JP5538586B2 - コンクリート壁用パネル型枠t字型交差部システム、及びそれを備えるパネル型枠t字型交差部構成体 - Google Patents

コンクリート壁用パネル型枠t字型交差部システム、及びそれを備えるパネル型枠t字型交差部構成体 Download PDF

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Description

本発明は、コンクリート壁用パネル型枠T字型交差部システム、及びそれを備えるパネル型枠T字型交差部構成体に関する。
パネル型枠コーナシステムが当分野で知られている。
型枠は、特にコンクリート壁を製造するために使用されている。そのため、型枠は、コンクリート壁がその中に形成される空間の範囲を定める。この空間は液状のコンクリートによって充填される。コンクリートが硬化されると、型枠が除去される。
パネル型枠は、とりわけ柔軟な設計のコンクリート構造を建設できるようにする。パネル型枠は、それぞれに所望されたコンクリート構造に従って建設現場において組み立てられる複数の個々の再利用可能な構成要素によって形成される。パネル型枠の最も重要な構成要素は、パネル型枠コーナ要素によって補われる矩形のパネル型枠要素である。矩形のパネル型枠要素は、比較的軽量であり、積み重ねるのが容易であり、垂直や水平の任意の向きで使用することができる。
パネル型枠の個々の構成要素は、液状のコンクリートに面するフォームライニング(formlining)を一般的に備え、(一般的に外縁方向の)フレームが構成要素の背面側に延び、それが構成要素を力学的に安定させる。隣接する構成要素は、ターンバックルによって連結され、ターンバックルの各々は枠に係合する。
パネル型枠に加えて、従来の大梁型枠及び鋼型枠もある。それらは、力学的に非常に堅牢な設計を有することができるが、パネル型枠と同じ柔軟性を伴って使用することができない。
対向して配置された型枠要素の間に閉じ込められた液状のコンクリートは、重力によってフォームライニングに圧力を働かせ、それが型枠要素を押して分離させようとする。これらの拡張力は下方の型枠領域内で最大値を有する。型枠の拡張を防止するために、対向して配置された型枠要素がタイロッドと呼ばれるものによって互いに連結される。タイロッドは、フォームライニング、及び製造されるコンクリート構造を貫通する。タイロッドは、互いに対して型枠要素の背面側に当接するタイプレート(tie plate)を固定する。コンクリート構造が仕上げられるとき、タイロッド及びタイプレートは取り外される。
従来のパネル型枠のシリーズでは、タイロッドが貫通して突出するつなぎ穴は、(エッジアンカーレッジと呼ばれる)矩形のパネル型枠要素の外縁方向の枠を貫通して延出する。タイプレートは枠上に支持される。そのためタイプレートは、タイロッドが貫通して延出するパネル型枠要素の枠の後ろで係合し、また隣接するパネル型枠要素の枠の後ろで係合する。そのため、この隣接するパネル型枠要素において、タイプレートの下に配置された1つのつなぎ穴が使用されないが、いずれにせよ別のタイロッドを取り付けるための空間が不十分になる。
全体的には、これらの従来のパネル型枠要素において、実際には、つなぎ穴の一部分(一般的には半分)しかタイロッドに使用されていない。パネル型枠要素の他の向きに使用する、つなぎ穴の残りの部分は、液状のコンクリートの漏洩を防止するために、型枠が組み立てられるときに液体のストッパによって閉じられなければならない。
ストッパの配置は、かなりの量の仕事を必要とし、コンクリート壁の製造に関して高い費用を生じる。誤って配置されたストッパは、タイロッドの配置を妨害し、修正が必要になる可能性がある。ストッパが欠損すると、液状のコンクリートが漏洩し、固まったコンクリートによってつなぎ穴が閉塞する。
「片側アンカーレッジ」と呼ばれる片側になった結合要素に対してナット要素を前もって装着することによって、ストッパの誤配置のような同様の問題が生じ、同様に修正が必要になる可能性がある。
1つのさらなる従来のパネル型枠コーナシステムは、実質的に同等のエッジアンカーレッジに基づいている。コンクリート壁の斜角の鈍角コーナを形成するこのシステムは、内側のコーナ要素、外側のコーナ要素、及び内側のコーナ要素のリム(内側リム)と境界を接する2つの矩形パネル型枠要素も有する。内側コーナ要素は内側リムの側方の縁部に排他的に固定され、それぞれ隣接するパネル型枠要素に重なる。外側コーナ要素は、内側コーナ要素を固定するために利用される、各リム(外側リム)のタイキャッチを有し、対向する矩形のパネル型枠要素の外縁部を固定するエッジアンカーレッジも有する。
この従来のパネル型枠コーナシステムにおいて、ストッパは、使用されないつなぎ穴、特に外側コーナ要素、コーナシステムに属するパネル型枠要素、及びコーナシステムと直接的に境界を接するパネル型枠要素に挿入されなければならない。誤って装着すると、修正が必要になる。ナット要素を前もって装着することにも同じことが当てはまる。
ドイツ特許出願第10 2007 004 225.8明細書
したがって、本発明の基本的な目的は、あまり労力を費やすことなく、特につなぎ穴の中、及びつなぎ穴へのストッパ及びナットの誤った配置が防止されるパネル型枠の組立てを可能にするために、中央に並べられたつなぎ穴を有するパネル型枠T字型交差部システム、及びそれを備えるパネル型枠T字型交差部構成体を提供することである。
この目的は、以下の構成a)〜c)を備えるパネル型枠コーナシステムによって達成される。
a)互いに連結され、互いに対して角度をつけて配置された2つの内側リムを有するパネル型枠内側コーナ要素であって、
各内側リムの外側面が平坦なフォームライニングを有し、
2つの内側リムのフォームライニングが角度α1で相対し、
各内側リムの内側が、それぞれ他の内側リムの反対方向に向く、内側リムの側方外縁に沿って延出する枠区画を有し、
各内側リムが、内側リムのフォームライニングを貫通して延出する少なくとも1つのつなぎ穴を有し、内側リムの各つなぎ穴がこの内側リムの枠区画から距離を置いて配置されるパネル型枠内側コーナ要素と、
