JP2015161930A - 表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システム Download PDF

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茂 稲員
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Abstract

【課題】本発明は、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能な表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による表示制御装置1は、自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部2と、情報画像を生成する情報画像生成部3と、第1の表示形態、第2の表示形態、中間表示形態のうちのいずれかの表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する全体制御部4とを備え、全体制御部4は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載の表示装置に対する情報の表示制御を行う表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システムに関する。
車両のインストルメントパネル部に設けられたメータパネルの表示画面に対して、例えば、カメラで撮影した映像やナビゲーション画面を表示する表示装置が知られている。このような表示装置では、通常は、自車両の走行に関する情報(例えば、速度情報など)をアナログメータで表示しているが、映像やナビゲーション画面を表示する際には、当該映像やナビゲーション画面の表示領域を確保するために、アナログメータよりも表示領域が小さいデジタルメータに表示形態を変更している。
しかし、上記の表示装置では、アナログメータからデジタルメータに突然表示形態を変更するため、当該変更を運転者が瞬時に認知するのが難しいという問題があった。
このような問題の対策として、従来では、アナログメータからデジタルメータに表示形態を変更する際の中間表示形態として、アナログメータとデジタルメータとを混在させて表示する技術が開示されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第4442672号公報 特開2010−30330号公報 特開2008−267880号公報
特許文献1〜3では、中間表示形態でアナログメータとデジタルメータとを近接して混在させることによって、アナログメータとデジタルメータとの対応付けを行っているが、2つの異なる表現形式のメータが近接して混在すると、運転者にとってはかえって視認性が悪くなるという問題があった。すなわち、従来では、表示形態を変更する際の視認性を向上させているとはいえなかった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能な表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による表示制御装置は、自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御する制御部とを備え、制御部は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御することを特徴とする。
また、本発明による表示制御方法は、(a)自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する工程と、(b)計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する工程と、(c)第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように工程(a)および工程(b)を制御する工程とを備え、工程(c)は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように工程(a)および工程(b)を制御することを特徴とする。
また、本発明による表示制御システムは、表示装置と、当該表示装置に画像を表示するように制御する表示制御装置とを備える表示制御システムであって、表示制御装置は、自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御する制御部とを備え、制御部は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御することを特徴とする。
本発明によると、表示制御装置は、自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御する制御部とを備え、制御部は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御するため、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
また、表示制御方法は、(a)自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する工程と、(b)計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する工程と、(c)第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように工程(a)および工程(b)を制御する工程とを備え、工程(c)は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように工程(a)および工程(b)を制御するため、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
また、表示制御システムは、表示装置と、当該表示装置に画像を表示するように制御する表示制御装置とを備える表示制御システムであって、表示制御装置は、自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御する制御部とを備え、制御部は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部および情報画像生成部を制御するため、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態1による表示制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の他の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による表示制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 裸眼立体表示を説明するための図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
まず、本発明の実施の形態による表示制御装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態による表示制御装置1の構成の一例を示すブロック図である。なお、図1では、表示制御装置1を構成する必要最小限の構成要素を示している。
図1に示すように、表示制御装置1は、少なくとも計測描画オブジェクト生成部2と、情報画像生成部3と、全体制御部4とを備えている。
計測描画オブジェクト生成部2は、自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する。
情報画像生成部3は、計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する。
全体制御部4は、第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。
また、全体制御部4は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。立体表示空間および擬似立体表示空間の詳細については、後述する。
次に、上記の計測描画オブジェクト生成部2、情報画像生成部3、および全体制御部4を含む表示制御装置1の他の構成について説明する。
なお、本実施の形態1において、自車両は、少なくとも表示制御装置1が表示制御の対象としている表示部を備えているものとする。すなわち、表示制御装置1は、自車両内に搭載されていてもよく、自車両外に設けられていてもよい。
また、表示部は、裸眼立体表示機能および平面表示機能を有しているものとする。ここで、裸眼立体表示機能とは、ユーザが裸眼で表示部を見たときに画像が立体的に表示されている(すなわち、立体表示空間において奥行き(視覚的な距離感)を感じる)ように認識させる機能のことをいう。また、平面表示機能とは、ユーザが表示部を見たときに画像が平面的に表示されているように認識させる機能のことをいう。
具体的には、例えば図47(特開2005−175566号公報の図8に対応)に示すように、画像表示部は、右目用画像が右目に到達するように指向性を持たせた右目用液晶素子群と、左目用画像が左目に到達するように指向性を持たせた左目用液晶素子群とを有し、L、R、L、Rと順番に入力される画像信号が、右目用液晶素子群および左目用液晶素子群の各々から交互に出力されて立体画像が得られる。また、平面表示を行う場合は、右目用画像あるいは左目用画像のいずれかを出力する。
図2は、本発明の実施の形態1による表示制御装置1の他の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、表示制御装置1は、計測描画オブジェクト生成部2と、情報画像生成部3と、全体制御部4と、画像合成部5と、表示信号出力部6と、車両情報取得部7と、映像入力部8とを備えている。また、全体制御部4は操作入力部9に接続され、表示信号出力部6は表示部10に接続され、映像入力部8はカメラ19に接続されている。
計測描画オブジェクト生成部2は、車両情報取得部7が取得した計測情報に基づいて、第1の計測描画オブジェクトであるアナログメータと、第2の計測描画オブジェクトであるデジタルメータとを生成する。具体的には、右目用画像としてのアナログメータおよびデジタルメータ、および左目用画像としてのアナログメータおよびデジタルメータをそれぞれ生成する。
なお、計測情報に基づいて生成されるアナログメータおよびデジタルメータとしては、例えば、速度メータ、タコメータ、燃料計、水温計などが挙げられる。
車両情報取得部7は、車内LAN(Local Area Network)を介して、自車両の走行に関する計測情報を含む種々の車両情報を取得する。
ここで、計測情報としては、例えば、速度に関する情報、車軸の回転数に関する情報、燃料に関する情報、あるいはエンジンの冷却水の温度に関する情報などが挙げられる。なお、これらの情報に限らず、自車両の走行時に計測される情報であればよい。
情報画像生成部3は、映像入力部8に入力された映像に基づいて情報画像を生成する。具体的には、右目用画像および左目用画像としての情報画像をそれぞれ生成する。
ここで、情報画像とは、自車両の走行に関する計測情報以外の情報を示す画像である。
映像入力部8は、カメラ19によって撮影された映像を入力する。
カメラ19は、自車両周辺を撮影する。例えば、自車両の前方を撮影するカメラであってもよく、自車両の後方を撮影するカメラであってもよい。
画像合成部5は、情報画像生成部3にて生成された情報画像と、計測描画オブジェクト生成部2にて生成されたアナログメータおよびデジタルメータのうちの少なくとも1つとを合成する。具体的には、計測描画オブジェクト生成部2にて生成された右目用画像であるアナログメータおよびデジタルメータのうちの少なくとも1つと、情報画像生成部3にて生成された右目用画像である情報画像とを合成する。左目用画像についても同様である。
全体制御部4は、中間表示形態において、アナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。
表示信号出力部6は、画像合成部5にて合成された画像を表示信号として表示部10に出力する。
表示部10は、表示信号出力部6から入力された表示信号に基づいて、画像合成部5にて合成された画像を表示する。なお、表示部10は、車両のインストルメントパネル部に設けられたメータパネルであってもよく、HUD(Head-Up Display)であってもよい。
また、表示部10は、上述の通り、裸眼立体表示機能および平面表示機能を有する。
操作入力部9は、例えば、タッチパネルや機械的なスイッチなど、ユーザの操作を入力するものであればよい。
次に、表示制御装置1の動作について説明する。特に、アナログメータを表示する第1の表示形態から、アナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態に変更する場合について説明する。なお、以下では、表示部10はメータパネルであり、アナログメータおよびデジタルメータは速度メータであるものとする。
図3は、表示制御装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS11において、全体制御部4は、表示部10がアナログメータを表示する第1の表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2を制御する。
計測描画オブジェクト生成部2は、車両情報取得部7から取得した計測情報に基づいてアナログメータを生成する。一方、情報画像生成部3は、予め定められた画像を生成する。ここで、予め定められた画像とは、表示部10の表示領域内における予め定められた領域を、例えば予め定められた色で表示する、アナログメータの背景となる画像である。
画像合成部5は、計測描画オブジェクト生成部2にて生成されたアナログメータと、情報画像生成部3にて生成された予め定められた画像とを合成する。
ステップS12において、全体制御部4は、情報表示の指示があるか否かを判断する。指示がある場合はステップS13に移行する。一方、指示がない場合は処理を終了する(すなわち、表示部10には、ステップS11にて生成されたアナログメータが表示された状態となる)。
具体的には、全体制御部4は、例えば、操作入力部9を介してユーザからカメラ19によって撮影された映像を情報画像として表示部10に表示させる旨の指示があるか否かを判断する。なお、全体制御部4は、車両情報取得部7から自車両がバック(後進)する旨の情報を得たとき、情報表示の指示があると判断してもよい。この場合、表示部10には、カメラ19によって自車両後方を撮影した映像が表示されるようにしてもよい。
ステップS13において、全体制御部4は、表示部10がアナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する中間表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。また、全体制御部4は、中間表示形態において、アナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。
ステップS14において、全体制御部4は、表示部10がアナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。その後、処理を終了する。
次に、アナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態からアナログメータを表示する第1の表示形態に表示形態を変更する場合について説明する。
図4は、表示制御装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS21において、全体制御部4は、表示部10がアナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。
ステップS22において、全体制御部4は、情報非表示の指示があるか否かを判断する。指示がある場合はステップS23に移行する。一方、指示がない場合は処理を終了する。
具体的には、全体制御部4は、例えば、操作入力部9を介してユーザからカメラ19によって撮影された映像を情報画像として表示部10に表示させない旨の指示があるか否かを判断する。なお、ユーザによる操作に限らず、他の方法でカメラ19によって撮影された映像を表示部10に表示させない旨の指示があるか否かを判断してもよい。また、情報画像に限らず、他の情報を表示部10に表示させない旨の指示があるか否かを判断してもよい。
ステップS23において、全体制御部4は、表示部10がアナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する中間表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。また、全体制御部4は、中間表示形態において、アナログメータ、デジタルメータ、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。
ステップS24において、全体制御部4は、表示部10がアナログメータを表示する第1の表示形態となるように計測描画オブジェクト生成部2を制御する。
計測描画オブジェクト生成部2は、車両情報取得部7から取得した計測情報に基づいてアナログメータを生成する。一方、情報画像生成部3は、予め定められた画像を生成する。ここで、予め定められた画像とは、表示部10の表示領域内における予め定められた領域を、例えば予め定められた色で表示する、アナログメータの背景となる画像である。
画像合成部5は、計測描画オブジェクト生成部2にて生成されたアナログメータと、情報画像生成部3にて生成された予め定められた画像とを合成する。表示部10には、矩形の予め定められた色表示よりなる予め定められた画像を背景として、アナログメータが表示される。その後、処理を終了する。
次に、中間表示形態の具体例、特に第1の表示形態から第2の表示形態に表示形態を変更する場合における中間表示形態(図3のステップS13における処理)について説明する。なお、表示部10は裸眼立体表示を行うものとする。
図5〜8は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を時系列で示した図である。なお、図5(a),図6(a),図7(a),図8(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図5(b),図6(b),図7(b),図8(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における横方向から見た場合を示している。すなわち、図5(b),図6(b),図7(b),図8(b)において、図面の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図面の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。
