JP5539862B2 - 真空遮断器 - Google Patents

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Description

本出願は、米国特許出願番号第11/758、136号(「真空漏電遮断器」、出願日2007年6月5日)と、米国特許出願番号第11/881、952号(「真空遮断器の接点裏板(Contact Backing for a Vacuum Interrupter)」、出願日2007年7月30日)と、を基礎出願とする出願である。上述の基礎出願に開示された事項は全て、本参照によって、本明細書に取り入れられる。
本発明は、真空遮断器、例えば軸方向磁場真空遮断器、に関する。
真空漏電遮断器の実施形態の、閉じた位置における断面側面図である。 図1の真空漏電遮断器の実施形態の、開いた位置における断面側面図である。 真空漏電遮断器の他の実施形態の、閉じた位置における断面側面図である。 図3の真空漏電遮断器の実施形態の、開いた位置における断面側面図である。 真空漏電遮断器の別の実施形態の、閉じた位置における断面側面図である。 図5の真空漏電遮断器の実施形態の、開いた位置における断面側面図である。 真空漏電遮断器の更に別の実施形態の、閉じた位置における断面側面図である。 図7の真空漏電遮断器の実施形態の、開いた位置における断面側面図である。 図7と図8の真空漏電遮断器の実施形態を利用する電力システムの、実施形態を示すブロック図である。 図7と図8の真空漏電遮断器の実施形態を利用する電力システムの、実施形態を示すブロック図である。
典型的な実施形態に対する以下の説明は、添付図を参照しており、添付図中の類似の要素は、類似の数字によって示されている。
図1と図2とは、真空漏電遮断器100の実施形態の断面側面図である。真空漏電遮断器100は、内部に収容される構成要素に関して真空シールを完全に維持するように設計された、真空容器130を含む。空気は、真空容器130から除去され、後には高真空部117が残り、高真空部117は、高電圧に耐え、望ましい電流遮断能力を発揮する。真空容器130は、セラミック材料から成り、普通、円筒形の形状を有する、絶縁体115を備える。例えば、セラミック材料は、酸化アルミニウム等のアルミニウムを含む材料とすることができる。真空容器130内の可動電極構造122は、静止側の電極構造124の方へ向かって、また、静止側の電極構造124から離れるように、作動可能であり、それによって真空漏電遮断器100を通って電流を流し、また、電流を遮断する。真空容器130内のベローズ118は、可動電極構造122が、静止側の電極構造124の方へ向かって、又は、静止側の電極構造124から離れるように動く間、真空容器130の真空を完全に維持するようにされた、渦巻状の、柔軟な材料を含む。可動電極構造122の、静止側の電極構造124の方へ向かって、又は、静止側の電極構造124から離れるように動く動きは、以下で更に詳細に論じられる。
静止側の電極構造124は、電気接点101と管状コイル導体105とを含み、管状コイル導体105には、スリット138が機械加工されている。電気接点101と管状コイル導体105とは、構造支持ロッド109で、機械的に強化されている。例えば、管状コイル導体105は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができ、構造支持ロッド109は、ステンレス鋼又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。外部伝導ロッド107は、構造支持ロッド109に、そして、導体ディスク120と121に、取り付けられている。例えば、伝導ロッド107は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。構造支持ロッド109又は伝導ロッド107は、一つ以上のねじを備えることができ、真空漏電遮断器100を通して電流を流すか又は真空漏電遮断器100を開閉するために必要な、電気的又は機械的な接続をすることができる。
可動電極構造122は、電気接点102と、導体ディスク123と、スリット144が機械加工されている管状コイル導体106と、を含む。例えば、管状コイル導体106は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。導体ディスク123は、電気接点102が、静止側の電極構造124の電気接点101と接触したり非接触となるように動けるように、ベローズ118と管状コイル導体106とに取り付けられる。電気接点101と102との各々は、銅、クロム、又は他の適当な材料製とすることができる。例えば、電気接点101と102との各々は、70%の銅と30%のクロムとから成る組成、又は35%の銅と65%のクロムとから成る組成、を備えることができる。
可動電極構造122は、構造支持ロッド110によって、機械的に強化されており、構造支持ロッド110は、真空容器130から延び、可動ロッド108に取り付けられている。例えば、構造支持ロッド110は、ステンレス鋼又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができ、可動ロッド108は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。可動ロッド108と支持ロッド110とは、真空漏電遮断器100と外回路(図示せず)との間の、伝導性の外部接点として作動し、また、真空漏電遮断器の作動のための機械式接点として作動する。構造支持ロッド110又は伝導ロッド108は、一つ以上のねじ、例えばねじ119、を含むことができ、真空漏電遮断器100を通して電流を流すか又は真空漏電遮断器100を開閉するのに必要な、電気的又は機械的な接続を行う。
絶縁体115の両端部の真空シールは、金属製のエンドキャップ111と112とを備え、金属製のエンドキャップ111と112とは、ジョイント部125、126で、絶縁体115の上の金属被覆された表面に、ロウ付けされている。エンドキャップ111に沿って、エンドシールド113が、真空漏電遮断器100の真空の完全性を保護する。エンドキャップ111とエンドシールド113とは、導体ディスク120と121との間に取り付けられている。同様に、エンドシールド114は、ベローズ118とエンドキャップ112との間に配置されている。
真空漏電遮断器100が閉じた位置にある場合は、図1に示すように、電流は、例えば、静止側の電極構造124の管状コイル導体105と、静止側の電極構造124の電気接点101と、可動電極構造122の電気接点102とから、可動電極構造122の管状コイル導体106に、流れることができ、すなわち、電気接点101と102とに関して、電流は、管状コイル導体105と管状コイル導体106の各々のスリット138と144の端部から、まっすぐに流れることができる。管状コイル導体105のスリット138は、電流が電気接点101に入る前に円周の経路に強制的に流入するように、形成されている。同様に、管状コイル導体106のスリット144は、電流が可動ロッド108を通って真空漏電遮断器100から出る前に電気接点102から出て円周の経路に強制的に流入するように、形成されている。本発明の開示から利益を受ける当業者であれば、電流の流れが逆転可能であることを、理解するであろう。
