JP5538065B2 - 形彫り放電加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、放電加工(EDM)に関する。より具体的には、本発明は、従来のEDM装置よりも高い金属除去速度及び低い表面粗さを示す形彫りEDM装置に関する。
形彫りEDMは、小体積の様々な金属構造物を作製するために使用されてきた。典型的には、形彫りEDMは、炭化水素ベースのオイルなどの流体のタンクの中に被加工物を配置することを含む。被加工物に対する所望の形状の鏡像を有するダイ電極が、ラムによって被加工物の近傍に移動され、次いで電気パルスをダイ電極と被加工物の間の間隙に繰り返し印加して、物質を被加工物から除去する放電を引き起こす。形彫りEDMは、高切削力及び硬質な工具を用いずに加工困難な金属又は合金を加工する能力を有しており、プロセスを、従来の加工技術よりも費用効率がよい、さほど複雑でないものにする。形彫りEDMの考えられる一適用例は、タービンブレードの翼形状を製造することにあり、これらのタービンブレードは、蒸気タービンの高まり続ける温度に耐えるニッケル基耐熱合金製である。これらタフアロイは、必要とされる入り組んだ形状を加工するのが困難であり、それにより設備及び作業の費用が押し上げられるので、部品生産をかなり困難なものにする。形彫りEDMは、これらの合金を加工するための魅力的なプロセスであるが、形彫りEDMの使用には、いくつかの課題により現在制限がある。
本開示の第1の態様は、流体を収容するタンクと、被加工物の第1の部分に与える形状を有する、タンク内の第1の電極と、流体に少なくとも一部分が浸漬された被加工物を位置決めし、動作不能位置と放電加工が第1の部分で生じる第1の電極の第1の動作可能位置との間で被加工物を交互に移動する被加工物ホルダと、被加工物が第1の動作可能位置に入ったことに応答して、物質を第1の部分から除去するように第1の部分と第1の電極の間で放電を生じさせるパルス発生器とを備える形彫り放電加工(EDM)装置を提供する。
本開示の第2の態様は、複数の電極セグメントを含む第1の電極であって、被加工物の第1の部分に与える第1の形状を含む第1の電極と、第1の電極の各電極セグメントに結合した別個の電気パルス発生器と、物質を第1の部分から除去するように他の電極セグメントから独立して各電極セグメントに放電を発生させる別個の各電気パルス発生器に結合したパルスコントローラとを備える形彫り放電加工(EDM)装置を提供する。
本発明の実施形態による形彫り放電加工(EDM)装置を示す図である。 異なる2つの動作可能位置で図1の形彫りEDM装置を示す図である。 異なる2つの動作可能位置で図1の形彫りEDM装置を示す図である。 従来技術の複数のセグメントのEDM電極を示す図である。 本発明の実施形態による、複数のセグメントを備える電極とセグメントごとのパルス発生器とを有する形彫りEDM装置を示す図である。 図1〜図3の形彫りEDM装置に適用された図5の電極の実施形態を示す図である。 図1〜図3の形彫りEDM装置に適用された図5の電極の代替実施形態を示す図である。 図5〜図7Bの被加工物ホルダコントローラについての複数の入力の電圧検出の一例を示す図である。
図面、具体的には図1〜図3を参照して、形彫り放電加工(EDM)装置の実施形態を説明することにする。形彫りEDM装置100は、物質を被加工物から除去するように1つ以上の電極104、106によって被加工物102に放電を加える。電極104、106及び被加工物102は、導電性材料で作製する。被加工物102は、実際には任意の導電性材料で作製できるが、形彫りEDM装置100は、従来の機械加工の使用では機械加工するのが困難な、Inconel(登録商標)などのニッケル基耐熱合金など、より硬質の材料に特に適用可能である。図1に示すように、一実施形態では、形彫りEDM装置100は、流体112を収容するタンク110を備える。流体112は、とりわけ、各放電前に媒体の絶縁を維持し、被加工物102から除去した粒子を捕獲し、熱を分散させるために使用される炭化水素ベースのオイル又は他の誘電液体を含んでもよい。図1は、本明細書で述べるように、被加工物102が、動作可能位置同士の間の動作不能位置にある、形彫りEDM装置100を示す。
