JP5541506B2 - 検査装置 - Google Patents
検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5541506B2 JP5541506B2 JP2010115166A JP2010115166A JP5541506B2 JP 5541506 B2 JP5541506 B2 JP 5541506B2 JP 2010115166 A JP2010115166 A JP 2010115166A JP 2010115166 A JP2010115166 A JP 2010115166A JP 5541506 B2 JP5541506 B2 JP 5541506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physical quantity
- receiver
- inspection
- impact
- vibrator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
対象領域上に仮想的な格子点を設定しておき、打突振動子100により一つの格子点を打突して振動を発生させて、この振動を第1受信子201及び第2受信子202によって取得する。これを全ての格子点について、順次実施することによって、検査対象領域全てに対する検査を完了する。
S102における補正は打突振動子100による打突位置から第1受信子201が固定されている第1位置までに、振動に係る物理量が伝達する間に、距離によって当該物理量が減衰する分を補う補正である。すなわち、打突位置と第1位置との間の距離に基づく距離減衰分が補正された物理量が、第1補正物理量である。ステップS103においては、第1補正物理量から表面波に係る第1物理量(A1)抽出する処理を実行する。
得する。先ほどと同様に、ステップS105における補正は打突振動子100による打突位置から第2受信子202が固定されている第2位置までに、振動に係る物理量が伝達する間に、距離によって当該物理量が減衰する分を補う補正である。すなわち、打突位置と第2位置との間の距離に基づく距離減衰分が補正された物理量が、第2補正物理量である。ステップS106においては、第2補正物理量から表面波に係る第2物理量(A2)抽出する処理を実行する。
111に続く、ステップS112で、処理を終了する。
発明に係る検査装置においては、ひび割れ深さ及び位置を特定する方法については、例えば、呉佳曄・堤知明・江川顕一郎「表面波を用いたひび割れ深さの新しい測定技術」,JSDNIシンポジウム「コンクリート構造物の非破壊検査への期待」論文集,pp.243−252,2003などに開示されている方法を適宜採用することができる。ステップS111は、特許請求の範囲において、ひび割れ深さ特定手段、及び、ひび割れ位置特定手段として現されるものである。
動子100がコンクリート構造物1表面を打突する周波数、打突振動子100が打突を開始する時刻t1はコントロールされたものであるので、第1受信子201にP波が到達す
る時刻t2、及び、第1受信子201に表面波が到達する時刻t3の概略についてはある程度予想することができる。
時刻t3前後に到達する振幅の大きい波の振幅データを、表面波の大きさと関連する物理
量として抽出するようにされている。より具体的には、図3に示す振幅の大きい波の最初の振幅A1を、第1受信子201での測定から抽出される第1物理量A1として取得する。本実施形態に係る検査装置10が、このような物理量を抽出する工程については、フィルタ工程と称することとする。
つ打突振動子100がコンクリート構造物1表面を打突する周波数、打突振動子100が打突を開始する時刻は制御可能であるので、本実施形態に係る検査装置10においては、第2受信子202に時刻t4前後に到達する振幅の小さい波についてはデータとして取得
せず、第2受信子202に時刻t5前後に到達する振幅の大きい波の振幅データを、第2
受信子202における表面波の大きさと関連する第2物理量A2として取得する。
このときの分布式は
より第2物理量(A2)を抽出し、第3受信子203から、先の実施形態で説明したものと同様の処理により第3物理量(A3)を抽出し、第4受信子204から、先の実施形態で説明したものと同様の処理により第4物理量(A4)を抽出する。
から図11に示す距離r2が算出される。このようにして、本実施形態では、位置情報発
信機能付き打突振動子110と位置情報受信機能付き第1受信子211との間の距離r1
、及び位置情報発信機能付き打突振動子110と位置情報受信機能付き第2受信子212との間の距離r2が求まり、これにより位置情報発信機能付き打突振動子110の打突位
置の座標(x,y)を算出することができるようになる。
子、203・・・第3受信子、204・・・第4受信子、211・・・位置情報受信機能付き第1受信子、212・・・位置情報受信機能付き第2受信子、300・・・パーソナルコンピュータ
Claims (3)
- 検査面における所定位置を所定周波数で打突する打突振動子と、
前記検査面における第1位置に固定されると共に、前記検査面の振動に係る物理量を検知する第1受信子と、
前記検査面における第2位置に固定されると共に、前記検査面の振動に係る物理量を検知する第2受信子と、
前記第1受信子によって検知された前記検査面の振動に係る物理量に対し、前記打突振動子による打突位置と前記第1位置との間の距離に応じた補正を行い、第1補正物理量を得る第1補正手段と、
前記第2受信子によって検知された前記検査面の振動に係る物理量に対し、前記打突振動子による打突位置と前記第2位置との間の距離に応じた補正を行い、第2補正物理量を得る第2補正手段と、
前記第1補正手段によって得られた前記第1補正物理量から、表面波の大きさと関連する第1物理量を抽出する第1フィルタ手段と、
前記第2受信子によって検知された前第2補正物理量から、表面波の大きさと関連する第2物理量を抽出する第2フィルタ手段と、
前記第1フィルタ手段によって抽出された第1物理量と、前記第2フィルタ手段によって抽出された第2物理量との比を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された比を、前記打突振動子による打突位置と対応させて表示する表示手段と、を有し、
前記打突振動子は位置情報発信機能が設けられ、
前記第1受信子と前記第2受信子とは、前記打突振動子から発信される位置情報を受信可能な位置情報受信機能が設けられることを特徴とする検査装置。 - 前記第1フィルタ手段によって抽出された第1物理量と、前記第2フィルタ手段によって抽出された第2物理量から、ひび割れ深さを特定するひび割れ深さ特定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
- 前記第1フィルタ手段によって抽出された第1物理量と、前記第2フィルタ手段によって抽出された第2物理量から、ひび割れ位置を特定するひび割れ位置特定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010115166A JP5541506B2 (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010115166A JP5541506B2 (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011242269A JP2011242269A (ja) | 2011-12-01 |
