JP5562122B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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複数の画像を切り替えて表示することが可能な画像処理装置及びその制御方法に関する発明である。
従来から、2次元の画面上に、両眼視差を利用した左眼用画像及び右眼用画像からなる3次元(3D)画像を表示することによって立体視を行う、立体視システムが知られている。このような立体視システムでは、画像データに含まれる種々の物体の立体感を、左眼用画像データ及び右眼用画像データからなる画像データの表示位置を眼幅方向にずらして視差を生じさせることによって実現する方式が用いられる。
近年では、3D画像を撮影できるデジタルカメラが一般ユーザ向けに市販されたり、3D映画が多く製作されたりしていることから、今後、身近に三次元に接する機会が更に増加する事が予想される。3D画像を表示可能な表示装置で再生する際、急激な飛び出し量(視差量)の変化により、ユーザの眼がすぐに対応できず画像が立体的に見づらくなり、ユーザが不快感や疲労感を感じる場合がある。
急激な視差量の変化によってユーザが不快感を感じないように、1組の左眼用画像と右眼用画像内における物体の、眼幅方向の画像のずれ量である視差量を調節することで、物体の立体感を調節する提案がなされている。
特許文献1には、ある3D画像から異なる3D画像へ表示を切り替える際、切り替え前画像の視差量と切り替え後画像の視差量との差が大きい場合に、切り替え後画像をまず2D画像として表示し、その後本来の3D画像へ戻す技術が開示されている。表示を2D画像から本来の3D画像へ戻す際には、画像の視差量の許容閾値を時間経過と共に徐々に増加させていくため、目の負担を低減することができる。また、特許文献2には、立体動画像のシーン切り換わり位置での奥行感が徐々に変更されるように、切り替え後画像の視差量を、切り替え前の画像視差量から徐々に本来の切り替え後の視差量へと変化させ、立体動画像の奥行感を調整する技術が開示されている。
特開平11−164328号公報 特開2009−239388号公報
しかし特許文献1によれば、画像の表示を、切り替え前画像の3D表示から切り替え後画像の2D表示へ切り替えたときの視差量の変動は大きく、立体視される物体が表示画面に対して奥行方向に大きく移動し、ユーザの眼の疲労感や不快感は解消されない。
一方、特許文献2によれば、切り替え前画像から切り替え後画像へ画像を切り替える際、切り替え後画像の視差量は切り替え前画像の視差量と同じであるため、画像の切り替え前後で眼の焦点位置(注目点)は、表示画面に対して奥行方向に移動しない。しかし、画像の切り替え前後で視差量が同じであっても画像が突然切り替わるので、切り替え前画像に含まれる立体視される物体は突然消え、切り替え後画像に含まれる立体視される物体は突然出現するため、眼がすぐに対応できず違和感は解消されない。
そこで本発明は、3D画像の切り替え動作により視差量が急激に変化することを抑制するとともに、立体視される物体が突然消えたり出現したりするように知覚されることを防ぎ、ユーザの眼の負担を低減するように画像を切り替える制御を行う画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、表示部に表示する画像を所定の遷移期間で、前記第1画像から前記第2画像へ徐々に遷移させて切り替える際に、前記所定の遷移期間において、前記第1画像及び前記第2画像を、前記第1画像の透過率が徐々に増加し、前記第2画像の透過率が徐々に減少するように合成して出力する処理を行う処理手段と、前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とを取得する取得手段と、前記所定の遷移期間において、前記取得手段で取得した前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とに基づいて、前記第1画像を表示する際に用いる表示視差量及び前記第2画像を表示する際に用いる表示視差量を調整する調整手段と、を有し、前記調整手段は、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から所定の視差量まで徐々に減少し、前記第2画像の表示視差量が、所定の視差量から前記第2画像の固有視差量まで徐々に増加するように、前記第1画像及び前記第2画像の表示視差量を調整し、前記取得手段は、前記第1画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第1対象物の固有視差量と、前記第2画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第2対象物の固有視差量とを取得し、さらに前記調整手段は、前記