第1の電極104は、例えば、取付具114によってタンク110内に配置され、流体112に浸漬される。第1の電極104は、図2に示すように、被加工物102の第1の部分122に与える形状120(すなわち、ダイ)を有することができる。図示するように、被加工物102は、凹状翼形を有する第1の部分122を含む。結果として、機械加工が完了した後には、第1の電極104の形状120は、第1の部分122の鏡像、すなわち凸状翼形状となる。しかし、第1の電極104について示す形状は、単なる例示であり、実際には、平面を含めて、任意の形状であってもよいことが理解されよう。(1つ以上の)電極104、106は、図1のページに垂直な方向に延在し得ることも理解されよう。
被加工物ホルダ130は、流体112に少なくとも一部分が浸漬された被加工物102を位置決めする。被加工物ホルダ130は、形彫りEDM装置100で用いられる適切な向きに被加工物102を収容できる任意の構造、例えば、油圧又は電気駆動のラムを含むことができる。被加工物102が移動可能な被加工物ホルダ130にあり、(1つ以上の)電極104、106がタンク110内にあるこの配置は、従来の形彫りEDM技術の出発形態を表しており、この形態は、被加工物をタンク内に固定して配置し、単一の電極を被加工物の近くに移動するものである。現在の配置は、1つより多くの電極を使用し、それにより被加工物の複数の側面からより速く機械加工することを可能にする。示した例では、被加工物102をタービンバケット又はノズルに成形することになり、したがって、被加工物ホルダ130は、(1つ以上の)電極104、106に当てるために片持ち梁のように被加工物102を支持できなければならない。図1及び図2を比較することで示すように、被加工物ホルダ130は、被加工物ホルダコントローラ132の制御下で、動作不能位置(図1)と、放電加工が第1の部分122で生じる第1の電極104の第1の動作可能位置(図2)との間で被加工物102を交互に移動する。被加工物ホルダコントローラ132は、任意の所要の移動手段(例えば、モータ、コンベア、水撃ポンプ、空圧シリンダなど)、及び/又は任意の所要のセンサ(例えば、赤外線又はレーザベースのセンサなどの位置センサなど)を用いて、被加工物ホルダ130の操作を制御する任意の現在知られている又は後に開発されるコンピュータ化したコントローラを含んでもよい。被加工物ホルダコントローラ132は、被加工物102に機械的に固定することができ、被加工物102を任意の方向に、すなわち縦横方向にあらゆる必要な動作を可能にするように移動することができる。被加工物ホルダコントローラ132は、被加工物102から電気的に絶縁していてもよい。
図2に示すように、パルス発生器140は、被加工物102が第1の動作可能位置に入ったことに応答して、物質を第1の部分122から除去するように第1の部分122と第1の電極104の間で放電142を生じさせる。パルス発生器140は、任意の現在知られている又は後に開発される、第1の電極104と第1の部分122の間で第1の部分122から物質を除去させるのに十分な放電142を引き起こす機構を含むこができる。当技術分野で知られているように、放電142は、第1の部分122と第1の電極104の間の空間に沿って移動し、それらの間の空間が放電142を持続するのに十分に小さい場合に第1の部分122の表面全体に沿って物質を除去することができる。従来のEDMと対照的に、パルス発生器140は、取付具114及び144を有するタンク110に正極性を持たせ、被加工物ホルダ130に負極性を持たせることができる。パルス発生器140は、本明細書に記載した目的のために、パルス発生器140が、被加工物ホルダコントローラ132にフィードバックを与えることができるように、被加工物ホルダコントローラ132に結合し、又は組み合わさってもよい。