図5において、中間表示形態の処理が開始時において、表示部10には、基準面13から距離Z1だけ離れた位置にアナログメータ11,12が表示される。すなわち、アナログメータ11,12は立体表示空間において基準面13よりも手前側(ユーザ側)に表示されており、ユーザはアナログメータ11,12が浮き上がって表示されているような感覚で見ることができる。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図5と同様の表示を行っているものとする。
ここで、基準面13とは、アナログメータ11,12の立体表示空間における絶対的な奥行きを示すために、便宜上設けられたものである。また、距離Z1とは、中間表示形態の処理が開始されたときにおける、基準面13とアナログメータ11,12との仮想的な距離を示している。
図6において、アナログメータ11,12は、図5よりも基準面13側(立体表示空間における奥側)に移動するとともに、図5よりも縮小し、かつ表示部10の端部に向かって移動している。
なお、図6(b)の破線で示される矩形は、前の段階(ここでは図5)におけるアナログメータ11,12の位置を示している(以下、同様)。
図7において、アナログメータ11,12は、図6よりも基準面13側(立体表示空間における奥側)に移動するとともに、図6よりも縮小し、かつ表示部10の端部に向かって移動している。
図8において、アナログメータ11,12は、基準面13と同じ位置まで移動するとともに、図7よりも縮小し、かつ表示部10の端部に向かって移動している。また、表示部10の中央部(アナログメータ11とアナログメータ12との間)には、情報画像14が表示される。
なお、図8において、情報画像14は、基準面13よりも手前側に表示してもよい。また、アナログメータ11,12は消去してもよく、このとき情報画像14は表示部10の表示領域全面に表示することができる。
また、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図8と同様の表示を行っているものとする。
上記の図5〜8に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、アナログメータ11,12を立体表示空間における手前側から奥側の端部に向かって縮小しながら移動させ、アナログメータ11,12が予め定められた位置(基準面13)に到達したときに情報画像14を奥側に表示させるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、アナログメータ11,12および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
なお、図5〜8に示す例において、第2の表示形態から第1の表示形態に表示形態を変更する場合は、上記と逆の順(図8〜5の順)で処理を行えばよい。
次に、上記(図5〜8)以外の中間表示形態の変形例(変形例1〜5)について説明する。なお、変形例1〜5では、第1の表示形態から第2の表示形態に表示形態を変更する場合の中間表示形態について説明する。
<変形例1>
図9〜12は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を時系列で示した図である。なお、図9(a),図10(a),図11(a),図12(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図9(b),図10(b),図11(b),図12(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における横方向から見た場合を示している。すなわち、図9(b),図10(b),図11(b),図12(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。また、表示部10は裸眼立体表示を行うものとする。
図9において、中間表示形態の処理が開始されると、表示部10には、基準面13から距離Z1だけ離れた位置にアナログメータ11,12が表示される。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図9と同様の表示を行っているものとする。
図10において、アナログメータ11,12は、図9よりも基準面13側(立体表示空間における奥側)に移動するとともに、図9よりも縮小し、かつ表示部10の端部に向かって移動している。
図11において、アナログメータ11,12は、図10よりも基準面13側(立体表示空間における奥側)に移動するとともに、図10よりも縮小し、かつ表示部10の端部に向かって移動している。
図12において、アナログメータ11,12は、基準面13と同じ位置まで移動するとともに、図11よりも縮小し、かつ表示部10の端部に向かって移動している。
また、表示部10の中央部(アナログメータ11とアナログメータ12との間)には、情報画像14が基準面13から距離Zmだけ離れた位置に表示される。このとき、情報画像14は、奥側から手前側に向かって移動しているが、移動を開始するタイミングは図9〜12のいずれであってもよい。ここで、距離Zmとは、中間表示形態における、基準面13と情報画像14との仮想的な距離を示している。
なお、図12において、アナログメータ11,12は消去してもよく、このとき情報画像14は表示部10の表示領域全面に表示することができる。
また、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図12と同様の表示を行っているものとする。
上記の図9〜12に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、アナログメータ11,12を立体表示空間における手前側から奥側の端部に向かって縮小しながら移動させるとともに、情報画像14を奥側から手前側に移動させるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、アナログメータ11,12および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
また、上記に示す動作において、情報画像14に対してぼかし処理を行ってもよい。
図13〜16は、情報画像14に対してぼかし処理を行った場合の一例を示している。図13〜16において、アナログメータ11,12の動きについては図9〜12と同様であるため、ここでは主に情報画像14に対するぼかし処理について説明する。
なお、図13(a),図14(a),図15(a),図16(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図13(b),図14(b),図15(b),図16(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における斜め方向から見た場合を示している。すなわち、図13(b),図14(b),図15(b),図16(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。
図13は、図9と同様の状態であり、情報画像14が表示されていない。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図13と同様の表示を行っているものとする。
図14において、基準面13の位置に情報画像14が表示される。このとき、情報画像14には、強いぼかし処理が行われる。ぼかし処理を行う際のぼかしの程度(ぼかしの強弱)は全体制御部4で決定され、情報画像生成部3は全体制御部4の指示に従ってぼかし処理を行う。なお、情報画像14は、デジタルメータを含むものとする。
図15において、情報画像14は、図14よりも手前側に移動している。このとき、情報画像14には、図14よりも弱いぼかし処理が行われる。
なお、図15(b)の破線で示される平行四辺形は、前の段階(ここでは図14)における情報画像14の位置(すなわち、基準面13と同じ位置)を示している(以下、同様)。
図16において、情報画像14は、図15のアナログメータ11,12と同じ位置まで移動している。このとき、情報画像14には、ぼかし処理が行われていない。
なお、図14〜16では、情報画像14が表示部10の表示領域全面に表示される場合について説明したが、これに限るものではなく、情報画像14を任意の大きさで表示するようにしてもよい。
また、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図16と同様の表示を行っているものとする。
上記の図13〜16に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、情報画像14の移動に応じて情報画像14のぼかしを弱くするように情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を、図9〜12に示す動作を行う場合よりも向上させることが可能となる。
なお、変形例1において、第2の表示形態から第1の表示形態に表示形態を変更する場合は、上記と逆の順(図12〜9の順、あるいは図16〜13の順)で処理を行えばよい。
<変形例2>
図17〜20は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を時系列で示した図である。なお、図17(a),図18(a),図19(a),図20(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図17(b),図18(b),図19(b),図20(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における横方向から見た場合を示している。すなわち、図17(b),図18(b),図19(b),図20(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。また、表示部10は裸眼立体表示を行うものとする。
図17において、中間表示形態の処理が開始されると、表示部10には、基準面13から距離Z1だけ離れた位置にアナログメータ11,12が表示される。
また、アナログメータ12と同じ位置にデジタルメータ15が表示される。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図17におけるアナログメータ11,12のみの表示を行っているものとする。
図18において、アナログメータ11,12は、図17よりも基準面13側(立体表示空間における奥側)に移動している。このとき、デジタルメータ15は移動しない(図17と同じ位置)。
図19において、アナログメータ11,12は、基準面13と同じ位置まで移動している。このとき、デジタルメータ15は移動しない(図17と同じ位置)。
図20において、アナログメータ11,12は消去される。
また、基準面13と同じ位置に情報画像14が表示される。
なお、図20において、情報画像14は、基準面13よりも手前側に表示してもよい。
また、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図20と同様の表示を行っているものとする。
上記の図17〜20に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、立体表示空間における手前側に位置するアナログメータ11と同じ位置にデジタルメータ15を表示させた後、アナログメータ11,12を手前側から奥側に向かって移動させ、アナログメータ11,12が予め定められた位置(基準面13)に到達したときに、アナログメータ11,12を消去するとともに、情報画像14を奥側に表示させるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、デジタルメータ15および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
また、上記に示す動作において、アナログメータ11,12に対してぼかし処理を行ってもよい。
図21〜24は、アナログメータ11,12に対してぼかし処理を行った場合の一例を示している。図21〜24において、アナログメータ11,12、デジタルメータ15、および情報画像14の動きについては図17〜20と同様であるため、ここでは主にアナログメータ11,12に対するぼかし処理について説明する。
なお、図21(a),図22(a),図23(a),図24(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図21(b),図22(b),図23(b),図24(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における斜め方向から見た場合を示している。すなわち、図21(b),図22(b),図23(b),図24(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。
図21は、図17と同様の状態であり、アナログメータ11,12には、ぼかし処理が行われていない。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図21におけるアナログメータ11,12のみの表示を行っているものとする。
図22において、アナログメータ11,12は、図21よりも奥側に移動するとともに、弱いぼかし処理が行われる。なお、ぼかし処理については、変形例1と同様である。
図23において、アナログメータ11,12は、図22よりも奥側に移動するとともに、図22よりも強いぼかし処理が行われる。
図24において、アナログメータ11,12は消去される。また、基準面13と同じ位置に情報画像14が表示される。
なお、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図24と同様の表示を行っているものとする。
上記の図21〜24に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、アナログメータ11,12の移動に応じてアナログメータ11,12のぼかしを強くするように計測描画オブジェクト生成部2を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、デジタルメータ15および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を、図17〜20に示す動作を行う場合よりも向上させることが可能となる。
なお、変形例2において、第2の表示形態から第1の表示形態に表示形態を変更する場合は、上記と逆の順(図20〜17の順、あるいは図24〜21の順)で処理を行えばよい。
<変形例3>
図25〜28は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を時系列で示した図である。なお、図25(a),図26(a),図27(a),図28(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図25(b),図26(b),図27(b),図28(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における横方向から見た場合を示している。すなわち、図25(b),図26(b),図27(b),図28(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の上下方向は立体表示空間における奥行きを示している。また、表示部10は裸眼立体表示を行うものとする。
図25において、中間表示形態の処理が開始されると、表示部10には、基準面13から距離Z1だけ離れた位置にアナログメータ11,12が表示される。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図25と同様の表示を行っているものとする。
図26において、アナログメータ11,12は、基準面13と同じ位置まで移動している。
図27において、アナログメータ11,12は消去される。
また、基準面13と同じ位置に情報画像14およびデジタルメータ15が表示される。
図28において、デジタルメータ15は、基準面から距離Z1だけ離れた位置に移動している。このとき、情報画像14は移動しない(図27と同じ位置)。
なお、図28において、情報画像14は、基準面13よりも手前側に表示してもよい。
また、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図28と同様の表示を行っているものとする。
上記の図25〜28に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、アナログメータ11,12を立体表示空間における手前側から奥側に向かって移動させ、アナログメータ11,12が予め定められた位置(基準面13)に到達したときに、アナログメータ11,12を消去するとともにデジタルメータ15および情報画像14を奥側に表示させた後、デジタルメータ15を手前側に向かって移動させるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、デジタルメータ15および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
また、上記に示す動作において、アナログメータ11,12、デジタルメータ15、および情報画像14に対してぼかし処理を行ってもよい。
図29〜32は、アナログメータ11,12およびデジタルメータ15に対してぼかし処理を行った場合の一例を示している。図29〜32において、アナログメータ11,12、デジタルメータ15、および情報画像14の動きについては図25〜28と同様であるため、ここでは主にアナログメータ11,12およびデジタルメータ15に対するぼかし処理について説明する。
なお、図29(a),図30(a),図31(a),図32(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図29(b),図30(b),図31(b),図32(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における斜め方向から見た場合を示している。すなわち、図29(b),図30(b),図31(b),図32(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。
図29は、図25と同様の状態であり、アナログメータ11,12には、ぼかし処理を行わない。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図29と同様の表示を行っているものとする。
図30において、アナログメータ11,12は、距離Z1だけ奥側に向かって移動するとともに、ぼかし処理が行われる。なお、ぼかし処理については、変形例1と同様である。なお、ぼかしの程度は任意である。
図31において、アナログメータ11,12は消去される。
また、基準面13と同じ位置に情報画像14およびデジタルメータ15が表示されるとともに、デジタルメータ15に対してぼかし処理が行われる。なお、ぼかしの程度は任意である。このとき、情報画像14には、ぼかし処理が行われない。
図32において、デジタルメータ15は、距離Z1だけ手前側に向かって移動するとともに、図31よりも弱いぼかし処理が行われる。なお、デジタルメータ15に対してぼかし処理を行わなくてもよい。このとき、情報画像14は移動しない(図31と同じ位置)。