第1の画像内に、前記第1対象物以外の第3対象物が存在する場合には、前記第1対象物の前記固有視差量に対する当該第1対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第3対象物の表示視差量を調整し、前記第2の画像内に、前記第2対象物以外の第4対象物が存在する場合には、前記第2対象物の前記固有視差量に対する当該第2対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第4対象物の表示視差量を調整することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、視差量が急激に変化することを抑制するとともに、立体視される物体が突然消えたり出現したりするように知覚されることを防ぎ、ユーザの眼の負担を低減するように3D画像を切り替える制御を行うことができる。
本発明に係る画像処理装置のブロック図である。 画像処理装置100における処理の流れを示したフローチャートである。 実施例1において、異なる2つの3D画像を順次切り替えたときの、各画像データの表示視差量の時間変化を示す図である。 立体視される右眼用画像と左眼用画像の視差量を調整したときの概念図である。 時刻Ts、時刻Tm、時刻Teに表示される画像の概念図である。 合成する際の、切り替え前画像データ及び切り替え後画像データの透過率の時間変化を示す図である。 実施例2において、異なる2つの3D画像を順次切り替えたときの、各画像データの表示視差量の時間変化を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
本実施例では、ある3D画像から異なる3D画像へ表示を切り替える場合を説明する。3D画像を立体視させる方式は、偏光フィルタを用いた方式や、シャッター方式等様々あるが、本発明においては画像が立体視できるものであれば方式は問わない。図1は、本実施例に係る画像処理装置100のブロック図である。画像データ取得部102は、制御部106からの画像の切り替え指示を受けて、表示中の画像データ(切り替え前画像データ)と次に表示する画像データ(切り替え後画像データ)を記憶部101から取得する。表示中の切り替え前画像データを、画像データ取得部102内にバッファしておく構成である場合は、画像データ取得部102は、制御部106からの画像の切り替え指示を受けて、切り替え後画像データを記憶部101から取得すればよい。
記憶部101は、画像データを蓄積できるものであればよく、脱着可能なメモリカードやLANなどのネットワーク先にあるものでも良い。画像データの取得方法としては、画像データを記憶した記憶部101から取得するだけでなく、インターネット等を通して画像データを取得する等、画像データを取得する方法であれば上記に限られない。
このとき取得する画像データは、該画像データ生成時の付加情報が付与されていてもよい。画像データ生成時の付加情報とは、例えばカメラ等で撮影した画像の場合には、合焦点、合焦距離、撮影日、輻輳角、基線長などの撮影情報を指す。これらの付加情報は例えば、EXIFフォーマットや、MPFフォーマットに代表されるデータフォーマットなどによりメタデータとして画像データに付与されている。
固有視差量取得部103は、該画像データの固有視差量を取得する。ここで、画像データの視差量とは、該画像データをなす左眼用画像データ及び右眼用画像データを表示した際、左眼用画像と右眼用画像とに対応して含まれる対象物の、眼幅方向の画像のずれ量である。画像データの固有視差量とは、該画像データの視差量を調整していない状態での視差量を指す。
表示視差量調整部104は、固有視差量取得部103で取得した固有視差量に基づいて、画像データを表示部に表示する際の視差量である表示視差量を、切り替え前画像データ及び切り替え後画像データそれぞれについて調整する。このときの表示視差量の調整方法についての詳細は後述する。
出力処理部105は、制御部106からの画像の切り替え指示に従って、出力する画像を切り替える処理を行う。画像を切り替える指示がなされた場合には、表示視差量調整部104で視差量を調整された切り替え前画像データ及び切り替え後画像データを合成し、出力する処理を行う。このときの画像データの合成方法についての詳細は後述する。出力処理部105で合成された画像データは画像表示部108に出力される。画像を切り替える指示がなされていない場合には、現在表示中の画像データを継続して画像表示部108に出力する。
制御部106は、画像の切り替え指示や、出力処理部105から出力された画像データを画像表示部108に出力する指示を行う。タイマー107は時間計測を行い、制御部106の指示により計測結果を出力する。
