JP5542932B2 - 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法 - Google Patents

炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5542932B2
JP5542932B2 JP2012522684A JP2012522684A JP5542932B2 JP 5542932 B2 JP5542932 B2 JP 5542932B2 JP 2012522684 A JP2012522684 A JP 2012522684A JP 2012522684 A JP2012522684 A JP 2012522684A JP 5542932 B2 JP5542932 B2 JP 5542932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core tube
internal pressure
furnace
base material
sintering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012522684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012002476A1 (ja
Inventor
祥 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=45402179&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5542932(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2012522684A priority Critical patent/JP5542932B2/ja
Publication of JPWO2012002476A1 publication Critical patent/JPWO2012002476A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5542932B2 publication Critical patent/JP5542932B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • G01M3/28Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds
    • G01M3/2846Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds for tubes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
    • C03B37/01446Thermal after-treatment of preforms, e.g. dehydrating, consolidating, sintering
    • C03B37/0146Furnaces therefor, e.g. muffle tubes, furnace linings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

本発明は、石英ガラス系光ファイバ用の母材を製造する際の脱水・焼結を行う焼結炉を構成する炉心管の割れを検知する炉心管の検査方法、および、この検査方法を用いた炉心管の検査工程を備えた石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法に関する。
本願は、2010年6月30日に、日本に出願された特願2010−149159号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
石英ガラス系光ファイバは、一般的に、VAD(Vapor phase Axial Deposition)法やOVD(Outside Vapor Deposition)法によって作製した多孔質母材を高温加熱処理により透明ガラス体を形成し、その透明ガラス体を線引きすることにより製造される。多孔質母材を高温加熱処理により透明ガラス体を形成する工程が、脱水・焼結工程である。
従来、この脱水・焼結工程は、図3に示すような焼結炉100を用いて行われる。この焼結炉100は、取り外し可能な蓋101と、石英ガラスからなる炉心管102と、炉心管102の外周に配設されたヒータ103と、ヒータ103を覆って外気から遮断する炉体104と、から概略構成されている。
脱水・焼結工程では、多孔質母材を透明ガラスとするために、炉心管102内を1500℃程度に加熱する必要があるが、その温度では炉心管102が軟らかくなる。そのため、炉心管102の内圧と外圧とに大きな差がある場合、炉心管102が変形することがあった。そこで、炉心管102および炉体104の内圧と大気圧(外圧)との差圧を計測するために、炉心管102には、その内圧を計測するための内圧計105が設けられ、炉体104には、その内圧を計測するための内圧計106が設けられている。また、炉心管102の上部には、前記の差圧の計測結果に基づいて、炉心管102の内圧を調整するための風船状の圧力調整装置107が設けられていた(例えば、下記特許文献1、2参照)。なお、風船状の圧力調整装置107の上には、その重さにより圧力調整装置107を押圧して、炉心管102の内圧を調整するための錘108が載置されている。
