JP5540746B2 - 受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来から、立体映像を表示するシステムとして様々なものが知られている。例えば下記の特許文献1〜3に記載されているように、視差を有する左目用画像及び右目用画像を所定周期で交互にディスプレイに供給し、この画像を所定周期に同期して駆動される液晶シャッターを備える眼鏡で観察する方法が知られている。
特開平9−138384号公報 特開2000−36969号公報 特開2003−45343号公報
放送局から送信された立体映像のコンテンツをテレビ受像機などの装置で受信して視聴する際には、既存の2D(二次元)映像と同様に、複数のチャンネルのうちの1つをユーザ側で選択して視聴することが想定される。
しかしながら、チャンネル切換の際には、切り換え前のコンテンツの3D映像中での奥行き位置(飛び出し位置)と、切り換え後のコンテンツの奥行き位置とが異なることが想定される。例えば、切り換え前の映像が表示画面位置よりも奥に位置しており、切り換え後の映像が表示画面位置よりも手前側に位置する場合などが考えられる。
また、例えばDVD再生装置などを用いて、DVDなどの記録媒体に記録された3D映像を再生する場合においても、いわゆる早送り、巻き戻し、または編集時の頭出しなどのランダムアクセスの際には、映像中での奥行き位置が瞬間的に変わることが想定される。
このような場合、映像を切り換えた瞬間に映像の奥行き位置が変化するため、3D映像コンテンツを視聴するユーザに違和感、疲労感を与えることが考えられる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、立体映像が異なる映像に切り換わった場合に、映像の奥行き位置の変化がユーザに違和感を与えてしまうことを抑止することが可能な受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、右眼用画像のデータと左目用画像のデータを含む映像信号を取得する映像信号取得部と、前記映像信号に含まれる表示制御情報を取得する表示制御情報取得部と、映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換える信号切換部と、前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御する映像信号制御部と、を備える、受信装置が提供される。
また、前記表示制御情報は、前記映像信号のビットストリームの多重化レイヤ又は前記映像信号のフレームに対応するコーデックレイヤに含まれるものであってもよい。
また、前記表示制御情報は、前記映像信号を切り換える際の遷移期間を指定する情報、前記遷移期間に前記右眼用画像のデータと前記左目用画像のデータのいずれを出力するかを指定する情報、及び前記遷移期間に前記右眼用画像のデータと左目用画像のデータを所定の割合で加算して出力する際の前記割合を指定する情報の少なくともいずれか1つを含むものであってもよい。
また、前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換えた直後に2次元の映像信号を出力するものであってもよい。
また、前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換えた直後に2次元の映像信号を出力した後、3次元の映像信号に遷移させるものであってもよい。
また、前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換える直前に切り換え前の3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させるものであってもよい。
また、前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換えた直後に2次元の映像信号を3次元の映像信号に遷移させるものであってもよい。
また、前記映像信号制御部は、前記右眼用画像のデータと前記左目用画像のデータとを所定の割合で加算する加算器を備え、前記所定の割合を時系列に変化させることで、前記映像信号が切り換わる前に3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させるものであってもよい。
また、前記映像信号制御部は、前記右眼用画像のデータと前記左目用画像のデータとを所定の割合で加算する加算器を備え、前記所定の割合を時系列に変化させることで、前記映像信号が切り換わった後に2次元の映像信号を3次元の映像信号に遷移させるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、右眼用画像のデータと左目用画像のデータとを含む映像信号を所定のフォーマットで符号化する符号化部と、符号化された前記映像信号を受信装置へ送信する送信部と、前記映像信号に対して、前記受信装置側で映像信号を切り換えた際に表示を制御するために使用する表示制御情報を挿入する表示制御情報挿入部と、を備える、送信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、右眼用画像のデータと左目用画像のデータとを含む映像信号を所定のフォーマットで符号化する符号化部と、符号化された前記映像信号を受信装置へ送信する送信部と、前記映像信号に対して、前記受信装置側で映像信号を切り換えた際に表示を制御するために使用する表示制御情報を挿入する表示制御情報挿入部と、を有する送信装置と、前記映像信号を受信する映像信号取得部と、前記映像信号に含まれる前記表示制御情報を取得する表示制御情報取得部と、映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換える信号切換部と、前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御する映像信号制御部と、を有する受信装置と、を備える通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、右眼用画像のデータと左目用画像のデータを含む映像信号を取得する映像信号取得部と、前記映像信号に含まれる表示制御情報を取得するステップと、映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換えるステップと、前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御するステップと、を備える、受信装置の制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、右眼用画像のデータと左目用画像のデータを含む映像信号を取得する手段、前記映像信号に含まれる表示制御情報を取得する手段、映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換える手段、前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、立体映像が異なる映像に切り換わった場合に、映像の奥行き位置の変化がユーザに違和感を与えてしまうことを抑止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る立体画像表示観察システムの構成を示す模式図である。 3つの異なる映像プログラム1〜3の間でユーザがチャンネルを切り換えた場合を示すタイミングチャートである。 チャンネル切換時の表示制御を模式的に示すタイミングチャートである。 切り換え時にタイムラグを持たせて2Dに遷移させ、その後、チャンネルを切り換えて図3と同様の表示制御を行う例を示す模式図である。 制御情報が指定する内容を示す模式図である。 ビデオのエレメンタリーストリームで画像データを送る場合に、ストリーム中に各情報が挿入される場所を示す模式図である。 受信装置の機能ブロック構成を示す模式図である。 1stビュー処理部、2ndビュー処理部、ミクスドビュー処理部からの出力画像を示す模式図である。 ミクスドビュー処理部における処理を詳細に示す模式図である。 チャンネル切換後の2D表示と、その後のフェードンによる2Dから3Dへの復帰制御を示す模式図である。 チャンネル切り換え時にフェードアウトを行う例を示す模式図である。 送信装置の構成を示すブロック図である。 受信装置のハードウェア構成を示す模式図である。 受信装置のハードウェア構成を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
(1)システム構成例
(2)チャンネル切り換えによる映像の奥行き位置の変化について
(3)本実施形態に係る映像切換時の表示制御の概要
(4)表示制御のための制御情報について
(5)受信装置の構成例
(6)受信装置による表示制御
(7)送信装置の構成例
(8)受信装置のハードウェア構成例
[(1)システム構成例]
図1は、本発明の一実施形態に係る立体画像表示観察システムの構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、例えばLCD等から構成される表示パネルを備えるテレビ受像機(受信装置)100と、表示画像鑑賞用メガネ200とを備える。
受信装置100は、例えば時分割式の立体映像ディスプレイ装置であり、左眼用映像及び右眼用映像を非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイする。また、受信装置100は、左眼用映像及び右眼用映像のディスプレイ周期に同期して左眼及び右眼に映像を分離して提供する。受信装置100は、例えば、フィールド毎に右目用画像Rと左目用画像Lを交互に表示する。表示画像鑑賞用メガネ200には、レンズに相当する部分に一対の液晶シャッター200a,200bが設けられている。液晶シャッター200a,200bは、受信装置100のフィールド毎の画像切り換えに同期して交互に開閉動作を行う。すなわち、受信装置100に右目用画像Rが表示されるフィールドでは、左目用の液晶シャッター200bが閉鎖状態となり、右目用の液晶シャッターが開放状態200aとなる。また、左目用画像Lが表示されるフィールドでは、これと逆の動作を行う。このように、受信装置100は、左眼用映像L及び右眼用映像Rを非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイすると同時に、左眼用映像L及び右眼用映像Rのディスプレイ周期に同期して左眼及び右眼に映像を分離して提供する。
このような動作により、鑑賞用メガネ200を掛けて受信装置100を見るユーザの右目には右目用画像Rのみが、また、左目には左目用画像Lのみが入射される。このため、鑑賞者の目の内部で右目用と左目用の画像が合成され、受信装置100に表示される画像が立体的に認識される。また、受信装置100は、ユーザが鑑賞用メガネ200を使用していない場合は、通常の2次元画像を表示することもでき、この場合、右目用画像Rと左目用画像Lの切り換えは行われない。更に、後で詳細に説明するが、受信装置100は、観賞用メガネ200を掛けているユーザに対して、右眼用画像Rまたは左目用画像Lの一方のみを表示することで、2次元画像を視認させることもできる。
なお、図1では、表示画像鑑賞用メガネ200を備えるシステムを例示したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、偏光板方式などメガネ200を用いない立体画像表示観察システムに適用することも可能である。
[(2)チャンネル切り換えによる映像の奥行き位置の変化について]
受信装置100は、地上デジタル放送などを受信するテレビ受像機であり、上述した左目用映像Lと右目用映像Rとから構成される立体映像(3D映像)のビットストリームを受信し、これ復号化して表示パネルに表示させるものである。また、受信装置100は、通常の2次元の映像(2D映像)のビットストリームを受信して復号化し、表示パネルに表示させることもできる。ここで、3D映像のフォーマットとしては、例えば1HD方式としてはサイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、フレームシーケンシャル方式、2HD方式であれば、ステレオビューをそのままフル解像度で符号化して送る方式等が挙げられる。
映像コンテンツの提供側(製作側)である放送局等は、送信装置から映像コンテンツを送信する。ユーザは、複数の放送局から映像コンテンツを受信することができ、チャンネルを切り換えることにより所望の映像コンテンツ(映像のプログラム)を視聴することができる。
この際、コンテンツ制作側が意図しないタイミングで、チャンネル切換(番組切換)を行うと、切換えのタイミングで左右映像の視差に差異が生じ、フォーカルポイント(focal point;焦点位置)が瞬間的に大きく変わる場合があり、ユーザの視覚への違和感、疲労感などが生じる可能性がある。
