JP5537682B1 - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の故障や構成の変更により、新規の基板を活線挿入する場合に、送信パラメータ、受信パラメータを自動調整する。
【解決手段】電子回路基板がフリースロットのいずれかに活線挿入されたとき、電子回路基板の第1監視制御部は、活線挿入スロットに対応するID発生部からのスロットIDを取得することで挿入スロットを認識し、ホスト制御装置に認識されたスロット情報と起動を通知し、第1送受信回路部の受信状態が規定状態となるように第1パラメータ設定部に第1送受信回路部の受信パラメータを変更させる。ホスト制御装置は、スロット情報及び起動の通知を受けて、スイッチ処理基板に、通知を行った電子回路基板の受信状態が規定状態となるように送信パラメータの変更を指示する。スイッチ処理基板の第2監視制御部は、第2パラメータ設定部にホスト制御装置からの指示に従って第2送受信回路部の送信パラメータを変更させる。
【選択図】図1
【解決手段】電子回路基板がフリースロットのいずれかに活線挿入されたとき、電子回路基板の第1監視制御部は、活線挿入スロットに対応するID発生部からのスロットIDを取得することで挿入スロットを認識し、ホスト制御装置に認識されたスロット情報と起動を通知し、第1送受信回路部の受信状態が規定状態となるように第1パラメータ設定部に第1送受信回路部の受信パラメータを変更させる。ホスト制御装置は、スロット情報及び起動の通知を受けて、スイッチ処理基板に、通知を行った電子回路基板の受信状態が規定状態となるように送信パラメータの変更を指示する。スイッチ処理基板の第2監視制御部は、第2パラメータ設定部にホスト制御装置からの指示に従って第2送受信回路部の送信パラメータを変更させる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、筐体内のマザーボードに設けられる複数のフリースロットに装着される複数の電子回路基板それぞれの送受信信号の伝送品質を管理する機能を有する電子機器に関する。
例えば放送用送信装置のような電子機器では、それぞれ特定の処理機能を有する複数の電子回路基板が、筐体内のマザーボードに設けられる複数のフリースロットに着脱自在に接続されている。このマザーボードには、フリースロットに接続される電子回路基板間の信号伝送を差動方式により行うための伝送路が形成されている。
ところで、上記電子機器では、筐体内のマザーボードのフリースロットに初実装した基板に対して、筐体の電源投入直後に、伝送品質を向上させる送信パラメータや受信パラメータ(例えば、信号振幅、ドライブ電流、受信ゲイン、イコライザ等)を自動設定している。
一方、上記電子機器において、運用中に基板の故障や構成の変更が生じた場合には、運用を中断することなく、新規の基板を活線挿入しなければならない。しかしながら、新規基板の活線挿入時には、筐体の電源が再投入されるわけではないので、パラメータの自動設定は実行されない。この場合、旧基板のパラメータ設定値と新規基板のパラメータ設定値とが異なるにもかかわらず、パラメータの自動設定が実行されないため、電子回路基板の活線挿入と同時に運用処理が乱れ、通信品質に影響を与えることがあった。
以上のように、従来の電子機器では、筐体内のマザーボードのフリースロットに初実装した電子回路基板に対して、筐体の電源投入直後に、伝送品質を向上させる送信パラメータ、受信パラメータを適宜設定している。このため、基板の故障や構成の変更が生じて新規の基板を活線挿入した場合に、自動的にパラメータを設定することができず、送信、受信の処理に不具合を生じることがあった。
本実施形態の目的は、基板の故障や構成の変更により、新規の基板を活線挿入する場合に、送信パラメータ、受信パラメータを自動調整することができ、これによって活線挿入直後も安定した運用を維持することのできる電子機器を提供することにある。
本実施形態に係る電子機器は、伝送路に基板を着脱自在に接続するための複数のフリースロットと、前記複数のフリースロットの全てと前記伝送路を介して接続される専用スロットと、前記複数のフリースロットそれぞれに対応して設けられ前記フリースロットに挿入される基板にスロット識別符号を与える複数の識別符号発生部とを備える伝送装置と;前記伝送装置の複数のフリースロット及び専用スロットに接続される基板それぞれの送受信信号の品質を管理するホスト制御装置と;前記複数のフリースロットのいずれかに挿入される電子回路基板であって、送信/受信パラメータに従って前記伝送路を介して信号を送受信する第1送受信回路部と、前記第1送受信回路部の送受信処理を制御する送受信制御部と、前記第1送受信回路部に送信/受信パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記第1送受信回路部の動作状態を監視して前記第1パラメータ設定部を制御する第1監視制御部とを備える前記電子回路基板と;前記専用スロットに接続されるスイッチ処理基板であって、前記複数のフリースロットそれぞれに挿入される電子回路基板と間で送信/受信パラメータに従って信号を送受信する複数の第2送受信回路部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの送受信処理を選択的にオン/オフするスイッチ部と、前記複数の第2送受信回路部に前記送信/受信パラメータを設定する第2パラメータ設定部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの動作状態を監視して前記第2パラメータ設定部を制御する第2監視制御部とを備えるスイッチ処理基板と;を具備し、前記電子回路基板が前記複数のフリースロットのいずれかに活線挿入されたとき;前記電子回路基板の前記第1監視制御部は、活線挿入されたフリースロットに対応する識別符号発生部からのスロット識別符号を取得することで挿入されたフリースロットを認識し、前記ホスト制御装置に認識されたスロット情報と共に起動を通知し、前記第1送受信回路部の受信状態を監視して、当該受信状態が規定状態となるように前記第1パラメータ設定部に前記第1送受信回路部の受信パラメータを変更させ、前記受信状態が規定状態とならない場合にはその旨を前記ホスト制御装置に通知し;前記ホスト制御装置は、前記スロット情報及び起動の通知を受けて、前記スイッチ処理基板に、前記通知を行った電子回路基板の受信状態が規定状態となるように送信パラメータの変更を指示し;前記スイッチ処理基板の第2監視制御部は、前記第2パラメータ設定部に前記ホスト制御装置からの指示に従って前記第2送受信回路部の送信パラメータを変更させる態様とする。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る電子機器を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。なお、図1は、収容基板数nの場合の例を示している。
