JP2005197128A - 複合絶縁スイッチギヤ - Google Patents
複合絶縁スイッチギヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005197128A JP2005197128A JP2004003322A JP2004003322A JP2005197128A JP 2005197128 A JP2005197128 A JP 2005197128A JP 2004003322 A JP2004003322 A JP 2004003322A JP 2004003322 A JP2004003322 A JP 2004003322A JP 2005197128 A JP2005197128 A JP 2005197128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- disposed
- insulating
- vacuum vessel
- insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
【解決手段】 金属容器1の一端に密封状態で接続された第1の絶縁容器2を配置し、他端に金属容器1と密封状態で接続された第2の絶縁容器3を配置して真空容器6を構成し、第1の絶縁容器2内に固定電極7及び可動電極8を配置し、操作機構15の操作棒15aに連結された絶縁部材14を第2の絶縁容器3内に配置し、絶縁部材14を介して操作棒15aに連結された可動電極8を可動軸に電気的に接続すると共に可動軸10で支持し、金属容器1に配置された第2の外部接続端子12と可動軸10とを可とう性導体13で接続し、各外部端子9,12の少なくとも先端部と操作棒15aが真空容器6を貫通した部分を除いてモールド絶縁体17を形成したものである。
【選択図】図1
Description
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における複合絶縁スイッチギヤの断面を示す構成図である。図1において、金属製で筒状の金属容器1の一端に配置された筒状の例えば、セラミック製である第1の絶縁容器2の一端が金属容器1と密封状態で接続されている。また、金属容器1の他端に配置された筒状の例えば、セラミック製である第2の絶縁容器3の一端が金属容器1と密封状態で接続されている。そして、各絶縁容器2,3の各他端に封着部材4,5が接続されている。なお、セラミック製の各絶縁容器2,3と各封着部材4,5とは、セラミックと熱膨張率の近い鉄・ニッケル合金、鉄・ニッケル・コバルト合金等を介して接続が行われる。金属容器1,各絶縁容器2,3及び各封着部材4,5で真空容器6が構成されている。
金属容器1に銅等の導電率の高い金属で作成された第2の外部端子12が配置されている。そして、第2の外部端子12と可動軸10とは可とう性導体13で電気的に接続されている。
第2の絶縁容器3内に配置された絶縁部材14の一端が可動軸10の他端に連結されている。絶縁部材14の他端は操作機構15の操作棒15aに連結されている。そして、操作棒15aと真空容器6との間にベローズ16を配置して、操作棒15aと真空容器6との間を密封すると共に、操作棒15aが真空容器6の軸方向に移動自在に構成されている。真空容器6の外面は各外部端子9,12の少なくとも先端部9a,12aと、操作棒15aが真空容器6を貫通した部分とを除いてエポキシ樹脂等によりモールド絶縁体17が形成されている。そして、各外部端子9,12はモールド絶縁体17によりブッシング構造が形成されている。さらに、各外部端子9,12の少なくとも先端部9a,12aから界面絶縁に必要な真空容器6側へ所定の距離を除いたモールド絶縁体17の表面に導電処理された導電部材18が配置されている。なお、複合絶縁スイッチギヤを電力系統に適用する場合は操作棒15aが接地されて接地電位となるので、操作棒15a側のモールド絶縁体17の電位上昇が抑制されるため、例えば第2の絶縁容器3の他端側端面まで導電部材18を配置する。導電部材18は例えばアルミニウム、亜鉛等の金属溶射又は導電性塗料を塗布して形成されている。
以上のように、この発明に係る複合絶縁スイッチギヤは、金属容器1の一端に金属容器1と密封状態で接続された筒状の第1の絶縁容器2を配置し、金属容器1の他端に金属容器1と密封状態で接続された筒状の第2の絶縁容器3を配置して真空容器6を構成し、中央側に配置された金属容器1に可動軸10側の第2の外部端子12を配置することにより、小形化を図ることができる。
図2において、2,7〜10,17,18は図1に示したものと同様のものである。アークシールド19は筒状で中央部から端部側に向かうに従って内方側に絞るように形成されている。そして、アークシールド19の両端の先端部19a,19bは第1の絶縁容器2側に広がるように外方側にテーパー角度αで形成されている。なお、テーパー角度αは、電界強度の抑制効果及び製作の容易さ等から3度から30度の範囲が適正である。
モールド絶縁体17を薄肉化することにより接地電位の導電部材18がアークシールド19に近くなるので、浮遊電位であるアークシールド19の電位が中間電位にならないで接地電位に近くなる。しかし、両端に3度から30度のテーパー角度αを形成することにより、アークシールド19の先端部19a,19bの電界強度の上昇を抑制することができる。なお、アークシールド19を中央部から端部側に向かうに従って内方側に絞るようにして、両電極7,8間での電流開閉時に発生するアークによる粒子の拡散を抑制する。