また、送信側から送られたビットストリームによる3D映像を視聴する場合、またはDVDなどの記録媒体に記録された3D映像を視聴する場合においては、いわゆる早送り、巻き戻しなどの操作が可能である。このようなランダムアクセスを行った場合においても、切換えのタイミングで左右映像の視差に差異が生じ、フォーカルポイント(focal point)が瞬間的に大きく変わる場合があり、ユーザの視覚への違和感、疲労感などが生じる可能性がある。更には、受信装置100の電源をオンにした時(起動時)に、起動直後から3D映像が表示されると、ユーザの視覚へ違和感を与えたり、疲労感を与えることが考えられる。
典型的な例としては、鑑賞用メガネメガネ200を装着した状態で、受信装置100の3D映像を視認したままの状態でリモコン等でチャンネル切換えをした場合が挙げられる。この場合、切換え前のチャンネルの番組と、切換え後のチャンネルの受信番組との間でステレオ映像の視差が顕著に違うと、眼の疲労感が多くなったり、ユーザがびっくりする感覚を受けることが考えられる。
図2は、3つの異なる映像プログラム1〜3の間でユーザがチャンネルを切り換えた場合を示すタイミングチャートである。図2に示す例では、時刻t1でプログラム1からプログラム2へ切り換えが行われ、時刻t2でプログラム2からプログラム3へ切り換えが行われるものとする。
図2において、横軸は時間を、縦軸は映像の奥行き位置を示している。縦軸において、奥行き位置がマイナス(−)の場合、映像が受信装置100の表示画面よりも奥側(表示画面位置よりもユーザから離れた側)に位置して見えることを示している。また、奥行き位置がプラス(+)の場合、映像が受信装置100の表示画面よりも手前側(表示画面位置よりもユーザに近づいた側)に見えることを示している。図2中に各プログラム毎に示す折れ線の波形は、映像の奥行き位置が時間の経過に伴って変化する様子を表している。
図2において、時刻t1の時点でユーザがプログラム1からプログラム2へ切り換えると、時刻t1の時点ではプログラム1の映像は画面位置よりも奥側に位置しており、プログラム2の映像は画面位置おりも手前側に位置している。このため、ユーザにとっては、視界の奥に存在していた映像が時刻t2で突然に手前側に切り換わるため、ユーザが違和感、疲労感を覚えることが想定される。時刻t2でプログラム2からプログラム3へ切り換わった場合は、画面位置よりも手前側に位置していた映像が、表示画面よりも奥側に位置する映像に切り換わるため、同様にユーザが違和感、疲労感を覚えることが想定される。
[(3)本実施形態に係る映像切換時の表示制御の概要]
このため、本実施形態では、プログラムが切り換わった直後に、所定時間だけ2D(二次元)の映像表示を行うこととしている。なお、以下の説明では、チャンネル切換時における表示制御を代表的な例として示すが、早送り、巻き戻しなどのランダムアクセスを行った場合においても、映像の切換えのタイミングで同様の処理を行う。また、受信装置100の起動時においても、切換時と同様の表示制御を行う。図3は、本実施形態におけるチャンネル切換時の表示制御を模式的に示すタイミングチャートである。図3に示すように、時刻t11でプログラム1からプログラム2へチャンネルが切り換わると、t11の直後は、破線D1で示すように、映像の奥行き位置が表示画面上(奥行き=0)の位置とされて、2Dの映像が表示される。なお、図3では、図示を明確にするために破線D1を奥行き=0の位置よりも若干(+)側に記載しているが、破線D1による映像の奥行き位置は0(表示画面上)とされる。
その後、時刻t12の手前から少しづつ映像が3Dに移行して、時刻t12の時点で本来のプログラム2の立体映像に復帰する。ここで、時刻t11からt12までの期間を奥行き位置の制御期間(Depth_Control_Period)と称することとする。また、2Dから3Dへの移行をフェードインの期間と称することとする。
プログラム2からプログラム3への切り換えにおいても同様に、t13でチャンネルを切り換えた後は、破線で示す2Dの映像が表示され、t13からt14までの期間が奥行き位置の制御期間とされる。プログラム2の2Dの映像は、フェードインにより3D表示に復帰する。また、プログラム3からプログラム1への切り換えにおいても同様に、t15でチャンネルを切り換えた後は、破線で示す2Dの映像が表示され、プログラム1の2Dの映像は、フェードインにより3D表示に復帰する。
図3に示すようなプログラム切り換え時の表示制御によれば、切り換え直後は2Dによる表示が行われるため、表示画面位置の奥側または手前側に位置していた映像は、一時的に表示画面位置において2次元の映像として表示され、その後、切り換え後のプログラムの3D表示に復帰する。従って、切り換えの直後に次のプログラム映像が3D映像として表示されることがなく、映像の奥行き方向の位置が大きく変化することがない。これにより、ユーザに違和感、疲労感が生じることを確実に抑止することができる。
図4は、切り換え時に3D映像を直ぐに2D映像に切り換えるのではなく、チャンネルはそのままの状態を維持したまま、あるタイムラグを持たせて2Dに遷移させ、その後、チャンネルを切り換えて図3と同様の表示制御を行う例を示している。ここで、タイムラグの期間で3D映像を2D映像に遷移させる制御をフェードアウトと称することとする。プログラム1からプログラム2へ切り換わる場合、時刻t21でチャンネル切換が行われると、時刻t22までの期間はプログラム1をそのまま表示し、この間に映像の奥行き位置を徐々に表示画面位置に移動させる。時刻t22で映像の奥行き位置が表示画面の位置となり2Dの表示となる。その後は、所定期間の間だけ2D映像を表示した後、図3と同様にフェードインにより映像をプログラム2の3D表示に復帰させる(時刻t23)。プログラム2からプログラム3への切り換えにおいても同様に、時刻t24でチャンネルが切り換わると、プログラム2の映像表示は維持したまま、t25までの切り換えタイムラグの期間で徐々に2Dに遷移させ、2Dになった後に次のチャンネル3に切り換える。その後は、所定期間の間だけ2D映像を表示した後、図3と同様にフェードインにより映像をプログラム3の3D表示に復帰させる(時刻t26)。以上のような制御によれば、2Dへの移行時も切り換えタイムラグの期間でフェードアウトによる表示制御を行うため、切り換え時にユーザが感じる違和感、疲労感をより低減することができる。
