JP5542979B1 - 気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋及びその製造方法 - Google Patents

気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】気室曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋及び製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の縦方向熱溶着線と複数本の横方向熱溶着線で両外側フィルムを接着して複数の気室が形成されてなる気室シートを提供し、熱溶着方法により両外側フィルムを接着し、複数の気室或いは複数本の縦方向熱溶着線に複数の曲がり部を形成し、気室シートに実質上横方向熱溶着線に平行する中折れ線を設け、中折れ線の両側に所定距離の間隔がある複数の節点を設け、中折れ線に沿って気室シートを曲げ、複数本の側辺熱溶着線で熱溶着方法で曲げた気室シートの両側辺を接着する。複数本の側辺熱溶着線が気室シートの一端から複数の節点に延伸し、複数節点と中折れ線の間に曲がりゾーンの非熱溶着セクションが形成され、気室シートに空気が注入された後、複数の曲がり部間に底面を形成し、曲がりゾーンの非熱溶着セクションが膨張して側面多辺形の開口を形成し、開口の底部に支持面が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、気室付き袋の構造及びその製造方法に関し、特に、気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋及びその製造方法に関する。
現在、物品を包装する際、大半が気泡緩衝シート或いは発泡スチロールで包装物を包んでいる。しかしこれらには緩衝効果が不良であったり又は環境汚染を引き起こす等の問題がある。
気泡緩衝シートと発泡スチロールのこれらの欠陥を解決するため、気体包装袋が開発された。これは熱溶着を経て密封状態になって気室を形成し、且つ空気注入のための空気注入口が設けられ、気体が空気注入口を経由して気室に注入された後、気体包装袋を内包装の中で緩衝材として使用できる。
しかしながら一般的な包装袋は空気を注入して膨張させた後、底部の曲がりゾーンが通常でも平坦形状にならないため、しばしば気体の圧力圧縮により自然に外へ突起する問題が生じていた。一般的な包装袋は膨張した後、底部の突出等の問題により、包装袋をテーブル面に安定して放置できない。
そこで、本発明は上記のような従来の技術的な問題点に鑑みて、次の緩衝空気袋を提供する。
本発明の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋は、複数本の縦方向熱溶着線と複数本の横方向熱溶着線で接着した両外側フィルムが形成された複数の気室からなる気室シートと、熱溶着方法により両外側フィルムを接着し、複数の気室或いは複数本の縦方向熱溶着線の上で構成される複数の曲がり部と、気室シートに位置し、実質的に横方向熱溶着線に平行する中折れ線と、中折れ線の両側に位置し、中折れ線と所定距離の間隔がある複数の節点と、気室シートにおいて中折れ線に沿って曲がった後の気室シートの両側辺を熱接着し、該気室シートの一端から複数の節点まで延伸し、気室シートの両側辺が複数の節点と中折れ線の間に曲がりゾーンの非熱溶着セクションが形成される複数本の側辺熱溶着線と、を含む。
気室シートに空気が注入された後気室シートの複数の曲がり部の間に底面が形成され、曲がりゾーンの非熱溶着セクションが膨張して側面多辺形の開口を形成し、開口の底部に支持面が形成される。
本発明では気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法も提供し、複数本の縦方向熱溶着線と複数本の横方向熱溶着線で両外側フィルムを接着して複数の気室が形成されてなる気室シートを提供することと、熱溶着方法により両外側フィルムを接着し、複数の気室或いは複数本の縦方向熱溶着線に複数の曲がり部が形成されることと、気室シートに実質上横方向熱溶着線に平行する中折れ線が設けられることと、中折れ線の両側に所定距離の各々間隔がある複数の節点が設けられることと、中折れ線に沿って気室シートを曲げることと、複数本の側辺熱溶着線で熱溶着方法により曲げた後の気室シートの両側辺を接着することと、を含む。
