JP5540526B2 - コークス炉のガイド車の移動方法 - Google Patents

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本発明は、吊り天秤及び吊り天秤によるコークス炉のガイド車(ガイド車に該当する移動機を含む。)の移動方法並びに吊り天秤によるコークス炉のガイド車移動方法を使ったコークス炉設備の補修方法に関する。
コークス炉は、通常、耐火レンガにより形成され、耐火レンガの壁面によって区画された複数の炭化室及び燃焼室が端部を揃えて平行に並んで、交互に配置されるように構成されている。各炭化室内に装入された石炭が、その炭化室の両側に配置された燃焼室から壁面を介して伝導する熱によって加熱され、乾留されることによりコークスが生成される。各炭化室の一方の端面には押出口が形成されており、生成された炭化室内のコークスは、押出口から挿入される押出機の押出部により、他方の端面に形成された排出口から押し出される。この時、押し出されたコークスは、ガイド車の格子と呼ばれる案内板内を通過し、消火車に積み込まれ、消火塔又は、CDQと呼ばれる乾式消火設備に運ばれる。
各炭化室の上面には、当該炭化室内に石炭を装入するための装入口が形成されている。押出口及び排出口は炉蓋により、装入口は装入蓋により、それぞれ開閉可能となっている。押出機は押出口側に配置され、その押出口の炉蓋の並びに沿ってレールが敷かれており、その上を水平移動することが可能である。また、ガイド車は排出口側に配置され、その炉蓋の並びにそってレールが敷かれており、その上を水平移動する。また、ガイド車のレールと平行にレールが敷かれており、このレール上を消火車が移動する。また、通常、排出口側のコークス炉の上部には窯出しで発生する粉塵や煤塵、そして熱風等を一箇所へ集めて外部へ放出するための集塵ダクトが設置されており、この集塵ダクトやその他の設備が、まとめてコークス炉の排出口側の端部からガイド車の上方へ向けてせり出した構造となっている。
上記のガイド車は炭化室から排出された直後の高温のコークスを受けるため、破損しやすく、また経年劣化もあるため、コークス炉の補修に併せて、ガイド車の更新をおこなう必要がある。従来は、ガイド車の劣化箇所や破損箇所の補修、又はガイド車自体の更新を実施する際は、そのガイド車を待避場所、すなわち、コークス炉の排出口側でコークスが排出しない場所へ移動させたあと、待避場所で補修をおこなったり、ガイド車を解体して撤去した後、新たなガイド車を組み立てたりしていた。
しかし、上記のような待避場所が確保できないコークス炉であったり、又、待避場所があったとしてもコークス炉の近くであるため高温であり、粉塵も多いため、上記のような補修や更新作業には、作業時間として数週間から数ヶ月を必要としていた。
これに対し、事前に新しいガイド車を地上で組み立て、試運転を行ってから、クレーン等でコークス炉のガイド車用レール上に据付をおこない、その後で、これまで使用していたガイド車をクレーン等で撤去して、地上で解体することができれば、短い期間でガイド車を更新することができる。
ところで、大きくて重い吊荷をクレーン等によって吊り上げる際、通常、吊荷の姿勢を安定に維持するために吊り天秤が用いられる。例えば、特許文献1には、方形に組んだ吊り天秤の吊枠のコーナーにそれぞれ油圧シリンダを取り付け、各油圧シリンダのロッドの先端に係合した吊ロープを連結することによって、吊荷をクレーンによって吊り上げることが記載されている。
特開2004−244143号公報
しかしながら、特許文献1に記載された吊り天秤を使ってクレーンでコークス炉のガイド車を吊り上げようとすると、通常のコークス炉では、ガイド車の上方に集塵ダクトやトロリー線などがせり出しているため、それらが障害物となり、吊り天秤から出る吊ロープが障害物に接触するため、ガイド車を吊り上げることができず、クレーンで地上へ降ろすことが出来ない。また、障害物とガイド車との上下間隔は1.2〜1.7mと狭いため、障害物とガイド車との間に引き上げのための機械を挿入することも難しかった。
そこで本発明は、上記の集塵ダクトのような障害物があっても、コークス炉のガイド車を吊り上げることができる吊り天秤、及び吊り天秤を用いたコークス炉のガイド車移動方法、並びにコークス炉のガイド車移動方法を使ったコークス炉設備の補修方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、油圧シリンダ付きワイヤーを複数、上部と下部とに具備し、その上部と下部とが連結部材で連結される、又は、その上部と下部とが一方の端部側にのみ設けた連結部材で連結される鉛直断面がコの字状である部分を有する吊り天秤を使うことで、その吊り天秤の凹み部分に、ガイド車の上方にせり出した障害物が挟まれるように用いて、前記障害物と吊りロープとの接触を避けて、コークス炉のガイド車を吊り上げることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
なお、コの字状とは、凹みを形成するそれぞれの角が直角である必要はなく、それぞれが緩やかに曲がる、略C字状であってもよい。また、上部と下部とが同じ大きさである必要はなく、上下を繋ぐ連結部材は鉛直方向から傾いた斜め方向を向いたものでもよい。
また、断面がコの字状となるのは、鉛直方向の断面のうち、この吊り天秤を用いてコークス炉のガイド車を吊り上げる際に、コークス炉の炭化室の並びと平行となる断面でよい。
即ち、本発明は以下の[1]〜[8]を要旨とする。
[1] 天秤本体の下部に吊荷を多点吊りするための油圧シリンダを有するワイヤーを1つ以上具備し、且つ天秤本体の上部にクレーンと繋ぐための油圧シリンダ付きワイヤーを複数具備する吊り天秤であって、
前記天秤本体の上部を構成する上部材と、前記天秤本体の下部を構成する1以上の部材とが、連結部材で連結され、水平方向一方の端部側が開放されたコの字状の鉛直断面を有する吊り天秤。
[2] 天秤本体の下部に吊荷を多点吊りするための油圧シリンダを有するワイヤーを1つ以上具備し、且つ天秤本体の上部にクレーンと繋ぐための油圧シリンダ付きワイヤーを複数具備する吊り天秤であって、
前記天秤本体の上部を構成する上部材と、前記天秤本体の下部を構成する1以上の部材とが、前記上部材の一方の端部側に設けた連結部材で連結され、他方の端部側が開放されたコの字状の鉛直断面を有する吊り天秤。
[3] 上記油圧シリンダが、それぞれ独立して伸縮可能であり、上記天秤本体の上部の油圧シリンダが、上記吊り天秤本体の水平姿勢を維持する機能を有し、かつ、上記天秤本体の下部の油圧シリンダが吊荷を吊り上げる機能を有することを特徴とする、[1]又は[2]に記載の吊り天秤。
[4] 上記天秤本体の下部が、水平方向に延びる二本の腕材からなり、それぞれの対応する一方の端部に設けた縦柱材で上記上部材と連結している、[1]乃至[3]のいずれか一つに記載の吊り天秤。
[5] 上記連結部材が、鉛直方向を向いた縦柱材と、鉛直方向から傾いた1本又は複数本の斜め柱材とからなる、[1]乃至[4]のいずれか一つに記載の吊り天秤。
[6] 上記天秤本体の上部を構成する上部材が、板状又は枠状であることを特徴とする、[1]乃至[5]のいずれか一つに記載の吊り天秤。
[7] [1]乃至[6]のいずれか一つに記載の吊り天秤を用いた、コークス炉のガイド車の移動方法。
[8] [7]に記載のガイド車の移動方法によりガイド車を移動させることを特徴とする、ガイド車の交換方法。
この発明にかかる吊り天秤を用いると、吊荷の上部に障害物があり、かつ吊荷と障害物との上下間隔が狭くても吊荷を吊り上げ、移動することが可能となる。また、本発明の吊り天秤により、コークス炉のガイド車をクレーンで容易に吊り上げ、移動することができる。これにより、コークス炉用ガイド車の速やかな更新ができる。
この発明の第一の実施形態にかかる吊り天秤の全体図 この発明の第二の実施形態にかかる吊り天秤の全体図 この発明の第三の実施形態にかかる吊り天秤の全体図 この発明の第四の実施形態にかかる吊り天秤の全体図 (a)この発明を実施する室炉式コークス炉及び押出機の俯瞰図、(b)(a)の横方向断面図 ガイド車の俯瞰図 コークス炉、クレーン及び吊り天秤との関係を示す概略図 (a)第一の実施形態にかかる吊り天秤を用いた図7のコークス炉端部近傍の拡大図、(b)(a)の右側から見た図 第二の実施形態にかかる吊り天秤を用いたコークス炉端部近傍の斜視拡大図 第三の実施形態にかかる吊り天秤を用いたコークス炉端部近傍の斜視拡大図 第四の実施形態にかかる吊り天秤を用いたコークス炉端部近傍の斜視拡大図
以下、この発明の実施形態について添付図面を用いて詳細に説明する。
図1は、この発明にかかる吊り天秤の第一の実施形態を示す。吊り天秤本体21は、上部板材22と下部板材23とが、一方の端部に設けた連結部材である側面板材24で連結されている。上部板材22及び下部板材23はいずれも矩形板状である。
上部板材22の四隅には、それぞれワイヤー26が取り付けられており、それぞれのワイヤー26の他方の端部は上部板材22の上方で束ねられ、この吊り天秤を吊るクレーン31(後述する。)に繋がっている。それぞれのワイヤー26の一方の端部、すなわち上部板材22と接する箇所には油圧シリンダ27が設けてあり、それぞれの油圧シリンダ27が独立に伸縮可能である。吊り天秤本体21は一方の端部にのみ側面板材24が設けられているために重心が中央からずれており、姿勢が傾きやすいが、この上部板材22に設けた油圧シリンダ27を個々に伸縮させ、調整することにより、吊り天秤本体21の傾きを調整し、水平姿勢を保つことができる。
また、下部板材23の四隅にも、それぞれワイヤー28が取り付けられている。それぞれのワイヤー28の他方の端部には油圧シリンダ29が設けられており、その油圧シリンダ29は吊荷に繋がっている。それぞれの油圧シリンダ29は独立に長さを調整可能である。この油圧シリンダ29を作動させ、縮めることで吊荷を地面から吊り上げることができる。また、この油圧シリンダ29の長さを個々に調整することにより、吊り上げた吊荷の姿勢を調整し、水平を保つことができる。
上記の油圧シリンダ27,29を調整する際には、吊り天秤の水平姿勢や吊荷の吊り上げ状態を確認しながら、作業員が吊り天秤付近で操作することで、その伸縮が制御される。
なお、この第一の実施形態においては、上部板材22及び下部板材23が板状でなくてもよく、矩形の枠状であってもよい。また、上部板材22と下部板材23との大きさは同一であると好ましいが、重心の水平位置が同じであれば大きさが違っていても実施上問題はない。この場合、側面板材24は鉛直方向に対して斜めを向いたものとなる。ただし、強度の点から、上部板材22と下部板材23とが同一の形状で同一の大きさであると好ましく、かつ、その上部板材22及び下部板材23のそれぞれの一方の端部に、それぞれの板材に対して垂直である側面板材24が取り付けられていると最も好ましい。
図2は、この発明にかかる吊り天秤の第二の実施形態を示す。
この実施形態にかかる吊り天秤本体71は、矩形状の板材である上部板材72の対になる端部近傍に、それぞれ、コの字材73を取り付けたものである。このコの字材73は、平行に設けた上部腕材74と下部腕材76との一端を、連結部材である縦柱材75で連結したものである。上部腕材74が上部板材72に取り付けられ、縦柱材75が上部腕材74から下方に延び、その下端から直角に折れ曲がって水平方向に下部腕材76が延びている。二つのコの字材73の、下部腕材76が、上記の第一の実施形態における下部板材23の役割を果たす。すなわち、それぞれの下部腕材76の両端部下側に、下方へ延びるワイヤー28が取り付けてある。ワイヤー28のもう一方の端部には油圧シリンダ29が設けてあり、この油圧シリンダ29を独立に、又は一斉に伸縮させて、吊荷を引き上げることができる。また、上部腕材74に取り付けるワイヤー26の一方の端部は上部腕材74の上方で束ねられ、クレーン31に繋がっている。それぞれのワイヤー26の他方の端部には油圧シリンダ27を設けており、それぞれの油圧シリンダ27が独立に伸縮可能であり、吊り天秤本体71を水平にする姿勢制御を行う。なお、ワイヤー26を取り付ける箇所は上部腕材74に限定されるものではなく、上部板材72でもよい。
なお、上記の第二の実施形態において、上部腕材74を設けず、縦柱材75の上端を上部板材72に連結するものとした実施形態でもよい。この場合、上部板材72と縦柱材75と下部腕材76とで、鉛直断面コの字状となる。
図3は、この発明にかかる吊り天秤の第三の実施形態を示す。
この実施形態にかかる吊り天秤本体71’は、上記の第二の実施形態の応用形態であり、違いは以下の通りである。