b)互いに強固に連結され、互いに対して角度をつけて配置された2つの外側リムを有するパネル型枠外側コーナ要素であって、
各外側リムの内側が、平坦なフォームライニングを有し、外側リムの2つのフォームライニングが角度α2で相対し、ただしα1=α2であり、外側コーナ要素がつなぎ穴を全く有していないパネル型枠外側コーナ要素と、
c)2つの矩形のパネル型枠要素であって、当該パネル型枠要素の前面側が平坦なフォームライニングによってそれぞれが形成され、パネル型枠要素の背面側に設けられた外縁方向の枠を有し、
パネル型枠要素のフォームライニングを貫通して延出する少なくとも1つのつなぎ穴を有し、
パネル型枠要素の全てのつなぎ穴が、共通のつなぎ穴平面に配置され、このつなぎ穴平面が矩形のパネル型枠要素の2つの平行な側方外縁の間の中央に、かつフォームライニングの平面に対して垂直に延出し、
パネル型枠要素の全てのつなぎ穴は、外縁方向の枠から距離を置いて配置され、
内側リムの3つの側方外縁に対する各内側リムの各つなぎ穴の位置と、パネル型枠要素の3つの側方外縁に対するパネル型枠要素のつなぎ穴の位置とが互いに対応している2つの矩形のパネル型枠要素とを備える、パネル型枠コーナシステムによって達成される。
本発明のパネル型枠コーナシステムは、パネル型枠コーナ要素、及び従来の型枠コーナシステムのような矩形のパネル型枠要素を備える。しかし、つなぎ穴の位置決めが修正される。
本発明のパネル型枠コーナシステムは、コンクリート壁のコーナを製造するのに使用される。これは、中央に並べられたつなぎ穴を有する矩形のパネル型枠要素によって、内側面及び外側面に連続するようにさらに設計されている。これらの連続するパネル型枠要素は、本発明のパネル型枠コーナシステムの矩形のパネル型枠要素と同じタイプのものである。
矩形のパネル型枠要素は「中央に固定され」、パネル型枠要素の全てのつなぎ穴は、1つのつなぎ穴平面上に並べられる。つなぎ穴平面は、矩形のパネル型枠要素の外縁のうちの2つの間(すなわち、それらから一定の距離で)中央に延出する。本発明の中央のつなぎ穴は、従来技術による対向する型枠区画の2組のつなぎ穴にとって代わる。これにより、パネル型枠要素当たりのつなぎ穴の全体の数が大幅に減少する。
本発明のパネル型枠コーナシステムの内側コーナ要素は、それに対応して調整される。装着された状態において、上方の縁、下方の縁、及び他の内側リムの反対方向に向く側方外縁に対する各内側リムが、整列した様式で矩形のパネル型枠要素によって向かい合って配置される。外縁に対して同一の相対位置(すなわち距離)で内側リム内の各つなぎ穴ごとに、ちょうど1つのつなぎ穴がパネル型枠要素に設けられる。逆のことに対して同じことが当てはまり、すなわち、パネル型枠要素の3つの外縁に対して同一の相対位置でパネル型枠要素内のつなぎ穴ごとにちょうど1つのつなぎ穴が内側リム内に設けられる。
したがって、内側リムの全てのつなぎ穴及びパネル型枠要素の全てのつなぎ穴は、実際に固定するために使用することができる。隣接する構成要素の(特にパネル型枠要素においての)つなぎ穴の直近にあるつなぎ穴があり、その2つのつなぎ穴のうちの1つしか固定に使用されないということは、本発明のパネル型枠コーナシステムにおいては起こらない。隣接するタイプレートのタイプレートによって、つなぎ穴が覆われることは全くない。本発明のパネル型枠コーナシステムは、パネル型枠を組み立てるために実際に使用することができるつなぎ穴のみを有し、本発明の範囲内で一般に全てのつなぎ穴が固定のために使用される。したがって、本発明の構成要素にストッパを配置する必要が全くない。関連する作業が省略される。ストッパが全く配置されないので、誤って配置されたストッパが存在し得ない。
同様に、片側アンカーレッジに対してナット要素を前もって誤って装着することが、本発明によって防止される。1つのナット要素は、一方の型枠の側面(又は建設されるコンクリート壁の側面)の各つなぎ穴に単純に配置すること、すなわち装着することができる。
本発明のパネル型枠コーナ構成体のつなぎ穴は、1つとして枠に配置されない。これは、つなぎ穴の直径を、したがって同様にタイロッドの厚さを、自由に選択できる点で有利である。従来技術においては、外縁方向の枠の幅は最大のつなぎ穴直径の範囲を定める。つなぎ穴直径を拡大すると、(一定の枠の輪郭を有する)枠の全体的な拡張が必要になり、それによってパネル型枠要素を生成するための高価な追加の鋼の消費が生じる。したがって本発明のパネル型枠コーナシステムを使用することで、より強力に固定することができるより安価な型枠の製造が可能になる。本発明に従って容易に選択できる、より大きなつなぎ穴によって、たとえば互いに対して傾斜した壁の外側面、及びそれに対応して互いに対して傾斜した型枠要素を生成するために必要になる、より優れたタイロッドの働きも可能になる。
型枠によって製造されたコンクリート壁は、しばしば関連する建築物の使用の前にさらに処理されることがなく、又は覆われることがなく、それは「打ち放しコンクリート壁」と呼ばれる。打ち放しコンクリート壁は、固定するために使用されるつなぎ穴、及びストッパによって閉鎖されたつなぎ穴(「アンカーパターン」)も示す。本発明のパネル型枠コーナ要素を備えるパネル型枠が使用される場合、改善された、特に打ち放しコンクリート壁用の、より均一なアンカーパターンが得られる。ストッパのマークは、完全になくすことができ、使用されるつなぎ穴のマークは、可視の接合部から距離を置いて、それらの間の中央に見栄えよく配置される。使用されるつなぎ穴のマークは、打ち放しコンクリート壁の上に、規則正しく配分される。
本発明によれば、全てのつなぎ穴は、外縁方向の枠又は枠区画の外側に配置され、また好ましくは、構成要素(パネル型枠要素又は内側コーナ要素)の外縁方向の枠又は枠区画から明確に距離を置いて配置される。つなぎ穴は、上記の意味において、枠の最も近い内縁からつなぎ穴の軸の中心まで測定して枠から少なくとも8cmの距離で、フォームライニングの平面に平行に配置される場合に枠から明確な距離を有する。