複数本の側辺熱溶着線が該気室シートの一端から複数の節点までに延伸し、気室シート両側辺の複数の節点と中折れ線の間に曲がりゾーンの非熱溶着セクションが形成され、気室シートに空気が注入された後、気室シートは複数の曲がり部間に底面を形成し、曲がりゾーンの非熱溶着セクションが膨張して側面多辺形の開口を形成し、また開口の底部に支持面が形成される。
本発明は、側辺曲がりゾーンに予め設けられた非封止ゾーンを介して鋭角を除去し、更に曲がりゾーンの節点が気室及び曲がり節点間に位置する底部気室を利用して気室面積を変化させて当該ゾーンの緩衝効果を調整し、同時に外箱の縮小を実現したり、鋭角の摩擦割れにより気室が萎むという欠点を解消する。
また当該開口部の三角形周縁の気室面積の調整を利用して被包物とフィットさせ、隅角部の先鋭物を避け、緩衝弾性を増加させる等の長所を実現する。底部緩衝気室の構造は、袋体側辺封止により底部気室を空気注入して圧縮することで鋭角になる問題を解消する。また側辺曲がりゾーンの節点及び該部位の気室について熱溶着方法によりその面積の増減を調整して曲がりゾーンの緩衝効果を強化できる。
以下、実施形態において本発明の特徴及び長所を詳細に記述する。その内容は当業者に本発明の技術内容を理解してもらうと共にこれに基づいて実施させることができ、且つ本明細書に開示されている内容、特許請求の範囲及び図面に基づき、当業者は容易に本発明の関連の目的及び長所を理解できる。
本発明に係る第1の実施例の空気が注入されていない様子の外観図である。 本発明に係る第1の実施例の空気が注入された様子の断面図である。 本発明に係る第1の実施例の空気が注入された様子の外観図(一)である。 本発明に係る第1の実施例の空気が注入された様子の外観図(二)である。 本発明に係る第1の実施例の空気が注入された様子の側面図である。 本発明に係る第1の実施例の空気が注入された様子の側面断面図である。 本発明に係る第2の実施例の空気が注入されていない様子の上面図である。 本発明の側辺曲がりゾーンの気室減縮の外観図(一)である。 図8Aの空気が注入された様子の断面図である。 本発明の側辺曲がりゾーンの気室減縮の外観図(二)である。 図9Aの空気が注入された様子の断面図である。 本発明の側辺曲がりゾーンの気室減縮の外観図(三)である。 図10Aの空気が注入された様子の断面図である。 本発明の側辺曲がりゾーンの気室減縮の外観図(四)である。 図11Aの空気が注入された様子の断面図である。
本発明の、気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋について、図1及び図2を参照しながら説明する。
本発明の気室付き袋は、気室シート200と複数本の縦方向熱溶着線21と複数本の横方向熱溶着線22と複数の曲がり部4a、4bと両側所定曲がりゾーンの非熱溶着セクション及び所定縮小曲がりゾーンの非熱溶着セクションの気室に要する面積と、を含む。
気室シート200は、両外側フィルム2で熱溶着して形成され、空気注入後自動的に空気を止める閉止弁を内蔵し、熱溶着を経て複数の密封体が形成されることで気室を形成し、また連通する空気注入通路50及び各気室1の気体入気口が設けられる。空気注入後空気が空気注入通路50に沿って各入気口52を経由して気室に進入し、一方向閉止弁が設けられているため、空気注入後自動的に空気を閉止して空気注入通路50、入気口52が形成される。
気室シート200に熱溶着方法により曲がり部4a、4bが設けられていて気室1を曲げることができ、気室シート200が曲がると共にその両側辺において熱溶着し、一端が入り口11を備えて物を収容できる空気注入式緩衝空気袋が形成される。この空気袋に空気を注入して膨張してU字曲げの気室袋が形成される。該袋体は連続式各気室独立の閉止弁或いは各気室と互いに通じる一方向閉止弁を組み合わせて使用できる。
両外側フィルム2は各々対応する内面を備え、また対向する複数の内面間に収納空間10が形成され、気室1の一端が入り口11を備える。そこで、両外側フィルム2は、ポリエステル類(polyester)、エチレン−プロピレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレン・酢酸ビニル(EVA)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(Nylon)、PEと一緒に複合したフィルム、生分解性材料(biodegradable materials)、高分子材料が被覆した紙材等の熱溶融材料からなることができ、これは例を挙げただけであってこれらに限るものではない。
図1に示すように、中折れ線Mに沿って気室シート200をU字に空気袋として二つ折りし、側辺熱溶着線2aを介して空気袋の両側辺1bを接合して袋体100として使用する。ここで、両側辺1bは、好しくは熱溶着方法により接合して使用する。