下部腕材76’はコの字状部の開放端と反対方向に延長して、上記の下部腕材76に比して長さを二倍程度としている。また、上部腕材74の縦柱材75と接合した一端と、上記の下部腕材76’の延長された端部とを連結する、鉛直方向から斜めに傾いた斜め柱材80を有する。これらの上部腕材74、縦柱材75、下部腕材76’、及び斜め柱材80で、変形コの字材81を形成し、これと上部板材72とで吊り天秤本体71’を構成する。
すなわち、変形コの字材81の形状の概略としては、コの字の右側に、斜辺が右上を向くように直角二等辺三角形を取り付けたような形状をしている。ただし、下部腕材76’の延長部材と縦柱材75と斜め柱材80とは二等辺三角形でなくてもよく、縦柱材75よりも下部腕材76’の延長部分が長くなってもよいし、その逆でもよい。
下部腕材76’の下側には、両端とほぼ中央との三箇所に、下方へ延びるワイヤー28が取り付けてあり、それぞれのワイヤー28の下方端部には油圧シリンダ29が設けてある。これにより、ワイヤー28及び油圧シリンダ29が合計で六カ所設けられ、かつ、図3における右手前側に幅広となったことで、後述するガイド車の幅に対応して、第二の実施形態よりもバランスよくガイド車を吊り上げることができるようになる。これについては後述する。
図4は、この発明にかかる吊り天秤の第四の実施形態を示す。
この実施形態にかかる吊り天秤本体71”は、上記の第二の実施形態の応用形態であり、違いは以下の通りである。
上部腕材74”はコの字状部の開放端と反対方向に延長して、上記の上部腕材74に比して長さを約二倍としている。この上部腕材74”、縦柱材75、及び下部腕材76とで逆ユの字材82を形成し、これと上部板材72とで吊り天秤本体71”を構成する。
この上部腕材74”の、延長した先端部の下側に、下方へ延びるワイヤー28’が取り付けてある。このワイヤー28’は、吊荷の高さに合った長さで良く、ワイヤー28と長さを合わせる必要は無い。
一方、上部腕材74”の上側には、延長した側と反対側の端部と、延長した部分のうちの中点近傍との二箇所に、クレーン31に繋げるワイヤー26を取り付けてあり、ワイヤー26の上部腕材74”側端部にはそれぞれ油圧シリンダ27が設けてある。ワイヤー26のうちの一対の取り付け位置が、延長した側の端部で無いのは、ガイド車自体に比べるとフード67が軽く、重心がガイド車側に寄っているためである。すなわち、延長した側の端部に取り付けると、重心から離れすぎて個々のワイヤー26にかかる負担が大きくなってしまう。そこで、上へ吊るワイヤー26を、上部腕材74”の延長した先端部分ではなく、より重心に近い延長部分の中点付近に取り付けることで、個々のワイヤー26にかかる負担を軽減している。
上記の第一から第四の実施形態のいずれにおいても、ワイヤー26及びワイヤー28、28’の本数は、必ずしも図1〜4に記載のような本数である必要はなく、吊荷と荷重との間での姿勢制御や、天秤全体の姿勢制御ができるのであれば、必要に応じてそのワイヤーの数を増やしても減らしてもよい。
上記のそれぞれのワイヤー26、28,28’の全てについて油圧シリンダ27,29を設けてある必要は無いが、全てに取り付けられていると、吊り天秤の柔軟かつ正確に水平姿勢を保つことができるので好ましい。特に、後述するコークス炉に用いる場合、ガイド車61と集塵ダクト62との間隔は十分な余裕がなく、その間に下部板材23又は下部腕材76、76’を正確に挿入する必要があり、できるだけ水平を保って作業することが望ましいからである。また、それぞれのワイヤーに異なる荷重がかかるため、ワイヤーの伸びしろを調整する役目もある。
さらに、第一の実施形態における、上部板材22、下部板材23、及び側面板材24、並びに、第二から第四の実施形態における上部板材72、上部腕材74、74”、下部腕材76、76’、縦柱材75、及び斜め柱材80(以下、これらをまとめて「本体構成材」という。)の材質は、それぞれが同じ材質であってもよいし、異なった材質であってもよい。吊荷の荷重に耐えられる材質であれば特に制限されない。
また、上記本体構成材は、吊荷の体重によりたわみや折損が発生しやすいので、十分に強度がある材質を用いることが好ましい。また、これらの部材の他に、吊荷を吊り上げた際に応力が発生しやすい箇所に補強部材を取り付けても良い。
また、上記本体構成材の厚さは及び太さは、同じであっても異なっていても良い。また、下部板材23及び下部腕材76、76’の厚みは、障害物(例えば、トロリー線60や集塵ダクト62)と吊荷(例えば、ガイド車61)との隙間に、これらの下部板材23及び下部腕材76、76’が入ることが出来、かつ、吊荷を持ち上げても下部板材23及び下部腕材76、76’が隙間内でたわむ範囲で調整するとよい。
さらに、上記本体構成材の大きさは特に限定されないが、吊荷や吊荷の上部にある障害物の大きさによって、適切な大きさを選定すればよい。特に、鉛直断面コの字状の吊り天秤の凹み部分に障害物を挟むように使用する際には、吊り天秤と障害物とが接触しないように上記本体構成材の大きさは長さを調整するのがよい。
本発明にかかる吊り天秤は、鉛直断面コの字状の吊り天秤であるが、凹みを形成するそれぞれの角度が直角である必要はなく、それぞれが緩やかに曲がる略C字状であってもよい。また、第一の実施形態における上部板材22と下部板材23とを連結する側面板材24、及び第二、第四の実施形態における上部腕材74、74”と下部腕材76とを連結する縦柱材75は、吊荷を吊り上げることができる範囲で、鉛直方向に対して斜めに傾いていてもよい。さらに、第三の実施形態における斜め柱材80の傾きはある程度任意に調整してよい。ただし、斜め柱材80の下端が、延長された下部腕材76’の端部と接していることが強度上望ましい。このため、斜め柱材80の傾きは事実上下部腕材76’の長さに依存するものとなる。さらにまた、縦柱材75は一本ではなく、間隔をおいて設けられた複数本からなるものでもよい。同様に、斜め柱材80が複数本からなるものでもよい。この場合、下部腕材76’の端部と接合するものの他に、縦柱材75との間に一本又は複数本の斜めの柱が並ぶこととなる。
次に、図5乃至図8を用いて、上記の第一の実施形態にかかる吊り天秤を用いてクレーン31によりコークス炉41で用いるガイド車61を引き上げる際の手順を示す。
まず、コークス炉について説明する。図5(a)は、コークス炉41の上方向から見た概念図であり、図5(b)は横方向から見た概念図である。
コークス炉41は、個々に分けられた複数列の炭化室42が平行に並んだ構造をしており、それぞれの炭化室42の両端部には炉蓋(図示せず。)が設けられてある。それぞれの炭化室42の上方には、石炭装入口44が炭化室42に沿って並んでおり、この石炭装入口44を通して、上方から石炭が供給される。また、それぞれの炭化室42の間には、燃焼室が設けられており、ここで燃焼した熱を行き渡らせて、隣接する炭化室42全体を加熱することができる。
これらの炭化室42の、一方の端部には、内部で発生したガスを回収する上昇管48が設けてある。この上昇管48がある側の端部に隣接して、通常、押出機51が設けられている。この押出機51は、炭化室42の並ぶ押出口の上記炉蓋に沿って設けられたレール52上を水平移動可能であり、この押出機51が備えるラム53、及びレベラバー54を、目的とする炭化室42に対して水平位置を合わせて押出口の上記炉蓋を開けて挿入することができるものである。
ラム53及びレベラバー54によって排出口から押し出されたコークスは、反対側の端部に接したガイド車61を介して、下方に待機している消火車63に載せられ、消冷塔(図示せず。)へ搬出されて冷却する。この搬出を行う炭化室42の全てにガイドを取り付けることは現実的ではなく、搬出を行う際にその炭化室42の端部にガイド車61と消火車63を移動させる。このガイド車61と消火車63をそれぞれ上記炉蓋に沿って移動させるためのガイド車用レール64と消火車用レール65が設けられている。ガイド車用レール64は、炭化室42の床面から0.5〜1m低い高さに、排出口の上記炉蓋に隣接して設けてある。一方、消火車用レール65は、ガイド車61内を水平移動した後に下方へ落とされたコークスを消火車63で受け止めるためのものであるので、ガイド車用レール64と並行しつつ、ガイド車用レール64の下方に設けてある。また、通常、ガイド車61から生じる塵を集める集塵ダクト62が、排出口の上記炉蓋の上方に設けてあり、ガイド車61の上部で塵を集められるように、端部からせり出してガイド車61の上方を覆う形となっている。さらに、集塵ダクト62と平行して、電源を供給するためのトロリー線60が設けてある。