DVDなどの記録媒体に記録された映像再生時における早送り、巻き戻し等のランダムアクセス時、映像編集などの際においても、同様の制御を行い、映像切り換え時に一時的に2D映像を表示し、またフェードイン、フェードアウトによる表示制御を行う。これにより、映像の切り換わりの際に視差が突然変化してしまうことを抑止できる。また、受信装置100の起動時においても、同様の制御を行い、起動時に一時的に2D映像を表示し、またフェードイン、フェードアウトによる表示制御を行う。起動時は映像が表示されていない状態から映像が表示されている状態に切り換わるタイミングであるため、映像の切り換わりに含まれるものとして、同様の表示制御を行う。これにより、起動時に視差のある映像が突然表示されてしまうことを抑止できる。このように、本実施形態において、映像信号の切り換えとは、ノンリニアな映像再生を全てを示すもので、受信装置100の起動時の初期映像再生開始時、早送り、巻き戻し等のランダムアクセス時、または映像の特殊再生時のノンリニアな再生ポイントへのアクセス時なども全て含めた概念である。
[(4)表示制御のための制御情報について]
以上のような、チャンネル切換え、ランダムアクセスや編集点における、視差を抑圧するための期間、タイミングなどの詳細な制御情報は、例えば番組送信側で指定するものとする。これにより、放送サービス・配信サービスとして視差の制御を行うことが可能となり、目的の3D情報の伝送方法を有する。具体的には、送信ストリームの中の、多重化レイヤ(TS(Transport Stream)レイヤ)、またはコーデックレイヤ等により制御情報を送るものとする。本実施形態では、これらの制御情報を3D_RAP_Infoと称することとする。
例えば、MPEG4のH.264規格には、Supplemental enhancement information(SEI)という、補助情報の記述方法がある。コーデックレイヤ(Video レイヤ)では、SEI、あるいはユーザデータ(userdata)領域でチャンネル切換え後などのランダムアクセス再生に対して、Depth_Controlled_period、3D_priority_flag、Depth_Resume_Type、などの情報を送る。図5は、各情報が指定する内容を示す模式図である。
Depth_Controlled_period
Depth_Controlled_periodは、チャンネル切換の際の2D映像の表示期間を指定する情報である。期間の指定は、最初の表示ピクチャーからのフレームカウント(frame count)の値によるもので、ビデオの符号化ストリームで指定される。この情報により指定される期間は、左右どちらか一方のSingle Viewのみの2D表示、あるいはL/R 双方が1st Viewのみの表示から、2nd Viewに対してDepth_Resume_Typeで指定される3D表示復帰方法によって制御される。
3D_priority_flag
3D_priority_flagは、上述したSingle Viewによる表示を、LあるいはRのどちらのviewとするかを指定する情報である。
Depth_Resume_Type
Depth_Resume_Typeは、Depth_Controlled_period期間の後、上記Single Viewでない方のもう片方のビュー(alternative View)で表示を始める際の表示開始方法を指定する。2D表示状態から、突然視差がつくことを抑圧し、徐々に視差が完成するように、奥行き感のフェードイン(Fade-in)の効果を実現する。Depth_Resume_Typeは、以下の情報に分類される。
000 Single View Only(ビューミキシング(View mixing)値αは固定値とする)
001 Linear Fade-IN (Depth_Controlled_periodで一様にView mixing 値αが0%から100%まで変化する。)
010 期間の前半はシングルビューのみ(SingleView Only)とし、後半はフェードイン(Fade-In)とする。
以上のように、ビューミキシング値αは、フェードインまたはフェードアウトの制御を実現するためのパラメータであり、これについては後で詳細に説明する。
図6は、ビデオのエレメンタリーストリームで画像データを送る場合に、ストリーム中に各情報が挿入される場所を示す模式図である。なお、伝送する際の単位は、ランダムアクセスの際の典型的な単位であるGOP単位で送るか、あるいはIピクチャー単位で送ることもできる。
図6(A)は、3D_RAP_Infoを符号化ビデオのGOPあるいはIピクチャに同期させて挿入した例を示す模式図である。この場合、Depth_Controlled_periodは、Iピクチャで設定後、受信装置100内で自動的にダウンカウントされる。
図6(B)は、3D_RAP_Infoをピクチャの(Picture)の符号化に同期させて挿入した例を示す模式図である。この場合、Depth_Controlled_periodは、最初の表示ピクチャで設定後、受信装置100内で自動的にダウンカウントされるか、あるいはピクチャごとに送られる3D_RAP_Infoでダウンカウント値として指定される。
TSレイヤ(多重化レイヤ)で制御情報を送る際には、トランスポートストリーム(Transport Stream(TS))のアダプテーションフィールド(Adaptation Field)にプライベートデータフラグ(Transport_private_data_flag)を立てて、以下の3D_flagを送る。
3D_flag 1 Video Elementary stream contains 3D format
0 Video Elementary stream does not contain 3D format
このように、一例として、3D_flagが‘1’の場合はビデオストリームが3Dフォーマット情報を含み、3D_flagが‘1’の場合はビデオストリームが3Dフォーマット情報を含まないことが示される。
この制御情報を入れる他の方法としては、例えば、PES packet中のPES_extension_flagを立て、同時にPES_private_data_flagを立てることで、その中に上記のSyntaxを定義することも可能である。