実際に使用する時も接着或いはその他の接合方法により両側辺1bを固定させることができるが、これに限らない。言い換えると、気室に曲がり部4a、4bと中折れ線Mと曲がりゾーンの非熱溶着セクション3が設けられる。つまり節点31aから節点31bまでこの気室シート200を中折れ線Mに沿って二つ折りし、また熱溶着線2aを介して両側辺1bを熱溶着して接合した時、曲がりゾーン3にある側辺が熱溶着されない。
言い換えると、曲がりゾーンの非熱溶着セクション3外の両側辺は熱溶着で接着し、曲がりゾーンの非熱溶着セクション3内の側辺がオープン状態になる。そこで、中折れ線Mは仮想の線で、熱溶着方法で両外側フィルム1aを接着する必要がなく、気室シート200を二つ折りする中線とするだけでよい。
図1に示すように、ここで節点31aは開始点、節点31bが終了点とし、この区間は予め設けられた非熱溶着の開口ゾーンで、つまり曲がりゾーンの非熱溶着セクション3を構成する。
図2、図3及び図4を参照しながら説明する。側辺熱溶着線2aは節点31aから節点31bまでの区間を熱溶着しないため、気室シート200に空気が注入された後、自動的に空気を止める上に、側辺の気室1に曲がりゾーンの非熱溶着セクション3が保留されるため、該ゾーンの気室1が膨張して三角形気室を有する開口40を自動的に形成する。
この構造は簡単で空気注入後の隅角部気室が突出する鋭角がなく、運送過程中に鋭角の摩擦により裂けが生じて空気を漏れることはなく、また外箱の側辺とフィットし、体積縮小効果を有し、且つ側面の三角形気室に緩衝空間があるため、更に該ゾーンの緩衝効果を向上する。また節点31a、31bはマークで、必ずしも熱溶着節点とするわけでもない。
図3と図5を参照しながら説明する。二つの圧縮隅角部4は複数の外側フィルム1aに位置し、複数の外側フィルム1aに空気が注入されて気室1を形成すると共にU字に曲げた時、曲がり部に各自圧縮隅角部4が形成され、該部の両外側フィルム1aの間隔は曲げていない箇所の両外側フィルム1aの間隔より小さい。
実質上曲がりゾーンの非熱溶着セクション3が両側圧縮隅角部4の位置に合わせて三角形を形成し、両側圧縮隅角部4の間が支持面41aを備えた底部緩衝気室41を含む。言い換えると、気室シート200に空気が注入された後、気室シート200が節点31a、31bの間に底面41bを形成し、曲がりゾーンの非熱溶着セクション3が膨張して側面多辺形の開口40を形成し、また開口40の底部に支持面41aが形成される。
袋体100は入り口11から物を入れた後、物品が収納空間10にある時底部緩衝気室41に当接支持でき、底部緩衝気室41の支持面41aがテーブル面に当接支持して緩衝作用を行い、複数の外側フィルム1aに空気が注入されて膨張すると共に三角形ゾーンに開口40が形成される。
図6、図7を参照しながら説明する。本実施例内にある気室シート200は閉止弁5を設けることができる。本実施例において両内側フィルム53の間に複数の入気口52を形成させることができ、各入気口52が1個の気室1に対応する。
ここで、閉止弁5の構造は例として挙げただけであり、実際の構造ニーズによって同じ効果の構造を設けることができる。本発明はこれに限らず、例えば各気室にいずれもその閉止弁5が設けられ、よって閉止弁5の両内側フィルム53の間に1個の入気口52が形成される。閉止弁5の一部は両外側フィルム1aの間に位置し、閉止弁5の他部分が空気注入通路50から露出する。
本実施例は、好しくは両外側フィルム1aにおいて熱溶着方法で接着して空気注入通路50を形成して空気注入経路を提供する。
特に、閉止弁5は耐熱材51を備え、熱溶着方法で接着して入気口52が形成され、空気注入通路50に連通する。好しくは、閉止弁5は、複数の内側フィルム53を熱溶着方法で接着して形成される。複数の内側フィルム53と複数の外側フィルム1aの間は空気注入通路50内に位置し、各々隣接する1枚の外側フィルム1aと1枚の内側フィルム53を接着する複数の熱溶着開閉54を含む。
気体を空気注入通路50に充填すると両外側フィルム1aを外へ引っ張らせ、各熱溶着開閉54により各対応する内側フィルム53を外へ引っ張らせることで、相対的に閉止弁5を開き、空気注入通路50内の気体を閉止弁5を経由して複数の外側フィルム1aの間に充填させ、両外側フィルム1aの間が膨張すると共に気室1が形成されてから気室1を曲げた後U字形を呈する。
本発明に係る第2実施例の図7を参照しながら説明する。本実施例と第1実施例との相違点は、本実施例の各気室1間が熱溶着線2により区画されることで各気室1が相互に通じることができない点である。