本発明によるつなぎ穴は、一般にフォームライニングを貫通してほぼ垂直に、フォームライニングを貫通して延出するつなぎ穴のみである。
(発明の好ましい実施形態)
本発明のパネル型枠コーナシステムの好ましい実施形態では、少なくとも1つの矩形パネル型枠補正要素が設けられ、それは外側リムとパネル型枠要素の間に配置することができる。特に、2つの矩形パネル型枠補正要素を(各外側リムに1つずつ)設けることができる。コンクリート壁の壁厚は、パネル型枠補正要素によって調整できる。
1つの特に好ましい実施形態では、α1=α2=90°である。言い換えれば、パネル型枠コーナシステムは、直角のコーナ用に設計される。これは、実際に最も頻度の高い事例である。
1つの特に好ましい実施形態では、パネル型枠要素のつなぎ穴が、それぞれのパネル型枠要素の交差平面に対して鏡面対称に配置され、交差平面はフォームライニングの平面に対して垂直に、かつパネル型枠要素の2つの別の平行な側方外縁の間の中央に延出し、つ
なぎ穴平面及び交差平面が互いに対して垂直に配置される。この場合、パネル型枠要素(及びそれに対応して設計された内側コーナ要素)は、180°回転させて使用することもできる。したがって、誤った装着が防止される。
別の好ましい実施形態では、内側コーナ要素の内側リムが互いに強固に連結され、特に2つの内側リムが互いに一体に形成される。これは、とりわけ堅牢性が高い。
(コーナ構成体)
本発明の範囲内には、上述の本発明のパネル型枠コーナシステムを備えるパネル型枠コーナ構成体もあり、以下のことを特徴とする。
外側コーナ要素及び内側コーナ要素が、外側リム及び内側リムのフォームライニングが、それぞれの場合に平行に対になって配置される様式で向きを付けられ、
パネル型枠要素のフォームライニングと外側リムのフォームライニングが、それぞれの場合に同じ平面に対になって配置され、
内側コーナ要素の他の内側リムの反対方向に向く各内側リムの側方外縁と、パネル型枠要素の側方外縁とが、それぞれの場合に互いに整列することを特徴とする。
本発明のパネル型枠コーナ構成体は、コンクリート壁のコーナの領域を直接的に製造するために使用することができる。外側コーナ要素と、これに境界を接する矩形のパネル型枠要素は共に、コンクリート壁の外側の境界を決定し、内側コーナ要素は内側の境界を決定する。中央に並べられたつなぎ穴を有するパネル型枠要素は、コーナ構成体を接合できる。
本発明のパネル型枠コーナ構成体の好ましい実施形態では、少なくとも1つの矩形のパネル型枠補正要素が外側リムとパネル型枠要素の間に設けられ、パネル型枠要素、補正要素、及び外側リムのフォームライニングが同一平面上に配置される。一般に、2つのパネル型枠補正要素が、外側リムごとに1つ設けられる。パネル型枠補正要素によって、壁厚が調整できる。
別の好ましい実施形態では、互いに平行に配置された外側リムと内側リムのフォームライニングの間の距離は同一である。この場合、両方のリムにおける壁厚は同じであり、それがしばしば実際に必要になることがある。
(本発明のパネル型枠T字型交差部システム)
本発明の範囲内には、パネル型枠T字型交差部システムもあり、以下を備える。
a)第1及び第2のパネル型枠内側コーナ要素であって、各内側コーナ要素が、互いに連結され、互いに対して角度をつけて配置された2つの内側リムによって形成され、
各内側リムの外側面が平坦なフォームライニングを有し、
2つの内側リムのフォームライニングが角度α1で相対し、
各内側リムの内側が、それぞれ他の内側リムの反対方向に向く、内側リムの側方外縁に沿って延出する枠区画を有し、
各内側リムが内側リムのフォームライニングを貫通して延出するつなぎ穴を有し、
内側リムの全てのつなぎ穴がそれぞれ、この内側リムの枠区画から距離を置いて配置される、第1及び第2のパネル型枠内側コーナ要素と、
b)つなぎ穴が全くない、少なくとも1つの矩形のパネル型枠補正要素と、
c)第1及び第2の矩形のパネル型枠要素であって、各パネル型枠要素が、
パネル型枠要素の前面側にある平坦なフォームライニングと、
パネル型枠要素の背面側にある外縁方向の枠と、
フォームライニングを貫通して延出する少なくとも1つのつなぎ穴とによって形成され、少なくとも1つの矩形のパネル型枠補正要素は、第1のパネル型要素及び第2のパネル型要素の間に配され、パネル型枠要素の全てのつなぎ穴が、1つの共通のつなぎ穴平面に配置され、このつなぎ穴平面が矩形のパネル型枠要素の2つの平行な側方外縁の間の中央に、かつパネル型枠要素のフォームライニングの平面に対して垂直に延出し、
パネル型枠要素の全てのつなぎ穴は、外縁方向の枠から距離を置いて配置され、
内側リムの3つの側方外縁に対する第1の内側コーナ要素の第1の内側リムの各つなぎ穴の位置と、内側リムの3つの側方外縁に対する第2の内側コーナ要素の第1の内側リムのつなぎ穴の位置とが互いに対応し、
内側リムの3つの側方外縁に対する第1の内側コーナ要素の第2の内側リムの各つなぎ穴の位置と、パネル型枠要素の3つの側方外縁に対する第1のパネル型枠要素のつなぎ穴の位置とが互いに対応し、
内側リムの3つの側方外縁に対する第2の内側コーナ要素の第2の内側リムの各つなぎ穴の位置と、パネル型枠要素の3つの側方外縁に対する第2のパネル型枠要素のつなぎ穴の位置とが互いに対応している第1及び第2の矩形のパネル型枠要素とを備え、
内側コーナ要素と内側コーナ要素とは、互いに対応するつなぎ穴及びつなぎ穴にそれぞれ通されたタイロッドによりつながれ、内側コーナ要素とパネル型枠要素とは、互いに対応するつなぎ穴及びつなぎ穴にそれぞれ通されたタイロッドによりつながれ、且つ内側コーナ要素とパネル型枠要素とは、互いに対応するつなぎ穴及びつなぎ穴にそれぞれ通されたタイロッドによりつながれている。
本発明のパネル型枠T字型交差部システムは、コンクリート壁のT字型交差部を製造するために使用される。これは、中央に並べられたつなぎ穴を有する別のパネル型枠要素によって、内側リム及びパネル型枠要素において連続するようにさらに設計されている。これらの連続するパネル型枠要素は、本発明のパネル型枠T字型交差部システムの矩形のパネル型枠要素と同じタイプのものである。