なお、3D_flag=1の情報を検出した受信装置100は、video elementary stream中に3D_RAP_Info情報があることを認識し、その情報を解析する。チャンネル切換えが発生した時点で、切換え前のプログラムにおいて 3D_flag=1になっていた場合、チャンネル切換え後の新たなプログラムの表示が可能となる時点までチャンネル切換え前のプログラムの視差のfade-outを行う。
なお、チャンネル切換えの際の出画までの受信システムで発生するタイムラグに整合し、フェードアウト(Fade-out)の際のビューミキシング値αは、所定の時間内を目安として変化が完結するよう全プログラムにおいてピクチャーごとの変化分を固定とすることが可能である。一方、チャンネル切換え後のプログラム表示の際には、プログラムごとに設定される、ESレイヤの3D_RAP_infoに従って視差制御を行う。
[(5)受信装置の構成例]
次に、受信装置100の構成について詳細に説明する。図7は、受信装置100の機能ブロック構成を示す模式図である。受信機は、CPU102、デマルチプレクサ(Demultiplexer)104、デコーダ(Decoder)106、1stビュー処理部(1st View Processing)108、2ndビュー処理部(2nd View Processing)110、ミクスドビュー処理部(Mixed View Processing)112、セレクタ(Selector)114、ビューインターリーバ(View Interleaving)116を備える。図7に示す各ブロックは、回路(ハードウェア)または中央演算処理装置(CPU)とこれを機能させるためのプログラム(ソフトウェア)によって構成することができる。この場合に、プログラムは、受信装置100が備えるメモリなどの記録媒体または、光ディスク等の外部記録媒体に格納されることができる。
送信装置から送られた画像データのストリームは、デマルチプレクサ104へ入力され、映像データ(ビデオデータ)、音声データ(オーディオデータ)、文字情報等に分離され、映像データはデコーダ106へ入力される。DVDなどの記録媒体に記録された3D映像を視聴する場合、記録媒体から読み出された入力(File Input)がデマルチプレクサ104へ入力され、同様の処理が行われる。また、TSレイヤに付加された3D_flagは、デマルチプレクサ104からCPU102へ送られる。これにより、CPU102では、符号化ビデオの中に3D_RAP_Infoが存在することを認識し、CPU102にて3D_RAP_Infoの情報が解析される。CPU102は、3D_RAP_Infoの情報に基づいて、後述する2D映像と3D映像との間の表示制御を実現するため、1stビュー処理部108、2ndビュー処理部110、ミクスドビュー処理部112、セレクタ114を制御する。この制御は、ユーザによるチャンネル切換、早送り又は巻き戻しなどのランダムアクセス、または受信装置100の起動などの信号切換による操作情報がCPU102に入力された際に、実現される。デコーダ106は、映像データのストリームを復号化し、左目用画像Lは1stビュー処理部108へ送り、右眼用画像Rは2ndビュー処理部110へ送る。
ミクスドビュー処理部112は、1stビューと2ndビューの画像データを混合する処理を行う。混合の際には、上述したビューミキシング値αを用いる。αは0%から100%までの値であり、固定値または時間の経過に伴って変化する値とされる。ミクスドビュー処理部112は、1stビューと2ndビューを混合する際に、1stビューの画像データにαを乗算し、2ndビューの画像データに(1−α)を乗算し、それぞれの乗算結果を加算してミクスドビューを生成する。生成したミクスドビューはセレクタ114の端子Aに出力される。
また、1stビュー処理部108からは、左目用画像のデータがセレクタ114の端子Bに出力される。2ndビュー処理部110からは、右目用画像のデータがセレクタ114の端子Cに出力される。
図8は、1stビュー処理部108、2ndビュー処理部110、ミクスドビュー処理部112からの出力画像を示す模式図である。ここでは、デコーダ106からの出力がサイドバイサイド方式の画像データである場合を例示する。図8の左側に示すように、デコーダ106から出力された画像データ(Decoder Output)は、左目用画像Lが1stビューに配置され、右眼用画像Rが2ndビューに配置されたデータである。1stビューのデータは、1stビュー処理部108に入力されると、水平方向に補間処理がされて、水平方向のデータ数が2倍となるように処理され、図8の右側に示すように、1stビュー処理部108が備えるバッファに一時的に格納される。同様に、2ndビューのデータは、2ndビュー処理部110に入力されると、水平方向に補間処理がされ、図8の右側に示すように、2ndビュー処理部110が備えるバッファに一時的に格納される。
また、1stビュー処理部108、2ndビュー処理部110にて水平方向の補間処理がされた1stビュー、2ndビューのデータは、ミクスドビュー処理部112へ入力されて、上述したα,(1−α)がそれぞれ乗算されて加算され、セレクタ114に出力される。従って、ミクスドビュー処理部112からの出力データは、図8のMixed view outputに示すように、αの値に応じた割合で1stビュー、2ndビューのデータが加算されたものとなる。
図9は、ミクスドビュー処理部112における処理を詳細に示す模式図である。図9の上段に示すように、1stビューのバッファに格納されたデータに対しては、乗算器112aにてαが乗算され、2ndビューのバッファに格納されたデータに対しては乗算器112bにて(1−α)が乗算され、乗算されたデータは加算器112cで加算される。
また、図9の下段はαの値が時間に応じて変化する様子を示している。このように、αの値は、Tでは100%であり、その後、Tq1→Tq2→Tq3→Tq4と時間が経過すると、100→75→50→25→0とリニアに(または段階的に)減少する。また、1−αの値は、Tでは0であり、その後、Tq1→Tq2→Tq3→Tq4と時間が経過すると、25→50→75→100とリニアに(または段階的に)に増加する。
これにより、時刻Tの時点ではαの値が100%であるため、ミクスドビュー処理部112からは、乗算器112aに入力された1stビューの左目用画像Lがそのまま出力される。その後、Tq1→Tq2→Tq3→Tq4と時間が経過するにつれて、2ndビューの混合割合が次第に大きくなり、時刻Tq4においては、ミクスドビュー処理部112からは2ndビューの右眼用画像Rが出力される。
