JP5535969B2 - 二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池に関する。
繰り返し充放電することが可能な二次電池は、電気自動車や定置用電源装置、発電装置などの各種の電気システムに用いられている。リチウムイオン二次電池等の非水電解質を用いた二次電池は、一般に、エネルギー密度が高く高性能であるが、所定の性能を長期間健全に発揮するためには電圧や電流、環境温度等の運用条件を所定の範囲内に管理することが求められる。
二次電池は、運用条件によっては、電池容器内の圧力(以下、内圧という)が上昇することがある。内圧が上昇する要因としては、電極板の充放電反応によってガスが発生すること、二次電池が曝される温度によって、電解液が分解してガスが発生することや電池容器内のガスが膨張すること等が考えられる。
二次電池を誤った条件で運用した場合、二次電池の内圧は、電池容器を破損させるほどに高くなることがありえる。このような不都合を避ける上で、二次電池には、内圧が閾値以上になったときに内圧を開放する圧力開放弁が設けられる(例えば、特許文献1参照)。圧力開放弁は、電池容器の一部をプレスやレーザ加工等によって薄肉化した薄肉部によって構成される。圧力開放弁は、内圧が閾値以上になると薄肉部の亀裂が発生し進展することによって、電池容器内のガスを外部へ開放し、内圧を低下させる。特許文献1の技術は、圧力開放弁に接する信号線の張力を検出することによって圧力開放弁の開放を検出し、圧力開放弁の解放後も所定時間の放電を継続することが可能である。
二次電池の通常の使用状態では、実際に圧力開放弁が作動することは稀であるが、二次電池の内圧は、二次電池の状態を示す指標の1つであり、内圧を把握することは、圧力開放弁の作動前に異常を検出する観点や充放電条件を管理する観点で重要である。圧力開放弁は、電池容器の他の部分よりも薄肉になっており、内圧に対する感度が高い。したがって、圧力開放弁の挙動を調べると、内圧を的確に把握することができる。
特開2010−80225号公報
ところで、特許文献1の技術は、圧力開放弁に圧力開放弁の挙動を検出するセンサーを取付けるため、圧力開放弁の挙動を検出するセンサーは弁の作動時点に限られ、作動に至らない状況での内圧増加挙動を検知する機能は持たない。また、特許文献1の技術は、圧力開放弁の作動時に噴出するガス等によってセンサーが飛散してしまう懸念もある。このような事態が生じた場合、飛散したセンサーによって他の二次電池に短絡を誘発する等、好ましくない事態が誘発するおそれもある。
本発明は、上述の事情に鑑み成されたものであって、圧力開放弁の作動に至らない範囲で内圧の上昇を検出することが容易になるとともに、圧力開放弁の開放に伴う部品の飛散を抑制することができる二次電池を提供することを目的とする。
本発明の二次電池は、電解質が貯蔵された電池容器の内圧に応じて変形する圧力開放弁と、前記圧力開放弁の変形により変位する軸部を含んだ可動子と、前記圧力開放弁の周囲に固定され、前記軸部が挿通された挿通孔を有しており、前記可動子が前記軸部の軸方向と交差する方向に変位することを抑制する支持体と、を備え、前記可動子は、前記支持体の挿通孔に対して前記圧力開放弁とは反対側に配置され、前記軸部から前記挿通孔の内周よりも外側に張り出した指標部と、前記挿通孔に対して前記圧力開放弁と同じ側に配置され、前記軸部から前記挿通孔の内周よりも外側に張り出したストッパー部と、を有する。
上記の二次電池は、電池容器の内圧に応じた圧力開放弁の変形により変位する軸部を有する可動子を備えており、可動子の指標部は、軸部から挿通孔の内周よりも外側に張り出しているので、指標部の変位を端的には目視でも容易に検出することができ、内圧の上昇を検出することが容易になる。また、可動子の軸部は、圧力開放弁の周囲に固定された支持体の挿通孔に挿通されており、可動子のストッパー部は、挿通孔に対して圧力開放弁と同じ側に配置されて軸部から挿通孔の内周よりも外側に張り出しているので、ストッパー部が挿通孔を越えるまで可動子が変位することが抑制され、圧力開放弁の作動時に可動子が飛散することが抑制される。