図2に、本実施例の画像処理装置100における処理の流れを示したフローチャートの一例を示す。ステップS101では、制御部106が、表示している画像の切り替え指示を行うか否かを判断する。制御部106は、例えば不図示のリモコン信号受信部などから、表示している画像の切り替え表示を行う指示を受けたことに応じて、画像の切り替え指示を行う。または、設定された画像の切り替え間隔をタイマー107で計測し、表示する画像を設定された切り替え間隔で順次切り替える制御を行う。
制御部106から画像の切り替え指示がなされた場合は、タイマー107で時間の計測を開始し、制御部106の指示により、ステップS102で画像データ取得部102が、現在表示中の切り替え前画像データ、及び次に表示する切り替え後画像データを取得する。制御部106から画像の切り替え指示がなされていない場合はステップS101で待機して、下記の処理を行わず、出力処理部105は現在表示中の画像データの出力を継続する。
固有視差量取得部103は、ステップS102で取得した切り替え前画像データ及び切り替え後画像データから、それぞれの画像データの固有視差量を取得する(ステップS103)。ステップS103では、画像データの固有視差量として、例えば、各画像データ内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される対象物の調整前の視差量を取得する。この場合、以下のステップにおいて、該対象物の調整前の視差量に基づいて処理を行う。
続いて、表示視差量調整部104は、固有視差量取得部103で取得された各画像データの固有視差量に基づいて、切り替え前画像データ及び切り替え後画像データの表示視差量の調整を行う(ステップS104)。
ここで、表示視差量調整部104における表示視差量の調整方法について説明する。図3に、異なる2つの3D画像である画像Aと画像Bを順次切り替えたときの、各画像データの表示視差量の時間変化を示す。画像Aの固有視差量をXA、画像Bの固有視差量をXBとする。画面に対してユーザ側に存在するように立体視される対象物の視差量を正、ユーザから見て表示画面より奥の位置に存在するように立体視される対象物の視差量を負とする。視差量がゼロである場合には、立体視される対象物の映像は、表示画面上に視差量ゼロで立体視されているか又は2D表示となっている。固有視差量XA、固有視差量XBはいずれも正であるとする。
本発明では、表示を切り替え前画像データから切り替え後画像データへ切り替える際に遷移期間を設け、この遷移期間における切り替え前画像データ及び切り替え後画像データの表示視差量の調整を表示視差量調整部104が行う。制御部106からの画像の切り替え指示に応じて、画像Aを画像Bへ表示を切り替える際、図3に示すように、画像Aから画像Bへの切り替え処理を開始した時刻Tsから時刻Teまでの時間を遷移期間ΔTとして設ける。遷移期間ΔTの間に、画像Aの表示視差量は、時間経過と共に固有視差量XAから視差量がゼロになるまで徐々に減少していき、画像Bの表示視差量は、時間経過と共に視差量がゼロから固有視差量XBになるまで増加していくように調整される。ただし、画像Aの表示視差量は、ゼロでない所定値まで減少してもよく、画像Bの表示視差量は、ゼロでない所定値から増加してもよい。つまり、切り替え前画像の画像Aの表示視差量は、画像Aの固有視差量から所定の視差量まで徐々に減少し、切り替え後画像の画像Bの表示視差量は、所定の視差量から画像Bの固有視差量まで徐々に増加するように調整される。
固有視差量取得部103が画像データの固有視差量として、各画像データ内のある対象物の固有視差量を取得した場合、表示視差量調整部104では、該対象物の固有視差量に基づいて該対象物の表示視差量の調整を行う。各画像データ内に、該対象物以外の対象物が存在する場合には、該対象物の固有視差量に対する該対象物の表示視差量の度合いに基づいて、該対象物以外の表示視差量を調整することができる。
例えば、固有視差量取得部103が取得した画像データ内のある対象物の視差量が100であり、該対象物の表示用視差量を80に調整した場合、表示視差量調整部104は画像データ内の対象物の表示視差量を、各対象物の固有視差量の80%に調整する。各画像データ内に複数の対象物が存在する場合には、固有視差量取得部103で各対象物の固有視差量を取得して、表示視差量調整部104で各対象物の表示視差量をそれぞれ調整しても良い。
画像データの視差量を調整する具体的な方法として、以下の本実施例においては、左眼用画像及び右眼用画像に含まれる対象物の表示位置を、眼幅方向(左右方向)にずらして調整する方法を用いて説明する。図4に、立体視される右眼用画像と左眼用画像の視差量を調整したときの概念図を示す。画像に対象物として文字「A」が表されている場合、図4(A)に示すように、左眼用画像及び右眼用画像の文字の中心が、それぞれ左眼用画像及び右眼用画像において同じ位置にあるとき、文字「A」は表示画面上にあるように立体視される又は2D画像表示となる。図4(A)では、左眼用画像及び右眼用画像の文字の中心が、それぞれ左眼用画像及び右眼画像の中心線上にある場合を示す。
