JP5544727B2 - バックライトユニットおよび表示装置 - Google Patents
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Description
直下型バックライトユニットを使用すると画面全体に亘って明るい表示が可能となる。
しかし、直下型バックライトユニットを使用した場合、画面に光源のランプイメージが発生し易い。即ち光源の配列に対応した輝度ムラを生じ易い。
そのため現状では透過率を著しく低下させた拡散板や複数のレンズシート及び拡散フィルムを重ね合わせて上記ランプイメージ低減を図るのが主流となっている(特許文献1乃至3)。
しかし膨大な量のフィルム及び板の積層は撓みによる視認性の低下、アッセンブリの手間、コストアップなどの様々な問題を抱えている。
さらに、消費電力低減の側面から時流は光源数を減少させる傾向にあり、より明暗のランプイメージが顕著となり、これを低減するバックライトユニット用の光学部剤の開発が要求されている。
また、EL表示装置及び背面投射型スクリーン表示装置においても光源起因の明暗ムラを低減する光学シートの開発が要求されている。
変曲点を5つ以上有することにより、光源からの光線を複数の擬似光源に変換することが可能となる。ここで変曲点の位置は図1(A)に示すような左右対称でも、図1(B)に示すような左右非対称でもよい。
これにより、例えば左右対称の場合には擬似光源を発現させる箇所の制御が容易であり、左右非対称の場合には単位レンズ部の片側の面のみを変曲点数を減らすなどして耐摩擦性能を向上させることが可能となる。
また、変曲点を持たない場合には1つの光源から2つ程度の擬似光源しか発現させることができず、擬似光源-光源-擬似光源間の明暗ムラを低減することは困難である。
さらに単位レンズ11は図1(C)に示すような多段形状でもよい。この場合(C)に示すような構成でも(D)のような段の高さが低いものであってもよい。高さが低い場合には耐摩擦性を向上させることが可能であり、単位レンズ高さが高い場合には単位レンズ高さが低いものと比較し、単位レンズ側部の全反射を利用することで擬似光源の発現本数を増加させることが可能となる。
なお、上述の単位レンズ11は、基板12の一方の面又は両面に二次元的に配列されている。
ここで二次元的配列の一例として、凸条の単位レンズを、凸条の長手方向を平行させて配列させたり、また、複数の凸条の単位レンズ11のうち、一部は凸条の長手方向を第1の方向に平行させて配列させ、残りは凸条の長手方向を第1の方向に交差する第2の方向に平行させて配列させることができる。
活性線硬化型樹脂を使用して賦型する際には、基板上に前記活性線硬化型樹脂を塗布し、あらかじめ所望のパターンが付与された金型もしくはフィルムに圧着させた状態で活性線を照射後に剥離することで得ることができる。
また、単位レンズ11は変曲点を5つ以上有しているため、断面形状としては多角形であるが、賦型率100%での成形は困難であるため頂点となる部位が円弧状になっていてもよい。
また、段高さHについて基板から第一の変曲点までをH1、第2の変曲点までをH2と定義すると、H1≧H2≧H3・・・≧Hnであることが望ましい。これはH1<H2<・・・<Hnとなった場合には表面の耐擦性が著しく低下するためである。
また、光学シート10は図2(C)に示すようにレンズ群、基板12の少なくとも1方の内部もしくは表面、あるいは内部及び表面に光拡散性要素を含んでもよい。
光拡散性要素を付与することは上述の擬似光源の強度をなだらかにすることが可能であり、擬似光源間の暗部が視認しづらくすることが可能となる。
ここで、特に光学シート10の内部に光拡散要素を付与する場合にはHaze(曇度)の調節が容易となり、その結果として擬似光源の強度調節も容易となる。それに対し光学シート10の表面に光拡散要素を付与する場合には、レンズパターンを成形した際のムラや傷、あるいはハンドリング起因の傷などが目立ちにくくなるといったメリットがある。
また、光拡散性要素の体積比率Dは0≦D≦25%が可能であり、望ましくは0≦D≦15%程度である。体積比率が25%を超えると成形時の表面の荒れや透過率の著しい低下などを引き起こす要因となる。
ここで光源14は冷陰極管であり、前記レンズシートの効果として光源14から入射した光線を出射側で複数の光束に変換することが可能となる。この光束が観察者側からは擬似光源のように視認される。また、光源14同士の距離と光源14からレンズシート10までの距離によってレンズ形状を変化させる必要がある。