1本の熱溶着線2ともう1本の熱溶着線2間はピッチの長さを含み、該ピッチの長さの圧縮隅角部4位置にも第1距離dが形成され、該ピッチの長さの底部緩衝気室41位置にも第2距離Dが形成され、且つ該第1距離dが第2距離Dを下回るため、圧縮隅角部4の第1距離dの長さが短く、底部緩衝気室41の第2距離Dの長さが長く、気室1に空気が注入された後、圧縮隅角部4はその第1距離dが短いため曲げやすくなる。
特に、1本の熱溶着線2上の両圧縮隅角部4間は第1ピッチL1を含み、1本の熱溶着線2上の曲がりゾーンの非熱溶着セクション3が第1節点31aと第2節点31b間に位置し、且つ第2ピッチL2を含み、第1ピッチL1の長さが第2ピッチL2の長さを下回る。
側辺曲がりゾーンの気室減縮の実施例である図8A、図8B、図9A、図9B、図10A、図10B、図11A及び図11B図を参照しながら説明する。実際の使用時、側辺曲がりゾーンの気室1を減縮させることができる。
側辺は気室1が大きい時、曲がり部で自然に重なりを形成し側辺の気室1の過大が生じ、外箱が大きくなる。これを避けるため、側辺気室1の封止しない曲がりゾーンの非熱溶着セクション3において気室1の面積を縮小させることにより、曲がった後該気室1が重なって大きくなるという不利な効果が生じない。曲がりゾーンの非熱溶着セクション3とは、気室シート200が中折れ線Mに沿って二つ折りした後の側辺非熱溶着を指す。、つまり気室シート200の二つ折りした後の側辺が節点31aから他側の節点31bまでに延伸する箇所は、非熱溶着とする。
ただし、両外側フィルム1aは曲がりゾーンの非熱溶着セクション3箇所に熱溶着方法により接着して各種形状の熱溶着ゾーン32を形成できる。例えば矩形、半楕円形、三角形等或いはその他不規則形状とする。
しかし熱溶着ゾーン32の幅は気室1の幅より短いことで気室1が熱溶着ゾーン32の前後区間を相互に通じて空気が注入して膨張させることができる。更に、曲がりゾーンの非熱溶着セクション3を構成する熱溶着ゾーン32は曲がり部4a、4bと連結でき、曲がり部4a、4b間と間隔を保持して気体の流通に供する。
その外、気室1の曲がりゾーンの非熱溶着セクション3における面積を縮小するため、熱溶着ゾーン32の幅は該気室の幅より短く、熱溶着ゾーン32の長さが曲がりゾーンの非熱溶着セクション3の長さより短いか等しくなる。側辺気室1の面積を縮小する方法は、次の通りとする。
(1)図8A、図8Bを参照しながら説明する。該気室1の曲がり部4a以下から次の曲がり部4bまでの間において該区間の気室1を熱溶着する方法により、空気注入可能な面積を減縮し、空気注入後その体積が自動的に減少すると、気室1の曲がりゾーンが曲がって小さく狭くなる効果を奏する。
(2)図9A、図9Bを参照しながら説明する。曲がり部4a及び曲がり部4bの前後に各該区間を各自減縮して曲がり部4a、4bの不連続減縮が形成される。空気注入後開口部から曲がり部4a、4bまでの気室1が広い幅から狭い幅になるのは、曲がり部4a、4bの各部の前後所定区間のみであり、こうすると開口40のある緩衝空気袋の長所を持ち、曲げた気室1が重なって大きくなるという欠点がなく、開口部が開口40の設置により緩衝効果を失効又は低下させることはない。
(3)図10A、図10Bを参照しながら説明する。別の曲がりは、曲がり部4a、4bの減縮方式によるものとする。つまり曲がり部4a、4bの上及び該部以下から各々各該所定側辺非封止部まで減縮する。言い換えると、曲がり部4a及び曲がり部4bの間に空気が注入されて膨張する。空気注入後その曲がり部4a及び曲がり部4bの気室1は減縮せずに膨らむため緩衝効果を持ち、また気室1の曲がりによって重なって大きくなるという欠点がない。
(4)図11A、図11Bを参照しながら説明する。図に示すように曲がり部4a及び曲がり部4bの減縮の別の方式を更に提出する。つまり減縮ゾーンは所定側辺非封止部の節点31aから他側の節点31b箇所まで延伸する。言い換えると、非封止の三角形開口40の該気室1が細くなり、その他の気室1もそのまま維持する。
本発明に係る気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法は、次のステップを含む。
ステップ101:複数本の縦方向熱溶着線21と複数本の横方向熱溶着線22で両外側フィルム1aを接着して複数の気室1が形成されてなる気室シート200を提供する。
ステップ102:熱溶着方法により両外側フィルム1aを接着し、複数の気室1或いは複数本の縦方向熱溶着線21に曲がり部4a、4bが形成される。