なお、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図32と同様の表示を行っているものとする。
上記の図29〜32に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、アナログメータ11,12の移動に応じてアナログメータ11,12のぼかしを強くするように、かつデジタルメータ15の移動に応じてデジタルメータ15のぼかしを弱くするように計測描画オブジェクト生成部2を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、デジタルメータ15および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を、図25〜28に示す動作を行う場合よりも向上させることが可能となる。
なお、変形例3において、第2の表示形態から第1の表示形態に表示形態を変更する場合は、上記と逆の順(図28〜25の順、あるいは図32〜29の順)で処理を行えばよい。
<変形例4>
上記の図5〜8、および変形例1〜3は、表示部10が裸眼立体表示を行う場合について説明した。しかし、表示部10が平面表示を行う場合にも、上記の図5〜8、および変形例1〜3に示すような中間表示形態を表示することが可能である。
本変形例4では、変形例3に示すような中間表示形態を、平面表示を行う表示部10に適用した場合を一例として説明する。
図33〜36は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を時系列で示した図である。なお、図33〜36は、表示部10を正面から見た場合を示している。
図33において、中間表示形態の処理が開始されると、表示部10には、アナログメータ11,12が立体的に表示される。このとき表示されるアナログメータ11,12は、表示部10が裸眼立体表示を行う場合のような立体表示空間で表現されるのではなく、擬似的な立体表示空間(擬似立体表示空間)で表現される。
ここで、擬似立体表示とは、2次元画面上における表示の工夫をしたものであり、あたかも奥行きがあるように見えるように、擬似的に立体表示することをいう。例えば、対象となる画像に影をつける等の方法がある。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図33と同様の表示を行っているものとする。
図34において、アナログメータ11,12が平面的に表示される。すなわち、アナログメータ11,12の奥行きは、図33よりも擬似的に低くなる。
図35において、アナログメータ11,12は消去される。
また、情報画像14およびデジタルメータ15は平面的に表示される。
図36において、デジタルメータ15が立体的に表示される。すなわち、デジタルメータ15の奥行きは、図35よりも擬似的に高くなる。
なお、上記では図33〜36の順に変化する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、図34〜36の順、図33〜35の順、図34,33,36,35の順などでもよい。
なお、中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図36と同様の表示を行っているものとする。
上記の図33〜36に示す動作(中間表示形態)を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、デジタルメータ15および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
なお、変形例4において、第2の表示形態から第1の表示形態に表示形態を変更する場合は、上記と逆の順(例えば、図36〜33の順)で処理を行えばよい。
<変形例5>
高速道路の走行時など自車両が高速で走行している場合において、ユーザである運転者は遠方を注視した状態(遠方視状態)で運転することが多い。一方、速度計などを見る場合において、運転者は近方を注視した状態(近方視状態)となる。従って、例えば、運転者が高速で走行中に速度計を見る場合において、視点を移動させるとともに焦点(ピント)を合わせる(遠方視状態から近方視状態にする)必要がある。焦点の調整機能は、一般的に高年齢になるに従って低下するといわれており、焦点を合わせやすいように(視点を移動させたときの焦点の差が少なくなるように)速度計を表示することが効果的である。
本変形例5では、自車両の速度に応じて、焦点を合わせやすいようにアナログメータ11,12を表示する場合について説明する。
図37,38は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を示した図である。なお、図37,38は、表示部10の表示を立体表示空間における横方向から見た場合を示している。すなわち、図37,38において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。また、表示部10は裸眼立体表示を行うものとする。
図37は自車両が低速で走行している場合における表示を示し、図38は自車両が高速で走行している場合における表示を示している。
図37に示すように、自車両が低速で走行している場合において、表示部10には、基準面13よりも手前側にアナログメータ11,12が表示される。このとき、ユーザ(運転者)は、アナログメータ11,12が近くに表示されているように感じる。すなわち、ユーザがアナログメータ11,12を見るときは、近方視状態となる。
一方、図38に示すように、車両が高速で走行している場合において、アナログメータ11,12は、基準面13と同じ位置まで移動している。このとき、ユーザは、アナログメータ11,12が遠くに表示されているように感じる。すなわち、ユーザがアナログメータ11,12を見るときは、遠方視状態となる。
なお、上記では、アナログメータ11,12を表示する場合について説明したが、これに限るものではなく、情報画像14あるいはデジタルメータ15を表示する場合についても適用可能である。
上記では、表示部10が裸眼立体表示を行う場合について説明したが、平面表示(擬似的な立体表示)を行う場合についても適用可能である。
図37に示す表示と、図38に示す表示とを切り替える際の速度の閾値は、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。
第1の表示形態および第2の表示形態は、図37,38のうちのいずれかと同様の表示を表示部10に対して行っているものとする。
上記の図37,38に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、計測情報に基づいて自車両の速度が速くなるに従って、アナログメータ11,12、デジタルメータ15、および情報画像14のうちの少なくとも1つを立体表示空間または擬似立体表示空間における手前側から奥側に向かって移動させるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、運転者が高速で走行中に速度計を見る場合において、焦点の差が少ない状態で素早く速度計を認識することが可能となる。すなわち、視認性を向上させることが可能となる。
以上のことから、本実施の形態1によれば、中間表示形態において、第1の表示形態から第2の表示形態に表示形態が変更されていることを容易に把握することができる。すなわち、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2では、アナログメータを表示する第1の表示形態と、デジタルメータおよび情報画像を表示する第2の表示形態とで焦点の位置が異なり、中間表示形態において第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移の様子を表示することを特徴としている。
なお、表示制御装置1の構成は、実施の形態1の図2と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、表示部10は裸眼立体表示を行うメータパネルであり、アナログメータおよびデジタルメータは速度メータであるものとする。
図39〜42は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を時系列で示した図である。なお、図39(a),図40(a),図41(a),図42(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図39(b),図40(b),図41(b),図42(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における斜め方向から見た場合を示している。すなわち、図39(b),図40(b),図41(b),図42(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。
図39(b),図40(b),図41(b),図42(b)に示すように、立体表示空間において、アナログメータ11,12の位置と、情報画像14およびデジタルメータ15の位置との位置が異なっている。
図39において、中間表示形態の処理が開始されると、表示部10には、アナログメータ11,12が表示される。このとき、アナログメータ11,12には、ぼかし処理を行わない。
また、情報画像14およびデジタルメータ15には、ぼかし処理が行われている。
なお、中間表示形態の開始前の表示形態である第1の表示形態では、表示部10には図39と同様の表示を行っているものとする。
図39の処理について、図39(b)を用いて概念的に説明する。