接点裏板103は、電気接点101と静止側の電極構造124の管状コイル導体105との間に配置されている。同様に、接点裏板104は、電気接点102と可動電極構造122の管状コイル導体106との間に配置されている。接点裏板103と104の各々は、銅、ステンレス鋼や他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。接点裏板103と104と、管状コイル導体105と106のスリット138と144とは、電極構造122と124、電気接点101と102と絶縁体115(以下に、「軸の磁場」)の、共通の長手方向軸と平行な、磁場をつくるのに用いられることができる。
真空漏電遮断器100が開いた位置にある場合、言い換えると、電気接点101と102が切り離された場合、図2に示すように、電流が次にゼロ(以下で、「ゼロ交差」又は「電流ゼロ」という)になるまで、電気接点101と102はアークを発生する。一般的に、60HzのAC電流は、1秒間に120回、ゼロと交差する。接点裏板103と104と、管状コイル導体105と106のスリット138と144と、によって発生する軸方向磁場は、電気接点101と102との間の電気アークを制御することができる。例えば、軸方向磁場は、電気接点101と102との間で、広がったアークを発生することができる。
アークは、金属蒸気から成り、普通「プラズマ」と呼ばれており、プラズマは、各電気接点101、102の表面が沸騰して蒸発したものである。各電気接点101、102からの金属蒸気の大部分は、他方の電気接点101、102上に堆積する。残りの蒸気は、真空容器130内に分散する。アークプラズマで満たされる最初の領域は、電気接点101と102からの視線に基づいて、簡単に計算でき、図2の中の符号220で示されている。アークプラズマの第二の領域は、アークプラズマの反射に基づくものと考えられ、小さいものであり、ここでは詳述しない。
中央に配置された金属製シールド116は、伝導性のアークプラズマ220を閉じ込めるようにされており、アークプラズマ220が絶縁体115の表面に堆積するのを防ぐ。同様に、エンドシールド113と114とは、センターシールド116の端部を通過する伝導性のアークプラズマ220を閉じ込めるように構成されている。エンドシールド113と114とは、アークプラズマ220が絶縁体115の特定の表面に堆積するのを防ぐことができ、絶縁器115の両端部のジョイント125と126とを、高い電気的ストレス(電界)から保護することができる。シールド113、114、116の各々は、銅、ステンレス鋼や他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。
真空漏電遮断器100と関連した電力システムの特性に基づいて、電力システムの通常の電圧を上回る相当な電圧(言い換えれば、過渡回復電圧、すなわち「TRV」)が、アークが消滅した後、短時間現れるかもしれない。例えば、38kvの電力システムに対して、TRVは71.7kvに至るピークを持つ可能性があり、95.2kvのピークを持つことさえある。この電圧は、非常に短い時間、すなわち20〜70マイクロ秒のオーダーの時間、現れる可能性がある。真空漏電遮断器100は、この高電圧や、システム電圧をはるかに上回る他の過渡的な電圧に耐えるように、構成される。例えば、38kvの装置に対して、遮断器100は、70kvのACの二乗平均の電圧値、又は、ピークが150kv又は170kvのベーシックインパルスレベル(「BIL」)に耐えるか、又は、70kvのACの二乗平均の電圧値、又は、ピークが150kv又は170kvのベーシックインパルスレベル(「BIL」)のオープン回路を維持するように、構成される。一例であるが、これらの電圧は、電力システム内外のスイッチ要素や、電力システムの停電から、生じることがある。
電気接点101と102の表面101aと102aの上の各隅部、また、接点裏板103と104の裏側103aと104aの上の各隅部は、それぞれ、エンドシールド113と114とセンターシールド116の先端部と同様に、鋭い端部を示し、高い電気的ストレス(電界)を引き起こすことがある。本発明の開示によって利益を受ける当業者は、電気的ストレスが3つの大きな要因によって変わりうることがわかるであろう。すなわち、電圧、距離、サイズである。例えば、接点間の電圧の差が大きいほど、2つの接点の間の電気的ストレスは高い。接点が離れて配置されているほど、2つの接触の間の電気的ストレスは低い。同様に、物体のサイズ(すなわち寸法と形)は、電気的ストレスに影響を及ぼす。一般に、小さな凸部寸法と鋭い半径を有する形状の物体は、高い電気的ストレスを有する。極端に高い電界は、電圧に耐えようとする物体又は他の媒体を損傷させる。
高温の金属蒸気もまた、高電圧に耐える真空漏電遮断器100の能力を低下させる。例えば、熱いアークプラズマ220が、シールド113、114、116のうちの1つの、先端の近くを通過するならば、シールド113、114又は116は、熱くなりすぎて、望ましい電圧の値に耐えられない。電気接点101と102と、シールド113、114と116の先端と、に与えられた熱と電気的ストレスは、電気接点101と102、又は、シールド113、114と116の先端に、更にアークプラズマを放出させる可能性がある。このようなアークは、絶縁体115の内部の表面に金属蒸気を堆積させ、真空漏電遮断器100の耐電圧能力の低下につながる。金属蒸気は、絶縁体115の内部の表面が電気接点101と102の直接の視線上になくても、絶縁体115の内部の表面に堆積する可能性がある。
図3と4は、他の実施形態の真空漏電遮断器300の断面側面図である。シールド要素の若干の違いはさておき、真空漏電遮断器300は、図1と2に関して前述した真空漏電遮断器100と同一である。真空漏電遮断器300と真空漏電遮断器100との間で共通する特徴を示すために、図1−4を通して類似の参照符号が使用されている。図1−2に関して以前詳述したこのような類似の特徴は、従って、以下では詳述しない。
典型的な真空遮断器300において、センターシールド316とエンドシールド313と314の各々は、カールした端部316aと313aと314aと、を備える。カールの曲率半径は、真空漏電遮断器100のシールド113、114と116の先端部で機械加工できる曲率半径よりも、かなり大きい。大きな半径は、シールド313と314と316の端部の電気的ストレスを、低下させ、それによって、真空遮断器300の耐電圧レベルを、真空遮断器100の耐電圧レベルよりも、増加させる。
センターシールド316の端部316aのカール形状は、アークプラズマ420を、センターシールド316の端部を通過することから、部分的にシールドし、従って、センターシールド316の端部を、アークプラズマ420の熱エネルギーから保護する。センターシールド316の端部を熱エネルギーから保護することによって、カール形状は、センターシールド316の端部が壊れたりアークを発生したりする可能性を減少させる。
シールド313と314と316とのカールした端部313aと314aと316aとは、製造コストが高くなり、加工するのが難しく、真空遮断器に含まれる汚染物質を浄化して低レベルにすることが難しくなる可能性がある。一般的に、真空遮断器の、銅とステンレス鋼製の構成要素は、この要求される清浄レベルを達成するために、電解研磨されなければならない。これらが完全なカップ形状をしているので、シールド313と314と316の端部313aと314aと316aのカール部は、電解研磨の間、空気、酸、又は他の汚染物質を、捕捉してしまう可能性がある。捕捉された空気は、シールド313と314と316の清掃を、不十分にする可能性がある。捕捉された酸又は他の汚染物質は、真空遮断器300の、その後の組立体に、持ち込まれる可能性がある。いずれにせよ、捕捉された空気、酸又は他の汚染物質は、真空遮断器300の性能低下を引き起こす可能性がある。この性能低下の可能性は、センターシールド316を、いくつかのきれいにされた部分から組み立てることによって、減らすことができる。しかし、このような組立は、部品総数、複雑さ、及びコストを、上昇させる。
図5と6は、別の実施形態の真空漏電遮断器500の断面側面図である。図1と2に関して前述した真空漏電遮断器100と同様、図5と6の真空漏電遮断器500は、内部に収容される構成要素に関して真空シールを完全に維持するように設計された、真空容器530を含む。空気は、真空容器530から除去され、後には高真空部517が残り、高真空部117は、高電圧に耐え、望ましい電流遮断能力を発揮する。真空容器530は、セラミック材料から成り、普通、円筒形の形状を有する、絶縁体515を備える。例えば、セラミック材料は、酸化アルミニウム等のアルミニウムを含む材料を備えることができる。真空容器530内の可動電極構造522は、静止側の電極構造524の方へ向かって、また、静止側の電極構造524から離れるように、作動可能であり、それによって真空漏電遮断器500を通って電流を流し、また、電流を遮断する。真空容器530内のベローズ518は、可動電極構造522が、静止側の電極構造524の方へ向かって、又は、静止側の電極構造524から離れるように動く間、真空容器530の真空を完全に維持するようにされた、渦巻状の、柔軟な材料を含む。可動電極構造522の、静止側の電極構造524の方へ向かって、又は、静止側の電極構造524から離れるように動く動きは、下で更に詳細に論じられる。
静止側の電極構造524は、電気接点501と管状コイル導体505とを含み、管状コイル導体505には、スリット538が機械加工されている。電気接点501と管状コイル導体505とは、構造支持ロッド509で、機械的に強化されている。例えば、管状コイル導体505は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができ、構造支持ロッド509は、ステンレス鋼又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。外部伝導ロッド507は、構造支持ロッド509に取り付けられている。例えば、伝導ロッド507は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。構造支持ロッド509又は伝導ロッド507は、一つ以上のねじを備えることができ、真空漏電遮断器500を通して電流を流すか又は真空漏電遮断器500を開閉するために必要な、電気的又は機械的な接続をすることができる。
可動電極構造522は、電気接点502と、スリット544が機械加工されている管状コイル導体506と、を含む。例えば、管状コイル導体506は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。導体ディスク523は、電気接点502が、静止側の電極構造524の電気接点501と接触したり非接触となるように動けるように、ベローズ518と管状コイル導体506とに取り付けられる。電気接点501と502との各々は、銅、クロム、又は他の適当な材料製とすることができる。例えば、電気接点501と502との各々は、70%の銅と30%のクロムとから成る組成、又は35%の銅と65%のクロムとから成る組成、を備えることができる。
可動電極構造522は、構造支持ロッド510によって、機械的に強化されており、構造支持ロッド510は、真空容器530から延び、可動ロッド508に取り付けられている。例えば、構造支持ロッド510は、ステンレス鋼又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができ、可動ロッド508は、銅又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。可動ロッド508と支持ロッド510とは、真空漏電遮断器500と外回路(図示せず)との間の、伝導性の外部接点として作動し、また、真空漏電遮断器の作動のための機械式接点として作動する。構造支持ロッド510又は伝導ロッド508は、一つ以上のねじ、例えばねじ519、を含むことができ、真空漏電遮断器500を通して電流を流すか又は真空漏電遮断器500を開閉するのに必要な、電気的又は機械的な接続を行う。
真空漏電遮断器500の管状コイル導体505と506の各々は、図1と2の真空漏電遮断器100の管状コイル導体105と106よりも、そのそれぞれの接触直径に比例して、大きな直径を持つ。例えば、管状コイル導体505と506の各々は、直径を、それぞれ電気接点501と502の直径と、等しくすることができる。管状コイル導体505と506の直径が大きくなれば、管状コイル導体505と506は、図1と2の真空漏電遮断器100の管状コイル導体105と106よりも、銅又は他の材料を、より多く必要とする。従って、直径が大きくなれば、管状コイル導体505と506は、図1と2の真空漏電遮断器100の管状コイル導体105と106よりも、コストがかかることになる。同様に、可動管状コイル導体506の直径が大きくなれば、管状コイル導体506は、可動管状コイル導体106よりも質量が大きくなり、従って、真空漏電遮断器500を所望の操作速度で開閉するのに、真空漏電遮断器100を同じ操作速度で開閉するよりも、大きなアクチュエータ負荷が必要である。
絶縁体515の両端部の真空シールは、金属製のエンドシールド511と512とを備え、金属製のエンドシールド511と512とは、ジョイント部525、526で、絶縁体515の上の金属被覆された表面に、ロウ付けされている。エンドシールド511と512とは、真空漏電遮断器500の真空の完全性を保護する。エンドシールド511は、導体ディスク507と管状コイル導体505との間に取り付けられている。エンドシールド512は、ベローズ518と導体ディスク513との間に配置されている。エンドシールド511と512とは、円形で、真空容器530の空間内に湾曲している。エンドシールド511と512とは、図1の真空漏電遮断器100のエンドキャップ111と112及びエンドシールド113と114のような、エンドキャップとエンドシールドの両方を兼ねた機能をする。
真空漏電遮断器500が閉じた位置にある場合は、図5に示すように、電流は、例えば、静止側の電極構造524の管状コイル導体505と、静止側の電極構造524の電気接点501と、可動電極構造522の電気接点502とから、可動電極構造522の管状コイル導体506に、流れることができ、すなわち、電気接点501と502とに関して、電流は、管状コイル導体505と管状コイル導体506の各々のスリット538と544の端部から、まっすぐに流れることができる。管状コイル導体505のスリット538は、電流が電気接点501に入る前に円周の経路に強制的に流入するように、形成されている。同様に、管状コイル導体506のスリット544は、電流が可動ロッド508を通って真空漏電遮断器500から出る前に電気接点502から出て円周の経路に強制的に流入するように、形成されている。本発明の開示から利益を受ける当業者であれば、電流の流れが逆転可能であることを、理解するであろう。