この焼結炉100を用いた脱水・焼結工程では、支持棒202に支持された多孔質母材201を、炉心管102の上方から、その内部に挿入する。その後、多孔質母材201の脱水や不純物の除去のためにヘリウムやハロゲン系ガスなどを、炉心管102の底部に接続され、その内部に導通するガス供給口109から炉心管102内に導入し、炉心管102内をヘリウムやハロゲン系ガスなどの混合ガス雰囲気とする。そして、多孔質母材201を、支持棒202を中心軸として回転させながら、炉心管102の下方に移動させることにより、ヒータ103で多孔質母材201を、その下部から上部に向かって加熱する。これにより、多孔質母材201は、その下部から上部に向かって脱水され、透明ガラスが形成される。
また、ヘリウムガス、アルゴンガスなどの不活性ガスを、炉体104の側面に設けられ、その内部に導通するガス供給口110から炉体104内に導入する。そして、炉体104内に導入した不活性ガスを、炉体104の側面に設けられ、その内部に導通するガス排出口111から外部に排出する。このように、炉体104へのガスの導入および排出を行うことにより、炉体104内を不活性ガス雰囲気とする。
ところで、脱水・焼結工程にて、割れている炉心管102を使用すると、多孔質母材201の脱水不良が生じたり、ヒータ103などからの不純物が多孔質母材201に混入したりすることがあった。そのため、得られた透明ガラス体を線引きして製造された光ファイバは、伝送特性が悪くなる。また、塩素やフッ素などを含むハロゲン系ガスを用いる場合、炉心管102の外部にガスが漏れると、安全性や作業性が損なわれる。
そこで、従来、脱水・焼結工程において、炉心管の割れを検知するために、炉体に、ヘリウムやハロゲン系ガスなどを検知するガス検知センサが設けられた焼結炉が提案されている(例えば、下記特許文献3〜5参照)。これらの焼結炉では、検出対象のガスが、炉心管内を流れている時、すなわち、脱水・焼結時にのみ炉心管の割れを検知できる。
日本国特開2000−169173号公報 日本国特開2005−194173号公報 日本国特開平5−78140号公報 日本国特開平11−1337号公報 日本国特開2000−226224号公報
しかしながら、多孔質母材の焼結終了後に、炉心管が冷えた際や、地震などの外的要因により、脱水・焼結時以外にも炉心管が割れるおそれがある。特に、炉心管のなかでも、脱水・焼結を行う場合と行わない場合とで温度差が大きい、ヒータに囲まれた部位が割れやすい。炉心管が割れていることに気付かずに脱水・焼結工程を開始してしまうと、上述のように、脱水・焼結中の多孔質母材に脱水不良が生じたり、ヒータなどからの不純物が多孔質母材に混入したりするという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、石英ガラス系光ファイバ用の母材の脱水・焼結を行う前、または、石英ガラス系光ファイバ用の母材の脱水・焼結中に、その母材を脱水・焼結するために用いられる焼結炉を構成する炉心管の割れを検知することができる炉心管の検査方法、および、この検査方法を用いた炉心管の検査工程を備えた石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る炉心管の検査方法は、石英ガラス系光ファイバ用の母材を脱水・焼結するために用いられ、炉心管の外周に配設されたヒータを覆う炉体を備える焼結炉を構成する炉心管の検査方法であって、前記炉心管の内圧を、前記炉心管内を流れる不活性ガス流量を増加させるか、あるいは、前記炉心管からの前記不活性ガスの排出量を減少させることにより変動させながら前記炉体の内圧を測定することにより、前記炉心管の割れを検知する。
上記本発明の第1の態様に係る炉心管の検査方法、前記炉心管内を流れる不活性ガス流量の増加は、前記炉心管のガス排出口に設けられた風船状の圧力調整装置上に錘を載せて行う、もしくは、前記圧力調整装置を手で押圧する構成を採用してもよい。
上記本発明の第1の態様に係る炉心管の検査方法は、前記炉心管からの前記不活性ガスの排出量の減少は、前記炉心管のガス排出口に設けられたバルブにより行ってもよい。
上記本発明の第1の態様に係る炉心管の検査方法では、前記炉心管の内圧の変動は、前記炉心管のガス供給口に設けられたマスフローコントローラ、もしくは、バルブ付き流量計により、前記炉心管内への不活性ガスの供給量を調整して行ってもよい。
本発明の第2の態様に係る石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法は、上記本発明の第1の態様に係る炉心管の検査方法を用いる炉心管の検査工程を備える
上記本発明の第1の態様に係る炉心管の検査方法によれば、意図的に炉心管の内圧を高くすることによって、炉心管の割れを検知することができる。しかも、炉心管の外周に配設された炉体の内圧の変動によって、炉心管の割れを検知するので、炉心管を目視により確認する必要がなく、かつ、確実に炉心管の割れを検知することができる。したがって、割れた炉心管を、母材の脱水・焼結工程にて使わなくて済むため、母材(多孔質母材)を無駄にすることがなく、歩留まりを向上することができる。
本発明の第1実施形態に係る炉心管の検査方法、および、本発明の第1実施形態に係る石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法で用いられる焼結炉を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る炉心管の検査方法、および、本発明の第2実施形態に係る石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法で用いられる焼結炉を示す概略構成図である。 従来の多孔質母材の焼結方法で用いられる焼結炉を示す概略構成図である。
本発明の一実施形態に係る炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法を説明する。
なお、本実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る炉心管の検査方法、および、本発明の第1実施形態に係る石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法で用いられる焼結炉を示す概略構成図である。
この焼結炉10は、取り外し可能な蓋11と、石英ガラスからなる炉心管12と、炉心管12の外周に配設されたヒータ13と、炉心管12の外周に配設され、ヒータ13を覆って外気から遮断する炉体14と、から概略構成されている。
炉心管12の上部には、その内圧を計測するための内圧計15と、その内部からガスを排出するためのガス排出口16と、が設けられている。また、炉心管12の底部には、その内部に導通するガス供給口17が設けられている。
ガス排出口16の途中には、風船状の圧力調整装置18が設けられている。また、圧力調整装置18の上には、その重さにより圧力調整装置18を押圧して、炉心管12の内圧を調整するための錘19と内圧増加用の錘20が順に載置されるようになっている。
炉体14の下部には、その内圧を計測するための内圧計21が設けられている。また、炉体14の側面には、その内部に導通するガス供給口22とガス排出口23とが設けられている。
風船状の圧力調整装置18としては、1枚のシートを折り畳み、その端部を接着させてなり、シート表面に2個の穴を持ち、一方の穴を炉心管12と繋がる配管に、他方の穴をガス排出口16と繋げた袋が用いられる。炉心管12内には、塩素やフッ素を含む酸性ガスを流すこともあるため、圧力調整装置18の素材は、ポリテトラフルオロエチレンやポリフッ化ビニルなどの耐酸性の素材が好ましい。
錘19と、内圧増加用の錘20との関係は特に限定されないが、錘19は、炉心管12の内圧を通常の状態に保つために必要な質量を有する。一方、錘20は、炉心管12の割れを検知するとき、炉心管12の内圧を所定の圧力まで増加させるために必要な質量を有する。
この焼結炉10を用いた石英ガラス系光ファイバ用の母材の脱水・焼結では、支持棒32に支持された石英ガラス系光ファイバ用の母材(多孔質母材)31が、炉心管12の上方から、その内部に挿入される。
本実施形態の炉心管の検査方法は、母材31を脱水・焼結するために用いられる焼結炉10を構成する炉心管12の検査方法であって、母材31の脱水・焼結を行う前に、炉心管12の内圧を変動させながら、炉体14の内圧を測定し、炉心管12の割れを検知する。
焼結炉10では、母材31の脱水・焼結を行う時以外にも、炉心管12内への異物の混入防止や配管などの錆防止のために、炉心管12内に、ヘリウムガス、アルゴンガス、窒素ガスなどの不活性ガスなどを流している。特に、ヘリウムガスなどに比べて安価な窒素ガスを流すのが好ましい。
そこで、母材31の脱水・焼結を行う前に、炉心管12内を流れる不活性ガス流量を増加させることにより、炉心管12の内圧を変動させて、その時の炉体14の内圧を内圧計21で測定し、炉心管12の割れを検知する。
また、炉心管12内を流れる不活性ガス流量の増加は、炉心管12のガス排出口16に設けられた風船状の圧力調整装置18上に錘19,20を載せて行う。すなわち、錘19,20で、風船状の圧力調整装置18を押圧することにより、炉心管12の内圧を高くして、炉心管12内を流れる不活性ガス流量を増加させる。また、圧力調整装置18上に錘20を載せずに、圧力調整装置18を手で押圧し、炉心管12の内圧を高くしてもよい。
このとき、炉心管12の内圧の変動の幅は、通常の状態、すなわち、炉心管12内への異物の混入防止や配管などの錆防止のためだけに、不活性ガスを流している時よりも、炉心管12の内圧が20%〜200%増加する程度であることが好ましい。
炉心管12が割れていなければ、不活性ガスが外部に漏れることがないため、炉心管12の内圧変動に関係なく、炉体14の内圧は保たれたままである。一方、炉心管12が割れていれば、炉心管12の内圧が増加すると、炉心管12から炉体14に不活性ガスが流れ込むため、炉体14の内圧も増加する。このように、炉体14の内圧を測定することにより、炉心管12の割れを検知することができる。
なお、炉体14内にもガスを流していることがあるため、通常の状態でも、炉体14の内圧は多少変動することがある。したがって、炉体14の内圧が通常時よりも1%以上増加したときに、炉心管12の割れに起因して、炉体14の内圧が増加したと判断することが好ましい。
次に、本実施形態の石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法を説明する。
本実施形態の石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法は、本実施形態の炉心管の検査方法を用いる炉心管の検査工程を備えている。
すなわち、本実施形態の炉心管の検査方法によって炉心管12の割れが検知されなかった場合、錘20による圧力調整装置18の押圧を止めて、炉心管12の内圧を通常の状態に戻し、そのままの焼結炉10を用いて、母材31の脱水・焼結を行う。一方、炉心管12の割れが検知された場合、炉心管12を交換して、再度、交換後の炉心管12を検査し、その炉心管12の割れが検知されなかった場合、母材31の脱水・焼結を行う。