図39(b)では、データ処理上の立体表示空間におけるアナログメータ11,12、情報画像、デジタルメータ15、基準面17の各々の位置を示しており、アナログメータ11,12と、デジタルメータ15および情報画像14とのデータ処理上立体表示空間における位置は異なる。すなわち、図39(b)は、データ処理を行うときの概念的な図である(図40(b)〜42(b)についても同様)。
全体制御部4は、図39(b)に示すようなデータ処理上の立体表示空間において、予め定められた視点16、視野角、および焦点距離に基づく基準面17のデータ処理上の立体表示空間における奥行きを中間表示形態において変更し、基準面17のデータ処理上の立体表示空間における位置に応じた視点16から見た画像を生成するように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。なお、視野角および焦点距離は、ユーザが任意に設定してもよい。また、視点16は、ユーザの視点に対応している。
計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3にて生成された画像は、図39(a)に示すように、表示部10において2次元画面上で表示される。
図39(b)に示すように、アナログメータ11,12は、基準面17と立体表示空間における位置が同じであるため、焦点が合った状態で表示部10に表示される。一方、情報画像14およびデジタルメータ15は、基準面17と立体表示空間における位置が異なるため、焦点が合わない状態(ぼけた状態)で表示部10に表示される。このように、基準面17の位置は、焦点が合う位置である。
図40において、アナログメータ11,12は、図39よりも拡大し、かつ表示部10の端部に移動して一部が表示されるとともに、ぼかし処理が行われる。
また、情報画像14およびデジタルメータ15には、図39よりも弱いぼかし処理が行われる。
図40の処理について、図40(b)を用いて概念的に説明する。
図40(b)に示すように、基準面17は、図39よりも情報画像14およびデジタルメータ15の位置に近づくように、立体表示空間における位置を変更している。
その結果、アナログメータ11,12は、図39よりも焦点が合わない状態(図39よりも強くぼかした状態)で表示部10に表示される。また、視点16とアナログメータ11,12の位置との距離が図39よりも近くなって視野が狭くなるため、アナログメータ11,12は、図39よりも拡大し、かつ表示部10の端部に表示される。
一方、情報画像14およびデジタルメータ15は、図39よりも焦点が合った状態(図39よりも弱くぼかした状態)で表示部10に表示される。
図41において、アナログメータ11,12は、図40よりも拡大し、かつ表示部10の端部に移動して一部が表示されるとともに、図40よりも強いぼかし処理が行われる。
また、情報画像14およびデジタルメータ15には、図40よりも弱いぼかし処理が行われる。
図41の処理について、図41(b)を用いて概念的に説明する。
図41(b)に示すように、基準面17は、図40よりも情報画像14およびデジタルメータ15の位置に近づくように、立体表示空間における位置を変更している。
その結果、アナログメータ11,12は、図40よりも焦点が合わない状態(図40よりも強くぼかした状態)で表示部10に表示される。また、視点16とアナログメータ11,12の位置との距離が図40よりも近くなって視野が狭くなるため、アナログメータ11,12は、図40よりも拡大し、かつ表示部10の端部に表示される。
一方、情報画像14およびデジタルメータ15は、図40よりも焦点が合った状態(図40よりも弱くぼかした状態)で表示部10に表示される。
図42において、アナログメータ11,12は、消去される。
また、情報画像14およびデジタルメータ15には、ぼかし処理が行われていない。
図42の処理について、図42(b)を用いて概念的に説明する。
図42(b)に示すように、基準面17は、情報画像14およびデジタルメータ15の位置と同じになるように、立体表示空間における位置を変更している。
その結果、視点16の位置が、アナログメータ11,12の位置よりも情報画像14およびデジタルメータ15側となるため、視界からアナログメータ11,12が外れた状態(アナログメータ11,12が消えた状態)となる。
一方、情報画像14およびデジタルメータ15は、基準面17と立体表示空間における位置が同じであるため、焦点が合った状態で表示部10に表示される。
なお、図39〜41におけるぼかしの程度(ぼかしの強弱の程度)は、予め設定しておいてもよく、ユーザが任意に設定してもよい。
デジタルメータ15は、情報画像14よりも手前側に表示してもよい。
中間表示形態の終了後の表示形態である第2の表示形態では、表示部10には図32と同様の表示を行っているものとする。
第2の表示形態から第1の表示形態に表示形態を変更する場合は、上記と逆の順(図42〜39の順)で処理を行えばよい。
上記の図39〜42に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、立体表示空間において、予め定められた視点、視野角、および焦点距離に基づく基準面17の立体表示空間における奥行きを変更し、基準面17とアナログメータ11,12との立体表示空間における位置が同じ場合はアナログメータ11,12に焦点を合わせ、基準面17とデジタルメータ15および情報画像14との立体表示空間における位置が同じ場合はデジタルメータ15および情報画像14に焦点を合わせるように計測描画オブジェクト生成部2および情報画像生成部3を制御する。このような動作を行うことによって、アナログメータ11,12を表示する第1の表示形態から、デジタルメータ15および情報画像14を表示する第2の表示形態に表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
以上のことから、本実施の形態2によれば、中間表示形態において、第1の表示形態から第2の表示形態に表示形態が変更されていることを容易に把握することができる。すなわち、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
<実施の形態3>
一般的に、運転者の視野は、自車両の速度が速くなるに応じて狭くなる。高速道路の走行時など自車両が高速で走行している場合において、ユーザである運転者は遠方を注視した状態(遠方視状態)で運転することが多い。一方、速度計などを見る場合において、運転者は近方を注視した状態(近方視状態)となる。例えば、運転者が高速で走行中に速度計を見る場合において、視点を移動させるとともに視野が大きく変化する。従って、遠方視状態から近方視状態に視点を移動させたときに、視野の変化が小さくなるように速度計を表示することが効果的である。
本実施の形態3では、自車両の速度に応じて、視野の変化が小さくなるようにアナログメータ11,12を表示する場合について説明する。
なお、表示制御装置1の構成は、実施の形態1の図2と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、表示部10は裸眼立体表示を行うメータパネルであり、アナログメータおよびデジタルメータは速度メータであるものとする。
図43〜45は、中間表示形態における表示部10の表示の一例を示す図である。なお、図43(a),図44(a),図45(a)は、表示部10を正面から見た場合を示している。また、図43(b),図44(b),図45(b)は、表示部10の表示を立体表示空間における斜め方向から見た場合を示している。すなわち、図43(b),図44(b),図45(b)において、図の上側は表示部10を見ているユーザ側を示し、図の下方向は立体表示空間における奥行きを示している。
図43は自車両が低速で走行している場合における表示を示し、図44,45は自車両が高速で走行している場合における表示を示している。
図43に示すように、自車両が低速で走行している場合において、アナログメータ11,12は、表示部10の両端部に表示される。このとき、アナログメータ11,12を見るために必要な視野は、表示部10の表示領域全面と同じ大きさである。
一方、図44に示すように、自車両が高速で走行している場合において、アナログメータ11,12は、表示部の中央に移動している。このとき、アナログメータ11,12を見るために必要な視野は、表示部10の表示領域の一部(中央部)と同じ大きさである。
また、自車両が高速で走行している場合の他の表示例として、図45に示すように、アナログメータ11,12を表示部10の中央部で一部が重なるようにしてもよい。このとき、アナログメータ11,12の視認性が損なわれないようにする必要がある。
上記において、自車両の速度に対する視野の大きさ(視野角)は、ユーザが任意に設定してもよいが、速度と視野角との一般的な関係に基づいて予め設定してもよい。速度と視野角との一般的な関係としては、例えば、速度0km/hの場合は視野角200°、速度40km/hの場合は視野角100°、速度70km/hの場合は視野角65°速度100km/hの場合は視野角40°速度130km/hの場合は視野角30°等が挙げられる。
なお、図43に示す表示と、図44または図45に示す表示とを切り替える際の速度の閾値は、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。
図45において、アナログメータ11,12の重ね具合、重ねる順序、あるいは重ねたときの立体表示空間における奥行き方向の位置関係は、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。また、表示部10に表示する計測描画オブジェクト(図45の例ではアナログメータ)を選択可能にしてもよく、例えばアナログメータ12のみを表示部10に表示させてもよい。このとき、どの計測描画オブジェクトを表示させるのかは、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。