上記の通り、形彫りEDM装置100は、例えば、取付具144によってタンク110内に配置した第2の電極106を同様に備えることができ、それにより、被加工物102は、単一セットアップで複数の電極に迅速に露出できる。第2の電極106は、被加工物102の第2の部分162に与える第2の形状160(すなわち、ダイ)を含む。図示するように、被加工物102は、凸状翼形を有する第2の部分162(図3)を含む。結果として、機械加工が完了した後には、第2の電極106の形状160は、第2の部分162の鏡像、すなわち凹状翼形状となる。しかし、第2の電極106について示す形状は、単なる例示であり、実際には、平面を含めて、任意の形状であってもよいことが理解されよう。
2つの電極104、106を設ける場合には、被加工物ホルダ130は、(被加工物ホルダコントローラ132を介して)放電加工が第1の部分122で生じる第1の電極104の第1の動作可能位置(図2)と、図1に示す動作不能位置と、放電加工が第2の部分162で生じる第2の電極106の第2の動作可能位置(図3)との間で被加工物102交互に移動する。図3に示す第2の動作可能位置では、被加工物102が第2の動作可能位置に入ったことに応答して、パルス発生器140は、物質を第2の部分162から除去するように第2の部分162と第2の電極106の間で放電164を生じさせる。交互の移動は、形状120及び160がそれぞれ要求する寸法の目標に両部分122、162が到達するまで続き、その点で移動が停止する。結果として、2つの電極104、106の間でワークピースを交互に移動し、及びパルス発生器140によって生じる調整した放電142、164によって、被加工物102をエーロフォイルに成形することができる。当技術分野で知られているように、空間が、放電164を持続するのに十分に小さい場合には、放電164は、第2の部分162と第2の電極106の間の空間に沿って移動して、第2の部分162の表面全体に沿って物質を除去することができる。従来のEDMと対照的に、パルス発生器140は、タンク110内の第2の取付具144に正極性を持たせ、被加工物ホルダ130に負極性を持たせる。
必須ではないが、図示するように、第1の電極104の第1の形状120及び第2の電極106の第2の形状160は、被加工物102上に連続表面を形成するように構成することができる。示した例では、第1の形状120及び第2の形状160は、タービン用のブレード又はノズルのための翼形状を形成するように構成される。このように、被加工物102は、実際には、形彫りEDM装置100を用いて単純又は複雑な任意の形状に成形することができる。しかし、製造される構造に応じて、1つ、2つ、又は2つより多くの電極104、106全てが、使用されてもよいことが理解されよう。例えば、製造部品が、一領域内の機械加工を必要とするだけのいくつかの場合には、1つの電極だけを使用してもよい。同様に、製造部品が、同一の特徴を有する(例えば、対称的である)表面を含む場合、1つの電極を用いて、必要領域の機械加工に対応するのに十分な被加工物102の操作を与える被加工物ホルダ130で各表面を機械加工することができる。同様に、より複雑な製造部品を必要とする場合は、様々な形状を有する任意の個数の電極を用いることができ、被加工物ホルダ130が、1つ以上のタンク110内でそれらの間で動くように構成される。
図2及び図3に示すように、EDMは、内部で浮遊する被加工物102の粒子を含む(矢印で示す)粒子含有流体166(例えば、絶縁油)を生成する。従来の形彫りEDMを用いて機械加工速度を上げることに関連する課題の1つは、被加工物102の近くからこの粒子を除去することである。図示した実施形態では、被加工物102と電極104又は106の間の空間は、粒子含有流体166を含み、この粒子含有流体166は、高温を有する。被加工物102と電極104又は106との間の境界面は、垂直に位置しているので、当然ながら高温の流体166は、上方へ流れ、この空間から粒子をいくらか運び去る。しかし、形彫りEDM装置100は、図1に示す動作不能位置と、図2に示す第1の動作可能位置又は図3に示す第2の動作可能位置との間で被加工物102を移動することによって、被加工物102によって空いた空間168から粒子含有流体166を少なくとも部分的に引き出す。