ステップ103:気室シート200に実質上複数本の横方向熱溶着線22に平行する中折れ線Mが設けられる。
ステップ104:該中折れ線Mの両側に所定距離の各々間隔がある複数の節点31a、31bが設けられる。
ステップ105: 中折れ線Mに沿って気室シート200を曲げる。
ステップ106:複数本の側辺熱溶着線2aで熱溶着方法により曲げた後の気室シート200の両側辺1bを接着し、複数本の側辺熱溶着線2aが気室シート200の一端から節点31a、節点31bと中折れ線Mまでに延伸して曲がりゾーンの非熱溶着セクション3を形成する。
ステップ107:空気注入後該曲がりゾーンの開口40には、側辺非鋭角三角形開口を有する緩衝袋体100が形成される。
気室シート200に空気が注入された後、気室シート200は曲がり部4a、4bの間に底面41bを形成し、曲がりゾーンの非熱溶着セクション3が膨張して側面多辺形の開口40を形成し、また開口40の底部に支持面41aが形成される。
両外側フィルム1aに空気が注入されて膨張し、また両外側フィルム1aに両圧縮隅角部4が形成され、実質上曲がりゾーンの非熱溶着セクション3と両圧縮隅角部4で三角形開口40が形成され、両圧縮隅角部4間に底部緩衝気室41が形成され、底部緩衝気室41を介して外部物品を緩衝する。
ステップ101の該両外側フィルム1a提供ステップの後に、閉止弁5の提供を更に含む。閉止弁5の構造は先に述べた通りであり、ここでは繰り返しの記述を省略する。気体を空気注入通路50に充填して両外側フィルム1aを外へ引っ張り、複数の熱溶着開閉54で両内側フィルム53を外へ引っ張って閉止弁5を開き、空気注入通路50内の気体が閉止弁5を経由して複数の外側フィルム1aに充填される。
ステップ102の複数の熱溶着線2提供ステップにおいて、複数の縦方向熱溶着線21間にピッチを有する。言い換えると圧縮隅角部4にある距離dは底部緩衝気室41の距離Dを下回る(図7に示すように)。
気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法について、その他の説明は前記の緩衝空気袋に関する内容と同様であるため、ここでは再度の記述を省略する。
本実施例の気室袋は、入り口を経由して物を内部空間に入れ、複数の底部緩衝気室で物の表面を支持して物に緩衝効果を持たせ、また気室袋で物の外側を包むことで防護効果を兼ね備える。所定側辺の曲がりゾーンの非封止セクション及び該気室は曲がりゾーンの所定面積を減縮して側辺緩衝効果を調整する。
該緩衝空気袋に空気が注入された後自動的に側辺隅角部三角形が形成され、一側辺が平坦で非鋭角となり、他側が安定してテーブル面に当接でき、気室袋がテーブル面に転倒することがなく、空気が注入されて膨張して形成した三角形気室はコーナー緩衝の調整に属し、外箱空間の縮小に役立ち、運賃削減目的を達成する。
100 袋体
200 気室シート
1 気室
1a 外側フィルム
1b 側辺
10 収納空間
11 入り口
21 縦方向熱溶着線
22 横方向熱溶着線
2a 側辺熱溶着線
3 曲がりゾーンの非熱溶着セクション
31a/31b節点
32 熱溶着ゾーン
4 圧縮隅角部
4a/4b 曲がり部
40 開口
41 底部緩衝気室
41a 支持面
41b 底面
5 閉止弁
50 空気注入通路
51 耐熱材
52 入気口
53 内側フィルム
54 熱溶着開閉
D 第1距離
d 第2距離
L1 第1ピッチ
L2 第2ピッチ
M 中折れ線

Claims (10)

  1. 複数本の縦方向熱溶着線と複数本の横方向熱溶着線で両外側フィルムを接着して複数の気室が形成されてなる気室シートを提供することと、
    熱溶着方法により前記外側フィルムを接着し、前記気室、或いは、前記縦方向熱溶着線に複数の曲がり部が形成されることと、
    前記気室シートに前記横方向熱溶着線に平行する中折れ線が設けられることと、
    前記中折れ線の両側に所定距離の各々間隔がある複数の節点が設けられることと、
    前記中折れ線に沿って前記気室シートを曲げることと、
    複数本の側辺熱溶着線で熱溶着方法により曲げた後の前記気室シートの両側辺を接着することと、を含み、
    前記側辺熱溶着線が前記気室シートの一端から前記節点までに延伸し、前記気室シートの両側辺の前記節点と前記中折れ線の間に曲がりゾーンの非熱溶着セクションが形成され、前記気室シートに空気が注入された後、前記気室シートは前記曲がり部間に底面を形成し、前記曲がりゾーンの非熱溶着セクションが膨張して三角形状の開口を形成し、また、前記開口の底部に支持面が形成されることを特徴とする、