本発明のパネル型枠T字型交差部システムは、全ての関連する上述の利点を有する、本発明のパネル型枠コーナシステムに相似のT字型交差部の領域内に中央のアンカーレッジを実現する。
つなぎ穴が、装着された状態で互いに対向して配置されたフォームライニングの対応する相対位置に対になってのみ形成され、すなわち、
第1の内側コーナ要素の第1の内側リム、及び第2の内側コーナ要素の第1の内側リムと、
第1の内側コーナ要素の第2の内側リム、及び第1のパネル型枠要素と、
第2の内側コーナ要素の第2の内側リム、及び第2のパネル型枠要素とのフォームライニングである。1つのフォームライニング内の各つなぎ穴は、対向するフォームライニング内のつなぎ穴を有し、それは3つの側方外縁から第1と同じ距離を有する。特にフォームライニングのうちのどの1つにもそのような対応関係のないつなぎ穴は1つもない。全てのつなぎ穴は、外縁方向の枠又は枠区画から距離を置いて、特に外縁方向の枠又は枠区画から明確な距離を置いて(すなわち枠の内縁とつなぎ穴軸の間の8cm以上の距離を置いて)配置される。パネル型枠T字型交差部システム全体でのつなぎ穴の位置の結果として、全てのつなぎ穴は、アンカーレッジに実際に使用することができる。ストッパを配置する必要はない。タイプレートが重ならないように、全てのつなぎ穴は、隣接する構成要素のつなぎ穴から十分な距離を有する。均一のアンカーパターンが生成される。つなぎ穴の直径は、枠の厚さにかかわらず、自由に選択できる。
(本発明のT字型交差部システムの実施形態)
本発明のパネル型枠T字型交差部システムの好ましい実施形態では、2つ又は3つのパネル型枠補正要素のうちの全てが設けられ、それはパネル型枠要素の間、及び/又は他のパネル型枠補正要素の間に配置できる。パネル型枠補正要素は、当接する壁の厚さ(壁厚)を調整するために使用することができる。3つのパネル型枠補正要素によって、良好な対称性を得ることができる。
好ましい実施形態では、α1=90°が両方の内側コーナ要素に適用される。この場合、当接する壁は、連続する壁に垂直に接触する。別の選択肢として、内側コーナ要素の2つの角度α1が180°の角度を形成するために互いに補うことができるが、90°にはならない。その場合には、当接する壁は、対応する角度で連続する壁に接触する。
1つの特に好ましい実施形態では、パネル型枠要素のつなぎ穴が、それぞれのパネル型枠要素の交差平面に対して鏡面対称に配置され、交差平面はフォームライニングの平面に対して垂直に、かつパネル型枠要素の2つの別の平行な側方外縁の間の中央に延出し、つなぎ穴平面及び交差平面が互いに対して垂直に配置される。この場合、パネル型枠要素は同様に、180°回転させて使用することができる。したがって誤った装着が防止される。関連する内側リムのつなぎ穴の位置が、それに対応して調整される。
別の好ましい実施形態では、内側コーナ要素の内側リムがそれぞれ、互いに強固に連結され、特に、各内側コーナ要素の2つの内側リムが共に、それぞれの場合に一体に形成される。これは、とりわけ堅牢性が高い。
(パネル型枠T字型交差部構成体)
本発明の範囲内には、上述の本発明のパネル型枠T字型交差部システムを備える、パネル型枠T字型交差部構造体もあり、以下のことを特徴とする。
内側コーナ要素が、第2の内側リム及びパネル型枠要素のフォームライニングをそれぞれの場合に対になって平行に向きを付ける様式で向きを付けられ、
パネル型枠要素のフォームライニング、及び全ての補正要素が同一平面上に配置され、
2つの第1の内側リムの側方外縁は、互いに整列され、これらの側方外縁は、内側コーナ要素の他の内側リムの反対方向にそれぞれ向き、
他の内側リムの反対方向に向く第1の内側コーナ要素の第2の内側リムの側方外縁は、第1のパネル型枠要素の側方外縁と整列され、
他の内側リムの反対方向に向く第2の内側コーナ要素の第2の内側リムの側方外縁は、第2のパネル型枠要素の側方外縁と整列されることを特徴とする。
本発明のパネル型枠T字型交差部構成体により、コンクリート壁のT字型交差部の領域の直接的な製造が可能になる。第1の内側リムは共に、隣接する壁の範囲を定め、第2の内側リム及び境界を接するパネル型枠及び補正要素は共に、連続する壁の範囲を定める。T字型交差部構成体には、中央に並べられたつなぎ穴を有するパネル型枠要素がつなげることができる。
本発明のパネル型枠T字型交差部構成体の1つの好ましい実施形態では、内側リムのフォームライニングと互いに平行に配置されたパネル型枠要素との間の間隔は同じであり、それによって均一な壁厚が得られる。
別の好ましい実施形態では、全てのパネル型枠補正要素は、パネル型枠要素の間及び/又は別の補正要素の間に配置され、パネル型枠要素のフォームライニング及び全ての補正要素は共通の平面内にある。補正要素は、当接する壁の厚さを調整するために使用することができる。
1つの特に好ましい実施形態では、補強筋が設けられ、これは2つのパネル型枠要素及び少なくとも1つのパネル型枠補正要素の背後に係合する。これは特に、とりわけ厚い又は高いコンクリート壁が製造される場合に、構成体を安定化する。
本発明のさらなる利点を、明細書及び図面から抽出することができる。上記及び下記に
示された特徴は、任意の組み合わせで、個別にも集合的にも本発明に従って使用することができる。図示され、説明される実施形態は、本発明を説明するための例としての特性を有するものであり、網羅的に列挙したものとして理解すべきではない。
(本発明の詳細な説明と図面)
本発明は、図面に示され、実施形態を参照してより詳細に説明される。
本発明のパネル型枠コーナ構成体の実施形態の概略分解図である。 本発明に関する内側コーナ要素の概略斜視図である。 図1において、壁厚が薄い、本発明のパネル型枠コーナ構成体の実施形態を通る概略断面図である。 壁厚が厚く、2つのパネル型枠補正要素を有する、本発明のパネル型枠コーナ構成体の実施形態を通る概略断面図である。 本発明のパネル型枠T字型交差部構成体の実施形態の概略分解図である。 図5において、壁厚が薄い、本発明のパネル型枠T字型交差部構成体の実施形態を通る概略断面図である。 壁厚が中程度であり、2つのパネル型枠補正要素を有する、本発明のパネル型枠T字型交差部構成体の実施形態を通る概略断面図である。 壁厚が厚く、3つのパネル型枠補正要素を有する、本発明のパネル型枠T字型交差部構成体の実施形態を通る概略断面図である。 本発明に関する、中央に並べられたつなぎ穴を有する、矩形のパネル型枠要素の概略斜視背面図である。
本発明は、「中央のアンカーレッジ」に基づいたパネル型枠用の特定の構成要素のシステムを提供する。中央のアンカーレッジは、矩形のパネル型枠要素の全てのつなぎ穴が、2つの側方の平行な外縁の間の中央に、かつパネル型枠要素のフォームライニングの平面に垂直に延出する固定平面にそれぞれ並べられることを意味する。そのようなパネル型枠要素は、係属中のドイツ特許出願第10 2007 004 225.8号に記載されている。
本発明のパネル型枠コーナシステム、及び本発明のパネル型枠T字型交差部システムを用いれば、コンクリート壁のコーナ及びT字型交差部が製造でき、中央のアンカーレッジの原理がコーナ又はT字型交差部の領域にも維持できる。中央のアンカーレッジはいくつかの利点を提供する。1)全てのつなぎ穴を固定するために使用することができる。ストッパの位置決めを必要としない。これによりパネル型枠の組立てが単純になり、特に誤った装着が防止される。2)つなぎ穴の直径、したがってアンカーレッジの強度が自由に選択できる。これにより、特にごくわずかの追加の費用で、より高い強度の固定をすることが可能になる。3)打ち放しコンクリート壁のアンカーパターンが、大幅に改善される。これらの利点全てがパネル型枠の柔軟性に結びつく。
図1は、本発明のパネル型枠コーナ構成体の分解図を示す。関連付けられて配置された本発明のパネル型枠コーナシステムは、パネル型枠内側コーナ要素1、パネル型枠外側コーナ要素2、及び2つの矩形のパネル型枠要素3、4を備える。装着された状態では、パネル型枠要素3、4は、外側コーナ要素2に直接的に境界を接し、内側コーナ要素により近くなっている(図3と比較されたい)。パネル型枠コーナ構成体の全ての構成要素は、同じ高さHを有する。
内側コーナ要素1は、2つの内側リム5、6を有し、その外側面(観測者に面する側面
)のそれぞれが平坦なフォームライニング5a、6aを有する。フォームライニング5a、6aは、共通の外縁7において互いに当接し、90°の角度α1で相対する。2つの内側リム5、6は、鏡面対称に設計され、共に一体に形成される。
2組のつなぎ穴8、9、及び10、11は、それぞれフォームライニング5a、6aを垂直に貫通して延出する。内側リム5のつなぎ穴8、9は、側方外縁12に対して平行に、かつ共通の外縁7に対して平行に並べられる。つなぎ穴は(この場合に)外縁7よりも外縁12に近い。内側リム6のつなぎ穴10、11は、同様に並べられる。
つなぎ穴13、14、及び15、16もパネル型枠要素3、4内に形成される。パネル型枠要素3のつなぎ穴13、14は、パネル型枠要素3の2つの平行な側方外縁17、18の間の中央に、かつパネル型枠要素3のフォームライニングの平面(フォームライニング3aは観測者の反対方向に向く)に対して垂直に延出する共通のつなぎ穴平面に配置される(この点に関しては図9を参照されたい)。同様に、つなぎ穴15、16は、平行な側方外縁19、20の間の中央に、かつパネル型枠要素4のフォームライニングの平面4aに対して垂直に延出する共通のつなぎ穴平面に配置される。
内側リム5内のつなぎ穴8のつなぎ穴位置、及びパネル型枠要素3内のつなぎ穴13のつなぎ穴位置は、互いに対応する。これは、つなぎ穴8と、内側リム5の3つの側方外縁21(上方の縁)、12(他の内側リム6の反対方向に向く左手の外縁)、22(下方の縁)の間の距離a1、a2、及びa3は、つなぎ穴13と、パネル型枠要素3の側方外縁23(上方の縁)、17(左手の外縁)、24(下方の縁)の間の距離b1、b2、及びb3と同一であることを意味する。
同様につなぎ穴9及び14、つなぎ穴10及び15、ならびにつなぎ穴11及び16の位置は、互いに対応する。
タイロッド(図示されない)によるアンカーレッジは、対応するつなぎ穴(たとえばつなぎ穴8、13)によって実現される。
外側コーナ要素2は、2つの外側リム25、26を備える。平坦なフォームライニング25a、26aが、90°の角度α2で相対して、(観測者の反対方向に向く)外側リムの内側側面にそれぞれ設けられる。外側コーナ要素2は、外側のコーナ縁28でもさらに延出する外縁方向の枠27によって背面側で補強される。外側コーナ要素2は外側リム25、26に対して鏡面対称になっている。
パネル型枠要素3、4は、外縁方向の枠29によって背面側においても補強される。
図1の一点鎖線は、整列した縁を示す(これに関連して図3を参照されたい)。
図2は、背面側からの図1の内側コーナ要素1を示す。内側コーナ要素1の背面側は、コーナ縁31の領域においてさらに補強された外縁方向の枠30も有する。枠30の一部分、すなわち型枠区画30aは、隣接するパネル型枠要素を固定するために必要である。このタイプの枠区画30aは、他の内側リム6の反対方向に向く、(内側リム5の右手に示された)内側リム5の側方外縁12において延出する。
つなぎ穴8、9、10、11は全て、枠30から明白に間隔をあけて配置されている。
本発明のパネル型枠T字型交差部システムの内側コーナ要素は、内側コーナ要素1と同じ構成を有することに留意されたい。
図3は、上方のつなぎ穴の高さで図1の本発明のパネル型枠コーナ構成体を通る概略の水平断面を示す。
内側コーナ要素1の内側リム5のフォームライニング5aは、パネル型枠要素3のフォームライニング3aに対して対向し、かつ平行に配置され、外側コーナ要素2の外側リム25のフォームライニング25aに対して平行に(ただし直接的に対向するわずかな部分に沿ってのみ)配置される。したがって、これはフォームライニング6a、4a、及び26aに当てはまる。内側リム5の側方外縁12、17及びパネル型枠要素3が整列し、すなわちそれらはフォームライニング5a、3aの平面に対して垂直に延出する共通の縁平面Rにおいて終端する。縁平面R’における内側リム6の対応する外縁、及びパネル型枠要素4に同じことが当てはまる。
つなぎ穴8、13は、互いに直接的に対向して配置され、特に外縁12及び17からの距離a2及びb2は同一である。同じことがつなぎ穴10及び15に当てはまる。
図3のパネル型枠コーナシステムは、外縁(たとえば12、17)の整列を確実にしなければならない場合に、壁厚WS(又はフォームライニング5a、3a、及び6a、4aの間の距離)を1つのみ製造できる。しかし、その他の壁厚は、図4に示されるように、第2の追加のパネル型枠補正要素32によって調整できる。パネル型枠補正要素32は、外側リム25、26と、パネル型枠要素3、4との間に配置され、その幅BAによって壁厚WSを増加させる。
補正要素32が1つのみ使用される場合、壁厚WSがコーナにおいて変わる。これは、本発明によっても実現できる。
成形される壁に向かって、補正要素32は隣接するフォームライニング3a、4a、25a、26aの平面内の平坦な表面32aによって終端する。補正要素32は、一般に堅固な木材、鋼、又はアルミニウムから製造され、フォームライニングを備えることができる。
図5は、2つのパネル型枠内側コーナ要素51、52、2つの矩形のパネル型枠要素61、62、及びパネル型枠補正要素53を有する本発明のパネル型枠T字型交差部システムを備える、本発明のパネル型枠T字型交差部構成体の概略分解図を示す。装着された状態では、パネル型枠要素61、62は補正要素53に直接的に境界を接し、内側コーナ要素51、52は互いにより接近し、内側コーナ要素51、52はパネル型枠要素61、62により接近している(図6を参照されたい)。
各構成要素51、52、53、61、62は、それぞれ同じ高さHを有し、その背面側に外縁方向の枠54を有する。内側コーナ要素51、52は、図2に示すように構成される。
第1の内側コーナ要素51は、第1の内側リム55及び第2の内側リム56を有する。前面側のそのフォームライニング55a、56a(観察者に面する)は90°の角度α1で交差する。第2の内側コーナ要素52は、第1の内側リム57及び第2の内側リム58を有する。そのフォームライニング57a、58a(第1の内側リム57のフォームライニング57aは観察者の反対方向に向く)は、同様に90°の角度α1で交差する。
第1のパネル型枠要素61は、平坦なフォームライニング61aを有し、第2のパネル型枠要素62は平坦なフォームライニング62aを有し、パネル型枠補正要素53は平坦
なフォームライニング53aを有する(それぞれの場合において、観察者の反対方向に向く)。
フォームライニング56a及び61aは、互いに対向し、互いに対して平行に向きを付けられる。両方のフォームライニングは、つなぎ穴63、64、及び65、66を有し、その相対位置は互いに対応する。内側リム56内のつなぎ穴63は、3つの側方外縁21(上方の縁)、12(他の内側リム55の反対方向に向く左手の外縁)、22(下方の縁)から距離a1、a2、a3を有する。第1のパネル型枠要素61内のつなぎ穴65は、3つの側方外縁23(上方の縁)、17(左手の外縁)、及び24(下方の縁)から距離b1、b2、b3を有する。a1=b1、a2=b2、及びa3=b3である。同様に、つなぎ穴64及び66のつなぎ穴位置も、互いに対応する。
フォームライニング55a及び57aは、互いに平行であり、かつ対向している。フォームライニング55a内の外縁70(上方の縁)、71(他の内側リム56の反対方向に向く側方外縁)、72(下方の縁)からの距離に対するつなぎ穴67の相対位置は、フォームライニング57a内のつなぎ穴69の位置に対応する。フォームライニング55a内のつなぎ穴68に対応するフォームライニング57a内のつなぎ穴は、図5では隠れている。
フォームライニング58a及び62aは、さらに互いに対して対向し、かつ平行になっている。外縁77(上方の縁)、78(他の内側リム57の反対方向に向く右手の外縁)、79(下方の縁)からの距離に対する第2の内側リム58のつなぎ穴73の相対位置は、外縁80、81、82に対する第2のパネル型枠要素62のつなぎ穴75に対応する。つなぎ穴76は、つなぎ穴74に対応する。
タイロッド(図示されない)によるアンカーレッジは、互いに対応するつなぎ穴(たとえばつなぎ穴63、65)によって実現される。
図5の一点鎖線は、整列された縁を示す(図6と比較されたい)。
図6は、上方のつなぎ穴の高さでの、図5の本発明のパネル型枠T字型交差部構成体を通る概略断面を示す。
パネル型枠要素61、62は、中間のパネル型枠補正要素53に直接的に境界を接する。関連するフォームライニング61a、53a、62aが同一平面上にある。これらのフォームライニング61a、53a、62aは、製造されるT字型交差部の連続的な壁84の範囲を一方の側面で定める。3つの構成要素61、53、62は、力学的な安定化のためにクロスバー85によって背後から係合される。2つのフォームライニング55a、57aは、製造されるT字型交差部の当接する壁86の境界を両側で定める。
内側リム56及びパネル型枠要素61の側方外縁12及び17は、縁平面Rにおいて互いに対して整列される。内側リム58及びパネル型枠要素62の外縁78及び81は、同様に縁平面R’において互いに対して整列される。最後に、内側リム55及び内側リム57の外縁71及び83は、同様に平面R″において互いに対して整列される。
対になって対応するつなぎ穴63及び65、さらに73及び75、並びに同様に67及び69が、互いに直接的に対向して配置される。
連続的な壁84の壁厚WDは、2つの内側コーナ要素51、52と、パネル型枠要素61、62、補正要素53の間の距離によって調整できる。しかし、当接する壁86の壁厚
WZは、補正要素53の幅によって決定される。
当接する壁86の異なる壁厚WZを調節する2つの方法があり、それは、1)1つの個々の特別な補正要素53が、それぞれの所望の壁厚に対して設けられ、又は2)補正要素53が、一般に標準化された幅を有して、1つ又は複数の追加の補正要素90、91、92によって補われることである。この第2の可能性が、図7及び8に示される。追加の補正要素90〜92は、たとえば堅固な木から製造され、同時にクロスバー85によって背後から係合される。全ての壁の厚さは、それぞれ図7及び8に等しい寸法で拡大された。その他の構成要素51、52、61、62、53は、図6の実施形態に対応する。
最後に図9は、中央に並べられたつなぎ穴13、14を有する一般的なパネル型枠要素3を示し、これは本発明のパネル型枠コーナシステム、及び本発明のパネル型枠T字型交差部システムの両方に使用することができる。図示されたパネル型枠要素3は、本発明のパネル型枠コーナシステム、又はパネル型枠T字型交差部システムから始まるパネル型枠を連続させるために使用することもできる。
パネル型枠要素3は、その前面側に(観測者の反対方向に向く)平坦なフォームライニング3aを、及びその背面側に外縁方向の枠29を有する。背面側は、補強要素93及び異なる補強ストラット94も有する。2つのつなぎ穴13、14は、補強要素93内に延び、フォームライニング3を貫通する。
全てのつなぎ穴13、14は、そこから同一の距離で、フォームライニングの平面SEに対して垂直に、平行な側方外縁17と18の間に延出するつなぎ平面Aに並べられる。つなぎ穴13、14は、さらに、そこから同一の距離でフォームライニングの平面SEに対して垂直に、別の平行な側方外縁23、24の間に延出する、交差平面KEに対して鏡面対称に配置される。パネル型枠要素3には、クランプ支持部が全くなく、全ての耐荷要素(枠29、補強要素93、及び補強ストラット94)が距離Tでフォームライニング3aに平行な平面で終端する。こうした理由で、パネル型枠要素3は容易に積み重ねることができる。
外縁方向の枠29は、さらに、外縁方向の枠3を貫通する垂直方向に、かつフォームライニングの平面SEに平行に延出するいくつかのボア95を備える。隣接するパネル型枠要素3は、これらのボア95を介して互いに装着できる。ボア95は、さらに、対応するチェーンサスペンション(chain suspension)によってパネル型枠要素3の積み重ね、及び積み重ねをくずすことを促進する。
中央に並べられたつなぎ穴を有するパネル型枠要素は、つなぎ穴1つのみ、又は3つもしくはさらにそれ以上のつなぎ穴も有することができ、それらは全てつなぎ穴平面Aに配置されることに留意されたい。
要約すると、本発明は、壁の構造が単純な壁にまさる、中央のアンカーレッジに基づいて壁の構造を形成するために使用することができる、中央に並べられたつなぎ穴を有するパネル型枠要素を備える、いくつかの構成要素のパネル型枠システムについて述べる。それぞれの場合において、全てのこれらのシステムに関する1つの重要な構成要素は内側コーナ要素であり、これは、少なくとも1つのリムによって、そのつなぎ穴位置に対して、中央に並べられたつなぎ穴を有する、対応する整列されたパネル型枠要素に対応する。これによって、コーナ位置(純粋なコーナ、T字型交差部)でも中央のアンカーレッジの利用又は連続も可能になる。
1 パネル型枠内側コーナ要素
2 パネル型枠外側コーナ要素
3、4 パネル型枠要素
3a、4a フォームライニング
5、6 内側リム
8〜11 つなぎ穴
12、17〜24側方外縁
13〜16 つなぎ穴

Claims (9)

  1. 第1及び第2のパネル型枠内側コーナ要素(51、52)と、少なくとも1つの矩形のパネル型枠補正要素(53、90、91、92)と、第1及び第2の矩形のパネル型枠要素(61、62)とを備えるコンクリート壁用パネル型枠T字交差部システムにおいて、
    a)前記第1及び第2のパネル型枠内側コーナ要素(51、52)は、
    前記内側コーナ要素(51、52)の各々が、互いに連結され、互いに対して角度をつけて配置された2つの内側リム(55、56、57、58)によって形成され、
    前記内側リム(55、56、57、58)の各々における外側が平坦なフォームライニング(55a、56a、57a、58a)を有し、
    前記2つの内側リム(55、56、57、58)の前記フォームライニング(55a、56a、57a、58a)が角度α1で相対し、
    前記内側リム(55、56、57、58)の各々が、前記他の内側リム(56、55、
    58、57)それぞれの反対方向に向く、前記内側リム(55、56、57、58)の側方外縁(71、12、83、78)に沿って延出する枠区画(30a)をその内側に有し、
    前記内側リム(55、56、57、58)の各々が、前記内側リム(55、56、57、58)の前記フォームライニング(55a、56a、57a、58a)を貫通して延出するつなぎ穴(63、64、67、68、69、73、74)を有し、
    前記内側リム(55、56、57、58)の全てのつなぎ穴(63、64、67、68、69、73、74)がそれぞれ、該内側リム(55、56、57、58)の前記枠区画(30a)から距離を置いて配置される、第1及び第2のパネル型枠内側コーナ要素(51、52)であり、
    b)前記少なくとも1つの矩形のパネル型枠補正要素(53、90、91、92)は、つなぎ穴が全くなく、
    c)前記第1及び第2の矩形のパネル型枠要素(61、62)は、
    前記パネル型枠要素(61、62)の各々の前面側にある平坦なフォームライニング(61a、62a)と、
    前記パネル型枠要素(61、62)の背面側にある外縁方向の枠(54)と、
    前記フォームライニング(61a、62a)を貫通して延出する少なくとも1つのつなぎ穴(65、66、75、76)とによって形成され、
    前記少なくとも1つの矩形のパネル型枠補正要素(53、90、91、92)は、前記第1のパネル型要素(61)及び前記第2のパネル型要素(62)の間に配され、
    前記パネル型枠要素(61、62)の全てのつなぎ穴(65、66、75、76)が、共通のつなぎ穴平面(A)に配置され、該つなぎ穴平面(A)が前記矩形のパネル型枠要素(61、62)の2つの平行な側方外縁(17、18、81)の間の中央に、かつ前記パネル型枠要素(61、62)の前記フォームライニングの平面(SE)に対して垂直に延出し、