接点裏板503は、電気接点501と静止側の電極構造524の管状コイル導体505との間に配置されている。同様に、接点裏板504は、電気接点502と可動電極構造522の管状コイル導体506との間に配置されている。接点裏板503と504の各々は、銅、ステンレス鋼や他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。接点裏板503と504と、管状コイル導体505と506のスリット538と544とは、軸方向の磁場をつくるのに用いられることができる。
真空漏電遮断器500が開いた位置にある場合、図6に示すように、電流が次にゼロ交差するまで、電気接点501と502はアークを発生する。接点裏板503と504と、管状コイル導体505と506のスリット538と544と、によって発生する軸方向磁場は、電気接点501と502との間の電気アークを制御することができる。例えば、軸方向磁場は、電気接点501と502との間で、広がったアークを発生することができる。
アークは、金属蒸気から成り、各電気接点501、502の表面が沸騰して蒸発したものである。各電気接点501、502からの金属蒸気の大部分は、他方の電気接点5101、502上に堆積する。残りの蒸気は、真空容器530内に分散する。アークプラズマで満たされる最初の領域は、電気接点501と502からの視線に基づいて、簡単に計算でき、図6の中の符号620で示されている。アークプラズマの第二の領域は、アークプラズマの反射に基づくものと考えられ、小さいものであり、ここでは詳述しない。
中央に配置された金属製シールド516は、伝導性のアークプラズマ620を閉じ込めるようにされており、アークプラズマ620が絶縁体515の表面に堆積するのを防ぐ。エンドシールド511と512とは、センターシールド516の端部を通過する伝導性のアークプラズマ620を閉じ込めるように構成されている。エンドシールド511と512とは、アークプラズマ620が絶縁体515の特定の表面に堆積するのを防ぐことができ、絶縁器515の両端部のジョイント525と526とを、高い電気的ストレス(電界)から保護することができる。シールド511、512、516の各々は、銅、ステンレス鋼や他の適当な材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。
センターシールド516は、図1の真空漏電遮断器100のセンターシールド116よりも厚い規格材料を備え、センターシールド516の端部で、より大きな半径の機械加工をすることができる。センターシールド516の端部の、より大きな半径と、エンドキャップ兼用エンドシールド511と512の、より大きな半径は、真空遮断器500の電気的ストレスを低下させることができ、耐電圧性能を増加させることになる。同様に、管状コイル導体505と506と、電気接点501と502と、接点裏板503と504と、の直径が等しいことは、接点501と502の面501aと502aの隅部の電気的ストレスと、接点501と502及び接点裏板503と504の、外径上の電気的ストレスと、を低下させることができ、従って、耐電圧性能を増加させることになる。電気接点501と502の電気的ストレスを低下させることはまた、アークを低減し、電気接点501と502の接触腐食を低減し、製品の利用可能寿命を長くすることになる。しかし、アークプラズマ620の熱は、センターシールド516及びエンドシールド511と512の先端に、依然として放電やアークを引き起こし、蒸着による絶縁体515の劣化に至る可能性がある。
図7と8は、更に別の実施形態の真空漏電遮断器700の断面側面図である。シールド、接点裏板、管状コイル要素、の若干の違いはさておき、真空漏電遮断器700は、図5と6に関して前述した真空漏電遮断器500と同一である。真空漏電遮断器700と真空漏電遮断器500との間で共通する特徴を示すために、図5−8を通して類似の参照符号が使用されている。図5と6に関して以前詳述したこのような類似の特徴は、従って、以下では詳述しない。
図7と8の真空漏電遮断器700の管状コイル導体705と706の各々は、図5と6の真空漏電遮断器500の接点サイズに関して、管状コイル導体505と506より直径が小さい。例えば、管状コイル導体705と706の各々は、図1と2の真空漏電遮断器100の管状コイル導体105と106のサイズと、類似したサイズを有する。管状コイル導体705と706の、小さな直径は、図5と6の真空漏電遮断器500の管状コイル導体505と506よりも、管状コイル導体705と706のコストを少なくすることができる。同様に、可動電極組立体22と関連した可動管状コイル導体706の、小さな直径は、管状コイル導体706の質量を、可動管状コイル導体506の質量よりも、小さくすることができ、従って、真空漏電遮断器700を所望の操作速度で開閉するのに、真空漏電遮断器500を同じ操作速度で開閉するよりも、アクチュエータの負荷を小さくすることができる。
図1−6の真空漏電遮断器100、300、500の接点裏板103、104、503と504、と同様に、図7−8の真空漏電遮断器700の接点裏板703と704は、可動電極組立体722と静止側の電極組立体724の電気接点501と502の上に、磁場を制御するように構成されている。
接点裏板703と704もまた、電気的ストレスを制御するように構成されている。接点裏板703は、管状コイル導体705の軸と直角に、管状コイル導体705の直径の外へ拡がり、管状コイル導体705の少なくとも一部で外にはみ出る。同様に、接点裏板704は、管状コイル導体706の軸と直角に、管状コイル導体706の直径の外へ拡がり、管状コイル導体706の少なくとも一部で外にはみ出る。この構成は、電気接点501と502の反対側に配置された各接点裏板703、704の隅部が、大きい半径703b、704bと、従って、小さい電気的ストレスと、を持つようにする。この構成はまた、接点501と502の面501aと502aの隅部の電気的ストレスを減少させ、接点裏板703と704の軸長の近接による、接点501と502、及び、接点裏板703と704の、外径の電気的ストレスを減少させることができる。
従って、接点裏板703と704は、電気接点501と502の回復電圧や耐電圧をより高くし、耐食性を高める。これらの特徴は、真空漏電遮断器700を、図1と2の真空漏電遮断器100よりも高い漏電遮断電流レベル又は電圧定格を有するようにする。例えば、漏電遮断電流レベル又は電圧定格の高さは、図5と6の真空漏電遮断器500の漏電遮断電流レベル又は電圧定格と比較すれば、より高いことがわかる。
接点裏板703と704は、ステンレス鋼又は他の適当な材料製の、一つ以上の部品を備えることができる。例えば、接点裏板703と704は、他の真空漏電遮断器接点裏板で使われた他の材料、例えば銅、よりも高い耐電圧を有する材料を、備えることができる。
接点裏板703は、管状コイル導体705の、対応する突出し部705aを受けるようにされた、ノッチ703aを含む。同様に、接点裏板704は、管状コイル導体706の、対応する突出し部706aを受けるようにされた、ノッチ704aを含む。接点裏板の対応する突出し部705a、706aと、電気接点501、502と、の間に配置された、各接点裏板703、704の一部は、各管状導体705、706から各電気接点501と502に流れる電流の抵抗を最小にするためには、十分薄く、また、交流電流が電気接点501と502の上の磁場の制御をすることができるようにするためには、十分厚い、厚みを備えている。
真空漏電遮断器700のセンターシールド716は、2つのフレアー端部716aを備えた2つの「S」字カーブ形状を有する。各端部716aは、絶縁体515から離れて内側に延びる、要素716aaと、絶縁体515の方に外側に延びる、要素716abと、を含む。典型的な実施形態において、要素716aaと716abとは、前述の、図3と図4の真空漏電遮断器300のセンターシールド316のカールした端部316aの各半径に類似した、半径を形成する。別の実施形態において、要素716aaと716abとは、異なるカール半径を有する。これらのカールは、センターシールド716の、電気的ストレスの低減を、助長する。
センターシールド716の先端部716acは、電圧ストレスのストレス源から離れて、センターシールド716の残りの部分の電位とストレスの影の中に配置されている。例えば、先端部716acの各々は、管状コイル導体705と706の長手方向軸に関して、約90度の角度で配置される。或いは、先端部716acは、管状コイル導体705と706の長手方向軸に関して、鋭角又は鈍角に配置される。先端部716acは、アークの間、アークプラズマ820の直接路にはない。従って、先端部716acは、アークプラズマ820から保護され、それによってアークプラズマ820の熱入力に基づく先端部716acの損傷を、低減するか又はなくす。
センターシールド716の端部716aのカールはカップを形成しないので、図3と4の真空漏電遮断器300のセンターシールド316のカールと同様に、センターシールド716は、産業上の既知のプロセスによって簡単に製造でき、清掃が容易である。センターシールド716の利用は、エンドキャップ兼用エンドシールド511、512とともに、真空遮断器700の電気的ストレスを低下させ、高い電圧回復と高い耐電圧レベルを得ることができる。別の実施形態では、例えば図1−4を参照して説明した別のエンドキャップとエンドシールドが、エンドキャップ兼用エンドシールド511と512の代わりに利用することができる。
シールド716、511と512の各々は、銅、ステンレス鋼や他の適当な材料又はこれらを成分に含む材料製の、一つ以上の部品を含むことができる。例えば、別の実施形態では、シールド716は、相互に直接結び付けられた2つの金属部品を含むことができ、2つの金属部品のうち一方又は両方に突出し部739を形成することができ、突出し部739は、絶縁体515の対応するノッチ740に係合するようにされている。別の手段で絶縁体515にシールド716を固定又は配置してもよいし、又は、真空遮断器700の真空容器730内にシールド716を固定又は配置してもよい。例えば、シールド716は、絶縁体515の対応する突出し部を受容するノッチを含むことができる。説明を簡単にするために、以下では、シールド716と絶縁体515とが結合された場所は、「結合点」738という。
シールド716の2つの要素716adは、結合点738の両側に配置されている。シールド716の要素716aaは、要素716adと要素716abとの間に配置されている。要素716abと要素716adとの間の軸方向距離は、要素716aaと要素716adとの間の軸方向距離よりも大きい。要素716aaの第1の端部716aaaは、要素716adに結合している。要素716aaの第2の端部716aabは要素716abに結合している。要素716aaの第1の端部エンド716aaaは、静止側の電極組立体724に近接して配置され、電極組立体724の接点裏板703とシールド511との間に配置されている。要素716aaは、第1の端部716aaaから、シールド511の方へ、曲線を形成して延びている。同様に、要素716aaの第1の端部716aaaは、可動電極組立体722に近接して配置され、可動電極組立体722の接点裏板704とシールド512との間に配置され、第1の端部716aaaから、シールド512の方へ、曲線を形成して延びている。
図9Aと図9Bは、図7と8の実施形態の真空漏電遮断器700を利用した電力システム900の実施形態を表すブロック図である。電源905は、例えば発電所又は別のユーティリティから導かれた高圧変電ラインで、サブステーション910と、給電ライン950と、スイッチギヤー955と、給電変圧器960と、を介して、電力を客先935に送る。図9Aと図9Bの電力システム900の実施形態は、1つのサブステーション910と、給電ライン950とスイッチギヤー955と給電変圧器960と客先935との1つの組み合わせのみを含むが、本開示に利害関係を有する当業者は、電力システム900が、多数の、サブステーション910と、給電ライン950と、スイッチギヤー955と、給電変圧器960と、を備えることができることを、理解するであろう。
サブステーション910の中身は、説明のために単純化されており、変圧器920の一つの側で高圧スイッチギヤー915を含むことができ、変圧器920のもう一つの側で、中間電圧の(一般に、「送電クラス」と呼ばれる)電圧スイッチギヤー925を含むことができる。電源905は、高圧ケーブル907によって電力を高圧スイッチギヤー915に送電することができ、高圧スイッチギヤー915は、電力を、変圧器920を介して中間電圧スイッチギヤー925に送ることができる。中間電圧スイッチギヤー925は、電力を、給電ライン950に送ることができる。
用語「高電圧」は、ここでは、38kvを超える電圧の電力に対して使用されている。用語「低電圧」は、ここでは、約120Vと240Vの間の電圧の電力に対して使用されている。用語「中間電圧」は、ここでは、「高電圧」と「低電圧」との間の給電ラインに使用される電圧の電力に対して使われている。
変圧器920は、磁気接続によって、一方の電気回路から他方の電気回路へエネルギーを送る。例えば、変圧器920は、2以上の結合巻線と、磁心と、を含み、磁束を集めることができる。一方の巻線に印加される電圧は、磁心で、時間変化する磁束を発生し、時間変化する磁束は、他方の巻線に、電圧を誘導する。巻線の巻数を変えることは、巻線間の電圧比を決定し、従って、一方の回路から他方の回路に電圧を変換する。
給電ライン950は、サブステーション910の中間電圧スイッチギヤー925から電力を受け取り、受け取った電力を客先935に送る。1つのサブステーション910は、電力を、複数の異なる送電フィーダー970に供給することができる。第1の送電フィーダー970aでは、サブステーション910は、給電ライン950を介して、電力を、直接客先935に送る。他の送電フィーダー970bと970cでは、サブステーション910は、電力を、給電ライン950と、給電ライン950に結合した一つ以上のスイッチギヤー955を介して、複数の客先に供給する。例えば、各スイッチギヤー955は、給電ライン950の故障を遮断するように構成された真空遮断器700を、含むことができる。スイッチギヤー955は、他の、利用可能な給電ライン950での電力の供給を遮断することなく、故障を遮断することができる。