    気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法。
  2. 熱溶着方法により接着して前記外側フィルム間に定位され、一部が前記気室間に位置する少なくとも1個の閉止弁を提供することを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法。
  3. 熱溶着方法により前記外側フィルムを接着し、前記気室の側辺に空気注入通路が形成され、前記空気注入通路が前記気室に連通し、前記閉止弁は両内側フィルムを含み、また前記内側フィルム間に耐熱材が設けられ、熱溶着方法により前記外側フィルムと前記内側フィルムを接着して少なくとも1個の入気口を形成し、各前記気室と前記空気注入通路の連通に用いられることを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法。
  4. 前記側辺熱溶着線は、前記気室シートの一番外側にある2本の前記縦方向熱溶着線に位置することを特徴とする請求項1に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法。
  5. 前記外側フィルムには、前記曲がりゾーンの非熱溶着セクション箇所に熱溶着方法により接着して少なくとも1つの熱溶着ゾーンが形成され、前記熱溶着ゾーンの幅が前記気室の幅より短く、前記熱溶着ゾーンの長さが前記曲がりゾーンの非熱溶着セクションの長さより短いか等しいことで、前記気室の前記曲がりゾーンの非熱溶着セクションにおける面積を縮小することを特徴とする請求項1に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋の製造方法。
  6. 複数本の縦方向熱溶着線と複数本の横方向熱溶着線で接着した両外側フィルムが形成された複数の気室からなる気室シートと、
    熱溶着方法により前記外側フィルムを接着し、前記気室、或いは、前記縦方向熱溶着線の上に形成される複数の曲がり部と、
    前記気室シートに位置し、前記横方向熱溶着線に平行する中折れ線と、
    前記中折れ線の両側に位置し、前記中折れ線と所定距離の間隔がある複数の節点と、
    前記気室シートにおいて前記中折れ線に沿って曲がった後の前記気室シートの両側辺を熱接着し、前記気室シートの一端から前記節点まで延伸し、前記気室シートの両側辺の前記節点と前記中折れ線の間に曲がりゾーンの非熱溶着セクションが形成される複数本の側辺熱溶着線と、を含み、
    前記気室シートに空気が注入された後前記気室シートが前記曲がり部の間に底面が形成され、前記曲がりゾーンの非熱溶着セクションが膨張して三角形状の開口を形成し、前記開口の底部に支持面が形成されることを特徴とする、
    気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋。
  7. 熱溶着方法により接着して前記外側フィルム間に定位され、一部が前記気室間に位置する少なくとも1個の閉止弁を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋
  8. 熱溶着方法により前記外側フィルムを接着し、前記気室の側辺に形成され、前記気室に連通する空気注入通路を更に含み、前記閉止弁は両内側フィルムを含み、また、前記内側フィルム間に耐熱材が設けられ、熱溶着方法により前記外側フィルムと前記内側フィルムを接着して各前記気室と前記空気注入通路の連通に用いられる少なくとも1個の入気口が形成されることを特徴とする請求項に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋。
  9. 前記側辺熱溶着線は、前記気室シートの一番外側にある2本の前記縦方向熱溶着線に位置することを特徴とする請求項6に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋。
  10. 前記外側フィルムは、前記曲がりゾーンの非熱溶着セクション箇所に熱溶着方法により接着して少なくとも1つの熱溶着ゾーンが形成され、前記熱溶着ゾーンの幅が前記気室の幅より短く、前記熱溶着ゾーンの長さが前記曲がりゾーンの非熱溶着セクションの長さより短いか等しいことで、前記気室の前記曲がりゾーンの非熱溶着セクションにおける面積を縮小することを特徴とする請求項6に記載の気室の曲がりゾーンに開口を予め設けた緩衝空気袋。
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