図6にガイド車61の斜視図を示す。中央部分はコークスを受けて下方に落とす際に生じる粉塵や熱風を拡散させないようにするためのフード67で覆われている。図示しないが、フード67の内部にはコークスを案内するための格子があり、この格子の下には、ガイド車61全体を支える梁状材であるサドル68が、ガイド車用レール64方向に延びている。サドル68のフード67の下からはみ出た両端部分は一旦上に折れ曲がった後、中央部分よりもやや高い位置で水平に延びている。この両端部分の下に、ガイド車61をガイド車用レール64に沿って移動可能とするための車輪70が設けてある。水平方向から見るとサドル68の中央部分の上にフード67が被さり、フード67の裾の両横にサドル68の両端が延び、その下に取り付けた車輪70が見えるようになっている。また、ガイド車61のレール方向両端には、ガイド車61を運転、制御するための運転室77が設けてあり、この運転室77の真下に車輪70が位置する。図ではこの運転室77は三階層からなるものを示しているが、階層数は特に限定されるものではない。運転室77の底部には、端部に上記の油圧シリンダ29付きワイヤー28を取り付けることが可能な運転室床材78が設けてある。さらに、上記の集塵ダクト62に繋げるための集塵コネクタ66が、中央部分上部に突出して設けてある。
図7は、コークス炉41、クレーン31、及び作業時の実施形態にかかる吊り天秤との関係を示す。なお、図7では第二の実施形態に係る吊り天秤本体71を記載しているが、第一の実施形態に係る吊り天秤本体21や、第三の実施形態に係る吊り天秤本体71’、第四の実施形態にかかる吊り天秤本体71”であってもよい。ただし吊り天秤本体21の場合、集塵コネクタ66を取り外すことになる。図8(a)及び(b)は第一の実施形態にかかる吊り天秤を用いた際の拡大図を示す。また、図9は第二の実施形態、図10は第三の実施形態、図11は第四の実施形態にかかる吊り天秤を用いてガイド車を吊り上げる場合のガイド車周辺の斜視図である。
なお、図10及び図11で、フード67の先端部分の下にあるガイド車用レール64’は、第三軌条と呼ばれる補助レールであり、主にフード67の重量を支えるために設けるものである。これは吊り天秤71’、71”の形状と直接に関係するものではなく、必ずしも必要ではないが、フード67側に大きな重量がかかる場合には、敷設することで安定性を高めることができる。すなわち、第一、第二の実施形態にかかる吊り天秤を用いるガイド車61がガイド車用レール64’用のサドル68’と車輪70’を有する場合もある。
この発明にかかる吊り天秤(21、71、71’又は71”。以下、まとめて「21又は71」と略記する。)は、上記のコークスを排出する側の端部に設けられたトロリー線60及び集塵ダクト62との接触を回避して、上方からクレーン31によりガイド車61を吊り上げるのに用いる。トロリー線60は電源を供給するために、集塵ダクト62はコークス炉41内で生じる塵を集めるためにガイド車61の上方に設けてあるので、これらを吊り天秤本体(21又は71)の上部材(22、72,74)と下部材(23、76)との凹部分の間に収めることで、クレーン31のワイヤーがトロリー線60や集塵ダクト62に接触せずに、吊荷であるガイド車61を吊り上げることができる。なお、第一の実施形態の場合は下部板材23と干渉するため集塵コネクタ66を取り外す必要があるが、第二から第四の実施形態にかかる吊り天秤本体71は、下部側が板材や枠材ではなく、両端に下部腕材76が取り付けてあるだけで、中央部分が下方に向かっても開放されているため、下部腕材76の間に集塵コネクタ66が収まるので、集塵コネクタ66を取り外す必要がない。ただしそのために、第二から第四の実施形態では二つの下部腕材76間の距離を、少なくともガイド車61の上方にある集塵コネクタのレール方向長さよりも長くしておくとよい。