母材31の脱水・焼結工程では、支持棒32に支持された母材31を、炉心管12の上方から、その内部に挿入する。その後、母材31の脱水や不純物の除去のためにヘリウムやハロゲン系ガスなどを、ガス供給口17から炉心管12内に導入し、母材31が挿入された炉心管12内をヘリウムやハロゲン系ガスなどの混合ガス雰囲気とする。そして、母材31を、支持棒32を中心軸として回転させながら、炉心管12の下方に移動させることにより、ヒータ13で母材31を、その下部から上部に向かって加熱する。これにより、母材31は、その下部から上部に向かって脱水され、透明ガラスが形成される。
また、ヘリウムガス、アルゴンガス、窒素ガスなどの不活性ガスを、ガス供給口22から炉体14内に導入する。そして、炉体14内に導入した不活性ガスを、ガス排出口23から外部に排出する。このように、炉体14へのガスの導入および排出を行うことにより、炉体14内を不活性ガス雰囲気とする。
(2)第2実施形態
図2は、本発明の第2実施形態に係る炉心管の検査方法、および、本発明の第2実施形態に係る石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法で用いられる焼結炉を示す概略構成図である。
図2において、図1に示した第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の焼結炉40が、上述の焼結炉10と異なる点は、内圧増加用の錘20を用いていない点と、炉心管12のガス排出口16の途中にバルブ41が設けられている点である。
バルブ41としては、ニードルバルブ、ボールバルブ、ゲートバルブ、グローブバルブなどが用いられる。これらの中でも、流量の調整が安易であることから、ニードルバルブを用いるのが好ましい。
本実施形態の炉心管の検査方法では、炉心管12からの不活性ガスの排出量を減少させることにより、炉心管12の内圧を変動させて、その時の炉体14の内圧を内圧計21で測定し、炉心管12の割れを検知する。
また、炉心管12からの不活性ガスの排出量の減少は、炉心管12のガス排出口16に設けられたバルブ41により行う。すなわち、バルブ41の開度を調節することにより、炉心管12からの不活性ガスの排出量を減少させ、炉心管12の内圧を高くする。
このとき、炉心管12の内圧の変動の幅は、第1実施形態と同様であることが好ましい。
また、第1実施形態と同様に、炉体14の内圧が通常時よりも1%以上増加したときに、炉心管12の割れに起因して、炉体14の内圧が増加したと判断することが好ましい。
本実施形態の炉心管の検査方法でも、第1実施形態と同様に、炉心管12の割れを検知することができる。
また、本実施形態の石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法は、本実施形態の炉心管の検査方法を用いる炉心管の検査工程を備えている。
すなわち、本実施形態の炉心管の検査方法によって炉心管12の割れが検知されなかった場合、バルブ41を開けて、炉心管12の内圧を通常の状態に戻し、そのままの焼結炉10を用いて、母材31の脱水・焼結を行う。一方、炉心管12の割れが検知された場合、炉心管12を交換して、再度、交換後の炉心管12を検査し、その炉心管12の割れが検知されなかった場合、母材31の脱水・焼結を行う。
(3)第3実施形態
本実施形態の炉心管の検査方法では、例えば、図1または図2に示した焼結炉と同様の焼結炉を用いて、炉心管12のガス供給口17に設けられたマスフローコントローラ(図示略)により、炉心管12内への不活性ガスの供給量を調整し、炉心管12の内圧を変動させて、その時の炉体14の内圧を内圧計21で測定し、炉心管12の割れを検知する。
すなわち、マスフローコントローラにより、炉心管12内を流れる不活性ガス流量を増加させて、炉心管12の内圧を高くすることにより、炉心管12の割れを検知する。
マスフローコントローラは、電気的に不活性ガスの流量を計測し、その流量制御を行う。ただし、流量を制御できればよいため、マスフローコントローラの代りに、例えば、バルブ付き面積式流量計などを取り付け、手動で流量を制御してもよい。
このとき、炉心管12の内圧の変動の幅は、第1実施形態と同様であることが好ましい。
また、第1実施形態と同様に、炉体14の内圧が通常時よりも1%以上増加したときに、炉心管12の割れに起因して、炉体14の内圧が増加したと判断することが好ましい。
本実施形態の炉心管の検査方法でも、第1実施形態と同様に、炉心管12の割れを検知することができる。
また、本実施形態の石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法は、本実施形態の炉心管の検査方法を用いる炉心管の検査工程を備えている。
すなわち、本実施形態の炉心管の検査方法によって炉心管12の割れが検知されなかった場合、マスフローコントローラにより、炉心管12内への窒素ガスの供給量を減少して、炉心管12の内圧を通常の状態に戻し、そのままの焼結炉10を用いて、母材31の脱水・焼結を行う。一方、炉心管12の割れが検知された場合、炉心管12を交換して、再度、交換後の炉心管12を検査し、その炉心管12の割れが検知されなかった場合、母材31の脱水・焼結を行う。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
「実施例1」
図1に示した焼結炉10を構成する炉心管12について割れの有無を検知した。