図3は、この発明を適用した実施例1の断面を示す構成図である。図3において、1〜11,13,14,15aは実施の形態1のものと同様のものである。3組の各可動軸10が同一平面上に配置され、第2の外部端子20間はそれぞれ可とう性導電体13を介して接続導体21,22により電気的に接続されている。そして、真空容器6の外面は第1の外部端子9の少なくとも先端部9aと操作棒15aが真空容器6を貫通した部分を除いてエポキシ樹脂等のモールド絶縁体23が形成されている。さらに、第1の外部端子9の先端部9aから真空容器6側へ界面絶縁に必要な所定の距離を除いたモールド絶縁体23の表面に導電処理された導電部材24が配置されている。
このように構成された複合絶縁スイッチギヤにおいては、相互間が接続された第2の外部端子20側を母線側とし複合絶縁スイッチギヤが構成される。このように、母線となる接続導体21,22を各真空容器6と一体モールドしたことにより、例えば中央に配置された第1の外部端子で1回線受電して、各接続導体21,22を経由して両側に配置された各外部端子9から2回線として負荷へ電力供給を行うことができる。このように、各真空容器6及び接続導体21,22を一体モールドしたことにより、相互間を縮小化できるため、装置全体の小形化を図ることができる。
7 固定電極、8 可動電極、9 第1の外部端子、10 可動軸、
12 第2の外部端子、13 可とう性導体、14 絶縁部材、15 操作機構、
15a 操作棒、17 モールド絶縁体、18 導電部材、19 アークシールド、
19a,19b 先端部。
Claims (4)
- 真空容器の一端を密封状態で貫通した第1の外部端子に電気的に接続された固定電極と、上記固定電極と接離可能な可動電極とが上記真空容器内に配置され、上記真空容器の他端を密封状態で上記真空容器の軸方向に移動自在に貫通した操作棒を操作機構で駆動して両電極間を接離する複合絶縁スイッチギヤにおいて、筒状の金属容器の一端に上記金属容器と密封状態で接続された筒状の第1の絶縁容器を配置し、上記金属容器の他端に上記金属容器と密封状態で接続された筒状の第2の絶縁容器を配置して上記真空容器を構成し、上記第1の絶縁容器内に上記固定電極及び上記可動電極を配置し、上記操作棒に連結された可動軸によって上記可動電極を支持すると共に、上記金属容器に配置された第2の外部接続端子と上記可動軸とを可とう性導体で電気的に接続し、上記各外部端子の少なくとも先端部と上記操作棒が上記真空容器を貫通した部分を除いてモールド絶縁体が形成されていることを特徴とする複合絶縁スイッチギヤ。
- 請求項1において、上記各外部接続端子は銅で形成されていることを特徴とする複合絶縁スイッチギヤ。
- 請求項1又は請求項2において、上記各外部端子の先端部から上記真空容器側へ上記先端部から界面絶縁に必要な所定の距離を除いた上記モールド体の表面に導電部材を配置して、上記導電部材を接地可能にしたことを特徴とする複合絶縁スイッチギヤ。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項において、上記両電極と上記第1の絶縁容器との間に筒状のアークシールドを配置し、上記アークシールドの両端の先端部が上記第1の絶縁容器側に3度から30度のテーパー角度で広がるように形成されていることを特徴とする複合絶縁スイッチギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003322A JP2005197128A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | 複合絶縁スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003322A JP2005197128A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | 複合絶縁スイッチギヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005197128A true JP2005197128A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34818271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003322A Pending JP2005197128A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | 複合絶縁スイッチギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005197128A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007134231A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Toshiba Corp | 真空開閉装置 |
JP2010529621A (ja) * | 2007-06-05 | 2010-08-26 | クーパー テクノロジーズ カンパニー | 真空遮断器 |