送電フィーダー970cでは、給電ライン950が、複数の区分970caと970cbとに分けられている。各区分970caと970cbとは、区分970caと970cbにおける故障を遮断するように構成された、スイッチギヤー955を含む。この構成は、区分970cbのスイッチギヤー955を遮断し、他の、利用可能な区分970caにおける電力の供給を遮断することなく、区分970cbの故障を遮断することができる。
客先935は、給電ライン950から直接、又は、給電ライン950に結合した給電変圧器960から、中間電圧電力を受け取ることができる。給電変圧器960は、給電ライン950からの中間電圧を、例えば家庭用電圧120V又は240VACのような、低電圧に下げるように構成されている。各給電変圧器960は、低電圧電力を、1以上の客先935に供給することができる。
スイッチギヤー915、925、955の各々は、スイッチギヤー915、925、955に結合された回路内の漏電を遮断するように構成された、漏電遮断器を含む容器を備えている。例えば、各スイッチギヤー955は、真空漏電遮断器700と、ヒューズ又はサーキットブレーカーと、を含むことができる。
図9Aと図9Bに示すシステム900の実施形態は、電力を客先へ供給する構成の代表例にすぎない。他の実施形態は、図9Aと図9Bに示す構成要素の全てを必ずしも含んでいないか、又は、更なる構成要素を含んでいる。例えば、本開示に利害関係を有する当業者は、図9Aと図9Bの電力システム900の実施形態が、3つの送電フィーダー970と、2つの区分970caと970cbと、を含んでいるが、電力システム900は、適切な数の、送電フィーダー970と、区分970caと970cbと、を含むことができることを、理解するであろう。
テストデータ
漏電遮断テスト:
前述の、機械的及び構造的な特徴をいくつか有する真空漏電遮断器の実施形態の、性能特性を決定するために、複数のテストを実施した。テストは、総合テスト回路とフルパワー電力テスト回路での真空漏電遮断器の実施形態の、性能特性の評価を含んでいる。フルパワー電力テスト回路では、漏電電流と回復電圧とは、発電機か又は電力システムから発生された。総合テスト回路では、漏電電流と回復電圧とは、充電したコンデンサバンクから発生された。
総合テストは、電力テストよりもより制御されたテストであり、より精密な測定を行う可能性があるので、通常、新しい真空漏電遮断器の開発テストで利用されている。電力テストは、通常、完全に設計された装置の最終的な証明とテストのために利用され、真空漏電遮断器と、真空漏電遮断器を開くアクチュエータと機構と、真空漏電遮断器に関連した絶縁システムと、真空漏電遮断器に関連した電子制御と、のテストを含む。
一般的に、総合テストと電力テストの両方において、真空漏電遮断器は、確立されテスト標準、例えばIEEE標準C37.60-2003、に従うことを、テストされる。特に、真空漏電遮断器は、C37.60−2003の表6による標準漏電遮断レベルと要求「機能」とに従うことと、C37.60−2003の表10aと10b(3相、単相、いずれのシステムに対しても、TRVの値と回数を含む)の標準TRVに従うことと、をテストされる。IEEEのC37.60-2003では、3つの異なる漏電電流と電圧レベルで真空漏電遮断器が発揮すべき機能を、要求する。例えば、12.5kAでの38kv3相の定格に対しては、真空漏電遮断器は、71.7kvのピークTRVで、漏電定格12.5kAの90%〜100%で、16の漏電を遮断しなければならない。また、78.1kvのピークTRVで、漏電定格(5.6kA - 6.9kA)の45%〜55%で、56の漏電を遮断しなければならず、82.4kvのピークTRVで、漏電定格(1.9kA - 2.5kA)の15%〜20%で、44の漏電を遮断しなければならない。漏電電流が増加すれば、TRVレベルは、一般的に減少する。従って、真空漏電遮断器に要求される典型的な機能は、合計116の漏電を遮断することである。特定の実施形態では、真空漏電遮断器の性能は、2つの機能を達成することが確認され、すなわち、合計232の漏電遮断となる。
単相の装置、すなわち1つの真空漏電遮断器付きの装置に対する要求機能は、通常、3相の装置、すなわち3つの真空漏電遮断器付きの装置に対する要求機能よりも、面倒である。3相の装置では、1つの真空漏電遮断器は、他の2つの真空漏電遮断器から、支援を受け取ることができる。多くの場合、最初に開く2つの真空漏電遮断器が、3相の装置の仕事をすべて行う。ランダムに開く回数を利用すれば、機能と作動とは、3相の装置における3つの真空漏電遮断器の全てに拡張することができる。単相の装置では、1つの真空漏電遮断器は、自分自身の全116の(又は232の)漏電遮断を行わなければならない。単相の真空漏電遮断器の負荷を倍加させているということは、単相の遮断に対する要求TRVレベルのほうが、3相の遮断に対する要求TRVレベルよりも、より高いということである。例えば、単相の装置に要求される38kvのTRVレベルは、95.2kv、90.2kv、82.8kvという値であるのに対して、3相の装置では、82.4kv、78.1kv、71.7kvという値である。
以下の表は、76.2ミリメートル(3インチ)の外径と、44.45ミリメートル(1.75インチ)の直径の電気接点を有する、真空漏電遮断器100及び500と同一の機械的構造を有する真空漏電遮断器の実施形態の、性能をまとめたものである。
真空漏電遮断器100と500:漏電遮断テストの結果
Figure 0005539862
*電力テストについて、すべての運転がピークのTRVレベルで実施されたというわけではなく、漏電電流レベルに依存して実施された。
**すべてのショットが90−100%の漏電電流レベルで行われたのではなく、いくつかのショットは、IEEEのC37.60−2003の15−20%と44−55%で行われた。
***すべてのショットは、100%の電流レベルで、このシーケンスに対して非対称にレベルを変化させて行った。
上記の表に示すように、真空漏電遮断器の実施形態は、電力テストにおいて、38kv3相TRVレベル又は27kv単相TRVレベルで、C37.60-2003の1又は2の要求機能を十分満たした。しかし、真空漏電遮断器の実施形態は、38kv単相TRVレベルでは、テストに合格しなかった。
特定の総合テストデータの調査では、比較的高いTRVレベルでは、真空漏電遮断器の実施形態が、最初の電流ゼロの後、漏電電流に合格(遮断)しにくかったことを示している。真空漏電遮断器の実施形態の調査では、接点の磨耗と腐食の程度と、絶縁体の内部表面上の蒸着量とが、低電圧に対しては許容できるが、TRVレベルが38kv単相の作動に要求されるTRVレベルに接近すると、接触磨耗と腐食の程度と絶縁体の内部表面上の蒸着量とが両方とも、過剰になることを示した。特に、真空漏電遮断器は、接点からのアーク発生と同様に、シールドの先端からのアーク発生の徴候を示した。
同様のテストが、真空漏電遮断器700と同一の機械的構造を有する真空漏電遮断器に対して実施された。テスト結果を、以下の表にまとめる:
真空漏電遮断器700:漏電遮断テスト結果
Figure 0005539862