炉心管12内に、ガス供給口17から窒素ガスを導入し、炉心管12の内圧が一定になったところで、内圧計15により、その内圧を計測したところ、300Paであった。このとき、風船状の圧力調整装置18上には、錘19のみを載置した。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
次に、圧力調整装置18上に、内圧増加用の800gの錘20をさらに載置し、内圧計15により、炉心管12の内圧を計測したところ、400Paであった。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
このように、炉心管12の内圧が300Paから400Paに変動したものの、炉体14の内圧は変動しなかった。したがって、炉心管12は割れていないことが確認された。
「実施例2」
図1に示した焼結炉10を構成する炉心管12について、割れの有無を検知した。
炉心管12内に、ガス供給口17から窒素ガスを導入し、炉心管12の内圧が一定になったところで、内圧計15により、その内圧を計測したところ、300Paであった。このとき、風船状の圧力調整装置18上には、錘19のみを載置した。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
次に、圧力調整装置18を手で押圧し、内圧計15により、炉心管12の内圧を計測したところ、500Paであった。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
このように、炉心管12の内圧が300Paから500Paに変動したものの、炉体14の内圧は変動しなかった。したがって、炉心管12は割れていないことが確認された。
「実施例3」
図2に示した焼結炉40を構成する炉心管12について、割れの有無を検知した。
炉心管12内に、ガス供給口17から窒素ガスを導入し、炉心管12の内圧が一定になったところで、内圧計15により、その内圧を計測したところ、300Paであった。このとき、風船状の圧力調整装置18上には、錘19を載置した。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
次に、バルブ41を閉じて、内圧計15により、炉心管12の内圧を計測したところ、500Paであった。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
このように、炉心管12の内圧が300Paから500Paに変動したものの、炉体14の内圧は変動しなかった。したがって、炉心管12は割れていないことが確認された。
「実施例4」
図1に示した焼結炉10、または、図2に示した焼結炉40を構成する炉心管12について、割れの有無を検知した。
炉心管12のガス供給口17にマスフローコントローラを設置した。
マスフローコントローラにより、炉心管12内に、ガス供給口17から所定量の窒素ガスを導入し、炉心管12の内圧が一定になったところで、内圧計15により、その内圧を計測したところ、300Paであった。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
次に、マスフローコントローラにより、炉心管12内への窒素ガスの供給量を増加させ、内圧計15により、炉心管12の内圧を計測したところ、500Paであった。また、内圧計21により、炉体14の内圧を計測したところ、80Paであった。
このように、炉心管12の内圧が300Paから500Paに変動したものの、炉体14の内圧は変動しなかった。したがって、炉心管12は割れていないことが確認された。
本発明の炉心管の検査方法、および、この検査方法を用いた炉心管の検査工程を備えた石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法によれば、石英ガラス系光ファイバ用の母材の脱水・焼結を行う前、または、石英ガラス系光ファイバ用の母材の脱水・焼結中に、その母材を脱水・焼結するために用いられる焼結炉を構成する炉心管の割れを検知することができる。
10,40 焼結炉
11 蓋
12 炉心管
13 ヒータ
14 炉体
15,21 内圧計
16,23 ガス排出口
17,22 ガス供給口
18 圧力調整装置
19,20 錘
31 母材
32 支持棒
41 バルブ

Claims (5)

  1. 石英ガラス系光ファイバ用の母材を脱水・焼結するために用いられ、炉心管の外周に配設されたヒータを覆う炉体を備える焼結炉を構成する炉心管の検査方法であって、
    前記炉心管の内圧を、前記炉心管内を流れる不活性ガス流量を増加させるか、あるいは、前記炉心管からの前記不活性ガスの排出量を減少させることにより変動させながら前記炉体の内圧を測定することにより、前記炉心管の割れを検知する
    ことを特徴とする炉心管の検査方法。
  2. 前記炉心管内を流れる不活性ガス流量の増加は、前記炉心管のガス排出口に設けられた風船状の圧力調整装置上に錘を載せて行うこと、もしくは、前記圧力調整装置を手で押圧することを特徴とする請求項に記載の炉心管の検査方法。
  3. 前記炉心管からの前記不活性ガスの排出量の減少は、前記炉心管のガス排出口に設けられたバルブにより行うことを特徴とする請求項に記載の炉心管の検査方法。
  4. 前記炉心管の内圧の変動は、前記炉心管のガス供給口に設けられたマスフローコントローラ、もしくは、バルブ付き流量計により、前記炉心管内への不活性ガスの供給量を調整して行うことを特徴とする請求項1に記載の炉心管の検査方法。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の炉心管の検査方法を用いる炉心管の検査工程を備えたことを特徴とする石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法。
JP2012522684A 2010-06-30 2011-06-30 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法 Active JP5542932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012522684A JP5542932B2 (ja) 2010-06-30 2011-06-30 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010149159 2010-06-30
JP2010149159 2010-06-30
JP2012522684A JP5542932B2 (ja) 2010-06-30 2011-06-30 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法
PCT/JP2011/065004 WO2012002476A1 (ja) 2010-06-30 2011-06-30 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012002476A1 JPWO2012002476A1 (ja) 2013-08-29
JP5542932B2 true JP5542932B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=45402179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012522684A Active JP5542932B2 (ja) 2010-06-30 2011-06-30 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8978421B2 (ja)
JP (1) JP5542932B2 (ja)
CN (1) CN102933511B (ja)
WO (1) WO2012002476A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105669019B (zh) * 2016-04-19 2018-08-07 江苏亨通光导新材料有限公司 光纤预制棒的制造装置及其制造方法
JP6621388B2 (ja) * 2016-08-02 2019-12-18 信越化学工業株式会社 焼結装置
JP6766012B2 (ja) * 2017-06-05 2020-10-07 株式会社フジクラ 炉心管の座屈変形検査方法および光ファイバ母材の製造方法
CN110146229B (zh) * 2019-06-17 2020-12-08 蚌埠兴创电子科技有限公司 一种金属与玻璃烧结的泄漏检测装置
NL2025663B1 (en) * 2020-04-24 2021-11-02 Corning Inc Particle exhaust apparatus for optical fiber draw furnace
CN111562061A (zh) * 2020-04-30 2020-08-21 北京科技大学 一种铁矿石烧结机系统漏风率的测试方法
JP2022179164A (ja) * 2021-05-21 2022-12-02 株式会社フジクラ ガラス部材の加熱装置、ガラス部材の加熱方法、及びそれを用いた光ファイバ用母材の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578140A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Shin Etsu Chem Co Ltd 光フアイバ用母材の製造装置
JPH06127964A (ja) * 1992-10-19 1994-05-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ母材の脱水焼結炉
JPH111337A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Shin Etsu Chem Co Ltd 光ファイバ母材の焼結工程における炉芯管割れ検知方法及び光ファイバ母材の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000169173A (ja) 1998-12-01 2000-06-20 Fujikura Ltd 石英炉心管の内圧制御装置
JP2000226224A (ja) 1999-02-08 2000-08-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 加熱炉及び光ファイバ母材加熱処理方法
US7866189B2 (en) * 2003-12-08 2011-01-11 Fujikura Ltd. Dehydration-sintering furnace, a manufacturing method of an optical fiber preform utilizing the furnace and an optical fiber preform manufactured by the method
JP2005194173A (ja) 2003-12-08 2005-07-21 Fujikura Ltd 脱水焼結炉およびそれを用いた光ファイバ用母材の製造方法
US20080202166A1 (en) * 2007-02-23 2008-08-28 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of dehydrating and sintering porous preform for optical fiber and dehydration-sintering furnace

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578140A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Shin Etsu Chem Co Ltd 光フアイバ用母材の製造装置
JPH06127964A (ja) * 1992-10-19 1994-05-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ母材の脱水焼結炉
JPH111337A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Shin Etsu Chem Co Ltd 光ファイバ母材の焼結工程における炉芯管割れ検知方法及び光ファイバ母材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012002476A1 (ja) 2012-01-05
CN102933511A (zh) 2013-02-13
CN102933511B (zh) 2015-05-20
US8978421B2 (en) 2015-03-17
US20130098116A1 (en) 2013-04-25
JPWO2012002476A1 (ja) 2013-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5542932B2 (ja) 炉心管の検査方法および石英ガラス系光ファイバ用の母材の製造方法
RU2736023C2 (ru) Легированное бромом оптическое волокно
EP2805928B1 (en) Method and apparatus for sintering a glass preform for an optical fiber
EP2221280B1 (en) Apparatus and method for supplying hydrogen gas, and quartz glass manufacturing apparatus
CN106525603A (zh) 一种钼及钼合金棒、管材的高温拉伸检测设备及方法
JP5603024B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
KR0140210B1 (ko) 석영모재 제조용 소결로
JP2011089940A (ja) ガスケットの漏洩測定装置
KR20200089229A (ko) 자동화된 대형 외경 프리폼 팁핑 공정 및 이로부터 생성된 유리 프리폼
CN206223573U (zh) 一种钼及钼合金棒、管材的高温拉伸检测设备
US11787726B2 (en) Sintering method of porous glass base material for optical fiber
KR20130012564A (ko) 써멀 셀 유도 블리스터를 줄이기 위한 섬유계 가스켓, 유리 제조 시스템 및 방법
CN208383667U (zh) 高温下混凝土试块孔隙压力测试装置
US20070137258A1 (en) Elongating method of optical fiber base material
US11554981B2 (en) Apparatuses and methods for processing optical fiber preforms
CN207019835U (zh) 一种真空规管防污染装置
JP6766012B2 (ja) 炉心管の座屈変形検査方法および光ファイバ母材の製造方法
JP6896009B2 (ja) 多孔質ガラス母材の熱処理方法及び熱処理装置
JP4224705B2 (ja) ガラス母材の延伸方法
RU2702695C1 (ru) Способ быстрого определения температурной зависимости вязкости и характеристических температур стекол и устройство для его реализации
JP2015048262A (ja) 炉心管の破損検知方法及び焼結炉
TWI471544B (zh) 偵測矽熔湯外洩之方法
JP2007271431A (ja) 圧力測定装置
JP2022184181A (ja) 光ファイバ母材の製造装置及び光ファイバ母材の製造方法
JP2002338259A (ja) ガラス母材の加熱装置とその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140507

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5542932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250