    前記パネル型枠要素(61、62)の全てのつなぎ穴(65、66、75、76)が、前記外縁方向の枠(54)から距離を置いて配置され、
    前記内側リム(55)の3つの側方外縁(70、71、72)に対する前記第1の内側コーナ要素(51)の第1の内側リム(55)のつなぎ穴(67、68)の各々の位置と、前記内側リム(57)の3つの側方外縁(83)に対する前記第2の内側コーナ要素(52)の第1の内側リム(57)のつなぎ穴(69)の各々の位置とが互いに対応し、
    前記内側リム(56)の3つの側方外縁(21、12、22)に対する第1の内側コーナ要素(51)の第2の内側リム(56)のつなぎ穴(63、64)の各々の位置と、前記パネル型枠要素(61)の3つの側方外縁(23、17、24)に対する前記第1のパネル型枠要素(61)のつなぎ穴(65、66)の各々の位置とが互いに対応し、
    前記内側リム(58)の3つの側方外縁(77、78、79)に対する前記第2の内側コーナ要素(52)の第2の内側リム(58)のつなぎ穴(73、74)の各々の位置と、前記パネル型枠要素(62)の3つの側方外縁(80、81、82)に対する前記第2のパネル型枠要素(62)のつなぎ穴(75、76)の各々の位置とが互いに対応し、
    前記内側コーナ要素(51)と前記内側コーナ要素(52)とは、互いに対応する前記つなぎ穴(67、68)及び前記つなぎ穴(69)にそれぞれ通されたタイロッドによりつながれ、前記内側コーナ要素(51)と前記パネル型枠要素(61)とは、互いに対応する前記つなぎ穴(63、64)及び前記つなぎ穴(65、66)にそれぞれ通されたタイロッドによりつながれ、且つ前記内側コーナ要素(52)と前記パネル型枠要素(62)とは、互いに対応する前記つなぎ穴(73、74)及び前記つなぎ穴(75、76)にそれぞれ通されたタイロッドによりつながれているコンクリート壁用パネル型枠T字型交差部システム。
  2. 全部で2つ又は3つのパネル型枠補正要素(53、90、91、92)が設けられ、それらが前記パネル型枠要素(61、62)の間、及び/又は他のパネル型枠補正要素(53、90、91、92)の間に配置できることを特徴とする、請求項1記載のパネル型枠T字型交差部システム。
  3. α1=90°が両方の内側コーナ要素(51、52)に適用されることを特徴とする、請求項1又は2記載のパネル型枠T字型交差部システム。
  4. 前記パネル型枠要素(61、62)の前記つなぎ穴(65、66、75、76)が、前記それぞれのパネル型枠要素(61、62)の交差平面(KE)に対して鏡面対称に配置され、前記交差平面(KE)が前記フォームライニングの平面(SE)に対して垂直に、かつ前記パネル型枠要素(61、62)の2つの別の平行な側方外縁(23、24、80、82)の間の中央に延出し、前記つなぎ穴平面(A)及び前記交差平面(KE)が互いに対して垂直に配置されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパネル型枠T字型交差部システム。
  5. 前記内側コーナ要素(51、52)の前記内側リム(55、56、57、58)が互いに強固に連結され、特に、各内側コーナ要素(51、52)の前記2つの内側リム(55、56、57、58)が共に、それぞれの場合に一体に形成されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパネル型枠T字型交差部システム。
  6. 前記内側コーナ要素(51、52)が、前記第2の内側リム(56、58)及び前記パネル型枠要素(61、62)の前記フォームライニング(56a、58a、61a、62a)がそれぞれの場合に対になって平行に向きを付ける様式で向きを付けられ、
    前記パネル型枠要素(61、62)の前記フォームライニング(61a、62a)、及び全ての補正要素(53a)が同一平面上に配置され、
    前記2つの第1の内側リム(55、57)の前記側方外縁(71、83)が、互いに対して整列され、これらの側方外縁(71、83)が、前記内側コーナ要素(51、52)の前記それぞれ他の内側リム(56、58)の反対方向に向き、
    前記他の内側リム(55)の反対方向に向く前記第1の内側コーナ要素(51)の前記第2の内側リム(56)の前記側方外縁(12)が、前記第1のパネル型枠要素(61)の側方外縁(17)と整列され、
    前記他の内側リム(57)の反対方向に向く前記第2の内側コーナ要素(52)の前記第2の内側リム(58)の前記側方外縁(78)が、前記第2のパネル型枠要素(62)の側方外縁(81)と整列されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパネル型枠T字型交差部システムを備える、パネル型枠T字型交差部構成体。
  7. 前記内側リム(55、56、57、58)の前記フォームライニング(55a、56a、57a、58a、61a、62a)と、互いに対して平行に配置された前記パネル型枠要素(61、62)との間の距離(WD、WZ)が、同一であることを特徴とする、請求項6記載のパネル型枠T字型交差部構成体。
  8. 全てのパネル型枠補正要素(53、90、91、92)が、前記パネル型枠要素(61、62)の間、及び/又は別の補正要素(53、90、91、92)の間に配置され、前記パネル型枠要素(61、62)及び全ての補正要素(53、90、91、92)の前記フォームライニング(61a、62a、53a)が共通の平面内にあることを特徴とする、請求項6又は7記載のパネル型枠T字型交差部構成体。
  9. 補強筋(85)が設けられ、これが前記2つのパネル型枠要素(61、62)及び前記少なくとも1つのパネル型枠補正要素(53、90、91、92)の背後に係合することを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか1項に記載のパネル型枠T字型交差部構成体。
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