US8110769B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-02-07 | Switchcraft Europe Gmbh | Vacuum circuit breaker |
JPWO2016125328A1 (ja) * | 2015-02-04 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | スイッチギヤ |
WO2022172545A1 (ja) * | 2021-02-12 | 2022-08-18 | 株式会社日立産機システム | モールド受配電機器 |
JP7511502B2 (ja) | 2021-02-12 | 2024-07-05 | 株式会社日立産機システム | モールド受配電機器 |
-
2004
- 2004-01-08 JP JP2004003322A patent/JP2005197128A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007134231A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Toshiba Corp | 真空開閉装置 |
JP4695496B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2011-06-08 | 株式会社東芝 | 真空開閉装置 |
US8110769B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-02-07 | Switchcraft Europe Gmbh | Vacuum circuit breaker |
US8198562B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-06-12 | Switchcraft Europe Gmbh | Vacuum circuit breaker |
JP2010529621A (ja) * | 2007-06-05 | 2010-08-26 | クーパー テクノロジーズ カンパニー | 真空遮断器 |
EP2158649B1 (en) * | 2007-06-05 | 2017-04-12 | Cooper Technologies Company | Vacuum interrupter |
JPWO2016125328A1 (ja) * | 2015-02-04 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | スイッチギヤ |
WO2022172545A1 (ja) * | 2021-02-12 | 2022-08-18 | 株式会社日立産機システム | モールド受配電機器 |
JP7511502B2 (ja) | 2021-02-12 | 2024-07-05 | 株式会社日立産機システム | モールド受配電機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8168909B2 (en) | Vacuum switchgear | |
JP3577247B2 (ja) | スイッチギア | |
CN207947214U (zh) | 一种特高压真空灭弧室 | |
JP4660303B2 (ja) | 固体絶縁スイッチギヤ | |
JP2000268685A (ja) | スイッチギヤ | |
JP2009240095A (ja) | 真空遮断器 | |
JP2005197128A (ja) | 複合絶縁スイッチギヤ | |
JP5197065B2 (ja) | 真空バルブ | |
CN113012975A (zh) | 开关装置 | |
WO2014196426A1 (ja) | 封止形リレー | |
JP2007188661A (ja) | 真空バルブ | |
CN207947206U (zh) | 一种用于特高压真空灭弧室的筒体 | |
CN108133863A (zh) | 一种特高压真空灭弧室 | |
JP2003281981A (ja) | 真空開閉装置 | |
CN108172459A (zh) | 一种用于特高压真空灭弧室的动触头 | |
CN108257816A (zh) | 一种用于特高压真空灭弧室的筒体 | |
JP2008311036A (ja) | 真空スイッチギヤ | |
WO2017022510A1 (ja) | 開閉装置及びスイッチギヤ | |
EP2551879B1 (en) | Pushrod assembly for circuit breaker | |
JP4429740B2 (ja) | 複合絶縁スイッチギヤ | |
CN108172458A (zh) | 一种双电源型特高压真空灭弧室 | |
JP4004681B2 (ja) | スイッチギヤ | |
JP4102967B2 (ja) | 絶縁ブッシングおよびスイッチギア | |
JP5537303B2 (ja) | 真空バルブ | |
WO2023119453A1 (ja) | 開閉器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081202 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090707 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |