電体であるスチールコード5に流れるのを遮断し、
一方、静電気はベルト本体4とローラとの間でエネルギ
ーが分散されてコロナ放電するのみであるので、静電気
が帯電して集中放電が生じるのを防止でき、これにより
ベルト本体4の上面カバーゴム層7または下面カバーゴ
ム層8に焼けこげによる穴が出来るのを有効に防止出来
るものである。なお、ベルト本体4とローラとの間で発
生する静電気は、エネルギーが分散されてコロナ放電す
るのみである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のようにクッションゴ
ム層,上面カバーゴム層,下面カバーゴム層のいずれか
の層、またはいずれかの層間に、電気絶縁性の高いバリ
アー層を設けたので、ベルト本体の表面に帯電する静電
気が導電体のスチールコードに流れるのを防止すること
で、スチールコードの端末部に帯電して集中放電が生じ
るのを有効に防止させ、ベルト本体のカバーゴムに静電
気の集中放電によって生じる焼けこげによる穴が生じる
のを防止出来る効果がある。
ム層,上面カバーゴム層,下面カバーゴム層のいずれか
の層、またはいずれかの層間に、電気絶縁性の高いバリ
アー層を設けたので、ベルト本体の表面に帯電する静電
気が導電体のスチールコードに流れるのを防止すること
で、スチールコードの端末部に帯電して集中放電が生じ
るのを有効に防止させ、ベルト本体のカバーゴムに静電
気の集中放電によって生じる焼けこげによる穴が生じる
のを防止出来る効果がある。
【図1】この発明の第1実施例を示すベルト本体の一部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図2】この発明の第2実施例を示すベルト本体の一部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図3】この発明の第3実施例を示すベルト本体の一部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図4】この発明の第4実施例を示すベルト本体の一部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図5】従来のベルトコンべヤ装置の説明図である。
1 駆動プーリ 2 従動プーリ 3 ガイドローラ 4 ベルト本体 5 導電体のスチールコード 6 クッションゴム層 7 上面カバーゴム層 8 下面カバーゴム層 9 超高分子ポリエチレンシートから成るバリアー層
Claims (3)
- 【請求項1】 スチールコードを埋設したクッションゴ
ム層の上下面に、上面カバーゴム層と下面カバーゴム層
とを積層してベルト本体を一体的に形成して成るコンべ
ヤベルトにおいて、前記クッションゴム層,上面カバー
ゴム層,下面カバーゴム層のいずれかの層、またはいず
れかの層間に、電気絶縁性の高いバリアー層を設けたこ
とを特徴とする絶縁体入りスチールコードコンべヤベル
ト。 - 【請求項2】 前記バリアー層として、超高分子ポリエ
チレンシートを用いた請求項1に記載の絶縁体入りスチ
ールコードコンべヤベルト。 - 【請求項3】 前記超高分子ポリエチレンシートの厚さ
を、0.05〜1.0mmの範囲に設定した請求項2に記
載の絶縁体入りスチールコードコンべヤベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5899194A JPH07267318A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 絶縁体入りスチールコードコンベヤベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5899194A JPH07267318A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 絶縁体入りスチールコードコンベヤベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267318A true JPH07267318A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13100319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5899194A Pending JPH07267318A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 絶縁体入りスチールコードコンベヤベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07267318A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052984A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 測定装置 |
CN104229385A (zh) * | 2014-08-09 | 2014-12-24 | 山东中一橡胶有限公司 | 一种预埋钢丝帘布增强横向刚性橡胶密封覆盖带及制造工艺 |
US20150232276A1 (en) * | 2012-08-23 | 2015-08-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Conveyor Belt |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5899194A patent/JPH07267318A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052984A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 測定装置 |
US20150232276A1 (en) * | 2012-08-23 | 2015-08-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Conveyor Belt |
US9783367B2 (en) * | 2012-08-23 | 2017-10-10 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Conveyor belt |
CN104229385A (zh) * | 2014-08-09 | 2014-12-24 | 山东中一橡胶有限公司 | 一种预埋钢丝帘布增强横向刚性橡胶密封覆盖带及制造工艺 |
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