図4(B)に示すように、図4(A)に対して、左眼用画像の文字を左眼用画像の中心線より右側の位置へ移動させ、右眼用画像の文字を右眼用画像の中心線より左側の位置へ移動させたとき、文字「A」は表示画面に対しユーザ側に存在するように立体視される。また、図4(C)に示すように、左眼用画像の文字を左眼用画像の中心線より左側の位置へ移動させ、右眼用画像の文字を右眼用画像の中心線より右側の位置へ移動させたとき、文字「A」はユーザから見て表示画面より奥の位置に存在するように立体視される。
以上のように、左眼用画像及び右眼用画像に含まれる対象物の表示位置を、眼幅方向(左右方向)にずらすことで、視差量を調整する方法を用いて説明したが、特にこの方法に限られない。例えば、左眼用画像及び右眼用画像において対応する対応点を検出し、対応点を結んだ直線または曲線を分割して擬似対応点を算出して、左眼用画像及び右眼用画像を擬似対応点に応じて変形させて、視差量を調整した左眼用画像及び右眼用画像を作成しても良い。また、左眼用画像及び右眼用画像から、デプスマップ(Depth Map)と呼ばれる、画像内の各被写体までの距離を示す距離分布情報を生成し、デプスマップに基づいて視差量を調整した画像を生成してもよい。
図2のステップS105において、出力処理部105は、表示視差量調整部104において視差量を調整された切り替え前画像データ及び切り替え後画像データを合成する処理を行う。画像データの合成処理は、遷移期間ΔTに出力される画像データに対して行われる。図5及び図6に、遷移期間における切り替え前画像及び切り替え後画像の合成処理の概念図を示す。合成される画像の視差量は、図4に示したように、左眼用画像及び右眼用画像に含まれる対象物の表示位置を、眼幅方向(左右方向)にずらして調整されているとする。
図3の画像Aから画像Bへの切り替え処理を開始した時刻Tsに表示される画像の概念図を図5(A)に示す。時刻Tsから遷移期間ΔTの半分の時間が経過した時刻Tmに表示される画像の概念図を図5(B)に示す。そして、時刻Tsから遷移期間ΔTが経過した時刻Teに表示される画像の概念図を図5(C)に示す。切り替え前画像の画像Aには文字「A」が、切り替え後画像の画像Bには文字「B」が表されているとする。図5(A)に示すように、出力処理部105は、時刻Tsに出力する画像データとして、表示視差量がXAに調整された切り替え前画像データと、表示視差量が0に調整された切り替え後画像データとを合成した画像データ作成する処理を行う。出力処理部105は同様に、時刻Tm及び時刻Teに出力する画像データを図5(B)及び図5(C)に示すように合成して作成する。時刻Teにおいて図5(C)の画像データを表示した後、画像Aの表示を停止し、画像Bへの表示の切り替えが完了することになる。
このとき出力処理部105は、図6に示すように、合成する際の切り替え前画像データ及び切り替え後画像データの透過率を時間経過と共に変化させる。図6では、切り替え前画像データの透過率は、画像Aから画像Bへの切り替え処理を開始した時刻Tsに0%、切り替え処理を終了する時刻Teに100%になるように徐々に変化させる。切り替え後画像データの透過率は、切り替え処理を開始した時刻Tsに100%、切り替え処理を終了する時刻Teに0%になるように徐々に変化させる。このように合成を行うと、切り替え前画像が時間経過と共に徐々に消えていき、また、切り替え後画像が時間経過と共に徐々に現れるような視覚効果が期待できる。
ステップS106において、出力処理部105は合成した画像を画像表示部108へ出力する。制御部106はタイマー107での計測時間を取得し、画像の切り替え指示がなされてから遷移期間ΔTが経過したか否かを判断し、まだ遷移期間ΔTが経過していない場合はステップS102に戻って、画像データ取得部102に画像データ取得の指示を出す。画像処理装置100は、遷移期間ΔTか経過するまでステップS102からステップS106の処理を繰り返す。
上記の実施例においては、画像データの固有視差量と画像データの表示視差量とを共に、各画像データ内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される対象物の視差量として説明を行ったが、これに限られない。例えば、表示画面に対してユーザ側に存在するように立体視される対象物が複数ある場合には、該対象物の大きさや、該対象物の画面内の位置によって重み付けを行ってもよい。立体視される対象物が大きいほど、また、画面の中心に近い位置に表示される対象物ほど、ユーザの注目が集まりやすい傾向がある。ユーザが注目しやすい領域に表示される対象物の視差量が急激に変化してユーザの眼の負担とならないように、ユーザが注目しやすい領域の視差量を調整してもよい。
また、表示を切り替え前画像データから切り替え後画像データへ切り替える際に設ける遷移期間ΔTは、切り替え前画像データの固有視差量又は切り替え後画像データの固有視差量に応じて長さを決めてもよい。切り替え前画像データの固有視差量又は切り替え後画像データの固有視差量が大きい場合には、遷移期間を長く設定して、表示視差量の時間変化率を小さくするように調整を行うと、より表示視差量が急激に変化することを防ぐことができる。他に遷移期間の決定方法としては、表示視差量の時間変化率に上限値を設け、該上限値を超えないように遷移期間を決定することもできる。
以上のように、表示を3D画像から異なる3D画像へ切り替える際、遷移期間を設けて視差量が急激に変化することを抑制するとともに、立体視される物体が突然消えたり出現したりするように知覚されないように表示視差量を調整して合成することで、ユーザの眼の負担を低減できる。
(実施例2)
本実施例では、実施例1とは異なる、表示視差量調整部104における表示視差量の調整方法について説明する。本実施例に係る画像処理装置は、実施例1に示した図1の画像処理装置100と同様であるため、説明を省略する。本実施例の画像処理装置100における処理の流れは、図2を用いて説明を行う。本実施例の説明において実施例1と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
本実施例で表示視差量調整部104は、図2のフローチャートのステップS104において、固有視差量取得部103で取得された各画像データの固有視差量に基づいて、切り替え前画像データ及び切り替え後画像データの表示視差量の調整を行う。ここで、表示視差量調整部104が調整した、切り替え前画像データ及び切り替え後画像データの表示視差量の時間変化を図7に示す。実施例1と異なるのは、遷移期間ΔTの開始時刻Tsにおいて、切り替え後画像の画像Bの表示視差量を、時刻Tsにおける切り替え前画像の画像Aの表示視差量としている点である。
図7のように、遷移期間において、切り替え後画像の表示視差量を、遷移期間開始時の切り替え前画像の表示視差量から変化するように調整し、視差量を滑らかに変化させることで、画像の切り替え前後での急激な眼の負担を軽減することができる。このとき、実施例1と同様に、遷移期間において、切り替え前画像の画像Aの表示視差量はゼロまで減少させなくてもよく、少なくとも画像Aの固有視差量より小さい所定の視差量まで減少させれば良い。
このように、表示を3D画像から異なる3D画像へ切り替える際、遷移期間を設けて、切り替え後画像の表示視差量を、遷移期間開始時の切り替え前画像の表示視差量から変化させることで、視差量が急激に変化することを抑制してユーザの眼の負担を低減できる。
100 画像処理装置
103 固有視差量取得部
104 表示視差量調整部
105 出力処理部
106 制御部
107 タイマー

Claims (12)

  1. 複数の画像を順次切り替えて表示することが可能な画像処理装置において、
    表示部に表示する画像を所定の遷移期間で、前記第1画像から前記第2画像へ徐々に遷移させて切り替える際に、前記所定の遷移期間において、前記第1画像及び前記第2画像を、前記第1画像の透過率が徐々に増加し、前記第2画像の透過率が徐々に減少するように合成して出力する処理を行う処理手段と、
    前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とを取得する取得手段と、
    前記所定の遷移期間において、前記取得手段で取得した前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とに基づいて、前記第1画像を表示する際に用いる表示視差量及び前記第2画像を表示する際に用いる表示視差量を調整する調整手段と、を有し、
    前記調整手段は、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から所定の視差量まで徐々に減少し、前記第2画像の表示視差量が、所定の視差量から前記第2画像の固有視差量まで徐々に増加するように、前記第1画像及び前記第2画像の表示視差量を調整し、
    前記取得手段は、前記第1画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第1対象物の固有視差量と、前記第2画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第2対象物の固有視差量とを取得し、
    さらに前記調整手段は、前記第1の画像内に、前記第1対象物以外の第3対象物が存在する場合には、前記第1対象物の前記固有視差量に対する当該第1対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第3対象物の表示視差量を調整し、前記第2の画像内に、前記第2対象物以外の第4対象物が存在する場合には、前記第2対象物の前記固有視差量に対する当該第2対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第4対象物の表示視差量を調整することを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の画像を順次切り替えて表示することが可能な画像処理装置において、
    表示部に表示する画像を所定の遷移期間で、前記第1画像から前記第2画像へ徐々に遷移させて切り替える際に、前記所定の遷移期間において、前記第1画像及び前記第2画像を、前記第1画像の透過率が徐々に増加し、前記第2画像の透過率が徐々に減少するように合成して出力する処理を行う処理手段と、
    前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とを取得する取得手段と、
    前記所定の遷移期間において、前記取得手段で取得した前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とに基づいて、前記第1画像を表示する際に用いる表示視差量及び前記第2画像を表示する際に用いる表示視差量を調整する調整手段と、を有し、
    前記調整手段は、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から所定の視差量まで徐々に減少し、前記第2画像の表示視差量が、前記所定の遷移期間の開始時における前記第1画像の表示視差量から、前記第2画像の固有視差量まで徐々に変化するように、前記第1画像及び前記第2画像の表示視差量を調整することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記所定の遷移期間において、前記調整手段は、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から視差量がゼロになるまで徐々に変化するように前記第1画像の表示視差量の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の遷移期間において、前記調整手段は、前記第2画像の表示視差量がゼロから前記第2画像の固有視差量まで徐々に増加するように前記第2画像の表示視差量の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記所定の遷移期間において、前記調整手段は、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から視差量がゼロになるまで徐々に変化するように前記第1画像の表示視差量の調整を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記取得手段は、前記第1画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第1対象物の固有視差量と、前記第2画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第2対象物の固有視差量とを取得し、
    前記調整手段は、前記第1の画像内に、前記第1対象物以外の第3対象物が存在する場合には、前記第1対象物の前記固有視差量に対する当該第1対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第3対象物の表示視差量を調整し、前記第2の画像内に、前記第2対象物以外の第4対象物が存在する場合には、前記第2対象物の前記固有視差量に対する当該第2対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第4対象物の表示視差量を調整することを特徴とする請求項2または5に記載の画像処理装置。
  7. 複数の画像を順次切り替えて表示することが可能な画像処理装置の制御方法において、
    表示部に表示する画像を所定の遷移期間で、前記第1画像から前記第2画像へ徐々に遷移させて切り替える際に、前記所定の遷移期間において、前記第1画像及び前記第2画像を、前記第1画像の透過率が徐々に増加し、前記第2画像の透過率が徐々に減少するように合成して出力する処理を行う処理ステップと、
    前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とを取得する取得ステップと、
    前記所定の遷移期間において、前記取得ステップで取得した前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とに基づいて、前記第1画像を表示する際に用いる表示視差量及び前記第2画像を表示する際に用いる表示視差量を調整する調整ステップと、を有し、
    前記調整ステップでは、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から所定の視差量まで徐々に減少し、前記第2画像の表示視差量が、所定の視差量から前記第2画像の固有視差量まで徐々に増加するように、前記第1画像及び前記第2画像の表示視差量を調整し、
    前記取得ステップでは、前記第1画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第1対象物の固有視差量と、前記第2画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第2対象物の固有視差量とを取得し、
    さらに前記調整ステップでは、前記第1の画像内に、前記第1対象物以外の第3対象物が存在する場合には、前記第1対象物の前記固有視差量に対する当該第1対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第3対象物の表示視差量を調整し、前記第2の画像内に、前記第2対象物以外の第4対象物が存在する場合には、前記第2対象物の前記固有視差量に対する当該第2対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第4対象物の表示視差量を調整することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 複数の画像を順次切り替えて表示することが可能な画像処理装置の制御方法において、
    表示部に表示する画像を所定の遷移期間で、前記第1画像から前記第2画像へ徐々に遷移させて切り替える際に、前記所定の遷移期間において、前記第1画像及び前記第2画像を、前記第1画像の透過率が徐々に増加し、前記第2画像の透過率が徐々に減少するように合成して出力する処理を行う処理ステップと、
    前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とを取得する取得ステップと、
    前記所定の遷移期間において、前記取得ステップで取得した前記第1画像の固有視差量と前記第2画像の固有視差量とに基づいて、前記第1画像を表示する際に用いる表示視差量及び前記第2画像を表示する際に用いる表示視差量を調整する調整ステップと、を有し、
    前記調整ステップでは、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から所定の視差量まで徐々に減少し、前記第2画像の表示視差量が、前記所定の遷移期間の開始時における前記第1画像の表示視差量から、前記第2画像の固有視差量まで徐々に変化するように、前記第1画像及び前記第2画像の表示視差量を調整することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 前記所定の遷移期間において、前記調整ステップでは、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から視差量がゼロになるまで徐々に変化するように前記第1画像の表示視差量の調整を行うことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 前記所定の遷移期間において、前記調整ステップでは、前記第2画像の表示視差量がゼロから前記第2画像の固有視差量まで徐々に増加するように前記第2画像の表示視差量の調整を行うことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置の制御方法。
  11. 前記所定の遷移期間において、前記調整ステップでは、前記第1画像の表示視差量が、前記第1画像の固有視差量から視差量がゼロになるまで徐々に変化するように前記第1画像の表示視差量の調整を行うことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置の制御方法。
  12. 前記取得ステップでは、前記第1画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第1対象物の固有視差量と、前記第2画像内で最もユーザに近い位置に存在するように立体視される第2対象物の固有視差量とを取得し、
    前記調整ステップでは、前記第1の画像内に、前記第1対象物以外の第3対象物が存在する場合には、前記第1対象物の前記固有視差量に対する当該第1対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第3対象物の表示視差量を調整し、前記第2の画像内に、前記第2対象物以外の第4対象物が存在する場合には、前記第2対象物の前記固有視差量に対する当該第2対象物の表示視差量の度合いに基づいて、前記第4対象物の表示視差量を調整することを特徴とする請求項8または11に記載の画像処理装置の制御方法。
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