本発明にかかる吊り天秤の上部材(上部板材22,上部板材72、又は上部腕材74、74”)をワイヤーでクレーン31のフック32に繋ぎ、吊り天秤本体(21又は71)を移動させる。その際、集塵ダクト62とガイド車61との上下方向の隙間に、吊り天秤の下部材(下部板材23又は下部腕材76、76’)が入るようにする。また、前記上部材に備えられた油圧シリンダ27を伸縮させることで、前記吊り天秤本体の水平姿勢を保つ。前記下部材が集塵ダクト62とガイド車61との上下方向の隙間に入った後、前記下部材に油圧シリンダ29を有するワイヤー28を必要数だけ繋ぎ、その油圧シリンダをガイド車61の運転室床材78に取り付ける。図8は、この運転室床材78に油圧シリンダ29を取り付けた例である。この、取り付ける位置は、図8(a)(b)に示すように、運転室床材78のレール方向と垂直な方向側の端部でもよいし、レールに平行な方向の端部でもよい。あるいは、サドル68の中央部分とガイド車用レール64との間に、ガイド車61を支えうる強度の板材69を入れて、この板材69と油圧シリンダ29を繋いでもよい。図9〜11は、この板材69に油圧シリンダ29を取り付けた例である。このうち、第三及び第四の実施形態にかかる図10及び図11では、図中手前に突き出た板材69のほぼ真上からワイヤー28(28’)が降ろされているため、斜めに張られたワイヤー28だけで板材69に繋がっている第二の実施形態よりも、バランスよくガイド車を吊り上げることができ、油圧シリンダ29にかかる負荷も小さいものとなる。
また、第三及び第四の実施形態にかかる図10及び図11では、板材69に二本の油圧シリンダ29を繋ぐとともに、中間のワイヤー28と炉側のワイヤー28とに繋がる油圧シリンダ29を運転室床材78に繋げることで、それぞれのワイヤー28が鉛直方向に近い傾きとなるため、ワイヤー28及び油圧シリンダ29にかかる負荷を軽減することができる。
ところで、上記下部材が具備するワイヤー28の上方端は、直接に吊り天秤本体(21又は71)の下部材に固定してもよいが、吊り天秤本体の下部に固定具ではなく滑車30を設け、上記下部材がこの滑車30に引っ掛けるようにしてワイヤー28を具備するようにしてもよい。この場合、ワイヤー28の上方端は、滑車30を介した上で、ガイド車61の上部に設けたワイヤ固定具79に固定される。このとき、炉側の油圧シリンダ29に繋がるワイヤー28は、炉と反対側に設けたワイヤ固定具79に固定し、炉と反対側の油圧シリンダ29に繋がるワイヤー28は、炉側に設けたワイヤ固定具79に固定するようにすると、シリンダーストロークやワイヤーの伸びを調整できるので好ましい。この場合、ワイヤー28同士が、ガイド車61の上方でクロスすることとなる。図8(a)はこのようにワイヤー28をクロスさせた例である。
運転室床材78又は板材69と油圧シリンダ29を繋いだことを確認し、ワイヤー28の上方端が吊り天秤本体(21又は71)、又はガイド車61の上方にあるワイヤ固定具79に固定されたことを確認した後、油圧シリンダ29を作動させて縮め、ガイド車61の車輪をガイド車用レール64から上に外し、ガイド車用レール64からガイド車61を吊り上げる。その状態のまま、クレーン31でガイド車61を集塵ダクト62の下から水平移動させ、保管場所又は修理場所へ持っていき、降ろす。
上記の手順の際に、上記の吊り天秤本体の上部材と下部材との間に、従来は障害物となっていた集塵ダクト62や、それと平行に延びるトロリー線60のせり出した部分が収まるので、吊り天秤本体を集塵ダクト62及びトロリー線60の下にあるガイド車61の真上に配置させることができる。このとき、吊り天秤本体だけでなく、それに取り付けられたワイヤー26,28も、集塵ダクト62やトロリー線60と接触せずに済む。そして、クレーンを動かして引き上げるのではなく、下部材の下方に設けた油圧シリンダ29のみを動かすことで、吊り天秤自体を上下移動させることなく、ガイド車61を吊り上げることができる。ガイド車用レール64から浮かせてしまえば、クレーンにより水平移動させることができ、一旦ガイド車61がトロリー線60や集塵ダクト62の下方から外れてしまえば、クレーンの吊り上げによる上方向への移動も自在に可能となる。
このガイド車61を補修する場合は、クレーン31により作業環境のよい補修場所へ移して、一旦ガイド車61をワイヤー28から離して補修作業を行う。補修作業完了後は再びガイド車61にワイヤー28を取り付ける。一方、このガイド車61を新たなガイド車61と交換する場合は、古いガイド車61を一旦保管場所に降ろして、上記下部材に取り付けたワイヤー28をガイド車61から取り外す。それから、取り外したワイヤー28を、予め用意しておいた新しいガイド車61に取り付ける。