図1は、第1の実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。なお、図1は、収容基板数nの場合の例を示している。
この電子機器では、筐体内に伝送装置としてのマザーボード10が配置される。マザーボード10は、第1、第2スロットS1,S2及びn個の第3スロットS31〜S3nを備える。また、マザーボード10には、伝送路としてのシリアルバス101と制御バス102が形成される。シリアルバス101には第2スロットS2及びn個の第3スロットS31〜S3nそれぞれの送受信信号伝送ラインが接続され、制御バス102には第1スロットS1、第2スロットS2及びn個の第3スロットS31〜S3nそれぞれの制御信号伝送ラインが接続される。第1、第2スロットS1,S2はそれぞれホスト制御基板11、スイッチ処理基板12が着脱自在に接続される専用スロットである。また、n個の第3スロットS31〜S3nは、順不同でn枚の電子回路基板131〜13nが着脱自在に接続されるフリースロットである。第3スロットS31〜S3nは、それぞれスロット認識用データ(以下、スロットID)発行部A1〜Anを備える。このスロットID発行部A1〜Anは、電子回路基板3i(iは1〜nのいずれか)が装着されたとき、スロットIDを発行して装着された基板に通知する。
上記ホスト制御基板11は、マザーボード10のn個の第3スロットS31〜S3nに接続される電子回路基板131〜13n及び第2スロットS2に接続されるスイッチ処理基板12の送受信信号の品質を管理する。
上記電子回路基板13iは、送受信回路部(SERDES:SERializer / DESerializer)B1、送受信制御部B2、パラメータ設定部B3、監視制御部B4及びスロットID管理部B5を備える。送受信回路部B1は、設定された送信/受信パラメータに従ってマザーボード10のシリアルバスを介して信号を送受信する、パラレル/シリアル変換機能を有する送受信回路である。送受信制御部B2は、送受信回路部B1の送受信処理を制御する。パラメータ設定部B3は、送受信回路部B1に送信/受信パラメータを設定する。監視制御部B4は送受信回路部B1の動作状態を監視し、その動作状態に応じてあるいはホスト制御基板11からの指示に従って、パラメータ設定部B3を通じて送受信回路部B1に適切な送信/受信パラメータを設定する。スロットID管理部B5は、マザーボード10のいずれかの第3スロットS3iに装着された時に、そのスロットのスロットID発行部Aiから発行されるスロットIDを受け取って登録する。ここで、上記パラメータ設定部B3には、予めスロットID毎にスイッチ処理基板12との距離に適応した送信パラメータ及び受信パラメータが登録される。
上記送信パラメータは、例えば信号振幅値、ドライブ電流値であり、受信パラメータは、例えば受信ゲイン、イコライザ値である。上記監視制御部B4は、送受信回路部B1の信号受信状態をモニタし、受信信号の信号レベル及びビットエラーを監視して、それぞれ適正値となるようにパラメータ設定部B3を通じて受信ゲイン及びイコライザ値の受信パラメータを変更する。また、ホスト制御基板11からの指示に従って、パラメータ設定部B3を通じて信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを変更する。
上記スイッチ処理基板12は、送受信回路部(SERDES:SERializer / DESerializer)C11〜C1n、スイッチ部C2、パラメータ設定部C3、監視制御部C4を搭載する。送受信回路部C11〜C1nは、第2スロットS2を通じてマザーボード10のシリアルバスと接続されるn本の伝送ラインそれぞれに接続される。i番目の送受信回路部C1iは、設定された送信/受信パラメータに従ってマザーボード10のシリアルバスを介して対応するi番目の第3スロットS3iに接続される電子回路基板13iとの間で信号を送受信する、パラレル/シリアル変換機能を有する送受信回路である。スイッチ部C1は監視制御部C4からの指示により指定された送受信回路部C1iの送受信処理を選択的にオン/オフする。パラメータ設定部C3は、送受信回路部C11〜C1nに送信/受信パラメータを設定する。監視制御部C4は、各送受信回路部C11〜C1nそれぞれの動作状態を監視し、その動作状態に応じてあるいはホスト制御基板11からの指示に従って、パラメータ設定部C3を通じて送受信回路部C11〜C1nに適切な送信/受信パラメータを設定する。
上記送信パラメータは、例えば信号振幅値、ドライブ電流値であり、受信パラメータは、例えば受信ゲイン、イコライザ値である。上記監視制御部C4は、送受信回路部C1iの信号受信状態をモニタし、受信信号の信号レベル及びビットエラーを監視して、それぞれ適正値となるようにパラメータ設定部C3を通じて受信ゲイン、イコライザ値の受信パラメータを変更する。また、ホスト制御基板11からの指示に従って、パラメータ設定部C3を通じて信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを変更する。
上記構成による電子機器おいて、以下にその初期設定及び調整について説明する。
電子回路基板13iでは、第3スロットS31〜S3nのいずれかに装着される(装置電源ONまたは基板活線挿入)と、監視制御部B4は、装着した第3スロットS3iのスロットID発行部Aiから発行されるスロットIDを読み込んでスロットID管理部B5に登録し、パラメータ設定部B3からスロットIDに対応した送信パラメータと受信パラメータを読み出して送受信回路部B1に初期設定する。
すなわち、装着する第3スロットS3iが決まれば、そのスロットの位置からスイッチ処理基板12との距離が決まる。そこで、本実施形態の電子機器では、パラメータ設定部B3に予めスロットIDに対応づけてスロット毎のスイッチ処理基板12までの距離に適応した送信/受信パラメータを登録しておく。そして、スロット装着時に、読み取られたスロットIDに対応する送信/受信パラメータをパラメータ設定部B3から読み出して送受信回路部B1に設定する。これにより、電子回路基板13iをどの第3スロットS3iに装着したとしても、適度な送信/受信パラメータを設定することができ、基板間での伝送品質を安定化することができる。しかも、スロットIDと送受信パラメータとが対応づけられているので、比較的短時間に設定することができる。