上記の二次電池において、前記指標部と前記ストッパー部のうちの少なくとも一方の部分は、前記軸部の変位によって前記支持体と接触又は非接触となるように設けられており、前記一方の部分と前記支持体とのうち少なくとも互いに接触する部分は導電性を有していてもよい。
このようにすれば、一方の部分と支持体との通電の有無を検出することによって、一方の部分と支持体とが接触しているか否かを検出することができ、可動子が変位したことを電気的に検出することが可能になる。
上記の二次電池は、前記一方の部分と前記支持体とが互いに通電するか否かを検出するセンサーを備えていてもよい。
このようにすれば、センサーにより可動子が変位したことを電気的に検出することができ、目視等で可動子が変位したことを検出する手間を省くことができる。
上記の二次電池は、前記電池容器に収容され、互いに積層された正極板及び負極板と、前記電池容器に取付けられ、前記正極板と電気的に接続された正極端子及び前記負極板と電気的に接続された負極端子と、を備え、前記電池容器は、前記正極端子と電気的に接続されているとともに、前記可動子の前記一方の部分と前記支持体のうちの片方と電気的に接続されており、前記センサーは、前記可動子の前記一方の部分と前記支持体のうちのもう片方の電位を計測してもよい。
このようにすれば、二次電池の外部から可動子と支持体の少なくとも一方に電位を与えなくとも、可動子が変位したことを電気的に検出することができる。
上記の二次電池において、前記指標部と前記ストッパー部は、それぞれ、前記軸部の軸方向に平行な方向にガスを通す通気孔を有していてもよい。
このようにすれば、圧力開放弁から軸部の軸方向に噴出したガスを指標部の通気孔やストッパー部の通気孔を通して逃がすことができる。したがって、指標部やストッパー部が圧力開放弁から噴出したガスから受ける力を減らすことができ、このガスによって可動子が飛散する可能性がさらに低くなる。
本発明によれば、内圧の上昇を検出することができるとともに、圧力開放弁の開放に伴う部品の飛散を抑制することができる二次電池を提供することができる。
第1実施形態の二次電池を示す平面図である。 第1実施形態の二次電池を示す断面図である。 第1実施形態の可動子及び支持体を示す斜視図である。 図2よりも内圧が上昇した二次電池を示す説明図である。 図4よりも内圧が上昇した二次電池を示す説明図である。 第2実施形態の二次電池を示す説明図である。 第3実施形態の二次電池の可動子及び支持体を示す斜視図である。 第4実施形態の二次電池を含んだ電池システムを示す説明図である。 第4実施形態の二次電池を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態及び実施例について図面を参照しながら説明するが、本発明は下記の実施形態及び実施例に限定されない。説明に用いる図面中の構造の寸法や縮尺は、実際と異なることがある。
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態の二次電池を示す平面図(上面図)である。図2は、第1実施形態の二次電池を示す断面図であり、図1のA−A’線断面図に相当する。図3は、第1実施形態の可動子及び支持体を示す斜視図である。
図ないし図3に示す二次電池1は、積層型のリチウムイオン二次電池である。二次電池1は、圧力開放弁2が設けられた電池容器3と、電池容器3に収容された積層電極体4と、電池容器3に取付けられた正極端子5及び負極端子6と、圧力開放弁2の変形により変位する可動子7と、可動子7を支持する支持体8と、を備える。
電池容器3は、箱状の容器であり、その内部に電解質を貯蔵している。本実施形態の電解質は、リチウムイオンを含有する液状の非水電解質(電解液)である。電池容器3は、開口9を有する容器本体10と、開口9を塞いで容器本体10と溶接等で接合された蓋11とを有する。電池容器3は、一般には金属容器が用いられ、例えばアルミニウム製である。電池容器3が導電材料で形成されている場合に、電池容器3と積層電極体4の短絡を防止するために、電池容器3と積層電極体4との間にポリプロピレン板等の絶縁性のスペーサが設けられることや、電池容器3の内壁に塗膜等の絶縁膜が設けられることがある。
圧力開放弁2は、正極端子5と負極端子6との間の蓋11に設けられている。蓋11は、電池容器3の内部と外部とを結ぶ貫通孔12を有する。圧力開放弁2は、板状であり、貫通孔12を塞いで、貫通孔12の周縁部と溶接等によって接合されている。圧力開放弁2は、内圧が上昇するにつれて、電池容器3の外部に向って凸に変形する。圧力開放弁2の厚みは、圧力開放弁2を除いた部分の蓋11の厚みよりも薄い。したがって、圧力開放弁2の表面13は、圧力開放弁2を除いた部分の蓋11の表面と比較して、電池容器3の内圧による変形時の変位(量)が大きい。
圧力開放弁2は、厚み方向の一部に切込線が設けられている。圧力開放弁2は、内圧が閾値を越えると、上記の切込線に沿って亀裂が発生し進展することによって、電池容器3内のガスを外部へ開放し、内圧を低下させる。なお、圧力開放弁2は、蓋11の一部をプレスやレーザ加工等によって薄肉化した薄肉部によって構成されていてもよい。
正極端子5は、絶縁性の樹脂等からなるスリーブ14を介して蓋11に取付けられている。負極端子6は、絶縁性のスリーブ15を介して、蓋11に取り付けられている。スリーブ14及びスリーブ15は、正極端子5及び負極端子6が蓋11と導通しないように、設けられている。正極端子5及び負極端子6は、それぞれ、一部が電池容器3の外側に配置されており、他の一部が電池容器3の内部に配置されている。二次電池1は、正極端子5及び負極端子6を介して、充放電することができる。
積層電極体4は、正極板16と負極板17とがセパレータ18を介して互いに積層された構造である。積層電極体4は、複数の正極板16及び複数の負極板17を有しており、正極板16及び負極板17は交互に繰り返し配置されている。正極板16及び負極板17は、電池容器3に貯蔵されている電解液に浸漬されている。
なお、図1ないし図3に示すXYZ直交座標系において、Y方向は積層電極体4における電極板の積層方向であり、X方向及びZ方向は、それぞれY方向に直交し、互いに直交する方向である。本実施形態において、X方向は、正極端子5と負極端子6とが並ぶ方向である。本実施形態において、Z方向は、正極端子5と負極端子6とが電池容器3から突出する方向である。二次電池1は、例えば、X方向及びY方向が水平方向、Z方向が鉛直方向となるように配置されて、使用される。
正極板16は、アルミニウム等からなるシート状の集電材の両面に、例えばマンガン酸リチウム等のリチウムイオンを吸蔵・脱離可能な酸化物材料等の電極活物質からなる層が設けられた構造である。負極板17は、銅等からなるシート状の集電材の両面に、カーボン等リチウムイオンを吸蔵・脱離可能な電極活物質からなる層が設けられた構造である。
支持体8は、圧力開放弁2上に配置された環状の環状部19と、環状部からスリーブ14とスリーブ15とに向って延びる棒状の棒状部20と、を有する。本実施形態において、環状部19と棒状部20は、同一の材料で一体的に形成されている。環状部19の内周の内側は、蓋11の上面の法線方向(Z方向)に延びる挿通孔21になっている。
棒状部20は、X方向の一端がスリーブ14に固定されており、X方向の他端がスリーブ15に固定されている。なお、環状部19と棒状部20は、互いに異なる材料で形成されていてもよい。支持体8は、環状部19と棒状部とが同じ材料で互いに独立して形成された部品であって、この部品を接合あるいは連結した部材であってもよい。また、環状部19の形状と棒状部20の形状の少なくとも一方は、適宜変更可能である。例えば環状部19は、蓋11の上面の法線方向に延びる管状でもよく、この法線方向に直交する断面での挿通孔の形状は多角形でもよいし円形又は楕円形でもよい。
可動子7は、支持体8の環状部の挿通孔21に挿通された棒状の軸部22と、軸部22から挿通孔21の内周よりも外側に張り出した指標部23及びストッパー部24と、を有する。可動子7は、軸部22と指標部23とストッパー部24のうちの少なくとも1つが他の部分と別に形成された独立した部品であってもよいし、3つの部分が一体的に形成された部品でもよい。例えば、軸部22は、ネジ山が形成された部品であり、指標部23とストッパー部24の少なくとも一方は、軸部22に嵌め合わされるナット状の部材でもよい。