いずれの場合も、ワイヤー28をガイド車61に取り付けた後、油圧シリンダ29を作動させてこのガイド車61を吊り上げ、クレーン31を動かしてコークス炉41の隣まで移動させる。このとき、上記と同様に吊り天秤本体(21又は71)の上記上部材と上記下部材との間に、集塵ダクト62のせり出した部分が収まるようにして、吊り下げているガイド車61をトロリー線60や集塵ダクト62の下に配置させ、ガイド車用レール64上へ降ろし、交換、補修作業を完了する。
21 吊り天秤本体
22 上部板材
23 下部板材
24 側面板材
26、28,28’ ワイヤー
27、29 油圧シリンダ
30 滑車
31 クレーン
32 フック
41 コークス炉
42 炭化室
44 石炭装入口
48 上昇管
51 押出機
52 レール
53 ラム
54 レベラバー
56 座張り部
60 トロリー線
61 ガイド車
62 集塵ダクト
63 消火車
64,64’ ガイド車用レール
65 消火車用レール
66 集塵コネクタ
67 フード
68,68’ サドル
69 板材
70,70’ 車輪
71,71’,71” 吊り天秤本体
72 上部板材
73 コの字材
74,74” 上部腕材
75 縦柱材
76,76’ 下部腕材
77 運転室
78 運転室床材
79 ワイヤ固定具
80 斜め柱材
81 変形コの字材
82 逆ユの字材

Claims (7)

  1. 吊り天秤を用いたコークス炉のガイド車の移動方法であって、
    この吊り天秤として、吊り天秤本体の下部に前記ガイド車を多点吊りするための油圧シリンダを有するワイヤーを1つ以上具備し、且つ天秤本体の上部にクレーンと繋ぐための油圧シリンダ付きワイヤーを複数具備し、
    前記天秤本体の上部を構成する上部材と、前記天秤本体の下部を構成する1以上の部材とが、連結部材で連結され、水平方向一方の端部側が開放されたコの字状の鉛直断面を有する吊り天秤を用いることを特徴とするコークス炉のガイド車の移動方法。
  2. 吊り天秤を用いたコークス炉のガイド車の移動方法であって、
    この吊り天秤として、天秤本体の下部に前記ガイド車を多点吊りするための油圧シリンダを有するワイヤーを1つ以上具備し、且つ天秤本体の上部にクレーンと繋ぐための油圧シリンダ付きワイヤーを複数具備し、
    前記天秤本体の上部を構成する上部材と、前記天秤本体の下部を構成する1以上の部材とが、前記上部材の一方の端部側に設けた連結部材で連結され、他方の端部側が開放されたコの字状の鉛直断面を有する吊り天秤を用いることを特徴とするコークス炉のガイド車の移動方法。
  3. 上記油圧シリンダが、それぞれ独立して伸縮可能であり、上記天秤本体の上部の油圧シリンダが、上記吊り天秤本体の水平姿勢を維持する機能を有し、かつ、上記天秤本体の下部の油圧シリンダが上記ガイド車を吊り上げる機能を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のコークス炉のガイド車の移動方法。
  4. 上記天秤本体の下部が、水平方向に延びる二本の腕材からなり、それぞれの対応する一方の端部に設けた縦柱材で上記上部材と連結している、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコークス炉のガイド車の移動方法。
  5. 上記連結部材が、鉛直方向を向いた縦柱材と、鉛直方向から傾いた1本又は複数本の斜め柱材とからなる請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコークス炉のガイド車の移動方法。
  6. 上記天秤本体の上部を構成する上部材が、板状又は枠状であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコークス炉のガイド車の移動方法。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のガイド車の移動方法によりガイド車を移動させることを特徴とする、ガイド車の交換方法。
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