ところで、上記電子機器では、筐体内のマザーボードのフリースロットに初実装した基板に対して、筐体の電源投入直後に、伝送品質を向上させる送信パラメータや受信パラメータ(例えば、信号振幅、ドライブ電流、受信ゲイン、イコライザ等)を自動設定している。
一方、上記電子機器において、運用中に基板の故障や構成の変更が生じた場合には、運用を中断することなく、新規あるいは修理済基板を活線挿入することになるが、活線挿入時には、筐体の電源が再投入されるわけではないので、そのままではパラメータの自動設定は実行されない。そこで、本実施形態では、活線挿入時にパラメータが自動設定されるように、各基板で活線挿入に基づく制御を行う。
以下、上記電子回路基板13i、ホスト制御基板11及びスイッチ処理基板12における活線挿入時の送信・受信パラメータの調整について説明する。
まず、スイッチ処理基板12から出力される送信信号が各電子回路基板13iで確実に受信可能とするためのパラメータ調整について述べる。
図2は各電子回路基板13iの監視制御部B4において、基板13iの活線挿入時における受信パラメータ設定の処理の流れを示すフローチャート、図3はホスト制御基板11の電子回路基板13iの活線挿入時の処理の流れを示すフローチャート、図4はスイッチ処理基板12の監視制御部C4における送信設定処理の流れを示すフローチャートである。
図2において、監視制御部B4は、自身の電子回路基板13iが活線挿入されてスロットID発行部Aiから発行されるスロットIDが取得されると(ステップS11)、そのスロットIDから活線挿入されたスロットを認識し(ステップS12)、ホスト制御基板11に基板13iがどのスロットに活線挿入されて起動したことを通知する(ステップS13)。これによって、ホスト制御基板11は活線挿入された電子回路基板13iが組み込まれたスロットを認識する。
その後、送受信回路部B1の受信状態を監視し(ステップS14)、受信信号レベルは十分か否かを判断する(ステップS15)。受信信号レベルは十分でないと判断した場合(No)には、パラメータ設定部B3に対して受信ゲインを1ステップ大きくなるように指示する(ステップS16)。ここで、受信ゲインは最大か否かを判断し(ステップS17)、最大でないと判断した場合(No)にはステップS14に戻って受信状態の監視を継続し、ステップS15で受信信号レベルが十分であると判断されるまで、あるいはステップS17で受信ゲインが最大であると判断されるまで、ステップS16の1ステップアップを実行する。上記ステップS17において、受信ゲインが最大であると判断した場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれないことをホスト制御基板11に通知する(ステップS18)。また、ステップS15で受信信号レベルが十分であると判断した場合(Yes)には、その旨、ホスト制御基板11に通知する(ステップS19)。
ここで、ホスト制御基板11では、図3に示すように、電子回路基板13iからの起動の通知を監視しており(ステップS23)、いずれかの電子回路基板13iから起動の通知があった場合(Yes)には、起動された電子回路基板13iと活線挿入されたスロットを認識する(ステップS24)。
続いて、各電子回路基板13iの受信信号レベルが十分とれないとの通知の有無を判断する(ステップS25)。ステップS25で、受信信号レベルが十分とれないとの通知有りと判断した場合(Yes)には、スイッチ処理基板12に対し、電子回路基板13iに対する送信設定として、信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくするように指示して(ステップS26)、受信信号レベルは十分とれるとの通知の有無を判断し(ステップS27)、その通知があるまでステップS26の処理を繰り返す。ステップS27で、受信信号レベルは十分とれるとの通知有りと判断した場合(Yes)には、ステップS26の処理を停止させ、スイッチ処理基板12に対する送信パラメータの増加指示を停止させる(ステップS28)。
一方、スイッチ処理基板12において、監視制御部C2は、図4に示すように、ホスト制御基板11からの送信パラメータ調整指示の有無を判断する(ステップS29)。ステップS29で、送信パラメータ調整指示があった場合(Yes)には、パラメータ設定部C3に対し、電子回路基板13iに対応する送受信回路部C1iの信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくし(ステップS30)、調整の停止指示があるまでステップS30の送信パラメータの増大を継続する(ステップS31)。
一方、上記電子回路基板13iにおいて、監視制御部B4は、図2に示すように、ステップS15で受信信号レベルが十分であると判断した場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれることをホスト制御基板11に通知する(ステップS19)。続いて、送受信回路部B1のビットエラー状態を監視し(ステップS20)、ビットエラーの有無を判断する(ステップS21)。ここで、ビットエラー有りと判断した場合(Yes)には、パラメータ設定部B3にて受信用イコライザのパラメータを調整し(ステップS22)、ステップS20に戻ってビットエラー状態の監視を続ける。ステップS21でビットエラー無しと判断した場合(No)には、一連の受信設定処理を終了する。
以上の処理により、任意のスロットに電子回路基板13iが活線挿入された場合でも、その電子回路基板13iの受信パラメータを自動的に調整することができ、スイッチ処理基板12から出力される送信信号を活線挿入された電子回路基板13iで確実に受信することが可能となる。
次に、活線挿入された電子回路基板13iから出力される送信信号がスイッチ処理基板12で確実に受信可能とするための調整について述べる。
図5はスイッチ処理基板12の監視制御部C4における受信設定処理の流れを示すフローチャート、図6はホスト制御基板11の通信スイッチ基板12における受信設定処理時の処理の流れを示すフローチャート、図7は各電子回路基板13iの監視制御部B4における送信設定処理の流れを示すフローチャートである。
通信スイッチ基板12において、監視制御部C4は、図5に示すように、自身の装置が起動したか否かを判断し(ステップS41)、起動したと判断した場合(Yes)には、ホスト制御基板11に起動したことを通知する(ステップS42)。続いて、送受信回路部C1の受信状態を監視し(ステップS43)、受信信号レベルは十分か否かを判断する(ステップS44)。受信信号レベルは十分でないと判断した場合(No)には、パラメータ設定部C3に対して受信ゲインを1ステップ大きくなるように指示する(ステップS45)。ここで、受信ゲインは最大か否かを判断し(ステップS46)、最大でないと判断した場合(No)にはステップS43に戻って受信状態の監視を継続し、ステップS44で受信信号レベルが十分であると判断されるまで、あるいはステップS46で受信ゲインが最大であると判断されるまで、ステップS45の1ステップアップを実行する。上記ステップS46において、受信ゲインが最大であると判断した場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれないことをホストCPU基板11に通知する(ステップS47)。また、ステップS44で受信信号レベルが十分であると判断した場合(Yes)には、その旨、ホスト制御基板11に通知する(ステップS48)。
ここで、ホスト制御基板11では、図6に示すように、スイッチ処理基板12からの起動の通知があるか判断する(ステップS52)。スイッチ処理基板12から起動の通知があった場合(Yes)には、スイッチ処理基板12の起動を認識し(ステップS53)、スイッチ処理基板12から受信信号レベルが十分とれないとの通知の有無を判断する(ステップS54)。受信信号レベルが十分とれないとの通知があった場合(Yes)には、活線挿入された電子回路基板13iに対し、スイッチ処理基板12に対する送信設定として、信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくするように指示して(ステップS55)、受信信号レベルは十分とれるとの通知の有無を判断し(ステップS56)、その通知があるまでステップS55の処理を繰り返す。ステップS56で、受信信号レベルは十分とれるとの通知有りと判断した場合(Yes)には、ステップS55の処理を停止させ、電子回路基板13iに送信パラメータの調整停止を指示する(ステップS57)。
一方、電子回路基板13iにおいて、監視制御部B4は、図7に示すように、ホスト制御基板11からの送信パラメータ調整指示の有無を監視しており(ステップS58)、指示を受けた場合(Yes)には、パラメータ設定部B3に対し、スイッチ処理基板12の送受信回路部C1iに対応する送信設定として、信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくし(ステップS59)、設定の停止指示があるまでステップS59の送信パラメータの増大を継続する(ステップS60)。
また、上記スイッチ処理基板12において、監視制御部C4は、図5に示すように、ステップS44で受信信号レベルは十分であると判断された場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれることをホスト制御基板11に通知する(ステップS48)。続いて、送受信回路部A1iのビットエラー状態を監視し(ステップS49)、ビットエラーの有無を判断する(ステップS50)。ここで、ビットエラー有りと判断した場合(Yes)にはパラメータ設定部C3に対して受信用イコライザのパラメータを調整し(ステップS51)、ステップS49に戻ってビットエラー状態の監視を続ける。ステップS49でビットエラー無しと判断した場合(No)には、一連の受信設定処理を終了する。これにより、通信開始の準備が終了する。
以上述べたように、従来は、筐体の電源投入時のみパラメータの自動設定が行われていたが、本実施形態によれば、活線挿入時に電子回路基板がどのスロットに挿入されたかを自動的に認識して、送信・受信パラメータを自動的に設定することが可能となる。この結果、基板の送信設定、受信設定を活線挿入時に手動で実施する必要がなくなり、低コスト化を実現することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、活線挿入された電子回路基板13iからホスト制御基板11に起動通知を実施する構成となっている。これに対して、第2の実施形態では、ホスト制御基板11側で各スロットの挿入状態を管理する場合の構成を示す。
第1の実施形態では、活線挿入された電子回路基板13iからホスト制御基板11に起動通知を実施する構成となっている。これに対して、第2の実施形態では、ホスト制御基板11側で各スロットの挿入状態を管理する場合の構成を示す。
ここで、第2の実施形態に係る電子機器の構成は、図1に示したブロック図の構成と同じであるものとする。このため、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号にて説明する。
図8は、第2の実施形態に係る電子機器の各電子回路基板13iの監視制御部B4において、基板13iの活線挿入時における受信パラメータ設定の処理の流れを示すフローチャート、図9は第2の実施形態に係る電子機器のホスト制御基板11の電子回路基板13iの活線挿入時の処理の流れを示すフローチャート、図10は第2の実施形態に係る電子機器のスイッチ処理基板12の監視制御部C4における送信設定処理の流れを示すフローチャートである。
図8において、監視制御部B4は、自身の電子回路基板13iが活線挿入されてスロットID発行部Aiから発行されるスロットIDが取得されると(ステップS61)、そのスロットIDから活線挿入されたスロットを認識する(ステップS62)。この状態で、ホスト制御基板11からスロット毎に巡回的に送られてくる起動の問い合わせを監視し(ステップS63)、問い合わせがあった場合(Yes)には、ホスト制御基板11に基板13iが活線挿入されて起動したことを通知する(ステップS64)。これによって、ホスト制御基板11は活線挿入された電子回路基板13iが組み込まれたスロットを認識する。
その後、送受信回路部B1の受信状態を監視し(ステップS65)、受信信号レベルは十分か否かを判断する(ステップS66)。受信信号レベルは十分でないと判断した場合(No)には、パラメータ設定部B3に対して受信ゲインを1ステップ大きくなるように指示する(ステップS67)。ここで、受信ゲインは最大か否かを判断し(ステップS68)、最大でないと判断した場合(No)にはステップS65に戻って受信状態の監視を継続し、ステップS66で受信信号レベルが十分であると判断されるまで、あるいはステップS68で受信ゲインが最大であると判断されるまで、ステップS67の1ステップアップを実行する。上記ステップS68において、受信ゲインが最大であると判断した場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれないことをホスト制御基板11に通知する(ステップS69)。また、ステップS66で受信信号レベルが十分であると判断した場合(Yes)には、その旨、ホスト制御基板11に通知する(ステップS70)。
ここで、ホスト制御基板11では、図9に示すように、各スロットに活線挿入される基板13iに起動の問い合わせを行い(ステップS74)、電子回路基板13iからの起動の通知を有無を判断する(ステップS75)。ここで、以前に起動通知があったスロットから起動の通知がないことを判断することで、各スロットから活線抜去された基板13iを認識する(ステップS76)。ステップS75で電子回路基板13iから起動の通知があった場合(Yes)には、起動された電子回路基板13iと活線挿入されたスロットを認識する(ステップS77)。
続いて、各電子回路基板13iの受信信号レベルが十分とれないとの通知の有無を判断する(ステップS78)。ステップS78で、受信信号レベルが十分とれないとの通知有りと判断した場合(Yes)には、スイッチ処理基板12に対し、電子回路基板13iに対する送信設定として、信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくするように指示して(ステップS79)、受信信号レベルは十分とれるとの通知の有無を判断し(ステップS80)、その通知があるまでステップS79の処理を繰り返す。ステップS80で、受信信号レベルは十分とれるとの通知有りと判断した場合(Yes)には、ステップS79の処理を停止させ、スイッチ処理基板12に対する送信パラメータの増加指示を停止させる(ステップS81)。
一方、スイッチ処理基板12において、監視制御部C2は、図10に示すように、ホスト制御基板11からの送信パラメータ調整指示の有無を判断する(ステップS82)。ステップS82で、送信パラメータ調整指示があった場合(Yes)には、パラメータ設定部C3に対し、電子回路基板13iに対応する送受信回路部C1iの信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくし(ステップS83)、調整の停止指示があるまでステップS83の送信パラメータの増大を継続する(ステップS84)。
一方、上記電子回路基板13iにおいて、監視制御部B4は、図8に示すように、ステップS66で受信信号レベルが十分であると判断した場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれることをホスト制御基板11に通知する(ステップS70)。続いて、送受信回路部B1のビットエラー状態を監視し(ステップS71)、ビットエラーの有無を判断する(ステップS72)。ここで、ビットエラー有りと判断した場合(Yes)には、パラメータ設定部B3にて受信用イコライザのパラメータを調整し(ステップS73)、ステップS71に戻ってビットエラー状態の監視を続ける。ステップS72でビットエラー無しと判断した場合(No)には、一連の受信設定処理を終了する。
以上の処理により、任意のスロットに電子回路基板13iが活線挿入された場合でも、その電子回路基板13iの受信パラメータを自動的に調整することができ、スイッチ処理基板12から出力される送信信号を活線挿入された電子回路基板13iで確実に受信することが可能となる。
次に、活線挿入された電子回路基板13iから出力される送信信号がスイッチ処理基板12で確実に受信可能とするための調整について述べる。
図11はスイッチ処理基板12の監視制御部C4における受信設定処理の流れを示すフローチャート、図12はホスト制御基板11の通信スイッチ基板12における受信設定処理時の処理の流れを示すフローチャート、図13は各電子回路基板13iの監視制御部B4における送信設定処理の流れを示すフローチャートである。
通信スイッチ基板12において、監視制御部C4は、図11に示すように、自身の装置が起動したか否かを判断し(ステップS85)、起動したと判断した場合(Yes)には、ホスト制御基板11からの起動の問い合わせの有無を判断する(ステップS86)。起動の問い合わせが合った場合には、ホスト制御基板11に起動したことを通知する(ステップS87)。続いて、送受信回路部C1の受信状態を監視し(ステップS88)、受信信号レベルは十分か否かを判断する(ステップS89)。受信信号レベルは十分でないと判断した場合(No)には、パラメータ設定部C3に対して受信ゲインを1ステップ大きくなるように指示する(ステップS90)。ここで、受信ゲインは最大か否かを判断し(ステップS91)、最大でないと判断した場合(No)にはステップS88に戻って受信状態の監視を継続し、ステップS89で受信信号レベルが十分であると判断されるまで、あるいはステップS91で受信ゲインが最大であると判断されるまで、ステップS90の1ステップアップを実行する。上記ステップS91において、受信ゲインが最大であると判断した場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれないことをホストCPU基板11に通知する(ステップS82)。また、ステップS89で受信信号レベルが十分であると判断した場合(Yes)には、その旨、ホスト制御基板11に通知する(ステップS93)。
ここで、ホスト制御基板11では、図12に示すように、スイッチ処理基板12に起動の問い合わせを行い(ステップS97)、スイッチ処理基板12からの起動の通知の有無を判断する(ステップS98)。スイッチ処理基板12から起動の通知が無かった場合(No)には、スイッチ処理基板12が活線抜去されていることを認識する(ステップS99)。スイッチ処理基板12から起動の通知があった場合(Yes)には、スイッチ処理基板12の起動を認識し(ステップS100)、スイッチ処理基板12から受信信号レベルが十分とれないとの通知の有無を判断する(ステップS101)。受信信号レベルが十分とれないとの通知があった場合(Yes)には、活線挿入された電子回路基板13iに対し、スイッチ処理基板12に対する送信設定として、信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくするように指示して(ステップS102)、受信信号レベルは十分とれるとの通知の有無を判断し(ステップS103)、その通知があるまでステップS102の処理を繰り返す。ステップS103で、受信信号レベルは十分とれるとの通知有りと判断した場合(Yes)には、ステップS102の処理を停止させ、電子回路基板13iに送信パラメータの調整停止を指示する(ステップS104)。
一方、電子回路基板13iにおいて、監視制御部B4は、図13に示すように、ホスト制御基板11からの送信パラメータ調整指示の有無を監視しており(ステップS105)、指示を受けた場合(Yes)には、パラメータ設定部B3に対し、スイッチ処理基板12の送受信回路部C1iに対応する送信設定として、信号振幅またはドライブ電流の送信パラメータを1ステップ大きくし(ステップS106)、設定の停止指示があるまでステップS106の送信パラメータの増大を継続する(ステップS107)。
また、上記スイッチ処理基板12において、監視制御部C4は、図11に示すように、ステップS89で受信信号レベルは十分であると判断された場合(Yes)には、受信信号レベルが十分とれることをホスト制御基板11に通知する(ステップS93)。続いて、送受信回路部A1iのビットエラー状態を監視し(ステップS94)、ビットエラーの有無を判断する(ステップS95)。ここで、ビットエラー有りと判断した場合(Yes)にはパラメータ設定部C3に対して受信用イコライザのパラメータを調整し(ステップS96)、ステップS94に戻ってビットエラー状態の監視を続ける。ステップS95でビットエラー無しと判断した場合(No)には、一連の受信設定処理を終了する。これにより、通信開始の準備が終了する。
以上述べたように、第2の実施形態によっても、活線挿入時に電子回路基板がどのスロットに挿入されたかを自動的に認識して、送信・受信パラメータを自動的に設定することが可能となる。この結果、基板の送信設定、受信設定を活線挿入時に手動で実施する必要がなくなり、低コスト化を実現することができる。
(第3の実施形態)
上記第2の実施形態では、直接、任意のスロットに対して電子回路基板13iを活線挿入・抜去した場合に、ホスト制御基板11がそれを自動認識するようにしたが、予め、ホスト制御基板11に各スロットの構成情報(基板の活線挿入・抜去の状態)の変更登録しておくようにしてもよい。図14にその処理の流れを示す。
上記第2の実施形態では、直接、任意のスロットに対して電子回路基板13iを活線挿入・抜去した場合に、ホスト制御基板11がそれを自動認識するようにしたが、予め、ホスト制御基板11に各スロットの構成情報(基板の活線挿入・抜去の状態)の変更登録しておくようにしてもよい。図14にその処理の流れを示す。
図14において、ホスト制御基板11では、各スロットの構成情報の変更の有無を判断し(ステップS108)、変更があった場合(Yes)には、変更された構成情報に基づいて各スロットの電気回路基板13iの活線挿入・抜去を認識する(ステップS109)。続いて、各スロットに活線挿入される基板13iに起動の問い合わせを行い(ステップS110)、起動の通知の有無を判断して(ステップS111)、起動の通知があった場合(Yes)に基板13iが活線挿入されたスロットを認識する(ステップS112)。
この状態で、電子回路基板13iから受信信号レベルが十分とれないとの通知の有無を判断し(ステップS113)、通知があった場合(Yes)には、スイッチ処理基板12に電子回路基板13iに対する送信パラメータの調整を指示し(ステップS114)、電子回路基板13iから受信信号レベルが十分とれるとの通知があるまでその調整指示を継続する(ステップS115)。電子回路基板13iから受信信号レベルが十分とれるとの通知があった場合(Yes)には、スイッチ処理基板12に電子回路基板13iに対する送信パラメータの調整停止を指示し(ステップS116)、一連の処理を終了する。
上記構成によれば、予めホスト制御基板11にスロット構成情報の変更登録がなされるため、活線挿入のあったスロットのみ起動通知の有無を判断すればよく、活線挿入された基板の起動を効率的に認識することができる。
尚、上記の各実施形態では、スイッチ処理基板、電子回路基板それぞれがパラメータ設定部を備える場合について説明したが、スイッチ処理基板が送信パラメータ設定部を備え、電子回路基板それぞれが受信パラメータ設定部を備える場合、あるいはスイッチ処理基板が受信パラメータ設定部を備え、電子回路基板それぞれが送信パラメータ設定部を備える場合でも同様に実施可能である。
また、上記実施形態における電子回路基板131〜13nには、例えばメモリ基板、様々な通信機器と接続するためのインターフェース基板、デコーダ/エンコーダ基板等が適用可能である。
また、上記実施形態はそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせでもよい。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…マザーボード、101…シリアルバス、102…制御バス、A1〜An…スロットID発行部、11…ホスト制御基板、12…スイッチ処理基板、S1…第1スロット(ホスト制御基板専用)、S2…第2スロット(スイッチ処理基板専用)、S31〜S3n…第3スロット(フリースロット)、131〜13n…電子回路基板、B1…送受信回路部(SERDES:SERializer / DESerializer)、B2…送受信制御部、B3…パラメータ設定部、B4…監視制御部、B5…スロットID管理部、C11〜C1n…送受信回路部(SERDES:SERializer / DESerializer)、C2…スイッチ部、C3…パラメータ設定部、C4…監視制御部。
Claims (11)
- 伝送路に基板を着脱自在に接続するための複数のフリースロットと、前記複数のフリースロットの全てと前記伝送路を介して接続される専用スロットと、前記複数のフリースロットそれぞれに対応して設けられ前記フリースロットに挿入される基板にスロット識別符号を与える複数の識別符号発生部とを備える伝送装置と;
前記伝送装置の複数のフリースロット及び専用スロットに接続される基板それぞれの送受信信号の品質を管理するホスト制御装置と;
前記複数のフリースロットのいずれかに挿入される電子回路基板であって、送信/受信パラメータに従って前記伝送路を介して信号を送受信する第1送受信回路部と、前記第1送受信回路部の送受信処理を制御する送受信制御部と、前記第1送受信回路部に送信/受信パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記第1送受信回路部の動作状態を監視して前記第1パラメータ設定部を制御する第1監視制御部とを備える前記電子回路基板と;
前記専用スロットに接続されるスイッチ処理基板であって、前記複数のフリースロットそれぞれに挿入される電子回路基板と間で送信/受信パラメータに従って信号を送受信する複数の第2送受信回路部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの送受信処理を選択的にオン/オフするスイッチ部と、前記複数の第2送受信回路部に前記送信/受信パラメータを設定する第2パラメータ設定部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの動作状態を監視して前記第2パラメータ設定部を制御する第2監視制御部とを備えるスイッチ処理基板と;
を具備し、
前記電子回路基板が前記複数のフリースロットのいずれかに活線挿入されたとき;
前記電子回路基板の前記第1監視制御部は、活線挿入されたフリースロットに対応する識別符号発生部からのスロット識別符号を取得することで挿入されたフリースロットを認識し、前記ホスト制御装置に認識されたスロット情報と共に起動を通知し、前記第1送受信回路部の受信状態を監視して、当該受信状態が規定状態となるように前記第1パラメータ設定部に前記第1送受信回路部の受信パラメータを変更させ、前記受信状態が規定状態とならない場合にはその旨を前記ホスト制御装置に通知し;
前記ホスト制御装置は、前記スロット情報及び起動の通知を受けて、前記スイッチ処理基板に、前記通知を行った電子回路基板の受信状態が規定状態となるように送信パラメータの変更を指示し;
前記スイッチ処理基板の第2監視制御部は、前記第2パラメータ設定部に前記ホスト制御装置からの指示に従って前記第2送受信回路部の送信パラメータを変更させることを特徴とする電子機器。 - 伝送路に基板を着脱自在に接続するための複数のフリースロットと、前記複数のフリースロットの全てと前記伝送路を介して接続される専用スロットと、前記複数のフリースロットそれぞれに対応して設けられ前記フリースロットに挿入される基板にスロット識別符号を与える複数の識別符号発生部とを備える伝送装置と;
前記伝送装置の複数のフリースロット及び専用スロットに接続される基板それぞれの送受信信号の品質を管理するホスト制御装置と;
前記複数のフリースロットのいずれかに挿入される電子回路基板であって、送信/受信パラメータに従って前記伝送路を介して信号を送受信する第1送受信回路部と、前記第1送受信回路部の送受信処理を制御する送受信制御部と、前記第1送受信回路部に送信/受信パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記第1送受信回路部の動作状態を監視して前記第1パラメータ設定部を制御する第1監視制御部とを備える前記電子回路基板と;
前記専用スロットに接続されるスイッチ処理基板であって、前記複数のフリースロットそれぞれに挿入される電子回路基板と間で送信/受信パラメータに従って信号を送受信する複数の第2送受信回路部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの送受信処理を選択的にオン/オフするスイッチ部と、前記複数の第2送受信回路部に前記送信/受信パラメータを設定する第2パラメータ設定部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの動作状態を監視して前記第2パラメータ設定部を制御する第2監視制御部とを備えるスイッチ処理基板と;
を具備し、
前記電子回路基板が前記複数のフリースロットのいずれかに活線挿入されたとき;
前記電子回路基板の前記第1監視制御部は、活線挿入されたフリースロットに対応する識別符号発生部からのスロット識別符号を取得することで挿入されたフリースロットを認識し、前記ホスト制御装置からスロット毎に通知される問い合わせに応答して起動を通知し、前記第1送受信回路部の受信状態を監視して、当該受信状態が規定状態となるように前記第1パラメータ設定部に前記第1送受信回路部の受信パラメータを変更させ、前記受信状態が規定状態とならない場合にはその旨を前記ホスト制御装置に通知し;
前記ホスト制御装置は、前記複数のフリースロットにそれぞれ起動の問い合わせを送り、その問い合わせに応答する電子回路基板からの起動の通知を受けて活線挿入のあった電子回路基板を識別し、前記スイッチ処理基板に前記通知を行った電子回路基板の受信状態が規定状態となるように送信パラメータの変更を指示し;
前記スイッチ処理基板の第2監視制御部は、前記第2パラメータ設定部に前記ホスト制御装置からの指示に従って前記第2送受信回路部の送信パラメータを変更させることを特徴とする電子機器。 - 伝送路に基板を着脱自在に接続するための複数のフリースロットと、前記複数のフリースロットの全てと前記伝送路を介して接続される専用スロットと、前記複数のフリースロットそれぞれに対応して設けられ前記フリースロットに挿入される基板にスロット識別符号を与える複数の識別符号発生部とを備える伝送装置と;
前記伝送装置の複数のフリースロット及び専用スロットに接続される基板それぞれの送受信信号の品質を管理するホスト制御装置と;
前記複数のフリースロットのいずれかに挿入される電子回路基板であって、送信/受信パラメータに従って前記伝送路を介して信号を送受信する第1送受信回路部と、前記第1送受信回路部の送受信処理を制御する送受信制御部と、前記第1送受信回路部に送信/受信パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記第1送受信回路部の動作状態を監視して前記第1パラメータ設定部を制御する第1監視制御部とを備える前記電子回路基板と;
前記専用スロットに接続されるスイッチ処理基板であって、前記複数のフリースロットそれぞれに挿入される電子回路基板と間で送信/受信パラメータに従って信号を送受信する複数の第2送受信回路部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの送受信処理を選択的にオン/オフするスイッチ部と、前記複数の第2送受信回路部に前記送信/受信パラメータを設定する第2パラメータ設定部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの動作状態を監視して前記第2パラメータ設定部を制御する第2監視制御部とを備えるスイッチ処理基板と;
を具備し、
前記電子回路基板が前記複数のフリースロットのいずれかに対して活線挿入・抜去のスロット構成情報の変更が通知されるとき;
前記電子回路基板の前記第1監視制御部は、活線挿入されたフリースロットに対応する識別符号発生部からのスロット識別符号を取得することで挿入されたフリースロットを認識し、前記ホスト制御装置からスロット毎に通知される問い合わせに応答して起動を通知し、前記第1送受信回路部の受信状態を監視して、当該受信状態が規定状態となるように前記第1パラメータ設定部に前記第1送受信回路部の受信パラメータを変更させ、前記受信状態が規定状態とならない場合にはその旨を前記ホスト制御装置に通知し;
前記ホスト制御装置は、前記スロット構成情報の変更内容に基づいて各フリースロットの電子回路基板の活線挿入・抜去を認識し、活線挿入が示されるフリースロットに対して電子回路基板の起動を問い合わせ、起動の通知を行った電子回路基板の受信状態が規定状態となるように送信パラメータの変更を指示し;
前記スイッチ処理基板の第2監視制御部は、前記第2パラメータ設定部に前記ホスト制御装置からの指示に従って前記第2送受信回路部の送信パラメータを変更させることを特徴とする電子機器。 - 前記第1監視制御部は、少なくとも前記伝送装置からの受信信号レベルを監視して、前記受信パラメータとして受信ゲインを変更させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の電子機器。
- 前記第1監視制御部は、少なくとも前記伝送装置からの受信信号のビットエラーを監視して、前記受信パラメータとしてイコライザ値を変更させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の電子機器。
- 前記第2監視制御部は、前記送信パラメータとして少なくとも信号振幅、ドライブ電流のいずれかを変更させる請求項1乃至3のいずれか記載の電子機器。
- 伝送路に基板を着脱自在に接続するための複数のフリースロットと前記複数のフリースロットの全てと前記伝送路を介して接続される専用スロットと、前記複数のフリースロットそれぞれに対応して設けられ前記フリースロットに挿入される基板にスロット識別符号を与える複数の識別符号発生部とを備える伝送装置と;
前記伝送装置の複数のフリースロット及び専用スロットに接続される基板それぞれの送受信信号の品質を管理するホスト制御装置と;
前記複数のフリースロットのいずれかに挿入される電子回路基板であって、送信/受信パラメータに従って前記伝送路を介して信号を送受信する第1送受信回路部と、前記第1送受信回路部の送受信処理を制御する送受信制御部と、前記第1送受信回路部に送信/受信パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記第1送受信回路部の動作状態を監視して前記第1パラメータ設定部を制御する第1監視制御部とを備える前記電子回路基板と;
前記専用スロットに接続されるスイッチ処理基板であって、前記複数のフリースロットそれぞれに接続される電子回路基板と間で送信/受信パラメータに従って信号を送受信する複数の第2送受信回路部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの送受信処理を選択的にオン/オフするスイッチ部と、前記複数の第2送受信回路部に前記送信/受信パラメータを設定する第2パラメータ設定部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの動作状態を監視して前記第2パラメータ設定部を制御する第2監視制御部とを備えるスイッチ処理基板と;
を具備し、
前記専用スロットに前記スイッチ処理基板が活線挿入されたとき;
前記スイッチ処理基板の前記第2監視制御部は、自身の起動を判断し、起動を認識した時点で前記ホスト制御装置に起動したことを通知し、前記複数の第2送受信回路部それぞれの受信状態を監視して、各第2送受信回路部の受信状態が規定状態となるように前記パラメータ設定部に前記第2送受信回路部の受信パラメータを変更させ、前記受信状態が規定状態とならない場合にはその旨を前記ホスト制御装置に通知し;
前記ホスト制御装置は、前記通知を行った第2送受信回路部の受信状態が規定状態となるように、該当する電子回路基板に送信パラメータの変更を指示し;
前記電子回路基板の第1監視制御部は、前記第1パラメータ設定部に前記ホスト制御装置からの指示に従って前記第1送受信回路部の送信パラメータを変更させることを特徴とする電子機器。 - 伝送路に基板を着脱自在に接続するための複数のフリースロットと前記複数のフリースロットの全てと前記伝送路を介して接続される専用スロットと、前記複数のフリースロットそれぞれに対応して設けられ前記フリースロットに挿入される基板にスロット識別符号を与える複数の識別符号発生部とを備える伝送装置と;
前記伝送装置の複数のフリースロット及び専用スロットに接続される基板それぞれの送受信信号の品質を管理するホスト制御装置と;
前記複数のフリースロットのいずれかに挿入される電子回路基板であって、送信/受信パラメータに従って前記伝送路を介して信号を送受信する第1送受信回路部と、前記第1送受信回路部の送受信処理を制御する送受信制御部と、前記第1送受信回路部に送信/受信パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記第1送受信回路部の動作状態を監視して前記第1パラメータ設定部を制御する第1監視制御部とを備える前記電子回路基板と;
前記専用スロットに接続されるスイッチ処理基板であって、前記複数のフリースロットそれぞれに接続される電子回路基板と間で送信/受信パラメータに従って信号を送受信する複数の第2送受信回路部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの送受信処理を選択的にオン/オフするスイッチ部と、前記複数の第2送受信回路部に前記送信/受信パラメータを設定する第2パラメータ設定部と、前記複数の第2送受信回路部それぞれの動作状態を監視して前記第2パラメータ設定部を制御する第2監視制御部とを備えるスイッチ処理基板と;
を具備し、
前記専用スロットに前記スイッチ処理基板が活線挿入されたとき;
前記スイッチ処理基板の前記第2監視制御部は、自身の起動を判断し、前記ホスト制御装置から起動の問い合わせがあったときにその起動を通知し、前記複数の第2送受信回路部それぞれの受信状態を監視して、各第2送受信回路部の受信状態が規定状態となるように前記パラメータ設定部に前記第2送受信回路部の受信パラメータを変更させ、前記受信状態が規定状態とならない場合にはその旨を前記ホスト制御装置に通知し;
前記ホスト制御装置は、前記通知を行った第2送受信回路部の受信状態が規定状態となるように、該当する電子回路基板に送信パラメータの変更を指示し;
前記電子回路基板の第1監視制御部は、前記第1パラメータ設定部に前記ホスト制御装置からの指示に従って前記第1送受信回路部の送信パラメータを変更させることを特徴とする電子機器。 - 前記第2監視制御部は、少なくとも前記伝送装置からの受信信号レベルを監視して、前記受信パラメータとして受信ゲインを変更させることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
- 前記第2監視制御部は、少なくとも前記伝送装置からの受信信号のビットエラーを監視して、前記受信パラメータとしてイコライザ値を変更させることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
- 前記第1監視制御部は、前記送信パラメータとして少なくとも信号振幅、ドライブ電流のいずれかを変更させることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
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