上記では、アナログメータ11,12を表示する場合について説明したが、これに限るものではなく、デジタルメータ15を表示する場合についても適用可能である。
上記では、表示部10が裸眼立体表示を行う場合について説明したが、平面表示(擬似的な立体表示)を行う場合についても適用可能である。
第1の表示形態および第2の表示形態は、図37,38のうちのいずれかと同様の表示を表示部10に対して行っているものとする。
上記の図43〜45に示す動作(中間表示形態)において、全体制御部4は、計測情報に基づいて自車両の速度が速くなるに従って、アナログメータ11,12またはデジタルメータ15(計測描画オブジェクト)を表示領域の中央に寄せるか、または一部を重ねるように計測描画オブジェクト生成部2を制御する。このような動作を行うことによって、運転者が高速で走行中に速度計を見る場合において、視野の変化が小さい状態で素早く速度計を認識することが可能となる。
以上のことから、本実施の形態3によれば、中間表示形態において、第1の表示形態から第2の表示形態に表示形態が変更されていることを容易に把握することができる。すなわち、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。
以上で説明した表示制御装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両に搭載可能なPND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、およびタブレット端末など)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置にも適用することができる。この場合、表示制御装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。具体的には、表示制御装置の機能を携帯通信端末、PND、あるいはサーバに配置することができる。例えば、図46に示すように、自車両側に表示装置18を配置し、サーバ側に表示装置18に画像を表示するように制御する表示制御装置1を配置することによって表示制御システムを構築することができる。サーバ側に配置される表示制御装置1は、少なくとも計測描画オブジェクト生成部2と、情報画像生成部3と、全体制御部4とを備えている。なお、計測描画オブジェクト生成部2、情報画像生成部3、および全体制御部4の機能は、図1の計測描画オブジェクト生成部2、情報画像生成部3、および全体制御部4の機能と同様である。また、サーバは、必要に応じて図2に示すような各構成要素を備えるようにしてもよい。
上記の構成とした場合であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェア(表示制御方法)を、例えばサーバに組み込んでもよい。
具体的には、上記の表示制御方法は、(a)自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、第1の計測描画オブジェクトと同一の計測情報であって、第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する工程と、(b)計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する工程と、(c)第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、第1の表示形態と第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように工程(a)および工程(b)を制御する工程とを備え、工程(c)は、中間表示形態において、第1の計測描画オブジェクト、第2の計測描画オブジェクト、および情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように工程(a)および工程(b)を制御する。
上記より、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェアをサーバに組み込んで動作させることによって、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、図1,2,46において、計測描画オブジェクト生成部2、情報画像生成部3、全体制御部4、画像合成部5、表示信号出力部6、車両情報取得部7、および映像入力部8の各々は、ソフトウェアに基づくCPU(Central Processing Unit)を用いたプログラム処理を実行することによって実現される。また、可能であれば、計測描画オブジェクト生成部2、情報画像生成部3、全体制御部4、画像合成部5、表示信号出力部6、車両情報取得部7、および映像入力部8の各々を、ハードウェア(例えば、電気信号に対して特定の演算あるいは処理を行うように構成された演算/処理回路等)として構成するようにしてもよい。また、上記の両者を混在させてもよい。
基準面13の位置は、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。
距離Z1は、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。例えば、距離Z1を正の値とした場合はより手前側に表示されるが見づらくなり、距離Z1を負の値とした場合はより奥側に表示されるが見やすくなる。
ぼかしの程度は、予め設定してもよく、ユーザが任意に設定してもよい。例えば、最も強いぼかし処理を行う場合は、ぼかし処理の対象が見えないようにしてもよい。
視差の強弱である立体視強度を変更してもよい。立体視強度は、基準面13および距離Z1の相対的な位置関係を変えずに、基準面13、距離Z1、およびぼかしの程度の割合を変更することによって得られる。例えば、立体視強度が1の場合を基準値とすると、基準面13、距離Z1、およびぼかしの程度は設定値通りとなる。また、0<立体視強度<1の場合は、基準面13、距離Z1、およびぼかしの程度の設置値は全体的に小さくなり、立体感が弱くなる。また、1<立体視強度の場合は、基準面13、距離Z1、およびぼかしの程度の設定値は全体的に大きくなり、より立体感が増す。
中間表示形態において、変更後の表示形態(第1の表示形態または第2の表示形態)で表示するアナログメータ11,12、情報画像14、あるいはデジタルメータ15を強調表示してもよい。このようにすることによって、表示形態を変更する際の視認性を向上させることが可能となる。なお、強調表示は、中間表示形態の処理の開始時から徐々に弱めていき、変更後の表示形態になるのと同時に終了するようにしてもよい。
また、強調表示の方法としては、例えば、アナログメータ11,12、またはデジタルメータ15の枠のみを表示する、アナログメータ11,12、またはデジタルメータ15の背景となる部分を塗りつぶして表示する、アナログメータ11,12、またはデジタルメータ15の数字の縁取りを表示する、アナログメータ11,12、情報画像14、あるいはデジタルメータ15を点滅して表示する、アナログメータ11,12、情報画像14、あるいはデジタルメータ15の遷移の軌跡(残像)を表示する等が挙げられる。
実施の形態では、情報画像生成部3に入力される情報として、カメラ19によって撮影された映像に関する情報について説明したが、これに限るものではない。
例えば、自車両の経路誘導に関する情報であってもよい。ここで、経路誘導に関する情報とは、自車両を現在地から目的地まで経路誘導するための情報(地図に関する情報を含む)のことをいう。表示部10には、経路誘導に関する情報が表示される。なお、経路誘導に関する情報は、例えばカーナビゲーション部(図示せず)にて算出された後に情報画像生成部3に入力するようにしてもよい。このような場合であっても、表示形態を変更する際の視認性を向上させることができる。
また、他の例として、自車両内イベントに関する情報であってもよい。ここで、自車両内イベントとは、例えば、警報表示(燃料の残量が僅かである旨の表示など)、あるいは電話の着信などが挙げられる。表示部10には、警報に関する情報や、電話の着信に関する情報が表示される。なお、警報に関する情報は、例えば車両情報取得部7を介して情報画像生成部3に入力するようにしてもよく、電話の着信は、通信部(図示せず)を介して情報画像生成部3に入力するようにしてもよい。このような場合であっても、表示形態を変更する際の視認性を向上させることができる。
また、上記以外の自車両内イベントとしては、例えばDVD(Digital Versatile Disk)などの再生機を再生したとき、スマートフォンの画面で表示されている情報を表示部10に表示するとき、あるいは外部(例えば、道路交通情報センターや道路交通情報通信システム(VICS(登録商標)))から道路交通情報などが配信されたときなどが挙げられる。このような場合であっても、上記と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 表示制御装置、2 計測描画オブジェクト生成部、3 情報画像生成部、4 全体制御部、5 画像合成部、6 表示信号出力部、7 車両情報取得部、8 映像入力部、9 操作入力部、10 表示部、11 アナログメータ、12 アナログメータ、13 基準面、14 情報画像、15 デジタルメータ、16 視点、17 基準面、18 表示装置、19 カメラ。

Claims (14)

  1. 自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、前記第1の計測描画オブジェクトと同一の前記計測情報であって、前記第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、
    前記計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、
    前記第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記中間表示形態において、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、表示制御装置。
  2. 前記情報画像生成部にて生成された前記情報画像と、前記計測描画オブジェクト生成部にて生成された前記第1の計測描画オブジェクトおよび前記第2の計測描画オブジェクトのうちの少なくとも1つとを合成する画像合成部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記制御部は、前記中間表示形態において、前記第1の計測描画オブジェクトを前記立体表示空間または前記擬似立体表示空間における手前側から奥側の端部に向かって縮小しながら移動させ、前記第1の計測描画オブジェクトが予め定められた位置に到達したときに前記情報画像を前記奥側に表示させるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記制御部は、前記中間表示形態において、前記第1の計測描画オブジェクトを前記立体表示空間または前記擬似立体表示空間における手前側から奥側の端部に向かって縮小しながら移動させるとともに、前記情報画像を前記奥側から前記手前側に向かって移動させるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御部は、前記情報画像の移動に応じて前記情報画像のぼかしを弱くするように前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御部は、前記中間表示形態において、前記立体表示空間または前記擬似立体表示空間における手前側に位置する前記第1の計測描画オブジェクトと同じ位置に前記第2の計測描画オブジェクトを表示させた後、前記第1の計測描画オブジェクトを前記手前側から奥側に向かって移動させ、前記第1の計測描画オブジェクトが予め定められた位置に到達したときに、前記第1の計測描画オブジェクトを消去するとともに、前記情報画像を前記奥側に表示させるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  7. 前記制御部は、前記第1の計測描画オブジェクトの移動に応じて前記第1の計測描画オブジェクトのぼかしを強くするように前記計測描画オブジェクト生成部を制御することを特徴とする、請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記制御部は、前記中間表示形態において、前記第1の計測描画オブジェクトを前記立体表示空間または前記擬似立体表示空間における手前側から奥側に向かって移動させ、前記第1の計測描画オブジェクトが予め定められた位置に到達したときに、前記第1の計測描画オブジェクトを消去するとともに前記第2の計測描画オブジェクトおよび前記情報画像を前記奥側に表示させた後、前記第2の計測描画オブジェクトを前記手前側に向かって移動させるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  9. 前記制御部は、前記第1の計測描画オブジェクトの移動に応じて前記第1の計測描画オブジェクトのぼかしを強くするように、かつ前記第2の計測描画オブジェクトの移動に応じて前記第2の計測描画オブジェクトのぼかしを弱くするように前記計測描画オブジェクト生成部を制御することを特徴とする、請求項8に記載の表示制御装置。
  10. 前記制御部は、前記中間表示形態において、前記計測情報に基づいて前記自車両の速度が速くなるに従って、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つを前記立体表示空間または前記擬似立体表示空間における手前側から奥側に向かって移動させるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、請求項2に記載の表示制御装置。
  11. 自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、前記第1の計測描画オブジェクトと同一の前記計測情報であって、前記第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、
    前記計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、
    前記第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態、前記第2の計測描画オブジェクトおよび前記情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態、および前記第1の表示形態と前記第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態のうちのいずれかの表示形態となるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1の計測描画オブジェクトと前記第2の計測描画オブジェクトおよび前記情報画像とのデータ処理上の立体表示空間における位置は異なり、
    前記制御部は、前記データ処理上の立体表示空間において、予め定められた視点、視野角、および焦点距離に基づく基準面の前記データ処理上の立体表示空間における奥行きを前記中間表示形態において変更し、前記基準面の前記データ処理上の立体表示空間における位置に応じた前記視点から見た画像を生成するように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、表示制御装置。
  12. 自車両の走行に関する計測情報を示す複数の計測描画オブジェクトを生成する計測描画オブジェクト生成部と、
    各前記計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態、前記第1の表示形態とは異なる表示形態である第2の表示形態、および前記第1の表示形態と前記第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態のうちのいずれかの表示形態となるように前記計測描画オブジェクト生成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記中間表示形態において、前記計測情報に基づいて前記自車両の速度が速くなるに従って、各前記計測描画オブジェクトを表示領域の中央に寄せるか、または一部を重ねるように前記計測描画オブジェクト生成部を制御することを特徴とする、表示制御装置。
  13. (a)自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、前記第1の計測描画オブジェクトと同一の前記計測情報であって、前記第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する工程と、
    (b)前記計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する工程と、
    (c)前記第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように前記工程(a)および前記工程(b)を制御する工程と、
    を備え、
    前記工程(c)は、前記中間表示形態において、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように前記工程(a)および前記工程(b)を制御することを特徴とする、表示制御方法。
  14. 表示装置と、当該表示装置に画像を表示するように制御する表示制御装置とを備える表示制御システムであって、
    前記表示制御装置は、
    自車両の走行に関する計測情報を示す第1の計測描画オブジェクトと、前記第1の計測描画オブジェクトと同一の前記計測情報であって、前記第1の計測描画オブジェクトとは異なる表現形式の第2の計測描画オブジェクトとを生成する計測描画オブジェクト生成部と、
    前記計測情報以外の情報を示す情報画像を生成する情報画像生成部と、
    前記第1の計測描画オブジェクトを表示する第1の表示形態と、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つを表示する第2の表示形態と、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態との間における遷移中の形態である中間表示形態とのうちのいずれかの表示形態となるように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記中間表示形態において、前記第1の計測描画オブジェクト、前記第2の計測描画オブジェクト、および前記情報画像のうちの少なくとも1つの立体表示空間または擬似立体表示空間における奥行きを変更するように前記計測描画オブジェクト生成部および前記情報画像生成部を制御することを特徴とする、表示制御システム。
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