可動子7の軸部22の一端は、圧力開放弁2の上面に固定されており、蓋11の上面の法線方向に延びている。すなわち、軸部22の軸方向は、蓋11の上面の法線方向とほぼ平行である。内圧が上昇して圧力開放弁2が電池容器3の外部に向って凸に変形すると、軸部22が蓋11の上面の法線方向に変位し、可動子7の全体が蓋11の上面の法線方向に変位する。
蓋11の上面の法線方向から見た軸部22の外寸と支持体8の挿通孔21の内寸は、軸部22が蓋11の上面の法線方向に向って挿通孔21の内側をガタつきなく変位できるように、設定されている。また、上記の軸部22の外寸は、軸部22の軸方向と交差する方向に変位が挿通孔21の内周の縁端によって抑制されるように、挿通孔21の内寸と同程度に設定されている。
指標部23は、挿通孔21に対して圧力開放弁2とは反対側に配置されている。指標部23は、圧力開放弁2がほぼ膨張(変形)していない状態で、支持体8の環状部19の上面と接触している。すなわち、軸部22の軸方向の長さは、膨張していない状態の圧力開放弁2の上面から支持体8の環状部19の上面までの距離とほぼ同じに設定されている。
ストッパー部24は、挿通孔21に対して圧力開放弁2と同じ側に配置されている。ストッパー部24は、圧力開放弁2がほぼ膨張していない状態で、支持体8の環状部19から圧力開放弁2側へ離れた位置に配置されている。
図4は、図2に示す状態よりも内圧が上昇した二次電池を示す図である。図5は、図4に示す状態よりも内圧が上昇した二次電池を示す図である。図4に示すように、指標部23は、圧力開放弁2が膨張するにつれて軸部22とともに変位し、支持体8の環状部19の上面から離れる。ストッパー部24は、圧力開放弁2が膨張するにつれて軸部22とともに変位し、支持体8の環状部19の下面に接近する。
図5に示すように、本実施形態において、ストッパー部24は、圧力開放弁2が開放される閾値以下の所定の圧力まで内圧が上昇した状態で、支持体8の環状部19の下面と接触する。すなわち、所定の圧力まで内圧が上昇した状態で支持体8の環状部19の下面に接触するように、軸部22に対する位置が設定されている。
以上のような構成の二次電池1は、可動子7の指標部23が軸部22から支持体8の挿通孔21の内周よりも外側に張り出しているので、指標部23が変位したことを容易に検出することができ、内圧の上昇を検出することが容易になる。また、圧力開放弁2がほぼ膨張していない状態で指標部23が支持体8と接触しているので、指標部23が支持体8から浮き上がっているか否かを判定することによって、端的には目視でも内圧の上昇を検出することができる。
また、ストッパー部24は、所定の圧力まで内圧が上昇した状態で支持体8の環状部19の下面と接触するので、ストッパー部24が支持体8と接触しているか否かを判定することによって、端的には目視でも内圧が所定の圧力以上に上昇したことを検出することができる。
また、可動子7のストッパー部24は、支持体8の挿通孔21に対して圧力開放弁2と同じ側に配置されており、挿通孔21の外側に張り出しているので、ストッパー部24が挿通孔21を越えるまで可動子7が変位することが抑制される。支持体8は、棒状部20によって電池容器3に対して固定されているので、圧力開放弁2の作動時に可動子7が飛散することが抑制される。
なお、蓋11に対する指標部23の位置の変化を例えばレーザ測長器等の光学装置で検出することによって、可動子7が変位したことを検出してもよい。また、上記の光学装置で可動子7の変位(量)を計測し、予め調べておいた内圧と圧力開放弁2の変形量との関係性と比較すること等によって、内圧を求めることもできる。このような場合にも、指標部23が挿通孔21の外側まで張り出しているので、指標部23の位置を光学的に検出しやすくなる。
可動子7と支持体8の少なくとも一方は、複数設けられていてもよく、例えば複数の可動子7が1つの支持体8に支持されていてもよい。また、可動子7は、圧力開放弁2と同じ材料で一体的に形成されていてもよい。また、支持体8は、スリーブ14又はスリーブ15と同じ材料で一体的に形成されていてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態において第1実施形態と同様の構成要素については、同じ符号を付して図示し、その詳細な説明を簡略化あるいは省略することがある。
図6は、第2実施形態の二次電池を示す図である。図6に示す二次電池1Bは、可動子30、支持体31、及びセンサー32を備える。第2実施形態の可動子30及び支持体31は、第1実施形態と同様の形状であるが、電気的な特性が第1実施形態と異なっている。本実施形態の支持体31は、可動子30と接触する環状部33と、棒状部34とが導電性を有している。
可動子30は、第1実施形態と同様に、指標部35が環状部33に接触している位置からストッパー部36が環状部33に接触する位置まで変位することができる(図2、図4、及び図5参照)。指標部35及びストッパー部36は、いずれも導電性を有している。
軸部37は、指標部35とストッパー部36との間の部分、すなわち支持体31と接触する部分の表面が絶縁性になっているとともに、その内部が導電性を有している。また、軸部37は、ストッパー部36よりも圧力開放弁2に近い部分、すなわち通常は支持体31と接触しない部分が導電性を有する導電部38になっている。このような軸部37は、導電性を有する部材のうちの所定の表面を陽極酸化法等で酸化することや、導電性を有する部材の所定の表面に絶縁性の塗膜を設けること等によって形成することができる。
センサー32は、軸部37の導電部38と、支持体31の棒状部34とに電気的に接続されており、導電部38と支持体31の棒状部34との間の電気抵抗値の変化を検出することができる。すなわち、センサー32は、指標部35と支持体31との間の通電の有無を、軸部37を介して検出することができる。また、センサー32は、ストッパー部36と支持体31との間の通電の有無を、軸部37の導電部38を介して検出することができる。
本実施形態において、支持体31と指標部35とが接触した状態の電流のパス、すなわち支持体31と指標部35と軸部37とを経由する電流のパスの抵抗値は、支持体31とストッパー部36とが接触した状態の電流のパス、すなわち支持体8とストッパー部36と軸部37の導電部38とを経由する電流のパスの抵抗値と異なる値に設定されている。
支持体31は、圧力開放弁2がほとんど膨張していない第1の状態(図2参照)で、指標部35と接触している。第1の状態で、センサー32により検出される抵抗値は、支持体31と指標部35とが通電することに相当する第1の値を示す。支持体31は、圧力開放弁2が第1の状態よりも膨張した第2の状態(図4参照)になると、指標部35ともストッパー部36とも非接触になる。第2の状態で、センサー32により検出される抵抗値は、支持体31と指標部35とが通電せず、かつ支持体31とストッパー部36とが通電しないことに相当する第2の値を示す。支持体31は、圧力開放弁2が第2の状態よりも膨張した第3の状態(図5参照)になると、ストッパー部36と接触する。第3の状態で、センサー32により検出される抵抗値は、支持体31とストッパー部36とが通電することに相当する第3の値を示す。
以上のような構成の二次電池1Bは、指標部35が支持体31と接触可能に設けられており、指標部35と支持体31とが導電性を有しているので、指標部35と支持体31との通電の有無を検出することによって、指標部35と支持体31とが接触しているか否かを電気的に検出することができ、可動子30が変位したことを電気的に検出することが可能になる。
同様に、ストッパー部36が支持体31と接触可能に設けられており、指標部35と支持体31とが導電性を有しているので、指標部35と支持体31とが接触しているか否かを電気的に検出することができ、可動子30が変位したことを電気的に検出することが可能になる。また、センサー32によって、可動子30が変位したことを検出することができるので、目視等で可動子30が変位したことを検出する手間を省くことができる。
また、指標部35が支持体31に接触している第1の状態と、指標部35及びストッパー部36がいずれも支持体31と非接触である第2の状態と、ストッパー部36が支持体31に接触している第3の状態とで、センサー32の計測値が異なるので、センサー32の計測値によって圧力開放弁2の変形の程度を検出することができる。
なお、可動子30と支持体31は、互いに接触する部分と、センサー32等の他の部品と電気的に接続する部分とが導電性を有していればよく、可動子30と支持体31の少なくとも一方の一部が絶縁性であってもよい。例えば、環状部33が導電性を有しており、センサー32と電気的に接続されているとともに、棒状部34が絶縁性であってもよい。また、センサー32は、軸部37の導電部38の代わりに、指標部35又はストッパー部36と電気的に接続されていてもよい。
二次電池1Bは、可動子30のうち支持体31と接触する部分の軸部37及びストッパー部36が絶縁性であって、可動子30のうち軸部37の移動にともなって支持体31と接触する部分の指標部35が導電性を有していてもよい。この場合には、指標部35と支持体31との間の通電の有無を検出することによって、指標部35が支持体31と接触している位置から変位して支持体31と非接触になったか否かを検出することができる。
二次電池1Bは、可動子30のうち支持体31と接触する部分の軸部37及び指標部35が絶縁性であって、可動子30のうち軸部37の移動にともなって支持体31と接触する部分のストッパー部36が導電性を有していてもよい。この場合には、ストッパー部36と支持体31との間の通電の有無を検出することによって、ストッパー部が支持体31と接触していない位置から変位して支持体31と接触したか否かを検出することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態において第1実施形態又は第2実施形態と同様の構成要素については、同じ符号を付して図示し、その詳細な説明を簡略化あるいは省略することがある。
図7は、第3実施形態の二次電池の可動子及び支持体を拡大して示す斜視図である。図7に示す二次電池1Cは、可動子40と、第1実施形態と同様の支持体8とを備える。指標部41は、軸部43の軸方向に平行な方向にガスを通す通気孔44を有し、ストッパー部42は、軸部43の軸方向に平行な方向にガスを通す通気孔45を有する。本実施形態の指標部41及びストッパー部42は、格子状に伸びるリブを有するメッシュ状の部材であり、リブ間の空隙が通気孔44又は通気孔45になっている。
以上のような構成の二次電池1Cは、通常の二次電池と同様に、圧力開放弁2が開放したときに電池容器3の内部から外部へガスが噴出する。このガスのうちで指標部41及びストッパー部42へ向うガスの少なくとも一部は、通気孔44及び通気孔45を通り、指標部41及びストッパー部42に対して圧力開放弁2とは反対側に放出される。したがって、電池容器3から噴出したガスから指標部41及びストッパー部42が受ける力が減少し、この力が支持体8を電池容器3から脱離させる可能性が低くなるので、指標部41及びストッパー部42が電池容器3から飛散する可能性が低くなる。
なお、第3実施形態の指標部41及びストッパー部42は、第2実施形態で説明したように、その少なくとも一方の部分が軸部43の変位によって支持体8と接触又は非接触となるように設けられており、一方の部分と支持体8とのうち少なくとも互いに接触する部分は導電性を有していてもよい。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態において第1実施形態又は第2実施形態と同様の構成要素については、同じ符号を付して図示し、その詳細な説明を簡略化あるいは省略することがある。
図8は、第4実施形態の二次電池を含んで構成された電池システムを示す図である。図9は、第4実施形態の二次電池を示す説明図である。図8に示す電池システム50は、組電池51、CMU52及びBMU53で構成される管理装置54、電流計55、入力装置56、出力装置57、上位制御装置58、および電力負荷59を備える。
CMUは、セル監視ユニット(Cell Monitoring Unit)であり、各電池の電圧や温度を監視する機能を有する。また、BMUは、バッテリー管理ユニット(Battery Management Unit)であり、CMUからの電池情報の上位の制御系に対する入出力に関する指令を提起する機能を有する。
電池システム50は、例えば産業車両や電気自動車、ハイブリッド自動車、電車、船舶、飛行機、発電システム等、電池セルから電力の供給を受けて駆動するシステムである。組電池51及び管理装置54は、電力負荷59との間で充電と放電の少なくとも一方することが可能な電池モジュール60を構成している。
組電池51は、互いに電気的に接続された複数の二次電池1Dによって構成されている。本実施形態において、組電池51を構成する複数の二次電池1Dは、互いに直列接続されている組電池51を構成する複数の二次電池1Dの接続は、直列接続、並列接続、直列接続と並列接続とを組合せた接続のいずれであってもよい。
本実施形態の二次電池1Dは、正極端子5と電池容器3とを電気的に接続する接続部61を備える。二次電池1Dは、各構成要素と電池容器3との電気的に接続関係が第2実施形態と異なる。接続部61は、例えば抵抗値が既知の標準抵抗器等で構成される。本実施形態の接続部61は、正極端子5と蓋11との間に接続されている。電池容器3は、正極端子と電気的に接続されていることによって、負極端子6よりも高電位に保持される。これにより、電解液中のリチウムイオンが電池容器3の内壁と反応しにくくなり、電池容器3の合金化や電解液の劣化等が抑制される。
圧力開放弁2は、接続部61を介して正極端子5と電気的に接続されている。可動子30の軸部37は、圧力開放弁2と溶接等で接合され、電気的に接続されている。支持体31の棒状部34は、棒状部34の電位を計測するセンサー32と電気的に接続されている。すなわち、可動子30の指標部35及びストッパー部36は、接続部61と圧力開放弁2を含んだ蓋11と軸部37とを介して、正極端子5の電位に応じた電位に保持されている。したがって、指標部35が支持体31の環状部33に接触している第1の状態(図2参照)と、指標部35及びストッパー部36のいずれも環状部33に接触していない第2の状態(図4参照)と、ストッパー部36が環状部33に接触している第3状態(図5参照)とで、支持体31の棒状部34の電位が変化することになる。センサー32は、棒状部34の電位を示す情報をCMU52へ送信することができる。
CMU52は、各二次電池1Dの電極端子間の電圧や電池容器の電位等の計測情報を、各二次電池1Dに取付けられた各種センサー(センサー32を含む)から受信し、受信した計測情報に基づいて各二次電池1Dを監視する。上記の各種センサーの少なくとも1つは、二次電池1Dの一部としてもよいし、管理装置54の一部としてもよい。例えば、CMU52は、センサー32を含んでおり、支持体31の電位を検出可能であってもよい。
CMU52は、データを送受信するバスを介してBMU53と電気的に接続されている。CMU52は、上記の計測情報をBMU53へデジタル信号で送信する。なお、CMU52は、二次電池1Dごとに設けられていてもよいし、2つ以上の二次電池1Dごとに設けられていてもよい。
電流計55は、組電池51から電力負荷59へ出力される電流を計測可能である。電流計55は、データを送信するためのバスを介してBMU53と接続され、計測した電流値に対応するパラメータ情報をBMU53へ送信する。
BMU53は、CMU52および上位制御装置58とデータを送受信するバスを介して接続されており、この上位制御装置58の指令に応じて、電力負荷59に対する電力供給の開始や停止を制御する。また、BMU53は、電流計55で計測される組電池51を流れる電流値や、上記の計測情報に基づき、CMU52と協働して上記の計測情報に関連した関連情報の演算を行う。上記の関連情報は、各二次電池1Dの充電率SOC(State of Charge)や劣化度SOH(State of Health)を含む。
入力装置56は、センサー32の計測結果や各二次電池1Dの上記の関連情報を出力する旨の命令の入力を利用者から受け付ける装置である。出力装置57は、センサー32の計測結果や各二次電池1Dの関連情報を視覚的にまたは音声として出力する装置である。入力装置56及び出力装置57は、それぞれ、データを受信するためのバスを介して上位制御装置58と接続されている。
上位制御装置58は、電池システム50に搭載される制御装置である。この上位制御装置58は、バスを介して入力装置56、出力装置57、BMU53および電力負荷59とそれぞれ接続されるとともに、電力負荷59の制御を含めた電池システム50の全体的な制御を行う。また、上位制御装置58は、電池システム50の利用者から入力装置56を介して入力された命令に基づき、例えば組電池51の上記のSOCに対応した関連情報を出力装置57から出力する制御を行う。
以上のような構成の二次電池1Dは、二次電池1Dの外部から可動子30又は支持体31の少なくとも一方に電位を与えなくとも、可動子が変位したことを電気的に検出することができる。また、電池システム50の管理装置54は、二次電池1Dの圧力開放弁2が変形した程度を示す情報を取得することができるので、例えば、二次電池1Dの内圧が所定値以上となったときにその旨を示す警告などを行うこともできる。
なお、本発明の技術範囲は上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能である。また、第1ないし第4実施形態で説明した各要件は、適宜組み合わせることができる。
二次電池1は、リチウムイオン以外のイオンを用いた二次電池、例えばナトリウム系の二次電池でもよい。また、二次電池1は、正極板と負極板とがセパレータを介して積層されてロール状に巻回された積層電極体を備える巻回型の二次電池であってもよい。
第2実施形態及び第4実施形態で説明したセンサー32は、二次電池の一部でもよいし、二次電池の外部の装置、例えば二次電池の検査装置の一部でもよい。この検査装置は、例えば、二次電池の指標部の変位を検出することによって圧力開放弁2の変形量を検出し、保管されている新品又は中古の二次電池の品質を圧力開放弁2の変形量の検出値に基づいて検査する装置である。検査装置は、二次電池の指標部の変位を光学的に検出してもよい。
1、1B、1C、1D・・・二次電池、2・・・圧力開放弁、3・・・電池容器、4・・・電極積層体、5・・・正極端子、6・・・負極端子、7、30、40・・・可動子、8、31・・・支持体、16・・・正極板、17・・・負極板、21・・・挿通孔、22、37、43・・・軸部、23、35、41・・・指標部、24、36、42・・・ストッパー部、32・・・センサー、44、45・・・通気孔

Claims (5)

  1. 電解質が貯蔵された電池容器の内圧に応じて変形する圧力開放弁と、
    前記圧力開放弁の変形により変位する軸部を含んだ可動子と、
    前記圧力開放弁の周囲に固定され、前記軸部が挿通された挿通孔を有しており、前記可動子が前記軸部の軸方向と交差する方向に変位することを抑制する支持体と、を備え、
    前記可動子は、前記支持体の挿通孔に対して前記圧力開放弁とは反対側に配置され、前記軸部から前記挿通孔の内周よりも外側に張り出した指標部と、
    前記挿通孔に対して前記圧力開放弁と同じ側に配置され、前記軸部から前記挿通孔の内周よりも外側に張り出したストッパー部と、を有する二次電池。
  2. 前記指標部と前記ストッパー部のうちの少なくとも一方の部分は、前記軸部の変位によって前記支持体と接触又は非接触となるように設けられており、
    前記一方の部分と前記支持体とのうち少なくとも互いに接触する部分は導電性を有する請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記一方の部分と前記支持体とが互いに通電するか否かを検出するセンサーを備える請求項2に記載の二次電池。
  4. 前記電池容器に収容され、互いに積層された正極板及び負極板と、
    前記電池容器に取付けられ、前記正極板と電気的に接続された正極端子及び前記負極板と電気的に接続された負極端子と、を備え、
    前記電池容器は、前記正極端子と電気的に接続されているとともに、前記可動子の前記一方の部分と前記支持体のうちの片方と電気的に接続されており、
    前記センサーは、前記可動子の前記一方の部分と前記支持体のうちのもう片方の電位を計測する請求項3に記載の二次電池。
  5. 前記指標部と前記ストッパー部は、それぞれ、前記軸部の軸方向に平行な方向にガスを通す通気孔を有する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の二次電池。
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