JP5538131B2 - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車載用ナビゲーション装置の全体構成を示すブロック図である。車載用ナビゲーション装置100(以下、ナビゲーション装置100と呼ぶことがある)は車両に搭載される車載型の装置である。以下の説明では、ナビゲーション装置100が搭載されている車両を自車両と呼ぶ。ナビゲーション装置100は、自車両が目的地に到達するための経路を探索する経路探索機能、および、自車両を当該経路に従って案内する経路案内機能を有する。
地図データ131は、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、地図データに格納されている道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。リンク情報には、各リンクの旅行時間(以下、リンク旅行時間)の情報と、当該道路の車線数の情報と、当該道路の道路種別(例えば国道や都道府県道など)の情報とが含まれている。なお、本実施形態のリンク情報は、各々の道路を車線数に拘わらずひとつのリンクにより表している。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有している。制御回路110は表示装置140に地図を表示する際、ユーザの要求に従って、表示地図の縮尺を変更することが可能である。
経路探索部111は、自車両の現在地からユーザにより設定された目的地までの最適な経路を探索する処理である、経路探索処理を実行する。目的地がユーザにより設定されると、経路探索部111は現在地検出装置170により検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。例えば、出発地から目的地までの間の旅行時間(リンク旅行時間の合計)が最小になるような経路を演算するアルゴリズムで経路演算が行われる。以上の経路探索処理により求められた経路(以下、推奨経路という)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して画面に表示される。これにより、ユーザは推奨経路を地図画面上で認識することができる。
経路案内部112は経路案内処理を実行する。経路案内処理とは、自車両の運転者が経路探索部111により探索された推奨経路に従って自車両を走行させられるように、運転者に対して表示装置140の画面やスピーカ150による音声などにより進行方向指示を行い、車両を経路誘導する処理である。
車線認識部113は、カメラ180により撮影された自車両の前方の路面の画像から、自車両の走行車線を認識する。車線認識部113は例えば特許文献2に記載されているように、路面の画像から車線の境界線である白線のエッジを抽出することにより、走行中の車線を認識する。なお、走行中の道路の総車線数は地図データ131から取得することが可能である。
道路幅取得部114は、自車両が走行中の道路における1車線当たりの道路幅を取得する。本実施形態の道路幅取得部114はまず、地図データ131を参照することにより走行中の道路の道路種別を取得する。その後、道路種別が例えば国道であれば1車線当たり3メートルというように、道路種別毎に定められた所定の道路幅を、走行中の道路における1車線当たりの道路幅として取得する。
リンク距離算出部115は、自車位置マークが表示されたリンク、すなわちマップマッチングされたリンクと、現在地検出装置170により検出された現在地との距離を算出する。例えば図2において、位置21とリンク23との距離を算出する。リンク距離算出部115は、現在地検出装置170により検出された現在地から自車位置マークが表示されたリンクへの垂線の長さを、リンクと現在地との距離として算出する。すなわち、リンク距離算出部115により算出される距離は、現在地から自車位置マークが表示されたリンクへの垂線の長さに等しい。
リンク車線推定部116は、自車両が走行中の道路において、マップマッチングされたリンクが存在する車線を推定する。以下、リンク車線推定部116による推定処理について詳述する。
本実施形態のナビゲーション装置100は、自車両の逸脱判定処理を実行する。自車両の逸脱判定処理とは、自車両が、現在走行している道路から逸脱し、分岐している他の道路に進入したことを判定する処理である。以下、逸脱判定処理について詳述する。
(1)リンク車線推定部116が、車線認識部113により認識された走行車線と、道路幅取得部114により取得された道路幅と、リンク距離算出部115により算出された現在地からリンクまでの距離とに基づいて、自車位置マークが表示されたリンクが、走行中の道路のどの車線に対応しているかを推定する。このようにしたので、マップマッチングの精度を向上させることができる。
地図データ131は、HDD130以外の記憶手段に記憶させてもよい。例えばDVD−ROM等の記憶媒体を用いてもよいし、ナビゲーション装置100の外部から無線通信により地図データ131を受信するようにしてもよい。
現在地の検出を、第1の実施の形態における現在地検出装置170以外の装置により行ってもよい。例えば、衛星を利用した測位システムのみで現在地を検出するようにしてもよい。
車線認識部113が、カメラ180を用いて画像処理を行う以外の方法により自車両の走行車線を認識するようにしてもよい。例えばレーダー等の環境センサを用いて分離帯等を検出するようにしてもよいし、道路に予め設置されたビーコンから走行車線に関する情報を取得するようにしてもよい。あるいは、付近を走行中の他車両から車線に関する情報を無線通信により受信し、自車両の走行車線を割り出すようにしてもよい。
道路幅取得部114が、地図データ131を参照する以外の方法により一車線当たりの道路幅を取得するようにしてもよい。例えば無線通信によりナビゲーション装置100の外部から道路幅を取得するようにしてもよいし、道路に予め設置されたビーコンから当該道路の道路幅を取得するようにしてもよい。また、道路種別から道路幅を決定するのではなく、リンクに対し道路種別とは別に一車線当たりの道路幅の情報を付加した地図データを利用するようにしてもよい。
Claims (6)
- 各々の道路が車線数に拘わらずひとつのリンクにより表された道路地図データを格納した記憶手段と、
自車両の現在地を取得する現在地取得手段と、
前記取得した現在地に基づいて、前記現在地に対応付けられたリンク上の位置に自車位置マークを表示する表示制御手段と、
自車両の走行車線を認識する車線認識手段と、
自車両が走行中の道路における1車線当たりの道路幅を取得する道路幅取得手段と、
前記自車位置マークが表示されたリンクと前記現在地との間の距離を算出する距離算出手段と、
前記認識された走行車線と、前記取得した道路幅と、前記算出された距離とに基づいて、前記自車位置マークが表示されたリンクが、走行中の道路のどの車線に対応しているかを推定する車線推定手段と、
を備えることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 請求項1の車載用ナビゲーション装置において、
前記車線推定手段は、前記算出された距離と前記道路幅との差に基づいて、前記自車位置マークが表示されたリンクが、走行中の道路のどの車線に対応しているかを演算することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 請求項1または2に記載の車載用ナビゲーション装置において、
前記現在地から自車両の進行方向の所定距離内に分岐が存在することを検知する分岐検知手段と、
前記分岐検知手段により分岐が検知されたことに応じて、前記車線数と、前記道路幅と、前記現在地と、前記リンクが存在する車線とに基づき、前記リンクに対応する車線を含む本線から自車両が逸脱したか否かの判定を開始する逸脱判定手段とを更に備えることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 請求項3に記載の車載用ナビゲーション装置において、
前記リンクに対応する車線と分岐路が接続される車線との相対位置に基づいて、自車両が分岐したか否かを推定する基準線を演算する演算手段をさらに備え、
前記逸脱判定手段は、前記リンクに対応する車線側から前記基準線を越えるように前記現在地が変位したときに、自車両が本線から逸脱したと判定することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載用ナビゲーション装置において、
自車両の前方の路面を撮影し画像信号を出力する撮影手段を更に備え、
前記車線認識手段は、前記画像信号に基づいて前記走行車線を認識することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載用ナビゲーション装置において、
前記車線認識手段は、自車両の外部から自車両の走行車線に関する情報を受信することにより、前記走行車線を認識することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
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