*電力テストについて、すべての運転がピークのTRVレベルで実施されたというわけではなく、漏電電流レベルに依存して実施された。
**すべてのショットが90−100%の漏電電流レベルで行われたのではなく、いくつかのショットは、IEEEのC37.60−2003の15−20%と44−55%で行われた。
***すべてのショットは、100%の電流レベルで、このシーケンスに対して非対称にレベルを変化させて行った。
最初にテストした真空漏電遮断器は、図7の真空漏電遮断器700のシールド716と同一のシールドを備え、接点裏板は、図1の真空漏電遮断器100の接点裏板103及び104と、同一である。この真空漏電遮断器は、IEEEのC37.60−2003の機能に対する総合テストよりはむしろ、100%の漏電電流でのショット(漏電)を利用してテストした。テスト結果は、真空漏電遮断器100と500に対する結果の前述の表の、真空漏電遮断器500の同様のテスト(テスト番号8)と比較することができる。この真空漏電遮断器に対する最初の電流ゼロの漏電不合格の数(13−17)は、真空漏電遮断器500に対する最初の電流ゼロの漏電不合格の数(20)と比較して、少なくなっているが、それにもかかわらず、接点の磨耗と腐食の兆候が、依然として存在した。
テストした第2と第3の真空漏電遮断器700は、35%の銅と65%のクロムからなる合金製で、図7の真空漏電遮断器700の接点裏板703と704と同一の接点裏板を備えた電気接点501と502とを備えている。第2の真空漏電遮断器700は、銅製の接点裏板703と704とを備えている。第3の真空漏電遮断器700は、ステンレス鋼製の接点裏板703と704とを備えている。これらの真空漏電遮断器700は、真空漏電遮断器100と500のテスト結果の前述の表に示したのと同じ機能に対して同じ電圧でテストした真空漏電遮断器500(テスト番号7)の、最初の電流ゼロ上で漏電不合格となった数(9-13)に対して、最初の電流ゼロ上で漏電不合格の数(12−14)が同一である。
第4の真空漏電遮断器700は、70%の銅と30%のクロムからなる合金製の電気接点501と502と、図7の真空漏電遮断器700の接点裏板703と704と同一のステンレス鋼製の接点裏板と、を備えている。この真空漏電遮断器700は、総合テストをした場合に、最初の電流ゼロ上での漏電不合格の数(5−7)が、減少している。テストした後の調査で、電気接点701と702は、磨耗と腐食徴候をほとんど示さなかった。同様に、絶縁体515の上には、ごくわずかな蒸着しかなく、シールド716、511、513の上には、アークの徴候がほとんどなかった。
第4の真空漏電遮断器と構造が同一の、第5の真空漏電遮断器700は、電力テストでも、良い結果を示した。38kvの単相テストでは、真空漏電遮断器700は、IEEEのC37.60−2003の2つの漏電遮断機能を良好に満たし、この真空漏電遮断器が、90%〜100%の漏電レベル遮断に対して82.8kv、45%〜55%の漏電レベル遮断に対して90.2kv、15%〜20%の漏電レベル遮断に対して95.2kvという、機能に関する高圧38kvの単相TRVレベルを遮断しこれに耐える、能力を示した。
ベーシックインパルスレベル(BIL)テスト:
流体絶縁と固体絶縁の両方で、複数のテストが、BIL発生装置を利用して行われ、様々な設計の真空漏電遮断器の、稲妻サージのような様々な過渡条件のもとでの、耐電圧レベルのシミュレーションが行われた。真空漏電遮断器は、IEEE標準C37.60-2003、特に、そのセクション6.2.1.1、タイトル「稲妻インパルス耐電圧テスト電圧」、を含む確立したテスト標準に従うことを、テストされた。IEEE標準C37.60-2003は、真空漏電遮断器に、1.2マイクロ秒で所定のピークに上昇し50マイクロ秒でこのピークの半分に減衰するインパルス波に耐える(すなわち、放電せずに電圧を維持する)ことを要求する。真空漏電遮断器は、4つの条件で電圧に耐える必要がある。すなわち、静端部を接地して、動端部に、正電圧と負電圧の両方のインパルス波で、エネルギーを与え、また、動端部を接地して、静端部から、正電圧と負電圧の両方のインパルス波で、エネルギーを与える。各条件の間、真空漏電遮断器は、3つの高圧インパルスに耐えなければならない。もし、真空漏電遮断器が、これらの高圧インパルスのいずれかに耐えることができないならば、この真空漏電遮断器は、この標準に従うためには、更に9つの高圧インパルスの全てに耐えなければならない。或いは、この真空漏電遮断器は、IEC標準60060−1−1989−11に従い、各条件で15のインパルス波を受け、そのうち最大2つの不合格が許される。
普通、27kVのシステムでは、真空漏電遮断器は、125kVのBILに耐えることになっている。38kVのシステムでは、真空漏電遮断器は、150kVのBILに耐えることになっている。しかし、電力システムの要求が増大するために、真空遮断器が、170kVに耐えることが、ますます一般的になってきている。
広範囲のテスト結果に基づき、下記の表は、真空漏電遮断器100、500、700と同一の構造を有する真空漏電遮断器の実施形態に要求される、BIL耐電圧の典型的な範囲を示す。各遮断器は、76.2ミリメートル(3インチ)の外径と、直径44.45ミリメートル(1.75インチ)の電気接点を有する。いくつかのケースでは、BILは、特定の条件についてのみテストされ、その結果、表には、空白の欄がある。また、いくつかのケースでは、わずかのサンプルしかテストされず、測定値の分布の一般的なばらつき度よりも小さかった。
真空漏電遮断器100、500、700の、BILテスト結果
Figure 0005539862
*真空漏電遮断器700と同一の遮断器ではあるが、真空漏電遮断器100のステンレス鋼製接点裏板を使用している。
**真空漏電遮断器は、150kvより高圧のテストはされなかった。
これらの結果から分かるように、真空遮断器100と500の実施形態と同一のデザインを有する真空遮断器は、約145kv〜160kvのBIL耐電圧を有すると考えられるが、真空遮断器700の実施形態と同一のデザインを有する真空遮断器は、160kv〜175kvのオーダーの、より高いBIL耐電圧を有すると考えられる。
結論として、前述の実施形態は、真空漏電遮断器に適用可能である。他の修正、特徴、実施形態が、多数あることは、本開示に利害関係を有する当業者にとって、明らかであろう。例えば、ここに記述された実施形態のいくつか又は全てが、別のタイプの真空スイッチギヤー、例えば送電ラインの分離セクションに利用され、負荷電流を切り換える、又は、電力の質を制御するために使用されるコンデンサーバンクを切り換える、真空スイッチ、での使用に採用される可能性がある。これらの他の真空製品の多くは、高電圧適用と長い使用寿命の要求を受け、これに対して、本願明細書に記載される特定の実施形態が、採用可能又は適用可能である。従って、上述では、本発明の多くの特徴が、単に例示としてのみ述べられており、明確に述べていない限り、本発明の必要な要素や主要な要素を意図したものではないことを、理解しなければならない。また、本発明が、図示した実施形態に制限されるものではなく、様々な修正を、添付請求項の精神と範囲の中でなし得ることを、理解しなければならない。

Claims (20)

  1. 真空遮断器であって、
    電気接点を有する電極組立体と、