セレクタ114は、通常の3D表示を行う際、すなわち、チャンネルの切り換えが行われていない場合は、スイッチ114aが端子Bと端子Cに交互に接続されて、1stビューのバッファに格納された左目用画像Lと、2ndビューのバッファに格納された右眼用画像Rとを交互にインターリーバ116へ送る。インターリーバ116は、入力された1stビューの画像データ及び2ndビューの画像データに対してハイフレームレートなどの所定の処理を行い、表示パネルへ出力する。これにより、表示パネルにおいては、左目用画像Lと右眼用画像Rが所定のフレームレートで交互に表示される。そして、観賞用メガネ200の液晶シャッター200bが開くタイミングで左目用画像Lが表示され、液晶シャッター200aが開くタイミングでは右目用画像Rが表示されるため、ユーザの両目には視差のある左目用画像L及び右眼用画像Rが視認され、これによって3D表示が実現される。
また、チャンネル切換後に2D表示を行う期間と、2D表示から3D表示に復帰するためのフェードインが完了するまでの間は(図3のt11〜t12間、t13〜t14間など)、セレクタ114のスイッチ114aは端子Aと端子Bに交互に接続される。
2D表示を行う期間においては、αの値が100%に固定される。これにより、端子A,Bの双方に1stビューの左目用画像Lが出力されるため、インターリーバ116に送られる画像は左目用画像Lのみとなる。従って、インターリーバ116は、入力された1stビューの画像データに対してハイフレームレートなどの所定の処理を行い、表示パネルへ出力する。これにより、表示パネルにおいては、左目用画像Lのみが所定のフレームレートで交互に表示される。そして、観賞用メガネ200の液晶シャッター200bが開くタイミングで左目用画像Lが表示され、液晶シャッター200aが開くタイミングでも左目用画像Lが表示されるため、ユーザの両目には視差のない左目用画像Lのみが視認され、これによって2D表示を実現することができる。
また、2D表示から3D表示に復帰するためのフェードインの期間においては、αの値が時間の経過とともに100%から0まで減少する。このため、ミクスドビュー処理部112からは、時刻Tでは1stビューの左目用画像Lが出力されるが、その後、2ndビューの混合割合が次第に大きくなり、時刻Tq4では2ndビューの右眼用画像Rが出力される。このため、端子Aから出力される画像は、TからTq4の間で左目用画像Lから右眼用画像Rへ変化する。一方、端子Bからは1stビューである左眼用画像Rが継続して出力される。従って、スイッチ114aが端子Aと端子Bに交互に接続されることにより、インターリーバ116に対しては、TからTq4の間で左目用画像Lから右眼用画像Rへ変化するミクスドビュー処理部112の出力画像と、1stビュー処理部108から出力された左眼用画像Rが交互に入力される。インターリーバ116は、交互に入力された画像データに対してハイフレームレートなどの所定の処理を行い、表示パネルへ出力する。これにより、表示パネルにおいては、TからTq4の間で左目用画像Lから右眼用画像Rへ変化する画像と、左目用画像Lとが所定のフレームレートで交互に表示される。そして、観賞用メガネ200の液晶シャッター200bが開くタイミングで左目用画像Lが表示され、液晶シャッター200aが開くタイミングは、TからTq4の間で左目用画像Lから右眼用画像Rへ変化する画像が表示されるため、ユーザの右目と左目のそれぞれに視認される画像は、TからTq4の間で次第に視差を生じるものとなり、ユーザは、2D映像が次第に3D映像に切り換わる様子を視認することができる。これにより、2D表示から3D表示へ遷移するフェードインの視覚的効果を実現することができる。
また、3D表示から2D表示に変化するフェードアウトの期間(図4のt21〜t22間、t24〜t25間など)においては、αの値が時間の経過とともに0%から100%まで増加する。このため、ミクスドビュー処理部112からは、α=0%の時点では2ndビューの右目用画像R出力されるが、その後、1stビューの混合割合が次第に大きくなり、α=100%の時点では1stビューの左目用画像Lが出力される。このため、端子Aから出力される画像は、右眼用画像Rから左目用画像Lへ変化する。一方、端子Bからは1stビューである左眼用画像Rが継続して出力される。従って、スイッチ114aが端子Aと端子Bに交互に接続されることにより、インターリーバ116に対しては、右眼用画像Rから左目用画像Lへ変化するミクスドビュー処理部112の出力画像と、1stビュー処理部108から出力された左眼用画像Rが交互に入力される。インターリーバ116は、交互に入力された画像データに対してハイフレームレートなどの所定の処理を行い、表示パネルへ出力する。これにより、表示パネルにおいては、右眼用画像Rから左目用画像Lへ変化する画像と、左目用画像Lとが所定のフレームレートで交互に表示される。これにより、ユーザの右目と左目のそれぞれに視認される画像は、次第に視差が無くなるものとなり、ユーザは、3D映像が次第に2D映像に切り換わる様子を視認することができる。これにより、3D表示から2D表示へ遷移するフェードアウトの視覚的効果を実現することができる。
[(6)受信装置による表示制御]
図10は、チャンネル切換後の2D表示と、その後のフェードンによる2Dから3Dへの復帰制御を示す模式図である。時刻t31以前には、プログラム1による3D映像が受信装置100にて受信され、左目用画像Lと右眼用画像Rとが交互に表示される。
時刻t31でチャンネルがプログラム2に切り換わると、時刻t32までの間はSingle View表示となり、プルグラム2の映像は、一方のビューのみによる2D映像として表示される。上述の例では、1stビューの左目用画像Lのみによる2D映像が表示される。
時刻t32からt33までの間は、フェードインによる2D映像から3D映像への復帰期間となる。ここで、図9の下段で説明した時刻Tは時刻t32に対応し、時刻Tq4は時刻t33に対応する。時刻t32からt33の間でαの値が100(%)から0に減少することにより、ミクスドビュー処理部112から出力されるデータは、左目用画像Lから右眼用画像Rへ変化する。これにより、時刻t32からt33までの間に、フェードインによる2D映像から3D映像への復帰制御を行うことができる。時刻t33以降は、プログラム2による3D映像の左目用画像Lと右眼用画像Rとが交互に表示される。
図11は、図4で説明した、チャンネル切り換え時にフェードアウトを行う例を示す模式図である。この場合、時刻t41以前には、プログラム1による3D映像が受信装置100にて受信され、左目用画像Lと右眼用画像Rとが交互に表示される。時刻t41でチャンネルの切り換えが指示されると、時刻t41からt42までの期間において、プログラム1の表示を維持した状態で、3D表示から2D表示に遷移させるフェードアウトを行う。
上述のように、フェードアウトの制御は、フェードインと逆の動作により行うことができる。受信装置100のミクスドビュー処理部112では、時刻t41からt42までの期間において、αの値を0から100%に増加しながら、1stビューと2ndビューのデータを加算する処理を行う。αの値はt41で0%とされ、t42で100%とされる。また、この期間では、セレクタ114のスイッチ114aは、端子Aと端子Bに交互に接続される。これにより、時刻t41の時点においては、ミクスドビュー処理部112から2ndビューの右眼用画像Rが端子Aに出力され、1stビュー処理部108から1stビューの左目用画像Lが出力されるため、ユーザの目には左目用画像Lと右眼用画像Rによる立体映像が視認される。時刻t41以降は、αの値が増加するため、ミクスドビュー処理部112からの出力は2ndビューの右眼用画像Rから次第に1stビューの左目用画像Lに切り換わる。時刻t42でαの値が100%になると、ミクスドビュー処理部112からの出力は1stビューの左目用画像Lとなり、1stビュー処理部108からは1stビューの左目用画像Lが継続して出力されるため、時刻t42の時点でユーザが視認するプログラム1の映像は2D映像となる。従って、時刻t41からt42までの間に、3D映像から2D映像へ遷移させるフェードアウトの表示制御を実現することが可能となる。
フェードアウトによりプログラム1の映像が2Dになった時刻t42において、プログラム1からプログラム2への実際のチャンネルの切り換えが行われる。図11に示す例では、プログラム2にチャンネルを切り換えた後、時刻t42から時刻t43までの間にフェードインによる3D映像への復帰制御を行う。すなわち、時刻t42の時点ではα=100%とし、時刻t43でαの値が0%となるように減少させることにより、継続した2Dの表示期間を設けることなく、2Dから3Dへ表示を制御する。これにより、ユーザの目には、時刻t42の時点で一瞬だけ2D映像が視認されるが、その前後の期間はフェードアウト、またはフェードアウトの期間となるため、プログラム1からプログラム2への切り換えにおいて、映像の奥行き位置の滑らかな切り換えを実現することができる。
[(7)送信装置の構成例]
図12は、送信装置200の構成を示すブロック図である。送信装置200は、CPU202、フォーマット部(Formatter)204、ビデオエンコーダ206、マルチプレクサ208、送信部210を備える。3Dカメラ300で撮影された左目用画像L(View L)、右眼用画像R(View R)は、フォーマット部204にてサイドバイサイド、トップアンドボトムなどの所定のフォーマットに変換されて、エンコーダ206にて符号化される。エンコーダ206では、CPU202からの指令により、コーデックレイヤに対して3D_RAP_infoが挿入される。
エンコーダ206で符号化されたデータは、マルチプレクサ208にて音声データ、文字情報データ等とともに多重化されて、受信装置100側へ送られる。マルチプレクサ208では、CPU202からの指令により、3D_RAP_infoをTSレイヤに挿入する。送信部210は、3D_RAP_infoが挿入された映像信号を受信装置100へ送信する処理を行う。従って、送信装置200は、図5に示す制御情報を多重化レイヤ、またはコーデックレイヤに挿入することができる。
[(8)受信装置のハードウェア構成例]
図13及び図14は、受信装置100のハードウェア構成を示す模式図である。ここで、図13は、受信装置100がHDMI送信部206を備えるセットトップボックスの例を示す模式図である。図13に示すように、受信装置100は、CPU120、リモコン受信部121、フラッシュROM122、DRAM124、デジタルチューナ126、ビットストリーム処理部128、3D信号処理部130、映像信号処理回路132、音声信号処理回路134、HDMI送信部136を備える。
図12の構成において、ビットストリーム処理部128は、図7のデマルチプレクサ104及びデコーダ106に対応する。また、3D信号処理部130は、図7の1stビュー処理部108、2ndビュー処理部110、ミクスドビュー処理部112、セレクタ114、及びビューインターリーバ116に対応する。また、CPU120は、図7のCPU102に対応する。ビットストリーム処理部128(デマルチプレクサ104)で取得された音声信号は、音声信号処理回路134で復号化される。3D信号処理部130から出力された左右の映像データは映像信号処理回路132で所定の信号処理がされた後、音声信号処理回路134で復号化された音声データとともに、HDMI送信部136から接続端子138を介して家屋内のテレビ、パーソナルコンピュータ、録画装置などの各種機器に送られる。
また、送信装置200から送信されたビットストリームは、アンテナ140を経由してデジタルチューナ126にて受信される。ユーザがリモコン送信機142にてチャンネルの選局を行うと、その情報はリモコン受信部121にて受信され、CPU120へ送られる。CPU120は、リモコン受信部121にて受信されたチャンネルの切り換え情報をデジタルチューナ126へ送り、チャンネルの切り換えを行う。
また、図14は、受信装置100が通常のテレビ受信機の場合の例を示す模式図である。図14に示す構成では、図13に示す構成の他、HDMI受信部150、パネル駆動回路152、音声増幅回路154、表示パネル156、スピーカ158を備える。この場合においても、ビットストリーム処理部128は、図7のデマルチプレクサ104及びデコーダ106に対応する。また、3D信号処理部130は、図7の1stビュー処理部108、2ndビュー処理部110、ミクスドビュー処理部112、セレクタ114、及びビューインターリーバ116に対応する。3D信号処理部130から出力された左右の映像データは、パネル駆動回路152に送られ、パネル駆動回路152の制御により表示パネル156の各画素が駆動され、表示パネル156に映像が表示される。また、音声データは音声信号処理回路134にて復号化された後、音声増幅回路154にて増幅されて、スピーカ158から音声が出力される。HDMI受信部150は、図13のセットトップボックス等の機器から映像データ、音声データなどを受信し、映像データを3D信号処理部130に出力するとともに、音声データを音声信号処理回路134へ出力する。
以上説明したように本実施形態によれば、映像が切り換わった場合に3D映像を2D映像として表示し、その後3D映像に復帰させることで、ユーザに違和感、疲労感を与えることを抑止することが可能となる。また、映像が切り換わった場合にフェードイン、フェードアウトにより徐々に3D映像と2D映像間の遷移を行うことで、より一層、ユーザに違和感、疲労感を与えることを抑止することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 受信装置
102 CPU
104 デマルチプレクサ
106 デコーダ
108 1stビュー処理部
110 2ndビュー処理部
112 ミクスドビュー処理部
126 デジタルチューナ
128 ビットストリーム処理部
200 送信装置
202 CPU
206 エンコーダ
208 マルチプレクサ
210 送信部

Claims (11)

  1. 右眼用画像のデータと左目用画像のデータを含む映像信号を取得する映像信号取得部と、
    前記映像信号に含まれる表示制御情報を取得する表示制御情報取得部と、
    映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換える信号切換部と、
    前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御する映像信号制御部と、
    を備え
    前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換える直前に切り換え前の3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させる、受信装置。
  2. 前記表示制御情報は、前記映像信号のビットストリームの多重化レイヤ又は前記映像信号のフレームに対応するコーデックレイヤに含まれる、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記表示制御情報は、前記映像信号を切り換える際の遷移期間を指定する情報、前記遷移期間に前記右眼用画像のデータと前記左目用画像のデータのいずれを出力するかを指定する情報、及び前記遷移期間に前記右眼用画像のデータと左目用画像のデータを所定の割合で加算して出力する際の前記割合を指定する情報の少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換えた直後に2次元の映像信号を出力する、請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換えた直後に2次元の映像信号を出力した後、3次元の映像信号に遷移させる、請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換えた直後に2次元の映像信号を3次元の映像信号に遷移させる、請求項1に記載の受信装置。
  7. 前記映像信号制御部は、前記右眼用画像のデータと前記左目用画像のデータとを所定の割合で加算する加算器を備え、前記所定の割合を時系列に変化させることで、前記映像信号が切り換わる前に3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させる、請求項1に記載の受信装置。
  8. 前記映像信号制御部は、前記右眼用画像のデータと前記左目用画像のデータとを所定の割合で加算する加算器を備え、前記所定の割合を時系列に変化させることで、前記映像信号が切り換わった後に2次元の映像信号を3次元の映像信号に遷移させる、請求項1に記載の受信装置。
  9. 右眼用画像のデータと左目用画像のデータとを含む映像信号を所定のフォーマットで符号化する符号化部と、符号化された前記映像信号を受信装置へ送信する送信部と、前記映像信号に対して、前記受信装置側で映像信号を切り換えた際に表示を制御するために使用する表示制御情報を挿入する表示制御情報挿入部と、を有する送信装置と、
    前記映像信号を受信する映像信号取得部と、前記映像信号に含まれる前記表示制御情報を取得する表示制御情報取得部と、映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換える信号切換部と、前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御する映像信号制御部と、を有し、前記映像信号制御部は、前記映像信号を切り換える直前に切り換え前の3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させる受信装置と、
    を備える通信システム。
  10. 右眼用画像のデータと左目用画像のデータを含む映像信号を取得する映像信号取得部と、
    前記映像信号に含まれる表示制御情報を取得することと、
    映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換えることと、
    前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御し、前記映像信号を切り換える直前に切り換え前の3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させることと、
    を備える、受信装置の制御方法。
  11. 右眼用画像のデータと左目用画像のデータを含む映像信号を取得する手段、
    前記映像信号に含まれる表示制御情報を取得する手段、
    映像の切り換わりを指定する切換信号に基づいて、映像信号を切り換える手段、
    前記表示制御情報に基づいて、前記映像信号を切り換える際に前記映像信号の出力を制御し、前記映像信号を切り換える直前に切り換え前の3次元の映像信号を2次元の映像信号に遷移させる手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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