JP5542422B2 - グラスラン - Google Patents
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Description
グラスラン5は、内側に溝部4を形成する断面略コ字状であり、2つの側壁部、すなわち車外側側壁部6と車内側側壁部7と、そして車外側側壁部6と車内側側壁部7とを結ぶ連結壁部8によって形成されている。そして、車外側側壁部6の内面、すなわち、車外側側壁部6の車内側には連結壁部8側に延びるアウタリップ部9が形成されている。また、車内側側壁部7の内面、すなわち、車内側側壁部7の車外側には同じく連結壁部8側に延びるインナリップ部10が形成されている。アウタリップ部9とインナリップ部10は、ドアガラス3を挟持するように設けられ、ドアガラス3の表面に摺接する。
このときに発生する「ドスン」という衝撃音が耳ざわりであるので、ドアガラス3閉め切り時の突き上げ音の軽減が求められている。
これによれば、複数の凸条13と凹溝14を設けることにより衝撃を吸収しやすくすることができるのに加えて、接触面積が小さくなるのでその分、抑えることができる。
一方、ドアガラス3閉め切り時に、グラスラン5の連結壁部8の外面に設けられた複数の凸条13が押し潰されて凹溝14が埋められるようにしたものも知られている(例えば、特許文献1)。
これによれば、ソフトスポンジ20やクッション材をドアサッシュ2との間に設けることによって高い周波数の音を抑えることができるので衝撃音が抑えられる。
特に、図7に示したようなグラスラン5の場合、ドアガラス3の突き上げ時には、ドアガラス3の端部3aが連結壁部8の車内側内面に当接すると、その応力によって連結壁部8の外面に設けられた凸条13は弾性変形するが、ドアサッシュ2に対する接触面積を小さくすることができるので音量的に衝撃音の発生を小さく抑えることができるものの、その衝撃音の周波数は高くなる傾向にある。
一方、ドアガラス3閉め切り時に、グラスラン5の連結壁部8の外面に設けられた複数の凸条13が押し潰されて凹溝14が埋められるようにしたものは、ドアサッシュ2に対しては接触面積を大きくして突き当たるため衝撃音は依然として残る。
さらに、ソフトスポンジ20やクッション材をドアサッシュ2との間に設けたものでは、周波数特性を変えることにより高い周波数の音を抑えることができるが、接着面積が大きいとその分、衝撃音は発生してしまう。
前記連結壁部(8)の外面で、前記車外側側壁部(6)の連結壁部(8)側の付け根部(6a)と前記車内側側壁部(7)の連結壁部(8)側の付け根部(7a)の間に、複数の凸条(13)と複数の凹溝(14)を交互に設け、前記凹溝(14)を埋めるように緩衝部材(30)を設けるとともに、その緩衝部材(30)で前記複数の凸条(13)についても完全に覆うようにしたことを特徴とする。
それに加えて、凹溝には、高発泡スポンジ材などの緩衝部材が埋められているので、衝撃音の周波数は低くなるように変えられその結果、衝撃音が抑えられる。
このように、ドアガラスの閉め切り時の、ドアガラスの突き上げによる衝撃音は、音量的にも周波数的にも低減されるのでユーザーにとって快適である。
図1は、本発明の実施形態に係るグラスランを示す拡大断面図であり、図6のA−A線拡大断面図に対応している。また、図2は図1に示すグラスランにおいてドアサッシュに取付ける前の状態を示す断面図である。
グラスラン5は、2つの側壁部である車外側側壁部6と車内側側壁部7と、それら車外側側壁部6と車内側側壁部7とを結ぶ連結壁部8からなる断面略コ字状で、車外側側壁部6の内面となる車内側には連結壁部8側に延び、ドアガラス3に摺接するアウタリップ部9が形成され、車内側側壁部7の内面となる車外側には同じく連結壁部8側に延び、ドアガラス3に摺接するインナリップ部10が形成されている。
凸条13の幅mと凹溝14の幅nはドアガラス3の厚みTよりも小さくしてあり、ここでは、凸条13を2つと凹溝14を3つ設けている。
凸条13の形状は、図2に示すように、ドアサッシュ2にグラスラン5が取付けられる前の状態では断面略山形であり、図1に示すように、グラスラン5が取付けられた状態で凸条13はドアサッシュ2に弾接するようにしている。また、ドアガラス3の閉め切り時には、ドアガラス3が連結壁部8に内面に当接し、その応力を受けて凸条13の頂部がつぶれるようになっている。
それに加えて、凹溝14には、緩衝部材30が埋められているので、衝撃音の周波数は低くなるように変えられその結果、衝撃音が抑えられる。
また、緩衝部材30は、複数の凸条13及び複数の凹溝14を覆うように設けられているので、ドアサッシュ2に緩衝部材30の摩擦力が作用することによりドアサッシュ2に対するグラスラン5の長手方向及び幅方向の位置ずれが防止される。
そして、緩衝部材30は、凹溝14に対して、図3に示すように、ドアガラス3が連結壁部8に突き当たる前の取付状態では、ドアサッシュ2に接触しないか、接触する程度で圧縮された状態ではない非圧縮状態で設けられてなる。
ここでは、図4に示すように、緩衝部材30が凸条13の頂部を越えるが、車外側側壁部6の連結壁部8側の付け根部6aと車内側側壁部7の連結壁部8側の付け根部7aの最も外方の部位を結ぶ線を越えないように緩衝部材30を設けたが、凸条13の頂部を越えることなく、凹溝14内だけを埋めるように設けることもできる。
また、図3に示すように、ドアガラス3が連結壁部8に突き当たる前の取付状態では、凸条13についてもドアサッシュ2に接触しないようにすることもできる。
これによれば、複数の凸条13及び複数の凹溝14に対する緩衝部材30の密着性が高まる。
2 ドアサッシュ
3 ドアガラス
3a 端部
4 溝部
5 グラスラン
6 車外側側壁部
6a 車外側側壁部の付け根部
7 車内側側壁部
7a 車内側側壁部の付け根部
8 連結壁部
9 アウタリップ部
10 インナリップ部
11 突部
12 突部
13 凸条
14 凹溝
20 ソフトスポンジ
30 緩衝部材
m 凸条の幅
n 凹溝の幅
T 厚み幅
Claims (4)
- 車両のドアサッシュ又はドアフレームに嵌装され、昇降するドアガラスを溝部に案内する、車外側側壁部と車内側側壁部とそれらを結ぶ連結壁部からなる断面略コ字状で、両側壁部の内面に、前記連結壁部側に延び、前記ドアガラスに摺接するアウタリップ部とインナリップ部が一体的に押出成形されてなるグラスランであって、
前記連結壁部の外面で、前記車外側側壁部の連結壁部側の付け根部と前記車内側側壁部の連結壁部側の付け根部の間に、複数の凸条と複数の凹溝を交互に設け、前記凹溝を埋めるように緩衝部材を設けるとともに、その緩衝部材で前記複数の凸条についても完全に覆うようにしたことを特徴とするグラスラン。 - 前記緩衝部材は、前記凹溝に対して、前記ドアガラスが前記連結壁部に突き当たる前の取付状態では、前記ドアサッシュ又はドアフレームに接触しないか、接触する程度で圧縮された状態ではない非圧縮状態で設けられてなることを特徴とする請求項1に記載のグラスラン。
- 前記複数の凸条及び複数の凹溝と、前記緩衝部材は、前記グラスランの成形時に一体的に押出成形されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のグラスラン。
- 前記緩衝部材は、高発泡スポンジ材であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のグラスラン。
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