ここで他の光学シートとは例えばプリズムシートやマイクロレンズシート、拡散フィルムなどの市販の光学シートを用いることができる。擬似光源間の暗部が視認される場合にはプリズムシートが効果的であり、擬似光源起因の明部が視認される場合にはマイクロレンズシートや拡散フィルムなどを出射側に配置することで際立った明部の光束を拡散させることで全体の光強度分布を均一にすることが可能となる。
図5(C)、図5(D)は変曲点を有さないレンズシートを用いた際の光線追跡図であり、0度入射、40度入射ともに光束を発現させることはできず、擬似光源を発現させることができないことを示す。
レンズピッチ:100μm
レンズ高さ:50μm、100μm、200μm
変曲点数:1、5、10、20、30
第一の変曲点までの傾き:80度
ランプ間距離:40mm ランプ-光学シート距離:15mm
併用光学シート:頂角90度プリズム
評価基準は下記に示す。
○:液晶パネル越しに明暗ムラ視認できない。
×:液晶パネル越しに明暗ムラ視認できる。
概光学シートを使用せず頂角90度プリズムのみを使用した場合には×となる。
レンズピッチ:100μm
レンズ高さ:100μm
変曲点数:10
評価基準は前項同様とする。
レンズピッチ:100μm
レンズ高さ:100μm
傾き:30度
変曲点数:10
光拡散要素:気泡、シリコーンフィラー(粒径6μm)
体積比添加量:5%、10%
評価基準は前項同様とする。
11・・・単位レンズ
12・・・基板
13・・・光拡散性要素
14・・・光源ランプ
15・・・擬似光源発生部
16・・・変曲点
17・・・光学シート
18・・・液晶層
Claims (8)
- 複数の光源と、
該複数の光源に対向して直接設けられる光学シートを備えるバックライトユニットであって、
前記光学シートが、基板の少なくとも一方の面に複数の凸条の単位レンズからなるレンズ群が形成されており、
前記レンズ群は前記複数の凸条の単位レンズが二次元的に配列されることによって構成され、
前記各々の単位レンズは、凸条の長手方向と直交する平面で切った断面の輪郭が、少なくとも5個以上の傾き又は曲率が変わる変曲点と、隣り合う前記変曲点間または前記基板と前記単位レンズとの接点と当該接点に隣り合う前記変曲点との間を結ぶ直線または曲線で構成され、
前記単位レンズの前記輪郭は、前記変曲点と前記直線で構成されており、
前記直線は、前記基板の一方の面と平行する水平面と、前記基板の一方の面とのなす角度が90°以下の側面とからなる段部が複数形成された多段形状を構成する、
ことを特徴とするバックライトユニット。 - 前記側面は、単位レンズの頂部に行くに従い、前記基板の一方の面とのなす角度が小さくなる、
ことを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。 - 前記レンズ群は、前記複数の凸条の単位レンズを、凸条の長手方向を平行させて配列されることによって構成されることを特徴とする請求項1または2記載のバックライトユニット。
- 前記レンズ群は、前記複数の凸条の単位レンズのうち、一部は凸条の長手方向を第1の方向に平行させて配列され、残りは凸条の長手方向を前記第1の方向に交差する第2の方向に平行させて配列されることを特徴とする請求項1または2記載のバックライトユニット。
- 前記断面の形状は、前記基板の一方の面に直交し前記断面の頂点を通る仮想線を中心として左右対称に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかひとつに記載のバックライトユニット。
- 前記断面の形状は、前記基板の一方の面に直交し前記断面の頂点を通る仮想線を中心として左右非対称に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかひとつに記載のバックライトユニット。
- 前記単位レンズ内もしくは前記基板内の少なくともいずれかに光拡散要素を含んで成ることを特徴とする請求項1乃至6の何れかひとつに記載のバックライトユニット。
- 請求項1乃至7の何れか一つに記載のバックライトユニットを用いた表示装置。
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