すなわち、被加工物ホルダ130を介した被加工物102の移動によって、粒子含有流体166を空間168から押し流し、粒子含有流体166をクリーナ流体112に置き換えるのに十分な流体の真空を空間168内に引き起こす。結果として、被加工物102を交互に移動する度に、クリーナ流体112が電極104、106と被加工物102との間の空間内に存在し、それによってより速くより良い機械加工が可能になる。必要であれば、図3にのみ示すように、(1つ以上の)ノズル170は、押流し作用を強化するために空間168の近くに配置できる。(1つ以上の)ノズル170は、空間168を通じての対流を強化するために、空間168の下方でクリーナ流体112の噴流を生成する。このようにして、クリーナ流体112をより頻繁に放出し、より速い粒子除去速度を達成することができる。任意の個数のノズルを用いてもよい。
図4を参照すると、精密製造部品及び大量生産への利用に対する従来の形彫りEDM加工に関する他の課題があり、その課題は、従来の形彫りEDM加工が、あまりに低い金属除去速度(MRR:metal removal rate)を有すること、又は従来の形彫りEDM加工は、大きい放電クレータ又は粗面のために均一な機械加工を十分にはもたらさないことである。図4は、従来の複数のセグメントの電極190に関連する課題を示す。当技術分野で知られているように、複数のセグメントに分けた電極190は、いくつかの電極セグメント192を含み、各電極セグメント192は、セグメント間の絶縁層194によって分離されている(分かりやすくするために1つだけ符号を付けている)。図示するように、単一のパルス発生器196を複数の電極セグメント192の全てに結合して、ただ1個の電圧パルスを出力し、その電圧パルスは、典型的には、点火遅延又は間隙が電圧に耐えられなくなった(gap stressing)後で、サイズが大きくなり得る放電199Lを生じさせる。このただ1個の電圧パルスの間、他のセグメントでの他の放電199Sは、様々な及びランダムな粒子密度及び局所的な温度に起因して生じることも生じないこともある。同様に、他の放電199Sが、最初の放電199Lよりも後で点火されることもあり、それにより放電の持続時間が短縮され、除去の量がより少なくなる。ある一定のパルス持続時間の後に、パルスをオフにして放電エネルギーを制御し、次の放電期間のために電極と被加工物の間の間隙のイオンを除去する。典型的には、放電199L、199Sは、強度(電流)及び放電の持続時間が等しくない。より具体的には、放電強度及び持続時間は、電極セグメント192と被加工物102の間の間隔、及び局所的な粒子密度/温度に依存し、それらは、被加工物の表面及び電極の表面に沿って変化し得る。放電199Lは、(放電の右側のグラフによって示すように)比較的強く、持続時間が長く、それにより金属除去速度が大きくなり、大きいクレータで表面特性が悪くなる。対照的に、別の放電199Sは、(放電の右側のグラフによって示すように)比較的弱く、持続時間が短くなり得ると共に、金属除去速度が低くなり得る。さらに、より短い放電199Sは、電極を消耗させやすい。結果として、機械加工は、極めて一様でないものになる可能性があり、結果的にある位置ではピッチングになり、別の位置では不十分な加工になる。この状況は、精度が要求される場合には部品が動作不能になり、曲面を作り出す場合に特に深刻であり得る。単一のパルス源では、様々な位置及びオイルの状況が放電均一性を阻害するので、複数の放電が均一である確率は、大変低い。したがって、複数の電極セグメントを用いても、複数のパルス電極の本来の目的は、実現されない。
図5及び図6を参照すると、別の実施形態において、形彫りEDM装置200は、複数の電極セグメント202を含む電極201を含むことができる。電極104、106と同様に、電極202は、被加工物102の部分120に与える(本明細書では平面の)形状を含んでもよい。しかし、従来の形彫りEDM装置と対照的に、パルス発生器204は、電極201の各電極セグメント202に結合した別個の電気パルス発生器206を含む。各電極セグメント202は、絶縁体212、例えばポリマー層によって隣接セグメントから電気的に絶縁していてもよい。加えて、同じ放電持続時間及び電流を命令するパルスコントローラ208が、別個の各電気パルス発生器206に結合される。各パルス発生器206は、物質を被加工物102から除去するように、他の電極セグメント202から独立して、各電極セグメント202上で同じ放電エネルギーを有する放電210を発生させる独立した発振器を備える。一実施形態では、パルスコントローラ208は、全てのパルス発生器206に、指定の金属除去速度及び表面粗さに応じて同じ放電持続時間、放電電流、及びパルス間隔を命令する。各パルス発生器206は、同じ電圧振幅で電圧パルスを放ち、異なった時間に起こる局所的な流体(オイル)ブレイクダウンを待つ。局所的なブレイクダウンがあると、各パルス発生器206は、パルスコントローラ208によって指示される放電持続時間を、すなわち、カウンタ(図示せず)によってカウントダウンし始める。パルスコントローラ208によって指示された同じ放電電流を電子的に維持する。指定の放電が終了するとすぐに、各パルス発生器206は、電圧パルスを停止し、全ての電極セグメントについてパルスコントローラ208によって指示されたように同一のパルス持続時間になる。各パルス発生器206内のカウンタは、指示されたパルス間隔を維持することもできる。局所的なブレイクダウンは、様々な局所的な間隙の状態(例えば、様々な粒子密度、間隙のサイズ、及び温度)に依存し、異なった時間にランダムに点火するので、独立した各パルス発生器206は、均一な放電を実現するために、各パルス発生器206の各電極セグメント202の特有の局所的な状況のために設けられる。これら独立したパルス発生器206は、互いとは通信しないが、特定の電極セグメント202に別個に対応するそれら自体の局所的な間隙の状況に適応する。図5では、放電210は、異なった時間に点火する。同じパルス間隔が、様々なセグメント202について異なる時間インスタンスで与えられ得る。しかし、このシステムは、同じ放電エネルギー、すなわち同じ放電持続時間及び電流を維持する。すなわち、電極セグメントがあるのと同じくらい多くの放電があるが、これら放電は、同じ持続時間続き、しかし異なった時間に開始及び停止する。独立した専用のパルス発生器206は、放電を均一にさせるが、非同期の放電を可能にする。セグメント202は、同一の放電持続時間/電流を有して、各放電210を他の放電と強度及び持続時間をほぼ同一にさせることができるので、機械加工によりMRRがより良くなり、均一なクレータで表面特性がより良くなる。さらに、電極201の寿命をより良く制御することができる。
電極201は、図6に示すように、図1〜図3の形彫りEDM装置100を含む任意の形彫りEDM機器と共に使用されてもよい。この場合、第1の電極224及び第2の電極226は、後者を使用する場合、図5に図示するように構成された複数の電極セグメント202をそれぞれ備えることができる。
単一の電極104、106(図1〜図3)、又は複数の電極セグメント202(図6)を備える形彫りEDM装置100の動作をここで説明することにする。被加工物ホルダコントローラ132は、被加工物ホルダ130、したがって被加工物102の移動を制御する。機械コンピュータ数値制御(CNC)の下で、被加工物ホルダコントローラ132は、タンク110内で電極104と電極106の間のある位置に被加工物102を駆動する。EDMプロセス中、被加工物ホルダコントローラ132は、被加工物102と電極104又は106(及びもしあれば各セグメント202)の間の(間隙)電圧を検出し、検出した電圧に基づいて電極104又は106に向かう被加工物102の送り速度を制御する。高い間隙電圧は、大きい送り速度をもたらし、一方、低い間隙電圧は、小さい送り速度をもたらし、又は被加工物が、短絡又はアーク放電を避けるために、退去することさえある。セグメントに分けた電極224、226を使用する場合には、被加工物ホルダコントローラ132は、複数の電極セグメント202のうちの1つからの放電が閾値より低い間隙電圧を有していることに応答して、被加工物102の送り速度を減少させ、又は電極からの被加工物102を遠ざける。この状況は、短絡又はアーク放電が、所与の位置で生じている可能性があることを示す。閾値は、例えば、ピッチング又は潜在的な損傷の他の形態を引き起こすような大きさの間隙の状態を表す所与の間隙電圧に設定することができる。同様に、被加工物ホルダコントローラ132は、複数の電極セグメント202のどれもが被加工物に放電していないことに応答して、電極に向かう被加工物102の送り速度を増加させる。この状況は、電極セグメント202がそれぞれ、物質を十分に被加工物202から機械加工して離し、電極200と被加工物102の間の間隔がさらなる間隙のブレイクダウンのためには離れ過ぎているような場合に生じる。さらに、被加工物ホルダコントローラ132は、複数の電極セグメント202の全てが予想される放電電圧レベルで被加工物に放電していることに応答して、電極に向かう被加工物102の送り速度を維持する。この状況は、電極セグメント202がそれぞれ、等しい増分で機械加工していて、電極201と被加工物102の間の間隔が、さらに一様な機械加工のために十分であるようになっている場合に生じる。これは、被加工物102が、実質的に所望の形状120、160(それぞれ図2及び図3)を持つようになった場合に、機械加工の仕上げ近くで大変よくあるケースである。代替として、1つ又はいくつかの電極セグメント202が、予想される放電電圧レベルで被加工物102に放電する場合は、送り速度を同様に維持する。このケースは、ブレイクダウン及び放電するには依然として大き過ぎる空間を有する電極の他の(1つ以上の)電極セグメント202よりも前に、湾曲電極の表面の一部の突出部分が、被加工物102に係合するときに起こる。
図7A及び図7Bに示す別の実施形態では、電極セグメント202は、絶縁体212によって分離させるのではなく、互いに離間させることができる。このやり方では、流体112が、セグメント202同士の間の絶縁体として働く。図7A及び図7Bに示すように、この場合、2セットのセグメントに分けた電極202を用いて、完全な表面加工を確実にすることができる。すなわち、図7A中のセグメントに分けた電極202のセットは、所与のセットの位置を機械加工し、図7B中のセグメントに分けた電極202のセットは、図7Aの電極202同士の間の空間によって生じる別の所与のセットの位置を機械加工し、それにより表面全体を機械加工する。その他の場合は、形彫りEDM装置100は、上記のように図1〜図3に実質的に関連して動作する。
セグメントに分けた電極201の実装は、様々なハードウェア及び/又はソフトウェアの形態をとり得る。図8は、ダイオード300を用いた代替実施形態を示す。複数の電極の場合には、図6、図7A及び図7Bにあるように、複数の間隙電圧信号が存在する。場合によっては、被加工物ホルダコントローラ132は、被加工物102の送り速度を制御するために、これら電圧信号のうちの1つの信号を処理することができるに過ぎない可能性がある。この状況に対処するために、一実施形態では、ダイオード300は、より高い電圧信号を阻止するが、最低電圧信号が、被加工物ホルダコントローラ132に入力することを可能にする。すなわち、図8に示すように接続したダイオード300は、所与の電極セグメント202の電圧が、被加工物ホルダコントローラ132への入力点302、又はダイオード300全ての陽極の接合点での電圧より高いときに、電圧信号を阻止することになる。このように、全間隙電圧のうちの最低電圧だけが、被加工物ホルダコントローラ132へ通過することが許される。そのようなシステムは、全電極セグメント202のうちで最接近間隙距離にある電極セグメント202を最優先で制御することを確実にする。最低間隙電圧又は最接近間隙距離にある電極セグメント202は、あるセグメントから他のセグメントへ変更又は切替できることが理解されよう。ダイオード300は、最低電圧をいつも選択するか、又は放電若しくは適宜短絡の状態で被加工物202に密接に係合する電極セグメント202をいつも選択する。全ての電極セグメント202が、同時に動作するとは限らないことも理解されたい。結果として、(1つ以上の)非動作又は非活動(オープン)電極セグメント202Xのダイオード300Xを被加工物ホルダコントローラ132から切断することができ、したがってその電極セグメントの解析を止める。上記のダイオード300は、被加工物ホルダコントローラ132にどの電圧信号が到達するか濾波するやり方の1つを表しているに過ぎない。同じプロセスを実現するために、他のハードウェア及び/又はソフトウェアの実装を適用することもできる。
「第1の」、「第2の」などの用語は、本明細書において、いかなる順序、量、又は重要性も示すものではなく、むしろ一要素を別の要素から区別するために使用するものであり、「a」及び「an」という用語は、本明細書において、量の限定を示すのではなく、むしろ参照事項が1つ以上存在することを示す。ある量に関連して用いる修飾語「about(約)」は、表示値の一切を含むと共に、文脈に従った意味を有する(例えば、特定の量の測定値に関連する誤差の程度を含む)。本明細書中で用いる「(1つ以上の)」を付加した表現は、修飾する用語の単数形と複数形を共に包含するものであり、それによりその用語を1つ以上含む(例えば、(1つ以上の)金属は、1種類以上の金属を含む)。本明細書中に開示した範囲は、一切を含み、独立して結合可能である(例えば、「約25重量%まで、又はより具体的には、約5重量%〜約20重量%」の範囲は、「約5重量%〜約25重量%」などの範囲の終点及び全ての中間値の一切を含む)。
様々な実施形態を本明細書中で説明したが、本明細書中の要素の様々な組み合わせ、変形形態、又は改良形態が、当業者によりなされ得ると共に、本発明の範囲内であることが明細書から理解されよう。加えて、多くの変形形態を、本発明の本質的な範囲から逸脱することなくある特定の状況又は物質を本発明の教示に適合するようになすこともできる。したがって、本発明は、本発明を実施するために考えられた最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明は、添付した特許請求の範囲内に包含される全ての実施形態を含むことになる。
100 装置
102 被加工物
104 第1の電極
106 第2の電極
110 タンク
112 流体
120 形状
122 第1の部分
130 被加工物ホルダ
132 コントローラ
140 パルス発生器
142 放電
144 取付具
160 第2の形状
162 第2の部分
168 空間
170 (1つ以上の)ノズル
190 セグメントの電極
192 電極セグメント
194 絶縁層
202 電極セグメント
208 パルスコントローラ
212 絶縁体
300 ダイオード
302 入力点

Claims (12)

  1. 形彫り放電(142)加工(EDM)装置(100)であって、
    流体(112)を収容するタンク(110)と、
    前記タンク(110)内に固定され、前記流体(112)に浸漬された第1の固定電極(104)であって、被加工物(102)の第1の部分(122)に対して鏡像の第1の形状(120)を有する1の固定電極(104)と、
    前記流体(112)に少なくとも一部分が浸漬された前記被加工物(102)を位置決めし、動作不能位置と放電(142)加工が前記第1の部分(122)で生じる前記第1の固定電極(104)の第1の動作可能位置との間で前記被加工物(102)を横方向に交互に移動する被加工物ホルダ(130)と、
    前記被加工物(102)が前記第1の動作可能位置に入ったことに応答して、物質を前記第1の部分(122)から除去するように前記第1の部分(122)と前記第1の固定電極(104)の間で放電(142)を生じさせるパルス発生器(140)と
    前記タンク(110)内の第2の電極(106)であって、前記被加工物(102)の第2の部分(162)に対して鏡像の第2の形状(120)を有する第2の電極(106)と
    を備えており、前記被加工物ホルダ(130)が、放電加工が前記第1の部分(122)で生じる前記第1の固定電極(104)の前記第1の動作可能位置と、前記動作不能位置と、放電(142)加工が前記第2の部分(162)で生じる前記第2の電極(106)の第2の動作可能位置との間で前記被加工物(102)を横方向に交互に移動し、前記被加工物(102)が前記第2の動作可能位置に入ったことに応答して、物質を前記第2の部分から除去するように、前記パルス発生器(140)が、前記第2の部分(162)と前記第2の電極(106)の間で放電(142)を生じさせる、形彫り放電(142)加工(EDM)装置(100)。
  2. 前記放電(142)加工が、内部で浮遊する前記被加工物(102)の粒子を含む粒子含有流体(112)を生成し、前記動作不能位置と、前記第1の動作可能位置との間で前記被加工物(102)を横方向に移動することによって、前記被加工物(102)によって空いた空間(168)から前記粒子含有流体(112)を少なくとも部分的に引き出す、請求項1記載の形彫りEDM装置。
  3. 流体(112)を前記被加工物(102)によって空いた前記空間(168)の中に噴射するノズルをさらに備える、請求項2記載の形彫りEDM装置。
  4. 前記動作不能位置と、前記第1の動作可能位置及び前記第2の動作可能位置のそれぞれとの間で前記被加工物(102)を横方向に移動することによって、前記被加工物(102)によって空いた空間(168)から粒子含有流体(112)を少なくとも部分的に引き出す、請求項記載の形彫りEDM装置。
  5. 前記パルス発生器(140)が、前記第1の固定電極(104)に正極性を持たせ、前記被加工物(102)に負極性を持たせる、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の形彫りEDM装置。
  6. 前記第1の固定電極(104)が、複数の電極セグメント(192)を含み、前記パルス発生器(140)が、各電極セグメントに結合した別個の電気パルス発生器(140)を含むものであり、他の電極セグメント(192)から独立して各電極セグメントから放電(142)を発生させる別個の各電気パルス発生器(140)に結合したパルスコントローラ(208)をさらに備える、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の形彫りEDM装置。
  7. 各放電(142)が、強度及び持続時間がほぼ同一である、請求項記載の形彫りEDM装置。
  8. 前記複数の電極セグメント(192)が、互いに離間している、請求項記載の形彫りEDM装置。
  9. 前記被加工物ホルダ(130)の横方向の移動を制御する被加工物ホルダ(130)のコントローラ(132)をさらに備える、請求項記載の形彫りEDM装置。
  10. 前記被加工物ホルダ(130)のコントローラ(132)が、前記被加工物(102)と前記第1の固定電極(104)の各電極セグメントとの間の電圧を検出し、検出された電圧に基づいて前記第1の固定電極(104)に向かう前記被加工物(102)の送り速度を制御する、請求項記載の形彫りEDM装置。
  11. 前記被加工物ホルダ(130)のコントローラ(132)が、
    前記複数の電極セグメント(192)のどれもが前記被加工物(102)に放電していないことに応答して、前記送り速度を増加させ、
    前記複数の電極セグメント(192)のうちの1つが閾値よりも低い電圧で前記被加工物(102)に放電していることに応答して、前記送り速度を減少させ、又は前記第1の固定電極から前記被加工物(102)を遠ざける、
    請求項10記載の形彫りEDM装置。
  12. 前記被加工物ホルダ(130)のコントローラ(132)が、前記複数の電極セグメント(192)の全てがほぼ同一の電圧で前記被加工物(102)に放電していることに応答して、前記第1の固定電極(104)に向かう前記被加工物(102)の前記送り速度を維持する、請求項10記載の形彫りEDM装置。
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