    前記電極組立体の周りに配置された電気絶縁材料を有する絶縁体と、
    前記絶縁体と前記電極組立体との間に配置され、前記電極組立体の前記電気接点から発生するアークプラズマが前記絶縁体の表面の少なくとも一部へ堆積することを妨げる、シールドであって、前記シールドが、前記シールドを前記絶縁体と同心に配置する第1の要素と、前記絶縁体から離れて延びる第2の要素と、前記第2の要素に向かって延びるのではなく前記絶縁体に向かって延び、前記シールドの先端部を備える終端の要素と、を備え、
    前記第1の要素と前記終端の要素との間の軸方向距離が、前記第1の要素と前記第2の要素との間の軸方向距離よりも大きく、
    前記先端部が、前記電極組立体の長手方向軸に関して約90度の角度で配置されており、
    前記電極組立体の長手方向軸に対して直角で、長手方向軸を通って延びる直線が、前記シールドの先端部を通って延び、前記シールドの断面内で、前記シールドと2箇所でのみ交差する、
    真空遮断器。
  2. 電気接点を有する第2の電極組立体を更に備え、前記第2の電極組立体が、他の電極組立体に関して共通の長手方向軸上に配置され、前記共通の長手方向軸に沿って、前記他の電極組立体に向かって、また、前記他の電極組立体から離れるように動く、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  3. 前記電極組立体のうちの少なくとも一つが、接点裏板と、管状コイル導体と、を更に備え、前記接点裏板が、前記電気接点と前記管状コイル導体との間に配列され、前記管状コイル導体の直径の外側で、軸方向に延びる、
    請求項2に記載の真空遮断器。
  4. 前記シールドが、前記絶縁体から離れて延びる2つの第2の要素と、前記絶縁体に向かって延びる2つの第3の要素と、を備え、前記第3の要素の各々が、前記シールドの先端部を備える、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  5. 前記電極組立体が、接点裏板と、管状コイル導体と、を更に備え、前記電極組立体の前記接点裏板が、前記電気接点と前記管状コイル導体との間に配置され、前記管状コイル導体の直径の外側で軸方向に延びる、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  6. 前記接点裏板が、前記真空遮断器の電気的ストレスを減らすように構成されている、
    請求項に記載の真空遮断器。
  7. 前記接点裏板が、ステンレス鋼製である、
    請求項に記載の真空遮断器。
  8. 前記接点裏板が、前記管状コイル導体の突出し部を受容するノッチを備える、
    請求項に記載の真空遮断器。
  9. 前記真空遮断器が、真空漏電遮断器である、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  10. 前記真空遮断器が、給電ラインのセクションを切り離すように構成されている真空スイッチである、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  11. 前記真空遮断器が、負荷電流のスイッチ用の真空スイッチである、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  12. 前記真空遮断器が、コンデンサバンクのスイッチ用の真空スイッチである、
    請求項1に記載の真空遮断器。
  13. 真空遮断器のシールドであって、
    前記シールドが、1点に集まる2つの部分を備え、前記部分の各々が、真空漏電遮断器の絶縁体から離れて延びる第1の要素と、前記第1の要素に隣接して配置され、前記絶縁体に向かって延びる終端の要素と、を備え、前記部分の各々の前記終端の要素が、それぞれ、前記部分の前記第1の要素に向かって延びるのではなく前記部分の各々の先端部を備え、
    前記1点と前記終端の要素との間の軸方向距離が、前記1点と前記第1の要素との間の軸方向距離よりも大きく、
    前記シールドが、前記真空遮断器の電極組立体の接点から発生するアークプラズマが前記絶縁体の表面の少なくとも一部の上に堆積することを妨げ、
    前記部分の各々の前記先端部が、前記シールドの長手方向軸に関して約90度の角度に配置されており、
    前記電極組立体の長手方向軸に対して直角で、長手方向軸を通って延びる直線が、前記シールドの先端部を通って延び、前記シールドの断面内で、前記シールドと2箇所でのみ交差する、
    真空遮断器のシールド。
  14. 請求項13のシールドを備える、真空遮断器。
  15. 請求項13のシールドを備える、真空漏電遮断器。
  16. 電力送電システムであって、
    電力を少なくとも1の客先に供給する給電ラインと、
    給電ラインに結合され、給電ラインの漏電を遮断するスイッチギヤーと、を備え、
    前記スイッチギヤーが、真空遮断器を備え、
    前記真空遮断器が、
    電気接点を備える電極組立体と、
    前記電極組立体の周りに配置された電気絶縁材料を備える絶縁体と、
    前記絶縁体と前記電極組立体との間に配置され、前記電極組立体の電気接点から発生するアークプラズマが前記絶縁体の表面の少なくとも一部の上に堆積することを防止するシールドと、を備え、前記シールドが、
    前記シールドを前記絶縁体に対して同心に配置された第1の要素と、前記絶縁体から離れるように延びる第2の要素と、前記第2の要素に向かって延びるのではなく前記絶縁体に向かって延び、前記シールドの先端部を備える終端の要素と、を備え、
    前記第1の要素と前記終端の要素との間の軸方向距離が、前記第1の要素と前記第2の要素との間の軸方向距離よりも大きく、前記先端部が、前記第2の要素に向かって延びているのではなく、
    前記先端部が、前記電極組立体の長手方向軸に関して約90度の角度で配置されており、
    前記電極組立体の長手方向軸に対して直角で、長手方向軸を通って延びる直線が、前記シールドの先端部を通って延び、前記シールドの断面内で、前記シールドと2箇所でのみ交差する、
    電力送電システム。
  17. 前記真空遮断器が、電気接点を備える第2の電極組立体を更に備え、前記第2の電極組立体が、別の電極組立体に対して共通の長手方向軸上に配置され、前記別の電極組立体見向かって、また、前記別の電極組立体から離れるように動く、
    請求項16に記載の電力送電システム。
  18. 前記電極組立体のうちの少なくとも1つが、接点裏板と、管状コイル導体と、を備え、
    前記接点裏板が、前記電気接点と前記管状コイル導体との間に配置され、前記管状コイル導体の直径の外側で、軸方向に延びる、
    請求項17に記載の電力送電システム。
  19. 前記電極組立体が、接点裏板と管状コイル導体とを更に備え、前記電極組立体の前記接裏板が、前記電気接点と前記管状コイル導体との間に配置され、前記管状コイル導体の直径の外側で、軸方向に延びる、
    請求項16に記載の電力送電システム。
  20. 電力を給電ラインへ供給するサブステーションを更に備える、
    請求項16に記載の電力送電システム。
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