JP5541506B2 true JP5541506B2 (ja) | 2014-07-09 |
Family
ID=45409077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010115166A Expired - Fee Related JP5541506B2 (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5541506B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10613060B2 (en) | 2016-06-15 | 2020-04-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Structure evaluation system, structure evaluation apparatus, and structure evaluation method |
US10345275B2 (en) | 2016-06-15 | 2019-07-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Structure evaluation system, structure evaluation apparatus, and structure evaluation method |
CN107850577B (zh) * | 2016-06-15 | 2020-12-15 | 株式会社东芝 | 构造物评价系统、构造物评价装置及构造物评价方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5498291A (en) * | 1978-01-20 | 1979-08-03 | Toshiba Corp | Simple type sonic flaw detector |
JP2000046804A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-18 | Toray Techno Kk | 超音波探傷システム |
JP2001012933A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Central Giken:Kk | 表面波による構造物のひび割れ深さ測定方法 |
JP2002115491A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-19 | Shimizu Corp | 覆工コンクリートの診断方法及びその診断装置 |
JP2003185643A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ひび割れ検知システム |
JP2004077292A (ja) * | 2002-08-19 | 2004-03-11 | Osaka Gas Co Ltd | 応力腐食割れ検査方法及び検査装置 |
JP2004294261A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Central Giken:Kk | 既設トンネルの健全性診断方法 |
JP2008157775A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 非破壊測定装置及びそのセンサユニット |
-
2010
- 2010-05-19 JP JP2010115166A patent/JP5541506B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011242269A (ja) | 2011-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5604738B2 (ja) | 進展亀裂検出方法、装置およびプログラム | |
US10546371B1 (en) | System and method for inspecting the condition of structures using remotely controlled devices | |
CN108169714B (zh) | 一种基于振动波的定位方法及装置 | |
JP6159926B2 (ja) | 不均質物性の測定対象物につき行われる弾性波トモグラフィにおける発信点・物性状況(劣化状況)同時特定方法 | |
US20070095139A1 (en) | Method and apparatus for non-destructive testing of concrete structures | |
CN110455917B (zh) | 一种混凝土裂缝修补质量检测方法 | |
WO2006016520A1 (ja) | 音響トモグラフィを用いた樹木内部の非破壊検査方法及び装置 | |
CN109212032A (zh) | 基于改进多次反射全聚焦成像算法的界面型缺陷检测方法 | |
JP5271941B2 (ja) | 非破壊検出システムおよび非破壊検出方法 | |
JP5541506B2 (ja) | 検査装置 | |
JP5461979B2 (ja) | 原子炉振動監視装置及びその監視方法 | |
JP6944147B2 (ja) | 非接触音響探査法および非接触音響探査システム | |
US20240300184A1 (en) | Improved additive manufacturing monitoring method and system | |
JP4553458B2 (ja) | トンネル診断装置及び方法 | |
JP2011133241A5 (ja) | ||
JP6130778B2 (ja) | 複合構造体の界面検査方法及び装置 | |
JP2008039594A (ja) | コンクリート基礎杭のクラック検知方法 | |
JP2009047679A (ja) | 超音波探査方法 | |
JP6811002B2 (ja) | ひび割れ角度判定装置及びひび割れ角度判定方法 | |
KR100444269B1 (ko) | 비파괴 타격 검사 시스템 및 검사 방법 | |
JP2012237561A (ja) | 検査装置 | |
JP6371575B2 (ja) | 超音波探傷検査方法及び超音波探傷検査装置 | |
JP5450177B2 (ja) | グラウト充填度の非破壊検査方法及び非破壊検査装置 | |
JP2021096197A (ja) | コンクリート構造物内部状況点検方法及びその方法に使用するシステム | |
JP2011133318A (ja) | 検査装置及びそれを用いた検査方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5541506 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |